JP7266080B2 - 消火器 - Google Patents
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負荷がかからず、腐食が発生しない限り長期に使用が可能であること、また高圧ガスはガスカートリッジに封入されているため、ガスが漏れず、火災時に確実に消火剤を放出できるという利点がある。しかし、前述したように、加圧式は消火器が腐食していた場合には、破損、破裂による大きな事故の発生が危慎される。
本発明は、消火器において、
所定量の消火液及び所定の第1圧力範囲の低圧ガスが充填された本体容器と、
第1圧力範囲より高い所定の第2圧力範囲の高圧ガスが封入されたガス容器と、
本体容器及びガス容器を一操作で開封する操作部と、
操作部により開封された本体容器から低圧ガスの加圧により流入した消火液と開封されたガス容器から流入した高圧ガスとを内部で混合して外部に放出する微噴霧ノズル機構と、
を備えたことを特徴とする。
本発明は、消火器において、
所定量の消火液及び所定の第1圧力範囲の低圧ガスが充填された本体容器と、
第1圧力範囲より高い所定の第2圧力範囲の高圧ガスが封入されたガス容器と、
本体容器及びガス容器を一操作で開封する操作部と、
操作部により開封された本体容器から低圧ガスの加圧により流入した消火液の微噴霧を外部に放出すると共に、開封されたガス容器から流入した高圧ガスを外部に放出して外部で消火液の微噴霧と混合させる微噴霧ノズル機構と、
を備えたことを特徴とする。
本発明は、消火器において、
所定量の消火液及び所定の第1圧力範囲の低圧ガスが充填された本体容器と、
第1圧力範囲より高い所定の第2圧力範囲の高圧ガスが封入されたガス容器と、
ガス容器を開封する操作部と、
操作部により開封されたガス容器から流入した高圧ガスを外部に放出すると共に、高圧ガスのガス圧により放出切替機構を作動させて本体容器を開封し、低圧ガスで加圧された消火液の液圧より高圧ガスのガス圧が低下した場合に、液圧により放出切替機構を逆方向に作動させて消火液の放出経路を開放し、低圧ガスの加圧により消火液の微噴霧を外部に放出する微噴霧ノズル機構と、
を備えたことを特徴とする。
微噴霧ノズル機構は、
環状開口として形成され、高圧ガスを外部に放出する第1放出口と、
環状開口の内側に開口し、低圧ガスによる消火液の微噴霧を外部に放出する第2放出口と、
を備える。
本発明は、消火器において、所定量の消火液が収納されると共に所定の第1圧力範囲の低圧ガスが充填された本体容器と、本体容器の内部に配置された第1圧力範囲より高い所定の第2圧力範囲の高圧ガスが封入されたガス容器と、レバー操作により、本体容器を開封して消火液を微噴霧ノズル機構に流入させるとともに、ガス容器を開封して高圧ガスを微噴霧ノズル機構に流入させる操作部と、本体容器から低圧ガスの加圧により流入した消火液とガス容器から流入した高圧ガスをとを外部に放出する、又は消火液と高圧ガスとを混合して外部に放出する微噴霧ノズル機構とが設けられたため、低圧ガスにより送り出された消火液を高圧ガスにより微粒子化した微噴霧が放出されることで、窒素等のガスの窒息作用と極少量の消火液の冷却作用、及び消火液が蒸発する際に膨張して火炎近くの空気(酸素)を排除する窒息作用等の相乗効果により、消火性能が高めることができる。
また、微噴霧ノズル機構は、本体容器を開封して低圧ガスの加圧により送り出された消火液とガス容器の開封で送り出された高圧ガスとを内部で混合して外部に放出するようにし、具体的には、微噴霧ノズル機構は、消火液と高圧ガスとを混合する混合室、混合室に連通する第1導入口、第2導入口及び放出口を備えたノズル本体と、ノズル本体の第2導入口に上端が連結され、下端が消火液に浸漬して配置されたサイホン管と、操作部のレバー操作によりガス容器のシールを破封し、第1導入口を介して混合室に高圧ガスを供給する第1破封部材と、操作部のレバー操作又はガス容器から放出された高圧ガスによりサイホン管から第2導入口に至る経路を閉鎖するように配置されたシール部材を破封して、第2導入口を介して混合室に低圧ガスで加圧された消火液を供給する第2破封部材とが設けられたため、ノズル機構の混合室で高圧ガスと低圧ガスで押し出された消火液が混合されることから、例えば平均粒子径が数十μm~200μmといった粒子径の比較的大きな微噴霧が放出され、主として一般火災を対象としたA火災消火器として使用できる。
また、微噴霧ノズル機構は、本体容器を開封して低圧ガスの加圧により送り出された消火液の微噴霧を外部に放出すると共にガス容器の開封で送り出された高圧ガスを外部に放出して外部で消火液の微噴霧と混合させ、具体的には、微噴霧ノズル機構は、高圧ガスを外部に放出する第1放出口、消火液の微噴霧を外部に放出する第2放出口、第1放出口に連通する第1導入口、及び第2放出口に連通する第2導入口を備えたノズル本体と、ノズル本体の第2導入口に上端が連結され、下端が消火液に浸漬して配置されたサイホン管と、操作部のレバー操作によりガス容器のシールを破封し、第1導入口を介して第1放出口に高圧ガスを供給する第1破封部材と、操作部のレバー操作又はガス容器から放出された高圧ガスによりサイホン管から第2導入口に至る経路を閉鎖するように配置されたシール部材を破封して第2導入口を介して第2放出口に低圧ガスで加圧された消火液を供給する第2破封部材とが設けられたため、例えば平均粒子径が10μm~数十μmといった粒子径の比較的小さな微噴霧が放出され、電気火災に適したB火災消火器や油火災に適したC火災消火器として使用できる。
また、微噴霧ノズル機構は、ガス容器を開封した場合にガス容器から送り出された高圧ガスを外部に放出すると共に、高圧ガスのガス圧による放出切替機構の作動で本体容器を開封して、低圧ガスで加圧された液圧より高圧ガスのガス圧が低下した場合に放出切替機構を液圧により逆方向に作動させて消火液の放出経路を確保し、低圧ガスにより消火液の微噴霧を外部に放出し、具体的には、微噴霧ノズル機構は、高圧ガスを外部に放出する第1放出口、消火液の微噴霧を外部に放出する第2放出口、放出切替機構が収納される第1シリンダ室と第2シリンダ室とが連設されたシリンダ室、第1放出口及び第1シリンダ室に連通する第1導入口、第2シリンダ室に連通する第2導入口、及び第2放出口と第2シリンダ室と間に導入口を備えたノズル本体と、ノズル本体の第2導入口に上端が連結され、下端が消火液に浸漬して配置されたサイホン管と、操作部のレバー操作によりガス容器のシールを破封し、第1導入口を介して第1放出口及び第1シリンダ室に高圧ガスを供給する第1破封部材と、第1シリンダ室に摺動自在に収納される第1ピストン、第2シリンダ室に第1ピストンとロッドで連結され摺動自在に収納された第2ピストン、及び第2ピストンの第1ピストンの反対側に設けられた第2破封部材を備えた放出切替機構と、が設けられ、操作部のレバー操作によりガス容器から放出された高圧ガスを外部に放出させると共に第1シリンダ室に導入して第1ピストン及び第2ピストンを摺動させ第2破封部材によりサイホン管から第2導入口に至る経路を閉鎖するように配置されたシール部材を破封して第2ピストンの当接により第2導入口を閉鎖状態とし、低圧ガスで加圧された液圧より高圧ガスのガス圧が低下した場合に低圧ガスで加圧された液圧で第2ピストンを摺動させて閉鎖状態を解除することにより、低圧ガスによる消火液の微噴霧を外部に放出させるため、消火器の操作部をレバー操作すると最初にガス容器から高圧ガスが放出され、窒素等のガスによる窒息作用で火力が抑制され、時間が経過して高圧ガスの圧力が低下してくると、本体容器の低圧ガスによる消火液の微噴霧の放出に切り替わり、微噴霧による冷却作用と窒素等のガスによる窒息作用により消火することができる。
また、ノズル本体の高圧ガスが放出される第1放出口は環状開口として形成され、低圧ガスによる消火液の微噴霧が放出される第2放出口は環状開口の中心穴として開口されたため、低圧ガスによる加圧で中心穴から放出された消火液の周囲を包むように環状開口から高圧ガスが放出され、消火液を微細化すると共に高速で微噴霧を飛翔させ、火災を効率良く抑制消火可能とする。
低圧ガスの圧力は1.0MPa以下であり、高圧ガスは2.0MPa以上であり、これにより低圧ガスは消火液を確実に送り出し、高圧ガスは送り出された消火液を例えば内部混合方式又は外部混合方式によってその範囲は変わるが、総じて平均粒子径が10μm~200μm程度の微細化して微噴霧することができる。
微噴霧ノズル機構から放出する微噴霧の平均粒子径は10μm及至200μmとしたため、高圧ガスの圧力を例えば2MPa以上の範囲で調整し、圧力を高くすることで平均粒子径を小さくし、圧力を低くすることで平均粒子径を大きくするといった制御が可能となり、火災の種類に対応した粒子径による微噴霧の消火器が簡単に実現できる。
(消火器の構造)
図1は2流体内部混合放射を行う消火器10の実施形態を示した断面図であり、本実施形態の消火器は高圧窒素ガスと窒素微噴霧の2流体を内部で混合し、混合1流体として窒素微噴霧を放出するようにしたことを特徴とする。
図2は図1の消火器による窒素ガスと微噴霧の内部混合による2流体内部混合放射を示した断面図である。
ャー46の先端のカッター46aによりシール48が突き破られて本体容器12が開封され、本体容器12の内部に充填している低圧窒素ガス18の加圧により水20がサイホン管22から第2導入口30を通って混合室27に送り込まれる。この場合、サイホン管22の下端のテーパ吸込口22aは水20に浸かっていることから、低圧窒素ガス18の圧力で水20が混合室27に送り込まれる。
(消火器の構造)
図3は2流体内部混合放射を行う消火器の他の実施形態を示した断面図であり、本実施形態の消火器は、レバー操作によりガス容器を開封して放出された高圧窒素ガスの力により本体容器を開封させるようにしたことを特徴とする。
ン管22の開口に配置されたシール48を開封させる構造として、ノズル本体26の上下方向にシリンダ56を形成してロッド54を備えたピストン52を摺動自在に設け、ロッド54の上端はプラグ55を通して取出し、ロッド54の下端には破封部材として機能するカッター54aが形成され、ピストン52とプラグ55の間のシリンダ室を貫通して、ガス容器16からの高圧窒素ガスを第1導入口28に送り込む通路を形成し、更に、ピストン52の下側からノズル本体26の第2導入口30に配管31が接続されている。
図3に示す消火器10を火災時に使用する場合には、安全栓45を抜いて上レバー38のロックを解除し、続いて、上レバー38を押し下げるとプランジャー42が押し下げられ、プランジャー42の先端のカッター44も押し下げられ、カッター44によりガス容器16のシール16aが突き破られて開封し、内部に充填している高圧窒素ガスがノズル本体26のシリンダ室を通って第1導入口28から混合室27に送り込まれる。
(消火器の構造)
図4は2流体外部混合放射を行う消火器の実施形態を示した断面図であり、本実施形態の消火器は高圧窒素ガスと水を低圧窒素ガスで微噴霧化した窒素微噴霧の2流体を外部に放出して混合させるようにしたことを特徴とする。
図4に示した消火器10を火災時に使用する場合には、安全栓45を抜いて上レバー38のロックを解除して押し下げると、プランジャー42が押し下げられて先端のカッター44によりガス容器16のシール16aが突き破られて開封し、内部に充填している高圧窒素ガスがノズル本体60の第1導入口62を通って周囲ノズル60bに送り込まれ、先端の第1放出口66から筒状に高圧窒素ガスが放出される。
図5は2流体切替え放射を行う消火器の実施形態を示した断面図であり、図6は図5のノズル機構を取り出して示した断面図である。
本実施形態の消火器は、消火器を使用する場合、最初に高圧窒素ガスが放出され、時間
が経過すると窒素微噴霧の放出に切り替わることを特徴とする。
S1<S2
となるように、第1ピストン72の径を小さくし、第2ピストン74の径を大きくしている。
図7は図6のノズル機構による高圧窒素ガスの放出状態を示した断面図、図8は図6の窒素微噴霧への切替え状態を示した断面図である。
トン72に加わっている下向きの力(P1・S1)との間には、
(P1・S1)>(P2・S2)
の関係があるため、第1ピストン72及び第2ピストン74は動かず、ガス容器16からの高圧窒素ガス90のみが消火器10から放出された1流体放出を維持している。
(P1・S1)<(P2・S2)
となって下向きの力(P1・S1)に対し上向きの力(P2・S2)が上回ると、図8に示すように、第2ピストン74は第1ピストン72と共に押し上げられ、第2導入口64が中心ノズル60cに連通し、本体容器12の内部に充填している低圧窒素ガス18の加圧により水20がサイホン管22から第2導入口64を通って中心ノズル60cに送り込まれ、先端の第2放出口68からの放出により微噴霧化された窒素微噴霧92が放出され、2流体放出に切り替わる。
(消火液)
本実施形態にあっては、消火液として通常の水を使用しているが、不純物によるイオン化を抑制するために蒸留水や純水あるいは超純水を使用してもよい。また、消火作用のある薬剤を混入した液体としても良い。
上記の実施形態は、窒息消火の窒素ガスを使用しているが、窒素ガス以外の不活性ガス、例えば二酸化炭素を使用することもできる。しかし、不活性ガスとして二酸化炭素を使用した場合、酸欠の問題があることから、屋外等の開放空間での消火器としての使用に限定する必要がある。
上記の実施形態は、消火上部に設けたノズルから窒素微噴霧を放出しているが、ノズル機構24A,24Bのノズル部分にホースを接続し、ホース先端のノズルから窒素微噴霧を放出させるようにしても良い。
また、消火器のサイズは必要に応じて小型、中型、大型といった適宜の容量をとすることができる。
また、本発明は上記の実施形態に限定されること無く、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12:本体容器
14:蓋部材
15,90:高圧窒素ガス
16:ガス容器
16a:シール
18:低圧窒素ガス
20:水
22:サイホン管
24A,24B:ノズル機構
26,60:ノズル本体
27:混合室
28:第1導入口
30:第2導入口
31:配管
32:放出口
34,70:防護キャップ
36:下レバー
38:上レバー
40:軸ピン
42,46:プランジャー
43:プランジャーケース
44,46a,54a,80a:カッター
45:安全栓
48:シール
50,92:窒素微噴霧
52:ピストン
54:ロッド
56:シリンダ
60a:基部
60b:周囲ノズル
60c:中心ズル
62:第1導入口
64:第2導入口
66:第1放出口
68:第2放出口
72:第1ピストン
74:第2ピストン
76:第1シリンダ
78:第2シリンダ
80:ロッド
82,84,86:シールリング
Claims (4)
- 所定量の消火液及び所定の第1圧力範囲の低圧ガスが充填された本体容器と、
前記第1圧力範囲より高い所定の第2圧力範囲の高圧ガスが封入されたガス容器と、
前記本体容器及び前記ガス容器を一操作で開封する操作部と、
前記操作部により開封された前記本体容器から前記低圧ガスの加圧により流入した前記消火液と前記開封されたガス容器から流入した前記高圧ガスとを内部で混合して外部に放出する微噴霧ノズル機構と、
を備えたことを特徴とする消火器。
- 所定量の消火液及び所定の第1圧力範囲の低圧ガスが充填された本体容器と、
前記第1圧力範囲より高い所定の第2圧力範囲の高圧ガスが封入されたガス容器と、
前記本体容器及び前記ガス容器を一操作で開封する操作部と、
前記操作部により開封された前記本体容器から前記低圧ガスの加圧により流入した前記消火液の微噴霧を外部に放出すると共に、前記開封されたガス容器から流入した前記高圧ガスを外部に放出して外部で前記消火液の微噴霧と混合させる微噴霧ノズル機構と、
を備えたことを特徴とする消火器。
- 所定量の消火液及び所定の第1圧力範囲の低圧ガスが充填された本体容器と、
前記第1圧力範囲より高い所定の第2圧力範囲の高圧ガスが封入されたガス容器と、
前記ガス容器を開封する操作部と、
前記操作部により開封された前記ガス容器から流入した高圧ガスを外部に放出すると共に、前記高圧ガスのガス圧により放出切替機構を作動させて前記本体容器を開封し、前記低圧ガスで加圧された前記消火液の液圧より前記高圧ガスのガス圧が低下した場合に、前記液圧により前記放出切替機構を逆方向に作動させて前記消火液の放出経路を開放し、前記低圧ガスの加圧により前記消消火液の微噴霧を外部に放出する微噴霧ノズル機構と、
を備えたことを特徴とする消火器。
- 請求項2又は3記載の消火器に於いて、
前記微噴霧ノズル機構は、
環状開口として形成され、前記高圧ガスを外部に放出する第1放出口と、
前記環状開口の内側に開口し、前記低圧ガスによる前記消火液の微噴霧を外部に放出する第2放出口と、
を備えたことを特徴とする消火器。
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