JP7149868B2 - 合成セグメント、環状体、構造物及びスキンプレート - Google Patents
合成セグメント、環状体、構造物及びスキンプレート Download PDFInfo
- Publication number
- JP7149868B2 JP7149868B2 JP2019019114A JP2019019114A JP7149868B2 JP 7149868 B2 JP7149868 B2 JP 7149868B2 JP 2019019114 A JP2019019114 A JP 2019019114A JP 2019019114 A JP2019019114 A JP 2019019114A JP 7149868 B2 JP7149868 B2 JP 7149868B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- segment
- joint
- main girder
- wall surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
これらの構造物のうち、例えば、ケーソンは、複数の甲枠(セグメント)が円環状に連結されたケーソン躯体によって構成されている。連結された複数の甲枠の内部空間には、コンクリート等の充填材が打設されており、甲枠と充填材が一体に形成されている。甲枠は、複数の補強材が設けられたフレームと、フレームの外側面又は内側面を覆う側壁板とを有している(例えば、特許文献1参照)。
また、ケーソンの施工システムとして、ケーソン躯体の内壁にレールを敷設して、例えば、チェーンドライブやセルフクライミング機構等によって水中掘削機をレールに沿って自走可能とした構造が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
図1に示すように、構造物100は、立坑、橋脚補強用構造物、トンネル及びケーソン等の施工時に、主として地中又は水中に構築されるものである。図1に、一部分又は全部が地中に埋設される地中構造物100の例を示す。地中構造物100を立坑に使用する場合、地中構造物100は、シールド工法等によって地中に構築されるトンネルの掘削開始地点や中間地点等に設けられ、地中構造物100の内側の空間がシールドマシンの搬送路や換気口となる。
図1、図2に示すように、地中構造物100は、筒状に構築されており、例えば、その軸線が鉛直方向に沿うように地中に設置される。地中構造物100は、平面視(横断面視)多角形状に形成されている。本実施の形態においては、地中構造物100は、平面視矩形状に形成されている。
図2に示すように、環状体2は、それぞれ、複数の隅角部セグメント3と複数の直線部セグメント4とが連結されて環状に形成されている。具体的には、各環状体2は、各辺が25mの平面視正方形状に形成されており、各環状体2は、4個の隅角部セグメント3と、14個の直線部セグメント4とを備えている。図2に示す環状体2において、各隅角部セグメント3は、その長さ方向が図中の縦方向に沿って配置されている。
図1に示すように、各環状体1,2は、各環状体1,2を構成する隅角部セグメント3及び直線部セグメント4の継ぎ目が隣接する環状体1,2間において軸線方向に重ならないように積み重ねられ、連結されている。すなわち、各環状体1,2を構成する隅角部セグメント3及び直線部セグメント4は、地中構造物100の側面から見て千鳥状に配置されている。
地中構造物100を地中に沈設する際には、施工場所の地表面上に上記の刃口リングを設け、刃口リングの内側の地盤を掘削した後、刃口リングの上端を沈設装置によって地盤に向けて押圧し、刃口リングを地中に沈設していく。ある程度の深さまで刃口リングを沈設させた後、刃口リングの上端に上記の環状体1,2を連結し、環状体1,2の内側を掘削し、環状体1,2の上端を沈設装置によって地盤に向けて押圧し、環状体1,2を地中に沈設していく。このように、複数の環状体1,2の連結による地中構造物100の組み立てと、地盤の掘削及び環状体1,2の押圧とを順に繰り返すことで、地中構造物100を沈設構造物として地中に沈設することができる。
図3~図7に示すように、隅角部セグメント3は、本体部50と、案内部51と、中詰材52とを備えている。すなわち、隅角部セグメント3は、本体部50と、案内部51と、中詰材52とを一体に形成した合成セグメントである。
本体部50は、合成セグメントの躯体となる部分であるとともに、地中構造物100の壁面(内壁面及び外壁面)を形成する。図3~図5に示すように、本体部50は、二つのセグメントピース71,72と、補強部73とを備えている。セグメントピース71は、環状体1,2の外側寄りに配置され、その一部が外壁を形成している。セグメントピース72は、環状体1,2の内側寄りに配置され、その一部が内壁及び外壁を形成している。以下では、セグメントピース71を外側ピース71、セグメントピース72を内側ピース72として説明する。
図3~図5に示すように、外側ピース71は、第1の躯体部10と、第2の躯体部20と、第3の躯体部30と、連結部40と、を備えている。
第1の躯体部10は、地中構造物100の外壁面を形成する。第1の躯体部10は、プレート(スキンプレート)11と、主桁12と、継手板13と、補剛材14とを備えている。
継手12aは、上下の環状体1,2を互いに連結して、相対的にずれないようにするためのものである。継手12aは、具体的には、雄継手と、この雄継手が挿入されて係止される雌継手とを備える。雄継手は、プレート11の上端部側の主桁12に設けられており、例えば、くさび状に形成されている。雌継手は、プレート11の下端部側の主桁12に設けられていて、両継手は相対して互いに同心に位置している。雄継手は、くさび状に形成された部分が弾性変形した状態で雌継手に挿入され、雄継手の復元力によって雌継手内に保持される。なお、継手12aは公知のものを使用することができ、上記の構成には限定されない。
なお、主桁12及び補剛材14は、いずれもプレート11に溶接によって接合されていてもよいし、一部がプレート11と一体に形成されていてもよい。また、継手板13は、主桁12に溶接によって接合されていてもよいし、一部が主桁12と一体に形成されていてもよい。
継手12aは、上下の環状体1,2を互いに連結して、相対的にずれないようにするためのものである。継手12aは、具体的には、雄継手と、この雄継手が挿入されて係止される雌継手とを備える。雄継手は、プレート21の上端部側の主桁22に設けられており、例えば、くさび状に形成されている。雌継手は、プレート21の下端部側の主桁22に設けられていて、両継手は相対して互いに同心に位置している。雄継手は、くさび状に形成された部分が弾性変形した状態で雌継手に挿入され、雄継手の復元力によって雌継手内に保持される。なお、継手12aは公知のものを使用することができ、上記の構成には限定されない。
なお、主桁22及び補剛材24は、いずれもプレート21に溶接によって接合されていてもよいし、一部がプレート21と一体に形成されていてもよい。また、継手板23は、主桁22に溶接によって接合されていてもよいし、一部が主桁22と一体に形成されていてもよい。
第3の躯体部30は、プレート31と、主桁32と、継手板33と、補剛材34とを備えている。
継手12aは、上下の環状体1,2を互いに連結して、相対的にずれないようにするためのものである。継手12aは、具体的には、雄継手と、この雄継手が挿入されて係止される雌継手とを備える。雄継手は、プレート31の上端部側の主桁32に設けられており、例えば、くさび状に形成されている。雌継手は、プレート31の下端部側の主桁32に設けられていて、両継手は相対して互いに同心に位置している。雄継手は、くさび状に形成された部分が弾性変形した状態で雌継手に挿入され、雄継手の復元力によって雌継手内に保持される。なお、継手12aは公知のものを使用することができ、上記の構成には限定されない。
なお、主桁32及び補剛材34は、いずれもプレート31に溶接によって接合されていてもよいし、一部がプレート31と一体に形成されていてもよい。また、継手板33は、主桁32に溶接によって接合されていてもよいし、一部が主桁32と一体に形成されていてもよい。
連結部40は、第1の躯体部10のプレート11の長手方向における隅角ではない側の一端に設けられており、隣接する直線部セグメント4に連結される。
連結部40は、第2の躯体部20のプレート21の長手方向における他端部側(主桁22に連結されていない側)に設けられており、内側ピース72に連結される。
連結部40は、第3の躯体部30のプレート31の長手方向における他端部側(主桁32に連結されていない側)に設けられており、内側ピース72に連結される。
図3~図5に示すように、内側ピース72は、第1の躯体部10と、第2の躯体部20と、第3の躯体部30と、連結部40と、を備えている。
第1の躯体部10は、地中構造物100の内壁面を形成する。第1の躯体部10は、プレート(スキンプレート)11と、主桁12と、継手板13と、補剛材14とを備えている。
継手12aは、上下の環状体1,2を互いに連結して、相対的にずれないようにするためのものである。継手12aは、具体的には、雄継手と、この雄継手が挿入されて係止される雌継手とを備える。雄継手は、プレート11の上端部側の主桁12に設けられており、例えば、くさび状に形成されている。雌継手は、プレート11の下端部側の主桁12に設けられていて、両継手は相対して互いに同心に位置している。雄継手は、くさび状に形成された部分が弾性変形した状態で雌継手に挿入され、雄継手の復元力によって雌継手内に保持される。なお、継手12aは公知のものを使用することができ、上記の構成には限定されない。
なお、主桁12及び補剛材14は、いずれもプレート11に溶接によって接合されていてもよいし、一部がプレート11と一体に形成されていてもよい。また、継手板13は、主桁12に溶接によって接合されていてもよいし、一部が主桁12と一体に形成されていてもよい。
継手12aは、上下の環状体1,2を互いに連結して、相対的にずれないようにするためのものである。継手12aは、具体的には、雄継手と、この雄継手が挿入されて係止される雌継手とを備える。雄継手は、プレート21の上端部側の主桁22に設けられており、例えば、くさび状に形成されている。雌継手は、プレート21の下端部側の主桁22に設けられていて、両継手は相対して互いに同心に位置している。雄継手は、くさび状に形成された部分が弾性変形した状態で雌継手に挿入され、雄継手の復元力によって雌継手内に保持される。なお、継手12aは公知のものを使用することができ、上記の構成には限定されない。
なお、主桁22及び補剛材24は、いずれもプレート21に溶接によって接合されていてもよいし、一部がプレート21と一体に形成されていてもよい。また、継手板23は、主桁22に溶接によって接合されていてもよいし、一部が主桁22と一体に形成されていてもよい。
第3の躯体部30は、プレート31と、主桁32と、継手板33と、補剛材34とを備えている。
継手12aは、上下の環状体1,2を互いに連結して、相対的にずれないようにするためのものである。継手12aは、具体的には、雄継手と、この雄継手が挿入されて係止される雌継手とを備える。雄継手は、プレート31の上端部側の主桁32に設けられており、例えば、くさび状に形成されている。雌継手は、プレート31の下端部側の主桁32に設けられていて、両継手は相対して互いに同心に位置している。雄継手は、くさび状に形成された部分が弾性変形した状態で雌継手に挿入され、雄継手の復元力によって雌継手内に保持される。なお、継手12aは公知のものを使用することができ、上記の構成には限定されない。
なお、主桁32及び補剛材34は、いずれもプレート31に溶接によって接合されていてもよいし、一部がプレート31と一体に形成されていてもよい。また、継手板33は、主桁32に溶接によって接合されていてもよいし、一部が主桁32と一体に形成されていてもよい。
連結部40は、第1の躯体部10のプレート11の長手方向における外壁部を形成しない側の一端に設けられており、隣接する直線部セグメント4に連結される。
連結部40は、第2の躯体部20のプレート21の長手方向における両端部に設けられており、一方が外側ピース71に連結され、他方が直線部セグメント4に連結される。
連結部40は、第3の躯体部30のプレート31の長手方向における両端部に設けられており、一方が外側ピース71に連結され、他方が直線部セグメント6に連結される。
セグメントピース71,72における第2の躯体部20のプレート21同士は、その壁面を環状体1,2の外壁面に沿わせた状態で連結されており、セグメントピース71,72における第3の躯体部30のプレート31同士は、その壁面を環状体1,2の内壁面に沿わせた状態で連結されている。
図11に示すように、補強部73は、隅角部セグメント3を補強するものであり、隅角部に作用する引張力を主桁等に逃がして隅角部セグメント3の曲げ強度を高め、損壊を防止する。また、補強部73は、打設される中詰材52との一体性を高める機能を有する。補強部73は、例えば、鉄筋で構成された棒状の部材である。
補強部73は、1つの外側ピース71、内側ピース72において、第1の躯体部10と第2の躯体部20を連結し、第1の躯体部10と第3の躯体部30を連結する。また、補強部73は、連結される外側ピース71と内側ピース72との間において、第1の躯体部10と第2の躯体部20を連結し、第1の躯体部10と第3の躯体部30を連結する。
ここで、図3、図4に示すように、外壁側の隅角部の頂点Mは環状体1において外側ピース71上にあり、内壁側の隅角部の頂点Nは環状体1において内側ピース72上にある。
図3~図10に示すように、案内部51は、地中構造物100の軸線方向に沿って本体部50の内面に設けられ、掘削装置110等の搬送物の移動を案内し、掘削装置110による掘削時の反力を取るものである。案内部51は、例えば、長手方向に直交する横断面が略H字状に形成されたレールから形成されている。案内部51は、プレート11に溶接等で接合可能な鋼材から形成されている。
具体的には、図6、図7に示すように、案内部51は、内側ピース72における第1の躯体部10のプレート11のうち、第3の躯体部30よりも第2の躯体部20とは反対側の内壁面を形成する面に設けられている。
図6~図10に示すように、案内部51は、その一端部が、本体部50における地中構造物100の軸線方向に沿った一方の端縁に一致するように本体部50に設けられている。隅角部セグメント3は、案内部51の一端部が本体部50の端縁に一致している側が地中構造物100を構築する際に上側(地表側)にくるように用いられる。したがって、隅角部セグメント3は、本体部50の下端側から案内部51が下方に向かって突出するように延在している。
案内部51の他端部(下端部)には、環状体1,2の横断面方向に対して傾斜する傾斜面51bが形成されている。具体的には、案内部51の下端部は、地中構造物100の内側から外側に向かうにつれて、言い換えるとプレート11に近づくにつれて、下方に向かって傾斜するように形成されている。
ここで、傾斜面51aと傾斜面51bは、その面方向が互いに平行となるように形成されており、隣接する案内部51同士を連結する際に、一方の案内部51の上端部と他方の案内部51の下端部とが傾斜面51a,51b同士で面接触する。
案内部51の長さは、本体部50における地中構造物100の軸線方向に沿った長さの整数倍となるように形成されており、隅角部セグメント3に設けられる案内部51は、本体部50における地中構造物100の軸線方向に沿った長さの2倍、すなわち、プレート11の高さ(地中構造物100の軸線方向に沿った長さ)の2倍であることが連結時の作業性の観点から好ましい。これにより、一つの案内部51は、隣接する二つの環状体1,2の案内部51として機能する。すなわち、案内部51は、地中構造物100を構築した際に、その軸線方向(高さ方向)に積み重ねて連結される環状体1と環状体2とに跨って連続し、プレート11の高さ方向に沿って延在している。
ここで、同じ長さ(高さ方向に直交する方向の長さ)の合成セグメントのみで断面が矩形状の環状体1,2を構成する場合、各環状体1,2において隣接するセグメントの継ぎ目の位置は、環状体一つおきに地中構造物100の高さ方向に沿って同じ位置となる。
したがって、案内部51の長さを合成セグメントの高さの2倍の長さとすることで、隣接する案内部51同士の連結を環状体1,2の連結位置(高さ)と同じにすることができる。
図10に示すように、隣接する案内部51同士の連結は、傾斜面51aと傾斜面51bとを突き合わせる。このとき、下方に位置する案内部51の上端部の傾斜面51aとプレート11との間に形成された空間S内に、上方に位置する案内部51の下端部を嵌め込み、傾斜面51aと傾斜面51bとを面接触させて突き合わせる。その後、レール状に形成されている案内部51のリブの両側(又は片側)から連結板58を当てて双方の案内部51に溶接等で連結板58を接合することで、案内部51は連結される。なお、隣接する環状体1,2同士の連結によって、案内部51がずれることなく一直線上に並ぶように形成されていれば、連結板58を用いないことも可能である。
図3、図6に示すように、中詰材52は、外側ピース71と内側ピース72とによって挟まれた空間内に充填されるものであり、例えば、コンクリート、ソイルセメント、モルタル、スラグ等が用いられる。
中詰材52を打設すると、補強部73が中詰材52内に埋没することになり、中詰材52の固化後には、補強部73は中詰材52と一体に結合されて、隅角部セグメント3の強度を高め、外側ピース71と内側ピース72と中詰材52との相対的な位置のずれが抑制される。
図4、図15、図16に示すように、直線部セグメント4は、隅角部セグメント3間を直線状に連結している。直線部セグメント4は、本体部60と、中詰材62とを備えている。すなわち、直線部セグメント4は、本体部60と中詰材62とを一体に形成した合成セグメントである。
本体部60は、二つのセグメントピース81,82と、補強部83とを備えている。ここで、セグメントピース81は、環状体1,2の外壁を形成するものであり、セグメントピース82は、環状体1,2の内壁を形成するものである。以下では、セグメントピース81を外側ピース81、セグメントピース82を内側ピース82として説明する。
図15~図17に示すように、外側ピース81は、地中構造物100の外壁面を形成し、内側ピース82は、地中構造物100の内壁面を形成する。外側ピース81及び内側ピース82は、プレート91と、主桁92と、継手板93と、補剛材94と、連結部95とを備えている。
継手12aは、上下の環状体1,2を互いに連結して、相対的にずれないようにするためのものである。継手12aは、具体的には、雄継手と、この雄継手が挿入されて係止される雌継手とを備える。雄継手は、プレート91の上端部側の主桁92に設けられており、例えば、くさび状に形成されている。雌継手は、プレート91の下端部側の主桁92に設けられていて、両継手は相対して互いに同心に位置している。雄継手は、くさび状に形成された部分が弾性変形した状態で雌継手に挿入され、雄継手の復元力によって雌継手内に保持される。なお、継手12aは公知のものを使用することができ、上記の構成には限定されない。
なお、主桁92及び補剛材94は、いずれもプレート91に溶接によって接合されていてもよいし、一部がプレート91と一体に形成されていてもよい。また、継手板93は、主桁92に溶接によって接合されていてもよいし、一部が主桁92と一体に形成されていてもよい。
図4、図11~図16に示すように、補強部83は、直線部セグメント4を補強するものであり、直線部セグメント4に作用する引張力を主桁等に逃がして直線部セグメント4の曲げ強度を高め、損壊を防止する。また、補強部83は、打設される中詰材62との一体性を高める機能を有する。
補強部83は、例えば、鉄筋で構成された棒状の部材である。補強部83のうち、一部の補強部83aは、一端が外側ピース81の補剛材94に連結されており、他端が内側ピース82の補剛材94に連結されている。補強部83aは、外側ピース81と内側ピース82とを連結する連結部としての機能も備えている。
図15に示すように、補強部83aは、その延在方向が直線部セグメント4の延在方向に直交する方向に沿って配置されている。すなわち、補強部83aは、互いに平行に配置されている。補強部83は、締結板84を介して補剛材94に連結されているが、補強部83aを補剛材94に直接連結してもよい。
補強部83bは、外壁側の隅角部の頂点Mと、内壁側の隅角部の頂点Nとを結んだ直線Lに直交する直線Jに沿って配置されている。各補強部83bは、互いの延在方向が平行となるように配置されている。各補強部83bは、互いに等間隔に配置されている。
図3に示すように、中詰材62は、外側ピース81と内側ピース82とによって挟まれた空間内に充填されるものであり、例えば、コンクリート、ソイルセメント、モルタル、スラグ等が用いられる。
中詰材62を打設すると、補強部83が中詰材62内に埋没することになり、中詰材62の固化後には、補強部83は中詰材62と一体に結合されて、直線部セグメント4の強度を高め、外側ピース81と内側ピース82と中詰材62との相対的な位置のずれが抑制される。
また、案内部51は、隅角部セグメント3を連結して地中に沈設する前に隅角部セグメント3に備えられているので、スペース等の制約が多い施工現場ではなく、工場で事前に製造しておくことができるので、施工現場での施工効率を高めることができ、隅角部セグメント3の品質を高めることもできる。
また、案内部51は、その一端部が、本体部50における地中構造物100の軸線方向に沿った一方の端縁に一致するように本体部50に設けられ、その長さが本体部50における地中構造物100の軸線方向に沿った長さの整数倍となるように形成されているので、環状体1,2を積み重ねて連結していく際に、環状体1,2の連結部位と案内部51の連結部位を同じ高さで連結することができる。これにより、地中構造物100の施工効率を向上させることができる。また、このような構成とすることにより、同じ構成の隅角部セグメント3を用いることができるので、少ない種類の隅角部セグメント3を用いて施工することができ、隅角部セグメント3の製造工程を最小限にとどめることができ、コストを削減することができる。
ここで、地中構造物100の断面を矩形状に形成する場合には、案内部51を本体部50における地中構造物100の軸線方向に沿った長さの2倍とすることで、環状体1,2を積み重ねて連結した際に案内部51を地中構造物100の軸線方向に沿って直線上に配置することができる。これにより、掘削装置110等の搬送物を地中構造物100の軸線方向に沿って真っすぐに移動させることができる。
また、案内部51は、内側ピース72の第1の躯体部10におけるスキンプレート11に設けられているので、案内部51を設置するために隅角部セグメント3の各構成を変更する必要がなく、溶接等で簡単に設けることができる。
また、直線部セグメント4を形成する外側ピース81及び内側ピース82は、湾曲されておらず、各部が直線状に延在しているため、運搬の際、トラック等の輸送機器に重ねて積載することができ、輸送効率が高い。
一方、隅角部セグメント3を形成する矩形断面の隅角部を構成する外側ピース71及び内側ピース72も、ピースを長手方向にずらして重ねれば、運搬の際、トラック等の輸送機器にコンパクトに積載することができる。
また、隅角部セグメント3は、第2の躯体部20及び第3の躯体部30を備えており、これらが互いに連結されているので、隅角部セグメント3の強度を高めることができ、曲げモーメントに耐えるために設けられる補強部73,83の数を減らすことができる。また、補強部73,83を細くすることもできる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限られるものではない。
案内部は、断面が矩形状の地中構造物100における隅角部を形成する合成セグメントに備えられているものに限らず、例えば、図18、図19に示すように、断面形状が円形状の地中構造物100a,100bにおける合成セグメント(円弧状セグメント)3c,3dに備えられていてもよい。この場合、合成セグメント3c,3dは、その長さ方向に円弧状に湾曲して形成されているので、案内部56a,56bにおけるプレート11a,11bとの接合部は、プレート11a,11bの湾曲面に合わせて湾曲するように形成されていることが好ましい。なお、プレート11a,11bの壁面の曲率が小さい場合には、案内部56a,56bにおけるプレート11a,11bとの接合部は、湾曲するように形成しなくてもよい。
また、断面が円形状の地中構造物100a,100bの場合には、環状体1a,1bを構成する合成セグメント3c,3dの継ぎ目を隣接する環状体1a,1b間でどの程度の距離をずらすかによって、合成セグメント3c,3dの継ぎ目位置が地中構造物100a,100bの軸線方向に沿って同じ位置になる周期が異なる。
例えば、図18に示すように、合成セグメント3cの継ぎ目位置を、合成セグメント3cの長さの1/2の長さだけずらして環状体1aを積み重ねて連結する場合には、合成セグメント3cの継ぎ目位置は、環状体1aの2段毎に地中構造物100aの軸線方向に沿って同じ位置になる。この場合には、案内部56aの長さを合成セグメント3cの高さの2倍となるように形成すればよい。
また、図19に示すように、合成セグメント3dの継ぎ目位置を、合成セグメント3dの長さの1/3の長さだけずらして環状体1bを積み重ねて連結する場合には、合成セグメント3dの継ぎ目位置は、環状体1bの3段毎に地中構造物100bの軸線方向に沿って同じ位置になる。この場合には、案内部56bの長さを合成セグメント3dの高さの3倍となるように形成すればよい。
また、案内部51の連結方法も上述した連結板を用いた溶接による接合に限られるものではなく、隣接する案内部51同士を連結するものであれば自由に変更可能である。
また、各躯体部10,20,30を構成するプレート11,21,31、主桁12,22,32、継手板13,23,33、補剛材14,24,34、連結部40,95、補強部73,83の数、形状、設置位置は、セグメントとしての強度を満たす範囲で自由に変更可能である。
環状体1,2の外側ピース71,81及び内側ピース72,82における第2の躯体部20及び第3の躯体部30は、必ずしも同じ長さに形成する必要はなく、第1の躯体部10の延在方向が平行となるように第2の躯体部20及び第3の躯体部30の長さを変更可能である。
隣接するセグメントの継ぎ目(境界)に仕切板を設けてもよい。この場合、仕切板は、外側ピース71,81と内側ピース72,82において、対向する継手板13,23,33同士を連結するように設けられる。これにより、環状体1,2の強度を高めることができ、さらには中詰材52,62を特定のセグメントに集中して打設することができるようになる。
3,3a 隅角部セグメント
3c,3d 円弧状セグメント
4 直線部セグメント
10 第1の躯体部
11,21,31,91 プレート
12,22,32,92 主桁
13,23,33,93 継手板
14,24,34,94 補剛材
20 第2の躯体部
30 第3の躯体部
40,95 連結部
50,60 本体部
51 案内部
51a 傾斜面
51b 傾斜面
58 連結板
52,62 中詰材
71,71a,81,81a 外側ピース(セグメントピース)
72,72a,82,82a 内側ピース(セグメントピース)
73,83 補強部
74 締結板
75 係止板
76 支圧部
100 地中構造物
Claims (8)
- 構造物を構成する合成セグメントであって、
前記構造物の壁面を形成する本体部と、
前記構造物の軸線方向に沿って前記本体部の内面に設けられ、搬送物の移動を案内する案内部と、を備え、
前記案内部の長さは、前記本体部における前記構造物の軸線方向に沿った長さの整数倍であることを特徴とする合成セグメント。 - 前記本体部は、前記構造物の内壁面を形成するスキンプレートを備え、
前記案内部は、前記スキンプレートに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の合成セグメント。 - 前記案内部は、その一端部が、前記本体部における前記構造物の軸線方向に沿った一方の端縁に一致するように前記本体部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の合成セグメント。
- 前記構造物を構成する多角形断面の環状体の隅角部を形成することを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の合成セグメント。
- 前記本体部は、
構造物の壁面を形成する第1の躯体部と、
前記構造物の壁面を形成し、この壁面の面方向が前記第1の躯体部の壁面の面方向に交差するように前記第1の躯体部に設けられた第2の躯体部と、
前記第2の躯体部から離間して前記第1の躯体部に設けられた第3の躯体部と、を有するセグメントピースを一対備え、
前記一対のセグメントピースにおける前記第2の躯体部同士は、その壁面を前記多角形断面の環状体の外壁面に沿わせた状態で連結され、
前記一対のセグメントピースにおける前記第3の躯体部同士は、その壁面を前記多角形断面の環状体の内壁面に沿わせた状態で連結され、
前記案内部は、前記第1の躯体部のうち、前記第3の躯体部よりも前記第2の躯体部とは反対側の内壁面を形成する面に設けられ、
前記案内部の長さは、前記本体部における前記構造物の軸線方向に沿った長さの整数倍であることを特徴とする請求項4に記載の合成セグメント。 - 請求項1から5までのいずれか一項に記載の合成セグメントが環状に連結されていることを特徴とする環状体。
- 請求項6に記載の環状体が軸線方向に連結された構造物であって、
前記環状体は、前記合成セグメントの継ぎ目が隣接する環状体間において重ならないように連結されていることを特徴とする構造物。 - 構造物を構成する合成セグメントのスキンプレートであって、
前記構造物の内壁面を形成する面に設けられ、前記構造物の軸線方向に沿って搬送物を移動させるための案内部を備え、
前記案内部の長さは、前記合成セグメントにおける前記構造物の軸線方向に沿った長さの整数倍であることを特徴とするスキンプレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019019114A JP7149868B2 (ja) | 2019-02-05 | 2019-02-05 | 合成セグメント、環状体、構造物及びスキンプレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019019114A JP7149868B2 (ja) | 2019-02-05 | 2019-02-05 | 合成セグメント、環状体、構造物及びスキンプレート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020125642A JP2020125642A (ja) | 2020-08-20 |
| JP7149868B2 true JP7149868B2 (ja) | 2022-10-07 |
Family
ID=72083690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019019114A Active JP7149868B2 (ja) | 2019-02-05 | 2019-02-05 | 合成セグメント、環状体、構造物及びスキンプレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7149868B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7543162B2 (ja) * | 2021-02-22 | 2024-09-02 | Jfe建材株式会社 | 鋼製土留パネル、該鋼製土留パネルを用いた土留構造物、及び該土留構造物の構築工法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000120372A (ja) | 1998-10-12 | 2000-04-25 | East Japan Railway Co | 基準管鋼製エレメント、一般部鋼製エレメント、隅角部鋼製エレメント、及び地下構造物構築方法 |
| JP2017101493A (ja) | 2015-12-03 | 2017-06-08 | 株式会社加藤建設 | 合成セグメント及びリング |
| JP2019196692A (ja) | 2018-05-07 | 2019-11-14 | Jfeスチール株式会社 | セグメントピース、セグメント構造体、隅角部セグメント、環状体及び構造物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3082880B2 (ja) * | 1992-07-22 | 2000-08-28 | 東京電力株式会社 | 立坑用セグメントの供給方法および供給装置 |
| JP3999868B2 (ja) * | 1998-02-19 | 2007-10-31 | 株式会社鴻池組 | オープンケーソンの施工システム |
-
2019
- 2019-02-05 JP JP2019019114A patent/JP7149868B2/ja active Active
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000120372A (ja) | 1998-10-12 | 2000-04-25 | East Japan Railway Co | 基準管鋼製エレメント、一般部鋼製エレメント、隅角部鋼製エレメント、及び地下構造物構築方法 |
| JP2017101493A (ja) | 2015-12-03 | 2017-06-08 | 株式会社加藤建設 | 合成セグメント及びリング |
| JP2019196692A (ja) | 2018-05-07 | 2019-11-14 | Jfeスチール株式会社 | セグメントピース、セグメント構造体、隅角部セグメント、環状体及び構造物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2020125642A (ja) | 2020-08-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101324173B1 (ko) | 가이드 형강을 이용한 함체 추진공법 | |
| CN102472031B (zh) | 钢制连续壁的施工方法及钢制连续壁 | |
| AU2010350042B2 (en) | Method and assembly for constructing a diaphragm wall | |
| KR101479267B1 (ko) | 터널 벽체를 선시공한 후 터널 내부를 굴착하는 비개착 터널 시공방법 | |
| KR200452946Y1 (ko) | 용접 h형 강널말뚝 및 이를 이용한 일체형 합성 차수벽체 | |
| KR101567742B1 (ko) | Phc파일 및 이를 이용한 지하 구조물 시공방법 | |
| KR100657655B1 (ko) | 지반안정공법용 조립식 파일 | |
| JP2016205119A (ja) | セグメント及び沈設構造物の構築方法 | |
| JP2008019608A (ja) | 鋼管矢板、鋼管矢板壁、パイプルーフ用鋼管、およびパイプルーフ | |
| JP6835138B2 (ja) | 既設鋼矢板壁の補強構造 | |
| JP6917402B2 (ja) | セグメントピース、セグメント構造体、隅角部セグメント、環状体及び構造物 | |
| JP4028928B2 (ja) | セグメント構築体 | |
| KR20220065461A (ko) | 지하 연속벽체 겹이음을 위한 철근구조물, 이를 이용한 지하 연속벽체 및 지하 연속벽체 시공방법 | |
| JP2020125642A (ja) | 合成セグメント、環状体、構造物及びスキンプレート | |
| JP6766468B2 (ja) | セグメント壁体及びトンネル覆工体 | |
| JP6489055B2 (ja) | 既設鋼矢板壁の補強構造および補強工法 | |
| JP2005256571A (ja) | 連続壁体とその構築方法 | |
| JP4438540B2 (ja) | 地下連続壁の応力負担材および施工方法 | |
| CN103958778B (zh) | 钢板单元和钢板弧的设置工法以及钢板单元的连接部结构 | |
| JP6948908B2 (ja) | セグメント、埋設構造物及び埋設構造物の構築方法 | |
| JP7219529B2 (ja) | 鋼材の組合せ構造体,山留支保工構造,及び構築方法 | |
| JP7121108B2 (ja) | 推進工法併用のオープンシールド工法 | |
| JP4780004B2 (ja) | 既設岸壁の改修補強方法およびその改修補強構造 | |
| JP6827294B2 (ja) | セグメント壁体及びトンネル覆工体 | |
| JP6905813B2 (ja) | 合成セグメント及びリング体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211102 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220712 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220726 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220829 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220914 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220927 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7149868 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |