JP7042425B2 - 制御装置及び故障判定方法 - Google Patents

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Description

本開示は制御装置及び故障判定方法に関する。
本出願は、2018年12月11日出願の日本出願第2018-231892号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
特許文献1には、負荷に供給する大電流を制御するために複数の半導体スイッチを並列してなるスイッチング回路において、各半導体スイッチに故障診断ユニットを設けてなる車両用制御装置が開示されている。故障診断ユニットは半導体スイッチに入力されるオンオフ制御信号と、半導体スイッチの出力レベルとの整合性を判断することによって、半導体スイッチの動作不良の有無を診断する。
特開2005-39385号公報
本態様に係る制御装置は、スイッチング回路を備え、該スイッチング回路のオンオフを制御することによって、前記スイッチング回路の一端部に接続されるコンデンサを有するスタータと、前記スイッチング回路の他端部に接続される車載バッテリとの間を開閉する車両用の制御装置であって、前記一端部の電圧を検出する電圧検出部と、前記スイッチング回路をオンからオフに制御し、前記スイッチング回路をオンからオフに制御してから所定時間が経過したときに前記電圧検出部によって検出された電圧に基づいて、前記スイッチング回路の故障の有無を判定する制御部とを備える。
本態様に係る故障判定方法は、スイッチング回路を備え、該スイッチング回路のオンオフを制御することによって、前記スイッチング回路の一端部に接続されるコンデンサを有するスタータと、前記スイッチング回路の他端部に接続される車載バッテリとの間を開閉する車両用の制御装置の故障を判定する故障判定方法であって、前記スイッチング回路をオンからオフに制御するステップと、前記スイッチング回路をオンからオフに制御してから所定時間が経過したときに前記一端部の電圧を検出するステップと、検出された電圧に基づいて、前記スイッチング回路の故障の有無を判定するステップとを備える。
実施形態1に係る車両用電流制御システムの構成例を説明する回路ブロック図である。 制御装置の構成例を示すブロック図である。 実施形態1に係る故障判定方法を示すタイミングチャートである。 ショート故障の診断方法を示す説明図である。 ショート故障の診断方法を示すタイミングチャートである。 オープン故障の診断方法を示す説明図である。 オープン故障の診断方法を示すタイミングチャートである。 実施形態1に係る故障判定方法の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態2に係るショート故障の診断方法を示すタイミングチャートである。 実施形態2に係るオープン故障の診断方法を示すタイミングチャートである。 実施形態2に係る故障判定方法の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態2に係る故障判定方法の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態3に係る故障判定方法の処理手順を示すフローチャートである。
[本開示が解決しようとする課題]
特許文献1に係る車両用制御装置においては、開閉制御対象の回路にコンデンサが接続されている場合、そのコンデンサの容量が大きいと、コンデンサの放電に時間を要し、スイッチング回路の故障診断に時間を要するという技術的問題がある。
例えば、コンデンサを有するスタータと、車載バッテリとの間をスイッチング回路によって開閉するように構成した場合、オン状態にあるスイッチング回路がオフになってもコンデンサが放電され、電圧が低下するまでに時間がかかり、結果としてスイッチング回路が正常に動作しているか否かの診断に時間を要することになる。
本開示の目的は、開閉制御対象の回路にコンデンサが接続されている場合において、コンデンサが完全に放電するまで待機しなくても、スイッチング回路の故障の有無を速やかに判定することができる制御装置及び故障判定方法を提供することにある。
[本開示の効果]
本開示によれば、開閉制御対象の回路にコンデンサが接続されている場合において、コンデンサが完全に放電するまで待機しなくても、スイッチング回路の故障の有無を速やかに判定することができる制御装置及び故障判定方法を提供することができる。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本態様に係る制御装置は、スイッチング回路を備え、該スイッチング回路のオンオフを制御することによって、前記スイッチング回路の一端部に接続されるコンデンサを有するスタータと、前記スイッチング回路の他端部に接続される車載バッテリとの間を開閉する車両用の制御装置であって、前記一端部の電圧を検出する電圧検出部と、前記スイッチング回路をオンからオフに制御し、前記スイッチング回路をオンからオフに制御してから所定時間が経過したときに前記電圧検出部によって検出された電圧に基づいて、前記スイッチング回路の故障の有無を判定する制御部とを備える。
本態様にあっては、制御部は、短い時間でスイッチング回路の故障の有無を判定することができる。例えば、所定時間を、前記車載バッテリによって充電された前記コンデンサの放電を完了させるために要する時間よりも短い時間に設定することによって、制御部は、車載バッテリによって充電されたコンデンサを完全に放電させるために要する時間よりも短い時間でスイッチング回路の故障の有無を判定することができる。
スイッチング回路の故障の有無を判断する際、制御部は、スイッチング回路をオンからオフに制御する。スイッチング回路がオンのとき、コンデンサと車載バッテリとが接続され、コンデンサは充電された状態になっている。上記スイッチング回路の制御により、スイッチング回路が正常にオフになった場合、コンデンサは車載バッテリから切断され、コンデンサは放電を開始し、スイッチング回路の一端部の電圧が低下する。
コンデンサが放電し、スイッチング回路の一端部の電圧が基準電位に低下した場合、スイッチング回路は正常にオンからオフに制御されたと判断できる。しかし、コンデンサの容量が大きい程、コンデンサの放電に時間を要し、スイッチング回路の故障の有無の判定にも時間を要することになる。
そこで、本態様にあっては、制御部は、スイッチング回路をオンからオフに制御してから所定時間が経過したときのスイッチング回路の一端部の電圧に基づいて、当該スイッチング回路の故障の有無が判定する。所定時間は、車載バッテリによって充電されたコンデンサを完全に放電させるために要する時間よりも短い。当該閾値は、例えばスイッチング回路がオンからオフに制御されてから所定時間が経過したときのコンデンサの電圧であり、スイッチング回路が正常のオンからオフになったかどうかを判定するための数値である。
従って、制御部は、所定時間が経過する前、つまりコンデンサの放電が完了する前にスイッチング回路の故障の有無を判定することができる。
(2)前記スイッチング回路は並列接続された複数の半導体スイッチを有し、前記制御部は前記複数の半導体スイッチを同時的にオンオフさせることによって、前記スタータと前記車載バッテリとの間を開閉するようにしてあり、前記制御部は、前記スイッチング回路がオンの状態で、前記複数の半導体スイッチの全部又は一部をオンからオフに制御し、前記複数の半導体スイッチの全部又は一部をオンからオフに制御してから前記所定時間が経過したときに前記電圧検出部によって検出された電圧に基づいて、前記複数の半導体スイッチの故障の有無を判定する構成が好ましい。
本態様にあっては、スイッチング回路は並列接続された複数の半導体スイッチを有する。このため、制御装置は、一つの半導体スイッチでは制御できない大電流が流れる回路を開閉することができる。制御部は、かかる複数の半導体スイッチの故障の有無を判定することができる。
(3)前記制御部は、前記スイッチング回路がオンの状態で、前記複数の半導体スイッチをオフに制御し、前記複数の半導体スイッチをオフに制御してから前記所定時間が経過したときに前記電圧検出部によって検出された電圧が、所定の閾値より大きい場合、前記半導体スイッチがショートしたショート故障であると判定する構成が好ましい。
本態様にあっては、半導体スイッチのショート故障の有無を判定することができる。
(4)前記制御部は、前記スイッチング回路がオンの状態で前記電圧検出部にて検出された電圧と、前記スイッチング回路がオンの状態で、前記複数の半導体スイッチをオフに制御し、前記複数の半導体スイッチをオフに制御してから前記所定時間が経過したときに前記電圧検出部によって検出された電圧との差分が、所定の閾値電圧未満である場合、前記半導体スイッチがショートしたショート故障であると判定する構成が好ましい。
本態様にあっては、車載バッテリの電圧レベルに依存ずることなく、半導体スイッチのショート故障の有無を判定することができる。
(5)前記制御部は、一の前記半導体スイッチをオン、他の複数の前記半導体スイッチをオフに制御し、前記一の半導体スイッチをオンに制御してから前記所定時間が経過したときに前記電圧検出部によって検出された電圧が、所定の閾値未満である場合、前記一の半導体スイッチがオンにならないオープン故障であると判定する構成が好ましい。
本態様にあっては、半導体スイッチのオープン故障の有無を判定することができる。
(6)前記制御部は、前記スイッチング回路がオンの状態で前記電圧検出部にて検出された電圧と、一の前記半導体スイッチをオン、他の複数の前記半導体スイッチをオフに制御し、前記一の半導体スイッチをオンに制御してから前記所定時間が経過したときに前記電圧検出部によって検出された電圧との差分が、所定の閾値電圧以上である場合、前記一の半導体スイッチがオンにならないオープン故障であると判定する構成が好ましい。
本態様にあっては、車載バッテリの電圧レベルに依存ずることなく、半導体スイッチのオープン故障の有無を判定することができる。
(7)前記制御部は、前記複数の半導体スイッチそれぞれを一つずつ選択的にオンに制御することによって、前記複数の半導体スイッチそれぞれのオープン故障を判定する構成が好ましい。
本態様にあっては、複数の半導体スイッチそれぞれのオープン故障の有無を判定することができる。
(8)前記制御部は、前記スイッチング回路がオンの状態のときに前記電圧検出部にて検出された電圧に基づいて、前記所定時間の長さを設定する構成が好ましい。
本態様にあっては、車載バッテリの電圧レベルに応じた所定時間を用いて半導体スイッチの故障の有無を判定することができる。
(9)前記制御部は、前記スイッチング回路がオンの状態のときに前記電圧検出部にて検出された電圧が大きい程、前記所定時間の長さを短く設定する構成が好ましい。
本態様にあっては、車載バッテリの電圧レベルに応じた所定時間を用いて、より速やかに半導体スイッチの故障の有無を判定することができる。
(10)本態様に係る故障判定方法は、スイッチング回路を備え、該スイッチング回路のオンオフを制御することによって、前記スイッチング回路の一端部に接続されるコンデンサを有するスタータと、前記スイッチング回路の他端部に接続される車載バッテリとの間を開閉する車両用の制御装置の故障を判定する故障判定方法であって、前記スイッチング回路をオンからオフに制御するステップと、前記スイッチング回路をオンからオフに制御してから所定時間が経過したときに前記一端部の電圧を検出するステップと、検出された電圧に基づいて、前記スイッチング回路の故障の有無を判定するステップとを備える。
本態様にあっては、態様(1)と同様、車載バッテリによって充電されたコンデンサを完全に放電させるために要する時間よりも短い時間でスイッチング回路の故障の有無を判定することができる。
(11)前記制御部は、前記スイッチング回路がオンの状態で前記電圧検出部にて検出された電圧、及び前記複数の半導体スイッチの全部又は一部をオンからオフに制御してから前記所定時間が経過したときに前記電圧検出部によって検出された電圧との差分と、所定の閾値電圧とを比較することによって、前記複数の半導体スイッチの故障の有無を判定する構成が好ましい。
本態様にあっては、車載バッテリの電圧レベルに依存ずることなく、半導体スイッチの故障の有無を判定することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の実施形態に係る制御装置及び故障判定方法の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以下、本開示をその実施形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る車両用電流制御システムの構成例を説明する回路ブロック図である。実施形態1に係る車両用電流制御システムは、車両用の制御装置1と、スタータ・ジェネレータ2と、車載バッテリ3と、負荷4とを備える。制御装置1は、制御部10と、スイッチング回路11と、駆動部12と、電圧検出部13とを備える。スイッチング回路11の一端部には第1端子1aが接続され、スイッチング回路11の他端部には第2端子1bが接続されている。第1端子1aはスタータ・ジェネレータ2の一端部に接続され、スタータ・ジェネレータ2の他端部は接地されている。スタータ・ジェネレータ2は、車両のエンジンを始動させるスタータ機能に加え、発電機能を有し、エンジン始動用のモータ21と、コンデンサ22とを備える。コンデンサ22の一端部は第1端子1aに接続され、コンデンサ22の他端は接地されている。第2端子1bには、車載バッテリ3の正極が接続され、車載バッテリ3の負極は接地されている。また、第2端子1bには、負荷4の一端部が接続され、負荷4の他端部は接地されている。負荷4は、車内灯、エアコンディショナー、カーナビゲーション装置等の車載機器である。
このように構成された車両用電流制御システムでは、制御装置1を介してスタータ・ジェネレータ2が車載バッテリ3及び負荷4に接続される。制御装置1は、スタータ・ジェネレータ2と、車載バッテリ3との間を開閉する。
車両のエンジンが動作し、スタータ・ジェネレータ2が発電を行っている場合、コンデンサ22を含むスタータ・ジェネレータ2と、車載バッテリ3とが接続される。スタータ・ジェネレータ2の発電によって車載バッテリ3及びコンデンサ22は充電される。スタータ・ジェネレータ2が発電していないときも、コンデンサ22及び車載バッテリ3が接続されている状態にある場合、コンデンサ22は車載バッテリ3によって充電される。
車両のエンジンが停止した場合、制御装置1は回路を開き、スタータ・ジェネレータ2と、車載バッテリ3とを切断する。この状態でエンジンを始動する場合、スタータ・ジェネレータ2に接続された図示しないスタータ用バッテリによってモータ21が駆動し、エンジンが始動される。モータ21の駆動には大きな電力が必要であるが、スタータ・ジェネレータ2と、車載バッテリ3及び負荷4は切断されているため、負荷4側の電圧が低下する等の不具合を避けることができる。エンジンが始動すると、制御装置1は回路を閉じ、スタータ・ジェネレータ2と、車載バッテリ3とが接続される。
図2は、制御装置1の構成例を示すブロック図である。スイッチング回路11は並列接続された第1乃至第6半導体スイッチ11a、11b、11c、11d、11e、11fを有する。第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fは、例えばMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等を用いると良い。以下、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fがNチャンネル型のMOSFETであるとして説明する。第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fのドレインは第2端子1bに接続され、ソースは第1端子1aに接続されている。
なお、本実施形態1では、6つの半導体スイッチを並列接続してなるスイッチング回路11を説明するが、半導体スイッチの数は特に6つに限定されるものでは無い。
駆動部12は、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fをオンオフさせるための第1乃至第6駆動回路12a、12b、12c、12d、12e、12fを備え、その動作は制御部10によって制御される。第1乃至第6駆動回路12a、…、12fの出力端子は第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fのゲートに接続されており、第1乃至第6駆動回路12a、…、12fはゲート駆動電圧をゲートに印加することによって、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fをオンオフさせる。
第1駆動回路12aは、例えば直列接続された第1トランジスタ及び第2トランジスタを備え、第1半導体スイッチ11aのゲートは、第1トランジスタ及び第2トランジスタの接続箇所に接続されている。制御部10からローレベルの入力信号が第1駆動回路12aに入力されると、第1及び第2トランジスタはオフ状態になり、第1半導体スイッチ11aのゲートには、第1半導体スイッチ11aをオンにするゲート駆動電圧が印加される。制御部10からハイレベルの入力信号が第1駆動回路12aに入力されると、第1及び第2トランジスタはオン状態になり、第1半導体スイッチ11aのゲートには、第1半導体スイッチ11aをオフにするゲート駆動電圧が印加される。他の第2乃至第6駆動回路12b、12c、12d、12e、12f及び第2乃至第6半導体スイッチ11b、11c、11d、11e、11fの動作も同様である。
制御部10は、図示しないCPU、記憶部10a、計時部10b及び入出力部10c等を有するコンピュータである。記憶部10aは、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fの故障の有無を判断するための情報を記憶している。当該情報の詳細は後述する。また、記憶部10aは第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fの故障診断結果を記憶する。入出力部10cは、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fの故障、又は故障の有無を示す信号又はデータを外部出力する。
電圧検出部13は、直列接続されたトランジスタスイッチ13a及び分圧抵抗13b、13cを備え、当該直列回路の一端は第1端子1aに接続され、他端は接地されている。制御部10は、トランジスタスイッチ13aをオンにし、分圧された電圧を取得することによって、第1端子1a、即ちスイッチング回路11の第1端子1aの電圧を検出することができる。
図3は、実施形態1に係る故障判定方法を示すタイミングチャートである。横軸は時間を示す。図3A中の縦軸は第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fのオンオフ状態を示し、図3B中の縦軸は電圧検出部13にて検出される第1端子1aの電圧VBATTを示している。図3B中、電圧V0は車載バッテリ3の所定電圧を示している。所定電圧は定格の電圧であり、車載バッテリ3の状態によって変化しない定数である。
第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fがオンの状態にある場合、第1端子1aの電圧は車載バッテリ3の所定の電圧V0であり、コンデンサ22の電圧も電圧V0となっている。第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fがオンからオフになった場合、コンデンサ22が放電し(図1中白抜き矢印参照)、第1端子1aの電圧VBATTは指数関数的に低下する。
所定時間は、車載バッテリ3によって充電されたコンデンサ22の放電を完了させるために要する時間よりも短い時間である。
閾値電圧は、満充電のコンデンサ22が放電を開始し、所定の診断待ち時間(所定時間)が経過したときに検出される第1端子1aの電圧VBATTと、電圧V0との差分である。また電圧V0から閾値電圧を減算した値を閾値と呼ぶ。制御部10の記憶部10aは、上記閾値電圧及び診断待ち時間を記憶している。
図4は、ショート故障の診断方法を示す説明図、図5は、ショート故障の診断方法を示すタイミングチャートである。図5中、横軸は時間を示している。図5A中の縦軸は制御部10から第1乃至第6駆動回路12a、…、12fへ出力される入力信号の電圧レベルを示し、図5B及び図5C中の縦軸は第1端子1aの電圧VBATTを示している。図5Bは、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fが正常なときの電圧VBATTの変化を示し、図5Cは、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fのいずれかがショート故障しているときの電圧VBATTの変化を示している。
ショート故障の有無を判定する場合、制御部10は、全ての第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fをオンからオフへ制御する。正常に第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fの全てがオフになると、スイッチング回路11がオフになる。従って、コンデンサ22と、車載バッテリ3とが切断され、コンデンサ22は放電し、図5Bに示すように、コンデンサ22の電圧が低下する。
一方、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fのいずれかがショート故障している場合、スイッチング回路11はオフにならない。従って、コンデンサ22と、車載バッテリ3とが接続された状態が維持され、図5Cに示すようにコンデンサ22の電圧が低下しない。
このため、制御部10は、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fをオンからオフに制御してから所定の診断待ち時間が経過したときの第1端子1aの電圧V2を用いて、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fのショート故障の有無を判定することができる。
図6は、オープン故障の診断方法を示す説明図、図7は、オープン故障の診断方法を示すタイミングチャートである。ここでは、第1乃至第3半導体スイッチ11a、11b、11cの動作を示しているが、第4乃至第6半導体スイッチ11d、11e、11fについても同様である。図7A中の縦軸は制御部10から第1乃至第3駆動回路12cへ出力される入力信号の電圧レベルを示し、図7B及び図7C中の縦軸は第1端子1aの電圧VBATTを示している。図7Bは、第1乃至第3半導体スイッチ11a、11b、11cが正常なときの電圧VBATTの変化を示し、図7Cは、第2半導体スイッチ11bがオープン故障しているときの電圧VBATTの変化を示している。
オープン故障の有無を判定する場合、制御部10は、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fのいずれか一つをオンに制御する。例えば、図7Aに示すように第1半導体スイッチ11aのみをオンに制御する。他の第2乃至第6半導体スイッチ11b、11c、11d、11e、11fはオフの状態である。正常に第1半導体スイッチ11aがオンになると、コンデンサ22と、車載バッテリ3とが接続され、コンデンサ22は充電される。コンデンサ22の充電は短時間で完了し、コンデンサ22のバッテリは車載バッテリ3の電圧となる。このため、図7Bに示すように、第1端子1aの電圧は電圧V0となる。
同様にして、次は第2半導体スイッチ11bのみをオンに制御する。第2半導体スイッチ11bがオープン故障している場合、スイッチング回路11はオンにならない。従って、コンデンサ22と、車載バッテリ3とが切断された状態となり、コンデンサ22は放電し、図7Cに示すように、コンデンサ22の電圧が低下する。
このため、制御部10は、第2半導体スイッチ11bをオンに制御してから所定の診断待ち時間が経過したときの第1端子1aの電圧V2を用いて、第2半導体スイッチ11bそれぞれのショート故障の有無を判定することができる。制御部10は、同様にして第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fの一つをオンに制御してから所定の診断待ち時間が経過したときの第1端子1aの電圧V2を用いて、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fそれぞれのオープン故障の有無を判定することができる。
図8は、実施形態1に係る故障判定方法の処理手順を示すフローチャートである。制御部10は、変数INDに1を代入する(ステップS11)。変数INDは、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fのいずれかを数値によって示している。例えば、変数IND=1は、第1半導体スイッチ11aを示し、変数IND=2は第2半導体スイッチ11bを示している。
そして、制御部10は、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fをオンからオフに制御する(ステップS12)。制御部10は、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fをオンからオフに制御してからの経過時間が所定の診断待ち時間以上であるか否かを判定する(ステップS13)。経過時間が診断待ち時間以上でないと判定した場合(ステップS13:NO)、制御部10は処理をステップS13へ戻し、上記診断処理を継続する。
経過時間が診断待ち時間以上であると判定した場合(ステップS13:YES)、制御部10は、電圧検出部13にて電圧V2を検出する(ステップS14)。電圧V2は、図5に示すように上記診断待ち経過時間が経過したときに検出される第1端子1aの電圧VBATTを示している。
次いで、制御部10は、車載バッテリ3の電圧V0と、ステップS14で検出した電圧V2との差分の絶対値が閾値電圧以上であるか否かを判定する(ステップS15)。当該絶対値が閾値電圧未満であると判定した場合(ステップS15:NO)、制御部10は、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fはショート故障していると確定診断し(ステップS16)、処理を終える。当該絶対値が閾値電圧以上であると判定した場合(ステップS15:YES)、制御部10は変数INDが示す第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fの一つをオフからオンに制御し(ステップS17)、オン制御してからの経過時間が所定の診断待ち時間以上であるか否かを判定する(ステップS18)。経過時間が診断待ち時間以上でないと判定した場合(ステップS18:NO)、制御部10は処理をステップS18へ戻し、上記診断処理を継続する。
経過時間が診断待ち時間以上であると判定した場合(ステップS18:YES)、制御部10は、電圧検出部13にて電圧V2を検出する(ステップS19)。
次いで、制御部10は、車載バッテリ3の電圧V0と、ステップS19で検出した電圧V2との差分の絶対値が閾値電圧以上であるか否かを判定する(ステップS20)。当該絶対値が閾値電圧以上であると判定した場合(ステップS20:YES)、制御部10は、変数INDが示す第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fの一つがオープン故障であると確定診断し(ステップS21)、処理を終える。
なお、ここでは、オープン故障が一つでも発見された場合、処理を終える例を説明したが、全ての第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fそれぞれのオープン故障の有無を判定するように構成しても良い。
ステップS20で上記絶対値が閾値電圧未満であると判定した場合(ステップS20:NO)、制御部10は、変数INDを1インクリメントする(ステップS22)。そして、制御部10は、変数INDが第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fの数よりも大きいか否かを判定する(ステップS23)。変数INDがスイッチ数以下であると判定した場合(ステップS23:NO)、制御部10は処理をステップS17へ戻し、他の第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fのオープン故障の診断を継続する。変数INDがスイッチ数より大きいと判定した場合(ステップS23:YES)、制御部10は処理を終える。
なお、制御部10は、図8に示す故障判定結果を記憶部10aに記憶させると良い。また、制御部10は、故障判定結果を、入出力部10cを介して外部出力するように構成すると良い。
また、本実施形態1では、車載バッテリ3の電圧V0と、ステップS14又はステップS19で検出した電圧V2との差分の絶対値が閾値電圧以上であるか否かを判定する例を説明したが、ステップS14で検出した電圧V2が閾値以下であるか否かを判定するように構成しても良い(図3参照)。
詳細には、ステップS15の処理を実行する制御部10は、ステップS14で検出した電圧V2が、所定の閾値よりも大きい場合、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fはショート故障していると判定し、電圧V2が所定の閾値以下である場合、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fはショート故障していないと判定するように構成しても良い。
ステップS20の処理を実行する制御部10は、ステップS19で検出した電圧V2が、所定の閾値以下である場合、変数INDが示す第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fの一つがオープン故障であると判定し、電圧V2が閾値より大きい場合、上記変数INDが示す第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fの一つはオープン故障していないと判定するように構成しても良い。
このように構成された実施形態1に係る制御装置1及び故障判定方法によれば、開閉制御対象の回路にコンデンサ22が接続されている場合において、コンデンサ22が完全に放電するまで待機しなくても、スイッチング回路11の故障の有無を速やかに判定することができる。
また、スイッチング回路11を構成する第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fのショート故障及びオープン故障の有無を判定することができる。なお、スイッチング回路11は、並列接続された第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fによってスイッチング回路11を構成することによって、一つの半導体スイッチでは制御できない大電流が流れる回路を開閉することができる。
更に、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fそれぞれのオープン故障の有無を判定することができる。
(実施形態2)
実施形態2に係る制御装置1及び故障診断方法は、故障判定の処理手順のみが実施形態1と異なるため、以下では主に上記相違点を説明する。その他の工程及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図9は、実施形態2に係るショート故障の診断方法を示すタイミングチャートである。図9A乃至図9Cは図5A乃至図5Cと同様の図である。ショート故障の有無を判定する場合、制御部10は、まず、第1端子1aの電圧V1を検出する。つまり、現在の車載バッテリ3の電圧を検出する。実施形態2の制御装置1は、車載バッテリ3の定格の電圧V0では無く、現時点の車載バッテリ3の電圧V1を用いて、スイッチング回路11の故障の有無を判定する。
制御部10は、実施形態1と同様、全ての第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fをオンからオフへ制御する。正常に第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fの全てがオフになると、コンデンサ22と、車載バッテリ3とが切断され、コンデンサ22は放電し、図9Bに示すように、コンデンサ22の電圧、つまり第1端子1aの電圧VBATTが低下する。一方、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fのいずれかがショート故障している場合、図9Cに示すように、コンデンサ22の電圧、つまり第1端子1aの電圧VBATTは低下しない。
制御部10は、スイッチング制御前の第1端子1aの電圧V1と、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fをオンからオフに制御してから所定の診断待ち時間が経過したときの第1端子1aの電圧V2との差分の大きさを用いて、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fのショート故障の有無を判定することができる。
図10は、実施形態2に係るオープン故障の診断方法を示すタイミングチャートである。図10A、図10B及び図10Cは図7と同様の図である。実施形態2では、実施形態1と同様にしてオープン故障の有無を判定するが、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fそれぞれをオンにする直前の第1端子1aの電圧V1を検出する点が異なる。第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fそれぞれを一つずつオンにする直前、制御部10は、図10Aに示すように、一旦、全ての第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fをオン(入力信号はローレベルLo)にし、第1端子1aの電圧V1を検出する。制御部10は、スイッチング制御前の第1端子1aの電圧V1と、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fの一つをオンに制御してから所定の診断待ち時間が経過したときの第1端子1aの電圧V2との差分の大きさを用いて、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fそれぞれのオープン故障の有無を判定することができる。
図11及び図12は、実施形態2に係る故障判定方法の処理手順を示すフローチャートである。制御部10は、変数INDに1を代入する(ステップS211)。そして、制御部10は、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fをオンにし(ステップS212)、電圧検出部13にて第1端子1aの電圧V1を検出する(ステップS213)。次いで、制御部10は、実施形態1のステップS12~14と同様の処理をステップS214~ステップS216で実行することによって、所定の診断待ち時間経過後の第1端子1aの電圧を検出する。
次いで、制御部10は、ステップS213で検出した電圧V1と、ステップS216で検出した電圧V2との差分の絶対値が閾値電圧以上であるか否かを判定する(ステップS217)。当該絶対値が閾値電圧未満であると判定した場合(ステップS217:NO)、制御部10は、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fはショート故障していると確定診断し(ステップS218)、処理を終える。当該絶対値が閾値電圧以上であると判定した場合(ステップS217:YES)、制御部10は、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fをオンにし(ステップS219)、電圧検出部13にて第1端子1aの電圧V1を検出する(ステップS220)。次いで、制御部10は、変数INDが示す第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fの一つ以外のスイッチをオフに制御し、当該スイッチング制御を行ってからの経過時間が所定の診断待ち時間以上であるか否かを判定する(ステップS222)。経過時間が診断待ち時間以上でないと判定した場合(ステップS222:NO)、制御部10は処理をステップS222へ戻し、上記診断処理を継続する。
経過時間が診断待ち時間以上であると判定した場合(ステップS222:YES)、制御部10は、電圧検出部13にて電圧V2を検出する(ステップS223)。
次いで、制御部10は、ステップS220で検出した電圧V1と、ステップS223で検出した電圧V2との差分の絶対値が閾値電圧以上であるか否かを判定する(ステップS224)。当該絶対値が閾値電圧以上であると判定した場合(ステップS224:YES)、変数INDが示す第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fの一つがオープン故障であると確定診断し(ステップS225)、処理を終える。当該絶対値が閾値電圧未満である場合のステップS226及びステップS227の処理は実施形態1のステップS22及びステップS23と同様の処理である。
このように構成された実施形態2に係る制御装置1及び故障判定方法は、実施形態1と同様の効果を有し、更に車載バッテリ3の電圧レベルに依存ずることなく、スイッチング回路11の故障の有無を判定することができる。
(実施形態3)
実施形態3に係る制御装置1及び故障診断方法は、故障判定の処理手順のみが実施形態1と異なるため、以下では主に上記相違点を説明する。その他の工程及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図13は、実施形態3に係る故障判定方法の処理手順を示すフローチャートである。制御部10は、変数INDに1を代入する(ステップS310)。そして、制御部10は、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fをオンにし(ステップS311)、電圧検出部13にて第1端子1aの電圧V1を検出する(ステップS312)。次いで、制御部10は、検出された電圧V1に基づいて診断待ち時間を決定する(ステップS313)。例えば、制御部10は、電圧V1が大きい程、診断待ち時間が短くなるように当該閾値電圧を決定する。そして、制御部10は、第1乃至第6半導体スイッチ11a、…、11fをオンからオフに制御する(ステップS314)。
以下の処理は、実施形態1のステップS13~ステップS23と同様である。
このように構成された実施形態3に係る制御装置1及び故障判定方法によれば、車載バッテリ3の電圧レベルに応じた診断待ち時間を用いて、より速やかにスイッチング回路11の故障の有無を判定することができる。
なお、実施形態3では診断待ち時間を決定する例を説明したが、ステップS312で検出した電圧V1に基づいて、閾値電圧を変更しても良いし、閾値電圧及び診断待ち時間の双方を変更しても良い。
1 制御装置
1a 第1端子
1b 第2端子
2 スタータ・ジェネレータ
3 車載バッテリ
4 負荷
10 制御部
10a 記憶部
10b 計時部
10c 入出力部
11 スイッチング回路
11a 第1半導体スイッチ
11b 第2半導体スイッチ
11c 第3半導体スイッチ
11d 第4半導体スイッチ
11e 第5半導体スイッチ
11f 第6半導体スイッチ
12 駆動部
12a 第1駆動回路
12b 第2駆動回路
12c 第3駆動回路
12d 第4駆動回路
12e 第5駆動回路
12f 第6駆動回路
13 電圧検出部
13b、13c 分圧抵抗
21 モータ
22 コンデンサ

Claims (10)

  1. スイッチング回路を備え、該スイッチング回路のオンオフを制御することによって、前記スイッチング回路の一端部に接続されるコンデンサを有するスタータと、前記スイッチング回路の他端部に接続される車載バッテリとの間を開閉する車両用の制御装置であって、
    前記一端部の電圧を検出する電圧検出部と、
    前記スイッチング回路をオンからオフに制御し、前記スイッチング回路をオンからオフに制御してから所定時間が経過したときに前記電圧検出部によって検出された電圧に基づいて、前記スイッチング回路の故障の有無を判定する制御部と
    を備え、
    前記スイッチング回路は並列接続された複数の半導体スイッチを有し、
    前記制御部は前記複数の半導体スイッチを同時的にオンオフさせることによって、前記スタータと前記車載バッテリとの間を開閉するようにしてあり、
    前記制御部は、
    前記スイッチング回路がオンの状態のときに前記電圧検出部にて検出された電圧に基づいて、前記所定時間の長さを設定し、
    前記スイッチング回路がオンの状態で、前記複数の半導体スイッチの全部又は一部をオンからオフに制御し、前記複数の半導体スイッチの全部又は一部をオンからオフに制御してから前記所定時間が経過したときに前記電圧検出部によって検出された電圧に基づいて、前記複数の半導体スイッチの故障の有無を判定する
    制御装置。
  2. (削除)
  3. 前記制御部は、
    前記スイッチング回路がオンの状態で、前記複数の半導体スイッチをオフに制御し、前記複数の半導体スイッチをオフに制御してから前記所定時間が経過したときに前記電圧検出部によって検出された電圧が、所定の閾値より大きい場合、前記半導体スイッチがショートしたショート故障であると判定する
    請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、
    前記スイッチング回路がオンの状態で前記電圧検出部にて検出された電圧と、前記スイッチング回路がオンの状態で、前記複数の半導体スイッチをオフに制御し、前記複数の半導体スイッチをオフに制御してから前記所定時間が経過したときに前記電圧検出部によって検出された電圧との差分が、所定の閾値電圧未満である場合、前記半導体スイッチがショートしたショート故障であると判定する
    請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、
    一の前記半導体スイッチをオン、他の複数の前記半導体スイッチをオフに制御し、前記一の半導体スイッチをオンに制御してから前記所定時間が経過したときに前記電圧検出部によって検出された電圧が、所定の閾値未満である場合、前記一の半導体スイッチがオンにならないオープン故障であると判定する
    請求項1、請求項3又は請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、
    前記スイッチング回路がオンの状態で前記電圧検出部にて検出された電圧と、一の前記半導体スイッチをオン、他の複数の前記半導体スイッチをオフに制御し、前記一の半導体スイッチをオンに制御してから前記所定時間が経過したときに前記電圧検出部によって検出された電圧との差分が、所定の閾値電圧以上である場合、前記一の半導体スイッチがオンにならないオープン故障であると判定する
    請求項1、請求項3又は請求項4に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、
    前記複数の半導体スイッチそれぞれを一つずつ選択的にオンに制御することによって、前記複数の半導体スイッチそれぞれのオープン故障を判定する
    請求項5又は請求項6に記載の制御装置。
  8. (削除)
  9. 前記制御部は、
    前記スイッチング回路がオンの状態のときに前記電圧検出部にて検出された電圧が大きい程、前記所定時間の長さを短く設定する
    請求項1、請求項3から7のいずれか1項に記載の制御装置。
  10. 並列接続された複数の半導体スイッチを有するスイッチング回路を備え、前記複数の半導体スイッチを同時的にオンオフさせることにより、該スイッチング回路のオンオフを制御することによって、前記スイッチング回路の一端部に接続されるコンデンサを有するスタータと、前記スイッチング回路の他端部に接続される車載バッテリとの間を開閉する車両用の制御装置の故障を判定する故障判定方法であって、
    前記スイッチング回路がオンの状態のときに前記電圧検出部にて検出された電圧に基づいて、前記所定時間の長さを設定するステップと、
    前記スイッチング回路がオンの状態で、前記複数の半導体スイッチの全部又は一部をオンからオフに制御するステップと、
    前記複数の半導体スイッチの全部又は一部をオンからオフに制御してから所定時間が経過したときに前記一端部の電圧を検出するステップと、
    検出された電圧に基づいて、前記複数の半導体スイッチの故障の有無を判定するステップと
    を備える故障判定方法。
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