JP7082005B2 - マルチカーエレベーター装置およびマルチカーエレベーター装置の制御方法 - Google Patents
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Description
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、各階床に一対の乗り場ドアを有する昇降路と、前記昇降路内において上下方向に循環移動可能に設けられた複数対の乗りカゴと、前記昇降路内における前記複数対の乗りカゴの移動を制御する制御部と、前記各階床に設けられた乗り場呼び操作部と、前記各階床に設けられ前記乗り場ドアのうち乗りカゴが配車される乗り場ドアを通知するための表示を行うように構成された表示部とを備え、前記制御部は、前記複数対の乗りカゴの全てを一方向に循環移動させる通常運転モードと、前記複数対の乗りカゴのうちの一対のみを昇降路内において上下方向に往復移動させ他の乗りカゴを前記昇降路の上部と下部とに停車させた状態とする縮退運転モードとの何れか一方で前記複数対の乗りカゴの移動を制御するように構成され、前記表示部は、前記一対の乗りカゴのみを前記縮退運転モードで往復移動させる場合には、前記複数の乗りカゴが前記通常運転モードで循環移動している場合と異なる表示モードで前記乗りカゴが配車される乗り場ドアを通知するように構成されたマルチカーエレベーター装置である。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下側の実施の形態の説明により明らかにされる。
<マルチカーエレベーター装置の構成>
図1は、第1実施形態に係るマルチカーエレベーター装置1を示す概略構成図である。また図2は、第1実施形態に係るマルチカーエレベーター装置1の階床を示す概略構成図である。これらの図に示すマルチカーエレベーター装置1は、建築物の上下方向に貫通して設けられた昇降路10と、昇降路10内において循環移動可能に設けられた複数対(ここでは一例として3対)の乗りカゴA1-A2、B1-B2、C1-C2とを有する。またマルチカーエレベーター装置1は、昇降路10の外側の各階床F1~F4に設けられた乗り場装置50(図2参照)と、乗りカゴA1~C2の運行を制御する制御装置60とを有する。これらの構成は次のようである。
昇降路10は、建築物の各階床(例えば階床F1~F4)に通じる一対の乗り場ドア11,12を備えている。これらの乗り場ドア11,12は、それぞれの階床F1~F4において、例えば同一方向を向いて隣り合わせて配置されている。なお、図1の概略構成図においては、昇降路10内における各乗りカゴA1~C2の設置状態を説明するため、便宜的に一対の乗り場ドア11,12が昇降路10を挟んだ左右に背中合わせに配置された状態として図示している。このような乗り場ドア11,12は、カゴドア20に対向する位置に配置される。なお、乗り場ドア11,12は、図示していないガイドレール等の構造物と干渉しない位置であって、カゴドア20に対応するように配置されればよい。したがって、乗り場ドア11,12は、図1に示したように昇降路10を挟んだ位置に配置されていてもよく、それ以外であってもよい。ここでは説明を簡単にするため、一対の乗り場ドア11,12は同一方向を向いて隣り合わせて配置されていることとして説明をおこなう。
各乗りカゴA1~C2は、それぞれがカゴドア20を備えたものである。各カゴドア20は、各階床F1~F4において、各乗り場ドア11,12に係合し、カゴドア20の開閉に追従して乗り場ドア11,12が開閉する構成となっている。各乗りカゴA1~C2内には行き先階操作部および表示部などが設けられているが、ここでの説明は省略する。
乗り場装置50は、各階床F1~F4の一対の乗り場ドア11,12の外側に設けられた、第1表示部51a,51b、第2表示部52a,52b、および乗り場呼び操作部53a,53bを備えている。
第1表示部51a,51bは、乗り場ドア11,12のうち乗りカゴA1~C2が配車される乗り場ドアを通知するための表示を行うように構成されたものであり、例えば各乗り場ドア11,12の上部に設けられている。これらの第1表示部51a,51bは、一例として、それぞれが上昇表示部501uと、下降表示部501dとを備えている。上昇表示部501uおよび下降表示部501dは、それぞれが、シンボルマークを形取った点灯部材である。例えば上昇表示部501uは、乗りカゴA1~C2の上昇を示す三角形の点灯部材であり、下降表示部501dは乗りカゴA1~C2の下降を示す逆三角形の点灯部材である。
第2表示部52a,52bは、乗り場ドア11,12のうち乗りカゴA1~C2が配車される乗り場ドアを通知するための表示を行うように構成されたものであり、例えば各乗り場ドア11,12の両脇において、乗客が目視し易い高さ位置に設けられている。これらの第2表示部52a,52bは、例えばフラットパネルディスプレイであることとする。このような第2表示部52a,52bは、2つの乗り場ドア11,12のうち、乗りカゴA1~C2の何れかが配車される乗り場ドアを通知するための表示を行うように構成されている。
乗り場呼び操作部53a,53bは、例えば各乗り場ドア11,12の両脇において、乗客が操作し易い高さ位置に設けられている。これらの乗り場呼び操作部53a、53bは、乗りカゴA1~C2の何れかを、乗り場ドア11,12が設けられた階床F1~F4に呼び寄せるための操作ボタンである。
制御装置60は、マルチカーエレベーター装置1の運行を制御するためのものであって、例えば計算機によって構成されている。計算機は、いわゆるコンピュータとして用いられるハードウェアである。計算機は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備える。さらに、計算機は、不揮発性ストレージおよびネットワークインタフェースを備える。また制御装置60が備える各部によって実施される制御の手順は、ROMに保存されたプログラム、または外部装置からRAMにロードされて保存されたプログラムであることとする。
3つのカゴ駆動制御部61のうちの1つは、一対の乗りカゴA1-A2が把持する第1主索41Aおよび第2主索42Aが帳架された1組の駆動プーリー31a,32aを同期させて駆動制御するように構成されている。以下同様に、他の1つのカゴ駆動制御部61は、第1主索41Bおよび第2主索42Bが帳架された1組の駆動プーリー31a,32aを同期させ、さらに他の1つのカゴ駆動制御部61は、第1主索41Cおよび第2主索42Cが帳架された1組の駆動プーリー31a,32aを同期させて駆動制御するように構成されている。
運転モード判定部62は、カゴ駆動制御部61による乗りカゴA1~C2の運転モードを、通常運転モードと縮退運転モードとの間で切り替えるか否かを判定するように構成されている。運転モード判定部62による運転モードの切り替えの判定は、例えば次のように実施される。
乗り場機能制御部63は、各階床F1~F4に設けられた乗り場装置50を制御するためのものである。すなわち、乗り場機能制御部63は、乗り場ドア11,12の外側に設けられた乗り場呼び操作部53a,53bの操作を制御する。また乗り場機能制御部63は、第1表示部51a,51b、第2表示部52a,52b、および乗り場呼び操作部53a,53bの点灯、消灯、および表示を制御する。
入出力制御部64は、運転モード判定部62での判定にしたがって、各カゴ駆動制御部61に対して、通常運転モードまたは縮退運転モードでの駆動プーリー31a,31bの駆動を指示する。また、入出力制御部64は、運転モード判定部62での判定にしたがって、乗り場機能制御部63に対して、通常運転モードまたは縮退運転モードの何れかに対応する操作モードによる駆動、および表示モードでの表示を指示する。なお、入出力制御部64は、各階床F1~F4のそれぞれに個別に設けられたものであってもよい。
以上説明した第1実施形態のマルチカーエレベーター装置1は、乗り場装置50の各表示部における表示を、通常運転モードと縮退運転モードとで異なる表示モードで制御する構成である。これにより、マルチカーエレベーター装置1の運転モードが通常運転モードから縮退運転モードに切り替わった場合に、日常的に通常運転モードで運行されているマルチカーエレベーター装置1を利用している乗客が、運転モードの変更に気づき易く、混乱することなく目的の乗り場ドアを効果的に認識することが可能である。
図6は、第1実施形態の変形例1を示す階床の概略構成図であって、図6Aは通常運転モードに対応する表示モードを説明する図であり、図6Bは縮退運転モードに対応する表示モードを説明する図である。これらの図に示すように、第1実施形態の変形例1におけるマルチカーエレベーター装置1の乗り場装置50aは、一対の乗り場ドア11,12で、第2表示部52と乗り場呼び操作部53を共有する構成であってもよい。
図7は、第1実施形態の変形例2を示す階床の概略構成図であって、図7Aは通常運転モードに対応する表示モードを説明する図であり、図7Bは縮退運転モードに対応する表示モードを説明する図である。これらの図に示すように、第1実施形態の変形例2におけるマルチカーエレベーター装置1は、近接して配置された複数の昇降路10を備えている。ここでは、2つの昇降路10が、隣接して配置された状態を示している。これらの各昇降路10は、第1実施形態と同様に、それぞれが一対の乗り場ドア11,12を備えており、それぞれの内部に上下方向に循環移動可能に設けられた複数対の乗りカゴが収容されている。つまり、このマルチカーエレベーター装置1は、一方向に循環移動する複数対の乗りカゴが、2組設けられた構成となっている。このような第1実施形態の変形例2におけるマルチカーエレベーター装置1は、複数対の乗りカゴの組ごとに、制御装置60を備えたものであってもよい。
-第1表示部51a、51b-
第1表示部51a,51bは、第1実施形態で説明したものと同一の構成のものであって、各乗り場ドア11,12の上部に設けられている。
乗り場ドア識別標識55は、二対の各乗り場ドア11,12のそれぞれを識別するためのものであって、例えば各乗り場ドア11,12に対して付与した番号を表示しするものである。図示した例において、乗り場ドア識別標識55は、二対の各乗り場ドア11,12に、1~4の番号を乗り場ドア識別標識55として付与して表示する構成となっている。
乗り場呼び操作表示部56は、入力可能な登録部56aと表示部56bとを有する。このような乗り場呼び操作表示部56は、例えばタッチパネル付きのフラットパネルディスプレイによって構成されているか、または登録部56aを構成する入力部と表示部56bを構成するディスプレイ部とで構成されていてもよい。
図8は、第2実施形態に係るマルチカーエレベーター装置2の縮退運転モード時の階床を示す概略構成図である。この図に示す第2実施形態のマルチカーエレベーター装置2が、第1実施形態のマルチカーエレベーター装置1と異なるところは、縮退運転モード時における制御装置60’(図1参照)による制御の構成にある。この制御装置60’は、駆動プーリー31a,32aの駆動により乗りカゴA1~C2の移動を制御する3つのカゴ駆動制御部61’と、運転モード判定部62と、乗り場機能制御部63’と、入出力制御部64’とを備えている。
-カゴ駆動制御部61’-
カゴ駆動制御部61’は、縮退運転モードにおいて、一対の乗りカゴA1-A2の往復移動を制御する際、予め設定した一方の乗りカゴA1のみを、乗り場呼び操作部53aのみの操作に基づいて配車するように構成されている。その他は第1実施形態で説明した構成のものと同様である。この場合、一対の乗りカゴA1-A2のうち、乗り場ドア11,12が配置されたエレベーター乗り場に至る通路に近い側の乗りカゴA1を、エレベーター乗り場に至る通路に近い側に配置された乗り場呼び操作部53aの操作に基づいて配車することにより、利用者の利便性が図られるため好ましい。
運転モード判定部62は、第1実施形態で説明した構成のものと同様の構成のものである。
乗り場機能制御部63’は、縮退運転モードの際の乗り場装置50の制御の構成のみが、第1実施形態とは異なる。図8に示すように、縮退運転モード時には、予め設定した一方の乗りカゴA1に対応する乗り場ドア11のみに、乗りカゴA1が配車される。このため、乗り場ドア11が、上り用および下り用のドアとなる。そこで、乗り場機能制御部63’は、縮退運転モードに対応する操作モードとして、乗り場ドア11に対応して設けられた乗り場呼び操作部53aのみを操作可能とするか、または乗り場ドア11,12に設けた乗り場呼び操作部53a,53bの操作を連動させてもよい。
入出力制御部64’は、運転モード判定部62での判定にしたがって、各カゴ駆動制御部61’に対して、通常運転モードまたは縮退運転モードでの駆動プーリー31a,31bの駆動を指示する。また、入出力制御部64’は、運転モード判定部62での判定にしたがって、乗り場機能制御部63’に対して、通常運転モードまたは縮退運転モードの何れかに対応する異なる操作モードによる駆動、および異なる表示モードでの表示を指示する。
以上説明した第2実施形態のマルチカーエレベーター装置2であっても、乗り場装置50の各表示部における表示を、通常運転モードと縮退運転モードとで異なる表示モードで制御する構成である。これにより、第1実施形態と同様に、日常的に通常運転モードで運行されているマルチカーエレベーター装置2を利用している乗客が、運転モードの変更に気づき易く、混乱することなく目的の乗り場ドアを効果的に認識することが可能である。またさらに、縮退運転モードにおいては、一対の乗りカゴA1-A2のうちの一方のみを配車することに決めておき、乗客あるいはビルの利用者にそれを周知しておけば、乗客は乗り場がどちらなのか気にする必要はなくなる。また、配車しない側の乗り場ドア(例えば乗り場ドア12)および表示装置(例えば第1表示装置51b)を点灯あるいは表示させる必要がなくなるので、縮退運転モードにおいてのランニングコストのさらなる低減を図ることが可能である。
図10は、第2実施形態の変形例1を示す階床の概略構成図であって、縮退運転モードに対応する表示モードを説明する図である。この図に示すように、マルチカーエレベーター装置2は、第1実施形態の変形例1と同様に、一対の乗り場ドア11,12が、乗り場装置50aの第2表示部52と乗り場呼び操作部53を共有する構成であってもよい。
図11は、第2実施形態の変形例2を示す階床の概略構成図であって、縮退運転モードに対応する表示モードを説明する図である。この図に示すようにマルチカーエレベーター装置2は、第1実施形態の変形例2のものと同様に、複数の昇降路10と、複数組の乗りカゴを備え、さらに第1実施形態の変形例2と同様の乗り場装置50bを備えたものであってもよい。また第2実施形態の変形例2におけるマルチカーエレベーター装置2は、複数対の乗りカゴの組ごとに、制御装置60’を備えたものであってもよい。
図12は、第3実施形態に係るマルチカーエレベーター装置3の縮退運転モードを示す概略構成図である。また図13は、第3実施形態に係るマルチカーエレベーター装置3の縮退運転モード時の階床を示す概略構成図である。これらの図に示す第3実施形態のマルチカーエレベーター装置3が、第1実施形態のマルチカーエレベーター装置1と異なるところは、縮退運転モード時における制御装置60”による制御の構成にある。このような制御装置60”は、駆動プーリー31a,32aの駆動により乗りカゴA1~C2の移動を制御する3つのカゴ駆動制御部61”と、運転モード判定部62と、乗り場機能制御部63”と、入出力制御部64”とを備えている。
-カゴ駆動制御部61”-
カゴ駆動制御部61”は、縮退運転モードにおいて、一対の乗りカゴA1-A2の往復移動を制御する際、各階床F1~F4の乗り場呼び操作部53a,53bで指定された乗りカゴの移動方向が、通常運転モードでの乗りカゴの循環方向に一致する乗り場ドア11または乗り場ドア12に対して、一対の乗りカゴA1-A2のうちの一方を配車するように構成されている。
運転モード判定部62は、第1実施形態で説明した構成のものと同様の構成のものである。
乗り場機能制御部63”は、縮退運転モードの際の乗り場装置50の制御の構成のみが、第1実施形態とは異なる。すなわち、図13に示すように、第3実施形態においては、縮退運転モード時であっても、乗り場ドア11,12のうち、向かって左側の乗り場ドア11は上り専用のドアとなり、向かって右側の乗り場ドア12は下り専用のドアとなる。そこで、乗り場機能制御部63”は、縮退運転モードに対応する操作モードとして、通常運転モード時と同様に、乗り場ドア11に対応して設けられた乗り場呼び操作部53aの上昇操作部503uと、乗り場ドア12に対応して設けられた乗り場呼び操作部53bの下降操作部503dのみを機能させる。
入出力制御部64”は、運転モード判定部62での判定にしたがって、各カゴ駆動制御部61”に対して、通常運転モードまたは縮退運転モードでの駆動プーリー31a,31bの駆動を指示する。また、入出力制御部64’は、運転モード判定部62での判定にしたがって、乗り場機能制御部63”に対して、通常運転モードまたは縮退運転モードの何れかに対応する異なる表示モードでの表示を指示する。
以上説明した第3実施形態のマルチカーエレベーター装置3であっても、乗り場装置50の各表示部における表示を、通常運転モードと縮退運転モードとで異なる表示モードで制御する構成である。これにより、第1実施形態と同様に、日常的に通常運転モードで運行されているマルチカーエレベーター装置3を利用している乗客が、運転モードの変更に気づき易い。また、乗りカゴA1,A2を往復運転させる縮退運転モードであっても、通常運転モード時と同様に乗りカゴA1,A2の配車がなされるため、運転モードの変更に影響されることなく、マルチカーエレベーター装置3を利用が可能である。
図15は、第3実施形態の変形例1を示す階床の概略構成図であって、縮退運転モードに対応する表示モードを説明する図である。この図に示すように、マルチカーエレベーター装置3は、第1実施形態の変形例1と同様に、一対の乗り場ドア11,12が、乗り場装置50aの第2表示部52と乗り場呼び操作部53を共有する構成であってもよい。
図16は、第3実施形態の変形例2を示す階床の概略構成図であって、縮退運転モードに対応する表示モードを説明する図である。この図に示すようにマルチカーエレベーター装置3は、第1実施形態の変形例2のものと同様に、複数の昇降路10と、複数組の乗りカゴを備え、さらに第1実施形態の変形例2と同様の乗り場装置50bを備えたものであってもよい。また第3実施形態の変形例2におけるマルチカーエレベーター装置3は、複数対の乗りカゴの組ごとに、制御装置60”を備えたものであってもよい。
10…昇降路
11,12…乗り場ドア
51a,51b…第1表示部
52,52a,52b…第2表示部
53,53a,53b…乗り場呼び操作部
55…乗り場ドア識別標識
56…乗り場呼び操作表示部
56a…登録部
56b…表示部
60,60’,60”…制御装置
61,61’,61”…カゴ駆動制御部
62…運転モード判定部
63,63’,63”…乗り場機能制御部
64,64’,64”…入出力制御部
A1,A2,B1,B2,C1,C2…乗りカゴ
F1,F2,F3,F4…階床
x…循環方向
Claims (6)
- 各階床に一対の乗り場ドアを有する昇降路と、
前記昇降路内において上下方向に循環移動可能に設けられた複数対の乗りカゴと、
前記昇降路内における前記複数対の乗りカゴの移動を制御する制御部と、
前記各階床に設けられた乗り場呼び操作部と、
前記各階床に設けられ前記乗り場ドアのうち乗りカゴが配車される乗り場ドアを通知するための表示を行うように構成された表示部とを備え、
前記乗り場呼び操作部は、前記乗りカゴの移動方向を指定するように構成され
前記制御部は、
前記複数対の乗りカゴの全てを一方向に循環移動させる通常運転モードと、前記複数対の乗りカゴのうちの一対のみを昇降路内において上下方向に往復移動させ他の乗りカゴを前記昇降路の上部と下部とに停車させた状態とする縮退運転モードとの何れか一方で前記複数対の乗りカゴの移動を制御し、前記縮退運転モードで前記一対の乗りカゴの往復移動を制御する際、前記階床に設けられた一対の乗り場ドアのうち、前記乗り場呼び操作部で指定された前記乗りカゴの移動方向が前記通常運転モードでの前記乗りカゴの循環方向に一致する乗り場ドアに対して、前記一対の乗りカゴのうちの一方の乗りカゴを配車するように構成された
マルチカーエレベーター装置。 - さらに、前記昇降路を複数備えると共に、前記各昇降路内のそれぞれにおいて上下方向に循環移動可能に設けられた複数対の乗りカゴを備え、
前記乗り場呼び操作部と前記表示部とは、前記各階床に設けられた複数対の前記乗り場ドアに共通に設けられたものであり、
前記乗り場呼び操作部は、前記乗りカゴの行き先階を登録する登録部を兼ねて構成され、
前記表示部は、前記複数対の乗り場ドアのうち、前記乗り場呼び操作部で登録された行き先階に移動する乗りカゴが配車される乗り場ドアを示す表示を行うように構成された
請求項1に記載のマルチカーエレベーター装置。 - さらに、前記乗りカゴの駆動状況に基づいて、前記制御部による運転モードを前記通常運転モードにするか前記縮退運転モードにするかを判断する運転モード判定部を備えた、
請求項1または2に記載のマルチカーエレベーター装置。 - さらに、前記乗りカゴの移動のために使用される電力の電源種別に基づいて、前記制御部による運転モードを前記通常運転モードにするか前記縮退運転モードにするかを判断する運転モード判定部を備えた、
請求項1~3の何れか1項に記載のマルチカーエレベーター装置。 - さらに、前記制御部による運転モードの切り替えを行うための入力部と、
前記入力部からの入力に基づいて、前記制御部による運転モードを前記通常運転モードにするか前記縮退運転モードにするかを判断する運転モード判定部を備えた
請求項1~4の何れか1項に記載のマルチカーエレベーター装置。 - 各階床に一対の乗り場ドアを有する昇降路と、
前記昇降路内において上下方向に循環移動可能に設けられた複数対の乗りカゴと、
前記昇降路内における前記複数対の乗りカゴの移動を制御する制御部と、
前記各階床に設けられた乗り場呼び操作部と、
前記各階床に設けられ前記乗り場ドアのうち乗りカゴが配車される乗り場ドアを通知するための表示を行うように構成された表示部とを備えたマルチカーエレベーター装置の制御方法であって、
前記制御部は、
前記複数対の乗りカゴの全てを一方向に循環移動させる通常運転モードと、前記複数対の乗りカゴのうちの一対のみを昇降路内において上下方向に往復移動させ他の乗りカゴを前記昇降路の上部と下部とに停車させた状態とする縮退運転モードとの何れか一方で前記複数対の乗りカゴの移動を制御し、前記縮退運転モードで前記一対の乗りカゴの往復移動を制御する際、前記階床に設けられた一対の乗り場ドアのうち、乗り場呼び操作部で指定された前記乗りカゴの移動方向が前記通常運転モードでの前記乗りカゴの循環方向に一致する乗り場ドアに対して、前記一対の乗りカゴのうちの一方の乗りカゴを配車する
マルチカーエレベーター装置の制御方法。
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