JP7301656B2 - 燃料ノズルおよびガスタービンエンジン - Google Patents
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Description
以下、本開示の第1実施形態に係る燃料ノズル100について、図面を参照して説明する。図1は、本開示の第1実施形態に係る燃料ノズル100を示す縦断面図である。図2は、図1に示す筒部20、ガイド部30、およびフランジ部(拡径部)40を示す縦断面図である。図3は、図1に示す燃料ノズル100のA-A矢視断面である。図4は、図1に示す燃料ノズル100の部分断面図である。図5は、図2に示す燃料ノズル100を軸線Xに沿って燃焼室CC側からみた正面図である。
本実施形態の燃料ノズル100によれば、ガイド部30により旋回器50を通過して旋回力が付与された燃焼用空気CAが、第1ノズル部10が第1液体燃料を噴射する噴射領域JAを取り囲む開口部31へ案内され、開口部31から燃焼室CCへ噴出する。旋回力が付与されて開口部31に収束した燃焼用空気CAにより、第1ノズル部10から噴射された第1液体燃料が逆流して噴射孔11の近傍に付着することが抑制され、噴射孔11の近傍にカーボンが堆積することを抑制することができる。
貫通穴32,33から噴出する燃焼用空気CAに軸線X回りに旋回する旋回力が付与されるため、ガイド部30の燃焼室CC側の外周面に付着するカーボンをより確実に除去することができる。
次に、本開示の第2実施形態に係る燃料ノズル100Aについて説明する。本実施形態は、第1実施形態の変形例であり、以下で特に説明する場合を除き、第1実施形態と同様であるものとし、以下での説明を省略する。
次に、本開示の第3実施形態に係る燃料ノズル100Bについて説明する。本実施形態は、第1実施形態および第2実施形態の変形例であり、以下で特に説明する場合を除き、第1実施形態と同様であるものとし、以下での説明を省略する。
以上の説明において、燃料ノズル100,100A,100B,100Cを構成する各部は、それぞれ独立した部品を組み合わせたものとしてもよい。また、燃料ノズル100,100A,100B,100Cを構成する各部を、単一または複数の材料(金属材料等)により一体に形成してもよい。単一または複数の材料により一体に形成する場合、金属材料を積層して三次元形状を積層造形する3Dプリンタを用いた付加製造(Additive Manufacturing)を採用してもよい。
本開示に係る燃料ノズル(100)は、軸線(X)に沿って配置されるとともに第1液体燃料を噴射孔(11)から燃焼室(CC)へ向けて噴射して微粒化させる圧力噴射型の第1ノズル部(10)と、軸線(X)に沿って筒状に形成されるとともに第1ノズル部(10)の外周側に配置され、第1ノズル部(10)との間に燃焼用空気を流通させる空気流路(AP)を形成する筒部(20)と、空気流路(AP)に配置されるとともに空気流路(AP)を流通する燃焼用空気が軸線(X)回りに旋回する旋回力を付与する旋回器(50)と、旋回器(50)を通過した燃焼用空気(CA)を前記第1ノズル部(10)が第1液体燃料を噴射する噴射領域(JA)を取り囲む開口部(31)へ案内するガイド部(30)と、軸線(X)に沿って筒状に形成されるとともに筒部(20)の外周側に配置され、筒部(20)との間に微粒化した第2液体燃料と燃焼用空気とを混合させた混合気を流通させる第2ノズル部(60)と、を備え、ガイド部(30)は、ガイド部(30)により噴射領域(JA)へ案内される燃焼用空気の一部を、開口部(31)を通過させることなく燃焼室(CC)へ直接的に導く空気流通機構(32,33)を有する。
凸形状の外周面(30a)を有するガイド部(30)は、開口部31から離れるほど開口部31から噴出する燃焼用空気(CA)が流通しない状態となり、燃料の付着等によるカーボンの堆積の可能性が高まる。本開示に係る燃料ノズル(100)によれば、ガイド部(30)が空気流通機構(32,33)を有するため、凸形状の外周面(30a)を有する場合であっても、ガイド部(30)の表面にカーボンが堆積することを確実に抑制することができる。
空気流通機構(32,33)から噴出する燃焼用空気(CA)に軸線(X)回りに旋回する旋回力が付与されるため、ガイド部(30)の燃焼室(CC)側の外周面に付着するカーボンをより確実に除去することができる。
本開示に係る燃料ノズル(100)によれば、燃焼用空気(CA)を通過させない構造体を用いて燃焼用空気(CA)を確実に開口部31へ導くとともに、構造体に形成された貫通穴(32,33)を介して、燃焼用空気(CA)の一部を燃焼室(CC)へ直接的に導くことができる。
本開示に係る燃料ノズル(100A)によれば、空気流通孔(34)が一様に形成された多孔質構造体を採用することにより、多孔質構造体に形成された空気流通孔(34)を介して、燃焼用空気(CA)の一部を燃焼室(CC)へ直接的に導くことができる。
本開示に係る燃料ノズル(100)によれば、軸線(X)回りの周方向に沿って間隔を空けて配置された複数の旋回羽根(51)により、通過する燃焼用空気(CA)に軸線(X)回りに旋回する旋回力を付与することができる。
本開示に係る燃料ノズル(100B)によれば、軸線(X)回りの周方向に沿って間隔を空けて旋回穴(52)が形成された環状部材により、旋回穴(52)を通過する燃焼用空気(CA)に軸線(X)回りに旋回する旋回力を付与することができる。
本開示に係るガスタービンエンジンは、第1液体燃料および第2液体燃料を微粒化して燃焼させる燃料ノズル(100)を備える燃焼器と、燃焼器が第1液体燃料および第2液体燃料を燃焼させることにより生成された燃焼ガスにより駆動されるタービンと、を備える。
本開示によれば、ガイド部(30)により圧力噴霧型燃料ノズルの噴射領域(JA)を含む開口部(31)へ燃焼用空気(CA)を案内して噴射孔(11)の近傍にカーボンが堆積することを抑制し、かつガイド部(30)の表面にカーボンが堆積することを抑制することができる燃料ノズル(100)を備えたガスタービンエンジンを提供することができる。
11 噴射孔
20 筒部
30,30A ガイド部
30a 内周面
30b 外周面
31 開口部
32,33 貫通穴(空気流通機構)
34 空気流通孔
40 フランジ部(拡径部)
50,50A,50B 旋回器
51 旋回羽根
52 旋回穴
53 旋回力付与孔
60 第2ノズル部
100,100A,100B,100C 燃料ノズル
AP 空気流路
CA 燃焼用空気
CC 燃焼室
JA 噴射領域
MA 混合気
MP 混合気流路
OD1,OD2 外径
PA 領域
X 軸線
Claims (9)
- 軸線に沿って配置されるとともに第1液体燃料を噴射孔から燃焼室へ向けて噴射して微粒化させる圧力噴射型の第1ノズル部と、
前記軸線に沿って筒状に形成されるとともに前記第1ノズル部の外周側に配置され、前記第1ノズル部との間に燃焼用空気を流通させる空気流路を形成する筒部と、
前記空気流路に配置されるとともに前記空気流路を流通する燃焼用空気が前記軸線回りに旋回する旋回力を付与する旋回器と、
前記旋回器を通過した燃焼用空気を前記第1ノズル部が前記第1液体燃料を噴射する噴射領域を取り囲む開口部へ案内するガイド部と、
前記軸線に沿って筒状に形成されるとともに前記筒部の外周側に配置され、前記筒部との間に微粒化した第2液体燃料と燃焼用空気とを混合させた混合気を流通させる第2ノズル部と、を備え、
前記ガイド部は、前記ガイド部により前記開口部へ案内される燃焼用空気の一部を、前記開口部を通過させることなく前記ガイド部の前記燃焼室側の外周面へ直接的に導く空気流通機構を有する燃料ノズル。 - 前記ガイド部は、前記軸線に沿って前記開口部へ向けて外径が漸次縮小する凸形状の外周面を有する請求項1に記載の燃料ノズル。
- 軸線に沿って配置されるとともに第1液体燃料を噴射孔から燃焼室へ向けて噴射して微粒化させる圧力噴射型の第1ノズル部と、
前記軸線に沿って筒状に形成されるとともに前記第1ノズル部の外周側に配置され、前記第1ノズル部との間に燃焼用空気を流通させる空気流路を形成する筒部と、
前記空気流路に配置されるとともに前記空気流路を流通する燃焼用空気が前記軸線回りに旋回する旋回力を付与する旋回器と、
前記旋回器を通過した燃焼用空気を前記第1ノズル部が前記第1液体燃料を噴射する噴射領域を取り囲む開口部へ案内するガイド部と、
前記軸線に沿って筒状に形成されるとともに前記筒部の外周側に配置され、前記筒部との間に微粒化した第2液体燃料と燃焼用空気とを混合させた混合気を流通させる第2ノズル部と、を備え、
前記ガイド部は、前記ガイド部により前記噴射領域へ案内される燃焼用空気の一部を、前記開口部を通過させることなく前記燃焼室へ直接的に導く空気流通機構を有し、
前記空気流通機構は、前記燃焼室に導かれる燃焼用空気に前記軸線回りに旋回する旋回力を付与する燃料ノズル。 - 軸線に沿って配置されるとともに第1液体燃料を噴射孔から燃焼室へ向けて噴射して微粒化させる圧力噴射型の第1ノズル部と、
前記軸線に沿って筒状に形成されるとともに前記第1ノズル部の外周側に配置され、前記第1ノズル部との間に燃焼用空気を流通させる空気流路を形成する筒部と、
前記空気流路に配置されるとともに前記空気流路を流通する燃焼用空気が前記軸線回りに旋回する旋回力を付与する旋回器と、
前記旋回器を通過した燃焼用空気を前記第1ノズル部が前記第1液体燃料を噴射する噴射領域を取り囲む開口部へ案内するガイド部と、
前記軸線に沿って筒状に形成されるとともに前記筒部の外周側に配置され、前記筒部との間に微粒化した第2液体燃料と燃焼用空気とを混合させた混合気を流通させる第2ノズル部と、
前記筒部の前記燃焼室側の端部と、前記ガイド部の前記筒部側の端部とを連結するとともに前記第2ノズル部から前記燃焼室へ導かれる前記混合気を前記軸線から遠ざかる方向へ導くように前記燃焼室へ向けて外径が漸次拡大する拡径部と、を備え、
前記ガイド部は、前記ガイド部により前記噴射領域へ案内される燃焼用空気の一部を、前記開口部を通過させることなく前記燃焼室へ直接的に導く空気流通機構を有する燃料ノズル。 - 前記空気流通機構は、燃焼用空気を通過させない構造体の複数箇所に形成された貫通穴である請求項1から請求項4のいずれかに記載の燃料ノズル。
- 軸線に沿って配置されるとともに第1液体燃料を噴射孔から燃焼室へ向けて噴射して微粒化させる圧力噴射型の第1ノズル部と、
前記軸線に沿って筒状に形成されるとともに前記第1ノズル部の外周側に配置され、前記第1ノズル部との間に燃焼用空気を流通させる空気流路を形成する筒部と、
前記空気流路に配置されるとともに前記空気流路を流通する燃焼用空気が前記軸線回りに旋回する旋回力を付与する旋回器と、
前記旋回器を通過した燃焼用空気を前記第1ノズル部が前記第1液体燃料を噴射する噴射領域を取り囲む開口部へ案内するガイド部と、
前記軸線に沿って筒状に形成されるとともに前記筒部の外周側に配置され、前記筒部との間に微粒化した第2液体燃料と燃焼用空気とを混合させた混合気を流通させる第2ノズル部と、を備え、
前記ガイド部は、前記ガイド部により前記噴射領域へ案内される燃焼用空気の一部を、前記開口部を通過させることなく前記燃焼室へ直接的に導く空気流通機構を有し、
前記空気流通機構は、前記噴射領域へ案内される燃焼用空気の一部を前記燃焼室へ直接的に導く空気流通孔が一様に形成された多孔質構造体である燃料ノズル。 - 軸線に沿って配置されるとともに第1液体燃料を噴射孔から燃焼室へ向けて噴射して微粒化させる圧力噴射型の第1ノズル部と、
前記軸線に沿って筒状に形成されるとともに前記第1ノズル部の外周側に配置され、前記第1ノズル部との間に燃焼用空気を流通させる空気流路を形成する筒部と、
前記空気流路に配置されるとともに前記空気流路を流通する燃焼用空気が前記軸線回りに旋回する旋回力を付与する旋回器と、
前記旋回器を通過した燃焼用空気を前記第1ノズル部が前記第1液体燃料を噴射する噴射領域を取り囲む開口部へ案内するガイド部と、
前記軸線に沿って筒状に形成されるとともに前記筒部の外周側に配置され、前記筒部との間に微粒化した第2液体燃料と燃焼用空気とを混合させた混合気を流通させる第2ノズル部と、を備え、
前記ガイド部は、前記ガイド部により前記噴射領域へ案内される燃焼用空気の一部を、前記開口部を通過させることなく前記燃焼室へ直接的に導く空気流通機構を有し、
前記旋回器は、前記軸線回りの周方向に沿って間隔を空けて配置された複数の旋回羽根を備える燃料ノズル。 - 軸線に沿って配置されるとともに第1液体燃料を噴射孔から燃焼室へ向けて噴射して微粒化させる圧力噴射型の第1ノズル部と、
前記軸線に沿って筒状に形成されるとともに前記第1ノズル部の外周側に配置され、前記第1ノズル部との間に燃焼用空気を流通させる空気流路を形成する筒部と、
前記空気流路に配置されるとともに前記空気流路を流通する燃焼用空気が前記軸線回りに旋回する旋回力を付与する旋回器と、
前記旋回器を通過した燃焼用空気を前記第1ノズル部が前記第1液体燃料を噴射する噴射領域を取り囲む開口部へ案内するガイド部と、
前記軸線に沿って筒状に形成されるとともに前記筒部の外周側に配置され、前記筒部との間に微粒化した第2液体燃料と燃焼用空気とを混合させた混合気を流通させる第2ノズル部と、を備え、
前記ガイド部は、前記ガイド部により前記噴射領域へ案内される燃焼用空気の一部を、前記開口部を通過させることなく前記燃焼室へ直接的に導く空気流通機構を有し、
前記旋回器は、前記第1ノズル部の外周面と前記筒部の内周面との間に配置される環状部材であり、
前記環状部材には、前記軸線回りの周方向に沿って間隔を空けて配置された複数の旋回穴が形成されている燃料ノズル。 - 前記第1液体燃料および前記第2液体燃料を微粒化して燃焼させる請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の燃料ノズルを備える燃焼器と、
前記燃焼器が前記第1液体燃料および前記第2液体燃料を燃焼させることにより生成された燃焼ガスにより駆動されるタービンと、を備えるガスタービンエンジン。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2019136119A JP7301656B2 (ja) | 2019-07-24 | 2019-07-24 | 燃料ノズルおよびガスタービンエンジン |
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|---|---|---|---|
| JP2019136119A JP7301656B2 (ja) | 2019-07-24 | 2019-07-24 | 燃料ノズルおよびガスタービンエンジン |
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| JP2019136119A Active JP7301656B2 (ja) | 2019-07-24 | 2019-07-24 | 燃料ノズルおよびガスタービンエンジン |
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Citations (2)
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| JP2016095128A (ja) | 2014-11-11 | 2016-05-26 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 一体式液体蒸発器を備えた予混合ノズル |
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| JPS56117275U (ja) * | 1980-02-04 | 1981-09-08 |
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2019
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| JP2021021494A (ja) | 2021-02-18 |
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