JP7201084B2 - 音波感受用光ファイバケーブル - Google Patents

音波感受用光ファイバケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP7201084B2
JP7201084B2 JP2021525905A JP2021525905A JP7201084B2 JP 7201084 B2 JP7201084 B2 JP 7201084B2 JP 2021525905 A JP2021525905 A JP 2021525905A JP 2021525905 A JP2021525905 A JP 2021525905A JP 7201084 B2 JP7201084 B2 JP 7201084B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound wave
sound
optical fiber
refracting
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021525905A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020250478A1 (ja
Inventor
隆 矢野
栄太郎 三隅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2020250478A1 publication Critical patent/JPWO2020250478A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7201084B2 publication Critical patent/JP7201084B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H9/00Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves by using radiation-sensitive means, e.g. optical means
    • G01H9/004Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves by using radiation-sensitive means, e.g. optical means using fibre optic sensors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4405Optical cables with longitudinally spaced waveguide clamping
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4415Cables for special applications
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/44384Means specially adapted for strengthening or protecting the cables the means comprising water blocking or hydrophobic materials

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

本発明は、音波感受用途を考慮した光ファイバケーブルの構造に関する。
近年、DAS(Distributed Acoustic Sensing)と呼称される光ファイバを用いて音及び振動をモニタリングする方法が開発されている。光が通過している光ファイバに音波を当てると、当該部分を通過する光が変調する。したがって、光ファイバ内の反射光及び透過光の変調を観測することによって、光ファイバの周囲における音波をモニタリングすることができる。
光ファイバの長手方向に略平行に進む音波は、当該長手方向に略垂直に進む音波に比較して、光ファイバ内を通過する光を変調させやすい。そのため、DASを行う際には、光ファイバの長手方向に略垂直に進む音波は、長手方向に沿って進む音波に比較して、観測しにくいという指向性に留意する必要がある。
例えば特許文献1には、光ファイバを、所定の巻き径の芯材に、所定の角度で巻き付けることによって、指向性を平滑化したDAS用センシングの技術が開示されている。検出方法は異なるがセンシング用光ファイバを棒状の支持体にヘリカル状に巻く構成自体は特許文献2(国内関連文献 特開昭58-028636号公報)にあるように光ファイバセンサの研究初期から用いられている。特許文献3(国内関連文献 特許第3517699号公報)には、光ファイバの一部を湾曲させた湾曲部において振動を検出する技術が開示されている。特許文献4には、歪みセンサとなる光ファイバをヘリカル巻きにする技術が開示されている。
国際公開第2013/090544号 米国特許第4524436号明細書 国際公開第2003/002956号 米国特許第7896069号明細書
発明者らは、音波感受用光ファイバケーブルに関し、以下の課題を見出した。
特許文献1に開示されているように光ファイバがヘリカル巻きされた光ファイバケーブルを使用することによって、光ファイバケーブルの指向性を均すことができる。しかしながら、光ファイバのヘリカル巻きには特殊な製造工程,機械が必要となる。また光ファイバがケーブルの中心軸ではなく外縁部にあるため、ケーブルの曲げに対して光ファイバが伸ばされて破断しないような考慮などが必要となる。
本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、直線状の光ファイバを使用すると共に指向性が抑制可能である音波感受用光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る音波感受用光ファイバケーブルは、
直線状のケーブルコアを被覆可能であると共に、前記ケーブルコアの長手方向に対して略垂直に入射した音波を屈折させて、前記ケーブルコアに前記音波を前記長手方向に対して斜めに入射させる音波屈折部、を有する被覆部を備える。
本発明によれば、直線状の光ファイバを使用すると共に指向性が抑制可能である音波感受用光ファイバケーブルを提供することができる。
第1の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの模式断面図である。 第1の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルにおける音波の屈折を示す模式図である。 入射角θiと出射角θoとの関係を示すグラフである。 第2の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの模式断面図である。 第2の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルにおける音波の屈折を示す模式図である。 傾斜角θtとケーブル入射角との関係を示すグラフである。 第3の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの模式断面図である。 第4の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの模式断面図である。 第5の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの模式図である。 第5の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルにおける音波の屈折を示す模式図である。 第6の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの模式断面図である。 第6の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルにおける音波の屈折を示す模式図である。 第7の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルが備える被覆部斜視図である。 第7の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの被覆部取付作業の模式図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(第1の実施形態)
一般的に光ファイバケーブルは、光ファイバ心線と、張力を支えるテンションメンバ、側圧を受け止めるパイプなどを束ねたものを、被覆材で覆う構成となっている。
本技術は被覆材部分に適用するのが代表的な実施例となるため、以下の説明においては、被覆材の内側にあるケーブル構造は説明を省略し、その部分をまとめて“ケーブルコア”と称する。
図1~3を参照して本発明の第1の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの構成について説明を行う。図1は、第1の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの模式断面図である。図2は、第1の実施形態に係る光ファイバケーブル音波感受用光ファイバケーブルにおける音波の屈折を示す模式図である。図3は、入射角θiと出射角θoとの関係を示すグラフである。図1に示すように、音波感受用光ファイバケーブル1は、ケーブルコア11、及びケーブルコア11を覆う被覆部10を備える。被覆部10は、音波屈折部12、及び隙間埋め部13を備える。音波屈折部12には、傾斜面12aが形成されている。なお、図1及び図2には、音波感受用光ファイバケーブル1に加えて、媒質Cを図示している。
ケーブルコア11は、光ファイバ心線、テンションメンバ、及び耐側圧パイプ等を束ねたものである。光ファイバ心線は、強い張力や側圧が加わると、光の損失が増加し、場合によっては破損する虞がある。これに対してケーブルコア11が備えるテンションメンバにより、光ファイバ心線に加わる張力が低減されている。また、ケーブルコア11が備える耐側圧パイプにより、光ファイバ心線に加わる側圧が低減されている。
音波屈折部12は、ケーブルコア11の長手方向に対して略垂直に入射した音波を、屈折させることができる。
屈折された音波は、ケーブルコア11の長手方向に対して斜めに進み、ケーブルコア11中の光ファイバ心線に入射する。音波が光ファイバ心線に入射すると、入射部分を通過する光は変調する。したがって、光ファイバ心線の反射光及び透過光をモニタリングすることによって、音波感受用光ファイバケーブル1の周囲における音波を観測することができる。
音波屈折部12の形状は、ケーブルコア11の長手方向に対して略垂直に入射した音波を屈折させることができる形状であれば、特に限定されない。例えば図1に示す例では、音波屈折部12に傾斜面12aを設けることによってケーブルコア11の長手方向に対して略垂直に入射した音波を屈折させている。以下、本実施形態では、音波屈折部12に傾斜面12aを設ける場合について説明する。
音波屈折部12は、複数の直円錐状部材を連ねたような形状である。具体的には、直円錐状部材の頂点が他の直円錐状部材の底面の中央に接するように、複数の直円錐状部材を連ねた形状である。ケーブルコア11は、複数の直円錐状部材の中心軸を貫いている。ここで、複数の直円錐状部材の側面のそれぞれを、傾斜面12aとする。
隙間埋め部13は、音波屈折部12を被覆する。隙間埋め部13は、具体的には、図2に示すように、音波屈折部12を形成する複数の直円錐状部材同士の隙間を埋めるように音波屈折部12を被覆する。隙間埋め部13を用いて音波屈折部12を被覆することによって、被覆部10の表面を、隙間埋め部13を形成しない場合に比較してなめらかにすることができる。被覆部10の表面がなめらかであると、保管時や移動時に引っかかりが生じにくい。したがって、音波感受用光ファイバケーブル1は、取扱がより容易である。
音波感受用光ファイバケーブル1は、傾斜面12aがケーブルコア11の長手方向に対して傾斜している状態で使用される。音波感受用光ファイバケーブル1の周囲には、音波を伝播可能な媒質Cが存在する。音波屈折部12は、音波感受用光ファイバケーブル1の周囲に存在する媒質Cと異なる音速を有する材料を用いて形成される。
音波屈折部12は、好ましくは、音波感受用光ファイバケーブル1の周囲に存在する媒質C及び光ファイバ心線と音速が大きく異なりすぎない材料を用いて形成される。音波感受用光ファイバケーブル1の周囲に存在する媒質Cの音速と音波屈折部12の音速とが大きく異なる場合、媒質C中を伝播してきた音波が、媒質Cと音波屈折部12との境界において反射しやすい。音波屈折部12の音速と光ファイバ心線の音速とが大きく異なる場合、音波屈折部12に入射した音波が、音波屈折部12と光ファイバ心線との境界において反射しやすい。したがって、音波感受用光ファイバケーブル1の周囲に存在する媒質C及び光ファイバ心線と音速が大きく異なりすぎない材料を用いて音波屈折部12を形成すると、各境界における光の反射を抑制することができる。
音波感受用光ファイバケーブル1の周囲に存在する媒質Cは、例えば、空気、水、又は土である。ケーブルコア11中の光ファイバ心線は、例えば、石英ガラスを用いて形成される。空気、水、土、及び石英ガラスの典型的な音速を下記の表1に示す。表1に示すように、光ファイバ心線は、音波感受用光ファイバケーブル1の周囲に存在する媒質Cよりも音速が大きな材料を用いて形成される。
Figure 0007201084000001
被覆部10は、樹脂状の材料を用いて形成されることが好ましい。当該樹脂状の材料は、例えば、テフロン(登録商標)、天然ゴム、ブタジエンゴム、低密度ポリエチレン(JDPE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン、高密度ポリエチレン(HDPE)、ナイロン、ポリイミド、及びアクリル等から選択される1種以上である。当該樹脂状の材料の典型的な音速を表2に示す。
Figure 0007201084000002
音波屈折部12は、好ましくは、下記の数式(1)を満たす材料を用いて形成される。下記の数式(1)を満たす材料を用いて音波屈折部12を形成すると、音波屈折部12の音速が媒質Cの音速及び光ファイバ心線の音速と大きく異なりすぎない。但し、下記の数式(1)において、V、V、Vは、それぞれ、ケーブルコア11の音速、音波屈折部12の音速、及び媒体の音速である。下記の数式(1)を満たすような材料は、媒質Cが水であり、かつ、光ファイバ心線が石英ガラス製である場合、例えば高密度ポリエチレンである。高密度ポリエチレンの音速は、2460m/sである。
Figure 0007201084000003
媒質C中をケーブルコア11の長手方向に対して垂直に伝播する音波は、傾斜面12aに対して斜めに入射する。したがって、音波屈折部12は、媒質C中をケーブルコア11の長手方向に対して垂直に進む音波を屈折させることができる。屈折された音波は、ケーブルコア11の長手方向に平行な成分を、屈折される前に比較して、多く含む。そのため、ケーブルコア11中の光ファイバ心線を通過する光は、屈折された音波によって変調される。このようにして、音波感受用光ファイバケーブル1は、ケーブルコア11の長手方向に対して略垂直に媒質C中を伝播する音波を検知することができる。
なお、図1に示す例では、同じ形状の複数の直円錐状部材を用いて音波屈折部12を形成する場合について説明した。しかしながら、複数の直円錐状部材の形状及び配置は、ばらつきがあってもよい。また、音波屈折部12を形成する複数の直円錐状部材は、傾斜面12aに歪み等があってもよい。音波屈折部12を形成する複数の直円錐状部材は、多少角が丸まっていてもよい。音波屈折部12と隙間埋め部13とは、多少混ざり合って形成されてもよい。音波屈折部12と隙間埋め部13とが混ざり合う場合、被覆部10は分布レンズのように作用して音波を屈折させる。このように、被覆部10は、製造時に高い精度を要求しない。そのため、音波感受用光ファイバケーブル1は、製造容易である。
第1の実施形態において、隙間埋め部13は、音波屈折部12に比較して音速が小さな材料を用いて形成されている。音波屈折部12及び隙間埋め部13は、好ましくは、媒質C、隙間埋め部13、音波屈折部12、光ファイバ心線、の順に音速が大きくなるような材料を用いて形成される。音波は、媒質C、隙間埋め部13、音波屈折部12、ケーブルコア11の順で伝播される。したがって、媒質C、隙間埋め部13、音波屈折部12、光ファイバ心線、の順に音速が大きくなると、各境界における反射が抑制される。
被覆部10は、媒質Cと隙間埋め部13との境界において、媒質C中を伝播してきた音波を屈折させる必要がない。したがって、隙間埋め部13は、好ましくは、音波感受用光ファイバケーブル1の周囲に存在する媒質Cと近い音速を有する材料を用いて形成される。つまり、隙間埋め部13は、好ましくは、下記の数式(2)を満たす材料を用いて形成される。但し、下記の数式(2)において、Vは隙間埋め部13の音速である。下記の数式(2)を満たすような材料は、媒質Cが水であり、光ファイバ心線が石英ガラス製であり、かつ、音波屈折部12が高密度ポリエチレン製である場合、例えばブタジエンゴムである。ブタジエンゴムの音速は、1610m/sである。媒質Cと近い音速を有する材料を用いて隙間埋め部13を形成すると、媒質Cと隙間埋め部13との境界における音波の反射を抑制することができる。
Figure 0007201084000004
図2は、第1の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルにおける音波の屈折を示す模式図である。図2に示す矢印は、音波の進行方向を示す。入射角θiは、傾斜面12aの法線と隙間埋め部13における音波の進行方向とが成す角度である。出射角θoは、傾斜面12aの法線と音波屈折部12における音波の進行方向とが成す角度である。傾斜角θtは、傾斜面12aとケーブルコア11とが成す角度である。
第1の実施形態において、隙間埋め部13は、音波屈折部12に比較して音速が小さな材料を用いて形成されている。したがって、被覆部10は、スネルの法則(Snell’s law)によって、出射角θoが入射角θiよりも常に大きくなる。そのため、入射角θiが所定以上の場合、全反射が起こる。全反射が起こる入射角θiの下限を臨界角θcとする。臨界角θcは、下記の数式(3)に示すように算出可能である。音波屈折部12は、傾斜角θtが臨界角θcよりも小さくなるように設計される。傾斜角θtが臨界角θcよりも小さい場合、ケーブルコア11の長手方向に対して略垂直に入射した音波は、隙間埋め部13と音波屈折部12との境界面において屈折可能である。
Figure 0007201084000005
音波屈折部12は、好ましくは、傾斜角θtが臨界角θcよりも15°以上小さくなるように設計される。ケーブルコア11の長手方向と成す角度が75°以上の音波は、ケーブルコア11の長手方向に平行な成分が少ない。傾斜角θtが臨界角θcよりも15°以上小さくなるように音波屈折部12を設計すると、ケーブルコア11の長手方向と成す角度が75°以上の音波を、音波屈折部12において屈折させることができる。音波屈折部12において屈折した音波は、ケーブルコア11の長手方向に平行な成分が増えるため、光ファイバ心線を通過する光を変調させやすい。したがって、傾斜角θtが臨界角θcよりも15°以上小さい音波屈折部12を備える音波感受用光ファイバケーブル1を用いると、ケーブルコア11の長手方向と成す角度が75°以上の音波をモニタリングすることができる。
図3に、音波屈折部12を高密度ポリエチレン製とし、かつ、隙間埋め部13をブタジエンゴム製とした場合における入射角θiと出射角θoとの関係を示す。音波屈折部12を高密度ポリエチレン製とし、かつ、隙間埋め部13をブタジエンゴム製とすると、図3に示すように、臨界角θcは、約41°である。したがって、音波屈折部12は、傾斜角θtが41°以下、好ましくは26°以下となるように設計される。
第1の実施形態では、被覆部10が隙間埋め部13を備える場合について説明した。しかしながら、被覆部10は、隙間埋め部13を備えなくてもよい。被覆部10が隙間埋め部13を備えない場合、隙間埋め部13に相当する部分に媒質Cが入り込む。被覆部10が隙間埋め部13を備えない場合、音波屈折部12は、音波感受用光ファイバケーブル1の周囲に存在する媒質Cと異なる音速を有する材料を用いて形成される。
(第2の実施形態)
次に、図3~6を参照して、第2の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの構成について説明する。図4は、第2の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの模式断面図である。図5は、第2の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルにおける音波の屈折を示す模式図である。図6は、傾斜角θtとケーブル入射角との関係を示すグラフである。図4に示すように、音波感受用光ファイバケーブル2は、図1に示す被覆部10に代えて、被覆部20を備える。被覆部20は、音波屈折部22、及び隙間埋め部23を備える。その他の構成は、第1の実施形態において説明した構成と同じであるため、重複した説明を適宜省略する。なお、図4及び図5には、音波感受用光ファイバケーブル2に加えて、媒質Cを図示している。
音波屈折部22は、図1に示す音波屈折部12と同様に、複数の直円錐状部材を連ねた形状である。複数の直円錐状部材の側面のそれぞれを、傾斜面22aとする。ケーブルコア11は、複数の直円錐状部材の中心軸を貫いている。隙間埋め部23は、図1に示す隙間埋め部13と同様に音波屈折部22を被覆する。
第2の実施形態において、隙間埋め部23は、音波屈折部22に比較して音速が大きな材料を用いて形成されている。つまり、音波屈折部22及び隙間埋め部23は、下記の数式(4)を満たす材料を用いて形成されている。媒質Cが水であり、かつ、光ファイバ心線が石英ガラス製である場合、例えば、音波屈折部22をブタジエンゴム製とし、かつ、隙間埋め部23を高密度ポリエチレン製とすることによって、下記の数式(4)を満たすことができる。
Figure 0007201084000006
図5は、第2の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルにおける音波の屈折を示す模式図である。図5に示す矢印は、音波の進行方向を示す。第2の実施形態において、隙間埋め部23は、音波屈折部22に比較して音速が大きな材料を用いて形成されている。したがって、被覆部20は、スネルの法則によって、図5に示すように、出射角θoが入射角θiよりも常に小さくなる。したがって、隙間埋め部23と音波屈折部22との境界では、全反射が起こらない。そのため、音波屈折部22は、傾斜角θtに対して略平行な角度で入射した音波を屈折させることができる。また、音波屈折部22において屈折された音波の進行方向は、入射角θiが大きくなると、傾斜面22aの法線に略平行になるように集束する。
図3に、音波屈折部22をブタジエンゴム製とし、かつ、隙間埋め部23を高密度ポリエチレン製とした場合における入射角θiと出射角θoとの関係を示す。音波屈折部22をブタジエンゴム製とし、かつ、隙間埋め部23を高密度ポリエチレン製とすると、出射角θoは、入射角θiが45°以上である場合に、28°以上41°以下に集束する。
ケーブルコア11の長手方向に対して略垂直に入射した音波の音波屈折部22における進行方向と、ケーブルコア11の長手方向と、が成す角度を、音波傾斜角θfとする。音波傾斜角θfは、下記の数式(5)に示すように算出可能である。音波傾斜角θfが小さい場合、ケーブルコア11の長手方向に対して略垂直に入射した音波は、音波屈折部22において屈折する際に、ケーブルコア11の長手方向に対して平行な成分が多くなる。
Figure 0007201084000007
上記の数式(5)に示すように、音波傾斜角θfは、傾斜角θtを大きくすると、小さくなる。したがって、音波屈折部22は、傾斜角θtが大きくなるように設計されることが好ましい。音波屈折部22をブタジエンゴム製とし、かつ、隙間埋め部23を高密度ポリエチレン製とした場合における、傾斜角θtと音波傾斜角θfとの関係を図6に示す。図6に示すように、傾斜角θtが67°以上となるように音波屈折部22を設計することによって、音波傾斜角θfを60°以下にすることができる。
(第3の実施形態)
次に、図7を参照して、第3の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの構成について説明する。図7は、第3の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの模式断面図である。図7に示すように、音波感受用光ファイバケーブル3は、図1に示す被覆部10に代えて、被覆部30を備える。被覆部30は、音波屈折部32、及び隙間埋め部33を備える。その他の構成は、第1及び第2の実施形態において説明した構成と同じであるため、重複した説明を適宜省略する。なお、図7には、音波感受用光ファイバケーブル3に加えて、媒質Cを図示している。
音波屈折部32は、コルゲート管のような形状の部材である。音波屈折部32は、具体的には、外側面に凹凸が繰り返し形成されている。したがって、音波屈折部32は、長手方向に切断した際に、外側面が波状になる。ケーブルコア11は、音波屈折部32の中心軸を貫通している。音波屈折部32の外側面に形成された凸部は、それぞれ一対の斜面を有する。凸部が有する一対の斜面を傾斜面32a、32bとする。隙間埋め部33は、図1に示す隙間埋め部13と同様に音波屈折部32を被覆する。
第3の実施形態において、隙間埋め部33は、音波屈折部32に比較して音速が小さな材料を用いて形成されている。したがって、音波屈折部32は、図1に示す音波屈折部12と同様に、傾斜面32aにおける傾斜角及び傾斜面32bにおける傾斜角が臨界角θcよりも小さくなるように設計される。音波屈折部32は、図7に示すように、角部を有さない。一般に、部材に角部を形成する場合、部材に角部を形成しない場合に比較して、高い精度で製造を行う必要がある。したがって、音波屈折部32は、図1に示す音波屈折部12に比較して、さらに製造が容易である。
音波屈折部32は、傾斜面32aの傾斜角と傾斜面32bの傾斜角とが異なるように形成されることが好ましい。傾斜面32a、32bの傾斜角が異なる場合、ケーブルコア11の長手方向に対して垂直に音波が入射すると、傾斜面32aにおいて屈折された音波の音波傾斜角θfと傾斜面32bにおいて屈折された音波の音波傾斜角θfとが異なる。したがって、傾斜面32aにおいて屈折された音波と傾斜面32bにおいて屈折された音波は、完全には打ち消し合わずにケーブルコア11に伝播する。
第3の実施形態では、被覆部30が隙間埋め部33を備える場合について説明した。しかしながら、被覆部30は、隙間埋め部33を備えなくてもよい。被覆部30が隙間埋め部33を備えない場合、隙間埋め部13に相当する部分に媒質Cが入り込む。被覆部30が隙間埋め部33を備えない場合、音波屈折部32は、図1に示した音波屈折部12と同様に、音波感受用光ファイバケーブル3の周囲に存在する媒質Cと異なる音速を有する材料を用いて形成される。
(第4の実施形態)
次に、図8を参照して、第4の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの構成について説明する。図8は、第4の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの模式断面図である。図8に示すように、音波感受用光ファイバケーブル4は、図7に示す被覆部30に代えて、被覆部40を備える。被覆部40は、音波屈折部42、及び隙間埋め部43を備える。その他の構成は、第1~3の実施形態において説明した構成と同じであるため、重複した説明を適宜省略する。なお、図8には、音波感受用光ファイバケーブル4に加えて、媒質Cを図示している。
音波屈折部42は、図8に示す音波屈折部32と同様に、コルゲート管のような形状の部材である。隙間埋め部43は、図8に示す隙間埋め部33と同様に、音波屈折部42を被覆する。第4の実施形態において、隙間埋め部43は、音波屈折部42に比較して音速が大きな材料を用いて形成されている。したがって、音波屈折部42は、図4に示す音波屈折部22と同様に、傾斜角θtが大きくなるように設計されることが好ましい。
(第5の実施形態)
次に、図9及び図10を参照して、第5の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの構成について説明を行う。図9は、第5の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの模式図である。図10は、第5の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルにおける音波の屈折を示す模式図である。図9は、音波感受用光ファイバケーブル5の一部を欠き切った模式図である。図9に示すように、音波感受用光ファイバケーブル5は、図1に示す被覆部10に代えて、被覆部50を備える。
被覆部50は、図1に示す音波屈折部12に代えて、音波屈折部52を備える。被覆部50は、音波屈折部52に加えて、補強部54を備えていてもよいものとする。その他の構成については、第1~4の実施形態において説明した構成と同じであるため、重複した説明を適宜省略する。なお、図9及び図10には、音波感受用光ファイバケーブル5に加えて、媒体Cを図示している。
音波屈折部52は、紐状部材である。音波屈折部52は、ケーブルコア11の周囲に巻き付けられるように配置される。図9に示す例では、音波屈折部52は、ケーブルコア11の周囲にヘリカル巻きされている。音波屈折部52は、紐状部材を丸めてリング状にしたものであってもよい。音波屈折部52がリング状である場合、複数のリング状部材にケーブルコア11を通すことによって、音波屈折部52をケーブルコア11の周囲に巻き付けるように配置する。
図9に示す音波屈折部52は、横断面円形状の紐状部材である。したがって、図10に示すように、音波屈折部52は、媒質Cとの境界面が曲面である、そのため、ケーブルコア11の長手方向に対して垂直に伝播してきた音波は、図10に示すように、媒質Cと音波屈折部52との境界面において屈折する。
図9及び図10に示す例では、音波屈折部52が横断面円形状の紐状部材である場合について説明した。しかしながら、音波屈折部52は、媒質Cとの境界面が曲面又は傾斜面となっている紐状部材であれば、どのような形状の紐状部材であってもよい。音波屈折部52は、例えば、横断面が半円状、台形状、及び三角形状等の紐状部材であってもよい。
図9に示す例では、被覆部50が補強部54を備えている。補強部54は、中央に貫通孔が形成された管状部材である。ケーブルコア11は、補強部54に形成された貫通孔に挿入される。被覆部50が補強部54を備える場合、音波屈折部52は、図9に示すように、補強部54の周囲に巻き付けられる。被覆部50が補強部54を備える場合、被覆部50が補強部54を備えない場合に比較して、音波屈折部52を巻き付ける際における音波屈折部52の曲げ半径を大きくすることができる。
音波屈折部52の曲げ半径が大きい場合、音波屈折部52の曲げ外側が受ける引張力が、曲げ半径が小さい場合に比較して、小さい。そのため、音波屈折部42の曲げ半径を大きくすることによって、音波屈折部52の破損を抑制することができる。したがって、被覆部50が補強部54を備える場合、ケーブルコア11の横断面積が小さい場合であっても、音波屈折部52の破損を抑制することができる。
音波屈折部52は、音波感受用光ファイバケーブル5の周囲に存在する媒質Cと異なる音速を有する材料を用いて形成される。音波屈折部52は、音波感受用光ファイバケーブル5の周囲に存在する媒質C及びケーブルコア11中の光ファイバ心線と音速が大きく異なりすぎない材料を用いて形成されることが好ましい。したがって、音波屈折部12は、好ましくは、下記の数式(1)を満たす材料を用いて形成される。
Figure 0007201084000008
被覆部50が補強部54を備える場合、補強部54を形成する材料は、下記の数式(6)を満たすことが好ましい。下記の数式(6)を満たす材料を用いて補強部54を形成すると、音波屈折部52と補強部54との境界、及び、補強部54とケーブルコア11との境界において、音波の反射が抑制される。但し、下記の数式(6)において、Vは、補強部54の音速を示す。
Figure 0007201084000009
被覆部50は、図示しない隙間埋め部を備えていてもよい。図示しない隙間埋め部は、音波屈折部52を被覆する。音波屈折部52は、隙間埋め部によって被覆されると、巻き付けられた位置に固定される。また、被覆部50が隙間埋め部を備えている場合、被覆部50の表面の凹凸を抑制することができる。したがって、被覆部50が隙間埋め部を備える音波感受用光ファイバケーブル5は、被覆部50が隙間埋め部を備えない場合に比較して、取扱が容易である。
(第6の実施形態)
次に、図11及び図12を参照して、第6の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの構成について説明を行う。図11は、第6の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの模式断面図である。図12は、第6の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルにおける音波の屈折を示す模式図である。図11に示すように、音波感受用光ファイバケーブル6は、図2に示す被覆部10に代えて、被覆部60を備える。被覆部60は、音波屈折部62、及び隙間埋め部63を備える。その他の構成については、第1~5の実施形態において説明した構成と同じであるため、重複した説明を適宜省略する。なお、図11及び図12には、音波感受用光ファイバケーブル6に加えて、媒質Cを図示している。
音波屈折部62は、複数のペレット状部材である。複数のペレット状部材の形状は、特に限定されない。複数のペレット状部材の形状は、例えば、略球形状である。複数のペレット状部材の形状は、楕円体状、及び不定形状等であってもよい。複数のペレット状部材の大きさは、同じであってもよいし、ばらつきがあってもよい。図11に示すように、音波屈折部62は、隙間埋め部63中に散在している。音波屈折部62は、図11に示す例では、隙間埋め部63中においてペレット同士が互いに接触しない程度の密度で散在している。しかしながら、音波屈折部62は、ペレット同士の間に隙間埋め部63が入り込める程度の間隙が存在していれば、隙間埋め部63中において収支同士が接触する密度で散在していてもよい。
音波屈折部62は、音波感受用光ファイバケーブル6の周囲に存在する媒質Cと異なる音速を有する材料を用いて形成される。音波屈折部62は、音波感受用光ファイバケーブル6の周囲に存在する媒質C及び光ファイバ心線と音速が大きく異なりすぎない材料を用いて形成されることが好ましい。また、隙間埋め部63は、音波感受用光ファイバケーブル6の周囲に存在する媒質Cと近い音速を有する材料を用いて形成されることが好ましい。つまり、音波屈折部62、及び隙間埋め部63は、以下の数式(2)を満たす材料を用いて形成されることが好ましい。
Figure 0007201084000010
(第7の実施形態)
次に、図13及び図14を参照して、第7の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの構成について説明を行う。図13は、第7の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルが備える被覆部の斜視図である。図14は、第7の実施形態に係る音波感受用光ファイバケーブルの被覆部取付作業の模式図である。図13に示すように、音波感受用光ファイバケーブル7は、図1に示す被覆部10に代えて、被覆部70を備える。被覆部70には、ケーブルコア取付孔70a、及びスリット75が形成されている。図14には、音波感受用光ファイバケーブル7に加えて、治具90を図示している。その他の構成については、第1~6の実施形態において説明した構成と同じであるため、重複した説明を適宜省略する。
被覆部70は、図示しない音波屈折部を備え、さらに図示しない隙間埋め部を備えていてもよいものとする。被覆部70は、例えば、第1~7の実施形態において説明した被覆部と同様の構成である。被覆部70は、ケーブルコア11を被覆する前に、予め形成される。被覆部70には、中央にケーブルコア取付孔70aが形成されている。被覆部70には、長手方向にスリット75が形成されている。したがって、ケーブルコア11に、予め形成された被覆部80を、スリット75から設置現場において取り付けることができる。
被覆部70及びケーブルコア11は、好ましくは、別途に保管される。被覆部70及びケーブルコア11は、通常、ドラムに巻き付けられて保管される。ケーブルコア11は、被覆部70に比較して細いため、1つのドラムに巻くことができる長さが長い。被覆部70及びケーブルコア11を設置する際には、ケーブルコア11に被覆部70を被せて設置する。ケーブルコア11に被覆部70を被せる方法は、特に限定されないが、例えば、図14に示すように、治具90を用いてスリット75を広げて被覆部70をケーブルコア11に被せる方法が挙げられる。
これまで説明してきた、音波を屈折させる役目を持つ被覆部は、音波感受用光ファイバケーブルを太くする傾向があり、設置前の巻き取り保管や、取回しが困難になるという難点がある。そこでケーブルコアと被覆部を分けて製造,保管し、設置時に被覆部をケーブルコアに被せられるようにするのが本実施例である。
一般にケーブルは、ドラムに巻いて収容し、保管や運搬を行う。ケーブルが太いと1つのドラムに巻ける長さが短くなってしまうため、必要な長さに満たない場合は設置場所にてケーブルの接続作業が必要になる。高張力・耐水圧などの特殊なケーブルの場合は特に、接続加工の難易度が高く、作業環境の整っていないケーブル設置現場に専門の技術者と工具の持ち込みが必要となり、また工期も伸びてしまう。このような経済性の観点から、1つのドラムに巻ける長さはなるべく長いことが望ましい。一方、被覆部は、信号を長手方向に伝える必要性がないため、接続する必要が無く、多少の継ぎ目があっても効果に支障はない。
そこで、ケーブルコア11と被覆部70とを分けて製造,保管,運搬し、ドラムから巻きほぐしたケーブルコア11に、被覆部70を被せながら設置すればよい。このような場合の被覆部70には図13に示すようなスリット75(背割り)を入れるのが一般的である。スリット75を入れても被覆部70の音波屈折の効果は損なわれない。その一方で、ケーブルコア11と被覆部70との境界での音波のスムースな伝達に考慮が必要である。ケーブルコア11と被覆部70との間になるべく間隙を生じないように密着させることが望ましい。
<その他の実施の形態>
なお、上述した各実施形態の被覆部は、一部又は全てが吸水膨張材を用いて形成されていてもよい。一部又は全てが吸水膨張材を用いて形成された被覆部は、乾燥した状態で保管される。一部又は全てが吸水膨張材を用いて形成された被覆部は、吸水すると吸水前に比較して体積が膨張する。したがって、吸水膨張材を用いて被覆部の一部又は全てを形成すると、保管に要するスペースを抑制することができる。但し、一部又は全てが吸水膨張材を用いて形成された被覆部を備える音波感受用光ファイバケーブルは、望ましくは水中等の乾燥しない場所に設置される。一部又は全てが吸水膨張材を用いて形成された被覆部を備える音波感受用光ファイバケーブルは、乾燥状態が長く続かない場所であれば陸上に設置されてもよい。
一部又は全てが吸水膨張材を用いて形成された被覆部は、図13に示す被覆部70と同様に、ケーブルコア11と別途に製造,保管されてもよい。一部又は全てが吸水膨張材を用いて形成された被覆部は、乾燥した状態であると、1つのドラムに巻き付け可能な長さが長い。したがって、保管に要するスペースを抑制することができる。
以上で説明した本実施の形態に係る発明により、直線状の光ファイバを使用すると共に指向性が抑制可能である音波感受用光ファイバケーブルを提供することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
この出願は、2019年6月12日に出願された日本出願特願2019-109437を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1~7 音波感受用光ファイバケーブル
10、20、30、40、50、60、70 被覆部
70a ケーブルコア取付孔
11 ケーブルコア
12、22、32、42、52、62、72 音波屈折部
12a、22a、32a、42a、42b、52a、62a、72a 傾斜面
13、23、33、43、63 隙間埋め部
54 補強部
75 スリット
90 治具

Claims (6)

  1. 直線状のケーブルコアを被覆可能であると共に、前記ケーブルコアの長手方向に対して略垂直に入射した音波を屈折させて、前記ケーブルコアに前記音波を前記長手方向に対して斜めに入射させる音波屈折部、を有する被覆部を備え、
    前記音波屈折部は、前記長手方向に対して傾斜する傾斜面を有する、
    音波感受用光ファイバケーブル。
  2. 前記被覆部は、前記音波屈折部を被覆する隙間埋め部を備える、
    請求項1に記載の音波感受用光ファイバケーブル。
  3. 前記ケーブルコアの音速、前記音波屈折部の音速、及び前記被覆部の周囲において前記音波を伝播する媒質の音速を、それぞれ、V、V、Vとして、下記の数式(1)を満たす、
    請求項1~のいずれか一項に記載の音波感受用光ファイバケーブル。
    Figure 0007201084000011
  4. 前記ケーブルコアの音速、前記音波屈折部の音速、前記隙間埋め部の音速、及び前記被覆部の周囲において前記音波を伝播する媒質の音速を、それぞれ、V、V、V、Vとして、下記の数式(2)を満たす、
    請求項2に記載の音波感受用光ファイバケーブル。
    Figure 0007201084000012
  5. 前記被覆部は、前記ケーブルコアと別個に製造,保管でき、設置前に当該ケーブルコアに取り付けられる、
    請求項1~のいずれか一項に記載の音波感受用光ファイバケーブル。
  6. 前記被覆部は、一部又は全てが吸水膨張材を用いて形成されており、吸水すると吸水前に比較して体積が膨張する、
    請求項1~のいずれか一項に記載の音波感受用光ファイバケーブル。
JP2021525905A 2019-06-12 2020-01-21 音波感受用光ファイバケーブル Active JP7201084B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019109437 2019-06-12
JP2019109437 2019-06-12
PCT/JP2020/001900 WO2020250478A1 (ja) 2019-06-12 2020-01-21 音波感受用光ファイバケーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020250478A1 JPWO2020250478A1 (ja) 2020-12-17
JP7201084B2 true JP7201084B2 (ja) 2023-01-10

Family

ID=73782168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021525905A Active JP7201084B2 (ja) 2019-06-12 2020-01-21 音波感受用光ファイバケーブル

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11802790B2 (ja)
EP (1) EP3985364A4 (ja)
JP (1) JP7201084B2 (ja)
CN (1) CN113939719B (ja)
WO (1) WO2020250478A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003293682A (ja) 2002-04-01 2003-10-15 East Japan Railway Co エレメントけん引、推進工法における地盤陥没の検知方法と検知装置
JP2004101414A (ja) 2002-09-11 2004-04-02 Dai Ichi High Frequency Co Ltd 長尺光ファイバセンサー及びその製造方法
US20120111104A1 (en) 2010-06-17 2012-05-10 Domino Taverner Fiber optic cable for distributed acoustic sensing with increased acoustic sensitivity
US20120227504A1 (en) 2011-03-08 2012-09-13 US Seismic Systems, Inc. Fiber optic acoustic sensor arrays and systems, and methods of fabricating the same
US20160223389A1 (en) 2013-09-13 2016-08-04 Silixa Ltd. Non-isotropic acoustic cable
US20170292862A1 (en) 2014-10-08 2017-10-12 Optasense Holdings Limited Fibre Optic Cable with Tuned Transverse Sensitivity

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO115976B (ja) 1964-09-07 1969-01-06 Ici Ltd
US4524436A (en) 1981-05-15 1985-06-18 Schlumberger Technology Corporation Pressure wave fiber optic transducer cable
EP0066493A1 (en) 1981-05-15 1982-12-08 Schlumberger Limited Pressure wave fiber optic transducer cable
GB2188719B (en) * 1986-04-02 1990-08-22 Stc Plc Optical fibres
WO2003002956A1 (fr) 2001-06-27 2003-01-09 Center For Advanced Science And Technology Incubation, Ltd. Dispositif et procede de mesure de vibration
TW200404172A (en) 2002-08-22 2004-03-16 Showa Electric Wire & Cable Co Pseudo slant fiber Bragg grating, multiple series fiber Bragg grating, optical fiber type coupler and optical connector
WO2008021881A2 (en) 2006-08-09 2008-02-21 Shell Oil Company Method of applying a string of interconnected strain sensors to an object, a pliable support structure, and method of producing a mineral hydrocarbon fluid
GB2445086B (en) 2006-12-21 2009-08-19 Schlumberger Holdings Activation mechanism applicable to oilfield chemical products
AU2012352253C1 (en) * 2011-12-15 2018-05-10 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Detecting broadside acoustic signals with a fiber optical distributed acoustic sensing (DAS) assembly
US10539280B2 (en) 2015-01-29 2020-01-21 Mitsubishi Electric Corporation Light-source device
US10697804B2 (en) * 2017-05-31 2020-06-30 Corning Research & Development Corporation Optical sensing cable with acoustic lensing or reflecting features
JP2019109437A (ja) 2017-12-20 2019-07-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 カバー開閉支持機構、カバー開閉支持機構を備える画像処理装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003293682A (ja) 2002-04-01 2003-10-15 East Japan Railway Co エレメントけん引、推進工法における地盤陥没の検知方法と検知装置
JP2004101414A (ja) 2002-09-11 2004-04-02 Dai Ichi High Frequency Co Ltd 長尺光ファイバセンサー及びその製造方法
US20120111104A1 (en) 2010-06-17 2012-05-10 Domino Taverner Fiber optic cable for distributed acoustic sensing with increased acoustic sensitivity
US20120227504A1 (en) 2011-03-08 2012-09-13 US Seismic Systems, Inc. Fiber optic acoustic sensor arrays and systems, and methods of fabricating the same
US20160223389A1 (en) 2013-09-13 2016-08-04 Silixa Ltd. Non-isotropic acoustic cable
US20170292862A1 (en) 2014-10-08 2017-10-12 Optasense Holdings Limited Fibre Optic Cable with Tuned Transverse Sensitivity

Also Published As

Publication number Publication date
US11802790B2 (en) 2023-10-31
CN113939719A (zh) 2022-01-14
JPWO2020250478A1 (ja) 2020-12-17
EP3985364A1 (en) 2022-04-20
EP3985364A4 (en) 2022-07-13
WO2020250478A1 (ja) 2020-12-17
US20220178740A1 (en) 2022-06-09
CN113939719B (zh) 2024-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10451462B2 (en) Optical fiber cable
WO2018222541A1 (en) Optical sensing cable with acoustic lensing or reflecting features
EP3631520B1 (en) Strain sensing optical cable with low vibration attenuation construction
AU2014261820B2 (en) An assembly of a flexible pipe and an end-fitting
CN108474908B (zh) 中央凹倒像器
US7840105B2 (en) Rugged fiber optic towed array
CN111007606A (zh) 一种声敏感光纤光缆及其制作方法
JP7201084B2 (ja) 音波感受用光ファイバケーブル
CN1793806A (zh) 光纤温度传感器、温度传感器片及温度测定方法
CN111897064B (zh) 一种应变拾取磁吸附光缆
JP2008129062A (ja) ドロップケーブル
KR100414913B1 (ko) 패드를 구비한 소형 경량 광케이블
JP7363915B2 (ja) 音響センサ
JPH085878A (ja) 圧潰性能が向上したu形キャリヤを有する光ケーブル
CN114325975A (zh) 三角光缆
JP2008218123A (ja) テザーケーブル
US10684162B2 (en) Strain sensing optical cable with acoustic impedance matched layers
JP3224762B2 (ja) 光ファイバケーブル
JPH0643056A (ja) 圧力センサ用光ファイバケーブル
CN119984486B (zh) 一种传感光缆
AU645524B2 (en) Acoustic vibration reduction
JPS61284627A (ja) 光フアイバセンサ
JPH08211266A (ja) 光ケーブル
JP2003028619A (ja) 光ファイバセンサー
JP2011248068A (ja) ドロップケーブル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221205

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7201084

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151