JP7031995B2 - 体重計、体重計を収容および搬送可能なスタンド、およびスタンドを備えた体重計 - Google Patents

体重計、体重計を収容および搬送可能なスタンド、およびスタンドを備えた体重計 Download PDF

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Description

本願発明は主に車椅子体重計などの医療用の大型体重計において、コンパクトに収納可能な体重計、体重計を収容可能なスタンド、およびスタンドを備えた体重計に関する。
従来、車椅子体重計などの医療用の大型の薄型秤は、使用時の床占領面積が大きいため、不使用時には、例えば特許文献1のように計量台を専用のスタンドに立てかけて収容していた。
特開2012-112661号
しかし、立てかけた計量台が倒れないよう保持するためにスタンドの幅も大きくならざるを得ず、スタンド自体も大型になり結局収容時の床占領面積も大きかった。
本発明はこれを鑑みてなされたものであり、その目的は、コンパクトに収容可能な体重計、体重計を収容可能なスタンド、スタンドを備えた体重計の提供である。
上記問題を解決するため、本発明のある態様での体重計は、秤量機構を有する大型の平板型計量台と、前記計量台を収容可能なスタンドとを備えた体重計であって、前記スタンドは、床面に接地して前記スタンドを自立させ、前記計量台を載置可能なベースと、前記ベースから立設され、前記計量台が前記ベースに載置された際に前記計量台を支持する支持部と、前記支持部の上方に上下方向に揺動可能に支持された表示部とを有し、前記表示部は、前記ベースに倒立状態で載置された前記計量台と係合するよう構成した。この態様によれば、表示部を係合部材として使用でき、計量台を倒立した状態で保持できるため、シンプルな構成でコンパクトに収容できる。
またある態様では、前記表示部の下面には係合部が設けられており、前記計量台が倒立状態で前記ベースに載置された際に、前記係合部が前記計量台の側面と底面の二面接合部に係合し前記計量台を固定するよう構成した。計量台の底面に係合部が係合するため、倒立した計量台の転倒を防止できる。
またある態様では、前記表示部の下面には、前記計量台と係合する凸状の係合部が下方へ向かって垂設されており、前記表示部は、前記計量台が倒立状態で載置された際の上端よりも上方位置で揺動可能に取付けされるよう構成した。この態様によれば、表示部は水平よりも下方に傾いた状態で計量台と係合するため、表示部の自重により計量台を押さえることができるため、係合が外れる心配がなく安全性が高い。
またある態様では、前記支持部は円柱形状の部材により構成され、表面に突起を有し、前記表示部は、前記突起が嵌通する溝が内面に形成されたU字または筒状のクランプにより前記支持部に取付けされるよう構成した。この態様によれば、表示部の移動が突起と溝により案内され、水平方向と上下方向の揺動角度が制限される。これにより各所ネジのゆるみが防止され、また表示部と計量台の係合も溝での案内により容易となる。
さらに、秤量機構を有する大型の平板型計量台を収容可能なスタンドであって、床面に接地して前記スタンド全体を自立させ、前記計量台を載置可能なベースと、前記ベースから立設された、前記計量台が前記ベースに際された際に前記計量台を支持する支持部と、前記支持部の上方に上下方向に揺動可能に支持された表示部とを備え、前記表示部は、前記ベースに倒立状態で載置された前記計量台と係合するスタンドを提供する。計量台が倒立状態で表示部に固定され、シンプルな構成でコンパクトに収納可能なスタンドを提供できる。
さらに、折り畳んで収納可能な体重計であって、秤量機構を有する大型の平板型計量台と、前記計量台に取付けられ、前記計量台を回動可能に支持するベースと、前記ベースから立設され、計量時に手すりとなる支持部と、前記支持部の上方に上下方向に揺動可能に支持された表示部とを有し、前記計量台が前記支持部へ向かって折りこまれた際、前記表示部が前記計量台に係合する体重計を提供する。計量台が折りたたんだ状態で収容されるため、棚と棚の間など、省スペースに収容可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、コンパクトに収納可能な体重計、体重計を収納可能なスタンド、スタンドを備えた体重計が提供できる。
本発明の実施形態に係る体重計であり、(A)は使用状態を、(B)は収容状態を示す。 スタンドの正面斜視図である。 スタンドの正面図である。 スタンドの右側面図である。 カバーを外した状態のスタンドの正面斜視図である。 表示部の分解斜視図である。 U字クランプを示し、(A)が正面斜視図、(B)が正面図、(C)が背面図、(D)が右側面図、(E)が図7(B)のVII(E)-VII(E)線に沿った断面図、(F)が図7(B)のVII(F)-VII(F)線に沿った断面図である。 図3のVIII-VIII線に沿った断面図である。 表示部の揺動状態を示す説明図であり、(A)が下方揺動時、(B)が上方揺動時を示す。 計量台のスタンド収容を説明する説明図である。 本発明に係る体重計の変形例である。
以下、本発明の好適な実施形態を、図面を参照しながら説明する。実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る体重計1であり、(A)が使用状態、(B)が収容状態を示し、図2~図5はそれぞれ体重計1に備えられるスタンド20の、正面斜視図、正面視、右側面図、カバーを外した状態の斜視図を示す。
図1に示すように、体重計1は、計量台10と、スタンド20を備える。計量台10は、車椅子体重計などの医療用の大型薄型秤であり、車椅子に乗ったまま直接計量台10に乗り上げたり、足を高く上げることなく直接計量台10に載って測定できるように、平坦面の対向する二辺に、設置状態で床面に連なる緩勾配の傾斜部を備える。計量台10の秤量機構は、例えば特開平10-232161号などに詳しく、従来周知の構成である。
スタンド20は、計量台10を収容および搬送可能で、倒立状態(立てかけられた状態)の計量台10支持して、そのままの状態で計量台10を運ぶこともでき、計量台10を収容した状態においても、計量台10を収容しない単独の状態においても、他者による支えを必要とせず、自立可能である。
スタンド20は、上下方向に揺動可能に支持された表示部40を備える。体重計1を使用の際、表示部40は、床面に設置された計量台10とケーブル30で接続されて計量結果を表示する(図1(A)参照)。体重計1を収容の際は、ケーブル30が外され、計量台10が倒立してスタンド20に収容され、表示部40が計量台10に係合して計量台10を固定する(図1(B)参照)。計量台10と表示部40とは、ケーブル30の代わりにBluetooth(登録商標)等の無線により接続されるよう構成しても良い。
スタンド20は、床面に接地するベース23、およびベース23に立設される支持体22、ベース23を覆うカバー27、計量台10が載置される載置台24、搬送に使用される一対のタイヤ25を有する。
支持体22は中空の金属部材から構成される。支持体22は、ベース23の底面部23aに垂設される二つの支持端部22aと、支持端部22aに連続して鉛直方向に対して背面方向へ所定角度で傾斜して上方に延びる傾斜部22bと、傾斜部22bに連続して水平方向(左右方向)に延びる持手部22c、及び二つの傾斜部22bを水平方向に結ぶ水平部22dとを有する。持手部22cは体重計1を搬送の際に使用者に把持される。表示部40は水平部22dの前方側に支持される。支持体22は、計量台10を収容の際、これを支えて保持する。
ベース23は一枚の金属製平板を屈曲・溶接することで形成され、スタンド20自立時に床面との接地面である底面部23a、支持体22の背面に対向する一対の側面部23cを有する。
側面部23cの前面側の端部は支持端部22aに溶接されており、側面部23cは支持体22の立設を補強するリブの役割を果たす。
側面部23cの外側には一対のタイヤ25が、互いの軸が略一致するよう平行に、回動可能に支持されている。タイヤ25は床面から離間して取り付けられており、スタンド20が後方へ傾斜することでタイヤ25が床面に接地し、スタンド20は前後方向へ移動可能となる。使用者は、搬送時には持手部22cを把持し、スタンド20を自身に引き寄せて傾斜させて、前方へ押してあるいは後ろ手に引いて、体重計1を搬送する。
底面部23aの上面には、一枚の金属製平板から構成される載置台24がネジ固定されている。載置台24は、計量台10を載置する載置面24aが底面とは緩角度を成すよう、前方側が高くなるように形成されている。これは、倒立して載置面24aに載置された計量台10を、背面にある支持体22の方向へ僅かに傾かせ、計量台10の転倒を防止している。
ベース23は、ベース23の形状に合わせて形成されたカバー27に覆われている。カバー27には、前方に左右方向に延びる凹部27aが形成されている。凹部27aには、収容状態で底面となる計量台10の傾斜部の無い側面部が嵌合する。凹部27aの底面には載置台24に対応した開口部27bが設けられており、カバー27が取付けられた状態で、開口部27bから載置面24aが露出する。
カバー27の中央付近には物入れとして使用できる大きく窪んだ袋部27cが形成されており、使用者が体重計1を搬送の際にはここへケーブル30などを入れて一緒に運ぶことができる。カバー27はタイヤ25とは離間して配置され、タイヤ25の回動を邪魔しない。
次に、表示部40について図6~図8を用いて詳しく説明する。図6は表示部40の分解斜視図であり、図7は表示部40の構成部品であるU字クランプを示し、(A)が斜視図、(B)が正面図、(C)が背面図、(D)が右側面図、(E)が図7(B)のVII(E)-VII(E)線に沿った断面図、(F)が図7(B)のVII(F)-VII(F)線に沿った断面図である。図8は図3のVIII-VIII線に沿った断面図である。
図6に示すように、表示部40は、表示部本体41、金属ブラケット42、係合部材44、および一対のU字クランプ46を備え、スタンド20の水平部22dに回動可能に取り付けられる。
金属ブラケット42は、一枚の金属平板から構成され、上面視コの字形状の上面部42a、上面部42aの背面側に鉛直下方に伸びる一対の背面部42bを有する。
上面部42aには、孔42fおよび孔42eが形成されており、これらを挿通するネジ45、ネジ43により、表示部本体41が上面部42aの上面に、係合部材44が上面部42aの下面に、それぞれ固定される。
係合部材44は、一方向に長い略直方体形状で、長手方向に伸びる段差部44cを有し、孔42eに対応する位置にネジ孔44aが、孔42eに対応する位置に孔44bが、それぞれ上下方向に貫通して設けられている。係合部材44は、その長手方向を係合する計量台10の載置方向(左右方向)に合わせて固定される。上面部42aから下方へ垂設される係合部材44により表示部40の下面が鍵型となって、倒立した計量台10の側面を上方から覆い、係合部材44が側面と底面の角部を引掛けて、計量台10を固定する。計量台10と直接係合する係合部材44は、計量台10を傷つけないよう樹脂材またはゴム材から構成される。
U字クランプ46は、上下二本の水平に伸びる腕部46eと、腕部46eの背面同士を繋ぐ曲部46fを備えた側面視横U字型のクランプである。腕部46eの端部、即ち前面に、金属ブラケット42の背面部42bが嵌合する凹部46bが上下に分割されて形成されている。
腕部46eにはそれぞれ二箇所、計4か所、腕部46eの伸長方向(前後方向)に貫通する孔46aが形成されている。U字の内側曲面46cに中空円柱状の水平部22dが嵌り、水平部22dを挟んだU字クランプ46の孔46aにネジ47が挿通して、背面部42bに形成されたネジ孔42cに螺合する。内側曲面46cに水平部22dを挟んだままのU字クランプ46が金属ブラケット42の背面部42bに固定されることで、表示部40は水平部22dに揺動可能に支持される。ネジ47の締結力により表示部40は保持され、上方向に揺動させても自重で下方へ移動することなく、そのままの角度を維持する。
表示部40の揺動角度には制限がある。水平部22dにはネジ孔22eが設けられており、ここにネジ48が螺合すると、ネジ48の頭部48aが水平部22dの外表から突出し、頭部48aは水平部22dの突起となる。
突起としての頭部48aを嵌通させるものとして、U字クランプ46の内側曲面46cには、曲部46fの中ほどまでの深さで、上下方向に伸びる縦溝46dが形成されている。頭部48aを目印としてU字クランプ46の水平部22dへの取付位置が決定し、U字クランプ46は頭部48aを縦溝46d内に納めて固定される。
表示部40が上下方向に揺動の際は、頭部48aに対して縦溝46dがガイドとなって表示部40の移動を案内する。表示部40は縦溝46dに沿ってのみ移動可能となり、水平方向の移動、及び上下方向の揺動角度が制限される。
図9は、上下方向揺動時の縦溝46dと頭部48aの関係を示す説明図である部分断面図である。(A)が上方向揺動時、(B)が下方向揺動時を示す。図9に示すように、表示部40は水平部22dの突起である頭部48aを基準として、水平部22dを中心に上下方向に揺動する。表示部40を下方向に揺動させると、頭部48aが縦溝46dの下面46hに突き当たって表示部40のそれ以上の下方向の揺動を制止し(図9(A)参照)、上方向に揺動させると、頭部48aが今度は縦溝46dの上面46gに突き当たって表示部40のそれ以上の上方向の揺動を制止する(図9(B)参照)。
本実施形態では、揺動角度を制限し、各所ネジのゆるみを防止し、表示部40の保持力を維持したが、他の機構、例えばC字クランプを使用して表示部40を水平部22dに制限角度無く回動可能に支持しても構わない。また表示部40を水平方向と鉛直方向の両方に自在に回動可能として計量結果を確認しやすいよう構成しても良い。
図10に示すように、スタンド20に計量台10を収容の際は、まず表示部40を上方に揺動させ、計量台10を倒立させて載置面24aに載置し、再び表示部40を下方に揺動させて計量台10に係合させる。詳しくは、表示部40の底面に設けられた係合部材44の段差部44cに計量台10の側面と底面から成る角部を係合させる。水平部22dの取付高さは、倒立した計量台10の高さよりも高いため、表示部40は水平よりも下方に傾斜した状態で計量台10と係合する。計量台10は凹部27aに嵌り、僅かに後方に傾倒しながら支持体22に支持された状態で表示部40に固定され、安定した状態でスタンド20に保持される。
計量台10が倒立した状態で保持されるため、収容時の床占領面積が少なく、棚と棚の間になどに省スペースで納めることができる。固定具として表示部40を使用するため専用の固定具を用意する必要もなく、また固定方法も揺動させるだけと非常に簡単で、シンプルな構成でコンパクトに収容が可能である。
また表示部40の底面に設けられた係合部材44が計量台10の底面に引っかかり、計量台10が後方に傾倒した状態でこれをさらに後方に押し付ける方向に向かって力がかけられているため、計量台10が前方に転倒する心配がない。表示部40は水平状態より下方に傾いて計量台10に係合するため、仮に表示部40の保持力が低下して自身を支えられなくなっても、自重により、より下方に向かって揺動するため、係合が勝手に解かれることがなく安全である。
本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限られない。図11に変形例として体重計1Aを示す。体重計1Aは別体としてのスタンドを有さず、前述のスタンド20と計量台10が一体化しており、幅広のベース23が計量台10にヒンジを介して回動可能に取付けされ、支持体22は上方に延びて手すりとして使用される。水平方向及び鉛直方向に回動可能な表示部40は持手部22cに支持される。使用時には計量台10が床面に設置され、収納時には計量台10は支持体22側に回転して上方へ折りこまれ、ベース23が床に接地して計量台10を支え、表示部40が畳まれた計量台10に係合してこれを固定する。コンパクトに畳むことができ、省スペースに収納できる。
以上、本発明の好ましい実施形態や変形例について述べたが、上記の実施形態は本発明の一例であり、これらを当業者の知識に基づいて組み合わせることが可能であり、そのような形態も本発明の範囲に含まれる。
1 体重計
10 計量台
20 スタンド
22 支持体
22d 水平部
23 ベース
23a 底面部
24 載置台
40 表示部
44 係合部材
44c 段差部
46 U字クランプ
46d 縦溝

Claims (6)

  1. 秤量機構を有する大型の平板型計量台と、前記計量台のスタンドとを備えた体重計であって、
    前記スタンドは、
    床面に接地して前記スタンドを自立させ、前記計量台を載置可能なベースと、
    前記ベースから立設され、前記計量台が前記ベースに載置された際に前記計量台を支持する支持部と、
    前記支持部の上方に上下方向に揺動可能に支持された表示部と、
    を有し、
    前記表示部は、前記ベースに倒立状態で載置された前記計量台と係合する、
    ことを特徴とする体重計。
  2. 前記表示部の下面には、前記計量台と係合する係合部が設けられており、
    前記計量台が倒立状態で前記ベースに載置された際に、前記係合部が前記計量台の側面と底面の二面接合部に係合し前記計量台を固定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の体重計。
  3. 前記表示部の下面には、前記計量台と係合する凸状の係合部が下方へ向かって垂設されており、
    前記表示部は、前記計量台が倒立状態で前記ベースに載置された際の前記計量台の上端よりも上方位置で、前記支持部に揺動可能に支持される。
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の体重計。
  4. 前記支持部は円柱形状の部材により構成され、表面に突起を有した水平方向に伸びる水平部を有し、
    前記表示部は、前記突起が嵌通する溝が内面に形成されたU字または筒状のクランプにより前記水平部に揺動可能に取付けされる、
    ことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の体重計。
  5. 秤量機構を有する大型の平板型計量台のスタンドであって、
    床面に接地して前記スタンド全体を自立させ、前記計量台を載置可能なベースと、
    前記ベースから立設された、前記計量台が前記ベースに載置された際に前記計量台を支持する支持部と、
    前記支持部の上方に上下方向に揺動可能に支持された表示部と、
    を備え、
    前記表示部は、前記ベースに倒立状態で載置された前記計量台と係合する、
    ことを特徴とするスタンド。
  6. 折り畳んで収納可能な体重計であって、
    秤量機構を有する大型の平板型計量台と、
    前記計量台に取付けられ、前記計量台を回動可能に支持するベースと、
    前記ベースから立設され、計量時に手すりとなる支持部と、
    前記支持部の上方に上下方向に揺動可能に支持された表示部と、
    を備え、
    前記計量台が前記支持部へ向かって折りこまれた際、前記表示部は前記計量台に係合する、
    ことを特徴とする体重計。
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