JP7008565B2 - 防水板 - Google Patents
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Description
さらに、急な出水・増水時に落ち着いて対応することは難しいと予想され、緊急時に適確な動作で、確実に作動可能な防水扉が求められていた。
前記駆動機構には、その駆動シャフトに連結されて、可搬回転駆動源からの回転駆動力を前記駆動シャフトに伝達するとともに、前記駆動シャフトの回転を稼働方向と退避方向とで切り替える稼働退避操作部が設けられ、
前記稼働退避操作部が、前記駆動シャフトに回転自在に連結される稼働回転接続部と、前記稼働回転接続部に逆回転自在に連結される退避回転接続部と、を備え、
前記扉板の稼働退避動作時に、前記稼働回転接続部と前記退避回転接続部とのいずれか一方を選択して前記可搬回転駆動源を接続し、同方向に回転することで稼働動作または退避動作可能とされることにより、退避位置となっている扉板を稼働動作させる際に、前記稼働回転接続部を選択して可搬回転駆動源を接続し、あらかじめ設定された方向に回転させるだけで、扉板を稼働位置にすることができる。この際、モータ等の駆動源を駆動機構として防水板に組み込む必要がないので、設置コストを削減して、メンテナンス作業に必要な時間や手間を削減することができる。同時に、また、可搬回転駆動源が防水板に組み込まれた構成とはなっていないため、急な出水時にもモータが水没することがなく、緊急時に動作できないといった不具合の発生を防止することができる。さらに、稼働退避動作において、前記稼働回転接続部と前記退避回転接続部とを選択していずれか一方を回転させるだけでいずれかの動作をおこなうことが可能となり、緊急浸水対応時など、作業者があわててしまいミスの発生しやすい状況でも、確実に稼働動作をさせることが可能となる。また、稼働動作と退避動作とに必要な回転方向を同じ方向となるように設定してあることにより、冷静でない状態の作業者であっても、駆動におけるミスを無くすことが可能となる。
前記稼働回転接続部が、
前記駆動シャフトに回転駆動力を伝達する駆動ギアに連結された稼働回転接続ギアと、
前記稼働回転接続ギアを回転自在に支持する稼働回転接続軸と、
前記稼働回転接続軸の一端に設けられ前記扉板の稼働動作時に前記可搬回転駆動源の回転部材を接続可能とする稼働回転接続端と、
を有し、
前記退避回転接続部が、
前記稼働回転接続ギアに連結された退避回転接続ギアと、
前記退避回転接続ギアを回転自在に支持する退避回転接続軸と、
前記退避回転接続軸の一端に設けられ前記扉板の退避動作時に前記可搬回転駆動源の回転部材を連結可能とする退避回転接続端と、
を有することにより、扉板を稼働駆動させる際には、可搬回転駆動源の回転部材を稼働回転接続端に接続して、この稼働回転接続端を回転させる。すると、稼働回転接続端の設けられた稼働回転接続軸が回転し、この回転駆動力は、稼働回転接続軸に連結された稼働回転接続ギアから駆動ギアに伝わり、駆動ギアに連結された駆動シャフトが回転駆動される。このとき、退避回転接続ギアは、稼働回転接続ギアに連結されているため、退避回転接続軸が稼働回転接続軸と逆方向に回転する。
同様に、扉板を退避駆動させる際には、可搬回転駆動源の回転部材を退避回転接続端に接続して、この回転接続端を回転させる。すると、退避回転接続端の設けられた退避回転接続軸が回転し、この回転駆動力は、退避回転接続軸に連結された退避回転接続ギアから稼働回転接続ギアに伝わり、稼働回転接続ギアから駆動ギアに伝わり、動ギアに連結された駆動シャフトが回転駆動される。このとき、退避回転接続軸は、稼働駆動時の稼働回転接続軸と同じ方向に回転されており、退避回転接続軸は、稼働駆動時と逆方向に回転している。
これにより、退避駆動時の退避回転接続軸の回転方向と、稼働駆動時の稼働回転接続軸の回転方向とを、同じ方向に設定して、稼働退避動作をおこなうことが可能となる。
なお、例えば、可搬回転駆動源の回転部材をインパクトレンチのソケットとし、稼働回転接続端および退避回転接続端が互いに同一寸法で、ソケットに対応する形状のボルトヘッドとすること、あるいは、可搬回転駆動源の回転部材をインパクトレンチのヘキサゴンソケットとし、稼働回転接続端および退避回転接続端が互いに同一寸法で、ソケットに対応する形状の角穴付きボルトヘッドとすることなどが可能である。
また、可搬回転駆動源の回転部材を動力工具等のソケットとすることで、可搬回転駆動源が使用できない場合でも、対応する形状ソケットとされるソケットレンチ等を用いて、手動で防水板を駆動することができる。
さらに、可搬回転駆動源の回転部材と、稼働回転接続端および退避回転接続端がこれに対応して回転駆動可能な形状であれば、これらの形状に限定されるものではない。
ができる。
図1は、本実施形態における防水板における起倒操作部を示す平面図であり、図5は、本実施形態における可搬回転駆動源を示す正面図であり、図6は、本実施形態における防水板を示す平面図であり、図において、符号100は、起倒操作部であり、符号10は、防止扉である。
扉板21は、図6に示すように、図示しない建物の通路を横断する長方形に形成されており、縦横に組み合わせる補強材22、22…が裏面に付設されている。扉板21は、ヒンジ30、30…を介し、建物の通路に設置するケース40の上面に起倒自在に装着されている。
駆動機構50は、可搬回転駆動源190が起倒操作部(稼働退避操作部)100を介して接続可能とされる共通の駆動シャフト110、ギアユニット52、個別のギアユニット54、54、55、55を組み合わせて構成されている。駆動モータ51の軸端には、カップリング51bを介してギアユニット52が連結されている。ギアユニット52の両軸形の出力軸52b、52bは、それぞれ自在継手53a、連結軸53、自在継手53bを介してギアユニット54に連結されている。
起倒操作部100は、図1~図3に示すように、駆動シャフト110に回転自在に連結される起立回転接続部(稼働回転接続部)120と、起立回転接続部120に逆回転自在に連結される倒伏回転接続部(退避回転接続部)130と、連結切替規制部140と、回転数表示部150と、を備える。
起倒操作部100は、図6に示すように、倒伏状態の扉板21で覆われない位置に設けられる。また、起倒操作部100は、蓋板44と分離されたカバー101を有し、後述するように起立回転接続端123と倒伏回転接続端133とが露出可能にされている。
起立回転接続ギア121は、図3に示すように、起立回転接続軸122と平行な軸152に取り付けられたギア151に噛合し、軸152に取り付けられたカサ歯車155、カサ歯車155に噛合するカサ歯車115、軸152と直交してカサ歯車115が取り付けられた軸112、軸112に取り付けられたギア117を介して、駆動シャフト110に取り付けられた駆動ギア111に連結されている。
具体的には、起立回転接続端123が、起立回転接続軸122と同軸とされてボルトヘッドのように六角断面あるいは四角断面を有する形状倒される。この際、起立回転接続端123の径方向寸法が、起立回転接続軸122の径方向寸法よりも小さく設定されることができる。
このとき、倒伏回転接続ギア131は、起立回転接続ギア121と逆方向に回転するが、駆動シャフト110の回転には寄与しない。
したがって、起立回転接続端123と倒伏回転接続端133とを、同一方向に回転駆動させることで、起立動作、および倒伏動作をおこなうことができる。
可搬回転駆動源190の回転部材191は、従来からあるインパクトレンチのソケットとされることができ、起立回転接続端123および倒伏回転接続端133に接続可能な形状・寸法とされている。
例えば、回転部材191と、起立回転接続端123および倒伏回転接続端133とが、対応可能な凹凸形状とされることができ、具体的には、図11(a)に示すように、回転部材191をマイナスドライバ-形状とし、起立回転接続端123および倒伏回転接続端133とをマイナスネジのヘッドとする、あるいは、図11(b)に示すように、回転部材191をプラスドライバ-形状とし、起立回転接続端123および倒伏回転接続端133とをプラスネジのヘッドとするなど、互いに対応した凹形状と凸形状とを有する構成とすることができる。
連結切替規制部140は、図1に示すように、倒伏回転接続端133を覆う起立位置と、図4に示すように、起立回転接続端123を覆う倒伏位置との間を切り替えて移動可能な覆板部141を有する。
覆板部141は、矩形状の長手方向が起立回転接続端123と倒伏回転接続端133とを結ぶ水平方向と直交する方向に延在し、その一端には、移動規制部142が接続されている。また、覆板部141の矩形状長手方向の一辺には、その一部に平板状の覆板部141から上向きに折り曲げられた折り曲げ辺141aが形成されている。
移動規制部142の輪郭形状も、この長穴部143,143の配置に対応して、2つの矩形を長手方向にずらして接続した形状とされている。
これらの切替表示128,138は、連結切替規制部140の覆板部141が、図1に示すように、倒伏回転接続端133を覆うとともに、起立回転接続端123が露出した起立位置にある場合には、この「上昇」の切替表示128が露出して「下降」の切替表示138が覆われており、また、覆板部141が、図4に示すように、倒伏回転接続端133が露出するとともに、起立回転接続端123が覆われた倒伏位置である場合には、この「上昇」の切替表示128が覆われて「下降」の切替表示138が露出した状態となる位置に設けられる。
なお、これらの切替表示128,138は、「上昇」「下降」等の文字ではなく、矢印、あるいは、扉板21におけるそれぞれの状態を示すデザイン、図形、色、盛り上がり形状、切欠き形状などとしてもよい。
あるいは、駆動シャフト110における積算回転数を表示する構成、あるいは、駆動シャフト110に連結された他の軸における積算回転数を表示する構成とすることもできる。
表示部150aは、カバー101の表面で、起立回転接続端123および倒伏回転接続端133の近傍に配置されている。
回転数表示部150は、実際の積算回転数を表示してもよいし、起倒動作の開始から終了までを模式的に表示可能なインジケータなどとすることもできる。
そして、起倒操作部100における連結切替規制部140の覆板部141が、図1に示すように、倒伏回転接続端133および「下降」の切替表示を覆うとともに、起立回転接続端123および「上昇」の切替表示が露出した起立位置にあることを確認する。
すると、可搬回転駆動源190の回転駆動力が、起立回転接続ギア121、ギア151、軸152、カサ歯車155、カサ歯車115、軸112、ギア117を介して、駆動シャフト110に取り付けられた駆動ギア111に伝達されて、駆動シャフト110が起立方向(正方向)に回転する。
つまり、可搬回転駆動源190の回転駆動方向は起立動作(稼働動作)および倒伏動作(退避動作)のいずれにおいても同方向となるように設定されている。
このタイプでは、稼働回転接続端と退避回転接続端との間で切り替えて可搬回転駆動源を接続し、扉板が壁面の開口部を解放した退避位置と、扉板が壁面の開口部を閉鎖した稼働位置との間で、扉板を駆動させることが可能である。
このタイプでは、稼働回転接続端と退避回転接続端との間で切り替えて可搬回転駆動源を接続し、扉板が壁面の開口部を解放した退避位置と、扉板が壁面の開口部を閉鎖した稼働位置との間で、扉板を駆動させることが可能である。
21…扉板
50…駆動機構
100…起倒操作部(稼働退避操作部)
101…カバー
110…駆動シャフト
120…起立回転接続部(稼働回転接続部)
121…起立回転接続ギア(稼働回転接続ギア)
122…起立回転接続軸(稼働回転接続軸)
123…起立回転接続端(稼働回転接続端)
128,138…切替表示
130…倒伏回転接続部(退避回転接続部)
131…倒伏回転接続ギア(退避回転接続ギア)
132…倒伏回転接続軸(退避回転接続軸)
133…倒伏回転接続端(退避回転接続端)
152…軸
151…ギア
155…カサ歯車
115…カサ歯車
112…軸
117…ギア
111…駆動ギア
140…連結切替規制部
141覆板部
141a…折り曲げ辺
142…移動規制部
143…長穴部
144…支持部
150…回転数表示部
150a…表示部
190…可搬回転駆動源
191…回転部材
Claims (10)
- 退避位置と防水可能な稼働位置との間で稼働退避動作される扉板と、前記扉板を稼働退避動作する駆動機構と、を有し、
前記駆動機構には、その駆動シャフトに連結されて、可搬回転駆動源からの回転駆動力を前記駆動シャフトに伝達するとともに、前記駆動シャフトの回転を稼働方向と退避方向とで切り替える稼働退避操作部が設けられ、
前記稼働退避操作部が、前記駆動シャフトに回転自在に連結される稼働回転接続部と、前記稼働回転接続部に逆回転自在に連結される退避回転接続部と、を備え、
前記扉板の稼働退避動作時に、前記稼働回転接続部と前記退避回転接続部とのいずれか一方を選択して前記可搬回転駆動源を接続し、同方向に回転することで稼働動作または退避動作可能とされることを特徴とする防水板。 - 前記稼働退避操作部が、近接配置された前記稼働回転接続部または前記退避回転接続部のいずれかを隠蔽するとともに、隠蔽した側に前記可搬回転駆動源の回転部材が連結できないように切り替え可能とする連結切替規制部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の防水板。
- 前記稼働退避操作部には、前記連結切替規制部による前記稼働回転接続部と前記退避回転接続部との切り替えに連動して、前記可搬回転駆動源を接続可能な側を表示するかまたは隠蔽される切替表示が設けられることを特徴とする請求項2に記載の防水板。
- 前記稼働退避操作部において、
前記稼働回転接続部が、
前記駆動シャフトに回転駆動力を伝達する駆動ギアに連結された稼働回転接続ギアと、
前記稼働回転接続ギアを回転自在に支持する稼働回転接続軸と、
前記稼働回転接続軸の一端に設けられ前記扉板の稼働動作時に前記可搬回転駆動源の回転部材を接続可能とする稼働回転接続端と、
を有し、
前記退避回転接続部が、
前記稼働回転接続ギアに連結された退避回転接続ギアと、
前記退避回転接続ギアを回転自在に支持する退避回転接続軸と、
前記退避回転接続軸の一端に設けられ前記扉板の退避動作時に前記可搬回転駆動源の回転部材を連結可能とする退避回転接続端と、
を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の防水板。 - 前記連結切替規制部が、前記稼働回転接続部を覆う退避位置と前記退避回転接続部を覆う稼働位置との間を切り替えて移動可能な覆板部を有することを特徴とする請求項2に記載の防水板。
- 前記稼働退避操作部が、前記扉板の稼働退避動作開始から前記稼働回転接続軸における積算回転数を表示する回転数表示部を備えたことを特徴とする請求項4に記載の防水板。
- 前記回転数表示部が、表示する前記稼働回転接続軸の積算回転数が、前記扉板の稼働退避動作終了近傍であることを表示する動作終了予告表示を備えたことを特徴とする請求項6に記載の防水板。
- 前記稼働回転接続端および前記退避回転接続端が同一形状とされて、前記可搬回転駆動源の回転部材が対応して接続可能な形状とされ、これらが凹凸形状に設定されることを特徴とする請求項4に記載の防水板。
- 前記可搬回転駆動源が可搬電動機とされることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の防水板。
- 前記稼働退避操作部が、退避状態の前記扉板で覆われない位置に設けられることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の防水板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018076147A JP7008565B2 (ja) | 2018-04-11 | 2018-04-11 | 防水板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018076147A JP7008565B2 (ja) | 2018-04-11 | 2018-04-11 | 防水板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019183515A JP2019183515A (ja) | 2019-10-24 |
| JP7008565B2 true JP7008565B2 (ja) | 2022-01-25 |
Family
ID=68340242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018076147A Active JP7008565B2 (ja) | 2018-04-11 | 2018-04-11 | 防水板 |
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Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
| JP2005180131A (ja) | 2003-12-24 | 2005-07-07 | Howa Mach Ltd | 防水扉のヒンジ装置 |
| JP2006152692A (ja) | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Howa Mach Ltd | 防水扉装置 |
Family Cites Families (2)
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|---|---|---|---|---|
| JP2015052226A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 前澤工業株式会社 | 開閉機の可搬型駆動装置 |
| JP6548966B2 (ja) * | 2015-06-15 | 2019-07-24 | 株式会社ユーテック | 水路開閉装置 |
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2018
- 2018-04-11 JP JP2018076147A patent/JP7008565B2/ja active Active
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| JP2006152692A (ja) | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Howa Mach Ltd | 防水扉装置 |
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