JP7242500B2 - ステレオカメラ装置 - Google Patents
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Description
以下、図1~図5を参照して、ステレオカメラ装置の第1の実施の形態を説明する。
図4は、比較例である比較ステレオカメラ装置1Zを示す図である。本実施の形態によるステレオカメラ装置1000と比較ステレオカメラ装置1Zとの相違点は、接着剤1600が塗布される個所であり、その他の構成は同一である。視点が若干異なるが、図4に対応するステレオカメラ装置1000の図面は図2の左側の図である。比較ステレオカメラ装置1Zでは、筐体1100の全周に接着剤1600が塗布される。
そのため比較例では、接着剤1600が塗布される領域の直交方向の長さLはステレオカメラ装置1000と同一であるが、基線長方向の長さDが比較ステレオカメラ装置1Zの基線長方向の半分の長さとなる。
(1)ステレオカメラ装置1000は、筐体1100と、筐体1100に取り付けられた第1カメラユニット1200と、筐体1100に取り付けられた第2カメラユニット1300と、第1カメラユニット1200および第2カメラユニット1300が撮影して取得した撮像画像を用いて画像処理を行う処理装置1500と、処理装置1500が実装された回路基板1400と、を備える。筐体1100は第1カメラユニット1200および第2カメラユニット1300の基線長方向が長手方向である。筐体1100と回路基板1400とは接着剤1600によって接合されている。筐体1100における接着剤1600が塗布される領域は、基線長方向の長さDの方が、基線長方向に対して垂直な方向である直交方向の長さLよりも短い。そのため、筐体1100と回路基板1400との熱膨張率の違いが顕在化する高温環境化において、回路基板1400に反りが発生しても筐体1100に反りが発生しにくい。そのため、温度変化による第1カメラユニット1200と第2カメラユニット1300との位置、姿勢関係に与える影響を低減できる。
図6は、変形例1における接着剤1600の塗布位置を示す図である。なお、第1の実施の形態において図2に示したように、接着剤1600を塗布した面は回路基板1400と接合される。上述した第1の実施の形態では、接着剤1600は短手方向に切れ目なく連続的に塗布されていたが、図6に示すように接着剤1600は間隔をあけて不連続に塗布されてもよい。
図7~図8を参照して、ステレオカメラ装置の第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、筐体の端部の形状が第1の実施の形態と異なる。
(3)筐体1100は、回路基板1400側に突出し接着剤1600が塗布される凸部1111を備える。凸部1111の端部における接着剤1600C2の厚さは、凸部の中央部における接着剤1600C1の厚さに比べて厚肉である。そのため、接着剤1600の端部に加わる剥離力を分散することができるため、繰り返し温度変化による強度劣化を防止できる。
図9を参照して、ステレオカメラ装置の第3の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、接着剤が長手方向の両端部以外に塗布される点で、第1の実施の形態と異なる。
(4)筐体1100は、基線長方向の端部以外の個所に直交方向に長手方向を有する接着剤1600の塗布領域、すなわち連結壁部1130の頂部を有する。そのため、ステレオカメラ装置1000Bが環境温度変化に曝された場合であっても、第1カメラユニット1200および第2カメラユニット1300の接合面は湾曲せず、単純に傾くだけの変形モードに近くなるため、ネジ締結部や接着部に加わる応力を低減できる。
上述した第3の実施の形態では、壁連結部1130の長手方向の位置を特に特定しなかった。しかし接着剤1600が筐体1100の長手方向の中央付近に存在すると、回路基板1400に反りが生じた際に筐体1100にも反りが生じるため好ましくない。そのため接着剤1600が塗布される壁連結部1130は筐体1100の長手方向の中央付近に存在しない方がよい。具体的には、筐体1100の長手方向に並ぶ2つの壁連結部1130は、筐体1100の短手方向の長さよりも長い距離をあけて配置されることが望ましい。
上述した第3の実施の形態では、筐体1100は壁連結部1130を2つ備えた。しかし筐体1100は、3つ以上の壁連結部1130を備え、いずれの壁連結部1130も頂部に接着剤1600の塗布領域を有してもよい。ただし接着剤1600の塗布領域は筐体1100の長手方向の中央付近には存在しない。
図10を参照して、ステレオカメラ装置の第4の実施の形態を説明する。以下の説明では、第3の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第3の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、連結壁部が側面と連結されない点で、第3の実施の形態と異なる。
(5)筐体1100は接着剤1600を用いて回路基板1400と接合されると略直方体の形状をなす。筐体1100は、略直方体の底面および側面に相当する構成を有する。回路基板1400は、略直方体の底面に相対する上面に相当する構成を有する。筐体1100は、底面から上面に延伸し、かつ側面と接触せず、かつ直交方向に延びる非連結壁部1140を有する。非連結壁部1140の頂部には接着剤1600が塗布されて上面、すなわち回路基板1400と接続される。そのため、温度変化が生じた際に凸形状が積極的に変形し、筐体1100の反り変形をさらに低減できる。
図11を参照して、ステレオカメラ装置の第5の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、凸部が溝を有する点で、第1の実施の形態と異なる。
(6)筐体1100は、回路基板1400側に突出し接着剤1600が塗布される溝付き凸部1150を備える。溝付き凸部1150の端部に溝形状1151が形成されている。そのため、接着剤1600は濡れ広がりが抑制されて肉厚な接着剤1600が実現でき、筐体1100の反り変形がさらに抑制される。
図12を参照して、ステレオカメラ装置の第6の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、回路基板1400に孔が設けられる点で、第1の実施の形態と異なる。
(7)接着剤1600に外部からアクセス可能なように回路基板1400の一部に孔1410が設けられている。孔1410を介して接着剤1600に紫外線等の光エネルギーを照射することで、筐体1100と回路基板1400の迅速な仮固定が実現でき、接着接合プロセスの高速化が可能となる。
筐体1100はピン1161を備えなくてもよい。この場合であっても、ピン1161と孔1410の間に充填された接着剤1600に紫外線等の光エネルギーを照射することで、筐体1100と回路基板1400の迅速な仮固定が実現でき、接着接合プロセスの高速化が可能となる。
1 …
Claims (8)
- 筐体と、
前記筐体に取り付けられた第1カメラユニットと、
前記筐体に取り付けられた第2カメラユニットと、
前記第1カメラユニットおよび前記第2カメラユニットが撮影して取得した撮像画像を用いて画像処理を行う処理装置と、
前記処理装置が実装された回路基板と、を備え、
前記筐体は前記第1カメラユニットおよび前記第2カメラユニットの基線長方向が長手方向であり、
前記筐体と前記回路基板とは接着剤によって接合されており、
前記筐体における前記接着剤が塗布される領域は、前記基線長方向の長さの方が、前記基線長方向に対して垂直な方向である直交方向の長さよりも短い、ステレオカメラ装置。 - 請求項1に記載のステレオカメラ装置において、
前記筐体は、前記回路基板側に突出し前記接着剤が塗布される凸部を備え、
前記凸部の端部における前記接着剤の厚さは、前記凸部の中央部における前記接着剤の厚さに比べて厚肉である、ステレオカメラ装置。 - 請求項1に記載のステレオカメラ装置において、
前記筐体は、前記基線長方向の端部以外の個所に、前記直交方向に長手方向を有する前記接着剤の塗布領域を有する、ステレオカメラ装置。 - 請求項1に記載のステレオカメラ装置において、
前記筐体は前記接着剤を用いて前記回路基板と接合されると略直方体の形状をなし、
前記筐体は、前記略直方体の底面および側面に相当する構成を有し、
前記回路基板は、前記略直方体の前記底面に相対する上面に相当する構成を有し、
前記筐体は、前記底面から前記上面に延伸し、かつ前記側面と接触せず、かつ前記直交方向に延びる壁部をさらに有し、
前記壁部の頂部には前記接着剤が塗布されて前記上面と接続される、ステレオカメラ装置。 - 請求項1に記載のステレオカメラ装置において、
前記筐体は、前記回路基板側に突出し前記接着剤が塗布される凸部を備え、
前記凸部の端部に溝形状が形成されている、ステレオカメラ装置。 - 請求項1に記載のステレオカメラ装置において、
前記接着剤が外部からアクセス可能なように前記回路基板の一部に穴が設けられている、ステレオカメラ装置。 - 請求項6に記載のステレオカメラ装置において、
前記筐体は、前記回路基板に設けられた穴に対応する位置に、前記回路基板側に突出するピンを備える、ステレオカメラ装置。 - 請求項1に記載のステレオカメラ装置において、
前記接着剤は変性アクリレート、変性シリコーン、およびウレタンのいずれかを主成分とし、前記回路基板および前記筐体に対して10%以下の弾性率である、ステレオカメラ装置。
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