JP7091932B2 - 吊車 - Google Patents

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Description

本発明は、引戸、折戸又は可動間仕切等の建具に使用される吊車に関する。
引戸、折戸又は可動間仕切等において、ハンガーレール(ガイドレール)に沿って水平軸まわりに転動するローラーを備えたランナーと、前記ランナーに支持されたハンガーシャフトとを含む吊車が広く用いられている。
このような吊車において、ハンガーレール内にランナーを挿入した状態での戸又は間仕切パネルの上端部へ吊車を取り付ける作業の容易化、及び、引戸、折戸又は可動間仕切等の開閉動作の円滑化のために、前記ローラーをランナー本体の前後左右に取り付けた4輪構成のものが使用される(例えば、特許文献1参照)。
一方、アコーディオンドア等に用いる2輪構成の簡易な吊車がある(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2の吊車は、内面に転がり軸受の転動体5を回転自在に保持した保持輪体3の外下方に取付枠4を垂下形成して支持体1とし、保持輪体3内に回動杆2を挿通保持するとともに、回動杆2を保持輪体3の両側で膨大せしめて摺動膨大部6,6を形成している。
特許第5137180号公報 実開昭50-60829号公報
特許文献1のような4輪構成の吊車は、前後のローラー軸により左右一対のローラーを軸支しており、各ローラーとローラー軸との間に転がり軸受を配する構造が主流である。この構造では、引戸、折戸又は可動間仕切等の建具を開閉する際の操作性は高くなるが、一つの吊車ごとに4個の転がり軸受が必要なため、製造コストが増大する。
一方、特許文献2のようなアコーディオンドア等に用いる2輪構成の簡易な吊車は、ガタが非常に大きいことから、特許文献2のような構造を4輪構成の吊車として前記建具に用いた場合には、前後左右の4つのローラーがランナー本体やハンガーレールの側面に接触する現象を誘発しやすく、前記建具を円滑に開閉することができなくなるので、操作性が大幅に低下してしまう。
よって、特許文献2のような2輪構成の簡易な吊車は、4輪構成の吊車には不向きである。
そこで本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとする課題は、4輪構成の吊車において、4個の転がり軸受を備える必要をなくして製造コストを低減しながら、引戸、折戸又は可動間仕切等の建具を円滑に開閉できる操作性を維持することである。
本願の発明者らは、引戸、折戸又は可動間仕切等の建具に使用される4輪構成の吊車において、一つのローラー軸により支持される左右のローラーは、直線状のハンガーレールに沿って回転することから、独立して回転する必要がないことに着目した。そして、ランナー本体の左右方向中央に設けた1個の転がり軸受によりローラー軸を支持し、左右のローラーを転がり軸受の内輪に固定して一体化する構造について検討を行い、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は以下の通りである。
〔1〕ハンガーレールに係合する左右一対のローラーを支持するローラー軸が前後に取り付けられたランナー本体と、前記ランナー本体により支持され、前後の前記ローラー軸間に位置して垂下するハンガーシャフトとを含む吊車であって、
前後の前記ローラー軸に対応させて前記ランナー本体の前後の左右方向中央に1個ずつ配置した転がり軸受の外輪を前記ランナー本体で支持し、
前記ローラー軸をリベットとし、
前記左右一対のローラーに、前記ローラーの回転軸と同軸の円筒状段部を設け、
前記円筒状段部が繋がる前記ローラーの左右方向内面を前記転がり軸受の内輪の側面に当接させるとともに、前記円筒状段部の円筒面を前記内輪に内嵌した状態で、
前記リベットを、前記左右一対のローラーの径方向中央部の通し穴に挿通又は嵌入して軸端を加締めることにより、前記左右一対のローラー及び前記内輪を固定してなることを特徴とする吊車。
〔2〕ハンガーレールに係合する左右一対のローラーを支持するローラー軸が前後に取り付けられたランナー本体と、前記ランナー本体により支持され、前後の前記ローラー軸間に位置して垂下するハンガーシャフトとを含む吊車であって、
前後の前記ローラー軸に対応させて前記ランナー本体の前後の左右方向中央に1個ずつ配置した転がり軸受の外輪を前記ランナー本体で支持し、
前記ローラー軸をリベットとし、
前記左右一対のローラーの左右方向内面を前記転がり軸受の内輪の側面に当接させた状態で、
前記リベットを、前記左右一対のローラーの一方の径方向中央部の通し穴、前記転がり軸受の内輪、及び前記左右一対のローラーの他方の径方向中央部の通し穴に嵌入して軸端を加締めることにより、前記左右一対のローラー及び前記内輪を固定してなることを特徴とする吊車。
〔3〕ハンガーレールに係合する左右一対のローラーを支持するローラー軸が前後に取り付けられたランナー本体と、前記ランナー本体により支持され、前後の前記ローラー軸間に位置して垂下するハンガーシャフトとを含む吊車であって、
前後の前記ローラー軸に対応させて前記ランナー本体の前後の左右方向中央に1個ずつ配置した転がり軸受の外輪を前記ランナー本体で支持し、
前記ローラー軸を、左右一対の筒状体、及び前記筒状体に挿通するリベットにより構成し、
前記左右一対の筒状体に、前記ローラーの回転軸と同軸の円筒状段部を設け、
前記円筒状段部が繋がる前記筒状体の左右方向内面を前記転がり軸受の内輪の側面に当接させるとともに、前記円筒状段部の円筒面を前記内輪に内嵌した状態で、
前記リベットを、前記左右一対の筒状体に挿通して軸端を加締めることにより、前記左右一対のローラー、前記左右一対の筒状体、及び前記内輪を固定してなることを特徴とする吊車。
〔4〕ハンガーレールに係合する左右一対のローラーを支持するローラー軸が前後に取り付けられたランナー本体と、前記ランナー本体により支持され、前後の前記ローラー軸間に位置して垂下するハンガーシャフトとを含む吊車であって、
前後の前記ローラー軸に対応させて前記ランナー本体の前後の左右方向中央に1個ずつ配置した転がり軸受の外輪を前記ランナー本体で支持し、
前記ローラー軸を、第1筒状体、及び前記第1筒状体に外嵌する第2筒状体、並びに前記第1筒状体に挿通するリベットにより構成し、
前記第1筒状体に、前記ローラーの回転軸と同軸の円筒状段部を設け、
前記第2筒状体は、前記円筒状段部の円筒面に外嵌し、
前記円筒状段部に繋がる前記第1筒状体の左右方向内面、及び前記第2筒状体の左右方向内面を、前記転がり軸受の内輪の側面に当接させるとともに、前記円筒状段部の円筒面を前記内輪に内嵌した状態で、
前記リベットを、前記第1筒状体に挿通して軸端を加締めることにより、前記左右一対のローラー、前記第1筒状体及び前記第2筒状体、並びに前記内輪を固定してなることを特徴とする吊車。
以上の構成の本発明の吊車によれば、4輪構成の吊車において、ランナー本体の左右方向中央の前後に転がり軸受を2個備えればよいので、4個の転がり軸受を備えた吊車よりも製造コストを低減できる。
その上、前記吊車の構造により、左右一対のローラーはランナー本体に接触することはなく、ガタを小さく抑えることができるとともに、左右一対のローラーの同心度を高めることができる。
よって、転がり軸受の転動体が外輪及び内輪間を転動しながら、内輪と一体である左右のローラーは軽快に回転するので、吊車を用いた、引戸、折戸又は可動間仕切等の建具の円滑な操作が可能となる。
その上さらに、前記吊車の構造では、左右のローラーが、ローラー軸を介して転がり軸受の内輪に固定されることから、内輪が転動輪となる。
よって、外輪が転動輪となる、各ローラーに転がり軸受を配する従来の構造よりも、吊車が同じ距離を走行した際における転動体の回転数が減少するので、転がり軸受の寿命を延ばすことができる。
本発明の実施の形態1に係る吊車の斜視図である。 図1の矢視X1-X1断面図である。 図1の矢視X2-X2断面図である。 本発明の実施の形態1に係る吊車の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る吊車を折戸に用いた例を示す部分断面正面図である。 同じく部分断面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る吊車とハンガーレールを示す部分断面斜視図である。 図1の矢視X1-X1断面に相当する、本発明の実施の形態2に係る吊車の断面図である。 図1の矢視X1-X1断面に相当する、本発明の実施の形態3に係る吊車の断面図である。 図1の矢視X1-X1断面に相当する、本発明の実施の形態4に係る吊車の断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。
本明細書においては、ハンガーレールHRに沿って吊車1のランナー本体2が走行する方向を前後方向、前後方向に直交する水平方向を左右方向とし、左方から見た図(図5)を正面図とする。
<実施の形態1>
図1の斜視図、並びに図1の矢視X1-X1断面図である図2及び図1の矢視X2-X2断面図である図3に示すように、本発明の実施の形態1に係る吊車1は、4輪構成であり、ランナー本体2と、ランナー本体2により支持されたハンガーシャフト3とを備える。
ランナー本体2は、左右一対のローラー4,4を支持する、転がり軸受6を介してランナー本体2により支持されたローラー軸5を前後に備える。
ハンガーシャフト3は、前後のローラー軸5,5間に位置して垂下する。
吊車1の主要構成部品の材質は、例えば、ランナー本体2及びローラー4は合成樹脂製であり、ハンガーシャフト3及びローラー軸5、並びに転がり軸受6の内外輪6A,6B及び転動体6Cは金属製である。
図5の部分断面正面図、図6及び図7の部分断面斜視図に示すように、前後左右のローラー4,4,…は、ハンガーレールHRに係合し、吊車1は、ハンガーレールHRに沿って前後方向にのみ移動する。
図5及び図6に示す吊車1を用いた折戸FDでは、ハンガーレールHRと平行で下方に位置するレールRの溝内に、折戸FDのガイド軸Gが係合する。
図1の矢視X1-X1断面図である図2、及び図4の分解斜視図に示すように、吊車1のランナー本体2(分割体2A,2B)により、前後のローラー軸5,5に対応させてランナー本体2の前後の左右方向中央に1個ずつ配置した転がり軸受6の外輪6Aを支持する。
左右一対のローラー4は、ローラー4の回転軸と同軸の第1円筒状段部11、第2円筒状段部12、及び第3円筒状段部13を有する。
図1の矢視X1-X1断面図である図2、及び図1の矢視X2-X2断面図である図3、並びに図4の分解斜視図を参照して、吊車1の組立方法を説明する。
ランナー本体2の分割体2Bの前後の外輪支持穴2b,2bに転がり軸受6,6を嵌入する。
ハンガーシャフト3の左右方向の通し穴3aにピン14を挿入し、ピン14の両端部をランナー本体2の左右の分割体2A,2Bのピン支持穴2e,2eに挿入するように、分割体2A,2Bを近づけ、分割体2Aの前後の弾性係止片2f,2fを分割体2Bの前後の係合穴2g,2gに係合させる。
この状態では、図2に示すように、転がり軸受6の外輪6Aは、分割体2A,2Bの外輪支持穴2a,2b内に位置し、転がり軸受6は、ランナー本体2に対して径方向及び軸方向(左右方向)に位置決めされる。
また、図3に示すように、ハンガーシャフト3は、分割体2A,2Bのハンガーシャフト支持穴2c,2d内に入るので、ランナー本体2に固定された状態で垂下する。
図2に示すように、左右のローラー4,4の第3円筒状段部13,13の円筒面B1,B1を軸受6の内輪6Bに内嵌した状態で、図4に示すように、ローラー軸5であるリベット7を一方のローラー4の径方向中央部の通し穴4aに挿通又は嵌入し、次に他方のローラー4の径方向中央部の通し穴4aに挿通又は嵌入し、図2のようにリベット7の軸端を加締める。
そして、タッピンねじ15,…をランナー本体2の分割体2Aの通し穴2h,…に挿通してランナー本体2の分割体2Bの下穴2i,…にねじ込むことにより、分割体2A,2Bを固定する。
この状態では、軸受6の内輪6Bに内嵌した左右の第3円筒状段部13,13が繋がるローラー4,4の左右方向内面A1,A1が、軸受6の内輪6Bを挟むように内輪6Bの左右に当接しており、左右一対のローラー4,4は、内輪6Bに固定される。
<実施の形態2>
図1の矢視X1-X1断面に相当する図8の断面図に示す本発明の実施の形態2に係る吊車1において、実施の形態1と同一の符号は同一又は相当する部品又は部分を示している。
実施の形態2の図8のローラー4は、実施の形態1の図2のローラー4と比較すると、第3円筒状段部13が無く、ローラー4の通し穴4aの径は転がり軸受6の内輪6Bの内径と等しく、ローラー軸5であるリベット7の外径が大きい。
実施の形態2では、左右一対のローラー4,4の左右方向内面A2,A2を転がり軸受6の内輪6Bの側面に当接させた状態で、ローラー軸5であるリベット7を、一方のローラー4の径方向中央部の通し穴4a、転がり軸受6の内輪6B、及び他方のローラー4の径方向中央部の通し穴4aに嵌入して軸端を加締める。
この状態では、ローラー4,4の左右方向内面A2,A2が、軸受6の内輪6Bを挟むように内輪6Bの左右に当接しており、左右一対のローラー4,4は、内輪6Bに固定される。
<実施の形態3>
図1の矢視X1-X1断面に相当する図9の断面図に示す本発明の実施の形態3に係る吊車1において、実施の形態1と同一の符号は同一又は相当する部品又は部分を示している。
実施の形態3の図9のローラー4は、実施の形態1の図2のローラー4と比較すると、第2円筒状段部12及び第3円筒状段部13が無く、第1円筒状段部11のみを設けており、ローラー4の通し穴4aの径を大きくしている。
そして、ローラー軸5を、左右一対の筒状体8,8、及び筒状体8,8に挿通するリベット7により構成しており、筒状体8,8には、ローラー4の回転軸と同軸の円筒状段部8A,8Aを設けている。筒状体8,8は金属製である。
ローラー4の通し穴4aに筒状体8を嵌入し、左右の筒状体8,8の円筒面B3,B3を軸受6の内輪6Bに内嵌した状態で、リベット7を一方の筒状体8の径方向中央部の通し穴8aに挿通し、次に他方の筒状体8の径方向中央部の通し穴8aに挿通し、リベット7の軸端を加締める。
この状態では、軸受6の内輪6Bに内嵌した左右の円筒面B3,B3が繋がる筒状体8,8の左右方向内面A3,A3が、軸受6の内輪6Bを挟むように内輪6Bの左右に当接しており、左右一対のローラー4,4、及び左右一対の筒状体8,8は、内輪6Bに固定される。
<実施の形態4>
図1の矢視X1-X1断面に相当する図10の断面図に示す本発明の実施の形態4に係る吊車1において、実施の形態1と同一の符号は同一又は相当する部品又は部分を示している。
実施の形態4の図10のローラー4は、実施の形態3と同様であり、実施の形態1の図2のローラー4と比較すると、第2円筒状段部12及び第3円筒状段部13が無く、第1円筒状段部11のみを設けており、ローラー4の通し穴4aの径を大きくしている。
そして、ローラー軸5を、第1筒状体9、及び第1筒状体9に外嵌する第2筒状体10、並びに第1筒状体9に挿通するリベット7により構成しており、第1筒状体9には、ローラー4の回転軸と同軸の円筒状段部9Aを設けている。第1筒状体9及び第2筒状体10は金属製である。
一方のローラー4の通し穴4aに第1筒状体9を嵌入し、他方のローラー4の通し穴4aに第2筒状体10を嵌入し、第1筒状体9の円筒面B4を軸受6の内輪6Bに内嵌し、第2筒状体10を円筒面B4に外嵌した状態で、リベット7を第1筒状体9の径方向中央部の通し穴9aに挿通し、リベット7の軸端を加締める。
この状態では、軸受6の内輪6Bに内嵌した円筒面B4に繋がる第1筒状体9の左右方向内面A4、及び第1筒状体9の円筒面B4に外嵌した第2筒状体10の左右方向内面A5が、軸受6の内輪6Bを挟むように内輪6Bの左右に当接しており、左右一対のローラー4,4、並びに第1筒状体9及び第2筒状体10は、内輪6Bに固定される。
以上のような本発明の実施の形態に係る吊車によれば、4輪構成の吊車において、ランナー本体の左右方向中央の前後に転がり軸受を2個備えればよいので、4個の転がり軸受を備えた吊車よりも製造コストを低減できる。
その上、本発明の実施の形態に係る吊車の構造により、左右一対のローラーはランナー本体に接触することはなく、ガタを小さく抑えることができるとともに、左右一対のローラーの同心度を高めることができる。
よって、転がり軸受の転動体が外輪及び内輪間を転動しながら、内輪と一体である左右のローラーは軽快に回転するので、吊車を用いた、引戸、折戸又は可動間仕切等の建具の円滑な操作が可能となる。
その上さらに、本発明の実施の形態に係る吊車の構造では、左右のローラーが、ローラー軸を介して転がり軸受の内輪に固定されることから、内輪が転動輪となる。
よって、外輪が転動輪となる、各ローラーに転がり軸受を配する従来の構造よりも、吊車が同じ距離を走行した際における転動体の回転数が減少するので、転がり軸受の寿命を延ばすことができる。
以上の実施の形態の記載はすべて例示であり、これに制限されるものではない。本発明の範囲から逸脱することなく種々の改良及び変更を施すことができる。
1 吊車
2 ランナー本体
2A,2B 分割体
2a,2b 外輪支持穴
2c,2d ハンガーシャフト支持穴
2e ピン支持穴
2f 弾性係止片
2g 係合穴
2h 通し穴
2i 下穴
3 ハンガーシャフト
3a 通し穴
4 ローラー
4a 通し穴
5 ローラー軸
6 転がり軸受
6A 外輪
6B 内輪
6C 転動体
7 リベット
8 筒状体
8A 円筒状段部
8a 通し穴
9 第1筒状体
9A 円筒状段部
9a 通し穴
10 第2筒状体
11 第1円筒状段部
12 第2円筒状段部
13 第3円筒状段部
14 ピン
15 タッピンねじ
A1,A2,A3,A4,A5 左右方向内面
B1,B3,B4 円筒面
FD 折戸
G ガイド軸
HR ハンガーレール
R レール

Claims (3)

  1. ハンガーレールに係合する左右一対のローラーを支持するローラー軸が前後に取り付けられたランナー本体と、前記ランナー本体により支持され、前後の前記ローラー軸間に位置して垂下するハンガーシャフトとを含む吊車であって、
    前後の前記ローラー軸に対応させて前記ランナー本体の前後の左右方向中央に1個ずつ配置した転がり軸受の外輪を前記ランナー本体で支持し、
    前記ローラー軸をリベットとし、
    前記左右一対のローラーに、前記ローラーの回転軸と同軸の円筒状段部を設け、
    前記円筒状段部が繋がる前記ローラーの左右方向内面を前記転がり軸受の内輪の側面に当接させるとともに、前記円筒状段部の円筒面を前記内輪に内嵌した状態で、
    前記リベットを、前記左右一対のローラーの径方向中央部の通し穴に挿通又は嵌入して軸端を加締めることにより、前記左右一対のローラー及び前記内輪を固定してなることを特徴とする吊車。
  2. ハンガーレールに係合する左右一対のローラーを支持するローラー軸が前後に取り付けられたランナー本体と、前記ランナー本体により支持され、前後の前記ローラー軸間に位置して垂下するハンガーシャフトとを含む吊車であって、
    前後の前記ローラー軸に対応させて前記ランナー本体の前後の左右方向中央に1個ずつ配置した転がり軸受の外輪を前記ランナー本体で支持し、
    前記ローラー軸を、左右一対の筒状体、及び前記筒状体に挿通するリベットにより構成し、
    前記左右一対の筒状体に、前記ローラーの回転軸と同軸の円筒状段部を設け、
    前記円筒状段部が繋がる前記筒状体の左右方向内面を前記転がり軸受の内輪の側面に当接させるとともに、前記円筒状段部の円筒面を前記内輪に内嵌した状態で、
    前記リベットを、前記左右一対の筒状体に挿通して軸端を加締めることにより、前記左右一対のローラー、前記左右一対の筒状体、及び前記内輪を固定してなることを特徴とする吊車。
  3. ハンガーレールに係合する左右一対のローラーを支持するローラー軸が前後に取り付けられたランナー本体と、前記ランナー本体により支持され、前後の前記ローラー軸間に位置して垂下するハンガーシャフトとを含む吊車であって、
    前後の前記ローラー軸に対応させて前記ランナー本体の前後の左右方向中央に1個ずつ配置した転がり軸受の外輪を前記ランナー本体で支持し、
    前記ローラー軸を、第1筒状体、及び前記第1筒状体に外嵌する第2筒状体、並びに前記第1筒状体に挿通するリベットにより構成し、
    前記第1筒状体に、前記ローラーの回転軸と同軸の円筒状段部を設け、
    前記第2筒状体は、前記円筒状段部の円筒面に外嵌し、
    前記円筒状段部に繋がる前記第1筒状体の左右方向内面、及び前記第2筒状体の左右方向内面を、前記転がり軸受の内輪の側面に当接させるとともに、前記円筒状段部の円筒面を前記内輪に内嵌した状態で、
    前記リベットを、前記第1筒状体に挿通して軸端を加締めることにより、前記左右一対のローラー、前記第1筒状体及び前記第2筒状体、並びに前記内輪を固定してなることを特徴とする吊車。
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