JP7244376B2 - 照明器具 - Google Patents
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<照明器具1a>
図1は、実施の形態1に係る照明器具1aを示す斜視図である。図2は、実施の形態1に係る照明器具1aを示す分解斜視図である。図3は、図2のカバー組立体10の分解斜視図である。照明器具1aは、略円筒形状に形成された筐体50を備える。筐体50の天面80側の部分が、天井等の被取付部に防水パッキン90を介して取り付けられる。筐体50の底面は、カバー前面部11となっており、光源5(図5参照)からの光線が出射される部分である。
図3に示されるように、カバー組立体10は、カバー部10aと、光源部20と、放熱板27と、を備える。カバー部10aは、有底筒形状であり、筒部の内側に本体ユニット60に固定される電源端子台40及び点灯装置30、並びに当該カバー部10aに固定された光源部20を収納する。カバー部10aは、本体構造部60aと共に照明器具1aの筐体50の一部を構成している。カバー部10aは、有底筒形状の底部に相当するカバー前面部11と、筒部に相当するカバー側面部13とを有する。カバー部10aは、カバー側面部13の内側の面にガイド金具12が固定されている。カバー部10aは、有底筒形状の底面10e(図5参照)を形成するカバー前面部11に、光学制御部材21を露出させる出射口14が形成されている。カバー部10aのカバー前面部11の内部側の面である底面10eに光源部20及びパッキン22が固定される。また、カバー部10aの底面10eには信号受信部(図示せず)及びモニタパッキン23が固定される。光源部20、パッキン22、信号受信部、及びモニタパッキン23は、カバー前面部11と放熱板27との間に挟まれ、押圧されて固定される。なお、パッキン22は、レンズパッキンとも称する。
図4は、実施の形態1に係る照明器具1aの断面図である。図4は、光源5から射出される光線の光軸Lに沿った照明器具1aの断面構造を示している。図5は、図4の光源部20周辺の拡大図である。光源部20は、光源5及び光学制御部材21が取り付けられるホルダ9を備える。光源部20は、放熱板27が取り付けられ、放熱板27を介してカバー部10aの底面にビス10-3により固定される。光学制御部材21は、例えばレンズであり、光源5から出射される光線の進む方向及び範囲を制御する部材である。光学制御部材21は、中央部に光源5から光線が射出される方向、即ち光軸L方向に突出する光学制御部21aと、光学制御部21aから外側に向かって張り出して形成される鍔部21bと、を備える。鍔部21bは、L字リブ9bによりホルダ9に固定される。なお、光軸Lは、光源5が射出する光線の中心軸であり、実施の形態1においては、照明器具1aの中心軸と一致している。つまり、光軸Lは、カバー部10aのカバー側面部13が形成する筒体の中心軸と一致している。以下の説明において、照明器具1aの中心軸及びカバー側面部13が形成する筒体の中心軸の代わりに光軸Lを用いて構造を説明する場合がある。
図3及び図5に示される様に、光源部20とカバー前面部11との間にはパッキン22が配置され、パッキン22は、光学制御部材21と出射口14との間に生じる隙間を塞ぎ、筐体50の内部の防水性及び気密性を向上させるものである。また、パッキン22は、環状に形成されており、光学制御部材21の突出部である光学制御部21aの周囲を包囲する様に配置されている。換言すると、環状のパッキン22は、光軸Lを中心として光学制御部材21の光学制御部21aの外側を包囲している。
図5に示される様に、カバー部10aの出射口14の周囲は、カバー部10aの外側に向かって突出して形成されている。つまり、カバー部10aの内部から見ると、有底筒形状のカバー部10aの底面10eは、周囲の面10bよりも光線が出射される方向に向かって凹んだパッキン配置面10cを備える。パッキン配置面10cは、出射口14の周囲に環状に形成されている。また、パッキン配置面10cとその周囲の面10bとの間には、光軸Lに沿った方向に延びる接続面10dが形成されている。図5に示される断面形状において、パッキン22は、出射口14の周囲にL字形状に形成されている。そして、パッキン22は、パッキン配置面10cと接続面10dとに沿うように配置されている。
パッキン22は、少なくとも内周部が厚く形成されている。パッキン22の内周部22aは、パッキン配置面10cと光学制御部材21との間で形成される隙間を塞ぐことができる厚みを備えている。つまり、パッキン22の内周部22aの厚み寸法は、パッキン配置面10cから光学制御部材21までの距離よりも大きい。図5においては、パッキン22の内周部22aは、圧縮されていない自然状態が示されているが、実際は、少なくとも図5において光学制御部材21と重なっている部分は、圧縮され又は変形する。
図6は、実施の形態1に係る照明器具1aの光源部20の周辺の比較例の断面構造の説明図である。図6(a)は、光源部20をカバー部10aのカバー前面部11に固定する前の状態を示している。図6(b)は、光源部20をカバー部10aのカバー前面部11に固定した状態を示している。図6(a)に示されている様に、比較例におけるパッキン122は、内周部122aが均一の厚さで形成されている。そして、図6(b)に示されている様に、パッキン122が圧縮された状態においては、内周部122aが内周側に向かって変形し、一部が出射口14からはみ出す。パッキン122は、内周部122aの一部又は全部が出射口14からはみ出すように変形する。そのため、照明器具1aの比較例においては、パッキン122とパッキン配置面10cとの間、又はパッキン122と光学制御部材21との間に部分的に隙間が生じる場合がある。これにより、照明器具1aの比較例においては、気密性及び防水性が低下するおそれがある。
図7は、実施の形態1に係る照明器具1aの光源部20の周辺の断面構造の一例の説明図である。図7(a)は、光源部20をカバー部10aのカバー前面部11に固定する前の状態を示している。図7(b)は、光源部20をカバー部10aのカバー前面部11に固定した状態を示している。図7(a)に示される様に、パッキン22の内周部22aは、内周側に向かうに従い厚さ寸法が徐々に小さくなるように形成されている。つまり、パッキン22の内周部22aは、傾斜面22fを有している。図7(a)に示されているパッキン22の傾斜面22fは、パッキン配置面10c側を向いた傾斜面となっている。このようなパッキン22であっても、内周部22aの内周側先端部22cが内周側に向かうに従い薄くなるように形成されている。そのため、図7(b)に示される様に、パッキン22の内周部22aは、圧縮して変形した際に出射口14から内周部22aの一部がはみ出すのを抑制することができる。
図2に示されている様に、本体ユニット60は、光軸Lに沿った方向に有底筒形状の本体構造部60aを備える。本体構造部60aは、有底筒形状の開口をカバー部10a側に向けている。本体構造部60aは、一方の面が被取付部に固定され、他方の面にカバー部10aが取り付けられる。カバー部10aは、本体ユニット60の他方の面側を覆う様に本体構造部60aに取り付けられる。なお、本体構造部60aの側面を構成する筒部60bは、カバー部10aと比較して短い。本体構造部60aの筒部60bの内側には、カバー部10a側に向かって突出するカバー部取付部材61aが設置されている。カバー部取付部材61aは、2箇所設置されており、本体構造部60aの中央部に固定される点灯装置30を挟むように一対配置されている。
図8は、実施の形態1に係る照明器具1aの光軸Lに垂直な断面構造の説明図である。図8は、図4のB-B部の断面を示している。図8の断面において、カバー部取付部材61aは、ガイド金具12と組み合わされている。カバー部取付部材61aは、一方の面が開放された略直方体に形成されており、断面形状が外側に向かって開放されているコの字形になっている。また、ガイド金具12は、カバー部10aの内周面に沿った板状の接合部12aの両端からカバー部10aの内側に向かって延びる板状の2つのガイド部12bを備える。つまり、ガイド金具12も、図8に示される断面においてカバー部10aの内側に向かって開放されているコの字形になっている。ガイド部12bは、2つの側面部61dが位置する側から、カバー部取付部材61aを外側から挟むように位置している。
以上のように、実施の形態1に係る照明器具1aは、光源5及び光源5を覆う光学制御部材21を有する光源部20と、光源部20が固定され、光学制御部材21を露出させる出射口14が形成されたカバー部10aと、光源部20とカバー部20bとの間に挟まれ、出射口14の周囲に配置されるパッキン22と、を備える。パッキン22は、環状に形成され、パッキン22の少なくとも内周部22aの厚さは、外周側から内周側に向かうに従い薄くなるように形成されている。
この構成により、照明器具1aのパッキン22は、出射口14からのはみ出しを抑制することができ、光学制御部材21から出射される光の光学特性及び照明器具1aの美観を悪化させることがない。また、パッキン22の内周部22aの厚さは、外周側から内周側に向かうに従い薄くなるように形成されているため、押圧されることによる内周部22aの応力の集中を緩和させることができる。さらに、パッキン22の局部的な変形を抑制することができるため、パッキン22と光学制御部材21及びパッキン配置面10cとの間に隙間が生じにくく、パッキン22は、照明器具1aの内部の気密性及び防水性を向上させることができる。
この構成により、環状のパッキン22の内周部22aが全周に亘って光学制御部21aとカバー部10aとの間に挟まれ圧縮されている。従って、照明器具1aの外部から出射口14を経て照明器具1aの内部に至る経路は、パッキン22の内周部22aにより遮断される。そのため、照明器具1aの内部の気密性及び防水性が向上する。
この構成により、さらにパッキン22の外周側の部分がホルダ9とカバー部10aとの間の隙間を閉塞するため、照明器具1aの内部の気密性及び防水性が向上する。
この構成により、パッキン22の位置決めが容易になり、光学制御部材21に対するパッキン22の配置精度が向上する。このため、パッキン22が光源部20とカバー部10aとの間の所定の位置に配置され、光源部20とカバー部10aとの間の隙間を適正に閉塞できる。照明器具1aの内部の気密性及び防水性が向上する。
この構成により、照明器具1aは、光源部20とカバー部10aとの間の隙間が閉塞されることにより、有底筒形状のカバー部10aの内部の気密性及び防水性を容易に向上させることができる。
このように構成されていることにより、カバー部10aは、本体ユニット60に対し光軸Lを中心とした回転方向の位置決めを容易に行うことができる。よって、カバー組立体10と本体ユニット60との間を接続する電線がねじれるのを抑制することができるため、照明器具1aは、電線の断線及び接続不良を抑制することができる。
また、2つのガイド部12bの間隔は、本体ユニット60側が広く、底面10e側が狭い。
または、ガイド金具12は、カバー側面部13の中心軸に垂直な断面において、カバー側面部13の内側面からカバー部10aの内側に向かって延びるガイド部12bを備える。そして、カバー部取付部材61aは、カバー側面部13の中心軸に垂直な断面において、カバー側面部13の内側面に向かって開放された溝部62を備える。ガイド部12bは、溝部62の内側に位置する。そして、カバー部取付部材61aは、先端にカバー部10aが固定される取付面61bを備える。そして、取付面61bは、カバー側面部13の中心軸方向の視点において、溝部62よりも中心軸側に位置する。
以上のように、ガイド金具12とカバー部取付部材61aとを用いたガイドは、必要に応じ、他の形態を取ることができる。つまり、照明器具1aは、カバー部10aとカバー部取付部材61aとの固定部の配置、内部の点灯装置30、又は光源部20の配置に応じてガイド金具12及びカバー部取付部材61aの形状を変更しても良い。
Claims (6)
- 光源が設けられているカバー部と、
一方の面が被取付部に取り付けられ他方の面が開口された本体ユニットと、を備え、
前記本体ユニットは、
前記本体ユニットの前記他方の面側に突出して設けられ、先端に前記カバー部が固定されるカバー部取付部材を備え、
前記カバー部は、
筒状のカバー側面部と、
光源からの光が射出される出射口を備える底面と、を備え、
前記カバー側面部の中心軸に沿って前記本体ユニットの前記他方の面を覆うように前記本体ユニットに取り付けられるものであり、
前記カバー側面部は、
内周面に固定された前記カバー部の内側に向かって突出するガイド金具を備え、
前記ガイド金具は、
前記カバー部取付部材に嵌合し、前記カバー側面部の前記中心軸に沿った方向に摺動自在に構成されている、照明器具。 - 前記ガイド金具は、
前記カバー側面部の前記中心軸に垂直な断面において、前記カバー側面部の内側面から前記カバー部の内側に向かって延びる2つのガイド部を備え、
前記カバー部取付部材は、
前記2つのガイド部の間に位置する、請求項1に記載の照明器具。 - 前記2つのガイド部の間隔は、
前記本体ユニット側が広く、前記底面側が狭い、請求項2に記載の照明器具。 - 前記ガイド金具は、
前記カバー側面部の前記中心軸に垂直な断面において、前記カバー側面部の内側面から前記カバー部の内側に向かって延びるガイド部を備え、
前記カバー部取付部材は、
前記カバー側面部の前記中心軸に垂直な断面において、前記カバー側面部の内側面に向かって開放された溝部を備え、
前記ガイド部は、
前記溝部の内側に位置する、請求項1に記載の照明器具。 - 前記カバー部取付部材は、
先端に前記カバー部が固定される取付面を備え、
前記取付面は、
前記カバー側面部の前記中心軸方向の視点において、前記溝部よりも前記中心軸側に位置する、請求項4に記載の照明器具。 - 前記カバー部は、
外観面にガイド金具の位置を示すマーキングを備える、請求項1~5の何れか1項に記載の照明器具。
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