JP7156111B2 - ハニカムフィルタ及びハニカムフィルタの製造方法 - Google Patents
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Description
《態様1》
排ガスが内壁を通過するようにされているハニカムフィルタであって、
前記内壁を挟んで対向するように、一対の導電性層が前記内壁の両面側に配置されており、
一対の前記導電性層のうち一方は、外部電源の一方の極と電気的に接続するための接続領域を有しており、かつ
一対の前記導電性層のうち他方は、外部電源の他方の極と電気的に接続又は接地するための接続領域を有している、
ハニカムフィルタ。
《態様2》
外部電源と電気的に接続するための一対の端子を更に有しており、
一対の前記導電性層のうち一方が有している前記接続領域は、一対の前記端子のうち一方と電気的に接続されており、
一対の前記導電性層のうち他方が有している前記接続領域は、一対の前記端子のうち他方と、電気的に接続されている、
態様1に記載のハニカムフィルタ。
《態様3》
一対の前記端子が、前記ハニカムフィルタの排ガス流入側端部及び排ガス流出側端部に配置されている、一対の導電性メッシュである、態様2に記載のハニカムフィルタ。
《態様4》
前記導電性層が、排ガス中の成分を浄化する触媒を含有している、態様1~3のいずれか一つに記載のハニカムフィルタ。
《態様5》
前記導電性層の面の少なくとも一方の側に、排ガス中の成分を浄化する触媒層を有している、態様1~4のいずれか一つに記載のハニカムフィルタ。
《態様6》
前記内壁が内部に排ガス中の成分を浄化する触媒を含有している、態様1~5のいずれか一つに記載のハニカムフィルタ。
《態様7》
前記導電性層が、導電性粒子を含有している、態様1~6のいずれか一つに記載のハニカムフィルタ。
《態様8》
前記導電性粒子が、酸化銀、酸化亜鉛、酸化スズ、及びこれらをのうち少なくとも一つを含有している導電性の複合酸化物、並びに導電性ペロブスカイト型金属酸化物から選択される材料の粒子である、態様7に記載のハニカムフィルタ。
《態様9》
前記導電性ペロブスカイト型金属酸化物が、La、Sr、及びMnを含有しているペロブスカイト型金属酸化物である、態様8に記載のハニカムフィルタ。
《態様10》
排ガスが内壁を通過するようにされているハニカムフィルタの製造方法であって、
(A)多孔質の内壁を有しているハニカム構造体の前記内壁に樹脂を含浸させること、
(B)前記内壁に含浸している前記樹脂を固化させること、
(C)前記内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分を導電性粒子でウォッシュコートし、又は導電性材料で無電解メッキして、前記内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分に導電性層を形成すること、及び
(D)前記内壁から前記樹脂を除去すること、
をこの順に含む、ハニカムフィルタの製造方法。
《態様11》
排ガスが内壁を通過するようにされているハニカムフィルタの製造方法であって、
(A’)多孔質の内壁を有しているハニカム構造体の内壁の両面を、高アスペクト比の粒子でコーティングすること、及び
(B')前記内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分を導電性粒子でウォッシュコートして、前記内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分に導電性層を形成すること、
をこの順に含む、ハニカムフィルタの製造方法。
《態様12》
排ガスが内壁を通過するようにされているハニカムフィルタの製造方法であって、
多孔質の内壁を有しているハニカム構造体の内壁の両面の少なくとも一部を、高アスペクト比の粒子、及び導電性粒子の混合物でウォッシュコートして、前記内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分に導電性層を形成すること、
を含む、ハニカムフィルタの製造方法。
本開示のハニカムフィルタは、排ガスが内壁を通過するようにされているハニカムフィルタである。このようなフィルタは、ウォールフロー型ハニカムとも言及される。
本開示のハニカムフィルタの内壁は、排ガスが内壁を通過するようにされている。また、一対の導電性層が、内壁を挟んで対向するように、内壁の両面側に配置されている。
本開示のハニカムフィルタが有している一対の導電性層のうち一方は、外部電源の一方の極と電気的に接続するための接続領域を有しており、かつ一対の導電性層のうち他方は、外部電源の他方の極と電気的に接続又は接地するための接続領域を有している。
導電性層は、外部電源と電気的に接続するための接続領域を有している。
本開示のハニカムフィルタは、外部電源と電気的に接続するための一対の端子を更に有していてよく、接続領域は、端子を介して外部電源の極と電気的に接続又は接地されていてよい。
接続領域に接続される外部電源としては、一対の導電性層に、ハニカムフィルタの内壁の内部にプラズマを発生させるために必要な電圧を印加することができれば特に限定されない。このような外部電源としては、例えば交流電源を挙げることができる。
本開示のハニカムフィルタは、導電性層の面の少なくとも一方の側に、排ガス中の成分を浄化する触媒層を有していてよい。すなわち、触媒層、導電性層、及び内壁は、この順に、又は導電性層、触媒層、及び内壁の順に配置されていてよい。
本開示のハニカムフィルタは、例えば排ガス浄化システムに組み込むことができる。
本開示のハニカムフィルタは、例えば以下の第1~第3の製造方法のうち一つによって製造することができる。
排ガスが内壁を通過するようにされているハニカムフィルタを製造する本開示の第1の製造方法は、以下の工程A~Dをこの順に有している:
(A)多孔質の内壁を有しているハニカム構造体の内壁に樹脂を含浸させること、
(B)内壁に含浸している樹脂を固化させること、
(C)内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分を導電性粒子でウォッシュコートし、又は導電性材料で無電解メッキして、内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分に導電性層を形成すること、及び
(D)樹脂を内壁から樹脂を除去すること。
工程Aは、多孔質の内壁を有しているハニカム構造体の内壁に樹脂を含浸させる工程である。
工程Bは、内壁に含浸している樹脂を固化させる工程である。
工程Cは、内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分を導電性粒子でウォッシュコート又は導電性材料で無電解メッキして、内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分に導電性層を形成する工程である。
工程Dは、内壁から樹脂を除去する工程である。
排ガスが内壁を通過するようにされているハニカムフィルタを製造する本開示の第2の製造方法は、以下の工程A’及びB’をこの順に有している:
(A’)多孔質の内壁を有しているハニカム構造体の内壁の両面を、高アスペクト比の粒子でコーティングすること、及び
(B')内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分を導電性粒子でウォッシュコートして、内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分に導電性層を形成すること。
工程A’は、多孔質の内壁を有しているハニカム構造体の内壁の両面を、高アスペクト比の粒子でコーティングする工程である。
工程B’は、上記の第1の製造方法の工程Cに関する記載を参照することができる。
排ガスが内壁を通過するようにされているハニカムフィルタを製造する本開示の第3の製造方法は、多孔質の内壁を有しているハニカム構造体の内壁の両面の少なくとも一部を、高アスペクト比の粒子、及び導電性粒子の混合物でウォッシュコートして、内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分に導電性層を形成することを含む。
10 ハニカムフィルタ
10a ハニカムフィルタの内壁周辺部分
12 内壁
12a 誘電体
13 排ガス流入側の導電性層
13a 接続領域
14 排ガス流出側の導電性層
14a 接続領域
15 排ガス流入側のセル
16 排ガス流出側のセル
300 液状の樹脂
Claims (12)
- 排ガスが内壁を通過するようにされているハニカムフィルタであって、
前記内壁を挟んで対向するように、一対の導電性層が前記内壁の両面側に配置されており、
一対の前記導電性層のうち一方は、外部電源の一方の極と電気的に接続するための接続領域を有しており、かつ
一対の前記導電性層のうち他方は、外部電源の他方の極と電気的に接続又は接地するための接続領域を有しており、
前記内壁は、多孔質の誘電体から形成されている、
ハニカムフィルタ。 - 外部電源と電気的に接続するための一対の端子を更に有しており、
一対の前記導電性層のうち一方が有している前記接続領域は、一対の前記端子のうち一方と電気的に接続されており、
一対の前記導電性層のうち他方が有している前記接続領域は、一対の前記端子のうち他方と、電気的に接続されている、
請求項1に記載のハニカムフィルタ。 - 一対の前記端子が、前記ハニカムフィルタの排ガス流入側端部及び排ガス流出側端部に配置されている、一対の導電性メッシュである、請求項2に記載のハニカムフィルタ。
- 前記導電性層が、排ガス中の成分を浄化する触媒を含有している、請求項1~3のいずれか一項に記載のハニカムフィルタ。
- 前記導電性層の面の少なくとも一方の側に、排ガス中の成分を浄化する触媒層を有している、請求項1~4のいずれか一項に記載のハニカムフィルタ。
- 前記内壁が内部に排ガス中の成分を浄化する触媒を含有している、請求項1~5のいずれか一項に記載のハニカムフィルタ。
- 前記導電性層が、導電性粒子を含有している、請求項1~6のいずれか一項に記載のハニカムフィルタ。
- 前記導電性粒子が、酸化銀、酸化亜鉛、酸化スズ、及びこれらをのうち少なくとも一つを含有している導電性の複合酸化物、並びに導電性ペロブスカイト型金属酸化物から選択される材料の粒子である、請求項7に記載のハニカムフィルタ。
- 前記導電性ペロブスカイト型金属酸化物が、La、Sr、及びMnを含有しているペロブスカイト型金属酸化物である、請求項8に記載のハニカムフィルタ。
- 排ガスが内壁を通過するようにされているハニカムフィルタの製造方法であって、
(A)多孔質の誘電体から形成されている内壁を有しているハニカム構造体の前記内壁に樹脂を含浸させること、
(B)前記内壁に含浸している前記樹脂を固化させること、
(C)前記内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分を導電性粒子でウォッシュコートし、又は導電性材料で無電解メッキして、前記内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分に導電性層を形成すること、及び
(D)前記内壁から前記樹脂を除去すること、
をこの順に含む、ハニカムフィルタの製造方法。 - 排ガスが内壁を通過するようにされているハニカムフィルタの製造方法であって、
(A’)多孔質の誘電体から形成されている内壁を有しているハニカム構造体の内壁の両面を、高アスペクト比の粒子でコーティングすること、及び
(B')前記内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分を導電性粒子でウォッシュコートして、前記内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分に導電性層を形成すること、
をこの順に含む、ハニカムフィルタの製造方法。 - 排ガスが内壁を通過するようにされているハニカムフィルタの製造方法であって、
多孔質の誘電体から形成されている内壁を有しているハニカム構造体の内壁の両面の少なくとも一部を、高アスペクト比の粒子、及び導電性粒子の混合物でウォッシュコートして、前記内壁の両面のそれぞれ少なくとも一部分に導電性層を形成すること、
を含む、ハニカムフィルタの製造方法。
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