JP7295708B2 - 過酸化水素検出用染料、染料粒子複合体、および過酸化水素検出用構造体 - Google Patents
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Description
色素脱色型ペルオキシダーゼ(dye decolorizing peroxidase)(Dye decolorizing peroxidase)、プロスタミド/プロスタグランジンF2αシンターゼ(prostamide/prostaglandin F2α synthase)、カタラーゼ-ペルオキシダーゼ(catalase-peroxidase)、ヒドロペルオキシ脂肪酸レダクターゼ(hydroperoxy fatty acid reductase)、(S)-2-ヒドロキシプロピルホスホン酸エポキシダーゼ((S)-2-hydroxypropylphosphonic acid epoxidase)、フルクトシル-アミノ酸オキシダーゼ(Fructosyl-amino Acid Oxidase)、乳酸オキシダーゼ(Lactate Oxidase)、L-アルギニンオキシダーゼ(L -arginine oxidase)、L-ヒスチジンオキシダーゼ(L- histidine oxidase)、L-システインオキシダーゼ(L- cysteine oxidase)が挙げられるが、本実施形態において併用可能な酵素は上記酵素に限定されるものではない。
生体サンプル中に含まれる過酸化水素の検出方法は、以下の工程を有する。染料粒子複合体としては、上述に記載の複合体を用いる。発色量とは、色強度または蛍光強度の信号強度のことを指す:
(1)染料粒子複合体が基材に塗布された過酸化水素検出用構造体に、生体サンプルを接触させる工程;及び
(2)構造体に前記生体サンプルを接触させた後、前記染料粒子複合体を前記基材に塗布した領域の染料粒子複合体の発色量を測定する工程。
また、生体サンプル中に含まれる過酸化水素の検出方法は、(1)、(2)の他に以下の(3)の工程を有することが好ましい:
(3)構造体に生体サンプルを接触させた後、染料粒子複合体を基材に塗布した領域から漏出した染料粒子複合体の発色量を測定する工程。
生体サンプル中に含まれる代謝物の検出方法は、以下の工程を有する。染料粒子複合体としては、上述に記載の複合体を用いる:
(1)生体サンプルに、検出対象である代謝物を基質として過酸化水素を発生する酵素を加える工程;
(2)染料粒子複合体が基材に塗布された過酸化水素検出用構造体に、生体サンプルを接触させる工程;及び
(3)構造体に生体サンプルを接触させた後、染料粒子複合体を基材に塗布した領域の染料粒子複合体の発色量を測定する工程。
他の代謝物の検出方法は、代謝物の検出方法における(1)の工程ではなく、(1’)の工程を有する。染料粒子複合体としては、上述に記載の複合体を用いる:
(1’)基材と、染料粒子複合体と、検出対象とする代謝物を基質として過酸化水素を発生する酵素を含有する過酸化水素検出用構造体に生体サンプルを接触させる工程。
本実施形態に係る過酸化水素検出用構造体を用いた生体サンプル中の過酸化水素または代謝物の検出キットを提供することができる。本実施形態に係る検出キットは、少なくとも染料粒子複合体が基材に固定されていればよく、染料粒子複合体が支持体上の基材に固定されていてもよい。過酸化水素を含んでいると思われる生体サンプルを構造体に直接滴下することで過酸化水素の量や濃度を測ることができる。また、生体サンプルに構造体を浸透させるための別体の容器を設けてもよい。別体の容器を設けることで、生体サンプルを構造体に対して均一に浸透させることができる。酵素及び酵素の水溶液を別体の容器内に予め内包していてもよい。その容器内に生体サンプルを添加すると同時に構造体を浸透させることもできる。また、その容器内に生体サンプルを添加し一定時間経過させて過酸化水素を発生させた後に、構造体を浸透させることもできる。
下記で合成した化合物は、下記の分析手法により同定を行った。
LC/MS質量分析:LC/TOF MS(LC/MSD TOF;Agilent Technologies製)。なお、イオン化法としては、エレクトロスプレーイオン化法(ESI)を利用した。
<合成実施例1:化合物(1)の合成>
N-エチル-N-(3-カルボキシベンジル)アニリン2.60gおよびテレフタルアルデヒド酸0.79gを、水15mL中、硫酸5.0gの存在下において、70℃で24時間加熱して反応させた。この反応液を室温まで冷却した後、氷100g上に排出し、クロロホルムを加えて分液して水層を抽出した。ここに酸化マンガン2.00gを加え、室温で24時間撹拌した。反応液をろ過し、ろ液に2mol/L水酸化ナトリウム水溶液を加えてpH7.0に中和した後、塩化ナトリウムを加えて塩析し、ろ過して塩析物を回収した。塩析物をメタノール100mLに分散してろ過し、ろ液を減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより精製することで、化合物(1)0.96gを得た。得られた化合物が目的とする化合物の構造を持つことを、LC/TOF MS質量分析で確認した。LC/TOF MS質量分析の結果は以下のとおりであった。m/z=642.2633(M+)
合成実施例1でのN-エチル-N-(3-カルボキシベンジル)アニリンを4-[(エチルフェニルアミノ)メチル]ベンゼンスルホン酸に換えた他は同様の方法で化合物(2)を0.80g得た。得られた化合物が目的とする化合物の構造を持つことを、LC/TOF MS質量分析で確認した。LC/TOF MS質量分析の結果は以下のとおりであった。m/z=712.1868(M+)
合成実施例1でのテレフタルアルデヒド酸をイソフタルアルデヒド酸に換えた他は同様の方法で化合物(9)を0.85g得た。得られた化合物が目的とする化合物の構造を持つことを、LC/TOF MS質量分析で確認した。LC/TOF MS質量分析の結果は以下のとおりであった。m/z=642.1629(M+)
合成実施例2でのテレフタルアルデヒド酸をイソフタルアルデヒド酸に換えた他は同様の方法で化合物(10)を0.95g得た。得られた化合物が目的とする化合物の構造を持つことを、LC/TOF MS質量分析で確認した。LC/TOF MS質量分析の結果は以下のとおりであった。m/z=712.1987(M+)
合成実施例2でのテレフタルアルデヒド酸をテレフタルアルデヒド酸メチルに換えた他は同様の方法で化合物(13)を0.75g得た。得られた化合物が目的とする化合物の構造を持つことを、LC/TOF MS質量分析で確認した。LC/TOF MS質量分析の結果は以下のとおりであった。m/z=726.2007(M+)
合成実施例1でのテレフタルアルデヒド酸を4-ホルミルベンゾニトリルに換えた他は同様の方法で化合物(49)を0.80g得た。得られた化合物が目的とする化合物の構造を持つことを、LC/TOF MS質量分析で確認した。LC/TOF MS質量分析の結果は以下のとおりであった。m/z=568.2178(M+)
合成実施例1でのテレフタルアルデヒド酸を3-ホルミルベンゾニトリルに換えた他は同様の方法で化合物(50)を0.71g得た。得られた化合物が目的とする化合物の構造を持つことを、LC/TOF MS質量分析で確認した。LC/TOF MS質量分析の結果は以下のとおりであった。m/z=568.2202(M+)
合成実施例1でのテレフタルアルデヒド酸を3-ホルミルベンゾニトリルに換えた他は同様の方法で化合物(51)を0.64g得た。得られた化合物が目的とする化合物の構造を持つことを、LC/TOF MS質量分析で確認した。LC/TOF MS質量分析の結果は以下のとおりであった。m/z=568.2189(M+)
本発明における表面処理による正帯電性粒子の作製方法を示すが、本発明はその要旨を超えない限り、これらの実施例によって限定されるものではない。
シリカ粒子(スノーテックSTZL 日産化学製)をメタノールで10w%に希釈、次いでシリカ粒子の固形分量と同量のN-2-(アミノエチル)-3-アミノプロピルトリメトキシシラン(KBM-603 信越シリコーン製)を滴下し、12時間室温で撹拌を行った。撹拌終了後、メタノールを減圧除去、次いで24時間加熱還流を行った。加熱還流終了後遠心処理、上澄み除去、イオン交換水での洗浄を行うことで目的とする表面処理正帯電粒子を作製した。
シリカ粒子(スノーテックSTZL 日産化学製)を水で10w%に希釈し、特許文献8と同様の方法で表層にポリ(ジアリールジメチルアンモニウムクロライド)(PDDA:シグマアルドリッチ製)を理論上1層被覆した樹脂被覆正帯電性粒子を作製した。
20w%の正帯電性の粒子(エポスターSS 日本触媒製)の水溶液に、1w%の化合物(1)分子水溶液を滴下し、その後、10分間超音波処理(W-133サンパ(本多電子製))を行なった。次いで遠心処理、上澄み液除去、イオン交換水を投入し、10分間超音波処理し、上澄み液の電子吸収スペクトルを測定した。上澄み液の電子吸収スペクトルのピークトップ高さ(abs)が0.1以下となるまで、超音波、遠心処理の工程を繰り返すことで、染料粒子複合体1を得た。
正帯電性の粒子をエポスターS(日本触媒製)とした以外は、染料粒子複合体1の調製と同様の方法で染料粒子複合体2を得た。
正帯電性の粒子をエポスターS6(日本触媒製)とした以外は、染料粒子複合体1の調製と同様の方法で染料粒子複合体3を得た。
正帯電性の粒子をエポスターS12(日本触媒製)とした以外は、染料粒子複合体1の調製と同様の方法で染料粒子複合体4を得た。
正帯電性の粒子をエポスターMS(日本触媒製)とした以外は、染料粒子複合体1の調製と同様の方法で染料粒子複合体5を得た。
正帯電性の粒子を表面処理正帯電粒子とした以外は、染料粒子複合体1の調製と同様の方法で染料粒子複合体6を得た。
正帯電性の粒子を樹脂被覆正帯電粒子とした以外は、染料粒子複合体1の調製と同様の方法で染料粒子複合体7を得た。
化合物(1)を化合物(2)とした以外は、染料粒子複合体1の調製と同様の方法で染料粒子複合体8を得た。
化合物(1)を化合物(9)とした以外は、染料粒子複合体1の調製と同様の方法で染料粒子複合体9を得た。
化合物(1)を化合物(10)とした以外は、染料粒子複合体1の調製と同様の方法で染料粒子複合体10を得た。
化合物(1)を化合物(13)とした以外は、染料粒子複合体1の調製と同様の方法で染料粒子複合体11を得た。
化合物(1)を化合物(49)とした以外は、染料粒子複合体1の調製と同様の方法で染料粒子複合体12を得た。
化合物(1)を化合物(50)とした以外は、染料粒子複合体1の調製と同様の方法で染料粒子複合体13を得た。
化合物(1)を化合物(51)とした以外は、染料粒子複合体1の調製と同様の方法で染料粒子複合体14を得た。
<サンプル紙1>
濾紙(Advantec製)に染料粒子複合体1の水分散液(10-4g/L、1μL)を塗布し、乾燥させることで、サンプル紙1を得た。
染料粒子複合体1をそれぞれ染料粒子複合体2~14に替える以外は、サンプル紙1と同様の方法でサンプル紙2~14を得た。
濾紙(Advantec製)に染料1(化合物(1)からなる染料)の0.5mM水溶液1mLを塗布し、乾燥させることで、比較サンプル紙を得た。
サンプル紙1を、5mM過酸化水素および10%(v/v)ウシ胎児血清を含む1×リン酸緩衝生理食塩水(200μL)(反応漕)に室温で2時間浸透させることで評価した。反射濃度計SpectroLino(Gretag Macbeth製)にて、評価前後でのサンプル紙1の光学濃度(Optical Density、以下OD値)を測定した。評価前のサンプル紙のOD値をOD0、評価後のサンプル紙のOD値をOD1とした。サンプル紙1を10回作製し同様に評価を行い、1-OD1/OD0の平均値(ΔOD)および、標準偏差(以下SD)を算出したところ、それぞれ0.73と0.03であった。
サンプル紙1をサンプル紙2に替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.53と0.02であった。
サンプル紙1をサンプル紙3に替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.42と0.02であった。
サンプル紙1をサンプル紙4に替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.32と0.03であった。
サンプル紙1をサンプル紙6に替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.26と0.02であった。
サンプル紙1をサンプル紙6に替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.72と0.08であった。
サンプル紙1をサンプル紙7に替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.75と0.11であった。
サンプル紙1をサンプル紙8に替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.71と0.03であった。
サンプル紙1をサンプル紙9に替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.69と0.01であった。
サンプル紙1をサンプル紙10に替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.72と0.01であった。
サンプル紙1をサンプル紙11に替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.63と0.02であった。
過酸化水素濃度を0.1mMに替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.20と0.07であった。
過酸化水素濃度を20mMに替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.87と0.02であった。
ウシ胎児血清を除いた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.76と0.03であった。
1.0%(v/v)ウシ胎児血清を用いた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.75と0.04であった。
99%(v/v)ウシ胎児血清を用いた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.61と0.09であった。
サンプル紙1をサンプル紙12に替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.70と0.03であった。
サンプル紙1をサンプル紙13に替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.54と0.02であった。
サンプル紙1をサンプル紙14に替えた以外は実施例1と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.61と0.02であった。
比較サンプル紙を用いた以外は実施例12と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.82と0.23であったが、反応漕が染料1で染色されてしまう現象が観測された。
比較サンプル紙を用いた以外は実施例13と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.81と0.22であったが、反応漕が染料1で染色されてしまう現象が観測された。
比較サンプル紙を用いた以外は実施例14と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.88と0.21であったが、反応漕が染料1で染色されてしまう現象が観測された。
比較サンプル紙を用いた以外は実施例15と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.83と0.26であったが、反応漕が染料1で染色されてしまう現象が観測された。
比較サンプル紙を用いた以外は実施例16と同様の方法で評価を行った。ΔODおよびSDはそれぞれ0.86と0.33であったが、反応漕が染料1で染色されてしまう現象が観測された。
A:SD値が0.05未満
B:SD値が0.05以上、0.1未満
C:SD値が0.1以上、0.2未満
D:SD値が0.2以上
Claims (23)
- 前記A 1 から前記A 5 の少なくともいずれか1つはNO 2 、SO 2 NH 2 、CF 3 、CN、COOH、またはCOORのいずれかであり、その他は水素原子であり、前記Rは、炭素数1以上3以下の炭化水素基であることを特徴とする請求項4に記載の染料粒子複合体。
- 前記A6はNO2、SO2NH2、CF3、CN、COOH、またはCOORのいずれかであり、Rは、炭素数1以上3以下の炭化水素基であることを特徴とする請求項6に記載の染料粒子複合体。
- 前記A6が、COOH、COOCH3、及びCNからなる群より選択される少なくとも1種であることを特徴とする、請求項6または7に記載の染料粒子複合体。
- 前記正帯電性の粒子を水性溶剤に分散した分散液と、染料を水性溶剤に溶解した水溶液を混合する工程を含む、請求項4乃至9のいずれか1項に記載の染料粒子複合体の製造方法。
- 請求項4乃至9のいずれか1項に記載の染料粒子複合体と基材とを含む過酸化水素検出用構造体。
- 生体サンプル中に含まれる過酸化水素の検出方法であって、
染料粒子複合体が基材に塗布された過酸化水素検出用構造体に、生体サンプルを接触させる工程、および前記構造体に前記生体サンプルを接触させた後、前記染料粒子複合体を前記基材に塗布した領域の染料粒子複合体の発色量を測定する工程と、を有し、
前記染料粒子複合体が、粒子と、前記粒子の表層に吸着した染料とを含み、
前記粒子が正帯電性の粒子であり、
前記染料が下記構造式1で表される構造を有することを特徴とする過酸化水素の検出方法。
(ただし、構造式1中R1、R2はそれぞれ独立に水素原子または末端にベンゼン環を有してもよい炭素数が1から8の炭化水素鎖のいずれかであり、R3,R4は、それぞれ独立に、カルボキシ基、スルホ基、またはリン酸基であり、A1からA5はσ値が正の置換基を示し、nは1以上5以下の整数である。) - 前記A 1 から前記A 5 の少なくともいずれか1つはNO 2 、SO 2 NH 2 、CF 3 、CN、COOH、またはCOORのいずれかであり、その他は水素原子であり、前記Rは、炭素数1以上3以下の炭化水素基であることを特徴とする請求項12に記載の過酸化水素の検出方法。
- 生体サンプル中に含まれる代謝物の検出方法であって、
生体サンプルに、検出対象である代謝物を基質として過酸化水素を発生する酵素を加える工程と、染料粒子複合体が基材に塗布された過酸化水素検出用構造体に、前記生体サンプルを接触させる工程と、および前記構造体に前記生体サンプルを接触させた後、前記染料粒子複合体を前記基材に塗布した領域の染料粒子複合体の発色量を測定する工程と、を有し、
前記染料粒子複合体が、粒子と、前記粒子の表層に吸着した染料とを含み、
前記粒子が正帯電性の粒子であり、
前記染料が下記構造式1で表される構造を有することを特徴とする代謝物の検出方法。
(ただし、構造式1中R1、R2はそれぞれ独立に水素原子または末端にベンゼン環を有してもよい炭素数が1から8の炭化水素鎖のいずれかであり、R3,R4は、それぞれ独立に、カルボキシ基、スルホ基、またはリン酸基であり、A1からA5はσ値が正の置換基を示し、nは1以上5以下の整数である。) - 生体サンプル中に含まれる代謝物の検出方法であって、
基材と、染料粒子複合体と、検出対象とする代謝物を基質として過酸化水素を発生する酵素を含有する過酸化水素検出用構造体に前記生体サンプルを接触させる工程と、前記構造体に前記生体サンプルを接触させた後、前記染料粒子複合体を前記基材に塗布した領域の染料粒子複合体の発色量を測定する工程と、を有し、
前記染料粒子複合体が、粒子と、該粒子の表層に吸着した染料とを含み、
前記粒子が正帯電性の粒子であり、
前記染料が下記構造式1で表される構造を有することを特徴とする代謝物の検出方法。
(ただし、構造式1中R1、R2はそれぞれ独立に水素原子または末端にベンゼン環を有してもよい炭素数が1から8の炭化水素鎖のいずれかであり、R3,R4は、それぞれ独立に、カルボキシ基、スルホ基、またはリン酸基であり、A1からA5はσ値が正の置換基を示し、nは1以上5以下の整数である。) - 前記A 1 から前記A 5 の少なくともいずれか1つはNO 2 、SO 2 NH 2 、CF 3 、CN、COOH、またはCOORのいずれかであり、その他は水素原子であり、前記Rは、炭素数1以上3以下の炭化水素基であることを特徴とする請求項14または15に記載の代謝物の検出方法。
- 生体サンプル中に含まれる代謝物の検出キットであって、
前記検出キットが、基材と、染料粒子複合体と、検出対象とする代謝物を基質として過酸化水素を発生する酵素を含有する過酸化水素検出用構造体を含み、
前記染料粒子複合体が、粒子と、前記粒子の表層に吸着した染料とを含み、
前記粒子が正帯電性の粒子であり、
前記染料が下記構造式1で表される構造を有することを特徴とする検出キット。
(ただし、構造式1中R1、R2はそれぞれ独立に水素原子または末端にベンゼン環を有してもよい炭素数が1から8の炭化水素鎖のいずれかであり、R3,R4は、それぞれ独立に、カルボキシ基、スルホ基、またはリン酸基であり、A1からA5はσ値が正の置換基を示し、nは1以上5以下の整数である。) - 前記A 1 から前記A 5 の少なくともいずれか1つはNO 2 、SO 2 NH 2 、CF 3 、CN、COOH、またはCOORのいずれかであり、その他は水素原子であり、前記Rは、炭素数1以上3以下の炭化水素基であることを特徴とする請求項17または18に記載の検出キット。
- 生体サンプルを前記構造体に接触させるための別体の容器を備えることを特徴とする、請求項17乃至19のいずれか1項に記載の検出キット。
- 生体サンプル中に含まれる代謝物の検出キットであって、
前記キットが、基材と染料粒子複合体を含有する過酸化水素検出用構造体、および前記代謝物を基質として過酸化水素を発生する酵素、又は前記酵素の水溶液が内包されている別体の容器を備え、
前記染料粒子複合体が、粒子と、前記粒子の表層に吸着した染料とを含み、
前記粒子が正帯電性の粒子であり、
前記染料が下記構造式1で表される構造を有することを特徴とする検出キット。
(ただし、構造式1中R1、R2はそれぞれ独立に水素原子または末端にベンゼン環を有してもよい炭素数が1から8の炭化水素鎖のいずれかであり、R3,R4は、それぞれ独立に、カルボキシ基、スルホ基、またはリン酸基であり、A1からA5はσ値が正の置換基を示し、nは1以上5以下の整数である。) - 前記A 1 から前記A 5 の少なくともいずれか1つはNO 2 、SO 2 NH 2 、CF 3 、CN、COOH、またはCOORのいずれかであり、その他は水素原子であり、前記Rは、炭素数1以上3以下の炭化水素基であることを特徴とする請求項21に記載の検出キット。
- 過酸化水素または代謝物の量または濃度に応じた構造体の色変化をみるための、色相、明度または彩度を表す色見本を備えることを特徴とする、請求項17乃至22のいずれか1項に記載の検出キット。
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