JP7084019B2 - 除菌水噴霧器 - Google Patents

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Description

本発明は、除菌水を霧化して噴霧する除菌水噴霧器に関する。
近年、室内空間に浮遊するウィルスや細菌等を除去するために、除菌水を霧化して噴霧する除菌水噴霧器が使用されることが多くなってきている。除菌水は、例えば、食塩水又は希塩酸を電気分解することにより生成され、このようにして生成された除菌水は強力な除菌作用を有している。このような除菌水としては、例えば、強酸性、アルカリ性、微酸性、弱酸性の電解次亜水(次亜塩素酸水溶液)が挙げられる。
除菌水噴霧器としては、噴霧部に設けられた超音波振動子を超音波振動させることにより、該超音波振動子と接触する電解次亜水を霧化して噴霧する形式のものが知られている。このような除菌水噴霧器においては、超音波振動子を有する噴霧部は比較的破損しやすいので、通常、該噴霧部が除菌水噴霧器の本体部に対して着脱自在となっていて、噴霧部分のみの交換が可能となっている。このような除菌水噴霧器では、交換可能な噴霧部に超音波振動子が設けられ、本体部に該超音波振動子を駆動するための駆動回路が設けられ、該噴霧部と該本体部とが金属製の端子同士の接触により接続されて、超音波振動子と駆動回路とが電気的に導通するようになっている。
発見できず
しかしながら、食塩水又は希塩酸を電気分解することにより生成される除菌水は、金属との接触により該金属に錆を発生させる性質を有している。したがって、上述したように噴霧部と本体部とが金属製の端子同士で接続されている場合、除菌水が該端子同士の接続部分に接触すると、噴霧部の端子のみならず、本体部の端子も錆びてしまう。この結果、噴霧部を交換したとしても、本体部の端子が錆びている以上、端子同士の良好な接続状態を確保することはできない。
本発明は、かかる事情に鑑み、噴霧部が本体部に対して着脱自在となっている場合に、該噴霧部と本体部との良好な接続状態を維持できる除菌水噴霧器を提供することを課題とする。
本発明に係る除菌水噴霧器は、除菌水を霧化して噴霧する。
かかる除菌水噴霧器において、本発明では、食塩水又は希塩酸を電気分解して除菌水を生成する除菌水生成部と、該除菌水生成部に着脱自在に取り付けられ、該除菌水生成部で生成された除菌水を超音波振動子の超音波振動により霧化して噴霧する噴霧部とを備え、上記除菌水生成部は、食塩水又は希塩酸を貯留する貯留部と、該貯留部内に配置され食塩水又は希塩酸を電気分解する少なくとも一対の電極と、上記超音波振動子を駆動する駆動回路部と、上記噴霧部が取り付けられる取付部と、上記駆動回路部と上記噴霧部とを電気的に接続する接続部材とを有し、上記噴霧部は、上記超音波振動子と、上記接続部材を介して上記駆動回路部に接続される端子とを有しており、上記接続部材は、一端部が上記駆動回路部と接続されているとともに、他端部が上記取付部で保持され上記端子と接触する接触部として形成されており、少なくとも該接触部が導電性樹脂製であることを特徴としている。
本発明では、上記接続部材は、噴霧部の端子との接触のための接触部が導電性樹脂製となっていて、該接触部が除菌水に接触しても錆びることはない。したがって、仮に噴霧部の端子が金属製であった場合、該端子が除菌水との接触により錆びたとしても、噴霧部を交換するだけで、該噴霧部と除菌水生成部との良好な接続状態を確保できる。この結果、除菌水噴霧器を長期間にわたり使用することが可能となる。
本発明において、上記接続部材の上記接触部は、上記取付部にて上記除菌水生成部と上記噴霧部との間を水密状態としていてもよい。このように、上記接触部によって水密状態とすることにより、除菌水が噴霧部側から除菌水生成部内へ浸入することがなくなる。したがって、除菌水生成部内に設けられた金属製の部品が除菌水との接触により錆びることを防止できる。
本発明において、上記接続部材は、少なくとも該接触部が導電性シリコンゴム製であることとしてもよい。
本発明は、以上のように、除菌水生成部の接続部材の少なくとも接触部が導電性樹脂製であり、該接触部が噴霧部の端子と接触するようになっている。したがって、該接触部に除菌水が接触しても該接触部が錆びることはないので、噴霧部と除菌水生成部との良好な接続状態を確保でき、除菌水噴霧器を長期間にわたり使用することが可能となる。
(A)は、本実施形態に係る除菌水噴霧器を斜め上方から見た斜視図、(B)は、(A)の除菌水噴霧器を、噴霧部及び蓋部を分離した状態で示した斜視図、(C)は、(B)の除菌水噴霧器を斜め下方から見た斜視図である。 除菌水噴霧器の内部構造を示す斜視図であり、(A)は斜め上方から見た状態、(B)は斜め下方から見た状態を示している。 除菌水噴霧器の縦断面図であり、噴霧部の端子の位置での断面を示している。 除菌水噴霧器の縦断面図であり、噴霧部の端子の位置での断面を、噴霧部及び蓋部を分離した状態で示している。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1(A)は、本実施形態に係る除菌水噴霧器を斜め上方から見た斜視図、図1(B)は、図1(A)の除菌水噴霧器を、噴霧部及び蓋部を分離した状態で示した斜視図、図1(C)は、図1(B)の除菌水噴霧器を斜め下方から見た斜視図である。図2は、除菌水噴霧器の内部構造を示す斜視図であり、(A)は斜め上方から見た状態、(B)は斜め下方から見た状態を示している。図3は、除菌水噴霧器の縦断面図であり、噴霧部の端子の位置での断面を示している。図4は、除菌水噴霧器の縦断面図であり、噴霧部の端子の位置での断面を、噴霧部及び蓋部を分離した状態で示している。
本実施形態に係る除菌水噴霧器1は、室内空間に浮遊するウィルスや細菌等を除去するための除菌水を生成し、生成した除菌水を超音波振動子の超音波振動により霧化して室内空間に噴霧する。本実施形態では、食塩水を電気分解して電解次亜水を除菌水として生成し、該電解次亜水を霧化して噴霧するようになっている。
除菌水噴霧器1は、図1(A)~(C)、図3及び図4に見られるように、食塩水を電気分解して除菌水(電解次亜水)を生成する本体部としての除菌水生成部10と、該除菌水生成部10に着脱自在に取り付けられ、該除菌水生成部10で生成された除菌水を後述の超音波振動子21の超音波振動により霧化して噴霧する噴霧部20とを有している。
除菌水生成部10は、上下方向(Z軸方向)に延びる軸線をもつ略円筒状のケース部11と、食塩水を電気分解するための一対の電極12と、後述の超音波振動子21を駆動する駆動回路部13と、該駆動回路部13と噴霧部20とを電気的に接続する接続部材14と、ケース部11の上部に着脱自在に取り付けられる蓋部15とを有している。
ケース部11は、電気絶縁材料で成形されており、環状のゴムパッキン18(図3及び図4参照)を介して上下方向に組み合わせられた上側ケース部11Aと下側ケース部11Bとで構成されている。上側ケース部11Aは、上方(Z1方向)へ向けて開口した略円筒状をなし、該上側ケース部11A内の空間が、食塩水を貯留するための貯留部11Cを形成している。該貯留部11Cは、上端開口から食塩水の供給を受けるようになっている。
上側ケース部11Aの下壁11A-1は、図3及び図4に見られるように、その中央域で下方に没入することにより電気分解部11C-1としての空間を形成している。該電気分解部11C-1は、貯留部11Cの一部をなしており、その下部に一対の電極12を収容している。該電気分解部11C-1では、該電極12により食塩水が電気分解されて除菌水(電解次亜水)が生成される。該電気分解部11C-1は、その下面の一部が開口しており、後述の送水口部11E-1を介して外部と連通している。
下側ケース部11Bは、上方及び下方へ向けて開口した略円筒状をなし、上側ケース部11Aの下壁11A-1で上端開口が閉塞されるとともに、環状のゴムパッキン19(図3及び図4参照)を介して着脱可能な底壁11Dによって下端開口が閉塞されている。下側ケース部11Bは、駆動回路部13及び接続部材14を収容している。該駆動回路部13及び接続部材14は、上記下端開口を経て上側ケース部11A内に下方から収容される。
また、下側ケース部11Bの前部(Y2側の部分)には、噴霧部20が着脱自在に取り付けられる取付部11Eが形成されている。該取付部11Eは、下側ケース部11Bの前面が没することで形成されており、その中央域には、貯留部11Cの電気分解部11C-1で生成された除菌水を噴霧部20へ送るための送水口部11E-1と、接続部材14の後述の接触部14Bを保持するための二つの保持部11E-2とが形成されている。
送水口部11E-1は、図1(A)に見られるように、下側ケース部11Bの前面から前方へ突出する略円筒状をなし、貯留部11Cの電気分解部11C-1と外部とを連通させている。また、保持部11E-2は、除菌水噴霧器1の幅方向(X軸方向)で該送水口部11E-1の両側に一つずつ設けられており、下側ケース部11Bの前面から前方へ突出する略円筒状をなしている。該保持部11E-2は前後方向に貫通する孔部を有しており、該孔部内で接続部材14の接触部14Bを保持するようになっている(図3及び図4参照)。
図2(A),(B)に見られるように、一対の電極12は、除菌水噴霧器1の幅方向(X軸方向)に延びる棒状をなし、図3及び図4に見られるように、電気分解部11C-1の下部内に配置されている。該一対の電極12は、正電極12Aと負電極12Bとを有しており、それぞれ導線(例えば、銅線等の金属線)16によって駆動回路部13に接続されている。
駆動回路部13は、上下方向(Z軸方向)に対して直角な平坦面(板面)をもつ回路基板として構成されている。該駆動回路部13は、上記幅方向での中央域にて前端部が切り欠かれて形成された切欠部13Aが形成されている。また、該駆動回路部13は、上記幅方向での接続部材14と対応する位置に、後述のねじ17の挿通を許容するねじ孔13Bが形成されている。
駆動回路部13は、接続部材14を介して噴霧部20と接続され、該噴霧部20の超音波振動子21を駆動する駆動回路(図示せず)が形成されている。また、駆動回路部13は、一対の電極12の正電極12A及び負電極12Bのそれぞれと導線16で接続されており、該正電極12A及び該負電極12Bに食塩水を電気分解するための電圧を負荷する機能をも有している。
接続部材14は、図2(A),(B)に見られるように、駆動回路部13の切欠部13A内にて除菌水噴霧器1の幅方向(X軸方向)で間隔をもって二つ設けられている。各接続部材14は、その全体が導電性樹脂である導電性シリコンゴムで作られており、一端部に形成され駆動回路部13に接続される回路接続部14A(図2(B)参照)と、他端部に形成され噴霧部20の後述の端子22に接続される接触部14Bと、該回路接続部14Aと該接触部14Bとを連結する連結部14Cとを有している。
回路接続部14A及び連結部14Cは連続した一つの帯状体を形成しており、該帯状体は、図2(B)に見られるように、回路接続部14Aと連結部14Cとの境界位置にてL字状をなすように厚み方向で屈曲されている。回路接続部14Aは、駆動回路部13の下面に沿って前後方向(X軸方向)に延びている。該回路接続部14Aの中央位置にはねじ孔が上下方向に貫通して形成されており、該ねじ孔へ下方からねじ17が挿通されることにより、該回路接続部14Aは、駆動回路部13に取り付けられるとともに該駆動回路部13の駆動回路に接続されている。
接触部14Bは、連結部14Cの上端部から前方へ突出しており、前後方向(X軸方向)に延びる軸線をもつ略円筒状をなしている。該接触部14Bは前方に開口する接触孔部14B-1を有しており、該接触孔部14B-1で噴霧部20の後述する端子22を受け入れて、該端子22と接触するようになっている(図3参照)。また、該接触部14Bは、ケース11の保持部11E-2内へ後方から圧入することにより該保持部11E-2で保持されている(図3及び図4参照)。したがって、該接触部14Bの外周面と保持部11E-2の内周面とは密着しており、この結果、除菌水生成部10と噴霧部20との間が水密状態に保たれている。このように、接触部14Bによって水密状態とすることにより、除菌水が噴霧部20側から保持部11E-2を経て除菌水生成部10内へ浸入することがなくなる。したがって、除菌水生成部10内に設けられた金属製の部品が除菌水との接触により錆びることを防止できる。
本実施形態では、接続部材14は導電性シリコンゴムで作られていて柔軟性を有しているので、容易に屈曲させることができ、ケース部11内の限られたスペース内においても、該スペースに応じた形状に変形させて、駆動回路部13と噴霧部20とを確実に接続することができる。また、接続部材14を構成する導電性シリコンゴムは、良好な導電性の確保という観点から、例えば、約25~300Ωの抵抗値を有していることが好ましい。
蓋部15は、電気絶縁材料で作られており、図1(C)、図3及び図4に見られるように、下端が開口した円筒状をなしている。該蓋部15は、その外周面(側面)から下方(Z2方向)へ延びる係止片15Aを有しており、該係止片15Aにより上側ケース部11Aに取り付けられるようになっている。具体的には、係止片15Aの下端には孔状の係止部15A-1が形成されており、該係止部15A-1が、上側ケース部11Aの外周面に形成された突起状の被係止部(図示せず)に上下方向で係止することにより、蓋部15が上側ケース部11Aに取り付けられる。
噴霧部20は、超音波振動子21と、該超音波振動子21に接続された金属製の二つの端子22と、該超音波振動子21及び該二つの端子22を保持する噴霧本体部23と、該噴霧本体部23に取り付けられたキャップ部24とを有している。
超音波振動子21は、図2(A),(B)に見られるように、円板状をなしており、セラミック製の板状部材とステンレス製の板状部材とが接着剤で張り合わせられて構成されている。該超音波振動子21は、その前面(Y2側の板面)が斜め上方を向いた傾斜姿勢で配置されている。該超音波振動子21の中央域には、霧化された除菌水の噴霧を許容する孔部21Aが板厚方向に貫通して形成されている。端子22は、除菌水噴霧器1の幅方向(X軸方向)での超音波振動子21の両側で、既述の接続部材14の接触部14Bと対応する位置に一つずつ設けられており、前後方向(Y軸方向)に延びるピン状をなしている。それぞれの端子22は、図2(A)に見られるように、導線(例えば、銅線等の金属線)25を介して超音波振動子21に接続されている。
噴霧本体部23は、電気絶縁材料で作られており、超音波振動子21及び二つの端子22を保持する円筒状のリング部23Aと、該リング部23Aから後方(Y1方向)へ向けて延びる受水口部23Bとを有している。リング部23Aは、超音波振動子21と同じ角度で傾斜しており、中央域に噴霧孔部23A-1(図1(A),(B)参照)がリング部23Aの軸線方向に貫通して形成されている。
リング部23Aは、超音波振動子21の周囲部(上記中央域を除いた部分)及び二つの端子22の前端部(Y2側の端部)を保持している。つまり、超音波振動子21の中央域の部分は、リング部23Aをその軸線方向に見たときに噴霧孔部23A-1内に位置して露呈しており、二つの端子22は上記前端部を除く部分がリング部23Aの後面(Y1側の面)から突出している(図3及び図4参照)。噴霧部20が除菌水生成部10の取付部11Eに取り付けられた状態にて、端子22の後端部は、図3に見られるように、接続部材14の接触部14Bの接触孔部14B-1へ圧入され、該接触部14Bと接触するようになっている。また、リング部23Aの下端部には、キャップ部24をX軸方向の軸線まわりで回動可能な状態で保持する回動保持部23A-2が形成されている。
受水口部23Bは、除菌水生成部10の取付部11Eに設けられた送水口部11E-1と対応して位置しており(図1(C)参照)、リング部23Aの後面の中央域から後方へ突出する円筒状をなしている。該受水口部23Bは上記送水口部11E-1より若干小さい外径で形成されており、噴霧部20が取付部11Eに取り付けられた状態にて、送水口部11E-1内へ挿入されるようになっている。また、該受水口部23Bの外周面には、リング状のゴムパッキン23Cが取り付けられており、該ゴムパッキン23Cにより受水口部23Bの外周面と送水口部11E-1の内周面との間で水密状態に保たれるようになっている。
キャップ部24は、除菌水噴霧器1の幅方向(X軸方向)に見て略L字状に屈曲された形状の帯条片24Aと、該帯条片24Aの一端部に設けられた封止部24Bとを有している。帯条片24Aは、その他端部にてリング部23Aの回動保持部23A-2によって、上記幅方向での軸線まわりに回動可能な状態で保持されている。また、封止部24Bは、リング部23Aの噴霧孔部23A-1より若干小さい内径の円筒状をなしている。除菌水噴霧器1の不使用時には、キャップ部24を上記幅方向での軸線まわりに回動させて、封止部24Bを噴霧孔部23A-1に嵌入して該噴霧孔部23A-1を閉塞することにより、噴霧部20内への埃等の侵入の防止を防止できるようになっている。
噴霧部20は、超音波振動子21を有しており、比較的破損しやすいので、除菌水生成部10に対して着脱自在となっていて、該噴霧部20のみの交換が可能となっている。該噴霧部20は、図1(B),(C)及び図4に示されるような除菌水生成部10の取付部11Eの前方位置から後方(Y1方向)へ移動されることにより該取付部11Eに取り付けられる。噴霧部20が取付部11Eに取り付けられると、該噴霧部20の受水口部23Bが取付部11Eの送水口部11E-1へ嵌入して該送水口部11E-1と連通する。また、噴霧部20の端子22が接続部材14の接触部14Bの接触孔部14B-1へ圧入されて該接触部14Bと接触する(図3参照)。この結果、駆動回路部13と超音波振動子21とが電気的に導通し、駆動回路部13の駆動により該超音波振動子21を超音波振動させることができる。また、除菌水生成部10に取り付けられた噴霧部20は、該噴霧部20を前方へ向けて引き抜くことにより取り外し可能となっている。
このような構成の除菌水噴霧器1は、次の要領で使用される。まず、蓋部15を上側ケース部11Aから取り外し、貯留部11Cの上端開口から食塩水を注いで該貯留部11Cに貯留する。該貯留部11Cの下部の電気分解部11C-1では、駆動回路部13から電圧を負荷された一対の電極12により食塩水が電気分解され、除菌水としての電解次亜水が生成される。生成された除菌水は、電気分解部11C-1から送水口部11E-1及び受水口部23Bを経て超音波振動子21へ向けて送水される。そして、該除菌水は、駆動回路部13により駆動されて超音波振動している超音波振動子21に接触して霧化される。霧化された除菌水は、超音波振動子21の孔部21A及びリング部23Aの噴霧孔部23A-1を経て外部(室内空間)へ噴霧される。
本実施形態では、除菌水生成部10の接続部材14が導電性シリコンゴムで作られている。つまり、接続部材14の接触部14Bは導電性シリコンゴムで形成されており、該接触部14Bで噴霧部20の端子22と接触するようになっている。したがって、該接触部14Bに除菌水が接触しても該接触部14Bが錆びることがないので、噴霧部20と除菌水生成部10との良好な接続状態を確保でき、除菌水噴霧器1を長期間にわたり使用することが可能となる。
また、本実施形態では、接続部材が導電性シリコンゴムで作られていることとしたが、接続部材の材料はこれに限られず、他の導電性樹脂であってもよい。また、本実施形態のように接続部材全体が導電性樹脂で作られていることは必須ではなく、少なくとも接触部が導電性樹脂で作られていればよい。このような接続部材の構成の一例として、例えば、接触部のみが導電性樹脂製で、該接触部以外の部分が金属製であるような構成が挙げられる。このように少なくとも接触部が導電性樹脂製であれば、該接触部は除菌水に接触して錆びることがないので、噴霧部と除菌水生成部との良好な接続状態を確保できる。
本実施形態では、除菌水は、食塩水を電気分解して生成される電解次亜水であることとしたが、本発明は、強酸性、アルカリ性、微酸性、弱酸性の電解次亜水を除菌水として使用する場合にも適用できる。したがって、例えば、希塩酸を電気分解して電解次亜水を除菌水として生成するようにしてもよい。
1 除菌水噴霧器 14 接続部材
10 除菌水生成部 14B 接触部
11C 貯留部 20 噴霧部
12 電極 21 超音波振動子
13 駆動回路部 22 端子

Claims (3)

  1. 除菌水を霧化して噴霧する除菌水噴霧器であって
    食塩水又は希塩酸を電気分解して除菌水を生成する除菌水生成部と、
    前記除菌水生成部に着脱自在に取り付けられ、前記除菌水生成部で生成された除菌水を超音波振動子の超音波振動により霧化して噴霧する噴霧部とを備え、
    前記除菌水生成部は、
    食塩水又は希塩酸を貯留する貯留部と、
    前記貯留部内に配置され食塩水又は希塩酸を電気分解する少なくとも一対の電極と、
    前記超音波振動子を駆動する駆動回路部と、
    前記噴霧部が取り付けられる取付部と、
    前記駆動回路部と前記噴霧部とを電気的に接続し、第1の端部と第2の端部を有する接続部材と
    前記取付部に形成され、前記接続部材の前記第1の端部を保持する保持部を有し、
    前記噴霧部は、
    前記超音波振動子と、
    前記接続部材を介して前記駆動回路部と前記超音波振動子を接続する端子とを有しており、
    前記接続部材は、
    前記第2の端部が前記駆動回路部と接続されているとともに、前記第1の端部が前記取付部で保持され、前記端子と接触する接触部として形成されており、
    前記除菌水生成部に設けられている前記接触部と、前記除菌水生成部に着脱自在で交換可能な噴霧部に設けられた前記端子のうち、少なくとも前記接触部が導電性樹脂製であることを特徴とする除菌水噴霧器。
  2. 前記接続部材の前記接触部は、前記取付部にて前記除菌水生成部と前記噴霧部との間を水密状態としていることとする請求項1に記載の除菌水噴霧器。
  3. 前記接続部材は、少なくとも前記接触部が導電性シリコンゴム製であることとする請求項1又は請求項2に記載の除菌水噴霧器。
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