JP7301065B2 - 無線通信方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムに用いる無線通信方法及び装置に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格に基づく移動通信システムにおいて、超信頼性及び低遅延通信(URLLC:Ultra-Reliable and Low Latency Communications)サービスをサポートするための機能の一つとして、同一パケットの重複送信を行う重複送信(Packet Duplication)が導入されている。
3GPP技術仕様書 「TS38.300 V15.3.0」 2018年9月、インターネット<URL: http://www.3gpp.org/ftp//Specs/archive/38_series/38.300/38300-f30.zip>
第1の態様に係る無線通信方法は、移動通信システムに用いる無線通信方法であって、PDCPレイヤに対応するPDCPエンティティがパケットを生成することと、第1の送信エンティティが、前記パケットを送信することと、前記第1の送信エンティティが前記パケットの送信に失敗したことに基づいて、前記第1の送信エンティティが前記パケットを再送するとともに、前記第1の送信エンティティとは異なる第2の送信エンティティが前記パケットを送信することにより、前記第1及び第2の送信エンティティが同一の前記パケットの重複送信を行うことと、を含む。前記第1及び第2の送信エンティティは、前記PDCPレイヤよりも下位のレイヤに対応するエンティティである。
第2の態様に係る装置は、移動通信システムに用いる装置であって、PDCPレイヤに対応しており、パケットを生成するPDCPエンティティと、前記パケットを送信する第1の送信エンティティと、前記第1の送信エンティティとは異なる第2の送信エンティティとを備える。前記第1及び第2の送信エンティティは、前記PDCPレイヤよりも下位のレイヤに対応するエンティティである。前記第1の送信エンティティが前記パケットの送信に失敗したことに基づいて、前記第1の送信エンティティが前記パケットを再送するとともに、前記第2の送信エンティティが前記パケットを送信することにより、前記第1及び第2の送信エンティティが同一の前記パケットの重複送信を行う。
一実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。 一実施形態に係るユーザ装置の構成を示す図である。 一実施形態に係る基地局の構成を示す図である。 一実施形態に係るユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。 一実施形態に係る制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。 一実施形態に係る重複送信の第1の構成例を示す図である。 一実施形態に係る重複送信の第2の構成例を示す図である。 一実施形態に係る動作例1を示す図である。 一実施形態に係る動作例2を示す図である。 その他の実施形態に係る重複送信の構成例を示す図である。
重複送信は、通信の信頼性を高めることができるものの、送信に用いる無線リソースの使用量が、重複送信をしない場合に比べて倍増するため、無線リソースの利用効率を向上させる点において改善の余地があった。
そこで、本開示は、通信の信頼性を高めつつ、無線リソースの利用効率を向上させる。
図面を参照しながら、一実施形態に係る移動通信システムについて説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(移動通信システムの構成)
まず、一実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。図1は、一実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。この移動通信システムは、3GPP規格の第5世代(5G)システムに準拠する。以下において、5Gシステムを例に挙げて説明するが、移動通信システムにはLTE(Long Term Evolution)システムが少なくとも部分的に適用されてもよい。
図1に示すように、移動通信システムは、ユーザ装置(UE:User Equipment)100と、5Gの無線アクセスネットワーク(NG-RAN:Next Generation Radio Access Network)10と、5Gのコアネットワーク(5GC:5G Core Network)20とを有する。
UE100は、移動可能な装置である。UE100は、ユーザにより利用される装置であればどのような装置であっても構わないが、例えば、UE100は、携帯電話端末(スマートフォンを含む)やタブレット端末、ノートPC、通信モジュール(通信カード又はチップセットを含む)、センサ若しくはセンサに設けられる装置、車両若しくは車両に設けられる装置(Vehicle UE)、飛行体若しくは飛行体に設けられる装置(Aerial UE)である。
NG-RAN10は、基地局(5Gシステムにおいて「gNB」と呼ばれる)200を含む。gNB200は、基地局間インターフェイスであるXnインターフェイスを介して相互に接続される。gNB200は、1又は複数のセルを管理する。gNB200は、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。gNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータ(以下、単に「データ」という)のルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として用いられる。「セル」は、UE100との無線通信を行う機能又はリソースを示す用語としても用いられる。1つのセルは1つのキャリア周波数に属する。
なお、gNBがLTEのコアネットワークであるEPC(Evolved Packet Core)に接続することもできる。LTEの基地局が5GCに接続することもできる。LTEの基地局とgNBとが基地局間インターフェイスを介して接続されることもできる。
5GC20は、AMF(Access and Mobility Management Function)及びUPF(User Plane Function)300を含む。AMFは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う。AMFは、NAS(Non-Access Stratum)シグナリングを用いてUE100と通信することにより、UE100が在圏するトラッキングエリア(TA)の情報を管理する。トラッキングエリアは、複数のセルからなるエリアである。UPFは、データの転送制御を行う。AMF及びUPFは、基地局-コアネットワーク間インターフェイスであるNGインターフェイスを介してgNB200と接続される。
図2は、UE100(ユーザ装置)の構成を示す図である。
図2に示すように、UE100は、受信部110、送信部120、及び制御部130を備える。
受信部110は、制御部130の制御下で各種の受信を行う。受信部110は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部130に出力する。
送信部120は、制御部130の制御下で各種の送信を行う。送信部120は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部130が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
制御部130は、UE100における各種の制御を行う。制御部130は、少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンドプロセッサと、CPU(Central Processing Unit)と、を含んでもよい。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行う。
図3は、gNB200(基地局)の構成を示す図である。
図3に示すように、gNB200は、送信部210、受信部220、制御部230、及びバックホール通信部240を備える。
送信部210は、制御部230の制御下で各種の送信を行う。送信部210は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部230が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
受信部220は、制御部230の制御下で各種の受信を行う。受信部220は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部230に出力する。
制御部230は、gNB200における各種の制御を行う。制御部230は、少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンドプロセッサと、CPUと、を含んでもよい。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行う。
バックホール通信部240は、基地局間インターフェイスを介して隣接基地局と接続される。バックホール通信部240は、基地局-コアネットワーク間インターフェイスを介してAMF/UPF300と接続される。なお、gNBは、CU(Central Unit)とDU(Distributed Unit)とで構成され(すなわち、機能分割され)、両ユニット間はF1インターフェイスで接続されてもよい。
図4は、データを取り扱うユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
図4に示すように、ユーザプレーンの無線インターフェイスプロトコルは、物理(PHY)レイヤと、MAC(Medium Access Control)レイヤと、RLC(Radio Link Control)レイヤと、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤと、SDAP(Service Data Adaptation Protocol)レイヤとを有する。
PHYレイヤは、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100のPHYレイヤとgNB200のPHYレイヤとの間では、物理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
MACレイヤは、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセスプロシージャ等を行う。UE100のMACレイヤとgNB200のMACレイヤとの間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。gNB200のMACレイヤはスケジューラを含む。スケジューラは、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースブロックを決定する。
RLCレイヤは、MACレイヤ及びPHYレイヤの機能を利用してデータを受信側のRLCレイヤに伝送する。UE100のRLCレイヤとgNB200のRLCレイヤとの間では、論理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
PDCPレイヤは、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
SDAPレイヤは、コアネットワークがQoS制御を行う単位であるIPフローとAS(Access Stratum)がQoS制御を行う単位である無線ベアラとのマッピングを行う。なお、RANがEPCに接続される場合は、SDAPが無くてもよい。
図5は、シグナリング(制御信号)を取り扱う制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
図5に示すように、制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックは、図4に示したSDAPレイヤに代えて、RRC(Radio Resource Control)レイヤ及びNAS(Non-Access Stratum)レイヤを有する。
UE100のRRCレイヤとgNB200のRRCレイヤとの間では、各種設定のためのRRCシグナリングが伝送される。RRCレイヤは、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとgNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッドモードである。UE100のRRCとgNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がない場合、UE100はRRCアイドルモードである。
RRCレイヤの上位に位置するNASレイヤは、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。UE100のNASレイヤとAMF300のNASレイヤとの間では、NASシグナリングが伝送される。
なお、UE100は、無線インターフェイスのプロトコル以外にアプリケーションレイヤ等を有する。
(移動通信システムの動作)
次に、一実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。
(1)Packet Duplicationの概要
Packet Duplication(以下、重複送信と呼ぶ)の概要について説明する。以下において、同一のPDCPパケットを2つの独立した伝送パスを用いて二重で送信する一例について主として説明する。重複送信は、同一のPDCPパケットを3つ以上の独立した伝送パスを用いて3重以上の重複送信を行うものであってもよい。
図6は、重複送信の第1の構成例を示す図である。
図6に示すように、UE100及びgNB200のそれぞれは、SDAPレイヤに対応するSDAPエンティティ1と、PDCPレイヤに対応するPDCPエンティティ2と、RLCレイヤに対応するプライマリRLCエンティティ3A及びセカンダリRLCエンティティ3Bと、MACレイヤに対応するMACエンティティ4と、PHYレイヤに対応する複数のPHYエンティティ5A,5B,・・・とを有する。複数のPHYエンティティ5A,5B,・・・は、キャリアアグリゲーションにおける複数のキャリア(複数のセル)に対応して設けられる。
ここで、プライマリRLCエンティティ3Aは第1の送信エンティティの一例であり、セカンダリRLCエンティティ3Bは第2の送信エンティティの一例である。第1及び第2の送信エンティティは、PDCPレイヤよりも下位のレイヤに対応するエンティティである。
なお、3重以上の重複送信を行う場合、セカンダリRLCエンティティ3B(第2の送信エンティティ)は2つ以上存在してもよい。このような場合、第1の送信エンティティが複数のセカンダリRLCエンティティのうち1つであり、第2の送信エンティティが他のセカンダリRLCエンティティであってもよい。
これらのエンティティがUE100に設けられる場合(すなわち、上りリンクにおける重複送信)、UE100のプロセッサにより、各エンティティの機能が実現されてもよい。PDCPエンティティ2、プライマリRLCエンティティ3A、及びセカンダリRLCエンティティ3Bは、UE100に設けられる。
一方、これらのエンティティがgNB200に設けられる場合(すなわち、下りリンクにおける重複送信)、gNB200のプロセッサにより、各エンティティの機能が実現されてもよい。PDCPエンティティ2、プライマリRLCエンティティ3A、及びセカンダリRLCエンティティ3Bは、gNB200に設けられる。
gNB200のRRCエンティティ(図示省略)によって無線ベアラ用に重複送信が設定されると、重複して送信するPDCPパケット(PDCP PDU:PDCP Protocol Data Unit)を処理するために、セカンダリRLCエンティティ3B及びセカンダリ論理チャネルが無線ベアラに追加される。
重複送信では、同一のPDCP PDUを、プライマリRLCエンティティ3Aが送信するとともにセカンダリRLCエンティティ3Bが送信する。重複送信は、2つの独立した伝送パスにより信頼性を高め、レイテンシを短縮する。なお、PDCP制御PDUは重複送信されず、常にプライマリRLCエンティティ3Aにより送信されてもよい。
重複送信がアクティブ化されている場合、元のPDCP PDU及び対応する重複送信は、同じキャリア(同じセル)上で送信されないものとする。元のPDCP PDUを運ぶ論理チャネル及び対応する重複送信を運ぶ論理チャネルが同じキャリア(同じセル)上で送信されないことを保証するために、論理チャネルのマッピング制限がMACエンティティ4において用いられる。
一方のRLCエンティティ3がPDCP PDUの送達を確認すると、PDCPエンティティ2は、それを破棄するように他のRLCエンティティ3に指示する。セカンダリRLCエンティティ3BがPDCP PDUの最大再送回数に達すると、UE100はそれをgNB200に通知するが、RLF(Radio Link Failure)はトリガされない。
データ無線ベアラ(DRB)の重複送信を設定する場合、RRCエンティティは初期状態(アクティブ又は非アクティブのいずれか)も設定する。設定後、gNB200からUE100に送信されるMAC制御要素によって状態(アクティブ又は非アクティブのいずれか)を動的に制御できる。なお、重複送信がシグナリング無線ベアラ(SRB)用に設定されている場合、状態は常にアクティブであってもよい。
図7は、重複送信の第2の構成例を示す図である。第2の例は、デュアルコネクティビティ(DC)において重複送信が適用される例である。
図7に示すように、DCの場合、PDCPエンティティ2及びプライマリRLCエンティティ3AがマスタgNB200A(第1の基地局)に設けられるとともに、セカンダリRLCエンティティ3BがセカンダリgNB200B(第2の基地局)に設けられる。また、マスタgNB200AのMACエンティティ4AとセカンダリgNB200BのMACエンティティ4Bとが別々に設けられる。セカンダリgNB200Bには、複数のキャリア(複数のセル)に対応する複数のPHYエンティティ5a,5b,・・・が設けられる。また、DCの場合、UE100において、マスタgNB200Aに対応するMACエンティティとセカンダリgNB200Bに対応するMACエンティティとが別々に設けられる(図示省略)。
このように、重複送信(Packet Duplication)によれば、同一のPDCPパケットを2つの独立した伝送パスで重複して送信することにより、通信の信頼性を高めることができる。一方で、送信に用いる無線リソースの使用量が重複送信をしない場合に比べて倍増するため、無線リソースの利用効率を向上させる点において改善の余地がある。
一実施形態において、以下に説明する方法により、通信の信頼性を高めつつ、無線リソースの利用効率を向上させる。
一実施形態に係る無線通信方法では、PDCPレイヤに対応するPDCPエンティティ2がPDCPパケットを生成し、プライマリRLCエンティティ3Aが当該PDCPパケットを送信する。プライマリRLCエンティティ3AがPDCPパケットの送信に失敗したことに基づいて、プライマリRLCエンティティ3Aが当該PDCPパケットを再送するとともに、セカンダリRLCエンティティ3Bが当該PDCPパケットを送信することにより、プライマリRLCエンティティ3A及びセカンダリRLCエンティティ3Bが同一のPDCPパケットの重複送信を行う。このような動作は、重複送信が設定及びアクティブ化されており、且つ本動作を行うことがRRCエンティティ等により設定されている場合に限り行われてもよい。
ここで、プライマリRLCエンティティ3Aは、第1のキャリア(第1の搬送波)に対応する伝送パスを介してPDCPパケットを受信側に送信する。セカンダリRLCエンティティ3Bは、第1のキャリアとは異なる第2のキャリア(第2の搬送波)に対応する伝送パスを介して当該PDCPパケットを当該受信側に送信する。
このように、重複送信がアクティブ化されていても、少なくとも1回プライマリRLCエンティティ3AがPDCPパケットの送信に失敗するまでは、プライマリRLCエンティティ3AのみがPDCPパケットを送信する。すなわち、セカンダリRLCエンティティ3Bは、プライマリRLCエンティティ3AがPDCPパケットの送信に成功している間は、PDCPパケットを送信しない。これにより、送信に用いる無線リソースを節約できる。
そして、少なくとも1回プライマリRLCエンティティ3AがPDCPパケットの送信に失敗すると、プライマリRLCエンティティ3Aが当該PDCPパケットの再送を行うとともに、セカンダリRLCエンティティ3Bが同一のPDCPパケットを送信する。つまり、少なくとも1回プライマリRLCエンティティ3AがPDCPパケットの送信に失敗したことをトリガとして重複送信が開始される。これにより、通信の信頼性を高めることができる。
よって、このような無線通信方法によれば、通信の信頼性を高めつつ、無線リソースの利用効率を向上させることができる。
(2)動作例1
図8は、動作例1を示す図である。
図8に示すように、ステップS101において、PDCPエンティティ2は、PDCP PDU(PDCPパケット)を生成し、生成されたPDCP PDUを保持する。
ステップS102において、PDCPエンティティ2は、ステップS101で生成されたPDCP PDUをプライマリRLCエンティティ3Aに提供する。なお、プライマリRLCエンティティ3Aは、当該PDCP PDUをRLC SDU(Service Data Unit)として受け取る。
ここで、PDCPエンティティ2は、重複送信がアクティブ化された場合であっても、プライマリRLCエンティティ3AにしかPDCP PDUを提供しない。換言すれば、PDCPエンティティ2は、重複送信がアクティブ化された場合であっても、プライマリRLCエンティティ3AにPDCP PDUを提供し、セカンダリRLCエンティティ3BにはPDCP PDUを提供しない。
ステップS103において、プライマリRLCエンティティ3Aは、PDCPエンティティ2から提供されたPDCP PDUを送信(初送)する。具体的には、プライマリRLCエンティティ3Aは、PDCP PDUに対応するRLC PDUをMACエンティティ4(図7の場合はMACエンティティ4A)に提供することにより当該PDCP PDUを送信する。
ステップS104において、プライマリRLCエンティティ3Aは、ステップS103で送信したPDCP PDUが送信成功したか(すなわち、受信側に送達されたか)否かを確認する。なお、PDCP PDUの送信に成功した場合とは、当該PDCP PDUに対応するRLC PDUのACK情報(肯定応答)をプライマリRLCエンティティ3Aが受信側から受信した場合をいう。一方、PDCP PDUの送信に失敗した場合とは、当該PDCP PDUに対応するRLC PDUのNACK情報(否定応答)をプライマリRLCエンティティ3Aが受信側から受信した場合、又は当該PDCP PDUに対応するRLC PDUのACK情報をプライマリRLCエンティティ3Aが受信側から受信しない場合をいう。
プライマリRLCエンティティ3AがPDCP PDUの送信に成功した場合(ステップS104:YES)、ステップS105において、プライマリRLCエンティティ3Aは、PDCP PDUの送信成功(ACK情報)をPDCPエンティティ2に通知する。当該ACK情報は、当該PDCP PDUのシーケンス番号を含んでいてもよい。PDCPエンティティ2は、当該ACK情報に応じて、ステップS101で保持したPDCP PDUを破棄する。
一方、プライマリRLCエンティティ3AがPDCP PDUの送信に失敗した場合(ステップS104:NO)、ステップS106において、プライマリRLCエンティティ3Aは、PDCP PDUの送信失敗(NACK情報)をPDCPエンティティ2に通知する。当該NACK情報は、当該PDCP PDUのシーケンス番号を含んでいてもよい。
ステップS107において、PDCPエンティティ2は、プライマリRLCエンティティ3Aから通知されたNACK情報に応じて、ステップS101で保持したPDCP PDUをセカンダリRLCエンティティに提供する。
ステップS108において、プライマリRLCエンティティ3Aは、送信失敗したPDCP PDUの再送を行う。また、セカンダリRLCエンティティは、PDCPエンティティ2から提供されたPDCP PDUを送信(初送)する。具体的には、セカンダリRLCエンティティ3Bは、PDCP PDUに対応するRLC PDUをMACエンティティ4(図7の場合はMACエンティティ4B)に提供することにより当該PDCP PDUを送信する。
よって、プライマリRLCエンティティ3Aの初送が失敗した場合(すなわち、プライマリRLCエンティティ3Aが再送を行う場合)、セカンダリRLCエンティティ3Bが同一PDCP PDUを送信する。すなわち、プライマリRLCエンティティ3Aの再送時点から、重複送信状態となる。
動作例1において、プライマリRLCエンティティ3Aが送信に1回失敗した場合に重複送信を行っているが、このような動作に限定されない。プライマリRLCエンティティ3AがPDCP PDUの送信に失敗した回数をPDCPエンティティ2又はプライマリRLCエンティティ3Aがカウントし、カウントされた回数が所定回数(例えば、3回)に達した場合に、重複送信を行ってもよい。なお、初送及び再送を含むトータルの送信回数をカウントすることに代えて、再送回数のみをカウントする構成としてもよい。
プライマリRLCエンティティ3Aがカウントを行う場合、送信失敗が所定回数に達した際にプライマリRLCエンティティ3AからPDCPエンティティ2へNACK情報を通知する。PDCPエンティティ2は、当該NACK情報に応じて、保持しているPDCP PDUをセカンダリRLCエンティティ3Bに提供する。
PDCPエンティティ2がカウントを行う場合、PDCPエンティティ2は、プライマリRLCエンティティ3AからNACK情報を受け取った回数をカウントする。PDCPエンティティ2は、当該NACK情報を受け取った回数が所定回数に達した際に、保持しているPDCP PDUをセカンダリRLCエンティティ3Bに提供する。
動作例1をUE100において実行する場合、所定回数は、gNB200からRRCメッセージによりUE100に設定されてもよい。RRCメッセージは、ユニキャストメッセージであってもよいし、ブロードキャストメッセージであってもよい。
さらに、動作例1において、プライマリRLCエンティティ3A及びセカンダリRLCエンティティ3Bが重複送信状態となった後、次のような動作を行ってもよい。具体的には、重複送信においてプライマリRLCエンティティ3AがPDCP PDUの再送に失敗し、且つセカンダリRLCエンティティ3BがPDCP PDUの送信に成功した場合、次のPDCP PDUをセカンダリRLCエンティティ3Bが送信してもよい。
すなわち、今回のPDCP PDUの初送は、プライマリRLCエンティティ3A及びセカンダリRLCエンティティ3Bのうち前回のPDCP PDUの送信に成功したRLCエンティティが行う。
例えば、プライマリRLCエンティティ3AでRLC再送が発生しており、セカンダリRLCエンティティ3Bで同一パケットの送信に成功した場合、次のパケットの初送はセカンダリRLCエンティティ3Bにて実施し、プライマリRLCエンティティ3Aは、セカンダリRLCエンティティ3Bにおける送信失敗に応じて同一パケットの送信を開始する。このような動作は、プライマリRLCエンティティ3A及びセカンダリRLCエンティティ3Bの役割が入れ替わるとみなすこともできるし、単に初送の伝送パスが変わるとみなすこともできる。
(3)動作例2
図9は、動作例2を示す図である。動作例1とは異なる動作を中心に動作例2について説明する。
図9に示すように、ステップS201において、PDCPエンティティ2は、PDCP PDU(PDCPパケット)を生成する。
ステップS202において、PDCPエンティティ2は、ステップS201で生成されたPDCP PDUをプライマリRLCエンティティ3A及びセカンダリRLCエンティティ3Bの両方に提供する。なお、プライマリRLCエンティティ3A及びセカンダリRLCエンティティ3Bは、当該PDCP PDUをRLC SDUとして受け取る。
ステップS203において、セカンダリRLCエンティティ3Bは、PDCPエンティティ2から提供されたPDCP PDUを保持する。セカンダリRLCエンティティ3Bは、重複送信がアクティブ化された場合であっても、PDCP PDUを送信せずに待機する。
ステップS204において、プライマリRLCエンティティ3Aは、PDCPエンティティ2から提供されたPDCP PDUを送信(初送)する。具体的には、プライマリRLCエンティティ3Aは、PDCP PDUに対応するRLC PDUをMACエンティティ4(図7の場合はMACエンティティ4A)に提供することにより当該PDCP PDUを送信する。
ステップS205において、プライマリRLCエンティティ3Aは、ステップS203で送信したPDCP PDUが送信成功したか(すなわち、受信側に送達したか)否かを確認する。
プライマリRLCエンティティ3AがPDCP PDUの送信に成功した場合(ステップS205:YES)、ステップS206において、プライマリRLCエンティティ3Aは、PDCP PDUの送信成功(ACK情報)をPDCPエンティティ2及びセカンダリRLCエンティティ3Bに通知する。当該ACK情報は、当該PDCP PDUのシーケンス番号を含んでいてもよい。セカンダリRLCエンティティ3Bは、当該ACK情報に応じて、ステップS203で保持したPDCP PDUを破棄する。或いは、セカンダリRLCエンティティ3Bは、タイマが満了した場合に、当該PDCP PDU(RLC SDU)を破棄するとしてもよい。セカンダリRLCエンティティ3Bは、プライマリRLCエンティティ3Aから明示的なACK情報を通知されなくとも、タイマが満了した場合に、当該PDCP PDU(RLC SDU)を破棄するとしてもよい。当該タイマは、セカンダリRLCエンティティ3Bが当該PDCP PDUを受け取った際にスタートされてもよい。
一方、プライマリRLCエンティティ3AがPDCP PDUの送信に失敗した場合(ステップS205:NO)、ステップS207において、プライマリRLCエンティティ3Aは、PDCP PDUの送信失敗(NACK情報)をセカンダリRLCエンティティ3B(及びPDCPエンティティ2)に通知する。当該NACK情報は、当該PDCP PDUのシーケンス番号を含んでいてもよい。
ステップS208において、プライマリRLCエンティティ3Aは、送信失敗したPDCP PDUの再送を行う。また、セカンダリRLCエンティティは、プライマリRLCエンティティ3Aから通知されたNACK情報に応じて、ステップS203で保持したPDCP PDUを送信(初送)する。よって、プライマリRLCエンティティ3Aの初送が失敗した場合(すなわち、プライマリRLCエンティティ3Aが再送を行う場合)、セカンダリRLCエンティティ3Bが同一PDCP PDUを送信する。すなわち、プライマリRLCエンティティ3Aの再送時点から、重複送信状態となる。
動作例2において、プライマリRLCエンティティ3Aが送信に1回失敗した場合に重複送信を行っているが、このような動作に限定されない。プライマリRLCエンティティ3AがPDCP PDUの送信に失敗した回数をプライマリRLCエンティティ3A又はセカンダリRLCエンティティ3Bがカウントし、カウントされた回数が所定回数(例えば、3回)に達した場合に、重複送信を行ってもよい。なお、初送及び再送を含むトータルの送信回数をカウントすることに代えて、再送回数のみをカウントする構成としてもよい。
プライマリRLCエンティティ3Aがカウントを行う場合、送信失敗が所定回数に達した際にプライマリRLCエンティティ3AからセカンダリRLCエンティティ3BへNACK情報を通知する。
セカンダリRLCエンティティ3Bがカウントを行う場合、セカンダリRLCエンティティ3Bは、プライマリRLCエンティティ3AからNACK情報を受け取った回数をカウントする。セカンダリRLCエンティティ3Bは、当該NACK情報を受け取った回数が所定回数に達した際に、保持しているPDCP PDUを送信する。
動作例2をUE100において実行する場合、所定回数は、gNB200からRRCメッセージによりUE100に設定されてもよい。RRCメッセージは、ユニキャストメッセージであってもよいし、ブロードキャストメッセージであってもよい。
さらに、動作例2において、プライマリRLCエンティティ3A及びセカンダリRLCエンティティ3Bが重複送信状態となった後、次のような動作を行ってもよい。具体的には、重複送信においてプライマリRLCエンティティ3AがPDCP PDUの再送に失敗し、且つセカンダリRLCエンティティ3BがPDCP PDUの送信に成功した場合、次のPDCP PDUをセカンダリRLCエンティティ3Bが送信してもよい。すなわち、今回のPDCP PDUの初送は、プライマリRLCエンティティ3A及びセカンダリRLCエンティティ3Bのうち前回のPDCP PDUの送信に成功したRLCエンティティが行う。
(その他の実施形態)
上述した実施形態において、第1の送信エンティティがプライマリRLCエンティティ3Aであり、第2の送信エンティティがセカンダリRLCエンティティ3Bである一例について主として説明した。しかしながら、図10に示すように、3重以上の重複送信を行う場合において、3つ以上のRLCエンティティ3A,3B,3C,・・・のうち任意の2つを第1及び第2の送信エンティティとして用いてもよいし、第1の送信エンティティ及び/又は第2の送信エンティティとして用いるRLCエンティティを適宜切替えてもよい。
また、上述した実施形態に係る動作を複数のセカンダリRLCエンティティ3B,3C,・・・内においてのみ適用する構成としてもよい。このような構成において、例えば、第1のセカンダリRLCエンティティ3Bは第1の送信エンティティに相当し、第2のセカンダリRLCエンティティ3Cは第2の送信エンティティに相当する。
また、図10に示すように、3重以上の重複送信を行う場合において、プライマリRLCエンティティ3Aと第1のセカンダリRLCエンティティ3Bとが常に重複送信を行ってもよい。そして、この重複送信におけるACK情報/NACK情報の状況に応じて、第2のセカンダリRLCエンティティ3Cが重複送信を行うという構成であってもよい。
例えば、プライマリRLCエンティティ3Aと第1のセカンダリRLCエンティティ3Bとの重複送信において、プライマリRLCエンティティ3A及び第1のセカンダリRLCエンティティ3Bの両方が送信に失敗した(NACK情報を受信した)場合に、プライマリRLCエンティティ3A及び第1のセカンダリRLCエンティティ3Bがパケット再送を行うとともに、第2のセカンダリRLCエンティティ3Cが同一パケットの送信を行う。このような構成において、プライマリRLCエンティティ3A又は第1のセカンダリRLCエンティティ3Bは第1の送信エンティティに相当し、第2のセカンダリRLCエンティティ3Cは第2の送信エンティティに相当する。
或いは、第1及び第2の送信エンティティは、RLCレイヤとは異なるレイヤのエンティティであってもよい。例えば、第1の送信エンティティは第1のMACエンティティであり、第2の送信エンティティは第2のMACエンティティであってもよい。第1の送信エンティティはMACエンティティ内の第1のMACサブエンティティであり、第2の送信エンティティは同一MACエンティティ内の第2のMAサブCエンティティであってもよい。
このような構成において、MAC SDUからMAC PDUを生成する多重化処理の際にMAC SDUを保持するとともに、第1のMAC(サブ)エンティティが送信を行い、第1のMAC(サブ)エンティティが送信に失敗した(すなわち、HARQ NACK情報が返ってきた)ときに、保持していたMAC SDUを第2のMAC(サブ)エンティティが送信してもよい。
或いは、第1の送信エンティティは第1のPHYエンティティであり、第2の送信エンティティは第2のPHYエンティティであってもよい。第1のPHYエンティティに対応するセルがアクティブ、第2のPHYエンティティに対応するセルが非アクティブとみなし、第1のPHYエンティティが送信を行い、第1のPHYエンティティが送信に失敗したときに第2のPHYエンティティが送信を行ってもよい。
なお、UE100又はgNB200が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROMやDVD-ROM等の記録媒体であってもよい。
また、UE100又はgNB200が行う各処理を実行する回路を集積化し、UE100又はgNB200の少なくとも一部を半導体集積回路(チップセット、SoC)として構成してもよい。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
本願は、日本国特許出願第2018-204504号(2018年10月30日出願)の優先権を主張し、その内容の全てが本願明細書に組み込まれている。

Claims (11)

  1. 移動通信システムに用いる無線通信方法であって、
    PDCPレイヤに対応するPDCPエンティティがパケットを生成することと、
    第1の送信エンティティが、前記パケットを送信することと、
    前記第1の送信エンティティが前記パケットの送信に失敗したことに基づいて、前記第1の送信エンティティが前記パケットを再送するとともに、前記第1の送信エンティティとは異なる第2の送信エンティティが前記パケットを送信することにより、前記第1及び第2の送信エンティティが同一の前記パケットの重複送信を行うことと、を含み、
    前記第1及び第2の送信エンティティは、前記PDCPレイヤよりも下位のレイヤに対応するエンティティであり、
    前記PDCPエンティティが、前記生成されたパケットを前記第1及び第2の送信エンティティの両方に提供することと、
    前記第2の送信エンティティが、前記PDCPエンティティから提供された前記パケットを保持することと、をさらに含み、
    前記重複送信することにおいて、
    前記第1の送信エンティティは、前記パケットの送信に失敗したことに応じて、送信に失敗した前記パケットのシーケンス番号を含むNACK情報を前記第2の送信エンティティに通知し、
    前記第2の送信エンティティは、前記NACK情報に応じて、前記保持されたパケットを送信する
    無線通信方法。
  2. 前記第1の送信エンティティは、第1のキャリアに対応する伝送パスを介して前記パケットを受信側に送信し、
    前記第2の送信エンティティは、前記第1のキャリアとは異なる第2のキャリアに対応する伝送パスを介して前記パケットを前記受信側に送信する
    請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 前記第1及び第2の送信エンティティは、RLCレイヤに対応するエンティティである
    請求項1に記載の無線通信方法。
  4. 前記第1の送信エンティティが、送信に成功した前記パケットのシーケンス番号を含むACK情報を前記第2の送信エンティティに通知することと、
    前記第2の送信エンティティが、前記ACK情報の通知に応じて、前記保持されたパケットを破棄することと、をさらに含む
    請求項1に記載の無線通信方法。
  5. 前記第2の送信エンティティが、前記パケットを保持した際にタイマを開始することと、
    前記第2の送信エンティティが、前記タイマが満了したことに応じて、前記保持されたパケットを破棄することと、をさらに含む、
    請求項1に記載の無線通信方法。
  6. 前記第1の送信エンティティが前記パケットの送信に失敗した回数をカウントすることをさらに含み、
    前記重複送信することにおいて、前記回数が所定回数に達した場合に、前記重複送信を行う
    請求項1に記載の無線通信方法。
  7. 前記重複送信することにおいて前記第1の送信エンティティが前記パケットの再送に失敗し且つ前記第2の送信エンティティが前記パケットの送信に成功した場合に、次のパケットを前記第2の送信エンティティが送信することをさらに含む
    請求項1に記載の無線通信方法。
  8. 前記PDCPエンティティと前記第1及び第2の送信エンティティとが1つのユーザ装置に設けられる
    請求項1に記載の無線通信方法。
  9. 前記PDCPエンティティと前記第1及び第2の送信エンティティとが1つの基地局に設けられる
    請求項1に記載の無線通信方法。
  10. 前記PDCPエンティティと前記第1の送信エンティティとが第1の基地局に設けられるとともに、前記第2の送信エンティティが前記第1の基地局とは異なる第2の基地局に設けられる
    請求項1に記載の無線通信方法。
  11. 移動通信システムに用いる装置であって、
    PDCPレイヤに対応しており、パケットを生成するPDCPエンティティと、
    前記パケットを送信する第1の送信エンティティと、
    前記第1の送信エンティティとは異なる第2の送信エンティティと、を備え、
    前記第1及び第2の送信エンティティは、前記PDCPレイヤよりも下位のレイヤに対応するエンティティであり、
    前記第1の送信エンティティが前記パケットの送信に失敗したことに基づいて、前記第1の送信エンティティが前記パケットを再送するとともに、前記第2の送信エンティティが前記パケットを送信することにより、前記第1及び第2の送信エンティティが同一の前記パケットの重複送信を行い、
    前記PDCPエンティティが、前記生成されたパケットを前記第1及び第2の送信エンティティの両方に提供し、
    前記第2の送信エンティティが、前記PDCPエンティティから提供された前記パケットを保持し、
    前記重複送信することにおいて、
    前記第1の送信エンティティは、前記パケットの送信に失敗したことに応じて、送信に失敗した前記パケットのシーケンス番号を含むNACK情報を前記第2の送信エンティティに通知し、
    前記第2の送信エンティティは、前記NACK情報に応じて、前記保持されたパケットを送信する
    装置。
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