JP7260244B2 - 電子カルテ装置、及び、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子カルテ装置、及び、プログラムに関する。
電子カルテ装置は、従来の紙のカルテを電子的なシステムに置き換えたものである。電子カルテ装置は、医師等が紙のカルテに手書きで記入していた診療記録を電子カルテ装置に入力するための手段を提供する(特許文献1)。
特開2010-286922号公報
ところで、医師等は診察時に診療記録を記入するため、電子カルテ装置には、医師等が診療記録を素早く入力できる手段が求められる。さらに、医療チームの相互認識や理解を深めることを目的として、診療記録を積極的に利活用することが進められている。
本発明の目的は、医師等が診療記録を効率良く入力でき、その入力された診療記録を幅広く利活用できる電子カルテ装置及びプログラムを提供することにある。
本発明の一実施の形態に係る電子カルテ装置は、診療記録を入力及び表示する領域である記領域に、問題指向型診療記録に従うプロブレム及びSOAPのサブ領域をそれぞれ設け、前記記載領域に前記診療記録が入力されるとき、WYSIWYGで、属性情報を持つタグであって前記記載領域に入力された前記診療記録の内容にデータの意味を持たせるタグによって構造化されたメタデータを編集可能なエディタとして前記記載領域を制御する領域制御部と、前記プロブレムのサブ領域に入力された診療記録および前記SOAPのサブ領域に入力された診療記録を、ツリー構造を構成する記憶部に格納するデータ制御部と、を備え、前記データ制御部は、前記SOAPのサブ領域に入力された診療記録を、前記プロブレムのサブ領域に入力された診療記録の子ノードとして前記記憶部に格納する。
上記一実施の形態は、プログラムであってもよい。
本発明によれば、医師等が診療記録を効率良く入力でき、その入力された診療記録を幅広く利活用できる。
本実施の形態に係る電子カルテ装置の構成を示すブロック図。 カルテ情報のデータ構造を示す図。 カルテ画面の構成を示す図。 記載領域のメタデータを示す図。 データ制御部の処理を説明するための図。 コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を説明する。
以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップなどを含む)は、特に明示した場合及び原理的に明らかに必須であると考えられる場合などを除き、必ずしも必須のものではない。
<装置の構成>
図1は、本実施の形態に係る電子カルテ装置100の構成を示すブロック図である。電子カルテ装置100は、記憶部110、操作入力部120、制御部130及び表示部140を備える。
記憶部110は、カルテ情報500(図2参照)、及び、カルテ画面200(図3参照)を生成するための各種データ(画像データ及び文字データ等)を格納する。
表示部140は、カルテ画面200を表示する。操作入力部120は、カルテ画面200に対する医師等からの入力操作を受け付ける。
制御部130は、記憶部110に格納されているカルテ情報500及び各種データを用いてカルテ画面200を生成し、表示部140に表示する。また、制御部130は、操作入力部120から入力されたデータを、カルテ画面200に表示する。また、制御部130は、その入力されたデータを、記憶部110に格納されているカルテ情報500に反映する。
詳細には、制御部130は、領域制御部131と、データ制御部132と、検索部133とを有する。
領域制御部131は、診療記録を入力及び表示する領域である記載領域に、問題指向型診療記録(POMR;Problem Oriented Medical record)に従うプロブレム及びSOAPのサブ領域をそれぞれ設ける。また、データ制御部132は、プロブレムのサブ領域に入力された診療記録と、SOAPのサブ領域に入力された診療記録とを、1対1に関連付けて、記憶部110に格納する。
検索部133は、記憶部110から同じ診療記録のプロブレムに関連付けられている各SOAPの診療記録を検索する。
記載領域に対応付けられているメタデータは、プロブレムに対応するプロブレム要素と、SOAPに対応するSOAP要素とを含んでいる。プロブレム要素とプロブレムのサブ領域とは関連付けられている。SOAP要素とSOAPのサブ領域とは関連付けられている。領域制御部131は、プロブレムのサブ領域に入力された診療記録を、メタデータにおけるプロブレム要素内に反映し、SOAPのサブ領域に入力された診療記録を、メタデータにおけるSOAP要素内に反映する。データ制御部132は、メタデータに反映されたプロブレム要素内の診療記録とSOAP要素内の診療記録とを、1対1に関連付けて記憶部に格納する。
診療記録を入力及び表示する領域である記載領域に対応付けられているメタデータは、問題指向型診療記録に係るSOAPに対応するSOAP要素を含んでいる。SOAP要素と、記載領域に含まれるサブ領域とは、関連付けられている。領域制御部131は、サブ領域に入力された診療記録をメタデータに反映する。データ制御部132は、メタデータに反映された診療記録を記憶部110に格納する。
領域制御部131は、サブ領域に診療記録が入力された場合、その入力された診療記録に対応する診療要素を、メタデータにおけるサブ領域と関連付けられているSOAP要素内に追加する。
データ制御部132は、メタデータに含まれる診療要素内の診療記録を、当該診療要素の属性情報を関連付けて記憶部110に格納する。
領域制御部131は、オーダーコストを入力及び表示する領域であるオーダーコスト領域と、記載領域と、を並べて表示する。
領域制御部131は、記載領域内の診療記録に対してコピーが実行された場合、メタデータにおける当該診療記録を内容とする診療要素をコピーし、そのコピーされた診療記録のペーストが実行された場合、そのコピーされた診療記録を内容とする診療要素を、メタデータに追加する。
以下これらの動作について詳細に説明する。
<カルテ情報>
図2は、カルテ情報500のデータ構成を示す図である。
医師等は、POMRに従って診療記録を入力する。そこで、カルテ情報500は、POMRに適合するデータ構造を有する。
カルテ情報500は、受診者情報502、受診歴情報504、診察者情報506、プロブレム情報508、及び、SOAP情報を含む。カルテ情報500は、受診者情報502毎に作成される。
受診者情報502は、受診者(患者)に関する情報を含む。受診者に関する情報は、例えば、受診者のID、氏名、年齢、性別、住所、電話番号等である。受診者情報502は、子ノードとして、少なくとも1つの受診歴情報504を有する。
受診歴情報504は、受診者情報502の受診者が受診した日付の情報を含む。受診歴情報504は、子ノードとして、少なくとも1つの診察者情報506を有する。
診察者情報506は、受診者情報502の受診者を受診歴情報504の日付に診察した診察者に関する情報と、その診察者が診察した時刻とを含む。診察者に関する情報は、例えば、診察者のID、氏名、所属等である。診察者は、医師や看護師等に限られず、医療事務等、広範な医療従事者を含む。診察者情報506は、子ノードとして、少なくとも1つのプロブレム情報508を有する。
プロブレム情報508は、診察者情報506の診察者が特定した「プロブレム」を識別するための情報を含む。「プロブレム」を識別するための情報は、例えば、「プロブレム」のID、「プロブレム」の名称等である。POMRにおける「プロブレム」は、単なる病名に限らず、例えば、症状や手術内容等であってもよいし、診療科や医師の名称等であってもよい。すなわち、電子カルテ装置を利用する医療機関は、「プロブレム」を自由に利用することができる。
プロブレム情報508は、子ノードとして、1つのSOAP情報(S情報510、O情報512、A情報514、P情報516)を有する。1つのプロブレム情報508が子ノードとして1つのSOAP情報516を有している理由は、POMRでは「プロブレム」毎に「SOAP」を記述することが推奨されているからである。
S情報510は、POMRにおけるSubjective Dataの情報である。O情報512は、POMRにおけるObjective Dataの情報である。A情報514は、POMRにおけるAssessmentの情報である。P情報516は、POMRにおけるPlanの情報である。
このように、1つのプロブレム情報508に対して1つのSOAP情報を対応付けることにより、検索部133が、プロブレム情報508を検索キーとしてSOAP情報を検索することが容易となる。これにより、診察者は、同じ「プロブレム」に対して他の診察者が入力したSOAP情報を参照したり、そのSOAP情報を再利用したりすることができる。すなわち、電子カルテシステムは、カルテ情報500の利活用を促進させることができる。
図3は、カルテ画面200を示す図である。
カルテ画面200は、診療項目リスト202と、オーダー項目リスト204と、受診者ヘッダ205と、カルテ記事記載領域206と、オーダーコスト領域208とを有する。
受診者ヘッダ205には、受診者情報502の内容が表示される。
カルテ記事記載領域206には、受診者ヘッダ205に表示されている受診者の診療記録のリストが表示される。
オーダーコスト領域208は、受診者ヘッダ205に表示されている受診者に対するオーダーコストを入力するための領域である。医療従事者は、オーダーコスト領域208に、薬局にオーダーする薬剤を入力したり、検査室にオーダーする検査内容を入力したりすることができる。
カルテ記事記載領域206は、受診歴ヘッダ217、診察ヘッダ218、及び、記載領域219を有する。
受診歴ヘッダ217には、受診者の受診歴情報504の内容が表示される。診察ヘッダ218には、診察者の診察者情報506の内容が表示される。
記載領域219は、受診者の診療記録を表示したり、診察者が受診者の診療記録を入力及び編集したりすることができる領域である。記載領域219は、入力モードと表示モードを切り換えることができる。領域制御部131は、表示モードの際、XML、XHTML、HTML等のマークアップ言語で表記されたメタデータの内容を解析して、記載領域219に表示する。領域制御部131は、入力モードの際、記載領域219を、そのメタデータをWYSIWYG(What You See Is What You Get)で編集可能なエディタ(例えばHTMLエディタ)として制御する。
これにより、医師等がWYSIWIGで記載領域219に任意に入力した文字列及び数字列を、それぞれ、コンピュータ上でテキストデータ及び数値データとして取り扱うことができる。また、数値データのデータ種別も合わせて取り扱うことができる。
図4は、記載領域219に係るメタデータ300を示す図である。以下、診察者が記載領域219に診療記録を入力する際の領域制御部131及びデータ制御部132の処理について、図2から図5を参照しながら説明する。
<初期化>
領域制御部131は、まず、「プロブレム」要素302と、「S」要素304と、「O」要素306と、「A」要素308と、「P」要素310とを含むメタデータ300を生成し、その内容を記載領域219に表示する。
これにより、記載領域219には、「プロブレム」要素302に対応するプロブレム領域220と、「S」要素304に対応するS領域221と、「O」要素306に対応するO領域222と、「A」要素308に対応するA領域224と、「P」要素310に対応するP領域226とが表示される。これら記載領域219に含まれる領域220、221、224、226は、サブ領域の一例である。
<診療記録の入力>
診察者は、操作入力部120を介して、各領域に診療記録を入力することができる。診察者は、「プロブレム」がまだ定まらない場合は、プロブレム領域220にその旨を示すデータ(例えば「共通」や「不定」など)を入力(又は選択)する。
また、POMRでは、プロブレム毎にSOAPを記載することが推奨されている。したがって、領域制御部131は、診察者から新規の記載領域219の作成指示を受けると、上記の初期化処理を実行し、プロブレム領域とそれに対応付けられるSOAP領域とを含む記載領域219を別途作成する。
<BMI入力>
以下、診察者が、記載領域219に、受診者のBMIに関する数字列を入力する例を説明する。しかし、これはあくまで一例であり、記載領域219には様々な文字列及び数字列を入力することができる。
(ST10)診察者が、診療項目リスト202の左欄からフォルダO210を選択すると、領域制御部131は、診療項目リスト202の右欄に、フォルダO210に属する診療項目を表示する。
(ST12)次に、診察者が、診療項目リスト202の右欄に表示された診療項目の中から、診療項目「BMI」212を選択すると、領域制御部131は、メタデータ300の「O」要素306の内容に、「BMI」要素404を追加する。この「BMI」要素404は、要素内容として、「身長」要素450、「体重」要素451、「BMI値」要素452を有する。これら診療項目に対応するメタデータに係る要素は、診療要素の一例である。
これにより、記載領域219のO領域232には、「身長」要素450に対応する身長領域240と、「体重」要素451に対応する体重領域242と、「BMI値」要素452に対応するBMI値領域244とが表示される。
(ST14)次に、診察者が、身長領域240に受診者の身長「160」を入力すると、領域制御部131は、メタデータ300の「身長」要素450の内容420を、「160」に変更する。これにより、記載領域210の身長領域240に「160」が表示される。「体重」についても同様である。
「BMI値」要素452には、最新の「身長」要素及び「体重」要素を用いる算出式が予め対応付けられている。そこで、領域制御部131は、この算出式を用いて、入力された「身長」及び「体重」から「BMI値」を算出し、「BMI値」要素452の内容424を、その算出結果に変更する。これにより、診察者が「身長」及び「体重」を入力した時点で自動的に「BMI値」が表示される。
<シェーマ入力>
(ST30)診察者が、診療項目リスト202において、フォルダO210を選択し、左欄から診療項目「シェーマ」211を選択すると、領域制御部131は、様々なシェーマ画像を表示する(図示しない)。
(ST32)次に、診察者が、その様々なシェーマ画像の中から口腔のシェーマ画像を選択すると、領域制御部131は、メタデータ300の「O」要素306の内容に、口腔のシェーマ要素403を追加すると共に、口腔のシェーマ要素403の内容を、口腔のシェーマ画像のファイル名425に変更する。これにより、記載領域219のO領域222には、口腔のシェーマ画像230が表示される。
<文字修飾>
診察者が、P領域226の文字列「消炎鎮痛剤」254を選択して、アンダーラインのショートカットキーを押下すると、領域制御部131は、領域制御部131は、文字修飾がわかるように、メタデータ300の「P」要素310の内容の文字列「消炎鎮痛剤」426を例えば「u」タグで囲むように変更する。これにより、P領域226の文字列「消炎鎮痛剤」254にアンダーラインが表示される。なお、「u」タグは、文字修飾情報の一例であり、文字修飾情報は、タグ以外の形式で保持されてもよい。
<コピー&ペースト>
診察者が、身長領域240に入力した「160」を選択してコピーのショートカットキーを押下し、カーソルをペースト先に移動させてペーストのショートカットキーを押下する。そうすると、領域制御部131は、メタデータ300の「身長」要素450の単位で、ペースト先に対応する位置にコピーする。これにより、「160」というデータの意味(この場合は「身長」という意味)や文字修飾の情報も含めて、コピーすることができる。なお、カット&ペーストについても同様である。
なお、領域制御部131は、上記のコピー機能に加えて、文字列(数字列)のみをコピーする機能も有する。診察者は、これらの異なるコピー機能を選択して利用することができる。
図4に示すような所定のマークアップ言語(例えばHTML)のデータフォーマットを用いることにより、電子カルテ装置100に固有のアプリケーション(いわゆるネイティブアプリケーション)に限らず、いわゆる汎用的なWebブラウザにおいても、記載領域219に入力された内容を、構造化の状態を崩すことなく、同じように表示させることができる。
なお、電子カルテ装置100は、内部では上記の文字修飾等を含む情報を所定のデータ構造で管理し、画面への出力段階で、その内部データを図4に示すようなHTMLデータに変換をして出力してよい。
<入力された診療記録のカルテ情報への反映>
データ制御部132は、以下のように、診察者によって記載領域219に入力されたデータ、すなわち図4に示すメタデータ300の内容を、図2で示したカルテ情報500に反映させる。
データ制御部132は、「プロブレム」要素302を、プロブレム情報508に反映する。データ制御部132は、「S」要素304を、S情報510に反映する。データ制御部132は、「O」要素306を、O情報512に反映する。データ制御部132は、「A」要素308を、A情報514に反映する。データ制御部132は、「P」要素310を、P情報516に反映する。
以下、「O」要素306をO情報512に反映する具体例について説明する。
データ制御部132は、「O」要素306の内容に含まれている「身長」要素450をO情報512に反映する際、「身長」要素450の内容「160」だけでなく、「身長」要素450の属性情報「length_value」及び「cm」も合わせて反映する。
このように、要素の属性情報も合わせて反映することにより、カルテ情報500に含まれる数値や文字列に意味(メタ情報)を持たせることができる。これにより、検索部133が、属性情報によってカルテ情報500を検索することができるようになり、カルテ情報500の利活用が容易になる。
<オーダーコスト領域>
以下、医療従事者がオーダーコスト領域208にオーダーコストを入力する際の領域制御部131の処理について、図3を参照しながら説明する。
(ST60)医療従事者が、オーダー項目リスト204から投薬214を選択すると、領域制御部131は、投薬214に属する薬剤のリストを表示する(図示せず)。
(ST62)次に、医療従事者が、その表示された薬剤のリストの中から、薬剤「フロモックス錠75mg」を選択すると、領域制御部131は、オーダーコスト領域208に、その選択された薬剤「フロモックス錠75mg」260と、その薬剤260に対する用量の入力領域264とを表示する。
(ST64)次に、医療従事者が、用量の入力領域264を選択すると、制御部は、その用量の入力領域264を編集可能にする。
(ST66)次に、医療従事者は、その編集可能となった用量の入力領域264に、例えば「3」錠を入力する。
このようにして、医療従事者は、オーダーコスト領域208に、オーダーコストを入力することができる。
なお、領域制御部131は、オーダーコスト領域208に、オーダー先ごとに別のオーダー領域を形成してもよい。この場合、領域制御部131は、医療従事者の操作に応じて、或るオーダー区画に入力されたオーダーコストを、別のオーダー区画にコピー&ペーストする制御を行う。
カルテ記事記載領域206とオーダーコスト領域208とが別画面の場合、医療従事者は、入力したい方の画面を選択する必要がある。これは、医療従事者にとって煩わしい操作である。
そこで、領域制御部131は、図3に示すように、カルテ画面200に、カルテ記事記載領域206と、オーダーコスト領域208とを並べて表示する。これにより、医療従事者は、画面選択の操作が不要となる。
さらに、医療従事者が容易に、記載領域219のデータをオーダーコスト領域208にコピー&ペーストしたり、反対に、オーダーコスト領域208のデータを記載領域219にコピー&ペーストしたりすることができるようになる。
これらにより、医療従事者が診療記録等を効率良く入力することができるようになる。
図5は、データ制御部132の処理を説明するための図である。
データ制御部132は、記載領域219に対応するメタデータ300を、利活用し易いように加工して記憶部110に格納(又はカルテ情報500に反映)する。
データ制御部132は、メタデータ300から、身長、体重及び体温等の客観的な数値を抽出して数値等の項目単位で独立して扱うためのデータ(「項目データ」という)506を作成し、記憶部110に格納(又はカルテ情報500に反映)する。これにより、記憶部110に大量に格納されたカルテ情報500から、容易に、客観的な数値等を用いた統計やグラフ等を作成することができる。
また、データ制御部132は、メタデータ300から、医師等が叙述的に入力した文字列及等を抽出及び加工して検索用データ504を生成し、記憶部110に格納(又はカルテ情報500に反映)する。これにより、記憶部110に大量に格納されたカルテ情報500から、所望の情報を高速に検索することができる。
また、データ制御部132は、メタデータ300から、文字修飾及び表等の表示を制御する情報も含めて抽出して表示用データ502を生成し、記憶部110に格納(又はカルテ情報に反映)する。これにより、医師等が入力した文字修飾等の付加情報が失われることなく、カルテ情報500が記憶部110に保持される。
このように、メタデータ300から、表示用データ502、検索用データ504及び項目データ506を生成して記憶部110に格納しておくことにより、カルテ情報500の利活用の幅が広がる。
<付記>
図6は、上述した実施の形態および変形例における各部の機能をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
図6に示すように、コンピュータ2100は、入力ボタン、タッチパッドなどの入力装置2101、ディスプレイ、スピーカなどの出力装置2102、CPU(Central Processing Unit)2103、ROM(Read Only Memory)2104、RAM(Random Access Memory)2105を備える。また、コンピュータ2100は、ハードディスク装置、SSD(Solid State Drive )などの記憶装置2106、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置2107、ネットワークを介して通信を行う送受信装置2108を備える。上述した各部は、バス2109により接続される。
そして、読取装置2107は、上記各部の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置2106に記憶させる。あるいは、送受信装置2108が、ネットワークに接続されたサーバ装置と通信を行い、サーバ装置からダウンロードした上記各部の機能を実現するためのプログラムを記憶装置2106に記憶させる。
そして、CPU2103が、記憶装置2106に記憶されたプログラムをRAM2105にコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAM2105から順次読み出して実行することにより、上記各部の機能が実現される。また、プログラムを実行する際、RAM2105又は記憶装置2106には、各実施の形態で述べた各種処理で得られた情報が記憶され、適宜利用される。
例えば、図1に示す電子カルテ装置100において、操作入力部120は入力装置2101に対応し、表示部140は出力装置2102に対応し、記憶部110は記憶装置2106に対応し、制御部130はCPU2103に対応する。
上述した実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲を実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
本発明に係る電子カルテ装置及びプログラムは、電子カルテを取り扱うシステム又はコンピュータへの利用に好適である。
100 電子カルテ装置
110 記憶部
120 操作入力部
130 制御部
131 領域制御部
132 データ制御部
133 検索部
140 表示部
200 カルテ画面
206 カルテ記事記載領域
208 オーダーコスト領域
219 記載領域
300 メタデータ
500 カルテ情報

Claims (5)

  1. 診療記録を入力及び表示する領域である記領域に、問題指向型診療記録に従うプロブレム及びSOAPのサブ領域をそれぞれ設け、前記記載領域に前記診療記録が入力されるとき、前記記載領域に入力された前記診療記録の内容にデータの意味を持たせる属性情報を持つタグによって構造化されたメタデータを、WYSIWYGで編集可能なエディタとして前記記載領域を制御する領域制御部と、
    前記プロブレムのサブ領域に入力された診療記録および前記SOAPのサブ領域に入力された診療記録を、ツリー構造を構成する記憶部に格納するデータ制御部と、を備え、
    前記データ制御部は、前記SOAPのサブ領域に入力された診療記録を、前記プロブレムのサブ領域に入力された診療記録の子ノードとして前記記憶部に格納する、
    電子カルテ装置。
  2. 前記記憶部の中から、診療記録の同じプロブレムに子ノードとして格納されている各SOAPの診療記録を検索する検索部、をさらに備える、
    請求項1に記載の電子カルテ装置。
  3. 前記記領域に対応付けられているメタデータが、前記プロブレムに対応するプロブレム要素と、前記SOAPに対応するSOAP要素とを含んでおり、
    前記プロブレム要素と前記プロブレムのサブ領域とが関連付けられており、
    前記SOAP要素と前記SOAPのサブ領域とが関連付けられており、
    前記領域制御部は、
    前記プロブレムのサブ領域に入力された診療記録を、前記メタデータにおける前記プロブレム要素内に反映し、
    前記SOAPのサブ領域に入力された診療記録を、前記メタデータにおける前記SOAP要素内に反映し、
    前記データ制御部は、
    前記メタデータに反映された前記プロブレム要素内の診療記録と前記SOAP要素内の診療記録とを、前記記憶部に格納する、
    請求項1に記載の電子カルテ装置。
  4. 前記データ制御部は、診察者に関する情報を、前記プロブレムのサブ領域に入力された診療記録の親ノードとして前記記憶部にさらに格納する、
    請求項1に記載の電子カルテ装置。
  5. コンピュータを電子カルテ装置として機能させるためのプログラムであって、
    コンピュータに、
    診療記録を入力及び表示する領域である記領域であって、前記記載領域に前記診療記録が入力されるとき、属性情報を持つタグであって前記記載領域に入力された前記診療記録の内容にデータの意味を持たせるタグによって構造化されたメタデータを、WYSIWYGで編集可能なエディタとして制御される記載領域に、問題指向型診療記録に従うプロブレム及びSOAPのサブ領域をそれぞれ設けるステップと、
    前記プロブレムのサブ領域に入力された診療記録および前記SOAPのサブ領域に入力された診療記録を、ツリー構造を構成する記憶部に格納するステップと、
    を実行させ、
    前記SOAPのサブ領域に入力された診療記録は、前記プロブレムのサブ領域に入力された診療記録の子ノードとして前記記憶部に格納される、
    プログラム。
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