以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理方法の概要〕
まず、図1を参照し、実施形態に係る情報処理装置が行う情報処理方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。なお、図1では、利用者の持ち物のうち、利用者にとって大切な物と大切ではない物とを区別して、大切ではない物を手放すサポートをする場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100と商品売買装置200とを含む。端末装置10と情報提供装置100と商品売買装置200とは、それぞれネットワークN(図6参照)を介して有線又は無線で互いに通信可能に接続される。
端末装置10は、利用者Uにより利用されるスマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、4G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置10は、液晶ディスプレイ等の画面であって、タッチパネルの機能を有する画面を有し、利用者から指やスタイラス等によりタップ操作、スライド操作、スクロール操作等、コンテンツ等の表示データに対する各種の操作を受付ける。なお、画面のうち、コンテンツが表示されている領域上で行われた操作を、コンテンツに対する操作としてもよい。また、端末装置10は、スマートデバイスのみならず、デスクトップPC(Personal Computer)やノートPC等の情報処理装置であってもよい。
情報提供装置100は、端末装置10と連携し、利用者Uの持ち物(所有物)のうち、利用者Uにとって大切な物と大切ではない物との境界のラインを引き直し、大切ではない物を手放すサポートをする情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。本実施形態では、情報提供装置100は、利用者Uの持ち物を管理しており、利用者Uの持ち物リストから、持ち物同士でお気に入り度合いを比較し、ランク付けしてランク順にソート(並べ替え)し、ランクが低い物は各種マーケットプレイスへの出品を提案するリコメンド情報(recommendation)を提供する。すなわち、情報提供装置100は、利用者Uに対して、大切な物と大切ではない物との境界を教えることで、内的動機付けから出品を促す。また、情報提供装置100は、利用者Uの指示に応じて出品先を決定してもよいし、事前設定や所定の条件等に従って出品先を自動的に決定してもよい。例えば、情報提供装置100は、出品対象(出品候補)の持ち物の相場価格(推定価格)が最も高いマーケットプレイスを出品先として自動的に決定してもよい。
本実施形態では、利用者Uの感情や主観(又は客観)に基づき、利用者Uにとって大切な物を「価値が高い物」、大切ではない物を「価値が低い物」と称し、大切な物と大切ではない物とを判定することを「価値チェック」と称する。また、大切さの度合いを「重要度」と称する。なお、本実施形態では、利用者Uにとって大切な物と大切ではない物とを判定する実施例について説明するが、実際には、この実施例に限定されない。例えば、利用者Uにとって必要な物と必要ではない物や、売りたい物と売りたくない物というように、利用者Uが肯定的な感情(又は印象)を抱いている物と否定的な感情を抱いている物とを判定してもよい。そして、肯定的な感情の度合いを「重要度」としてもよい。
また、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10から、あるいは利用者ID等に基づいて各種サーバ等から、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報(ログデータ)を取得する。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの位置や日時の履歴である位置履歴を端末装置10から取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を検索サーバ(検索エンジン)から取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uが閲覧したコンテンツの履歴である閲覧履歴をコンテンツサーバから取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uの商品購入の履歴である購入履歴を電子商取引サーバや決済サーバから取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uのマーケットプレイスへの出品の履歴である出品履歴や販売履歴を電子商取引サーバや決済サーバから取得してもよい。また、情報提供装置100は、利用者Uの投稿の履歴である投稿履歴を口コミの投稿サービスを提供する投稿サーバやSNS(Social Networking Service)サーバから取得する。なお、情報提供装置100は、上述した情報の他にも各種の情報を取得可能である。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの年齢、性別、家族構成、経済状況といった利用者Uの属性に関する情報を取得する。そして、情報提供装置100は、上記の各種情報を、利用者Uのコンテキスト(context)として使用してもよい。
例えば、情報提供装置100は、端末装置10と連携し、利用者Uの購入履歴等から取得した持ち物情報に対しランク付けを行い、ソートしてランクが低い持ち物は販売すべき物として出品を促す。出品意欲の高くない利用者の持ち物を整理して、その中から後からいつでも売れるようにしていく。このとき、利用者Uは、持ち物をランク付けし、整理したうえで不用品を出品する。本実施形態では、情報提供装置100は、後述する商品売買装置200に対して、利用者Uからの出品指示に応じて、不用品を出品する。なお、利用者Uからの出品指示は、不用品を自動的に出品する旨の設定であってもよい。
なお、利用者Uの持ち物が、利用者Uにとって大切な物であるか大切ではない物であるかについては、利用者Uが自身で判断することが最も有効ではあるが、情報提供装置100が履歴情報に基づいて判断してもよい。例えば、購入履歴において、直近1月以内に購入した物(買ったばかりの物)は、大切な物である蓋然性が高い。また、出品履歴や販売履歴がある物と同じ物は、手放してもよい物であり、大切ではない物と推測される。また、検索履歴や投稿履歴に頻出する物(履歴情報において出現回数が多い物)は、利用者Uの興味や関心が高く、大切な物であると推測される。但し、投稿履歴において、不平や不満等のネガティブな内容が挙げられている物であれば、大切ではない物と推測される。
商品売買装置200は、ネットワークN(図6参照)上において、電子商取引が可能なマーケットプレイスを提供する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。なお、マーケットプレイスは、例えばECサイト(Electronic Commerce site)やオンラインモール(電子商店街)、フリマアプリ(flea market application)・フリマサイト、オークションアプリ・オークションサイト、その他のオンライン上での商品売買が可能なサイトやアプリケーション(アプリ)等であってもよい。本実施形態では、商品売買装置200は、情報提供装置100から出品された利用者Uの持ち物のうち利用者Uにとって大切ではない物を、マーケットプレイスにおいて不特定多数の利用者に提示して電子商取引を実施する。なお、実際には、商品売買装置200は、情報提供装置100から出品された物に限らず、利用者Uの端末装置10から直接出品された物を取り扱ってもよい。
〔1-1.基本動作〕
例えば、図1に示すように、情報提供装置100は、端末装置10の利用者Uの持ち物を管理する(ステップS1)。続いて、情報提供装置100は、端末装置10の利用者Uの持ち物を、利用者Uにとって大切な物と大切ではない物とに分けて整理する(ステップS2)。情報提供装置100は、端末装置10の利用者Uの持ち物のうち、大切ではない物を商品売買装置200に出品する(ステップS3)。なお、「商品売買装置200に出品する」とは、利用者Uの持ち物のうち、大切ではない物に関する情報を出品情報(商品情報)として商品売買装置200に送信/入力/登録することを指す。また、情報提供装置100は、利用者Uの所有物が倉庫等の保管場所で管理されている場合には、配送の手配を行う。
ここで、図1に示すように、利用者Uは、端末装置10を操作して、「持ち物リスト」の画面A1を開く。端末装置10は、利用者Uによる操作に応じて、画面A1を表示する。持ち物リストには、利用者Uの持ち物がリスト形式で表示され、利用者Uの持ち物の詳細情報とともに、当該持ち物の相場価格(推定価格)が表示される。この相場価格の表示により、利用者Uは当該持ち物がいくらで売れるか知ることができる。また、マーケットプレイスやSNSにおける当該持ち物と同じ物に対する投稿やコメント等の数や割合が表示される。この数や割合の表示により、利用者Uは当該持ち物を欲しいと思っている人がいるか知ることができる。このとき、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10と連携して、端末装置10が表示する画面に関する各種情報を提供する。
利用者Uは、手動で持ち物リストに利用者Uの持ち物を追加する場合には、画面A1の右下に表示された追加ボタン11をタップ(又はクリック)する。端末装置10は、利用者Uにより追加ボタン11がタップされた場合、「購入履歴からの持ち物追加」の画面A2と、「持ち物チェッカー」の画面A3とのいずれかを表示する。ここでは、端末装置10は、利用者Uにより追加ボタン11がタップされた場合、画面A2と画面A3とのうち予め決められた画面を表示することとしているが、実際には、利用者Uにより追加ボタン11がタップされた際に、画面A2と画面A3とを選択できるようにしてもよい。あるいは、端末装置10は、追加ボタン11として、画面A2を表示するための追加ボタン11aと、画面A3を表示するための追加ボタン11bとの2つのボタンを表示してもよい。「購入履歴からの持ち物追加」の画面A2には、利用者Uが過去に電子商取引により購入した商品がリスト形式で表示され、商品ごとに「持ち物リストに追加する」旨を示すボタンが表示されている。情報提供装置100は、端末装置10と連携して、利用者Uがある商品の「持ち物リストに追加する」旨を示すボタンをタップした場合、当該商品を持ち物リストに追加する。
また、端末装置10は、初期設定(デフォルト)又は利用者Uによる設定により、利用者Uが電子商取引により購入した商品を自動的に持ち物リストに追加するようにしてもよい。さらに、端末装置10は、利用者Uが電子商取引により売却した商品を自動的に持ち物リストから削除するようにしてもよい。このとき、端末装置10は、電子商取引が行われるマーケットプレイスと連携していてもよい。
ここで、「持ち物チェッカー」について説明する。利用者Uは、端末装置10を操作して、「持ち物チェッカー」の画面A3において、利用者Uの持ち物を撮影した画像を入力する。なお、入力される画像は、端末装置10のカメラ機能等を用いて撮影された画像であってもよいし、外部から取り込んだ画像であってもよい。そして、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、所定の物品の外観の画像を学習したモデルを用いて、入力された画像から所定の物品を推定する。このようなモデルは、例えば、過去に出品された物品の外観の画像の特徴を学習させることで実現が可能である。具体的には、情報提供装置100は、入力された画像と所定の物品に関する情報とを組としてモデルに入力して機械学習を実施する。そして、情報提供装置100は、入力された画像を学習済のモデルに入力し、出力として所定の物品に関する情報を取得する。また、情報提供装置100は、入力された画像に示された物品の外観から、物品の使用状況(新品同様、若干のキズ/汚れあり等)に関する使用情報等を推定する。そして、情報提供装置100は、推定された物品を、持ち物リストに追加する。あるいは、端末装置10は、利用者Uの持ち物に表示されたQRコード(登録商標)等の2次元コードや埋め込まれたICタグ等を読み取ることで、当該持ち物を持ち物リストに追加するようにしてもよい。
また、利用者Uは、自身の持ち物を、利用者Uにとって大切な物と大切ではない物とに分けるため、端末装置10を操作して、画面A1の下方に表示された「価値チェック」の移行ボタン12をタップする。端末装置10は、利用者Uにより移行ボタン12がタップされた場合、「価値チェック」の画面A4を表示する。利用者Uは、端末装置10を操作して、画面A4に表示された自身の持ち物について、「価値が高い物」であるか否か、あるいはいずれが「価値が高い物」であるかを選択する。この「価値チェック」により、利用者Uは持ち物を整理して売るべき物を決めることができる。この「価値チェック」の詳細については後述する。
また、利用者Uは、端末装置10を操作して、画面A1の右上に表示された「編集」のリンクテキスト13(ボタンでも可)をタップする。端末装置10は、利用者Uにより「編集」のリンクテキスト13がタップされた場合、持ち物リストの編集用の画面A5を表示する。利用者Uは、端末装置10を操作して、画面A5において持ち物リストを編集することで、出品する物の在庫管理ができる。端末装置10は、画面A5において、個々の持ち物とともに、その持ち物に対する利用者Uの「重要度」を「高」「中」「低」(「H(High)」「M(Middle)」「L(Low)」)の3段階で表示する。なお、「高」「中」「低」は一例に過ぎない。実際には、「優」「良」「悪」(「E(Excellent)」「G(Good)」「B(Bad)」)でもよいし、「3」「2」「1」でもよいし、「A群」「B群」「C群」でもよい。「重要度」は、上記の「価値チェック」の結果に基づいて決定される。画面A5において、「重要度」は増減可能な表示態様で表示される。例えば、「重要度」の近傍に、増減ボタンが表示されており、利用者Uがこの増減ボタンを操作することで、事後的にその持ち物に対する利用者Uの「重要度」を変更させることができる。なお、増減ボタンは一例に過ぎない。実際には、「重要度」を変更可能なスライダーバーであってもよいし、「重要度」を選択可能なラジオボタンやチェックボックス、又はプルダウンメニューやリストボックス等であってもよい。この「重要度」により、利用者Uは自分自身にとっての持ち物の本当の価値を視覚的に認識することができる。
また、利用者Uは、端末装置10を操作して、画面A1又は画面A5の上方に表示された「持ち物の資産総額」の欄の右向き矢印14をタップする。「持ち物の資産総額」は、持ち物リストに表示された持ち物の資産総額を示す。この「持ち物の資産総額」により、利用者Uは持ち物を全て売ればいくら足しにできるかがわかる。端末装置10は、利用者Uにより右向き矢印14がタップされた場合、「持ち物資産価値推移」の画面A6を表示する。画面A6には、単位時間(単位期間)における持ち物の資産総額の推移と増減額が表示される。なお、実際には、持ち物の資産総額の推移と増減額に限らず、個々の持ち物の相場価格(推定価格)の推移と増減額が表示されるようにしてもよい。この「持ち物資産価値推移」により、利用者Uは持ち物の資産価値の変化を知ることができ、持ち物の売り時がわかる。
また、利用者Uは、利用者Uにとって大切ではない物を手放す場合、端末装置10を操作して、画面A1に表示された持ち物の欄の「出品する」と示された出品ボタン15をタップする。なお、実際には、利用者Uは、端末装置10を操作して、画面A1に表示された持ち物の欄のチェックボックスにチェック(レ点)を付することで持ち物を選択し、画面A1の下方等に表示された1つの出品ボタンをタップすることで、選択された持ち物を一括して出品するようにしてもよい。端末装置10は、利用者Uにより出品ボタン15がタップされた場合、該当する利用者Uの持ち物をマーケットプレイスへ出品する旨の出品指示を情報提供装置100に出力する。情報提供装置100は、端末装置10からの出品指示に応じて、該当する利用者Uの持ち物を、マーケットプレイスを提供する商品売買装置200に出品する。
〔1-2.価値チェック(単品バージョン)〕
次に、図2を参照して、価値チェック(単品バージョン)の概要について説明する。図2は、価値チェック(単品バージョン)の概要を示す図である。但し、この概要は一例に過ぎない。
図2に示すように、利用者Uは、端末装置10を操作して、図1に示す「持ち物リスト」の画面A1の移行ボタン12をタップすることで、リスト形式の画面B1を開く。端末装置10は、利用者Uにより画面A1の移行ボタン12がタップされた場合、最初に画面B1を表示する。なお、最初に画面B1を表示するか、後述する画面B2を表示するかは任意である。端末装置10は、利用者Uにより画面A1の移行ボタン12がタップされた場合、設定により画面B1と画面B2とのうち予め決められた画面を表示するようにしてもよい。
利用者Uは、リスト形式の画面B1からグリッド形式の画面B2に切り替える場合、端末装置10を操作して、画面B1の右上に表示されたグリッドボタン21をタップする。端末装置10は、利用者Uによりグリッドボタン21がタップされた場合、リスト形式の画面B1からグリッド形式の画面B2に切り替える。
反対に、利用者Uは、グリッド形式の画面B2からリスト形式の画面B1に切り替える場合、端末装置10を操作して、画面B2の右上に表示されたリストボタン22をタップする。端末装置10は、利用者Uによりリストボタン22がタップされた場合、グリッド形式の画面B2からリスト形式の画面B1に切り替える。
ここで、リスト形式の画面B1は「出品モード」の画面であり、グリッド形式の画面B2は「整理モード」の画面である。リスト形式の画面B1には、図1に示す画面A1と同様に、持ち物の欄に「出品する」と示された出品ボタンが表示されている。ここでは、出品ボタンについての説明を割愛する。
また、利用者Uは、自身の持ち物を、利用者Uにとって大切な物と大切ではない物とに分けるため、端末装置10を操作して、画面B2の右下に表示された「価値チェック」の移行ボタン23をタップする。端末装置10は、利用者Uにより移行ボタン12がタップされた場合、「価値チェック(単品バージョン)」の画面B3を表示する。
利用者Uは、端末装置10を操作して、画面B3に表示された自身の持ち物が「価値が高い物」(大切な物)であるか否かを選択する。本実施形態では、利用者Uは、画面B3に表示された自身の持ち物が「価値が高い物」ではない場合(「価値が低い物」(大切ではない物)である場合)には、画面B3の下方に表示された否定ボタン24と肯定ボタン25のうち、否定ボタン24をタップする。端末装置10は、利用者Uにより否定ボタン24がタップされた場合、画面B3に表示された利用者Uの持ち物が「価値が高い物」ではない(「価値が低い物」である)と判定する。
反対に、利用者Uは、画面B3に表示された自身の持ち物が「価値が高い物」である場合には、画面B3の下方に表示された否定ボタン24と肯定ボタン25のうち、肯定ボタン25をタップする。端末装置10は、利用者Uにより肯定ボタン25がタップされた場合、画面B3に表示された利用者Uの持ち物が「価値が高い物」であると判定する。
なお、利用者Uは、画面B3に表示された自身の持ち物が「価値が高い物」とも「価値が低い物」ともいえない価値が曖昧な物(普通なモノ)である場合には、いずれのボタンもタップせず、画面B3に表示された自身の持ち物をスワイプ(又はフリック)することで、スキップしてもよい。端末装置10は、利用者Uにより画面B3に表示された利用者Uの持ち物がスキップされた場合、画面B3に表示された利用者Uの持ち物が「価値が曖昧な物」であると判定する。
〔1-3.価値チェック(比較バージョン)〕
次に、図3を参照して、価値チェック(比較バージョン)の概要について説明する。図3は、価値チェック(比較バージョン)の概要を示す図である。但し、この概要は一例に過ぎない。
図3に示すように、利用者Uは、端末装置10を操作して、図1に示す「持ち物リスト」の画面A1の移行ボタン12をタップすることで、グリッド形式の画面B2を開く。端末装置10は、利用者Uにより画面A1の移行ボタン12がタップされた場合、画面B2を表示する。
また、利用者Uは、自身の持ち物を、利用者Uにとって大切な物と大切ではない物とに分けるため、端末装置10を操作して、画面B2の右下に表示された「価値チェック」の移行ボタン23をタップする。端末装置10は、利用者Uにより移行ボタン12がタップされた場合、「価値チェック(比較バージョン)」の画面B4を表示する。
情報提供装置100は、端末装置10と連携して、持ち物リストに含まれる利用者Uの持ち物のうち、2つの持ち物を選択して画面B4に表示する。利用者Uは、端末装置10を操作して、画面B4に表示された2つの持ち物のうち、いずれが「価値が高い物」であるかを選択する。本実施形態では、利用者Uは、画面B4に表示された2つの持ち物の画像のうち、「価値が高い物」である物の画像をタップする。情報提供装置100は、端末装置10と連携して、利用者Uにより画像がタップされた場合、画像がタップされた方の持ち物が「価値が高い物」であると判定し、画像がタップされなかった方の持ち物が「価値が低い物」であると判定する。
なお、実際には、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、利用者Uが画面B4に表示された2つの持ち物の画像のいずれもが「価値が高い物」である場合には、両方とも選択できるようにしてもよい。また、利用者Uが画面B4に表示された2つの持ち物の画像のいずれもが「価値が低い物」である場合には、両方とも選択しないことができるようにしてもよい。例えば、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、利用者Uが画面B4において画像の選択が終わった後、自動的に次の画像に切り替えるのではなく、利用者Uが画面B4をスワイプ(又はフリック)した際に次の画像に切り替えるようにしてもよい。この場合、利用者Uは、画面B4に表示された2つの持ち物の画像のうち少なくとも一方(両方でも可)を選択してもよいし、両方とも選択しなくてもよい。
また、利用者Uは、画面B4に表示された2つの持ち物のいずれもが「価値が高い物」とも「価値が低い物」ともいえない価値が曖昧な物である場合には、その旨を示すことができるようにしてもよい。例えば、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、画面B4において「どちらでもない」という旨を示すボタン又は画像を表示してもよい。または、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、端末装置10が有するボタンのいずれか(ソフトウェアキーでも可)を「どちらでもない」という旨を示すボタンとして使用してもよい。情報提供装置100は、端末装置10と連携して、利用者Uにより「どちらでもない」という旨を示すボタン又は画像がタップされた場合、画面B4に表示された利用者Uの持ち物が「価値が曖昧な物」であると判定する。
続いて、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、持ち物リストに含まれる利用者Uの持ち物が他にもある場合(まだ残っている場合)、持ち物リストに含まれる利用者Uの持ち物のうち、2つの持ち物を選択して画面B5に表示する。上記と同様に、利用者Uは、端末装置10を操作して、画面B5に表示された2つの持ち物のうち、いずれが「価値が高い物」であるかを選択する。
情報提供装置100は、端末装置10と連携して、持ち物リストに含まれる利用者Uの持ち物の全てについて、価値チェックを繰り返す。本実施形態では、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、持ち物リストに含まれる利用者Uの持ち物の全てについて、総当たりで2つの持ち物を選択して価値チェックを繰り返す。そして、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、持ち物それぞれについて「価値が高い物」であると判定されるごとにスコアが加算されるようにする。すなわち、「価値が高い物」であると判定された回数に応じて、スコアが高くなるようにする。あるいは、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、持ち物それぞれのスコアについて、「価値が高い物」であると判定された場合には「+1」(1点加算)、「価値が曖昧な物」である判定された場合には「0」(加点なし)、「価値が低い物」であると判定された場合には「-1」(1点減算)としてもよい。この場合、ある組み合わせの時には「価値が高い物」(「+1」)であったのに、別の組み合わせの時には「価値が低い物」(「-1」)である持ち物は「価値が曖昧な物」(「0」)となる。
なお、実際には、過去に一度でも価値チェックが行われた持ち物(既に判定済みの持ち物)あるいは組み合わせ(既に判定済みの組み合わせ)については、選択のための画像表示の対象から除外してもよい。また、端末装置10が持ち物リストに含まれる利用者Uの持ち物から2つの持ち物を選択する際の規則(ルール)については、無作為(ランダム)であってもよいし、同じカテゴリ又はセグメント(区分)の物から選択するようにしてもよい。また、情報提供装置100が、利用者Uと同じ属性又はセグメントの不特定多数の利用者による選択結果を学習し、学習結果に基づいて2つの持ち物を選択して端末装置10に通知するようにしてもよい。
情報提供装置100は、端末装置10と連携して、持ち物リストに含まれる利用者Uの持ち物の全てについて、価値チェックが完了した場合、価値チェックの結果に基づいて、重要度リストを生成し、重要度リストの画面B6を表示する。重要度リストは、利用者Uの持ち物を上記のスコアに応じて「価値が高い物」(重要度「高」)、「価値が曖昧な物」(重要度「中」)、「価値が低い物」(重要度「低」)の順に並べたリストである。例えば、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、第1閾値と、第2閾値(第1閾値>第2閾値)とを設定して、持ち物のスコアが第1閾値以上であれば「価値が高い物」(重要度「高」)、持ち物のスコアが第1閾値未満かつ第2閾値以上であれば「価値が曖昧な物」(重要度「中」)、持ち物のスコアが第2閾値未満であれば「価値が低い物」(重要度「低」)と判定する。
本実施形態では、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、利用者Uにより画面A1の移行ボタン12がタップされた場合、価値チェック(単品バージョン)と価値チェック(比較バージョン)とのうち予め決められた方を実施することとしているが、実際には、利用者Uにより画面A1の移行ボタン12がタップされた際に、価値チェック(単品バージョン)と価値チェック(比較バージョン)とを選択できるようにしてもよい。あるいは、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、画面A1の移行ボタン12として、価値チェック(単品バージョン)を表示するための移行ボタン12aと、価値チェック(比較バージョン)を表示するための移行ボタン12bとの2つのボタンを表示してもよい。
〔1-4.価値が低い物の出品の促進〕
次に、図4を参照して、価値が低い物の出品の促進について説明する。図4は、価値が低い物の出品の促進の一例を示す図である。
図4に示すように、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、利用者Uの持ち物について、上記のスコアでランク付けしてランク順にソート(並べ替え)し、ランクが低い物についてマーケットプレイスへの出品を提案するリコメンド情報を提供する。なお、情報提供装置100は、リコメンド情報を、プッシュ通知により利用者Uに提供してもよいし、利用者Uが端末装置10を用いて所定のサイトを表示又は所定のアプリケーション(アプリ)を起動した際に優先的に表示することで提供してもよい。所定のサイト又は所定のアプリとして、例えば上記のマーケットプレイスの他、メディアや地図(路線図、乗換案内、ルート検索を含む)、SNS、動画、ゲーム等のサイトやアプリ等がある。
例えば、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、持ち物リストの画面C1のように、持ち物リストを価値が低い順に並び替える。例えば、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、上記のスコアが低い持ち物の方が上位に表示されるように並び替える。この場合、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、スコアが最も低い持ち物を最上位に表示する。これにより、利用者Uは、価値が低い物を出品しやすくなる。
あるいは、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、出品時の商品情報の入力用の画面C2において、出品対象(出品候補)として、価値が低い物のうち高価なモノを優先的に表示する。この場合、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、スコアが低い持ち物のうち、出品した際の相場価格(推定価格)が高い持ち物から優先的に表示する。なお、表示される持ち物の個数については任意である。表示される持ち物の相場価格(推定価格)の高低を判定するために、閾値を設定してもよい。
〔1-5.出品後に物を手放すまでのサポート〕
次に、図5を参照して、出品後に物を手放すまでのサポートについて説明する。図5は、出品後に物を手放すまでのサポートの一例を示す図である。
図5に示すように、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、利用者Uの持ち物のうちランクが低い物についてマーケットプレイスへの出品を提案するリコメンド情報を提供した際に、利用者Uが当該提案に同意した場合、提案通りにマーケットプレイスへの出品を実施し、出品完了の画面D1を表示する。
続いて、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、マーケットプレイスへ出品した利用者Uの持ち物が一定期間を経過しても売れない場合、利用者Uに出品した持ち物の値下げを提案するリコメンド情報を提供する。ここでは、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、20%の値下げを提案するプッシュ通知が掲載されたお知らせの画面D2を表示する。そして、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、利用者Uが当該値下げの提案に同意した場合、提案通りに値下げを実施する。本実施形態では、上記の出品した持ち物の値下げの提案を複数回実施する。1回あたりの値下げ幅は一定(一律)であってもよいし、任意であってもよい。
続いて、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、複数回(多段階に)、出品した持ち物の値下げを実施し、閾値又はそれ以下の価格となったにもかかわらず、一定期間を経過しても売れない場合には、「価値なし」と判定する。なお、値下げ回数、価格の閾値は任意である。また、価格の閾値は、利用者Uが許容できる最低価格を示す下限値であってもよい。そして、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、廃棄を提案するリコメンド情報を提供する。ここでは、情報提供装置100は、端末装置10と連携して、利用者Uの居住地区のリサイクル又はゴミの日を通知するお知らせの画面D3を表示する。
「less is more」という言葉があるように、物を少なくシンプルにすることにより、生活が豊かになっていくと感じることがある。しかし、なかなか物を捨てられず、物が溢れかえった中で生活している人も多い。そのような人々に対して、本人にとって「価値が高い物(大切な物)」と「価値が低い物(大切ではない物)」の境界のラインを引き直し、大切ではない物を手放すサポートをしてあげることが豊かな暮らしに繋がるのではないかと思われる。本実施形態によれば、利用者にとって大切な物と大切ではない物の境界のラインを引き直し、大切ではない物を手放すサポートをすることができる。言い換えれば、精神的により豊かな暮らしを提案することができる。
〔2.情報処理システムの構成例〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る情報提供装置100が含まれる情報処理システム1の構成について説明する。図6は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。図6に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とを含む。これらの各種装置は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネット等のWAN(Wide Area Network)である。
また、図6に示す情報処理システム1に含まれる各装置の数は図示したものに限られない。例えば、図6では、図示の簡略化のため、端末装置10を1台のみ示したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではなく、2台以上であってもよい。
端末装置10は、利用者Uによって使用される情報処理装置である。例えば、端末装置10は、スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイス、フィーチャーフォン、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、カーナビゲーションシステム、スマートウォッチやヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブルデバイス(Wearable Device)、スマートグラス等である。
また、かかる端末装置10は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation:第5世代移動通信システム)等の無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)等の近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、情報提供装置100と通信することができる。
情報提供装置100は、例えばPCやサーバ装置、あるいはメインフレーム又はワークステーション等である。なお、情報提供装置100は、クラウドコンピューティングにより実現されてもよい。
〔3.情報処理装置の構成例〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る情報提供装置100の構成について説明する。図7は、実施形態に係る情報提供装置100の構成例を示す図である。図7に示すように、情報提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。また、通信部110は、ネットワークN(図6参照)と有線又は無線で接続される。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図7に示すように、記憶部120は、利用者情報データベース121と、履歴情報データベース122と、持ち物情報データベース123とを有する。
(利用者情報データベース121)
利用者情報データベース121は、利用者Uに関する各種情報を記憶する。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの属性等の種々の情報を記憶する。図8は、利用者情報データベース121の一例を示す図である。図8に示した例では、利用者情報データベース121は、「利用者ID(Identifier)」、「年齢」、「性別」、「自宅」、「勤務地」、「興味」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。また、「年齢」は、利用者IDにより識別される利用者Uの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、利用者IDにより識別される利用者Uの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、利用者IDにより識別される利用者Uの性別を示す。
また、「自宅」は、利用者IDにより識別される利用者Uの自宅の位置情報を示す。なお、図8に示す例では、「自宅」は、「LC11」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「自宅」は、地域名や住所であってもよい。
また、「勤務地」は、利用者IDにより識別される利用者Uの勤務地(学生の場合は学校)の位置情報を示す。なお、図8に示す例では、「勤務地」は、「LC12」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「勤務地」は、地域名や住所であってもよい。
また、「興味」は、利用者IDにより識別される利用者Uの興味を示す。すなわち、「興味」は、利用者IDにより識別される利用者Uが関心の高い対象を示す。例えば、「興味」は、利用者Uが検索エンジンに入力して検索した検索クエリ(キーワード)等であってもよい。なお、図8に示す例では、「興味」は、各利用者Uに1つずつ図示するが、複数であってもよい。
例えば、図8に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uの年齢は、「20代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、自宅が「LC11」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、勤務地が「LC12」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、「スポーツ」に興味があることを示す。
ここで、図8に示す例では、「U1」、「LC11」及び「LC12」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「LC11」及び「LC12」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。以下、他の情報に関する図においても、抽象的な値を図示する場合がある。
なお、利用者情報データベース121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの端末装置10に関する各種情報を記憶してもよい。また、利用者情報データベース121は、利用者Uのデモグラフィック(人口統計学的属性)、サイコグラフィック(心理学的属性)、ジオグラフィック(地理学的属性)、ベヘイビオラル(行動学的属性)等の属性に関する情報を記憶してもよい。例えば、利用者情報データベース121は、氏名、家族構成、出身地(地元)、職業、職位、収入、資格、居住形態(戸建、マンション等)、車の有無、通学・通勤時間、通学・通勤経路、定期券区間(駅、路線等)、利用頻度の高い駅(自宅・勤務地の最寄駅以外)、習い事(場所、時間帯等)、趣味、興味、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。
(履歴情報データベース122)
履歴情報データベース122は、利用者Uの行動を示すログデータに関する各種情報を記憶する。図9は、履歴情報データベース122の一例を示す図である。図9に示した例では、履歴情報データベース122は、「利用者ID」、「位置履歴」、「検索履歴」、「閲覧履歴」、「購入履歴」、「投稿履歴」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。また、「位置履歴」は、利用者Uの位置の履歴である位置履歴を示す。また、「検索履歴」は、利用者Uが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を示す。また、「閲覧履歴」は、利用者Uが閲覧したコンテンツの履歴である閲覧履歴を示す。また、「購入履歴」は、利用者Uによる購買の履歴である購入履歴を示す。また、「投稿履歴」は、利用者Uによる投稿の履歴である投稿履歴を示す。
例えば、図9に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、「位置履歴#1」の通りに移動し、「検索履歴#1」の通りに検索し、「閲覧履歴#1」の通りにコンテンツを閲覧し、「購入履歴#1」の通りに所定の店舗等で所定の商品等を購入し、「投稿履歴」の通りに投稿したことを示す。
ここで、図9に示す例では、「U1」、「位置履歴#1」、「検索履歴#1」、「閲覧履歴#1」、「購入履歴#1」及び「投稿履歴#1」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「位置履歴#1」、「検索履歴#1」、「閲覧履歴#1」、「購入履歴#1」及び「投稿履歴#1」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。
なお、履歴情報データベース122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、履歴情報データベース122は、利用者Uのマーケットプレイスへの出品の履歴である出品履歴や販売履歴を記憶してもよい。
(持ち物情報データベース123)
持ち物情報データベース123は、利用者Uの持ち物(所有物)に関する各種情報を記憶する。図10は、持ち物情報データベース123の一例を示す図である。図10に示した例では、持ち物情報データベース123は、「利用者ID」、「所有物ID」、「重要度」、「推定価格」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。また、「所有物ID」は、利用者Uの所有物を識別するための識別情報を示す。また、「重要度」は、利用者Uにとって当該所有物が「価値が高い物」(大切な物)である度合いを示す。なお、「重要度」は、「高」「中」「低」の3段階であってもよいし、スコアであってもよい。また、「推定価格」は、当該所有物を出品した際の相場価格(推定価格)を示す。
例えば、図10に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、所有物ID「所有物#1」により識別される所有物について、重要度「重要度#1」で示される値の分だけ、当該所有物が「価値が高い物」(大切な物)であると感じており、もし出品すれば推定価格「推定価格#1」で売れると思われることを示す。
なお、持ち物情報データベース123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、持ち物情報データベース123は、利用者Uの所有物のカテゴリや所有期間等の詳細情報を記憶してもよい。
(制御部130)
図7に戻り、説明を続ける。制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報提供装置100の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等の記憶領域を作業領域として実行されることにより実現される。図7に示す例では、制御部130は、取得部131と、管理部132と、判定部133と、提供部134とを有する。
(取得部131)
取得部131は、通信部110を介して、利用者Uの所有物に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、利用者Uの購入履歴から、利用者Uの所有物に関する情報を取得する。あるいは、取得部131は、利用者Uの登録操作に応じて、利用者Uの所有物に関する情報を取得する。そして、取得部131は、記憶部120の持ち物情報データベース123に登録する。
また、取得部131は、通信部110を介して、利用者Uに関する情報を取得する。そして、取得部131は、記憶部120の利用者情報データベース121に登録する。
また、取得部131は、通信部110を介して、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報(ログデータ)を取得する。そして、取得部131は、記憶部120の履歴情報データベース122に登録する。
(管理部132)
管理部132は、取得部131により取得された利用者Uの所有物に関する情報を所有物リスト(持ち物リスト)として管理する。例えば、管理部132は、記憶部120の持ち物情報データベース123に登録された利用者Uの所有物に関する情報を所有物リストとして管理する。所有物リストは、リスト形式とグリッド形式とに相互に切り替え可能である。
また、管理部132は、利用者Uに対して、利用者Uの所有物を大切ではない物から優先的に表示する。例えば、管理部132は、所有物リストにおいて、利用者Uの所有物を大切ではない物から順に表示する。あるいは、管理部132は、利用者Uの所有物のうち、大切ではない物であって、高価な物(推定価格が高い物)を優先的に表示する。
また、管理部132は、利用者Uに対して、利用者Uの所有物を出品した際の相場価格(推定価格)を表示する。なお、相場価格(推定価格)は、出品予定のマーケットプレイスにおいて、当該所有物と同一又は類似の出品物(商品)に付けられている価格であってもよい。同一又は類似の出品物は、同一又は類似のカテゴリに属する出品物であってもよい。
また、管理部132は、通信部110を介して、利用者Uからの出品指示に応じて、又は自動的に出品する旨の設定に従って、利用者Uの所有物のうち大切ではない物を商品売買装置200に出品する。なお、自動的に出品する旨の設定は、例えば利用者Uの所有物のうち「大切ではない物」と判定された所有物を所定のタイミングで又は一定期間ごとに(例えば毎日10:00、毎週土曜日等)、自動的に商品売買装置200に出品する旨の設定である。また、管理部132は、利用者Uの所有物が倉庫等の保管場所で管理されている場合には、配送の手配を行う。
また、管理部132は、出品された利用者Uの所有物の売れ行き(売れ具合)を監視する。そして、管理部132は、出品された所有物が出品後又は値下げ後に一定期間を経過しても売れない場合には、所有物の価格の値下げを提案するリコメンド情報を生成し、後述する提供部134に出力する。
また、管理部132は、出品された所有物の価格が閾値又はそれ以下となってから一定期間を経過しても売れない場合には、所有物の廃棄を提案するリコメンド情報を生成し、後述する提供部134に出力する。
(判定部133)
判定部133は、利用者Uの所有物のうち、利用者Uにとって大切な物と大切ではない物とを判定する。ここでは、判定部133は、利用者Uに対して、利用者Uの所有物の画像を提示し、画像に関する利用者Uの操作に応じて、利用者Uの所有物のうち、利用者Uにとって大切な物と大切ではない物とを判定する。
例えば、判定部133は、利用者Uに対して、利用者Uの所有物の画像を1つ提示し、提示された画像に示された所有物が大切な物であるか否かを選択させる。あるいは、判定部133は、利用者Uに対して、利用者Uの所有物の画像を2つ提示し、提示された2つの画像のうち、いずれの画像に示された所有物が大切な物であるかを選択させる。
また、判定部133は、利用者Uにとって大切ではない物の出品を提案するリコメンド情報を生成し、後述する提供部134に出力する。
(提供部134)
提供部134は、通信部110を介して、利用者Uの端末装置10に対して、利用者Uにとって大切ではない物の出品を提案するリコメンド情報を提供する。なお、提供部134は、リコメンド情報を、プッシュ通知により利用者Uに提供してもよいし、利用者Uが端末装置10を用いて所定のサイトを表示又は所定のアプリを起動した際に優先的に表示することで提供してもよい。所定のサイト又は所定のアプリとして、例えば上記のマーケットプレイスの他、メディアや地図(路線図、乗換案内、ルート検索を含む)、SNS、動画、ゲーム等のサイトやアプリ等がある。
また、提供部134は、出品された所有物が出品後又は値下げ後に一定期間を経過しても売れない場合には、通信部110を介して、利用者Uの端末装置10に対して、所有物の価格の値下げを提案するリコメンド情報を提供する。
また、提供部134は、出品された所有物の価格が閾値又はそれ以下となってから一定期間を経過しても売れない場合には、通信部110を介して、利用者Uの端末装置10に対して、所有物の廃棄を提案するリコメンド情報を提供する。
〔4.処理手順〕
次に、図11を用いて実施形態に係る情報提供装置100による処理手順について説明する。図11は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、情報提供装置100の制御部130によって繰り返し実行される。
図11に示すように、情報提供装置100の取得部131は、通信部110を介して、利用者Uの所有物に関する情報を取得する(ステップS101)。例えば、取得部131は、利用者Uの購入履歴から、利用者Uの所有物に関する情報を取得する。あるいは、取得部131は、利用者Uの登録操作に応じて、利用者Uの所有物に関する情報を取得する。
続いて、情報提供装置100の管理部132は、取得された利用者Uの所有物に関する情報を所有物リスト(持ち物リスト)として管理する(ステップS102)。
続いて、情報提供装置100の判定部133は、利用者Uの所有物のうち、利用者Uにとって大切な物と大切ではない物とを判定する(ステップS103)。ここでは、判定部133は、利用者Uに対して、利用者Uの所有物の画像を提示し、画像に関する利用者Uの操作に応じて、利用者Uの所有物のうち、利用者Uにとって大切な物と大切ではない物とを判定する。例えば、判定部133は、利用者Uに対して、利用者Uの所有物の画像を1つ提示し、提示された画像に示された所有物が大切な物であるか否かを選択させる。あるいは、判定部133は、利用者Uに対して、利用者Uの所有物の画像を2つ提示し、提示された2つの画像のうち、いずれの画像に示された所有物が大切な物であるかを選択させる。
続いて、情報提供装置100の提供部134は、通信部110を介して、利用者Uに対して、利用者Uにとって大切ではない物の出品を提案するリコメンド情報を提供する(ステップS104)。
続いて、情報提供装置100の提供部134は、通信部110を介して、利用者Uからの出品指示に応じて、又は自動的に出品する旨の設定に従って、利用者Uの所有物のうち大切ではない物を商品売買装置200に出品する(ステップS105)。
続いて、情報提供装置100の管理部132は、出品の提案に応じて出品された利用者Uの所有物の売れ行き(売れ具合)を監視し、出品された所有物が出品後又は値下げ後に一定期間を経過する前に売れたか否かを判断する(ステップS106)。管理部132は、出品された所有物が出品後又は値下げ後に一定期間を経過する前に売れた場合(ステップS106;Yes)には、利用者Uが当該所有物を手放したことになるため、当該所有物の管理を終了する。
続いて、情報提供装置100の提供部134は、出品された所有物が出品後又は値下げ後に一定期間を経過しても売れない場合(ステップS106;No)には、通信部110を介して、利用者Uの端末装置10に対して、所有物の価格の値下げを提案するリコメンド情報を提供する(ステップS107)。なお、提供部134は、出品された所有物の価格が閾値又はそれ以下となるまで、値下げの提案を複数回繰り返し実施してもよい。
続いて、情報提供装置100の管理部132は、出品された所有物の価格が閾値又はそれ以下となってから一定期間を経過する前に売れたか否かを判断する(ステップS108)。管理部132は、出品された所有物の価格が閾値又はそれ以下となってから一定期間を経過する前に売れた場合(ステップS106;Yes)には、利用者Uが当該所有物を手放したことになるため、当該所有物の管理を終了する。
続いて、情報提供装置100の提供部134は、出品された所有物の価格が閾値又はそれ以下となってから一定期間を経過しても売れない場合(ステップS108;Yes)には、当該所有物は「価値なし」と判断し、通信部110を介して、利用者Uの端末装置10に対して、当該所有物の廃棄を提案するリコメンド情報を提供する(ステップS109)。そして、情報提供装置100の管理部132は、当該所有物の管理を終了する。
〔5.変形例〕
上述した端末装置10及び情報提供装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、実施形態の変形例について説明する。
上記の実施形態において、情報提供装置100は、ニューラルネットワークによる機械学習の手法等を用いて、利用者Uの持ち物(所有物)について機械学習を行い、利用者Uの持ち物のうち、利用者Uにとって大切ではない物を判定する学習モデルを構築してもよい。この場合、情報提供装置100は、例えばRNN(Recurrent Neural Network)やLSTM(Long short-term memory)等を用いた機械学習を経て構築される学習モデルに利用者Uにとって大切ではない物の画像と詳細情報を正解データとして学習させた上で、当該モデルに利用者Uの持ち物の画像と詳細情報を入力し、出力として大切ではない物という判定結果を取得する。なお、利用者Uの持ち物の詳細情報として、例えばカテゴリ、形状、サイズ、模様・色彩、キズ・汚れの有無、年式・経過年数、購入時の価格等がある。
あるいは、上記とは反対に、情報提供装置100は、利用者Uの持ち物について機械学習を行い、利用者Uにとって大切な物を判定する学習モデルを構築してもよい。この場合、情報提供装置100は、例えばRNNやLSTM等を用いた機械学習を経て構築される学習モデルに利用者Uにとって大切な物の画像と詳細情報を正解データとして学習させた上で、当該モデルに利用者Uの持ち物の画像と詳細情報を入力し、出力として大切な物という判定結果を取得する。このとき、情報提供装置100は、例えば「購入頻度が高い物」、「購入履歴の傾向」、「SNSでいいねボタンをタップした写真に写る物」等の任意の情報から、利用者Uの好みや大切な物を推定し、正解データとしてモデルに利用者Uにとって大切な物の画像と詳細情報を学習させてもよい。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者Uの持ち物について機械学習を行い、相場価格(推定価格)を推定する学習モデルを構築してもよい。この場合、情報提供装置100は、例えばRNNやLSTM等を用いた機械学習を経て構築される学習モデルに物品の画像及び詳細情報と当該物品の相場価格(推定価格)との組を正解データとして学習させた上で、当該モデルに利用者Uの持ち物の画像と詳細情報を入力し、出力として相場価格(推定価格)を取得する。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者Uが出品の提案に応じて、利用者Uにとって大切ではない物を出品した場合、クーポンを発行するようにしてもよい。なお、クーポンの内容は、出品された持ち物が売れた際の価格への金額の上乗せであってもよい。あるいは、クーポンの内容は、利用者Uがマーケットプレイスから商品を購入する際の割引であってもよいし、還元であってもよい。割引や還元の割合(率)や金額については、出品された持ち物の相場価格(推定価格)に応じて決定してもよい。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者Uの持ち物を「価値が高い物」(重要度「高」)、「価値が曖昧な物」(重要度「中」)、「価値が低い物」(重要度「低」)の3段階に分類しているが、これは一例に過ぎない。実際には、利用者Uの持ち物を「非常に価値が高い物」(重要度「5」)、「どちらかといえば価値が高い物」(重要度「4」)、「価値が曖昧な物」(重要度「3」)、「どちらかといえば価値が低い物」(重要度「2」)、「全く価値が低い物」(重要度「1」)のように5段階に分類してもよい。すなわち、利用者Uの持ち物を何段階に分類するかは任意である。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、「価値が曖昧な物」という判定を無くし、利用者Uの持ち物を「価値が高い物」と「価値が低い物」との2種類に分類するようにしてもよい。すなわち、情報提供装置100は、利用者Uの持ち物を「手放したくない物」と「手放してもよい物」とにはっきりと分けるようにする。これにより、利用者Uは、自分の持ち物のうち「手放したくない物」だけを手元に残し、それ以外の物を処分することができるようになる。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者Uの持ち物が「価値が低い物」であっても利用者Uにとって「必要な物」や「手放すことで不利益を被る物」等は出品しないようにしてもよい。例えば、情報提供装置100は、「価値が低い物」である利用者Uの持ち物を手放すことで利用者Uの生活や業務に支障をきたす場合には、出品対象(出品候補)から除外するようにしてもよい。あるいは、情報提供装置100は、利用者Uが当該持ち物を出品する操作を行った場合には、念のため、当該持ち物の出品の可否を確認するメッセージ等を通知してもよい。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者Uの持ち物が「価値が低い物」であってもマーケットプレイスへの出品に適さない物は出品しないようにしてもよい。例えば、情報提供装置100は、「価値が低い物」である利用者Uの持ち物が消費期限の短い又は間近な食料品や、一般的な商取引の対象外の物、利用者U本人にしか価値がない物、あるいは氏名等の個人情報が含まれる物等である場合には、出品対象(出品候補)から除外するようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者Uの持ち物が「価値が高い物」である場合には、操作ミスや判断ミス等により間違って出品することがないように、利用者Uが当該持ち物の出品操作自体を行うことができないようにしてもよいし、利用者Uが当該持ち物の出品操作を行っても出品しないようにしてもよい。あるいは、情報提供装置100は、利用者Uが「価値が高い物」を出品する操作を行った場合には、念のため、当該持ち物が「価値が高い物」である旨と、当該持ち物の出品の可否を確認するメッセージ等を通知してもよい。
上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者Uにとって大切な物と大切ではない物とを判定する際に、利用者Uにとって大切な物である理由や、大切ではない物である理由について、利用者Uが選択/入力/登録できるようにしてもよい。このように、利用者U自身に大切な物である理由や、大切ではない物である理由を考えさせることで、大切な物と大切ではない物とを判定する判定基準(根拠)を利用者Uにはっきりと意識(自覚)させることができる。また、情報提供装置100は、利用者Uが大切な物と大切ではない物とを判定する判定基準に関する情報を取得することができる。
〔6.効果〕
上述してきたように、本願に係る情報提供装置100は、利用者Uの所有物に関する情報を取得する取得部131と、当該利用者Uの所有物について当該利用者Uにとっての価値の高低を判定する判定部133と、当該利用者Uに対して、当該利用者Uにとって価値が低い物(大切ではない物)の出品を提案するリコメンド情報を提供する提供部134と、を備える。例えば、判定部133は、利用者Uに対して当該利用者Uの所有物の画像を提示し、当該画像に関する当該利用者Uの操作に応じて、当該利用者Uの所有物について当該利用者Uにとっての価値の高低を判定する。すなわち、判定部133は、利用者Uの操作に応じて、当該利用者Uの所有物のうち、当該利用者Uにとって大切な物と大切ではない物とを判定する。
これにより、利用者の持ち物のうち、利用者にとって大切な物と大切ではない物とを区別して、大切ではない物を手放すサポートをすることができる。換言すれば、精神的により豊かな暮らしを提案することができる。また、出品意欲の高くない利用者の持ち物を整理して、当該利用者の持ち物の中から手放してもよい物を事前に明確にしておき、後からいつでも出品できるようにすることができる。
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る端末装置10や情報提供装置100は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報提供装置100を例に挙げて説明する。図12は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力I/F(Interface)1060、入力I/F1070、ネットワークI/F1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。演算装置1030は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等により実現される。
一次記憶装置1040は、RAM(Random Access Memory)等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。二次記憶装置1050は、内蔵ストレージであってもよいし、外付けストレージであってもよい。また、二次記憶装置1050は、USBメモリやSD(Secure Digital)メモリカード等の取り外し可能な記憶媒体であってもよい。また、二次記憶装置1050は、クラウドストレージ(オンラインストレージ)やNAS(Network Attached Storage)、ファイルサーバ等であってもよい。
出力I/F1060は、ディスプレイ、プロジェクタ、及びプリンタ等といった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインターフェイスであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力I/F1070は、マウス、キーボード、キーパッド、ボタン、及びスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインターフェイスであり、例えば、USB等により実現される。
また、出力I/F1060及び入力I/F1070はそれぞれ出力装置1010及び入力装置1020と無線で接続してもよい。すなわち、出力装置1010及び入力装置1020は、ワイヤレス機器であってもよい。
また、出力装置1010及び入力装置1020は、タッチパネルのように一体化していてもよい。この場合、出力I/F1060及び入力I/F1070も、入出力I/Fとして一体化していてもよい。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。
ネットワークI/F1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力I/F1060や入力I/F1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報提供装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器から取得したプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行してもよい。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器と連携し、プログラムの機能やデータ等を他の機器の他のプログラムから呼び出して利用してもよい。
〔8.その他〕
以上、本願の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述した情報提供装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットホーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティング等で呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。