JP7207593B2 - ブッシング、及びガラス繊維の製造方法 - Google Patents
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Description
上記ブッシングにおいて、前記ノズル群は、第1ノズル群と、前記第1ノズル群よりもノズル数の多い第2ノズル群とから構成され、前記第1ノズル群を構成するノズル中のロジウム含有量の平均値AR1と、前記ノズル群を構成する全てのノズル中のロジウム含有量の平均値ARTとは、下記式(2)で表される関係を満たすことが好ましい。
上記構成によれば、ブッシングのノズル群において、劣化し易い環境下に配置されるノズル群として第1ノズル群を用いることで、劣化し易い環境下に配置されるノズル群の寿命を延ばすことができる。これにより、ブッシングのノズル群において、劣化し易い環境下に配置されるノズル群の寿命を、劣化し難い環境下に配置されるノズル群の寿命に近づけることが可能となる。ここで、ノズルの壁厚に伴う重量減や希少かつ高価なロジウムの使用量削減により、第2ノズル群の材料コストを第1ノズル群よりも低くすることが可能となるため、第2ノズル群のノズル数を第1ノズル群のノズル数よりも多くすることで、ノズル群の材料コストを低く抑えることが可能となる。
上記課題を解決するガラス繊維の製造方法は、上記ブッシングに溶融ガラスを供給し、前記ノズル群から複数のフィラメントを引き出した後、複数のフィラメントを集束することで、ガラス繊維を製造する。
以下、ブッシング及びガラス繊維の製造装置の第1実施形態について図面を参照して説明する。
第1ノズル群16は、ブッシング11の底面の外周縁に最も近い位置であり、その外周縁に沿って環状に配列される第1ノズル14から構成されている。第1ノズル群16は、ベースプレート11bの各長辺L1,L2に沿った第1ノズル14の列と、ベースプレート11bの各短辺S1,S2に沿った第1ノズル14の列とから構成されている。
ブッシング11のノズル群を構成する全てのノズルの壁厚の平均値AWTに対する第1ノズル群16を構成するノズルの壁厚の平均値AW1の比率R1(R1=AW1/AWT)は、1.1以上であることが好ましく、より好ましくは1.2以上である。なお、この比率R1は、2.0以下であることが好ましい。
(1-1)ブッシング11のノズル群は、ノズルの壁厚が互いに異なる第1ノズル14及び第2ノズル15を含む。第1ノズル14の壁厚W1は、第2ノズル15の壁厚W2よりも厚い。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について上記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
ノズル群を構成する全てのノズル中のロジウム含有量の平均値ARTに対する第1ノズル群16を構成するノズル中のロジウム含有量の平均値AR1の比率R2(R2=AR1/ART)は、2以上であることが好ましい。なお、この比率R2は、5以下であることが好ましい。
(2-1)ブッシング11のノズル群は、ノズルの材料中のロジウム含有量が互いに異なる第1ノズル14及び第2ノズル15を含む。第1ノズル14の材料中のロジウム含有量は、第2ノズル15の材料中のロジウム含有量よりも多い。この場合であっても、上記第1実施形態の(1-1)欄で述べた効果を得ることができる。
(変更例)
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・ブッシング11の第1ノズル群16の配置は、さらに次のように変更することもできる。
・ブッシング11の底面は、例えば、正方形等の形状に変更することもできる。
Claims (8)
- ガラスフィラメントが引き出されるノズル群を有するブッシングであって、
前記ノズル群は、ノズルの壁厚、及びノズルの材料中のロジウム含有量の少なくとも一方が互いに異なる複数のノズルを含む(但し、前記複数のノズルが2重管ノズルである場合を除く。)ことを特徴とするブッシング。 - 前記ノズル群は、第1ノズル群と、前記第1ノズル群よりもノズル数の多い第2ノズル群とから構成され、
前記第1ノズル群を構成するノズルの壁厚の平均値AW1と、前記ノズル群を構成する全てのノズルの壁厚の平均値AWTとは、下記式(1):
AW1>AWT・・・(1)
で表される関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載のブッシング。 - 前記ノズル群は、第1ノズル群と、前記第1ノズル群よりもノズル数の多い第2ノズル群とから構成され、
前記第1ノズル群を構成するノズル中のロジウム含有量の平均値AR1と、前記ノズル群を構成する全てのノズル中のロジウム含有量の平均値ARTとは、下記式(2):
AR1>ART・・・(2)
で表される関係を満たすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブッシング。 - 前記第1ノズル群は、前記ブッシングの底面の外周縁に最も近い位置であり、前記外周縁に沿って環状に配列されるノズルから構成され、
前記第2ノズル群は、前記第1ノズル群よりも内側に配列されるノズルから構成されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のブッシング。 - 前記ブッシングの底面は、長方形状であり、
前記第1ノズル群は、前記ブッシングの底面における一方の長辺に最も近い位置で前記一方の長辺に沿って配列されるノズルから構成され、
前記第2ノズル群は、前記第1ノズル群よりも前記ブッシングの底面における他方の長辺側に配置されるノズルから構成されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のブッシング。 - 前記ブッシングの底面は、長方形状であり、
前記第1ノズル群は、前記ブッシングの底面における一方の短辺に最も近い位置で前記一方の短辺に沿って配列されるノズルから構成され、
前記第2ノズル群は、前記第1ノズル群よりも前記ブッシングの底面における他方の短辺側に配置されるノズルから構成されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のブッシング。 - 前記ノズルの材料は、白金ロジウム合金であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のブッシング。
- 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のブッシングに溶融ガラスを供給し、前記ノズル群から複数のフィラメントを引き出した後、複数のフィラメントを集束することで、ガラス繊維を製造することを特徴とするガラス繊維の製造方法。
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