JP7294537B2 - 脳波測定用電極、脳波測定装置および脳波測定方法 - Google Patents

脳波測定用電極、脳波測定装置および脳波測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7294537B2
JP7294537B2 JP2022527131A JP2022527131A JP7294537B2 JP 7294537 B2 JP7294537 B2 JP 7294537B2 JP 2022527131 A JP2022527131 A JP 2022527131A JP 2022527131 A JP2022527131 A JP 2022527131A JP 7294537 B2 JP7294537 B2 JP 7294537B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
electroencephalogram measurement
conductive
group
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022527131A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022163382A1 (ja
JPWO2022163382A5 (ja
Inventor
隆 八木澤
将志 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Publication of JPWO2022163382A1 publication Critical patent/JPWO2022163382A1/ja
Publication of JPWO2022163382A5 publication Critical patent/JPWO2022163382A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7294537B2 publication Critical patent/JP7294537B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/24Detecting, measuring or recording bioelectric or biomagnetic signals of the body or parts thereof
    • A61B5/25Bioelectric electrodes therefor

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は、脳波測定用電極、脳波測定装置および脳波測定方法に関する。
これまで脳波測定用電極に関して様々な開発がなされてきた。この種の技術として、例えば、特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1に開示の脳波測定用電極(脳波検出用生体電極)は、複数の貫通孔を有するホルダ部と、前記貫通孔の周面よりも外周側に広がる基底部と該基底部から突出した前記貫通孔を貫通可能な少なくとも1つの突出部とを有する少なくとも1つの導電性弾性体から形成された電極部と、前記基底部を前記ホルダ部との間で挟持する導電性の蓋部とを備える。
国際公開第2019/073740号
弾性部材の電極部(基部、突起部)を樹脂製のホルダに収容しスナップボタン形状の接続部材で外部に信号を取り出すタイプの脳波測定用電極において、収容のために接着剤を用いることがある。そのような構成では、スナップボタン形状の接続部材に接着剤が漏れ出し導通不良を起こすことも懸念され、製造プロセスの管理が手間になるという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みなされたものであって、弾性部材の電極部(基部、突起部)を樹脂製のホルダに収容する脳波測定用電極において、接着剤を用いず電極部をホルダに適切に収容する技術を提供することを目的とする。
本発明によれば、
弾性部材で形成された柱状の基部と、前記基部の一端に設けられた複数の電極用突起部と、前記電極用突起部の少なくとも先端側表面に設けられた導電部と、前記導電部から前記基部の他の一端まで延びる信号経路と、を有する電極部と、
前記基部の前記他の一端に直接又は金属箔を介して設けられるとともに、かつ前記基部とは反対方向に延出する接続用突起を備えた導電性接続部材と、
前記電極部を保持するホルダと、を有し、
前記ホルダは、有底筒状形状であって、
前記有底筒状形状の底面に設けられ、前記電極部が前記ホルダに保持された状態で、前記導電性接続部材の前記接続用突起が突出する貫通孔と、
前記底面と反対側の端部において、前記電極部を前記基部の厚さ方向に押さえる押さえ部と、を有する
脳波測定用電極が提供される。
本発明によれば、
上記脳波測定用電極と、
複数の前記脳波測定用電極を保持するフレームと、
前記導電性接続部材の前記接続用突起に接続され、測定した脳波信号を計測する計測部と、
を有する脳波測定装置が提供される。
本発明によれば、
上記脳波測定装置を被験者の頭部に装着して脳波測定を行う脳波測定方法が提供される。
本発明によれば、弾性部材の電極部(基部、突起部)を樹脂製のホルダに収容する脳波測定用電極において、接着剤を用いず電極部をホルダに適切に収容する技術を提供することができる。
第1の実施形態に係る、人の頭部に装着した状態の脳波測定装置を模式的に示す図である。 第1の実施形態に係る、フレームの斜視図である。 第1の実施形態に係る、脳波測定用電極の斜視図である。 第1の実施形態に係る、脳波検出用電極を模式的に示した断面図である。 第2の実施形態に係る、脳波検出用電極を模式的に示した断面図である。 第3の実施形態に係る、脳波検出用電極を模式的に示した断面図である。 第4の実施形態に係る、脳波検出用電極の斜視図である。 第5の実施形態に係る、脳波検出用電極を模式的に示した断面図である。 第6の実施形態に係る、脳波検出用電極を模式的に示した断面図である。 第7の実施形態に係る、脳波検出用電極を模式的に示した断面図である。
≪第1の実施形態≫
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は人(被験者)の頭部99に装着した状態の脳波測定装置1を模式的に示す図である。
脳波測定装置1は、人の頭部99に装着され、脳波を生体からの電位変動として検出し、検出した脳波を計測部(図示せず)に出力する。計測部は、脳波測定用電極10が検出した脳波を取得して、モニタ表示したり、データ保存したり、周知の脳波解析処理を行う。
<脳波測定装置1の構造>
図1に示すように、脳波測定装置1は、複数の脳波測定用電極10と、フレーム20と、を有する。本実施形態では、脳波測定用電極10は、5ch分(5個)設けられている。
<フレーム20の構造>
図2にフレーム20の斜視図を示す。フレーム20は、例えばポリアミド樹脂のような硬質部材で帯状に、かつ人間の頭部99の形状に沿うように湾曲して形成されている。
フレーム20には、脳波測定用電極10を取り付けるための開孔として電極ユニット取付部21が5カ所設けられている。電極ユニット取付部21の位置(すなわち脳波測定用電極10の取付位置)は、例えば国際10-20電極配置法におけるT3、C3、Cz、C4、T4の位置に対応する。
電極ユニット取付部21の内周面は、脳波測定用電極10の外周面と略同一の外径となるように設定されており、脳波測定用電極10が電極ユニット取付部21に嵌め込まれて固定される。なお、電極ユニット取付部21の内周面及び脳波測定用電極10の外周面を螺刻して、脳波測定用電極10が電極ユニット取付部21に螺着する構成でもよい。
<脳波測定用電極10の構造>
図3に脳波測定用電極10の斜視図を示す。図4に脳波測定用電極10を模式的に示した断面図を示す。脳波測定用電極10は、電極部30と、スナップボタン40と、キャップ50と、金属箔60とを有する。
キャップ50は有底円筒形状を呈してホルダとして機能し、その内部に電極部30と、スナップボタン40と、金属箔60を収容する。キャップ50は、後述するように、電極部30と、スナップボタン40と、金属箔60を内部に収容し固定するための押さえ部56を有する。
<電極部30>
電極部30は、基部31と、突起部32と、導電性接触部33と、信号線部34とを有する。基部31と突起部32は、ゴム状の弾性部材によって一体に設けられている。弾性部材の具体的な材料については後述する。なお、基部31と突起部32とは一体に設けられる構成に限らず、別体に設けたものを接着剤や嵌合構造により組み付けた構成でもよい。
基部31は略円柱形状である。基部31の一端側(図示では下側)の円形の基部下面36に、図示下側方向に突出する略円錐状の複数の突起部32が円形状の周方向に所定間隔で設けられている。なお、突起部32の形状は円錐形状に限らず、三角錐、四角錐等の角錐や円柱形状など様々な形状を採用することができる。
突起部32の少なくとも先端側表面には導電性接触部33が設けられている。突起部32の表面全体に導電性接触部33が設けられてもよい。
基部31の外径(周面37の径)は、例えば10mm~50mmである。基部31の高さ(厚さ)は、例えば2mm~30mmである。突起部32の高さは、例えば3mm~15mmである。突起部32の幅(根元部分の外径)は例えば1mm~10mmである。
<信号線部34の構造>
図4に示すように、電極部30には、導電性接触部33に接続する信号経路として信号線部34が設けられている。信号線部34は、基部31及び突起部32を介して導通する態様であれば各種の配線構造を採用し得る。ここでは、信号線部34は、突起部32の先端の導電性接触部33から、突起部32及び基部31の内部を通り、基部31の基部上面35に露出するように設けられている。信号線部34のうち、基部上面35から突出している部分が、金属箔60と電極部30(基部上面35)との間に挟まれて折り曲がった折り曲げ部34aとなっている。
例えば、信号線部34の先端は、突起部32の先端部分またはその近傍、すなわち導電性接触部33が形成される領域に対して、突出した構造、略同一面上となる構造、埋没した構造のいずれでもよい。導電性接触部33との接続安定性の観点から、突出した構造を用いてもよい。信号線部34の先端の突出部分は、一部または全体が導電性接触部33で覆われている。信号線部34の先端の突出構造は、折り返し無し、折り返し有り、突起部32の先端部の表面に巻き付ける構造が採用し得る。
信号線部34の他の配線構造として、突起部32及び基部31の表面に設けられる構造であってもよいし、一部が内部に一部が表面に設けられる配線構造であってもよい。すなわち、導電性接触部33が検出した信号が金属箔60に伝わり、最終的にスナップボタン40に伝わればよい。
<電極部30の材料>
電極部30(基部31と突起部32)の材料について説明する。電極部30は、上述のようにゴム状の弾性体である。ゴム状の弾性体として、具体的にはゴムや熱可塑性エラストマー(単に「エラストマー(TPE)」ともいう)である。ゴムとしては、例えばシリコーンゴムがある。熱可塑性エラストマーとして、例えば、スチレン系TPE(TPS)、オレフィン系TPE(TPO)、塩化ビニル系TPE(TPVC)、ウレタン系TPE(TPU)、エステル系TPE(TPEE)、アミド系TPE(TPAE)などがある。なお、後述するように、電極部30の基部31は、キャップ50に収容された状態で、取り外された状態を基準として、圧縮率1%以上10%以下の範囲で圧縮された状態となる。したがって、この圧縮率が実現される材料が用いられる。
電極部30がシリコーンゴムである場合、37℃、JIS K 6253(1997)に準拠して測定される、電極部30(基部31や突起部32)の表面におけるタイプAデュロメータ硬さをゴム硬度Aとしたとき、ゴム硬度Aが、例えば、15以上55以下である。
ここで、上記シリコーンゴム系硬化性組成物について説明する。
上記シリコーンゴムは、シリコーンゴム系硬化性組成物の硬化物で構成することができる。シリコーンゴム系硬化性樹脂組成物の硬化工程は、例えば、100~250℃で1~30分間加熱(1次硬化)した後、100~200℃で1~4時間ポストベーク(2次硬化)することによって行われる。
絶縁性シリコーンゴムは、導電性フィラーを含まないシリコーンゴムであり、導電性シリコーンゴムは導電性フィラーを含むシリコーンゴムである。
本実施形態に係るシリコーンゴム系硬化性組成物は、ビニル基含有オルガノポリシロキサン(A)を含むことができる。ビニル基含有オルガノポリシロキサン(A)は、本実施形態のシリコーンゴム系硬化性組成物の主成分となる重合物である。
絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、同種のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサンを含んでもよい。同種のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサンとは、少なくとも官能基が同じビニル基を含み、直鎖状を有していればよく、分子中のビニル基量や分子量分布、あるいはその添加量が異なっていてもよい。
なお、絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、互いに異なるビニル基含有オルガノポリシロキサンをさらに含んでもよい。
上記ビニル基含有オルガノポリシロキサン(A)は、直鎖構造を有するビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)を含むことができる。
上記ビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)は、直鎖構造を有し、かつ、ビニル基を含有しており、かかるビニル基が硬化時の架橋点となる。
ビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)のビニル基の含有量は、特に限定されないが、例えば、分子内に2個以上のビニル基を有し、かつ15モル%以下であるのが好ましく、0.01~12モル%であるのがより好ましい。これにより、ビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)中におけるビニル基の量が最適化され、後述する各成分とのネットワークの形成を確実に行うことができる。本実施形態において、「~」は、その両端の数値を含むことを意味する。
なお、本明細書中において、ビニル基含有量とは、ビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)を構成する全ユニットを100モル%としたときのビニル基含有シロキサンユニットのモル%である。ただし、ビニル基含有シロキサンユニット1つに対して、ビニル基1つであると考える。
また、ビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)の重合度は、特に限定されないが、例えば、好ましくは1000~10000程度、より好ましくは2000~5000程度の範囲内である。なお、重合度は、例えばクロロホルムを展開溶媒としたGPC(ゲル透過クロマトグラフィー)におけるポリスチレン換算の数平均重合度(又は数平均分子量)等として求めることができる。
さらに、ビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)の比重は、特に限定されないが、0.9~1.1程度の範囲であるのが好ましい。
ビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)として、上記のような範囲内の重合度および比重を有するものを用いることにより、得られるシリコーンゴムの耐熱性、難燃性、化学的安定性等の向上を図ることができる。
ビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)としては、特に、下記式(1)で表される構造を有するものであるが好ましい。
Figure 0007294537000001
式(1)中、Rは炭素数1~10の置換または非置換のアルキル基、アルケニル基、アリール基、またはこれらを組み合わせた炭化水素基である。炭素数1~10のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基等が挙げられ、中でも、メチル基が好ましい。炭素数1~10のアルケニル基としては、例えば、ビニル基、アリル基、ブテニル基等が挙げられ、中でも、ビニル基が好ましい。炭素数1~10のアリール基としては、例えば、フェニル基等が挙げられる。
また、Rは炭素数1~10の置換または非置換のアルキル基、アルケニル基、アリール基、またはこれらを組み合わせた炭化水素基である。炭素数1~10のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基等が挙げられ、中でも、メチル基が好ましい。炭素数1~10のアルケニル基としては、例えば、ビニル基、アリル基、ブテニル基が挙げられる。炭素数1~10のアリール基としては、例えば、フェニル基が挙げられる。
また、Rは炭素数1~8の置換または非置換のアルキル基、アリール基、またはこれらを組み合わせた炭化水素基である。炭素数1~8のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基等が挙げられ、中でも、メチル基が好ましい。炭素数1~8のアリール基としては、例えば、フェニル基が挙げられる。
さらに、式(1)中のRおよびRの置換基としては、例えば、メチル基、ビニル基等が挙げられ、Rの置換基としては、例えば、メチル基等が挙げられる。
なお、式(1)中、複数のRは互いに独立したものであり、互いに異なっていてもよいし、同じであってもよい。さらに、R、およびRについても同様である。
さらに、m、nは、式(1)で表されるビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)を構成する繰り返し単位の数であり、mは0~2000の整数、nは1000~10000の整数である。mは、好ましくは0~1000であり、nは、好ましくは2000~5000である。
また、式(1)で表されるビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)の具体的構造としては、例えば下記式(1-1)で表されるものが挙げられる。
Figure 0007294537000002
式(1-1)中、RおよびRは、それぞれ独立して、メチル基またはビニル基であり、少なくとも一方がビニル基である。
さらに、ビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)としては、ビニル基含有量が分子内に2個以上のビニル基を有し、かつ0.4モル%以下である第1のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-1)と、ビニル基含有量が0.5~15モル%である第2のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-2)とを含有するものであるのが好ましい。シリコーンゴムの原料である生ゴムとして、一般的なビニル基含有量を有する第1のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-1)と、ビニル基含有量が高い第2のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-2)とを組み合わせることで、ビニル基を偏在化させることができ、シリコーンゴムの架橋ネットワーク中に、より効果的に架橋密度の疎密を形成することができる。その結果、より効果的にシリコーンゴムの引裂強度を高めることができる。
具体的には、ビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)として、例えば、上記式(1-1)において、Rがビニル基である単位および/またはRがビニル基である単位を、分子内に2個以上有し、かつ0.4モル%以下を含む第1のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-1)と、Rがビニル基である単位および/またはRがビニル基である単位を、0.5~15モル%含む第2のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-2)とを用いるのが好ましい。
また、第1のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-1)は、ビニル基含有量が0.01~0.2モル%であるのが好ましい。また、第2のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-2)は、ビニル基含有量が、0.8~12モル%であるのが好ましい。
さらに、第1のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-1)と第2のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-2)とを組み合わせて配合する場合、(A1-1)と(A1-2)の比率は特に限定されないが、例えば、重量比で(A1-1):(A1-2)が50:50~95:5であるのが好ましく、80:20~90:10であるのがより好ましい。
なお、第1および第2のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-1)および(A1-2)は、それぞれ1種のみを用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、ビニル基含有オルガノポリシロキサン(A)は、分岐構造を有するビニル基含有分岐状オルガノポリシロキサン(A2)を含んでもよい。
<<オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B)>>
本実施形態のシリコーンゴム系硬化性組成物は、架橋剤を含んでもよい。架橋剤は、オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B)を含むことができる。
オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B)は、直鎖構造を有する直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)と分岐構造を有する分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)とに分類され、これらのうちのいずれか一方または双方を含むことができる。
絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、同種の架橋剤を含んでもよい。同種の架橋剤とは、少なくとも直鎖構造や分岐構造などの共通の構造を有していればよく、分子中の分子量分布や異なる官能基が含まれていてもよく、その添加量が異なっていてもよい。
なお、絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、互いに異なる架橋剤をさらに含んでもよい。
直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)は、直鎖構造を有し、かつ、Siに水素が直接結合した構造(≡Si-H)を有し、ビニル基含有オルガノポリシロキサン(A)のビニル基の他、シリコーンゴム系硬化性組成物に配合される成分が有するビニル基とヒドロシリル化反応し、これらの成分を架橋する重合体である。
直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)の分子量は特に限定されないが、例えば、重量平均分子量が20000以下であるのが好ましく、1000以上、10000以下であることがより好ましい。
なお、直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)の重量平均分子量は、例えばクロロホルムを展開溶媒としたGPC(ゲル透過クロマトグラフィー)におけるポリスチレン換算により測定することができる。
また、直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)は、通常、ビニル基を有しないものであるのが好ましい。これにより、直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)の分子内において架橋反応が進行するのを的確に防止することができる。
以上のような直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)としては、例えば、下記式(2)で表される構造を有するものが好ましく用いられる。
Figure 0007294537000003
式(2)中、Rは炭素数1~10の置換または非置換のアルキル基、アルケニル基、アリール基、これらを組み合わせた炭化水素基、またはヒドリド基である。炭素数1~10のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基等が挙げられ、中でも、メチル基が好ましい。炭素数1~10のアルケニル基としては、例えば、ビニル基、アリル基、ブテニル基等が挙げられる。炭素数1~10のアリール基としては、例えば、フェニル基が挙げられる。
また、Rは炭素数1~10の置換または非置換のアルキル基、アルケニル基、アリール基、これらを組み合わせた炭化水素基、またはヒドリド基である。炭素数1~10のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基が挙げられ、中でも、メチル基が好ましい。炭素数1~10のアルケニル基としては、例えば、ビニル基、アリル基、ブテニル基等が挙げられる。炭素数1~10のアリール基としては、例えば、フェニル基が挙げられる。
なお、式(2)中、複数のRは互いに独立したものであり、互いに異なっていてもよいし、同じであってもよい。Rについても同様である。ただし、複数のRおよびRのうち、少なくとも2つ以上がヒドリド基である。
また、Rは炭素数1~8の置換または非置換のアルキル基、アリール基、またはこれらを組み合わせた炭化水素基である。炭素数1~8のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基等が挙げられ、中でも、メチル基が好ましい。炭素数1~8のアリール基としては、例えば、フェニル基が挙げられる。複数のRは互いに独立したものであり、互いに異なっていてもよいし、同じであってもよい。
なお、式(2)中のR,R,Rの置換基としては、例えば、メチル基、ビニル基等が挙げられ、分子内の架橋反応を防止する観点から、メチル基が好ましい。
さらに、m、nは、式(2)で表される直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)を構成する繰り返し単位の数であり、mは2~150整数、nは2~150の整数である。好ましくは、mは2~100の整数、nは2~100の整数である。
なお、直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)は、1種のみを単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)は、分岐構造を有するため、架橋密度が高い領域を形成し、シリコーンゴムの系中の架橋密度の疎密構造形成に大きく寄与する成分である。また、上記直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)同様、Siに水素が直接結合した構造(≡Si-H)を有し、ビニル基含有オルガノポリシロキサン(A)のビニル基の他、シリコーンゴム系硬化性組成物に配合される成分のビニル基とヒドロシリル化反応し、これら成分を架橋する重合体である。
また、分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)の比重は、0.9~0.95の範囲である。
さらに、分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)は、通常、ビニル基を有しないものであるのが好ましい。これにより、分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)の分子内において架橋反応が進行するのを的確に防止することができる。
また、分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)としては、下記平均組成式(c)で示されるものが好ましい。
平均組成式(c)
(H(R3-aSiO1/2(SiO4/2
(式(c)において、Rは一価の有機基、aは1~3の範囲の整数、mはH(R3-aSiO1/2単位の数、nはSiO4/2単位の数である)
式(c)において、Rは一価の有機基であり、好ましくは、炭素数1~10の置換または非置換のアルキル基、アリール基、またはこれらを組み合わせた炭化水素基である。炭素数1~10のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基等が挙げられ、中でも、メチル基が好ましい。炭素数1~10のアリール基としては、例えば、フェニル基が挙げられる。
式(c)において、aは、ヒドリド基(Siに直接結合する水素原子)の数であり、1~3の範囲の整数、好ましくは1である。
また、式(c)において、mはH(R3-aSiO1/2単位の数、nはSiO4/2単位の数である。
分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)は分岐状構造を有する。直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)と分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)は、その構造が直鎖状か分岐状かという点で異なり、Siの数を1とした時のSiに結合するアルキル基Rの数(R/Si)が、直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)では1.8~2.1、分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)では0.8~1.7の範囲となる。
なお、分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)は、分岐構造を有しているため、例えば、窒素雰囲気下、1000℃まで昇温速度10℃/分で加熱した際の残渣量が5%以上となる。これに対して、直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)は、直鎖状であるため、上記条件で加熱した後の残渣量はほぼゼロとなる。
また、分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)の具体例としては、下記式(3)で表される構造を有するものが挙げられる。
Figure 0007294537000004
式(3)中、Rは炭素数1~8の置換または非置換のアルキル基、アリール基、またはこれらを組み合わせた炭化水素基、もしくは水素原子である。炭素数1~8のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基等が挙げられ、中でも、メチル基が好ましい。炭素数1~8のアリール基としては、例えば、フェニル基が挙げられる。Rの置換基としては、例えば、メチル基等が挙げられる。
なお、式(3)中、複数のRは互いに独立したものであり、互いに異なっていてもよいし、同じであってもよい。
また、式(3)中、「-O-Si≡」は、Siが三次元に広がる分岐構造を有することを表している。
なお、分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)は、1種のみを単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)と分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)において、Siに直接結合する水素原子(ヒドリド基)の量は、それぞれ、特に限定されない。ただし、シリコーンゴム系硬化性組成物において、ビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)中のビニル基1モルに対し、直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)と分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)の合計のヒドリド基量が、0.5~5モルとなる量が好ましく、1~3.5モルとなる量がより好ましい。これにより、直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)および分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)と、ビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1)との間で、架橋ネットワークを確実に形成させることができる。
<<シリカ粒子(C)>>
本実施形態に係るシリコーンゴム系硬化性組成物は、非導電性フィラーを含む。非導電性フィラーは、必要に応じ、シリカ粒子(C)を含んでもよい。これにより、エラストマーの硬さや機械的強度の向上を図ることができる。
絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、同種の非導電性フィラーを含んでもよい。同種の非導電性フィラーとは、少なくとも共通の構成材料を有していればよく、粒子径、比表面積、表面処理剤、又はその添加量が異なっていてもよい。
なお、絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、互いに異なるシランカップリング剤をさらに含んでもよい。
シリカ粒子(C)としては、特に限定されないが、例えば、ヒュームドシリカ、焼成シリカ、沈降シリカ等が用いられる。これらを単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
シリカ粒子(C)は、例えば、BET法による比表面積が例えば50~400m/gであるのが好ましく、100~400m/gであるのがより好ましい。また、シリカ粒子(C)の平均一次粒径は、例えば1~100nmであるのが好ましく、5~20nm程度であるのがより好ましい。
シリカ粒子(C)として、かかる比表面積および平均粒径の範囲内であるものを用いることにより、形成されるシリコーンゴムの硬さや機械的強度の向上、特に引張強度の向上をさせることができる。
<<シランカップリング剤(D)>>
本実施形態のシリコーンゴム系硬化性組成物は、シランカップリング剤(D)を含むことができる。
シランカップリング剤(D)は、加水分解性基を有することができる。加水分解基が水により加水分解されて水酸基になり、この水酸基がシリカ粒子(C)表面の水酸基と脱水縮合反応することで、シリカ粒子(C)の表面改質を行うことができる。
絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、同種のシランカップリング剤を含んでもよい。同種のシランカップリング剤とは、少なくとも共通の官能基を有していればよく、分子中の他の官能基や添加量が異なっていてもよい。
なお、絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、互いに異なるシランカップリング剤をさらに含んでもよい。
また、このシランカップリング剤(D)は、疎水性基を有するシランカップリング剤を含むことができる。これにより、シリカ粒子(C)の表面にこの疎水性基が付与されるため、シリコーンゴム系硬化性組成物中ひいてはシリコーンゴム中において、シリカ粒子(C)の凝集力が低下(シラノール基による水素結合による凝集が少なくなる)し、その結果、シリコーンゴム系硬化性組成物中のシリカ粒子(C)の分散性が向上すると推測される。これにより、シリカ粒子(C)とゴムマトリックスとの界面が増加し、シリカ粒子(C)の補強効果が増大する。さらに、ゴムのマトリックス変形の際、マトリックス内でのシリカ粒子(C)の滑り性が向上すると推測される。そして、シリカ粒子(C)の分散性の向上及び滑り性の向上によって、シリカ粒子(C)によるシリコーンゴムの機械的強度(例えば、引張強度や引裂強度など)が向上する。
さらに、シランカップリング剤(D)は、ビニル基を有するシランカップリング剤を含むことができる。これにより、シリカ粒子(C)の表面にビニル基が導入される。そのため、シリコーンゴム系硬化性組成物の硬化の際、すなわち、ビニル基含有オルガノポリシロキサン(A)が有するビニル基と、オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B)が有するヒドリド基とがヒドロシリル化反応して、これらによるネットワーク(架橋構造)が形成される際に、シリカ粒子(C)が有するビニル基も、オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B)が有するヒドリド基とのヒドロシリル化反応に関与するため、ネットワーク中にシリカ粒子(C)も取り込まれるようになる。これにより、形成されるシリコーンゴムの低硬度化および高モジュラス化を図ることができる。
シランカップリング剤(D)としては、疎水性基を有するシランカップリング剤およびビニル基を有するシランカップリング剤を併用することができる。
シランカップリング剤(D)としては、例えば、下記式(4)で表わされるものが挙げられる。
-Si-(X)4-n・・・(4)
上記式(4)中、nは1~3の整数を表わす。Yは、疎水性基、親水性基またはビニル基を有するもののうちのいずれかの官能基を表わし、nが1の時は疎水性基であり、nが2または3の時はその少なくとも1つが疎水性基である。Xは、加水分解性基を表わす。
疎水性基は、炭素数1~6のアルキル基、アリール基、またはこれらを組み合わせた炭化水素基であり、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、フェニル基等が挙げられ、中でも、特に、メチル基が好ましい。
また、親水性基は、例えば、水酸基、スルホン酸基、カルボキシル基またはカルボニル基等が挙げられ、中でも、特に、水酸基が好ましい。なお、親水性基は、官能基として含まれていてもよいが、シランカップリング剤(D)に疎水性を付与するという観点からは含まれていないのが好ましい。
さらに、加水分解性基は、メトキシ基、エトキシ基のようなアルコキシ基、クロロ基またはシラザン基等が挙げられ、中でも、シリカ粒子(C)との反応性が高いことから、シラザン基が好ましい。なお、加水分解性基としてシラザン基を有するものは、その構造上の特性から、上記式(4)中の(Y-Si-)の構造を2つ有するものとなる。
上記式(4)で表されるシランカップリング剤(D)の具体例は、次の通りである。
上記官能基として疎水性基を有するものとして、例えば、メチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、n-プロピルトリメトキシシラン、n-プロピルトリエトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、ヘキシルトリエトキシシラン、デシルトリメトキシシランのようなアルコキシシラン;メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシラン、フェニルトリクロロシランのようなクロロシラン;ヘキサメチルジシラザンが挙げられる。この中でも、ヘキサメチルジシラザン、トリメチルクロロシラン、トリメチルメトキシシラン、及びトリメチルエトキシシランからなる群から選択される一種以上を含むトリメチルシリル基を有するシランカップリング剤が好ましい。
上記官能基としてビニル基を有するものとして、例えば、メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルメチルジメトキシシランのようなアルコキシシラン;ビニルトリクロロシラン、ビニルメチルジクロロシランのようなクロロシラン;ジビニルテトラメチルジシラザンが挙げられる。この中でも、メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、ジビニルテトラメチルジシラザン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、及びビニルメチルジメトキシシランからなる群から選択される一種以上を含むビニル基含有オルガノシリル基を有するシランカップリング剤が好ましい。
またシランカップリング剤(D)がトリメチルシリル基を有するシランカップリング剤およびビニル基含有オルガノシリル基を有するシランカップリング剤の2種を含む場合、疎水性基を有するものとしてはヘキサメチルジシラザン、ビニル基を有するものとしてはジビニルテトラメチルジシラザンを含むことが好ましい。
トリメチルシリル基を有するシランカップリング剤(D1)およびビニル基含有オルガノシリル基を有するシランカップリング剤(D2)を併用する場合、(D1)と(D2)の比率は、特に限定されないが、例えば、重量比で(D1):(D2)が、1:0.001~1:0.35、好ましくは1:0.01~1:0.20、より好ましくは1:0.03~1:0.15である。このような数値範囲とすることにより、所望のシリコーンゴムの物性を得ることができる。具体的には、ゴム中におけるシリカの分散性およびゴムの架橋性のバランスを図ることができる。
本実施形態において、シランカップリング剤(D)の含有量の下限値は、ビニル基含有オルガノポリシロキサン(A)の合計量100重量部に対して、1質量%以上であることが好ましく、3質量%以上であることがより好ましく、5質量%以上であることがさらに好ましい。また、シランカップリング剤(D)の含有量上限値は、ビニル基含有オルガノポリシロキサン(A)の合計量100重量部に対して、100質量%以下であることが好ましく、80質量%以下であることがより好ましく、40質量%以下であることがさらに好ましい。
シランカップリング剤(D)の含有量を上記下限値以上とすることにより、エラストマーを含む柱状部と導電性樹脂層との密着性を高めることができる。また、シリコーンゴムの機械的強度の向上に資することができる。また、シランカップリング剤(D)の含有量を上記上限値以下とすることにより、シリコーンゴムが適度な機械特性を持つことができる。
<<白金または白金化合物(E)>>
本実施形態に係るシリコーンゴム系硬化性組成物は、触媒を含んでもよい。触媒は、白金または白金化合物(E)を含むことができる。白金または白金化合物(E)は、硬化の際の触媒として作用する触媒成分である。白金または白金化合物(E)の添加量は触媒量である。
絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、同種の触媒を含んでもよい。同種の触媒とは、少なくとも共通の構成材料を有していればよく、触媒中に異なる組成が含まれていてもよく、その添加量が異なっていてもよい。
なお、絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、互いに異なる触媒をさらに含んでもよい。
白金または白金化合物(E)としては、公知のものを使用することができ、例えば、白金黒、白金をシリカやカーボンブラック等に担持させたもの、塩化白金酸または塩化白金酸のアルコール溶液、塩化白金酸とオレフィンの錯塩、塩化白金酸とビニルシロキサンとの錯塩等が挙げられる。
なお、白金または白金化合物(E)は、1種のみを単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本実施形態において、シリコーンゴム系硬化性組成物中における白金または白金化合物(E)の含有量は、触媒量を意味し、適宜設定することができるが、具体的にはビニル基含有オルガノポリシロキサン(A)、シリカ粒子(C)、シランカップリング剤(D)の合計量100重量部に対して、白金族金属が重量単位で0.01~1000ppmとなる量であり、好ましくは、0.1~500ppmとなる量である。
白金または白金化合物(E)の含有量を上記下限値以上とすることにより、シリコーンゴム系硬化性組成物が適切な速度で硬化することが可能となる。また、白金または白金化合物(E)の含有量を上記上限値以下とすることにより、製造コストの削減に資することができる。
<<水(F)>>
また、本実施形態に係るシリコーンゴム系硬化性組成物には、上記成分(A)~(E)以外に、水(F)が含まれていてもよい。
水(F)は、シリコーンゴム系硬化性組成物に含まれる各成分を分散させる分散媒として機能するとともに、シリカ粒子(C)とシランカップリング剤(D)との反応に寄与する成分である。そのため、シリコーンゴム中において、シリカ粒子(C)とシランカップリング剤(D)とを、より確実に互いに連結したものとすることができ、全体として均一な特性を発揮することができる。
(その他の成分)
さらに、本実施形態のシリコーンゴム系硬化性組成物は、上記(A)~(F)成分以外に、他の成分をさらに含むことができる。この他の成分としては、例えば、珪藻土、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化バリウム、酸化マグネシウム、酸化セリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、ガラスウール、マイカ等のシリカ粒子(C)以外の無機充填材、反応阻害剤、分散剤、顔料、染料、帯電防止剤、酸化防止剤、難燃剤、熱伝導性向上剤等の添加剤が挙げられる。
本実施形態に係る導電性溶液(導電性シリコーンゴム組成物)は、導電性フィラーを含まない上記シリコーンゴム系硬化性組成物に加えて、上記導電性フィラーおよび溶剤を含むものである。
上記溶剤としては、公知の各種溶剤を用いることができるが、例えば、高沸点溶剤を含むことができる。これらを単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記溶剤の一例としては、例えば、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、オクタン、デカン、ドデカン、テトラデカンなどの脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、トリフルオロメチルベンゼン、ベンゾトリフルオリドなどの芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、シクロペンチルメチルエーテル、シクロペンチルエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、1,4-ジオキサン、1,3-ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,1-ジクロロエタン、1,2-ジクロロエタン、1,1,1-トリクロロエタン、1,1,2-トリクロロエタンなどのハロアルカン類;N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミドなどのカルボン酸アミド類;ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシドなどのスルホキシド類などを例示することができる。これらを単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記導電性溶液は、溶液中の固形分量などを調整することで、スプレー塗布やディップ塗布等の各種の塗布方法に適切な粘度を備えることができる。
また、上記導電性溶液が上記導電性フィラーおよび上記シリカ粒子(C)を含む場合、電極部30が含むシリカ粒子(C)の含有量の下限値は、シリカ粒子(C)および導電性フィラーの合計量100質量%に対して、例えば、1質量%以上であり、好ましくは3質量%以上であり、より好ましくは5質量%以上とすることができる。これにより、電極部30の機械的強度を向上させることができる。一方で、上記電極部30が含むシリカ粒子(C)の含有量の上限値は、シリカ粒子(C)および導電性フィラーの合計量100質量%に対して、例えば、20質量%以下であり、好ましくは15質量%以下であり、より好ましくは10質量%以下である。これにより、電極部30における導電性と機械的強度や柔軟性とのバランスを図ることができる。
導電性溶液を必要に応じて加熱乾燥することで、導電性シリコーンゴムが得られる。
導電性シリコーンゴムは、シリコーンオイルを含まない構成であってもよい。これにより、電極部30の表面にシリコーンオイルがブリードアウトすることで導通性が低下することを抑制できる。
<信号線部34の材料>
信号線部34は、公知のものを使用することができるが、例えば、導電繊維で構成され得る。導電繊維としては、金属繊維、金属被覆繊維、炭素繊維、導電性ポリマー繊維、導電性ポリマー被覆繊維、および導電ペースト被覆繊維からなる群から選択される一種以上を用いることができる。これらを単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記金属繊維、金属被覆繊維、の金属材料は、導電性を有するものであれば限定されないが、銅、銀、金、ニッケル、錫、鉛、亜鉛、ビスマス、アンチモン、ステンレス、アルミニウム、銀/塩化銀およびこれらの合金等が挙げられる。これらを単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらの中でも、導通性の観点から、銀を用いることができる。また、金属材料は、クロム等の環境に負荷を与える金属を含まないことが好ましい。
上記金属被覆繊維、導電性ポリマー被覆繊維、導電ペースト被覆繊維の繊維材料は、特に限定されないが、合成繊維、半合成繊維、天然繊維のいずれでもよい。これらの中でも、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン、絹および綿等を用いることが好ましい。これらを単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記炭素繊維は、例えば、PAN系炭素繊維、ピッチ系炭素繊維等が挙げられる。
上記導電性ポリマー繊維および導電性ポリマー被覆繊維の導電性ポリマー材料は、例えば、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリフェニレンビニレン、ポリナフタレン、及びこれらの誘導体等の導電性高分子およびバインダ樹脂の混合物、あるいは、PEDOT-PSS((3,4-エチレンジオキシチオフェン)-ポリ(スチレンスルホン酸))等の導電性高分子の水溶液が用いられる。
上記導電ペースト被覆繊維の導電ペーストに含まれる樹脂材料は特に限定されないが伸縮性を有することが好ましく、例えばシリコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム、ニトリルゴム、アクリルゴム、スチレンゴム、クロロプレンゴム、およびエチレンプロピレンゴムからなる群から選択される一種以上を含むことができる。これらを単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記導電ペースト被覆繊維の導電ペーストに含まれる導電性フィラーは特に限定されないが、公知の導電材料を用いてもよいが、金属粒子、金属繊維、金属被覆繊維、カーボンブラック、アセチレンブラック、グラファイト、炭素繊維、カーボンナノチューブ、導電性ポリマー、導電性ポリマー被覆繊維および金属ナノワイヤーからなる群から選択される一種以上を含むことができる。
上記導電性フィラーを構成する金属は、特に限定はされないが、例えば、銅、銀、金、ニッケル、錫、鉛、亜鉛、ビスマス、アンチモン、銀/塩化銀、或いはこれらの合金のうち少なくとも一種類、あるいは、これらのうちの二種以上を含むことができる。この中でも、導電性の高さや入手容易性の高さから、銀または銅が好ましい。
上記信号線部34が、線状の導電繊維を複数本撚り合わせた撚糸で構成されてもよい。これにより、変形時における信号線部34の断線を抑制できる。
本実施形態において、導電繊維における被覆とは、単に繊維材料の外表面を覆うことのみならず、単繊維を撚り合わせた撚糸などの場合は、その撚糸の中の繊維間隙に金属、導電性ポリマー、または導電ペーストが含浸し、撚糸を構成する単繊維を1本毎に被覆するものを含む。
信号線部34の引張破断伸度は、例えば、1%以上~50%以下、好ましくは1.5%以上~45%である。このような数値範囲内とすることで、変形時の破断を抑制しつつも、突起部32の過度な変形を抑制できる。
<導電性接触部33の材料>
導電性接触部33の導電部材は、例えば、良導性金属を含むペースト(いわゆる導電性ペースト)である。良導性金属は、銅、銀、金、ニッケル、錫、鉛、亜鉛、ビスマス、アンチモン、或いはこれらの合金からなる群から選択される一種以上を含む。特に、入手性や導電性の観点から、銀や塩化銀、銅が好適である。
良導性金属を含むペーストで導電性接触部33を形成する場合は、ゴム状の弾性体でできた突起部32の頂部を、良導性金属を含むペースト状の導電性溶液にディップ(浸漬塗布)する。これにより、突起部32の表面に導電性接触部33が形成される。
なお、導電性フィラーおよび溶剤を含む導電性溶液を、突起部32に塗布することにより、導電性樹脂層としての導電性接触部33を形成してもよい。このとき、溶剤を突起部32と同じ系統の材質(シリコーンゴム)とすることで、導電性接触部33(導電性樹脂層)の密着性を高められる。
導電性溶液を必要に応じて加熱乾燥することで、導電性シリコーンゴムが得られる。
導電性シリコーンゴムは、シリコーンオイルを含まない構成であってもよい。これにより、導電性接触部33の表面にシリコーンオイルがブリードアウトすることで導通性が低下することを抑制できる。
これにより、脳波測定装置1を頭部99へ装着する際の毛髪の掻き分け性能を向上させることができる。また、脳波測定装置1を装着した際の導電性接触部33の接触面積の十分な確保が可能となる。
<電極部30の製造方法>
本実施形態の電極部30の製造方法の一例は次の工程を含むことができる。
まず、金型を用いて、上記シリコーンゴム系硬化性組成物を加熱加圧成形し、基部31基および突起部32からなる成形体を得る。続いて、得られた成形体の各突起部32の内部に、縫い針を用いて、信号線部34を通す。その後得られた成形体の突起部32の先端部分に、ペースト状の導電性溶液をディップ塗布し、加熱乾燥後、ポストキュアを行う。これにより、突起部32に導電性接触部33を形成できる。以上により、電極部30を製造することができる。なお、上記成形工程時において、信号線部34を配置した成形空間内に、上記シリコーンゴム系硬化性組成物を導入し、加圧加熱成形するインサート成形を用いてもよい。
<キャップ50>
キャップ50は、例えば硬質の樹脂材料からなり、有底筒状形状を呈する。キャップ50は、内部に電極部30、スナップボタン40及び金属箔60を収容し保持するホルダとして機能する。本実施形態では、電極部30、スナップボタン40及び金属箔60は、重ねられて収容され、押さえ部56によりキャップ50の内部に厚み方向(図示では上下方向)に圧縮されて固定される。
キャップ50の呈する有底筒状形状の底面がキャップ天板51となっている。キャップ天板51の周縁は筒形状のキャップ胴部52が一体に設けられている。キャップ胴部52のキャップ内周面55は、電極部30の基部31よりも僅かに大きく形成されており、電極部30が収容された状態で、基部31の外側面がキャップ内周面55と離間するように設定されている。
円形のキャップ天板51の円中心には厚さ方向に貫通する中央開口部53が設けられている。中央開口部53の大きさは、スナップボタン40がキャップ50に収納されたときに、少なくともスナップボタン40のボタン部42が内部から外部に突出することができる大きさである。
キャップ胴部52の下側(開口側)の端部には、筒内部側に向かって所定長だけ延出する押さえ部56が形成されている。また、押さえ部56の厚さ方向の位置は、キャップ50の内部に収容される構成要素(ここではスナップボタン40、金属箔60、電極部30)の厚さの合計よりも若干浅い位置となる。これによって、筒内部にスナップボタン40、金属箔60及び電極部30が配置されたときに、押さえ部56が電極部30の基部31の基部下面36の外縁近傍を厚さ方向(筒深さ方向)に圧縮させながら押さえる。電極部30がキャップ50に保持された状態で、すなわち、押さえ部56によって押さえつけられた状態で、基部31は1%以上10%以下の範囲で圧縮された状態となっている。
押さえ部56は、周方向に全域に亘って設けられてもよいし、周方向に所定間隔で複数箇所にカギ状に設けられてもよい。なお、電極部30は、スナップボタン40及び金属箔60をキャップ50の内部に配置したうえで、押し込むようにして嵌め込む。嵌め込んだ状態で、使用により電極部30の一部が浮き上がったりしないようにする観点から、周方向に全域に亘って押さえ部56が設けられることが好ましい。
<スナップボタン40>
スナップボタン40は、導電性の部材からなり、電極部30の信号を外部の計測部に接続するためのインタフェイスとして機能する。導電性の部材として、ステンレスや銅合金、アルミニウム合金等の導電性の金属がある。
スナップボタン40は、上面視で円形を呈した所定厚さの円盤部41と、円盤部41の円盤上面43の中央から上方に延出する円柱状のボタン部42とを有する。
円盤部41の円盤下面44は、金属箔60に接続する。円盤部41の円盤上面43は、キャップ50のキャップ天板51の天板下面54、より具体的には中央開口部53近傍領域に当接する。円盤部41は、金属箔60と電極部30の基部上面35との間に信号線部34の折り曲げ部34aを挟み込む構造とする。
<金属箔60>
金属箔60は、電極部30とスナップボタン40の間に設けられ、導電性を有するとともに圧縮されて変形することで、信号経路の一部として構成される。金属箔60は、少なくとも、電極部30とスナップボタン40との間に配置されて固定されたときに、全ての信号線部34の折り曲げ部34aを挟むことができる大きさ・形状を有している。
金属箔60は、例えば、アルミニウムや銅(それらの合金を含む)、ステンレスを箔状にしたものである。脳波測定用電極10を組み立てた後の内部メンテナンスが難しく、頭皮の汗による劣化を考慮すると、アルミニウムやステンレスが好ましい。金属箔60の厚さは、例えば1μm~100μmである。
<キャップ50による電極部30等の収容構造>
キャップ50に電極部30等を収容した構造について脳波測定用電極10の製造方法とともに説明する。
まず、キャップ50のキャップ胴部52の下側の開口から、ボタン部42を図示上側として、スナップボタン40を収容する。このとき、円盤上面43の周縁部分は、天板下面54の中央開口部53の開口縁部分に当接する。また、ボタン部42は、キャップ50の中央開口部53を貫通して外部に突出する。
つぎに、金属箔60をスナップボタン40の円盤下面44に当接させるように収容する。つづいて、電極部30を、その基部上面35が金属箔60に押し当たるように配置する。
その後、電極部30をキャップ50の下側開口から嵌め込む。完全に嵌め込むと、上述したように、押さえ部56が、電極部30の基部31の外縁部分38を厚さ方向に圧縮する。その結果、スナップボタン40、金属箔60及び電極部30が、キャップ50の筒内部において圧縮状態で収容される。
<脳波測定用電極10の特徴・機能のまとめ>
本実施形態の脳波測定用電極10の特徴・機能について、以下にまとめて説明する。
(1)脳波測定用電極10は、
弾性部材で形成された柱状の基部31と、基部31の一端(すなわち基部下面36)に設けられた複数の突起部32(電極用突起部)と、突起部32の少なくとも先端側表面に設けられた導電性接触部33(導電部)と、導電性接触部33から基部31の他の一端(すなわち基部上面35)まで延びる信号線部34(信号経路)と、を有する電極部30と、
基部31の他の一端(基部上面35)に金属箔60を介して設けられるとともに、かつ基部31とは反対方向に延出するボタン部42(接続用突起)を備えたスナップボタン40(導電性接続部材)と、
電極部30を保持するキャップ50(ホルダ)と、を有し、
キャップ50は、有底筒状形状であって、有底筒状形状の底面(キャップ天板51)に設けられ電極部30がキャップ50に保持された状態で、スナップボタン40のボタン部42が突出する中央開口部53(貫通孔)と、キャップ天板51(底面)と反対側の端部において、電極部30を基部31の厚さ方向に押さえる押さえ部56と、を有する。
スナップボタン40と電極部30との間に、薄い金属箔60が設けられ挟まれる構成であるので、この構成部分で、使用により厚みが変化して接触抵抗が変化するといった影響を排除でき、安定した脳波測定を実現できる。また、電極部30等を収容して固定するために、接着剤や導電性ペースト等を用いることが無く、それらが漏れ出し導電不慮を起こすこともない。
(2)押さえ部56は、基部31の突起部32が設けられている面(基部下面36)の外縁部分38を、前記基部31の厚さ方向に圧縮している。
電極部30の基部31が厚さ方向に圧縮されてキャップ50に収容されるため、電気的な接続状態を良好に保つことができる。
(3)電極部30の基部31のキャップ50に保持された状態の圧縮率は、取り外された状態を基準として、1%以上10%以下である。
基部31を上記範囲の圧縮率で圧縮して電極部30をキャップ50に保持することで、電気的な接続状態と保持力とのバランスを確保できる。
(4)電極部30を構成する弾性部材はシリコーン樹脂からなる。
電極部30がシリコーン樹脂からなる場合、圧縮率とゴム硬度の最適化を実現できる。
(5)信号線部34は導電繊維からなり、基部31の他の一端(基部上面35)から突出しており、電極部30の前記基部31の前記キャップ50に保持された状態で折り曲がって、金属箔60を介してスナップボタン40と導通している。
導電繊維の信号線部34が基部上面35から飛び出した部分(すなわち折り曲げ部34a)が、金属箔60と基部上面35との間に挟まれ、さらにスナップボタン40がそれらを押さえる構成であるので、信号線部34からの信号が確実にスナップボタン40に伝えることができる。
(6)キャップ50はワンピースの材料で形成されている。
キャップ50がワンピース(すなわち一つの部品)で構成されるため、部品点数を削減できる。
(7)脳波測定装置1は、脳波測定用電極10と、複数の前記脳波測定用電極10を保持するフレーム20と、スナップボタン40を介して接続され、測定した脳波信号を計測する計測部と、を有する。
(8)脳波測定方法は、脳波測定装置1を被験者の頭部99に装着して脳波測定を行う。
<他の実施形態>
以下、他の実施形態を説明する。以下では、第1の実施形態と異なる点について説明し、同様の構成・機能については同じ符号を付して適宜説明を省略する。
≪第2の実施形態≫
図5を参照して、本実施形態の脳波測定用電極110を説明する。図5は脳波測定用電極110を模式的に示した断面図である。本実施形態の脳波測定用電極110では、金属箔60を省いて、スナップボタン40が電極部30に直接配置され、信号線部34の折り曲げ部34aがスナップボタン40と電極部30(より具体的には基部上面35)との間に直接挟まれた構成となっている。このような構成により、構成要素を削減でき、また金属箔60の劣化による接触抵抗の増加を抑制できる。
≪第3の実施形態≫
図6を参照して、本実施形態の脳波測定用電極210を説明する。図6は脳波測定用電極210を模式的に示した断面図である。本実施形態の脳波測定用電極210では、第1の実施形態のキャップ50がワンピースであったものを、複数ピース(ここでは2部品)のキャップ250としている。
具体的には、キャップ250は、第1キャップ250Aと第2キャップ250Bとをする。第1キャップ250Aと第2キャップ250Bはネジ嵌合することで、キャップ250内部に電極部30、スナップボタン40及び金属箔60を収容し、かつ、それらを圧縮固定する。
第1キャップ250Aは、キャップ天板51と、キャップ天板51の外縁下端部から図示下方向に延出する筒状の第1胴部251とを有する。第1胴部251の外周面は螺刻されている。第2キャップ250Bは筒状の第2胴部252と、その下端部に設けられた押さえ部56とを有する。第2胴部252の内周面は螺刻されている。
このような構成により、第1の実施形態と同様の効果が得られる。さらに、キャップ250が複数ピース(ここでは第1キャップ250Aと第2キャップ250Bの2部品)で構成されており、電極部30、スナップボタン40及び金属箔60を収容する際に、第1キャップ250Aに第2キャップ250Bをネジ嵌合することで、圧縮固定するため、圧縮の程度を調整できる。また、第1の実施形態の様に押さえ部56に抗して電極部30を強く嵌め込む必要はなく、それゆえに押さえ部56の大きさに制限がない。
≪第4の実施形態≫
図7を参照して、本実施形態の脳波測定用電極310を説明する。図7は脳波測定用電極310の斜視図である。本実施形態の脳波測定用電極310は、第3の実施形態と同様に、第1キャップ350A及び第2キャップ350Bの二つの部品から構成されている。異なる点は、第1キャップ350Aと第2キャップ350Bとを嵌合固定する構造として、フック嵌合を用いている点にある。
第1キャップ350Aは、キャップ天板51と、キャップ天板51の外縁下端部から図示下方向に延出する筒状の第1胴部351とを有する。第1胴部351の図示で下側端部には、カギ形状のオスフック部351Aが設けられている。第2キャップ350Bは筒状の第2胴部352と、その下端部に設けられた押さえ部56とを有する。第2胴部252の上側端部には、オスフック部351Aが嵌合可能な凹状のメスフック部352Bが設けられている。オスフック部351Aとメスフック部352Bとの嵌合箇所は、収容した電極部30等を適切に圧縮固定する観点から、複数箇所、例えば4箇所に設けられる。
このような構成とすることで、押さえ部56に抗して電極部30を強く嵌め込む必要はなく、それゆえに押さえ部56の大きさに制限がない。
≪第5の実施形態≫
図8を参照して、本実施形態の脳波測定用電極410を説明する。図8は脳波測定用電極410を模式的に示した断面図である。本実施形態の脳波測定用電極410では、電極部430の基部31の周面に凹状の嵌合部437を一周に亘り設けている。この嵌合部437に、キャップ450のキャップ胴部52の下側端部に設けられた押さえ部56が嵌め込まれる。これによって、電極部30、金属箔60、スナップボタン40がキャップ50に圧縮固定される。なお、この構造の場合、圧縮固定の際の圧縮率が第1の実施形態より小さくなるが、キャップ450を厚さ方向にコンパクトにすることができる。
≪第6の実施形態≫
図9を参照して、本実施形態の脳波測定用電極510を説明する。図9は脳波測定用電極510を模式的に示した断面図である。本実施形態の脳波測定用電極510では、電極部530の基部31の周面を段差状としている。すなわち、基部31は、厚さ方向上側が大径で、下側が小径となっており、その境界面357が押さえ部556に押さえられる。このような構成によりキャップ550をコンパクトにできる。
≪第7の実施形態≫
図10を参照して、本実施形態の脳波測定用電極610を説明する。図10は脳波測定用電極610を模式的に示した断面図である。本実施形態の脳波測定用電極610では、キャップ650をスナップフィット式嵌合構造の複数ピースとしている。キャップ650の内部に収容される電極部30やスナップボタン40等の構造は上記の実施形態と同様の構造を提供でき、以下ではキャップ650について説明する。
キャップ650は、筒状の第1キャップ650Aと、第1キャップ650Aの筒内に嵌め込まれる筒状の第2キャップ650Bとを有する。第1キャップ650Aと第2キャップ650Bはスナップフィット式嵌合構造で一体に嵌合することで、キャップ650内部に電極部30及びスナップボタン40を収容し、かつ、それらを圧縮固定する。なお、電極部30とスナップボタン40との間に、第3~第5の実施形態と同様に金属箔が設けられてもよい。
具体的には、第1キャップ650Aは、筒状のキャップ胴部652Aと、その下端部に設けられた押さえ部656Aとを有する。
キャップ胴部652Aのキャップ内周面655Aの上側領域は、第2キャップ650Bを収容するために若干拡径された収容スペース658Aとなっている。収容スペース658Aの下側部分は、スナップフィット嵌合時に第2キャップ650Bの係止片657Bが収容され係止される凹状に設けられた係止溝657Aとなっている。
第2キャップ650Bは、中央開口部653Bを有する環状のキャップ天板651Bと、環状のキャップ天板651Bの外周縁から図示で下方向に延出する係止片657Bとを有する。
係止片657Bは、略円筒形状を呈しており、筒内側方向に弾性変形可能になっている。係止片657Bの図示で下側端部は、外側にカギ状に突出した形状を有している。なお、筒形状を縦割りで複数に分割した形状(例えば3分割や4分割した形状)であってもよい。
第2キャップ650B(すなわち、複数の係止片657B)の内周面655Bの大きさは、電極部30の基部31の外径と略同一になっている。電極部30とスナップボタン40を第1キャップ650Aの内部に収容した状態で、電極部30とスナップボタン40の受けから係止溝657Aを被せるように嵌め込むと、係止溝657Aと係止片657Bとが嵌合し固定される。
このとき、第1キャップ650Aの押さえ部656Aが電極部30の基部31の基部下面の外縁部分38を図示下側から押さえる。また、第2キャップ650Bの天板下面654Bがスナップボタン40の円盤上面43を押さえる。これによって、電極部30とスナップボタン40は、厚さ方向に圧縮するように挟まれた状態で、キャップ650に収容され固定される。なお、係止溝657Aと係止片657Bの係止を容易に解除できるように、キャップ胴部652Aには外周面から係止溝657Aに貫通する孔を設けてもよい。
このように、キャップ650を第1キャップ650Aと第2キャップ650Bはスナップフィット式嵌合構造とすることで、電極部30及びスナップボタン40を内部に収容して脳波測定用電極610を組み立てる際の作業を容易にすることができる。また、構造がシンプルであるので、小型化が容易であり脳波測定用電極610の軽量化が可能である。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
この出願は、2021年1月27日に出願された日本出願特願2021-010871号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 脳波測定装置
10、110、210、310、410、510、610 脳波測定用電極
20 フレーム
21 電極ユニット取付部
30、430、530 電極部
31 基部
32 突起部
33 導電性接触部
34 信号線部
34a 折り曲げ部
35 基部上面
36 基部下面
37 周面
38 外縁部分
40 スナップボタン
41 円盤部
42 ボタン部
43 円盤上面
44 円盤下面
50、250、350、450、550、650 キャップ
51、651B キャップ天板
52、652A キャップ胴部
53 中央開口部
54 天板下面
55 キャップ内周面
56、456、556、656A 押さえ部
60 金属箔
70 モールド樹脂
250A、350A、650A 第1キャップ
250B、350B、650B 第2キャップ
251、351 第1胴部
252、352 第2胴部
351A オスフック部
352B メスフック部
437 嵌合部
655B 内周面
657A 係止溝
657B 係止片
658A 収容スペース

Claims (10)

  1. 弾性部材で形成された柱状の基部と、前記基部の一端に設けられた複数の電極用突起部と、前記電極用突起部の少なくとも先端側表面に設けられた導電部と、前記導電部から前記基部の他の一端まで延びる信号経路と、を有する電極部と、
    前記基部とは反対方向に延出する接続用突起を備えた導電性接続部材と、
    前記電極部を保持するホルダと、
    前記基部の前記他の一端と前記導電性接続部材との間に金属箔と、
    を有し、
    前記導電性接続部材は、円盤部と、前記円盤部から一体に延出する前記接続用突起とを有し、前記接続用突起は外部の計測部に接続するためのインタフェイスとして機能し
    前記ホルダは、有底筒状形状であって、前記有底筒状形状の底面から順に前記導電性接続部材と、前記金属箔と、前記電極部とを順に重ねて収容しており、
    前記有底筒状形状の底面に設けられ、前記電極部が前記ホルダに保持された状態で、前記導電性接続部材の前記接続用突起が突出する貫通孔と、
    前記底面と反対側の端部において、前記電極部を前記基部の厚さ方向に押さえる押さえ部と、を有し、
    前記押さえ部は、前記基部の前記電極用突起部が設けられている面の縁を、前記基部の厚さ方向に圧縮しており、
    前記電極部の前記基部の前記ホルダに保持された状態の圧縮率は、取り外された状態を基準として、1%以上10%以下である、脳波測定用電極。
  2. 前記導電部は良導性金属を含む導電層である、請求項1に記載の脳波測定用電極。
  3. 前記電極部を構成する前記弾性部材はシリコーン樹脂からなる、請求項1または2に記載の脳波測定用電極。
  4. 前記信号経路は導電繊維からなり、前記基部の他の一端から突出しており、前記電極部の前記基部の前記ホルダに保持された状態で折り曲がって、前記金属箔を介して前記導電性接続部材と導通している、請求項1から3までのいずれか1項に記載の脳波測定用電極。
  5. 前記ホルダはワンピースの材料で形成されている、
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の脳波測定用電極。
  6. 前記ホルダは、複数ピースの材料で形成されている、
    請求項1から5までのいずれか1項に記載の脳波測定用電極。
  7. 前記複数ピースはネジ嵌合により一体に形成されている、
    請求項6に記載の脳波測定用電極。
  8. 前記複数ピースはスナップフィット式嵌合により一体に形成されている、
    請求項6に記載の脳波測定用電極。
  9. 請求項1から8までのいずれか1項の脳波測定用電極と、
    複数の前記脳波測定用電極を保持するフレームと、
    前記導電性接続部材の前記接続用突起に接続され、測定した脳波信号を計測する計測部と、
    を有する脳波測定装置。
  10. 請求項9に記載の脳波測定装置を被験者の頭部に装着して脳波測定を行う脳波測定方法。
JP2022527131A 2021-01-27 2022-01-14 脳波測定用電極、脳波測定装置および脳波測定方法 Active JP7294537B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021010871 2021-01-27
JP2021010871 2021-01-27
PCT/JP2022/001068 WO2022163382A1 (ja) 2021-01-27 2022-01-14 脳波測定用電極、脳波測定装置および脳波測定方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2022163382A1 JPWO2022163382A1 (ja) 2022-08-04
JPWO2022163382A5 JPWO2022163382A5 (ja) 2022-12-28
JP7294537B2 true JP7294537B2 (ja) 2023-06-20

Family

ID=82654553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022527131A Active JP7294537B2 (ja) 2021-01-27 2022-01-14 脳波測定用電極、脳波測定装置および脳波測定方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7294537B2 (ja)
WO (1) WO2022163382A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2025164548A1 (ja) * 2024-02-01 2025-08-07 住友ベークライト株式会社 脳波測定用電極

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050261559A1 (en) 2004-05-18 2005-11-24 Mumford John R Wireless physiological monitoring system
JP2011120866A (ja) 2009-11-10 2011-06-23 Japan Health Science Foundation 脳波測定用電極、脳波測定用電極付きキャップ及び脳波測定装置
JP2013509906A (ja) 2009-11-04 2013-03-21 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 使用者頭骨の電極位置決め装置
JP2014057642A (ja) 2012-09-14 2014-04-03 Sony Corp 生体信号測定電極及び生体信号測定装置
CN103767704A (zh) 2014-01-20 2014-05-07 上海交通大学 一种用于脑电测量的准干电极及其制备方法
CN105232035A (zh) 2015-10-15 2016-01-13 苏州格林泰克科技有限公司 一种生物电信号传感器
JP2016530897A (ja) 2013-03-14 2016-10-06 エンセファロダイナミクス,インコーポレイテッド 電極組立体および脳波測定装置、方法、およびキット
WO2018186212A1 (ja) 2017-04-07 2018-10-11 アルプス電気株式会社 生体情報測定用電極および生体情報の測定方法
WO2019073740A1 (ja) 2017-10-10 2019-04-18 Nok株式会社 脳波検出用生体電極
WO2020095589A1 (ja) 2018-11-09 2020-05-14 住友ベークライト株式会社 生体用電極、生体センサーおよび生体信号測定システム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050261559A1 (en) 2004-05-18 2005-11-24 Mumford John R Wireless physiological monitoring system
JP2013509906A (ja) 2009-11-04 2013-03-21 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 使用者頭骨の電極位置決め装置
JP2011120866A (ja) 2009-11-10 2011-06-23 Japan Health Science Foundation 脳波測定用電極、脳波測定用電極付きキャップ及び脳波測定装置
JP2014057642A (ja) 2012-09-14 2014-04-03 Sony Corp 生体信号測定電極及び生体信号測定装置
JP2016530897A (ja) 2013-03-14 2016-10-06 エンセファロダイナミクス,インコーポレイテッド 電極組立体および脳波測定装置、方法、およびキット
CN103767704A (zh) 2014-01-20 2014-05-07 上海交通大学 一种用于脑电测量的准干电极及其制备方法
CN105232035A (zh) 2015-10-15 2016-01-13 苏州格林泰克科技有限公司 一种生物电信号传感器
WO2018186212A1 (ja) 2017-04-07 2018-10-11 アルプス電気株式会社 生体情報測定用電極および生体情報の測定方法
WO2019073740A1 (ja) 2017-10-10 2019-04-18 Nok株式会社 脳波検出用生体電極
WO2020095589A1 (ja) 2018-11-09 2020-05-14 住友ベークライト株式会社 生体用電極、生体センサーおよび生体信号測定システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2022163382A1 (ja) 2022-08-04
JPWO2022163382A1 (ja) 2022-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021074591A (ja) 生体用電極、生体センサーおよび生体信号測定システム
JP7197060B1 (ja) 脳波検出用電極及び脳波測定装置
JP7487597B2 (ja) 脳波測定用電極および脳波測定装置
JP7495056B2 (ja) 脳波検出用電極及び脳波測定装置
JP2022018252A (ja) 脳波測定用電極および脳波測定装置
JP7613107B2 (ja) 脳波測定用電極および脳波測定装置
JP7327708B1 (ja) 脳波測定装置および脳波測定方法
JP7294537B2 (ja) 脳波測定用電極、脳波測定装置および脳波測定方法
JP7375958B2 (ja) 脳波検出用電極、脳波測定装置及び脳波測定方法
JP7404998B2 (ja) 脳波検出用電極及び脳波測定装置
JP7145324B2 (ja) 生体用電極、生体センサー、及び生体信号測定システム
JP2023083705A (ja) 脳波測定用電極、脳波測定装置および脳波測定方法
JP2023088433A (ja) 脳波測定装置および脳波測定方法
JP7420319B2 (ja) 生体信号測定用電極、生体信号測定装置及び生体信号測定方法
JP7480926B1 (ja) 脳波測定用電極、脳波測定装置、脳波測定方法及び脳波測定用電極の製造方法
JP2021180700A (ja) 脳波測定用電極及び脳波測定装置
JP7375957B2 (ja) 脳波検出用電極、脳波測定装置及び脳波測定方法
JP7670243B2 (ja) 脳波測定装置および脳波測定方法
JP7211573B1 (ja) 電極装置及び脳波測定装置
JP2023072841A (ja) 脳波検出用電極
JP2024125546A (ja) 脳波測定装置および脳波測定方法
JP2024072960A (ja) 生体信号測定装置および生体信号測定方法
WO2023013358A1 (ja) 電極装置及び脳波測定装置
JP2022018263A (ja) 脳波測定用電極及び脳波測定装置
JP2024010553A (ja) 生体信号測定用電極、生体信号測定装置および生体信号測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220511

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220511

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220705

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220826

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230522

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7294537

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151