JP7086465B2 - 持ち運び用包装箱及び持ち運び用包装箱のブランクシート - Google Patents
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Description
すなわち、特許文献1に記載の包装箱は、製函時に、補強片を天板に対して折り曲げた後、補強板の先端を天板の下面に接着しなければならなかった。また、特許文献2に記載の包装箱は、天板フラップを折り曲げて筒体の開口部を覆った状態で補強板を折り曲げ、補強板に連接する支持凸片を側板に密着させなければならず、その状態を作り難かった。
そこで、本発明は、取っ手部を容易に形成できる持ち運び用包装箱のブランクシート及び持ち運び用包装箱を提供する。
この構成によれば、第1のU字部の引き起こしに伴って第3のU字部を引き出し、取っ手を形成することができる。
この構成によれば、貼着先端部を接合代の一部としているため、持ち運び用包装箱の製造が容易になるとともに、第1のU字部を補強することができる。
この構成によれば、第3のU字部を引き出した際に、第3のU字部が第1のU字部を引き起こした際に形成される孔部において不用意に搖動することを防止することができる。
この構成によれば、第3のU字部を周壁部に確実に係止することができる。
この構成によれば、押込み片により取っ手の把持が容易となる。
この構成によれば、上記いずれかの作用を発揮する。
第1のU字部20は、略矩形に形成された外端縁20aと、外端縁20aから所定寸法内側の位置で手を挿入する開口部を形成する内端縁20bとにより、所定の幅寸法を有するU字形に形成される取っ手15(図6参照)の一片側となる部分である。
引き起こし基端線21は、第1のU字部20を引き起こす際に第1のU字部20以外の周壁部27との連結部分となる折り目となっている。
頂辺23の中央部分は、側辺6a方向に僅かに突出した指掛け部25を形成している。
以上の外側立ち上がり辺22と頂辺23とは、連続する略U字形の切込みとなっている。
指掛け部25に隣り合う周壁部27には、頂辺23に対して垂直な2本の切込み23t,23tが頂辺23から延び、更に2本の切込み23t,23tの先端が折り目23yで結ばれており、2本の切込み23t,23tの間が押込み部28になっている。
図3に示すように、第1のU字部20は、引き起こし基端線21を軸として外端縁20aの切込みに沿って第1のU字部20を筒体6の外側に立ち上げることが可能となっており、立ち上げられた後、第1側板部2に孔部26が形成されるようになっている。
このように第1のU字部20を引き起こした上で押込み片32を押し込むことにより、図6に示す取っ手15の一片が形成できるようになっている。なお、図6は、取っ手15を形成した包装箱Xを、図2に示す外側立ち上がり辺22に対応する孔部26の開口端縁に沿って縦断面視した図である。
接合代45は、第1側板部2の内面(図1の裏面側)に貼着して第1側板部2から第4側板部5を図1に示す筒体6に連結する部分であり、貼着基部46と、貼着基部46の先端縁に連接した第2のU字部(貼着先端部)47とを有している。
本実施形態では、貼着基部46は、側辺5aから一定の間隔を空けて側辺5aに平行に設けられた引き起こし基端線48までの帯状の部分49Aと、帯状の部分49Aの両端部において側辺5aに直交する方向に略台形に延出した補強部49Bとを備えている。
貼着基部46は、少なくとも第1側板部2の端縁2aと引き起こし基端線21との間に貼着する。
第3のU字部55は、第2のU字部47の頂辺52を挟んで、第2のU字部47に対して逆U字形で、第2のU字部47よりも僅かに幅広に形成された接合代45の延長部分であり、引き起こし時に孔部26の周壁部27に係止する係止部56を有している。
形の外端縁55aと、第1のU字部20の内端縁20bに対応する略矩形の内端縁55bにより形成されている。
第3のU字部55の外端縁55aは、第2のU字部47と共有する頂辺52と、頂辺52の両端から頂辺52に対して僅かに拡開する方向に延びた後、頂辺52に対して略垂直に延びる外側立ち上がり辺60と、外側立ち上がり辺60,60の先端間に延びる係止辺61とに囲まれている。
係止部56は、係止辺61の延在方向を長手方向とする略短冊状に形成され、その両端に側辺5aに向かって突出する補助係止片65が形成されている。
第4側板部5の上辺6dには、第2側板部3を覆って開口部7の全体を閉じる大きさで略矩形に形成された第4天板フラップ11が連接している。
第3側板部4の上辺6bには、延出寸法が短く図1に示す筒体6の一方の開口部7の半分弱を覆う大きさの略矩形の第3天板フラップ10が連接している。
第1底フラップ71及び第3底フラップ73は、底部13の対向する下辺6c,6cから先端を突き合わせて図4に示す開口部12を閉じるフラップであり、それぞれ外形が略R形状又はR形状を左右反転させた形状となっている。
第2底フラップ72は、概略凹型のフラップである。
第4底フラップ74は、先端が下辺に平行な方向にやや膨出した概略凸型のフラップである。
ブランクシート1を折り畳んで製函前の状態にするには、図5に示すように、側辺5aにおいて図2に示す接合代45を第4側板部5の内面に重ねて帯状部分49A及び第2のU字部47の頂辺52に沿って接着剤を配する。
以上により、図1及び図4に示すように、開口部7が開口した包装箱Xになる。
以上により、直方体で積み上げが容易な状態の包装箱Xとなる。
また、持ち運び用包装箱Xの取っ手15は、第1側板部2から山形に突出しており、把持し易くかつ荷重の大きい物を収容した場合に取っ手15の基端部及び孔部26を形成している周壁部27に掛かる荷重を分散して安定的に保持することができるという効果を奏する。
補強部49Bの突出をこのように大きく設けた場合、第1側板部2の孔部26の周壁部27に貼り合わされる面積が大きくなり、周壁部27の剛性を高めることができる。
また、上記実施形態の底部13は、地獄底を採用した場合を例示したが、寸法関係が合う限り、図7に示すようないわゆるワンタッチ底を採用することもできる。
この場合、第1のU字部20は、折り目を挟んで側板部を一方向に連接させた一端側の側板部に形成する。また、第1のU字部20の向きは、U字の互いに平行に延びるU字の直線の先端、言い換えるとU字の始端及び終端、を側板部の端縁側に向け、取っ手15の図2に示す手掛け部41を側板部が連接している方向に向ける。
2-5 側板部
2a,5a 端縁
6 筒体
7 開口部
12 開口部
13 底部
15 取っ手
20 第1のU字部
23 頂辺(第1のU字部の先端縁)
26 孔部
27 周壁部
32 押込み片
63 押込み片
47 貼着先端部,第2のU字部
55 第3のU字部
56 係止部
61 係止辺
65 補助係止片
X 包装箱
Claims (6)
- 筒体を形成する側板部と、前記筒体の一方の開口部を塞ぐ天板部と、前記筒体の他方の開口部を塞ぐ底部とを備え、
前記側板部に、切込み及び折り目の形成によって引き起し自在に形成された第1のU字部が形成され、
前記第1のU字部の少なくとも一部に重ねて前記第1のU字部の内面に貼り合わされ、前記第1のU字部と共に引き起こされる貼着先端部が設けられ、
前記貼着先端部には、前記第1のU字部の先端縁に沿う位置で折り曲げられ前記第1のU字部に対し逆U字形を形成し、前記第1のU字部の立ち上げに伴って、前記第1のU字部の立ち上げにより形成される孔部から前記側板部の外面側に引き出される第3のU字部が連接し、
前記第3のU字部は、前記孔部を形成している第1側板部の周壁部に係止する係止部を有し、
前記引き起こしにより前記第1のU字部と、第3のU字部とが取っ手となる持ち運び用包装箱。 - 前記筒体は、折り目を介して一方向に4つ以上連接させた前記側板部を有し、
前記第1のU字部は、前記一方向の一端に位置する前記側板部に形成され、
前記一方向の一端に対する他端に位置する前記側板部には、折り目を介して接合代が連接し、前記貼着先端部は、側板部の端縁同士をつなげて筒体にするために側板部の内側に貼着させる接合代の一部として、前記第1のU字部と同一又は小さい同形状に形成されて第2のU字部を構成している請求項1に記載の持ち運び用包装箱。 - 前記第1のU字部が引き起こされた際に頂辺を成す前記第1のU字部の先端縁は、前記第1のU字部の基端部の幅寸法よりも幅広に切り欠かれ、
前記第3のU字部の前記孔部から引き出される部分の幅寸法は、前記第1のU字部の基端部の幅寸法よりも大きくかつ前記第1のU字部の先端縁の幅寸法よりも小さく形成されている請求項1又は2に記載の持ち運び用包装箱。 - 前記係止部は、前記周壁部に面接触で係止する補助係止片を有している請求項1から3のいずれか一項に記載の持ち運び用包装箱。
- 前記第1のU字部は、その先端縁と平行で前記第1のU字部の基端線寄りに形成された折り目と、この折り目の両端から前記第1のU字部の基端線に向かって平行に延びた後、基端線上でつながっている切込みとにより形成される押込み片を前記第1のU字部の内側に有し、
前記第3のU字部は、前記孔部から引き出された際に頂辺となる辺に平行で、前記頂辺と前記第3のU字部の引き起こし基端線となっている係止辺との間に形成された折り目と、この折り目の両端から前記係止辺に向かって延びた後、前記係止辺上でつながる切込みとにより形成される押込み片を前記第3のU字部の内側に有している請求項1から4のいずれか一項に記載の持ち運び用包装箱。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の持ち運び用包装箱を形成するブランクシート。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018067858A JP7086465B2 (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 持ち運び用包装箱及び持ち運び用包装箱のブランクシート |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2019177903A JP2019177903A (ja) | 2019-10-17 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2018067858A Active JP7086465B2 (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 持ち運び用包装箱及び持ち運び用包装箱のブランクシート |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP7086465B2 (ja) |
Citations (2)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS572271Y2 (ja) * | 1978-02-28 | 1982-01-14 |
-
2018
- 2018-03-30 JP JP2018067858A patent/JP7086465B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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