JP7128486B2 - 人材紹介支援装置、人材紹介支援方法、及び、プログラム - Google Patents

人材紹介支援装置、人材紹介支援方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、人材紹介支援装置、人材紹介支援方法、及び、プログラムに関する。
従来、通信ネットワークを介して求職者と雇用者とが双方の求める情報を送受信し、その情報に基づいてマッチング処理を行う情報仲介システムが知られている。
これに関し、特許文献1には、各種データ処理動作を制御する制御装置を有する仲介業者のWebサーバと、通信ネットワークを介してWebサーバに接続される雇用者である企業側端末と、Webサーバに通信ネットワークを介して接続される求職者側端末と、を備え、Webサーバの制御装置は、企業側端末によって企業が求人情報を登録し、求職者側端末によって求人情報を登録している企業を検索し、求職者側端末に検索結果を送信する、情報仲介システムが記載されている。
特開2003-30314号公報
特許文献1に記載されているようなシステムを用いて、雇用者である企業は、自身が所望する人材を確保するために仲介業者に対して人材紹介依頼を出す。仲介業者は、人材紹介依頼に応じた人材を企業に紹介して、企業が当該人材の採用を決定した場合に、報酬として紹介手数料を取得する。しかしながら、紹介手数料は、通常、人材業界における相場に基づいて予め定められており、企業が出す求人に対して仲介業者が提示する人材の推薦数等(人材需要)を踏まえて動的に決定されるものではない。したがって、企業が出す特定求人に関する人材需要に応じた、適切な紹介手数料を決定することができないおそれがある。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、求人に関する人材需要に応じた、適切な紹介手数料を決定可能な技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る人材紹介支援装置は、求人者と人材紹介者との間で実施される人材紹介を支援する人材紹介支援装置であって、過去に実施された人材紹介に関する人材紹介情報であって、人材紹介に関する人材需要、及び、求人者が人材紹介者に支払う紹介手数料を含む人材紹介情報を取得する取得部と、求人者が操作する端末装置から、特定求人に関する第1入力を受け付ける第1受付部と、第1入力を受け付ける場合、人材紹介情報に基づいて、特定求人に応じた、紹介手数料と人材需要との関係を示す人材需要特性を推定する推定部と、端末装置から、特定求人に対応する紹介手数料に関する第2入力を受け付ける第2受付部と、第2入力を受け付ける場合、推定された人材需要特性に基づいて、特定求人に対応する紹介手数料に応じた人材需要を予測する予測部と、を備える。
本発明の一態様に係る人材紹介支援装置は、求人者と人材紹介者との間で実施される人材紹介を支援する人材紹介支援装置であって、過去に実施された人材紹介に関する人材紹介情報であって、人材紹介に関する人材需要、及び、求人者が人材紹介者に支払う紹介手数料を含む人材紹介情報を取得する取得部と、求人者が操作する端末装置から、特定求人に関する第1入力を受け付ける第1受付部と、第1入力を受け付ける場合、人材紹介情報に基づいて、特定求人に応じた、紹介手数料と人材需要との関係を示す人材需要特性を推定する推定部と、端末装置から、特定求人に対応する人材需要に関する第2入力を受け付ける第2受付部と、第2入力を受け付ける場合、推定された人材需要特性に基づいて、特定求人に対応する人材需要に応じた紹介手数料を予測する予測部と、を備える。
本発明の一態様に係る人材紹介支援方法は、求人者と人材紹介者との間で実施される人材紹介を支援する人材紹介支援装置が実行する人材紹介支援方法であって、過去に実施された人材紹介に関する人材紹介情報であって、人材紹介に関する人材需要、及び、求人者が人材紹介者に支払う紹介手数料を含む人材紹介情報を取得するステップと、求人者が操作する端末装置から、特定求人に関する第1入力を受け付けるステップと、第1入力を受け付ける場合、人材紹介情報に基づいて、特定求人に応じた、紹介手数料と人材需要との関係を示す人材需要特性を推定するステップと、端末装置から、特定求人に対応する紹介手数料に関する第2入力を受け付けるステップと、第2入力を受け付ける場合、推定された人材需要特性に基づいて、特定求人に対応する紹介手数料に応じた人材需要を予測するステップと、を含む。
本発明の一態様に係る人材紹介支援方法は、求人者と人材紹介者との間で実施される人材紹介を支援する人材紹介支援装置が実行する人材紹介支援方法であって、過去に実施された人材紹介に関する人材紹介情報であって、人材紹介に関する人材需要、及び、求人者が人材紹介者に支払う紹介手数料を含む人材紹介情報を取得するステップと、求人者が操作する端末装置から、特定求人に関する第1入力を受け付けるステップと、第1入力を受け付ける場合、人材紹介情報に基づいて、特定求人に応じた、紹介手数料と人材需要との関係を示す人材需要特性を推定するステップと、端末装置から、特定求人に対応する人材需要に関する第2入力を受け付けるステップと、第2入力を受け付ける場合、推定された人材需要特性に基づいて、特定求人に対応する人材需要に応じた紹介手数料を予測するステップと、を含む。
本発明の一態様に係るプログラムは、求人者と人材紹介者との間で実施される人材紹介を支援するコンピュータを、過去に実施された人材紹介に関する人材紹介情報であって、人材紹介に関する人材需要、及び、求人者が人材紹介者に支払う紹介手数料を含む人材紹介情報を取得する取得部、求人者が操作する端末装置から、特定求人に関する第1入力を受け付ける第1受付部、第1入力を受け付ける場合、人材紹介情報に基づいて、特定求人に応じた、紹介手数料と人材需要との関係を示す人材需要特性を推定する推定部、端末装置から、特定求人に対応する紹介手数料に関する第2入力を受け付ける第2受付部、第2入力を受け付ける場合、推定された人材需要特性に基づいて、特定求人に対応する紹介手数料に応じた人材需要を予測する予測部、として機能させる。
本発明の一態様に係るプログラムは、求人者と人材紹介者との間で実施される人材紹介を支援するコンピュータを、過去に実施された人材紹介に関する人材紹介情報であって、人材紹介に関する人材需要、及び、求人者が人材紹介者に支払う紹介手数料を含む人材紹介情報を取得する取得部、求人者が操作する端末装置から、特定求人に関する第1入力を受け付ける第1受付部、第1入力を受け付ける場合、人材紹介情報に基づいて、特定求人に応じた、紹介手数料と人材需要との関係を示す人材需要特性を推定する推定部、端末装置から、特定求人に対応する人材需要に関する第2入力を受け付ける第2受付部、第2入力を受け付ける場合、推定された人材需要特性に基づいて、特定求人に対応する人材需要に応じた紹介手数料を予測する予測部、として機能させる。
本発明において、「部」、「装置」、「システム」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」、「装置」、「システム」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」、「装置」、「システム」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」、「装置」、「システム」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されてもよい。
本発明の態様によれば、求人に関する人材需要に応じた、適切な人材紹介手数料を決定可能である。
本発明の一実施形態に係る人材紹介支援システムのネットワーク構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る人材紹介支援装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の一実施形態に係るダイナミックプライシング処理(DP処理)の概要の一例を説明する概念図である。 本発明の一実施形態に係る雇用者端末装置に表示される求人入力画面の一例である。 本発明の一実施形態に係る雇用者端末装置に表示される求人入力画面の一例である。 本発明の一実施形態に係る雇用者端末装置に表示されるDP結果表示画面の一例である。 本発明の一実施形態に係るDP処理のフローチャートの一例である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(各実施例を組み合わせる等)して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付して表している。
図1は、本発明の実施形態に係る人材紹介支援システムのネットワーク構成を示す図である。図1に示すように、人材紹介支援システム100は、例示的に、人材を雇用する雇用者(求人者)が操作する雇用者端末装置3(端末装置)と、人材を雇用者に紹介するコンサルタント(人材紹介者)が操作するコンサルタント端末装置5と、雇用者とコンサルタントとの間で実施される人材紹介を支援する人材紹介支援装置1と、を備える。
まず、人材紹介支援システム100の概要を説明する。人材紹介支援システム100は、例えば、人材の採用を希望する数千社の企業を含む雇用者と、求職する人材と契約し当該人材を企業に紹介する数千社の企業や数千名の個人を含むコンサルタントと、の間において実施される以下の各種手続きを支援する。各種手続きには、例えば、雇用者の求人内容の登録、雇用者からコンサルタントへの人材紹介依頼、コンサルタントから雇用者への採用候補人材の推薦、雇用者が実施する選考のスケジュールの調整、雇用者からコンサルタントへの選考結果の通知、人材採用手続、及び、紹介手数料の支払い等が含まれ得る。上記のような各種手続きを、各雇用者と各コンサルタントとの間で個別に実行することは両者にとって効率的ではないので、両者の間の手続きを仲介するシステムが必要である。このような要望に応えるべく、本発明の実施形態に係る人材紹介支援システム100は、各雇用者と各コンサルタントとの間の各種手続きを仲介する仲介システムとして動作する。なお、雇用者は、企業、組合、及び学校等の法人であってもよいし、個人であってもよい。コンサルタントは、上記のような法人であってもよいし、個人であってもよい。
また、上記したとおり、紹介手数料は、通常、企業が出す求人に対して仲介業者が提示する人材の推薦数等(人材需要)を踏まえて動的に決定されるものではないから、企業が出す特定求人に関する人材需要に応じた、適切な紹介手数料を決定することができないおそれがある。したがって、人材紹介支援システム100においては、例えば、人材紹介に関する人材需要予測アルゴリズムに基づくダイナミックプライシング(ynamic ricing:DP)を採用する。より具体的には、人材紹介支援システム100は、求人に関する人材需要に基づいて、動的に、適切な紹介手数料を決定可能な技術を提供する。以下で、人材紹介支援システム100が備える具体的な構成を説明する。
図1に示す雇用者端末装置3は、雇用者の操作を受け付け、雇用者の求人内容の登録、人材紹介の需要コンサルタントへの人材紹介依頼、選考結果の入力、コンサルタントへの選考結果の通知、及び、人材採用結果の入力等を実行する。雇用者端末装置3は、第1通信ネットワークN1に接続される。第1通信ネットワークN1は、有線通信ネットワークであってよく、無線通信ネットワークであってもよい。雇用者端末装置3は、有線又は無線通信を行うための通信インターフェースを備えていてよい。なお、雇用者端末装置3は、例えば汎用のパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等の装置であってもよい。また、雇用者端末装置3の台数に制限はない。
人材紹介支援装置1は、雇用者と、雇用者が利用するクライアントとの間で実施される人材紹介を支援する装置である。例えば、人材紹介支援装置1は、第1通信ネットワークN1を介して、雇用者端末装置3から人材紹介依頼を受信し、第2通信ネットワークN2を介して、特定のコンサルタント端末装置5に送信する。第2通信ネットワークN2は、有線通信ネットワークであってよく、無線通信ネットワークであってもよい。なお、人材紹介支援装置1の台数に制限はない。
コンサルタント端末装置5は、人材に関する情報を記録し、雇用者端末装置3からの人材紹介依頼に応じて人材を紹介するための装置である。また、コンサルタント端末装置5は、人材紹介支援装置1から転送された人材紹介依頼に基づいて抽出した人材に関する情報を、第2通信ネットワークN2を介して、人材紹介支援装置1に送信する。コンサルタント端末装置5は、有線又は無線通信を行うための通信インターフェースを備えていてよい。なお、コンサルタント端末装置5は、例えば汎用のパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等の装置であってもよい。また、コンサルタント端末装置5の台数に制限はない。
図2は、本発明の一実施形態に係る人材紹介支援装置の機能ブロックを示す図である。図2に示すように、人材紹介支援装置1は、機能的に、図1に示す雇用者端末装置3及びコンサルタント端末装置5と各種情報を送受信する通信部11と、人材紹介を支援するための各種処理を制御する制御部12と、各種処理を実行するための情報及び各種処理の実行結果を記録する記録部13と、を備える。なお、人材紹介支援装置1は、例えばコンピュータシステムで構成されるサーバ装置、又は、クラウドサーバ等によって構成され、ソフトウェアプログラムによって実装される。また、当該プログラムは、例えば、所定のネットワークを介して、人材紹介支援装置1の外部からダウンロードされて提供されてもよいし、又は、CD-ROMやDVD-ROM等のコンピュータで読み取り可能な各種の情報記録媒体によって提供されてもよい。
制御部12は、機能的に、取得部14と、第1受付部15と、推定部16と、第2受付部17と、予測部18と、出力部19と、を備える。図3から図6を参照しながら、制御部12の各機能について説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係るDP処理の概要の一例を説明する概念図である。図3に示すように、図2に示す取得部14は、過去に実施された人材紹介に関する、図3に示す「過去データ」、及び、競合企業(競合雇用者)等の市場情報等を含む「現在のデータ」を記録部13又は外部の情報リソースから取得する。
取得部14は、「過去データ」として、例えば、過去に実施された人材紹介に関する人材紹介情報であって、人材紹介に関する人材需要情報RNI(人材需要)、及び、雇用者がクライアントに支払う紹介手数料情報PII(紹介手数料)を含む人材紹介情報を取得する。人材需要情報RNIは、雇用者が採用人数を実現するために設定する人材推薦数、雇用者が人材を採用するまでの期間(採用期間)もしくは人材の紹介を受けるまでの期間(紹介期間)、又は、人材の職種もしくは職位(例えば部長、課長、係長等)等に関する情報を含んでもよい。紹介手数料情報PIIは、例えば、クライアントが雇用者に紹介した人材が採用された際に、又は、クライアントが雇用者に人材を紹介した際に、対価として支払われる手数料に関する情報である。手数料は、100万円又は500万円等の金額であってもよいし、人材の想定年収における所定割合(例えば、30%又は40%等)であってもよい。
人材紹介情報は、雇用者が所望する特定人材のための特定求人に対する類似求人の人材需要及び紹介手数料を含んでもよい。類似求人の人材需要は、例えば、過去に、人材紹介支援システム100に登録された類似求人に関して人材が紹介され、又は、採用された際の人材需要に関する情報である。類似求人の紹介手数料は、過去に、人材紹介支援システム100に登録された類似求人に関して人材が紹介され、又は、採用された際の紹介手数料に関する情報である。なお、類似求人は、後述するとおり、推定部16において算出した類似度に応じて設定してもよいし、予め雇用者が特定求人に類似する求人として予め設定してもよい。また、人材紹介情報は、例えば、類似求人に関して人材紹介支援システム100上で閲覧された閲覧数、クライアントから雇用者に対して推薦された人材の推薦数、類似求人に係る人材の書類選考の通過率、類似求人に係る人材の面接選考の通過率、又は、類似求人に係る人材の内定率等を含んでもよい。
取得部14は、「現在のデータ」として、類似企業又は競合企業に関する情報を取得する。類似企業又は競合企業に関する情報は、当該企業の業種、上場もしくは非上場であるか、資本金、従業員数、売上高、又は、事業内容に関する情報を含む。類似企業又は競合企業に関する情報は、現在、類似企業又は競合企業が指定又は設定している類似求人の紹介手数料に関する情報をさらに含んでもよい。また、取得部14は、「現在のデータ」として、市況に関する情報、例えば、対象職種の有効求人倍率、求人時期(例えば、4月又は12月等)、人材の採用又は配属地域のGDPや有効求人倍率等を取得してもよい。
図2に示す第1受付部15は、図1に示す雇用者端末装置3から、特定求人に関する入力(第1入力)を受け付ける。
図4は、図1に示す雇用者端末装置3に表示される求人入力画面の一例である。図5は、雇用者端末装置3に表示される求人入力画面の一例である。図4に示すように、雇用者は、雇用者端末装置3を操作して、求人入力画面G1において、求人X(特定求人)に関する「基本情報」を入力する。図5に示すように、雇用者は、雇用者端末装置3を操作して、求人入力画面G3において、特定求人に関する「配属部署」、「雇用形態」、及び「仕事内容」を入力する。第1受付部15は、求人入力画面G1及びG3において入力された情報を雇用者端末装置3から受け付ける。なお、雇用者は、不図示であるが、雇用者端末装置3において、特定求人に関する情報として、年齢、職位、年収、勤務地、必須要件(例えば保有資格等)、学歴、待遇・福利厚生、又は、急募度合い(例えば紹介期間もしくは採用期間等)をさらに入力してもよい。
図2に示す推定部16は、第1受付部15において特定求人に関する入力を受け付ける場合、人材紹介情報に基づいて特定求人に応じた、図3に示す「需要関数」(紹介手数料と人材需要との関係を示す人材需要特性)を推定する。推定部16は、推定した需要関数を記録部13に需要関数情報DFIとして記録してもよい。
推定部16は、例えば、過去に実施された人材紹介における市場条件、その際に提示された紹介手数料、及び、その際の実現された人材需要等を過去データとして収集する。推定部16は、過去データのデータ処理を通じて需要関数を推定する。推定部16は、人材紹介市場に関するリアルタイム(現在)のデータをさらに収集し、推定された需要関数に基づいて、想定される紹介手数料に対してどのような人材需要が実現するか、又は、想定される人材需要に対してどのような紹介手数料が実現するかを予測する。
推定部16は、過去のデータから、以下の式に示すような需要関数を推定する。
[式]
q=α-a*p+b*x1+c*x2+d*x3+…
ここで、qは、推薦数(人材需要)であり、採用期間、又は紹介期間であってもよい。pは、紹介手数料である。x1、x2、x3…は、推薦数に影響を与える要素である。
x1、x2、x3…は、例えば、上記した取得部14が取得する「過去のデータ」又は「現在のデータ」の少なくとも一方のデータである。当該データは、上記式に適用可能な形式で規定されていればよく、各データの数値は絶対値でもよいし、又は、人材紹介支援システム100に登録された全雇用者もしくは全クライアントの数等で正規化された値でもよい。
推定部16は、過去のデータ(q,p,x1,x2,x3…,)を収集し、上記式に当てはめた上で、回帰分析等により適合するパラメータ(重み)である、α,a,b,c,d…を求めて需要関数を推定する。s=(x1,x2,x3…,)が市場条件であり、現在のデータを収集することで、現時点で実現している市場条件sの値が決定される。なお、紹介手数料と人材需要との関係を示す人材需要特性としての需要関数は、上記式に限らず、人材需要と紹介手数料との関係を規定する他の需要関数又は関係式等を含んでもよい。
推定部16は、取得部14で取得した人材紹介情報から、類似求人に関連付けられた人材需要及び紹介手数料を抽出し、当該人材需要及び当該紹介手数料に基づいて、特定求人に応じた需要関数を推定してもよい。上記構成によれば、推定部16は、特定求人により適合した需要関数を推定することができるので、より適切な紹介手数料を決定可能である。
推定部16は、特定求人の内容、又は、特定求人を出す雇用者の属性の少なくとも一方に基づいて、特定求人に対して所定値以上の類似度を有する類似求人を決定してもよい。「特定求人の内容」とは、職種、想定年収、勤務地、必須要件、応募可能な最終学歴、待遇・福利厚生、採用までの期間(急募度合い)、又は紹介手数料に関する情報を含む。「雇用者の属性」とは、雇用者の業種、上場市場/非上場、資本金、従業員数、売上高、又は、事業内容に関する情報を含む。「特定求人の内容」又は「雇用者の属性」の少なくとも一方の情報がテキスト情報として取得されると、推定部16は、入力されたテキスト情報を形態素解析で単語分割を行う。推定部16は、例えば、Cos類似度計算、又は、Word2Vec若しくはDoc2Vec等の類似度計算技術を用いて、分割した単語を固定長のベクトルに変換する。推定部16は、例えば職種や必須要件等の項目ごとに、当該ベクトルに基づいて類似度を算出等することによって、特定求人と他の複数の求人のそれぞれと類似度を算出する。推定部16は、算出した各類似度に基づいて、特定求人に対して所定値以上の類似度を有する求人を、類似求人として決定する。
図6は、図1に示す雇用者端末装置3に表示されるDP結果表示画面の一例である。特に、図6(a)及び(b)は、求人Xに関して、推薦数又は紹介手数料に関する入力をした場合の紹介手数料又は推薦数の予測結果を示すDP結果表示画面G5及びG7である。
例えば、図6(a)に示すように、雇用者が雇用者端末装置3に表示されるDP結果表示画面G5において求人Xに関する紹介手数料(30%)に関する情報を入力すると、図2に示す第2受付部17は、雇用者端末装置3から、求人Xに対応する紹介手数料に関する入力(第2入力)を受け付ける。予測部18は、第2受付部17において紹介手数料に関する入力を受け付ける場合、推定部16で推定された需要関数に基づいて、特定求人に対応する紹介手数料に応じた人材需要を予測する。例えば、予測部18は、図3に示す「予測処理」として、予測部18において、候補となる紹介手数料p(30%)が、上記式が示す需要関数に代入されると、紹介手数料p(30%)に応じた推薦数q(100人)の予測が導き出される。ここで、図3に示す「最適化処理」として、例えば、候補となる複数の紹介手数料p(30%、35%、40%等)のそれぞれが、上記式が示す需要関数に代入されることによって、紹介手数料p(30%、35%、40%等)のそれぞれに応じた推薦数qに関する複数の予測値が導き出される。このように、雇用者は、候補となる、さまざまな紹介手数料をDP結果表示画面G5又はG7に入力することで、入力した紹介手数料のそれぞれに応じた適切な推薦数を把握でき、決定することができる。
また、図6(a)に示すように、雇用者が雇用者端末装置3に表示されるDP結果表示画面G5において求人Xに関する推薦数(300人)に関する情報を入力すると、第2受付部17は、雇用者端末装置3から、求人Xに対応する推薦数に関する入力(第2入力)を受け付ける。予測部18は、第2受付部17において推薦数に関する入力を受け付ける場合、推定部16で推定された需要関数に基づいて、求人Xに対応する推薦数に応じた紹介手数料を予測する。例えば、予測部18は、図3に示す「予測処理」として、予測部18において、候補となる推薦数q(300人)が、上記式が示す需要関数に代入されると、推薦数q(300人)に応じた紹介手数料p(40%)の予測が導き出される。ここで、図3に示す「最適化処理」として、例えば、候補となる複数の推薦数q(50、300、500人等)のそれぞれが、上記式が示す需要関数に代入されることによって、推薦数q(50、300、500人等)のそれぞれに応じた紹介手数料pに関する複数の予測値が導き出される。このように、雇用者は、候補となる、さまざまな推薦数をDP結果表示画面G5又はG7に入力することで、入力した推薦数のそれぞれに応じた適切な紹介手数料を把握でき、決定することができる。
上記したとおり、図6(a)及び(b)に示すように、出力部19は、予測部18の予測結果を図1に示す雇用者端末装置3に出力する。出力部19は、予測部18で予測された人材需要と、当該人材需要が予測された際の紹介手数料とを関連づけて出力する。出力部19は、予測部18で予測された紹介手数料と、当該紹介手数料が予測された際の人材需要とを関連づけて出力する。上記構成によれば、雇用者が入力した情報と、当該情報に応じた予測結果とを一見して把握容易になるため、雇用者が希望する推薦数又は紹介手数料等を容易に決定可能である。
<DP処理>
図7を参照して、本発明の一実施形態に係るDP処理の全体の流れを説明する。図7は、本発明の一実施形態に係るDP処理のフローチャートの一例である。
前提として、DP処理において、例えばネットワークの所定のサイト又は記録媒体から、本発明の一実施形態に係るDP処理を含む人材紹介支援アプリケーションソフトウェアをダウンロードし、図1に示す人材紹介支援装置1に実行可能なように保存しておく。そして、人材紹介支援アプリケーションソフトウェアの実行が指示されると、当該ソフトウェアに基づくプログラム動作が開始する。なお、雇用者端末装置3及びコンサルタント端末装置5においても、人材紹介支援システム100の要素として適切に作動するように事前に当該ソフトウェアを実行する。
図7に示すように、図1及び2に示す人材紹介支援装置1は、過去に実施された人材紹介に関する人材紹介情報であって、人材紹介に関する人材需要、及び、雇用者がクライアントに支払う紹介手数料を含む人材紹介情報を取得する(ステップS1)。人材紹介支援装置1は、雇用者端末装置3から、特定求人に関する第1入力を受け付ける(ステップS2)。人材紹介支援装置1は、第1入力を受け付ける場合、人材紹介情報に基づいて特定求人に応じた需要関数を推定する(ステップS3)。人材紹介支援装置1は、雇用者端末装置3から、特定求人に対応する紹介手数料に関する第2入力を受け付ける(ステップS4)。人材紹介支援装置1は、第2入力を受け付ける場合、推定された需要関数に基づいて、特定求人に対応する紹介手数料に応じた人材需要を予測する(ステップS5)。
上記実施形態によれば、人材紹介支援装置1は、人材紹介情報に基づいて特定求人に応じた、紹介手数料と人材需要との関係を示す人材需要特性を推定し、推定された人材需要特性に基づいて、特定求人に対応する紹介手数料に応じた人材需要を予測する。よって、人材紹介支援装置1においては、求人に関する人材需要に基づいて、動的に、適切な紹介手数料を決定可能である。
<他の実施形態>
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更/改良(たとえば、各実施形態を組み合わせること、各実施形態の一部の構成を省略すること)され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
図1に示す人材紹介支援装置1における人材需要予測アルゴリズムは、学習アルゴリズムを備えてもよい。例えば、人材紹介支援装置1は、図3に示す「過去のデータ」を教師データ(学習用データ)として用いて、上記式に係る需要関数を学習させることによって当該需要関数に関する学習モデルを生成してもよい。人材紹介支援装置1は、当該需要関数に関する学習モデルを用いて人材需要又は紹介手数料を予測してもよい。人材紹介支援装置1は、当該需要関数に関する学習モデルを用いて予測した結果を含む学習用データを用いた第2学習によって、定期的に又は任意のタイミングで、学習モデルを強化(更新)してもよい。なお、人材紹介支援装置1は、例えば、畳み込みニューラルネットワーク、つまりCNN(Convolutional Neural Network)を含むネットワーク構造から学習モデルを生成してもよい。人材紹介支援装置1は、CNNに加えて、例えば、リカレントニューラルネットワーク、つまりRNN(Recurrent Neural Network)がさらに結合されたネットワーク構造を備えてもよい。なお、ネットワーク構造は上記以外の構成を採用してもよい。また、ニューラルネットワークについても、CNN及びRNN以外のニューラルネットワークを採用してもよい。
図4に示す求人入力画面G1、図5に示す求人入力画面G3、並びに、図6(a)及び(b)に示すDP結果表示画面G5及びG7は、それぞれ異なる画面として、雇用者端末装置3において出力されてもよい。また、求人入力画面G1及びG3と、DP結果表示画面G5とは同一画面として、雇用者端末装置3において出力されてもよいし、求人入力画面G1及びG3と、DP結果表示画面G7とは同一画面として、雇用者端末装置3において出力されてもよい。
1…人材紹介支援装置、3…雇用者端末装置、5…コンサルタント端末装置、11…通信部、12…制御部、13…記録部、14…取得部、15…第1受付部、16…推定部、17…第2受付部、18…予測部、19…出力部、100…人材紹介支援システム

Claims (10)

  1. 求人者と人材紹介者との間で実施される人材紹介を支援する人材紹介支援装置であって、
    過去に実施された前記人材紹介に関する人材紹介情報であって、前記人材紹介に関する人材需要、及び、前記求人者が前記人材紹介者に支払う紹介手数料を含む前記人材紹介情報を取得する取得部と、
    前記求人者が操作する端末装置から、特定求人に関する第1入力を受け付ける第1受付部と、
    前記第1入力を受け付ける場合、前記人材紹介情報に基づいて、前記特定求人に応じた、前記紹介手数料と前記人材需要との関係を示す人材需要特性を推定する推定部と、
    前記端末装置から、前記特定求人に対応する前記紹介手数料に関する第2入力を受け付ける第2受付部と、
    前記第2入力を受け付ける場合、推定された前記人材需要特性に基づいて、前記特定求人に対応する前記紹介手数料に応じた前記人材需要を予測する予測部と、を備える、
    人材紹介支援装置。
  2. 求人者と人材紹介者との間で実施される人材紹介を支援する人材紹介支援装置であって、
    過去に実施された前記人材紹介に関する人材紹介情報であって、前記人材紹介に関する人材需要、及び、前記求人者が前記人材紹介者に支払う紹介手数料を含む前記人材紹介情報を取得する取得部と、
    前記求人者が操作する端末装置から、特定求人に関する第1入力を受け付ける第1受付部と、
    前記第1入力を受け付ける場合、前記人材紹介情報に基づいて、前記特定求人に応じた、前記紹介手数料と前記人材需要との関係を示す人材需要特性を推定する推定部と、
    前記端末装置から、前記特定求人に対応する前記人材需要に関する第2入力を受け付ける第2受付部と、
    前記第2入力を受け付ける場合、推定された前記人材需要特性に基づいて、前記特定求人に対応する前記人材需要に応じた前記紹介手数料を予測する予測部と、を備える、
    人材紹介支援装置。
  3. 予測された前記人材需要と、当該人材需要が予測された際の前記紹介手数料とを関連づけて出力する出力部を更に備える、
    請求項1に記載の人材紹介支援装置。
  4. 予測された前記紹介手数料と、当該紹介手数料が予測された際の前記人材需要とを関連づけて出力する出力部を更に備える、
    請求項2に記載の人材紹介支援装置。
  5. 前記人材紹介情報は、前記特定求人に対して所定値以上の類似度を有する類似求人の前記人材需要及び前記紹介手数料を含み、
    前記推定部は、前記類似求人に関連付けられた当該人材需要及び当該紹介手数料に基づいて、前記特定求人に応じた前記人材需要特性を推定する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の人材紹介支援装置。
  6. 前記推定部は、前記特定求人の内容、又は、当該特定求人を出す前記求人者の属性の少なくとも一方に基づいて、前記特定求人に対して所定値以上の類似度を有する類似求人を決定する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の人材紹介支援装置。
  7. 求人者と人材紹介者との間で実施される人材紹介を支援する人材紹介支援装置が実行する人材紹介支援方法であって、
    過去に実施された前記人材紹介に関する人材紹介情報であって、前記人材紹介に関する人材需要、及び、前記求人者が前記人材紹介者に支払う紹介手数料を含む前記人材紹介情報を取得するステップと、
    前記求人者が操作する端末装置から、特定求人に関する第1入力を受け付けるステップと、
    前記第1入力を受け付ける場合、前記人材紹介情報に基づいて、前記特定求人に応じた、前記紹介手数料と前記人材需要との関係を示す人材需要特性を推定するステップと、
    前記端末装置から、前記特定求人に対応する前記紹介手数料に関する第2入力を受け付けるステップと、
    前記第2入力を受け付ける場合、推定された前記人材需要特性に基づいて、前記特定求人に対応する前記紹介手数料に応じた前記人材需要を予測するステップと、を含む、
    人材紹介支援方法。
  8. 求人者と人材紹介者との間で実施される人材紹介を支援する人材紹介支援装置が実行する人材紹介支援方法であって、
    過去に実施された前記人材紹介に関する人材紹介情報であって、前記人材紹介に関する人材需要、及び、前記求人者が前記人材紹介者に支払う紹介手数料を含む前記人材紹介情報を取得するステップと、
    前記求人者が操作する端末装置から、特定求人に関する第1入力を受け付けるステップと、
    前記第1入力を受け付ける場合、前記人材紹介情報に基づいて、前記特定求人に応じた、前記紹介手数料と前記人材需要との関係を示す人材需要特性を推定するステップと、
    前記端末装置から、前記特定求人に対応する前記人材需要に関する第2入力を受け付けるステップと、
    前記第2入力を受け付ける場合、推定された前記人材需要特性に基づいて、前記特定求人に対応する前記人材需要に応じた前記紹介手数料を予測するステップと、を含む、
    人材紹介支援方法。
  9. 求人者と人材紹介者との間で実施される人材紹介を支援するコンピュータを、
    過去に実施された前記人材紹介に関する人材紹介情報であって、前記人材紹介に関する人材需要、及び、前記求人者が前記人材紹介者に支払う紹介手数料を含む前記人材紹介情報を取得する取得部、
    前記求人者が操作する端末装置から、特定求人に関する第1入力を受け付ける第1受付部、
    前記第1入力を受け付ける場合、前記人材紹介情報に基づいて、前記特定求人に応じた、前記紹介手数料と前記人材需要との関係を示す人材需要特性を推定する推定部、
    前記端末装置から、前記特定求人に対応する前記紹介手数料に関する第2入力を受け付ける第2受付部、
    前記第2入力を受け付ける場合、推定された前記人材需要特性に基づいて、前記特定求人に対応する前記紹介手数料に応じた前記人材需要を予測する予測部、
    として機能させるプログラム。
  10. 求人者と人材紹介者との間で実施される人材紹介を支援するコンピュータを、
    過去に実施された前記人材紹介に関する人材紹介情報であって、前記人材紹介に関する人材需要、及び、前記求人者が前記人材紹介者に支払う紹介手数料を含む前記人材紹介情報を取得する取得部、
    前記求人者が操作する端末装置から、特定求人に関する第1入力を受け付ける第1受付部、
    前記第1入力を受け付ける場合、前記人材紹介情報に基づいて、前記特定求人に応じた、前記紹介手数料と前記人材需要との関係を示す人材需要特性を推定する推定部、
    前記端末装置から、前記特定求人に対応する前記人材需要に関する第2入力を受け付ける第2受付部、
    前記第2入力を受け付ける場合、推定された前記人材需要特性に基づいて、前記特定求人に対応する前記人材需要に応じた前記紹介手数料を予測する予測部、
    として機能させるプログラム。
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