JP7205547B2 - アルミニウム合金箔、蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス - Google Patents
アルミニウム合金箔、蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス Download PDFInfo
- Publication number
- JP7205547B2 JP7205547B2 JP2020553284A JP2020553284A JP7205547B2 JP 7205547 B2 JP7205547 B2 JP 7205547B2 JP 2020553284 A JP2020553284 A JP 2020553284A JP 2020553284 A JP2020553284 A JP 2020553284A JP 7205547 B2 JP7205547 B2 JP 7205547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage device
- layer
- heat
- exterior material
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C21/00—Alloys based on aluminium
- C22C21/06—Alloys based on aluminium with magnesium as the next major constituent
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G11/00—Hybrid capacitors, i.e. capacitors having different positive and negative electrodes; Electric double-layer [EDL] capacitors; Processes for the manufacture thereof or of parts thereof
- H01G11/78—Cases; Housings; Encapsulations; Mountings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/10—Primary casings; Jackets or wrappings
- H01M50/102—Primary casings; Jackets or wrappings characterised by their shape or physical structure
- H01M50/103—Primary casings; Jackets or wrappings characterised by their shape or physical structure prismatic or rectangular
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
Mg含有量が0.20質量%以上5.50質量%以下である、蓄電デバイス用外装材に用いるためのアルミニウム合金箔。
本開示のアルミニウム合金箔は、Mg含有量が0.20質量%以上5.50質量%以下であり、蓄電デバイス用外装材に用いられるものであることを特徴としている。本開示のアルミニウム合金箔を用いることができる蓄電デバイス用外装材については、特に制限されず、本開示のアルミニウム合金箔は、少なくとも、基材層、バリア層、及び熱融着性樹脂層を備える蓄電デバイス用外装材のバリア層として、好適に使用することができる。本開示のアルミニウム合金箔を用いた蓄電デバイス用外装材の具体例については「2.蓄電デバイス用外装材」の欄で詳述する。
本開示の蓄電デバイス用外装材10は、例えば図1から図4に示すように、少なくとも、基材層1、バリア層3、及び熱融着性樹脂層4をこの順に備える積層体から構成されている。蓄電デバイス用外装材10において、基材層1が最外層側になり、熱融着性樹脂層4は最内層になる。蓄電デバイス用外装材10と蓄電デバイス素子を用いて蓄電デバイスを組み立てる際に、蓄電デバイス用外装材10の熱融着性樹脂層4同士を対向させた状態で、周縁部を熱融着させることによって形成された空間に、蓄電デバイス素子が収容される。
また、本開示の蓄電デバイス用外装材10は、85℃の環境において、電解液(6フッ化リン酸リチウムの濃度が1mol/lであり、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとジメチルカーボネートの容積比が1:1:1の溶液(エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとジメチルカーボネートを容積比1:1:1で混合して得られた溶液)である)に蓄電デバイス用外装材を72時間接触させた後、前記熱融着性樹脂層の表面に電解液が付着した状態で、熱融着性樹脂層同士を温度190℃、面圧2.0MPa、時間3秒間の条件で熱融着させ、当該熱融着させた界面を剥離する際のシール強度が、電解液に接触させなかった場合のシール強度の60%以上(シール強度の保持率が60%以上)であることが好ましく、80%以上であることがより好ましく、100%であることがさらに好ましい。
以下の方法により測定される電解液接触前のシール強度を基準(100%)として、電解液に接触させた後におけるシール強度の保持率(%)を算出する。
下記の<電解液接触後のシール強度の測定>において、試験サンプルに電解液を注入しないこと以外は、同様にして引張強度(シール強度)を測定する。熱融着した部分が完全に剥離されるまでの最大引張強度を、電解液接触前のシール強度とする。
図14の模式図に示すように、蓄電デバイス用外装材を、幅(x方向)100mm×長さ(z方向)200mmの長方形に裁断して試験サンプルとする(図14a)。試験サンプルを、z方向の中心で折り返して、熱融着性樹脂層側が重なるようにする(図14b)。次に、折り返した試験サンプルのx方向の両端をヒートシールにて封止(温度190℃、面圧2.0MPa、時間3秒間)し、開口部Eを1箇所備える袋状に成形する(図14c)。次に、袋状に成形された試験サンプルの開口部Eから電解液(6フッ化リン酸リチウムの濃度が1mol/lであり、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとジメチルカーボネートの容積比が1:1:1の溶液である溶液)を6g注入し(図14d)、開口部Eの端部をヒートシールにて封止(温度190℃、面圧2.0MPa、時間3秒間)する(図14e)。次に、袋状の試験サンプルの折り返した部分を下にして、温度85℃の環境で所定の保管時間(電解液に接触させる時間であり、72時間など)静置する。次に、試験サンプルの端部を切断して(図14e)、電解液を排出する。次に、熱融着性樹脂層の表面に電解液が付着した状態で、試験サンプルの上下面を金属板(7mm幅)で挟み、温度190℃、面圧1.0MPa、時間3秒間の条件で熱融着性樹脂層同士を熱融着させる(図14f)。次に、幅(x方向)15mmでのシール強度が測定できるように、試験サンプルを両刃型サンプルカッターで幅15mmに切りとる(図14f、g)。次に、T字剥離となるようにして、引張試験機を用い、温度25℃の環境で、引張速度300mm/分、剥離角180°、チャック間距離50mmの条件で熱融着した界面を剥離させて、引張強度(シール強度)を測定する(図12)。熱融着した部分が完全に剥離されるまでの最大引張強度を、電解液接触後のシール強度とする。
[基材層1]
本開示において、基材層1は、蓄電デバイス用外装材の基材としての機能を発揮させることなどを目的として設けられる層である。基材層1は、蓄電デバイス用外装材の外層側に位置する。
本開示の蓄電デバイス用外装材において、接着剤層2は、基材層1とバリア層3との接着性を高めることを目的として、必要に応じて、これらの間に設けられる層である。
着色層は、基材層1とバリア層3との間に必要に応じて設けられる層である(図示を省略する)。接着剤層2を有する場合には、基材層1と接着剤層2との間、接着剤層2とバリア層3との間に着色層を設けてもよい。また、基材層1の外側に着色層を設けてもよい。着色層を設けることにより、蓄電デバイス用外装材を着色することができる。
蓄電デバイス用外装材において、バリア層3は、少なくとも水分の浸入を抑止する層である。
本開示の蓄電デバイス用外装材において、熱融着性樹脂層4は、最内層に該当し、蓄電デバイスの組み立て時に熱融着性樹脂層同士が熱融着して蓄電デバイス素子を密封する機能を発揮する層(シーラント層)である。
JIS K7121:2012の規定に準拠して、示差走査熱量測定(DSC)を用いて、上記の各蓄電デバイス用外装材の熱融着性樹脂層に用いた樹脂について、DSC曲線を得る。得られたDSC曲線から、熱融着性樹脂層の融解ピーク温度の補外融解開始温度と補外融解終了温度との温度差T1を測定する。
温度85℃の環境で、熱融着性樹脂層に用いた樹脂を、6フッ化リン酸リチウムの濃度が1mol/lであり、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとジメチルカーボネートの容積比が1:1:1の溶液である電解液中で72時間静置した後、十分に乾燥させる。次に、JIS K7121:2012の規定に準拠して、示差走査熱量測定(DSC)を用いて、乾燥後のポリプロピレンについて、DSC曲線を得る。次に、得られたDSC曲線から、乾燥後の熱融着性樹脂層の融解ピーク温度の補外融解開始温度と補外融解終了温度との温度差T2を測定する。
本開示の蓄電デバイス用外装材において、接着層5は、バリア層3(又は耐腐食性皮膜)と熱融着性樹脂層4を強固に接着させるために、これらの間に必要に応じて設けられる層である。
ΔE=[ln(A1/A2)+ln(A2/A3)+・・・ln(An/An+1)]/n
A:振幅
n:波数
蓄電デバイス用外装材を長さ150mm×幅60mmに裁断して、試験サンプルを作製する。次に、試験サンプルの熱融着性樹脂層同士を対向させる。次に、その状態で、幅7mmの金属板を用いて、試験サンプルの両側から積層方向に、温度190℃、面圧0.5MPa、時間3秒間の条件で加熱・加圧して、熱融着性樹脂層同士を熱融着させる。次に、試験サンプルの熱融着させた部分を、ミクロトームを用いて積層方向に裁断して、露出した断面について、接着層の厚さを測定する。熱融着させる前の試験サンプルについても、同様にして、ミクロトームを用いて積層方向に裁断して、露出した断面について、接着層の厚さを測定する。熱融着前の接着層の厚さに対する、熱融着後の接着層の厚さの割合を算出して、接着層の厚さの残存割合(%)を測定する。なお、接着層の厚さは、蓄電デバイス用外装材の端部付近であって、厚さが一定になっている箇所について測定する。
本開示の蓄電デバイス用外装材は、意匠性、耐電解液性、耐傷性、成形性などの向上の少なくとも一つを目的として、必要に応じて、基材層1の上(基材層1のバリア層3とは反対側)に、表面被覆層6を備えていてもよい。表面被覆層6は、蓄電デバイス用外装材を用いて蓄電デバイスを組み立てた時に、蓄電デバイス用外装材の最外層側に位置する層である。
蓄電デバイス用外装材の製造方法については、本開示の蓄電デバイス用外装材が備える各層を積層させた積層体が得られる限り、特に制限されず、少なくとも、基材層1、バリア層3、及び熱融着性樹脂層4がこの順となるように積層する工程を備える方法が挙げられる。前記の通り、バリア層3としては、本開示のアルミニウム合金箔を用いることができる。
本開示の蓄電デバイス用外装材は、正極、負極、電解質等の蓄電デバイス素子を密封して収容するための包装体に使用される。すなわち、本開示の蓄電デバイス用外装材によって形成された包装体中に、少なくとも正極、負極、及び電解質を備えた蓄電デバイス素子を収容して、蓄電デバイスとすることができる。
<アルミニウム合金箔の製造>
Mn0.10質量%、Mg2.20質量%、Fe0.40質量%、Cu0.10質量%、Si0.00質量%、Cr0.00質量%、Zn0.00質量%、Al残部からなるアルミニウム合金を用い、公知のアルミニウム合金の製法と同様、溶融、均質化処理、熱間圧延、冷間圧延、中間焼鈍、冷間圧延、最終焼鈍の各工程を経て、厚みが40μmのアルミニウム合金箔を得た。得られたアルミニウム合金箔は、表1の実施例1に記載の組成を有している。なお、アルミニウム合金箔の製造条件については、例えば特開2005-163077号公報の記載などを参考にすることができる。
基材層としてポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm)/接着剤層(2液硬化型ウレタン接着剤(ポリオール化合物と芳香族イソシアネート化合物)、厚さ3μm)/二軸延伸ナイロンフィルム(厚さ15μm)が順に積層された積層フィルムを用意した。次に、基材層の二軸延伸ナイロンフィルム(厚さ15μm)の上に、両面に耐腐食性皮膜(耐酸性皮膜)を形成した前記のアルミニウム合金箔(表1の組成を有し、厚さ40μm)からなるバリア層をドライラミネート法により積層させた。具体的には、両面に耐腐食性皮膜(耐酸性皮膜(クロメート処理によって形成された皮膜であり、クロム量が30mg/m2))を形成したアルミニウム合金箔の一方面に、2液硬化型ウレタン接着剤(ポリオール化合物と芳香族イソシアネート化合物)を塗布し、アルミニウム合金箔上に接着剤層(硬化後の厚み3μm)を形成した。次いで、アルミニウム合金箔上の接着剤層と二軸延伸ナイロンフィルムを積層した後、エージング処理を実施することにより、基材層/接着剤層/バリア層の積層体を作製した。次に、得られた積層体のバリア層の上に、接着層としての無水マレイン酸変性ポリプロピレン(厚さ40μm)と、熱融着性樹脂層としてのポリプロピレン(厚さ40μm)とを共押出しすることにより、バリア層上に接着層/熱融着性樹脂層を積層させた。次に、得られた積層体をエージングし、加熱することにより、ポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm)/接着剤層(3μm)/二軸延伸ナイロンフィルム(15μm)/接着剤層(3μm)/バリア層(40μm)/接着層(40μm)/熱融着性樹脂層(40μm)がこの順に積層された蓄電デバイス用外装材を得た。
アルミニウム合金箔の組成をMn0.17質量%、Mg0.20質量%、Fe0.09質量%、Cu0.00質量%、Si0.00質量%、Cr0.00質量%、Zn0.00質量%、Al残部とした以外は、実施例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材を得た。
アルミニウム合金箔の組成をMn0.00質量%、Mg0.00質量%、Fe1.20質量%、Cu0.05質量%、Si0.00質量%、Cr0.00質量%、Zn0.00質量%、Al残部とした以外は、実施例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材を得た。
アルミニウム合金箔の組成をMn0.16質量%、Mg0.10質量%、Fe0.09質量%、Cu0.00質量%、Si0.00質量%、Cr0.00質量%、Zn0.00質量%、Al残部とした以外は、実施例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材を得た。
実施例1、実施例2及び比較例1、2で使用した蓄電デバイス用外装材を、長さ50mm×幅20mmの長方形に裁断した。次に、外装材の4つの端面のうち一方の短辺を除く3つの端面を幅10mmのポリエチレンフィルムを長方形内面5mmが重なるように各辺に熱溶着し取付け各端面を被覆した後、長さ方向下部から10mmの位置で折り返し、さらに幅方向中央で2つの長辺端面のポリエチレンフィルムが重なる方向に半分に折り返し、さらに3MPaの圧力でプレスし試験サンプルとした。なお、試験サンプルにおける耐腐食性の評価は、外装材の幅方向の折れ線及び長さ方向の折れ線で形成された十字部分で行い、試験サンプルの電解液に浸漬されない端部については、作用極に接続するためにアルミニウム合金箔を露出させた。次に、図9の模式図に示すように、試験サンプル外装材を作用極、金属リチウムLi(直径15mm×厚み0.35mm)を対極にセットし、電解液X(1mol/lのLiPF6と、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネート及びジメチルカーボネート(容量比1:1:1)の混合液とからなる)に浸漬させた。この状態で、20℃の環境下、電圧0.1Vで24時間印加して、総電荷(C)を測定した。結果を表2に示す。さらに、得られた試験サンプルの露出部Mの外観をデジタルマイクロスコープで観察した(倍率200倍)。得られた画像をそれぞれ図5(実施例1)、図6(実施例2)、及び図7(比較例1)、図8(比較例2)に示す。
上記で得られた実施例1及び実施例2の蓄電デバイス用外装材を、幅(TD:Transverse Direction)15mm×長さ(MD:Machine Direction)150mmの長方形に裁断して試験サンプル(蓄電デバイス用外装材10)とした。なお、蓄電デバイス用外装材のMDが、アルミニウム合金箔の圧延方向(RD)に対応し、蓄電デバイス用外装材のTDが、アルミニウム合金箔のTDに対応しており、アルミニウム合金箔の圧延方向(RD)は圧延目により判別できる。アルミニウム合金箔の圧延目により蓄電デバイス用外装材のMDが特定できない場合は、次の方法により特定することができる。蓄電デバイス用外装材のMDの確認方法として、蓄電デバイス用外装材の熱融着性樹脂層の断面を電子顕微鏡で観察し海島構造を確認し、熱融着性樹脂層の厚み方向と垂直な方向の島の形状の径の平均が最大であった断面と平行な方向をMDと判断することができる。具体的には、熱融着性樹脂層の長さ方向の断面と、当該長さ方向の断面と平行な方向から10度ずつ角度を変更し、長さ方向の断面と垂直な方向までの各断面(合計10の断面)について、それぞれ、電子顕微鏡写真で観察して海島構造を確認する。次に、各断面において、それぞれ、個々の島の形状を観察する。個々の島の形状について、熱融着性樹脂層の厚み方向とは垂直方向の最左端と、当該垂直方向の最右端とを結ぶ直線距離を径yとする。各断面において、島の形状の当該径yが大きい順に上位20個の径yの平均を算出する。島の形状の当該径yの平均が最も大きかった断面と平行な方向をMDと判断する。剛体振り子測定による対数減衰率ΔEの測定方法を説明するための模式図を図13に示す。剛体振り子型物性試験器(型番:RPT-3000W 株式会社エー・アンド・デイ社製)を用い、振り子30のフレームにはFRB-100、エッジ部の円筒型シリンダエッジ30aにはRBP-060、冷熱ブロック31にはCHB-100、また、振動変位検出器32、錘33を使用し、初期の振幅を0.3degreeとした。冷熱ブロック31上に試験サンプルの測定面(接着層)を上方に向けて載置し、測定面上に振り子30付き円筒型シリンダエッジ30aの軸線方向が試験サンプルのMDの方向に直交するように設置した。また、測定中の試験サンプルの浮きや反りを防ぐために、試験サンプルの測定結果に影響のない箇所にテープを貼りつけて冷熱ブロック31上に固定した。円筒型シリンダエッジ30aを、接着層の表面に接触させた。次に、冷熱ブロック31を用いて昇温速度3℃/分にて30℃から200℃の温度範囲で接着層の対数減衰率ΔEの測定を行った。試験サンプル(蓄電デバイス用外装材10)の接着層の表面温度が120℃となった状態での対数減衰率ΔEを採用した。(一度測定した試験サンプルは使用せず、新たに裁断したものを用いて3回(N=3)測定した平均値を用いた。)接着層については、上記で得られた実施例1及び実施例2の蓄電デバイス用外装材を15%塩酸に浸漬して、基材層及びアルミニウム合金箔を溶解させ、接着層と熱融着性樹脂層のみとなった試験サンプルを十分に乾燥させて対数減衰率ΔEの測定を行った。120℃における対数減衰率ΔEをそれぞれ表3に示す。(なお、対数減衰率ΔEは、以下の式によって算出される。)
ΔE=[ln(A1/A2)+ln(A2/A3)+...+ln(An/An+1)]/n
A:振幅
n:波数
上記で得られた実施例1及び実施例2の蓄電デバイス用外装材を長さ150mm×幅60mmに裁断して、試験サンプル(蓄電デバイス用外装材10)を作製した。次に、同じ蓄電デバイス用外装材から作製した同じサイズの試験サンプルの熱融着性樹脂層同士を対向させた。次に、その状態で、幅7mmの金属板を用いて、試験サンプルの両側から積層方向に、温度190℃、表3に記載の面圧(0.5MPa)、時間3秒間の条件で加熱・加圧して、熱融着性樹脂層同士を熱融着させた。次に、試験サンプルの熱融着させた部分を、ミクロトームを用いて積層方向に裁断して、露出した断面について、接着層の厚さを測定した。熱融着させる前の試験サンプルについても、同様にして、ミクロトームを用いて積層方向に裁断して、露出した断面について、接着層の厚さを測定した。熱融着前の接着層の厚さに対する、熱融着後の接着層の厚さの割合を算出して、接着層の厚さの残存割合(%)をそれぞれ測定した。結果を表3に示す。
上記で得られた実施例1及び実施例2の蓄電デバイス用外装材を幅60mm×長さ150mmの長方形に裁断して試験サンプル(蓄電デバイス用外装材10)とした。次に、図10に示すように、試験サンプルを長さ方向の中心Pで折り返し、熱融着性樹脂層同士を対向させた。次に、幅7mmの金属板20を用いて、面圧1.0MPa、時間1秒間、190℃の条件で、試験サンプルの長さ方向に7mm(金属板の幅)、全幅方向(すなわち60mm)において、熱融着性樹脂層同士を熱融着させた。次に、両刃型サンプルカッターを用いて、図11に示すように、試験サンプルを幅15mmとなるように切りとった。図11において、熱融着された領域をSで示す。次に、図12に示されるように、T字剥離となるようにして、引張試験機を用い、温度25℃の環境又は温度140℃の環境で、引張速度300mm/分、剥離角180°、チャック間距離50mmの条件で、当該熱融着した界面を剥離させて、引張強度測定開始から1.5秒間の剥離強度(N/15mm)の最大値を、それぞれ、25℃環境でのシール強度、140℃環境でのシール強度とした。各温度における引張試験は、恒温槽内で行い、所定の温度となった恒温槽内で、試験サンプルをチャックに取り付け、2分間保持してから測定を開始した。なお、各シール強度は、それぞれ、同様にして3つの試験サンプルを作製して測定された平均値(n=3)である。結果を表3に示す。
以下の方法により、上記の実施例1及び実施例2の蓄電デバイス用外装材の熱融着性樹脂層に用いたポリプロピレンについて、融解ピーク温度の補外融解開始温度と補外融解終了温度を測定し、補外融解開始温度と補外融解終了温度との温度差T1,T2を測定し、得られた温度差T1,T2の値から、これらの比(T2/T1)及び差の絶対値|T2-T1|を算出した。結果を表4に示す。
JIS K7121:2012の規定に準拠して、示差走査熱量測定(DSC)を用いて、上記の実施例1及び実施例2の蓄電デバイス用外装材の熱融着性樹脂層に用いたポリプロピレンについて、DSC曲線を得た。得られたDSC曲線から、熱融着性樹脂層の融解ピーク温度の補外融解開始温度と補外融解終了温度との温度差T1を測定した。
温度85℃の環境で、熱融着性樹脂層に用いたポリプロピレンを、6フッ化リン酸リチウムの濃度が1mol/lであり、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとジメチルカーボネートの容積比が1:1:1の溶液である電解液中で72時間静置した後、十分に乾燥させた。次に、JIS K7121:2012の規定に準拠して、示差走査熱量測定(DSC)を用いて、乾燥後のポリプロピレンについて、DSC曲線を得た。次に、得られたDSC曲線から、乾燥後の熱融着性樹脂層の融解ピーク温度の補外融解開始温度と補外融解終了温度との温度差T2を測定した。
下記の<電解液接触後のシール強度の測定>において、試験サンプルに電解液を注入しないこと以外は、同様にして引張強度(シール強度)を測定した。熱融着した部分が完全に剥離されるまでの最大引張強度を、電解液接触前のシール強度とする。なお、表5において、電解液接触前のシール強度を、85℃での電解液の接触時間が0hでのシール強度として記載している。
図14の模式図に示すように、上記で得られた実施例1及び実施例2の蓄電デバイス用外装材を、幅(x方向)100mm×長さ(z方向)200mmの長方形に裁断して試験サンプル(蓄電デバイス用外装材10)とした(図14a)。試験サンプル(蓄電デバイス用外装材10)を、z方向の中心で折り返して、熱融着性樹脂層側が重なるようにした(図14b)。次に、折り返した試験サンプルのx方向の両端をヒートシールにて封止(温度190℃、面圧2.0MPa、時間3秒間)し、開口部Eを1箇所備える袋状に成形した(図14c)。次に、袋状に成形された試験サンプルの開口部Eから電解液(6フッ化リン酸リチウムの濃度が1mol/lであり、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとジメチルカーボネートの容積比が1:1:1である溶液)を6g注入し(図14d)、開口部Eの端部をヒートシールにて封止(温度190℃、面圧2.0MPa、時間3秒間)した(図14e)。次に、袋状の試験サンプルの折り返した部分を下にして、温度85℃の環境で所定の保管時間(電解液に接触させる時間であり、0時間、24時間、72時間)静置した。次に、試験サンプルの端部を切断して(図14e)、電解液を排出した。次に、熱融着性樹脂層の表面に電解液が付着した状態で、試験サンプルの上下面を金属板20(7mm幅)で挟み、温度190℃、面圧1.0MPa、時間3秒間の条件で熱融着性樹脂層同士を熱融着させた(図14f)。次に、幅(x方向)15mmでのシール強度が測定できるように、試験サンプルを両刃型サンプルカッターで幅15mmに切りとった(図14f、g)。次に、T字剥離となるようにして、引張試験機(島津製作所製、AGS-xplus(商品名))を用い、温度25℃の環境で、引張速度300mm/分、剥離角180°、チャック間距離50mmの条件で熱融着した界面を剥離させて、引張強度(シール強度)を測定した(図12)。熱融着した部分が完全に剥離されるまで(剥離されるまでの距離は、金属板の幅である7mm)の最大引張強度を、電解液接触後のシール強度とした。
項1. Mg含有量が0.20質量%以上5.50質量%以下である、蓄電デバイス用外装材に用いるためのアルミニウム合金箔。
項2. Si含有量が0.40質量%以下、Fe含有量が0.70質量%以下、Cu含有量が0.20質量%以下、Mn含有量が1.00質量%以下、Cr含有量が0.50質量%以下、Zn含有量が0.25質量%以下であり、その他の不可避不純物が、個々に0.05質量%以下かつ合計で0.15質量%以下であり、残部がAlである、項1に記載のアルミニウム合金箔。
項3. 厚みが200μm以下である、項1又は2に記載のアルミニウム合金箔。
項4. 少なくとも、基材層、バリア層、及び熱融着性樹脂層をこの順に備える積層体から構成されており、
前記バリア層が、項1~3のいずれか1項に記載のアルミニウム合金箔を含む、蓄電デバイス用外装材。
項5. 下記の方法により、温度差T1と温度差T2を測定し、前記温度差T2を前記温度差T1で除して得られる値が、0.55以上である、項4に記載の蓄電デバイス用外装材。
(温度差T1の測定)
示差走査熱量測定により、前記熱融着性樹脂層の融解ピーク温度の補外融解開始温度と補外融解終了温度との温度差T1を測定する。
(温度差T2の測定)
温度85℃の環境において、前記熱融着性樹脂層を、6フッ化リン酸リチウムの濃度が1mol/lであり、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとジメチルカーボネートの容積比が1:1:1の溶液である電解液中で72時間静置した後、乾燥させる。示差走査熱量測定により、乾燥後の前記熱融着性樹脂層の融解ピーク温度の補外融解開始温度と補外融解終了温度との温度差T2を測定する。
項6. 前記アルミニウム合金箔と前記熱融着性樹脂層との間に、接着層を備えており、
前記接着層は、剛体振り子測定における120℃での対数減衰率ΔEが0.50以下である、項4又は5に記載の蓄電デバイス用外装材。
項7. 少なくとも正極、負極、及び電解質を備えた蓄電デバイス素子が、項4~6のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材により形成された包装体中に収容されている、蓄電デバイス。
項8. 少なくとも、基材層、バリア層、及び熱融着性樹脂層がこの順となるように積層して積層体を得る工程を備えており、
前記バリア層として、項1~3のいずれか1項に記載のアルミニウム合金箔を用いる、蓄電デバイス用外装材の製造方法。
2 接着剤層
3 バリア層
4 熱融着性樹脂層
5 接着層
6 表面被覆層
10 蓄電デバイス用外装材
Claims (21)
- 少なくとも、基材層、バリア層、及び熱融着性樹脂層をこの順に備える積層体から構成されており、
前記バリア層が、Mg含有量が0.20質量%以上5.50質量%以下のアルミニウム合金箔であり、
下記の方法により、温度差T1と温度差T2を測定し、前記温度差T2を前記温度差T1で除して得られる値が、0.55以上である、蓄電デバイス用外装材。
(温度差T1の測定)
示差走査熱量測定により、前記熱融着性樹脂層の融解ピーク温度の補外融解開始温度と補外融解終了温度との温度差T1を測定する。
(温度差T2の測定)
温度85℃の環境において、前記熱融着性樹脂層を、6フッ化リン酸リチウムの濃度が1mol/lであり、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとジメチルカーボネートの容積比が1:1:1の溶液である電解液中で72時間静置した後、乾燥させる。示差走査熱量測定により、乾燥後の前記熱融着性樹脂層の融解ピーク温度の補外融解開始温度と補外融解終了温度との温度差T2を測定する。 - 前記アルミニウム合金箔は、平均結晶粒径が20.0μm以下である、及び/又は、第二相粒子の径yの平均が10.0μm以下である、請求項1に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記アルミニウム合金箔は、Si含有量が0.40質量%以下、Fe含有量が0.70質量%以下、Cu含有量が0.20質量%以下、Mn含有量が1.00質量%以下、Cr含有量が0.50質量%以下、Zn含有量が0.25質量%以下であり、その他の不可避不純物が、個々に0.05質量%以下かつ合計で0.15質量%以下であり、残部がAlである、請求項1又は2に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記アルミニウム合金箔は、厚みが200μm以下である、請求項1~3のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記アルミニウム合金箔と前記熱融着性樹脂層との間に、接着層を備えており、
前記接着層は、剛体振り子測定における120℃での対数減衰率ΔEが0.50以下である、請求項1~4のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。 - 前記積層体の厚みが、180μm以下であって、前記積層体の厚みが、155μm以下であるか、又は、前記積層体の厚みが、155μm超180μm以下である、請求項1~5のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記基材層の表面及び内部の少なくとも一方には、2種類以上の滑剤が存在する、請求項1~6のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記基材層の表面及び内部の少なくとも一方には、飽和脂肪酸アミド、不飽和脂肪酸アミド、置換アミド、メチロールアミド、飽和脂肪酸ビスアミド、不飽和脂肪酸ビスアミド、脂肪酸エステルアミド及び芳香族ビスアミドからなる群より選択される少なくとも2種が存在している、請求項1~7のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記基材層の表面には滑剤が存在し、前記滑剤の存在量は、3mg/m2以上である、請求項1~8のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記基材層の厚みが、50μm以下であって、前記基材層の厚みが、35μm以下であるか、又は、前記基材層の厚みが、35μm超50μm以下である、請求項1~9のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記バリア層の厚みが、85μm以下であって、前記バリア層の厚みが、50μm以下であるか、又は、前記バリア層の厚みが、50μm超85μm以下である、請求項1~10のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記熱融着性樹脂層は、ポリオレフィン、環状ポリオレフィン、酸変性ポリオレフィン及び酸変性環状ポリオレフィンからなる群より選択される少なくとも1種を含む、請求項1~11のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記熱融着性樹脂層は、2種以上の樹脂を組み合わせたブレンドポリマーにより形成されている、請求項1~12のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記熱融着性樹脂層は、同一又は異なる樹脂によって2層以上で形成されている、請求項1~13のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記熱融着性樹脂層の表面及び内部の少なくとも一方には、2種類以上の滑剤が存する、請求項1~14のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記熱融着性樹脂層の表面及び内部の少なくとも一方には、飽和脂肪酸アミド、不飽和脂肪酸アミド、置換アミド、メチロールアミド、飽和脂肪酸ビスアミド、不飽和脂肪酸ビスアミド、脂肪酸エステルアミド及び芳香族ビスアミドからなる群より選択される少なくとも1種が存在している、請求項1~15のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記バリア層と前記熱融着性樹脂層との間に接着層を備えており、
前記接着層は、ポリオレフィン骨格を含む樹脂により構成されている、請求項1~16のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。 - 前記バリア層と前記熱融着性樹脂層との間に接着層を備えており、
前記接着層は、ポリオレフィン、環状ポリオレフィン、酸変性ポリオレフィン及び酸変性環状ポリオレフィンからなる群より選択される少なくとも1種を含む、請求項1~17のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。 - 少なくとも正極、負極、及び電解質を備えた蓄電デバイス素子が、請求項1~18のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材により形成された包装体中に収容されている、蓄電デバイス。
- 少なくとも、基材層、バリア層、及び熱融着性樹脂層がこの順となるように積層して積層体を得る工程を備えており、
前記バリア層が、Mg含有量が0.20質量%以上5.50質量%以下のアルミニウム合金箔であり、
下記の方法により、温度差T1と温度差T2を測定し、前記温度差T2を前記温度差T1で除して得られる値が、0.55以上である、蓄電デバイス用外装材の製造方法。
(温度差T1の測定)
示差走査熱量測定により、前記熱融着性樹脂層の融解ピーク温度の補外融解開始温度と補外融解終了温度との温度差T1を測定する。
(温度差T2の測定)
温度85℃の環境において、前記熱融着性樹脂層を、6フッ化リン酸リチウムの濃度が1mol/lであり、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとジメチルカーボネートの容積比が1:1:1の溶液である電解液中で72時間静置した後、乾燥させる。示差走査熱量測定により、乾燥後の前記熱融着性樹脂層の融解ピーク温度の補外融解開始温度と補外融解終了温度との温度差T2を測定する。 - 前記バリア層と前記熱融着性樹脂層との間に接着層を備えており、
前記接着層と前記熱融着性樹脂層とは、共押出しラミネート法、タンデムラミネート法、サーマルラミネート法、サンドイッチラミネート法、又は、前記バリア層上に、前記接着層を形成させるための接着剤を溶液コーティングし、前記接着層上に予めシート状に製膜した前記熱融着性樹脂層を積層する方法、により形成する、請求項20に記載の蓄電デバイス用外装材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022210301A JP7731341B2 (ja) | 2018-10-24 | 2022-12-27 | アルミニウム合金箔、蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018200306 | 2018-10-24 | ||
| JP2018200306 | 2018-10-24 | ||
| PCT/JP2019/040877 WO2020085189A1 (ja) | 2018-10-24 | 2019-10-17 | アルミニウム合金箔、蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022210301A Division JP7731341B2 (ja) | 2018-10-24 | 2022-12-27 | アルミニウム合金箔、蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO2020085189A1 JPWO2020085189A1 (ja) | 2021-09-30 |
| JPWO2020085189A5 JPWO2020085189A5 (ja) | 2022-07-20 |
| JP7205547B2 true JP7205547B2 (ja) | 2023-01-17 |
Family
ID=70331977
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020553284A Active JP7205547B2 (ja) | 2018-10-24 | 2019-10-17 | アルミニウム合金箔、蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス |
| JP2022210301A Active JP7731341B2 (ja) | 2018-10-24 | 2022-12-27 | アルミニウム合金箔、蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022210301A Active JP7731341B2 (ja) | 2018-10-24 | 2022-12-27 | アルミニウム合金箔、蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (2) | JP7205547B2 (ja) |
| WO (1) | WO2020085189A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20220375697A1 (en) * | 2019-12-25 | 2022-11-24 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Exterior material for electrical storage device, method for manufacturing same, and electrical storage device |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7567214B2 (ja) * | 2020-06-01 | 2024-10-16 | Toppanホールディングス株式会社 | 蓄電装置用外装材及びこれを用いた蓄電装置 |
| CN111653694B (zh) * | 2020-05-21 | 2021-08-06 | 上海恩捷新材料科技有限公司 | 一种电池装置用外包装材料及电池 |
| CN113381102A (zh) * | 2021-05-07 | 2021-09-10 | 厦门大学 | 一种用于电池封装的具有优异散热性能的铝塑膜及其制备方法 |
| JP7746709B2 (ja) * | 2021-06-29 | 2025-10-01 | 大日本印刷株式会社 | 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス |
| JP7276632B1 (ja) * | 2021-06-29 | 2023-05-18 | 大日本印刷株式会社 | 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス |
| EP4366041A4 (en) * | 2021-06-29 | 2024-10-02 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | OUTER PACKAGING MATERIAL FOR ENERGY STORAGE DEVICES, METHOD FOR PRODUCING SAME AND ENERGY STORAGE DEVICE |
| WO2023277100A1 (ja) * | 2021-06-29 | 2023-01-05 | 大日本印刷株式会社 | 蓄電デバイス、及び、蓄電デバイスの製造方法 |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004146252A (ja) | 2002-10-25 | 2004-05-20 | Sony Corp | 電池外装容器の成形方法および電池外装容器の成形装置 |
| JP2007234545A (ja) | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Toshiba Corp | 非水電解質電池および電池パック |
| JP2011243385A (ja) | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Showa Denko Packaging Co Ltd | ラミネート組電池及び組電池用ラミネート外装材 |
| JP2013222687A (ja) | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Gs Yuasa Corp | 電池 |
| JP2015165476A (ja) | 2014-03-03 | 2015-09-17 | 大日本印刷株式会社 | 電池用包装材料 |
| JP2017084787A (ja) | 2015-10-28 | 2017-05-18 | 大日本印刷株式会社 | 電池用包装材料、電池、電池用包装材料の製造方法、及びアルミニウム合金箔 |
| JP2017188227A (ja) | 2016-04-01 | 2017-10-12 | 大日本印刷株式会社 | 電池用包装材料及び電池 |
| WO2018174056A1 (ja) | 2017-03-21 | 2018-09-27 | 大日本印刷株式会社 | 電池用包装材料、その製造方法、電池用包装材料用ポリブチレンテレフタレートフィルム、及び電池 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61110744A (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-29 | Kobe Steel Ltd | 包装用a1合金板及びその製造方法 |
-
2019
- 2019-10-17 JP JP2020553284A patent/JP7205547B2/ja active Active
- 2019-10-17 WO PCT/JP2019/040877 patent/WO2020085189A1/ja not_active Ceased
-
2022
- 2022-12-27 JP JP2022210301A patent/JP7731341B2/ja active Active
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004146252A (ja) | 2002-10-25 | 2004-05-20 | Sony Corp | 電池外装容器の成形方法および電池外装容器の成形装置 |
| JP2007234545A (ja) | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Toshiba Corp | 非水電解質電池および電池パック |
| JP2011243385A (ja) | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Showa Denko Packaging Co Ltd | ラミネート組電池及び組電池用ラミネート外装材 |
| JP2013222687A (ja) | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Gs Yuasa Corp | 電池 |
| JP2015165476A (ja) | 2014-03-03 | 2015-09-17 | 大日本印刷株式会社 | 電池用包装材料 |
| JP2017084787A (ja) | 2015-10-28 | 2017-05-18 | 大日本印刷株式会社 | 電池用包装材料、電池、電池用包装材料の製造方法、及びアルミニウム合金箔 |
| JP2017188227A (ja) | 2016-04-01 | 2017-10-12 | 大日本印刷株式会社 | 電池用包装材料及び電池 |
| WO2018174056A1 (ja) | 2017-03-21 | 2018-09-27 | 大日本印刷株式会社 | 電池用包装材料、その製造方法、電池用包装材料用ポリブチレンテレフタレートフィルム、及び電池 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20220375697A1 (en) * | 2019-12-25 | 2022-11-24 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Exterior material for electrical storage device, method for manufacturing same, and electrical storage device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPWO2020085189A1 (ja) | 2021-09-30 |
| JP2023052123A (ja) | 2023-04-11 |
| WO2020085189A1 (ja) | 2020-04-30 |
| JP7731341B2 (ja) | 2025-08-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7205547B2 (ja) | アルミニウム合金箔、蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス | |
| US12472723B2 (en) | Casing material for power storage device, production method therefor, and power storage device | |
| JP7367646B2 (ja) | 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス | |
| JP6555454B1 (ja) | 電池用包装材料、その製造方法、電池及びアルミニウム合金箔 | |
| JP7160217B2 (ja) | 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス | |
| JP7163922B2 (ja) | 電池用包装材料、電池、これらの製造方法、及び電池用包装材料のインクによる印刷適性を向上させる方法 | |
| WO2021193958A1 (ja) | 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス | |
| WO2021201293A1 (ja) | 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス | |
| JP7206873B2 (ja) | 蓄電デバイスの製造方法及び蓄電デバイスの品質管理方法 | |
| JP7276632B1 (ja) | 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス | |
| JP7279872B1 (ja) | 蓄電デバイス、及び、蓄電デバイスの製造方法 | |
| US12573691B2 (en) | Outer packaging for electrical storage devices, method for manufacturing said outer packaging, and electrical storage device | |
| JP7234794B2 (ja) | 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、蓄電デバイス、及びポリアミドフィルム | |
| JP7193046B1 (ja) | 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス | |
| JP7447797B2 (ja) | 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス | |
| JP7239083B1 (ja) | 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス | |
| JP7694416B2 (ja) | 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス | |
| WO2025110243A1 (ja) | 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス | |
| WO2023058701A1 (ja) | 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220708 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220708 |
|
| A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20220708 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220906 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220927 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221011 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221109 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221129 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221212 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7205547 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |








