JP7300933B2 - キャップ - Google Patents
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Description
上側当接面および下側当接面が、口部における上端開口縁と係止突部の下端部とを上下方向に挟み込むことから、容器本体ごとで口部の上下方向の寸法にばらつきがあっても、このばらつきを吸収して、キャップを口部に安定して装着することができる。
前述のように、周壁部の下端開口を通過したシャワー水が、口部の上端開口縁に到達するのを抑制することが可能になることから、このシャワー水が、リーク検査用孔を通して、蓋体と天壁部の上面との間の密封空間に進入するのを防ぐことができる。
本実施形態のキャップ1は、図1に示されるように、容器本体Wの口部W1に装着される有頂筒状のキャップ本体11と、キャップ本体11の天壁部12を開閉する蓋体13と、を備えている。
蓋体13は、キャップ本体11の周壁部36にヒンジ部21を介して連結されている。蓋体13、キャップ本体11、およびヒンジ部21は一体に形成されている。
なお、天壁部12に、装着部16、注出筒17、および環状突部18を形成しなくてもよい。装着部16は、キャップ本体11の周壁部36に形成されてもよい。
装着部16は、天壁部12の上面の外周縁部から上方に向けて突出している。装着部16は、周方向の全長にわたって連続して延びている。装着部16の上端部は、注出筒17の上端部より下方に位置している。装着部16には、径方向の外側に向けて突出した外側係止突部が形成されている。
環状突部18は、天壁部12の上面における注出孔15と装着部16との間の中央部から上方に向けて突出している。環状突部18、および装着部16それぞれの上端部は、上下方向の同等の位置に位置している。
空気置換孔33eは、第1筒体33aにおいて、上下方向から見て、径方向のうちのヒンジ部21側に位置する後部分に設けられている。連絡孔33dは、第1筒体33aにおいて、上下方向から見て、後部分と径方向で対向する前部分に設けられている。空気置換孔33eの上端部は、連絡孔33dの上端部より上方に位置している。図示の例では、空気置換孔33eの全体が、連絡孔33dの上端部より上方に位置している。
上孔22aの径方向の大きさは、下孔22bの径方向の大きさより大きくなっている。上孔22aの周方向の大きさは、下孔22bの周方向の大きさより小さくなっている。上孔22aは、下孔22bの周方向の中央部に開口している。
リーク検査用孔22の流路断面積は、後述の確認工程時に気体が通過する大きさであればよく、上孔22aの直径は、例えば約0.5mm~2mmとなっている。
なお、上側当接面32aの径方向の内端縁は、天壁部12の下面より下方に位置してもよいし、リーク検査用孔22より径方向の外側に位置してもよい。
蓋体13の周壁部24は、装着部16に着脱可能に外嵌されている。蓋体13の周壁部24の内周面に、装着部16の外側係止突部にアンダーカット嵌合するアンダーカット突部が形成されている。蓋体13の周壁部24は、装着部16の上端開口縁に、周方向の全長にわたって連続して当接している。蓋体13が装着部16に嵌合することによって、蓋体13と天壁部12の上面との間が開放可能に密封されている。
なお、外筒19の下端部の外周面を、環状突部18の内周面に当接、若しくは近接させる一方、外筒19の下端開口縁は、天壁部12の上面から上方に離間させる等、適宜変更してもよい。
なお、シール体14は、蓋体13と別体であってもよい。シール体14は、筒状に限らず例えば、中実の棒状、若しくはブロック状等であってもよい。シール体14の下端部を、天壁部12の上面、および外筒19の下端部に対して、上下方向の同等の位置、若しくは上方に位置させてもよい。
一方、注出孔15の内周面には、本シール外面部14aが着脱可能に密に嵌合された本シール内面部15aと、本シール内面部15aの下端部から下方に延び、かつ本シール内面部15aより内径が小さい仮シール内面部15bと、が形成されている。
そして、仮シール外面部14bは、本シール内面部15aに対する本シール外面部14aの嵌合と比べて、仮シール内面部15bに緩く嵌合している。
次に、蓋体13をヒンジ部21回りに回転させ、注出孔15内にシール体14を嵌合し、かつ蓋体13の周壁部24内に装着部16を嵌合して、図1に示されるようなキャップ1と同じ見た目の組立体を形成する(組立工程)。
そして、リーク検査用孔22を通して、蓋体13と天壁部12の上面との間の密封空間Xを負圧にし、注出孔15とシール体14との間の気体の流れ、並びに、蓋体13と装着部16との間の気体の流れそれぞれの有無を確認する(確認工程)。
以上の、成形工程、組立工程、および確認工程を経て、注出孔15とシール体14との間、並びに、蓋体13と装着部16との間にそれぞれ、気体の流れが無かったことが確認されることによって、キャップ1が得られる。
図示の例では、支持筒部27の上端開口縁は、天壁部12の下面において、注出孔15と嵌合筒20との間に位置する部分を支持しており、支持筒部27の内側は、連絡孔33d、空気置換孔33e、および第1筒体33aの内側を通して、注出孔15の内周面とシール体14の外周面との境界部分に連通している。
載置台25に、第1連通路28、第2連通路29、および第3連通路30が形成されている。
第2連通路29は、載置台25の上面において、支持筒部27の内側に位置する部分に開口している。第2連通路29は、支持筒部27の内側、連絡孔33d、空気置換孔33e、および第1筒体33aの内側を通して、注出孔15の内周面とシール体14の外周面との境界部分に連通している。第2連通路29に、圧力計等の計測器が配設されている。
第3連通路30は、載置台25の上面において、支持筒部27の外側で、かつ載置台25に支持されている組立体の外部、つまり密閉空間Yに直接開口している。第3連通路30に、圧力計等の計測器が配設されている。
これに対し、シール体14が注出孔15をシールしている場合、このような気流が発生することが無いので、第2連通路29に配設された計測器の測定値が変動せず、シール体14が注出孔15をシールしていると判別できる。
これに対し、蓋体13と装着部16との間がシールされている場合、このような気流が発生することが無いので、第3連通路30に配設された計測器の測定値が変動せず、蓋体13と装着部16との間がシールされていると判別できる。
したがって、キャップ1が、例えば、高温の内容物が充填された容器本体Wの口部W1に装着された状態で、殺菌工程時等にシャワー水を浴びたときに、水が、キャップ本体11の周壁部36の下端開口を通して、周壁部36の内周面と、口部W1の外周面と、の間に進入しても、口部W1の上端開口縁W2に到達するのを防ぐことができる。
載置台25に第3連通路30を形成して、第3連通路30に計測器を配設したが、第3連通路30を載置台25に形成せず、計測器を密閉空間Yに配設してもよい。
11 キャップ本体
12 天壁部
13 蓋体
14 シール体
15 注出孔
16 装着部
20 嵌合筒
21 ヒンジ部
22 リーク検査用孔
31 下側突起
31a 下側当接面
32 上側突起
32a 上側当接面
36 周壁部
O キャップ軸
W 容器本体
W1 口部
W2 上端開口縁
W3 係止突部
X 密封空間
Claims (2)
- 内側に容器本体の口部が嵌合される周壁部、および内容物の注出孔が形成された天壁部を有する有頂筒状のキャップ本体と、
前記天壁部を開閉する蓋体と、を備えるキャップであって、
前記周壁部の内周面に、
前記口部の上端開口縁に当接する上側突起と、
前記口部の外周面に形成された係止突部に、この係止突部の下側から当接する下側突起と、が形成され、
前記上側突起は、下方を向き、かつ径方向の外側から内側に向かうに従い、上方に向けて延びる上側当接面を備え、
前記下側突起は、上方を向き、かつ径方向の外側から内側に向かうに従い、下方に向けて延びる下側当接面を備え、
前記天壁部と前記蓋体との間に配設され、前記注出孔内に着脱可能に嵌合されたシール体を備え、
前記キャップ本体に、前記注出孔より径方向の外側に配設された環状の装着部が形成され、
前記蓋体は、有頂筒状に形成されるとともに、前記装着部に着脱可能に嵌合され、
前記天壁部において、前記注出孔と前記装着部との間に位置する部分に、前記蓋体と前記天壁部の上面との間の密封空間に連通し、この密封空間を正圧、若しくは負圧にするためのリーク検査用孔が形成されている、キャップ。 - 前記天壁部に、前記口部内に密に嵌合する嵌合筒が形成されている、請求項1に記載のキャップ。
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