JP7011699B2 - リールシート及び釣竿 - Google Patents
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Description
固定部材は、一つの部材から構成されていてもよいが、本実施形態では互いに別体にて構成された前後二つの部材から構成されている。即ち、固定部材の前側部分であって主要部である本体部材12と、固定部材の後側部分を構成する筒状部材13とから構成されている。本体部材12と筒状部材13は前後に接合されている。詳細には、本体部材12の後端面12aと筒状部材13の前端面13aとが前後方向に対峙するように面接触していて、本体部材12と筒状部材13はネジ14により一体化されている。但し、本体部材12と筒状部材13の取り付け方法はネジ14に限られず任意であって接着等であってもよい。
本体部材12にリール脚載置面5と固定フード部6とフード用雄ネジ部7が形成されている。本体部材12は全体としては筒状であるが、その前後方向の中途部は、全周のうち下側略半分の領域が切り欠かれていて上側の略半分の領域のみとされている。即ち、本体部材12は、前側から順に、筒状の前筒部20と、上側のみの上半割状とされた半割状部21と、筒状の後筒部22に区分される。前筒部20にはフード用雄ネジ部7が形成され、主として半割状部21の上面にリール脚載置面5が形成され、後筒部22には固定フード部6が形成されている。このように半割状部21は上側領域のみの半割状とされていることから、竿挿通孔4は半割状部21において下方に開口している。また、半割状部21の前後には、二つの筒部である前筒部20と後筒部22が形成されていて、それらの前筒部20と後筒部22において竿本体1の外周面に全周に亘って直接あるいは間接的に固定されるので、半割状部21を有していても、竿本体1に本体部材12を確実に固定できる。前筒部20はその後端部を除いて下部材11には覆われずに外部に露出する一方、後筒部22はその上側領域については下部材11によって覆われずに外部に露出するもののその下側領域については下部材11によって覆われるため外部には露出しない。
筒状部材13の前端面13aが筒状部材13の接合面となっている。該筒状部材13の接合面も前後方向に対して直交する面となっており、本体部材12の接合面に筒状部材13の接合面が後側から当接して、本体部材12と筒状部材13は互いに同軸上に接合一体化される。筒状部材13の前部の外周面には第一膨出部31と第二膨出部32が形成されている。第一膨出部31は筒状部材13の前端部に位置していて、第二膨出部32は第一膨出部31の後側に連設されている。第一膨出部31は、上方に向けて鍔状に膨出していて、筒状部材13が本体部材12に取り付けられた状態において本体部材12のカバー片部27の径方向内側に入り込んだ状態となる。即ち、第一膨出部31は、カバー片部27によって径方向外側から覆われ、第一膨出部31の後面はカバー片部27の後端面と略面一となる。第一膨出部31の上面は周方向に湾曲した周面(湾曲面)であって、カバー片部27の内面と対峙する。第二膨出部32は第一膨出部31と同様に上方に向けて鍔状に膨出しているが、その高さは第一膨出部31よりも低く、上方への膨出量は小さい。第二膨出部32の上面も周方向に湾曲した周面であって、後述する下部材11の突片部45の外周面と略同一半径で略同一円上に位置する。
下部材11は、本体部材12の半割状部21の下側に開口している下方開口部を下方から覆う。下部材11は、全体として下半割状に形成されていて、横断面視においては略半円の円弧状あるいは略U字状に形成されている。下部材11の前端部40は、本体部材12の前段差部24に対応した形状となっている。本体部材12の前段差部24が左右一対の傾斜面を有していることから、下部材11の前端部40もそれに対応して最下部から前側且つ上方に向けて傾斜して延びる傾斜面を有している。この下部材11の前端部40の傾斜面が、本体部材12の係止部である傾斜面によって係止される。従って、下部材11の前端部40の傾斜面が被係止部を構成している。
保持用ナット3は筒状であって、径一定であってもよいが、本実施形態では、径が異なる複数の部分を有している。保持用ナット3の前端部には、他の部分よりも内径が大きい筒状のカバー部50を有している。保持用ナット3は、その内周面に、保持用雄ネジ部8と螺合する雌ネジ部51を有しているが、カバー部50の内径は雌ネジ部51よりも大きい。
本体部材12、筒状部材13、下部材11及び保持用ナット3は、何れも射出成形により形成してよい。材質としては、種々の合成樹脂であってよく、同一の材質であってもよいが、異なる材質とすることが好ましい。特に、本体部材12と下部材11は、筒状部材13や保持用ナット3に比して相対的に強度の高い材質を使用することが好ましい。本体部材12と下部材11の材質としては、繊維強化樹脂が好ましく、特に、長さが1mm以下の短繊維を強化繊維とした繊維強化樹脂が好ましい。また、その繊維としてはカーボン繊維が好ましい。一方、筒状部材13と保持用ナット3の材質も種々の硬質の合成樹脂であってよく、繊維強化樹脂を使用することも好ましく、例えば、ガラス繊維強化ナイロン樹脂製とすることができる。
3 保持用ナット(保持部材)
3a 前端面(押圧部)
4 竿挿通孔
5 リール脚載置面
6 固定フード部
7 フード用雄ネジ部
8 保持用雄ネジ部
9 トリガ
10 貫通孔
11 下部材
12 本体部材
12a 後端面
13 筒状部材
13a 前端面
14 ネジ
15 接合部
16 グリップ体
17 押圧筒体(保持部材)
17a 前端面(押圧部)
20 前筒部
21 半割状部
22 後筒部
23 重ね合わせ面
24 前段差部(傾斜面、受け部、係止部)
25 上段差部
26 係止凸部(中間係止部)
27 カバー片部
27a 後端面
28 下孔
31 第一膨出部
32 第二膨出部
33 ザグリ凹部
34 ネジ用貫通孔
35 凹溝
40 前端部
41 重ね合わせ面
42 竿挿通孔の壁面
43 係止凹部
44 被押圧面
44a 周方向の端部
45 突片部
45a 周方向の端部
46 係合突条
50 カバー部
51 雌ネジ部
52 係合溝
53 フランジ部
Claims (6)
- 竿本体の所定位置に取り付けられるリールシートであって、
前記竿本体に固定され、リール脚が載置されるリール脚載置面を上面に有する固定部材と、
前記固定部材とは別体の構成であって、前記リール脚載置面とは反対側の下側領域を構成し、前記固定部材が前記竿本体に取り付けられた状態において前記固定部材に着脱自在に取付可能な下部材と、
前記下部材の固定部材への取り付け状態を保持するための保持部材と、
を備え、
前記保持部材は、前記下部材の軸線方向他端部を軸線方向に押圧する押圧部を有し、
前記固定部材は、前記下部材の軸線方向一端部を受け止める受け部を有し、
前記固定部材と前記保持部材とで前記下部材を軸線方向に狭持する
ことを特徴とするリールシート。 - 前記受け部は、軸線方向一端部側ほど上側に向かう傾斜面を有している
ことを特徴とする請求項1記載のリールシート。 - 前記下部材の係止凹部をさらに備え、
前記固定部材は、前記下部材の前記係止凹部に係合する中間係止部をさらに備え、
前記係止凹部と前記中間係止部は軸線方向一端部側ほど上側に向かうように傾斜している
ことを特徴とする請求項1又は2記載のリールシート。 - 前記固定部材は、
前記リール脚の一方の端部が挿入される固定フード部と、
軸線方向一端部側の外周面に位置し、前記リール脚の他方の端部が挿入される可動フードを軸線方向に移動させると共に所定位置に固定するためのフード用ナットが螺合するフード用雄ネジ部と、
固定フード部よりも軸線方向他端部側の外周面に位置する保持用雄ネジ部と、
を備え、
前記保持部材は、
前記固定部材の保持用雄ネジ部に螺合する保持用ナットを備えている
ことを特徴とする請求項1記載のリールシート。 - 前記下部材の軸線方向他端部は軸線方向に見て周方向に湾曲した形状であって、
前記下部材の軸線方向他端部には、軸線方向に対して直交する被押圧面と、前記被押圧面の径方向内側の位置から軸線方向に突出する突片部と、が形成されており、
前記保持部材の一端部は、筒状のカバー部を構成し、前記保持部材の筒状のカバー部が前記下部材の突片部を径方向外側から覆うと共に、前記保持部材の一端面が前記押圧部を構成し、前記下部材の被押圧面を押圧する
ことを特徴とする請求項4記載のリールシート。 - 請求項1乃至5の何れかに記載のリールシートを備えた釣竿。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020184080A JP7011699B2 (ja) | 2020-11-04 | 2020-11-04 | リールシート及び釣竿 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020184080A JP7011699B2 (ja) | 2020-11-04 | 2020-11-04 | リールシート及び釣竿 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Publications (2)
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Family
ID=74226349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020184080A Active JP7011699B2 (ja) | 2020-11-04 | 2020-11-04 | リールシート及び釣竿 |
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Families Citing this family (3)
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Citations (2)
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-
2020
- 2020-11-04 JP JP2020184080A patent/JP7011699B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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| US20120317866A1 (en) | 2011-06-16 | 2012-12-20 | Matt Christopher Doucet | Line Cutter for Fishing Rods |
Also Published As
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| JP2021010385A (ja) | 2021-02-04 |
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