JP7302980B2 - 発信機 - Google Patents
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Description
本発明は、押し釦スイッチを備えた本体の前面にカバープレートが配置され、カバープレートに押し込み操作により押し釦スイッチをオンする保護プレートと開閉自在な点検扉が設けられた発信機であって、
点検扉を開放位置及び閉鎖位置の各々で保持する開閉保持構造を、カバープレートに形成された扉開口部の上部内側両面と点検扉の上部両側面の後方へ形成された張出し部に備えたことを特徴とする。
点検扉は、
扉閉鎖時に扉開口部の上辺を本体の内側から閉鎖する延伸上端部を備え、
扉閉鎖時に扉開口部の上辺に対向する上端部が、左右両側端側が低い山形の傾斜面又は曲面に形成される。
点検扉の開閉保持構造は、
扉開口部の内側両面に、
点検扉を開閉自在に支持する軸部と、
点検扉を開放位置又は閉鎖位置に位置決めする位置決め突起と、
が形成され、
張出し部に、
軸部に回動可能に嵌合する軸受部と、
扉開口部の位置決め突起に点検扉の開放位置で嵌合する開放位置決め受け部と、
扉開口部の位置決め突起に点検扉の閉鎖位置で嵌合する閉鎖位置決め受け部と、
が形成される。
軸部は、先端部に軸受部が押し込まれる方向に傾斜したガイド面が形成され、
張出し部は、軸部を軸受部に押し込む方向に傾斜したガイド溝が形成される。
扉開口部の上部内側両面に形成された位置決め突起は、球状又は楕円球状に突出形状を有する。
扉開口部と点検扉との隙間から侵入浸入した水を排水する水抜き通路を、扉開口部の下部内側両面に備える。
本発明は、押し釦スイッチを備えた本体の前面にカバープレートが配置され、カバープレートに押し込みにより前記押し釦スイッチをオン操作する保護プレートと開閉自在な点検扉が設けられた発信機に於いて、点検扉を開放位置及び閉鎖位置の各々で保持する開閉保持構造を、カバープレートに形成された扉開口部と点検扉に設けたため、カバープレートと本体との嵌め合い構造による位置関係の影響を受けることがなく、カバープレートに形成された扉開口部側と点検扉側の開閉保持構造により高い寸法精度による開放位置と閉鎖位置に点検扉をガタ付くことなく保持することができ、点検扉のガタ付きによる輸送中の問題や設置状態での強い風による問題等が解消され、更に、点検員は点検時に点検扉を開いた位置に保持する必要がなく、点検作業を行い易くできる。
また、点検扉の開閉保持構造は、カバープレートに形成された扉開口部の上部内側両面から突出された軸部と、点検扉の開放位置又は閉鎖位置に位置決めする扉開口部の内側両面から突出された位置決め突起と、扉開口部の軸部を嵌合するように、点検扉の上部両側面の後方への張出し部に形成された軸受部と、扉開口部の位置決め突起に点検扉の開放位置で嵌合するように、点検扉の両側面の張出し部に形成された開放位置決め受け部と、扉開口部の位置決め突起に点検扉の閉鎖位置で嵌合するように、点検扉の両側面の張出し部に形成された閉鎖位置決め受け部とが設けられたため、カバープレートの扉開口部の上部側両面に軸部と位置決め突起を形成し、これに対応して点検扉の上部両側面の後方張出し部に、軸受部、開放位置決め受け部及び閉鎖位置決め受け部を設けるという簡単な構造により、高い寸法精度をもった開閉保持構造を実現することができる。
また、軸部は、点検扉に形成した軸受部の押し込みを受ける方向の軸先端に斜めとなるテーパガイド面が形成され、点検扉の張出し部に軸受部へ扉開口部の軸部を案内するテーパガイド溝が形成されたため、扉開口部の内側両面に突出された軸部に、前方から点検扉の両側面の後方張出し部に形成した軸受部を押し込んで嵌合させる場合、点検扉の後方張出し部が軸先端のテーパガイド面に当接して撓み、且つ、案内テーパ溝に沿って案内されることで、無理なく点検扉の軸受部を扉開口部の軸部に嵌め込んで開閉自在に軸支させることができる。
また、扉開口部の上部内側両面に突出された位置決め突起は、球状又は楕円球状の突出形状を有するため、カバープレートの扉開口部に軸支された点検扉の開方向又は閉方向の動きに対し、扉開口部の位置決め突起に対し、点検扉側の開放位置決め受け部又は閉鎖位置決め受け部の開閉に伴う嵌め込みと抜け出しを滑らかに行うことができ、また、点検扉を開閉したときの位置決め保持のクリック感を十分に出すことができ、操作感を高めることができる。
また、扉開口部の内側両面の下側に、点検扉との隙間から浸入した水を排水する水抜き通路が設けられたため、点検扉の隙間から内部に水が入ろうとしても、扉開口部の内側両面の下側に形成された水抜き通路に入って排水され、内部に対する水の浸入を抑制することができる。
図1は本発明による発信機の外観を示した説明図である。本実施形態による発信機の基本的な概念は、押し釦スイッチ20を備えた本体14の前面にカバープレート12が配置され、カバープレート12に押し釦スイッチをオン操作する保護プレート18と開閉自在な点検扉16が設けられた発信機10に於いて、点検扉16を開放位置及び閉鎖位置の各々で保持する開閉保持構造を、カバープレート12に形成された扉開口部24と点検扉16の間に設けたものであり、カバープレート12と本体14との嵌め合い構造による位置関係の影響を受けることがなく、カバープレート12に形成された扉開口部側と点検扉16側の開閉保持構造により高い寸法精度による開放位置と閉鎖位置に点検扉16をガタ付くことなく保持することができ、点検扉16のガタ付きによる輸送中の問題や設置状態での強い風による問題等が解消され、更に、点検員は点検時に点検扉を開いた位置に保持する必要がなく、点検作業を行い易くできる、というものである。
図1(A)は発信機の正面を示し、図1(B)は発信機の側面を示している。図1に示すように、発信機10はカバープレート12とその裏側に設けられた本体14で構成され、合成樹脂を使用し、全体が赤に着色されている。
図2は発信機のカバープレートを取り出して示した説明図、図3はカバープレートの扉開口部を拡大して示した説明図、図4は軸部、位置決め突起、及び水抜き通路が設けられた扉開口部を取り出して示した斜視図である。
図5は発信機の点検扉を取り出して示した説明図であり、図5(A)に正面を示し、図5(B)に右側面を示し、図5(C)に扉上部の張出し部の構造を示す。
図2乃至図4に示したカバープレート12に形成した扉開口部24に対する図5に示した点検扉16の組付けは、扉開口部24に対し点検扉16を水平にした状態で、扉開口部24の上部両側の軸部28に、点検扉16の張出し部40に形成したテーパガイド溝48を位置合わせした状態で押し込む。
図6は点検扉の閉鎖状態と開放状態を断面で示した説明図であり、図6(A)に閉鎖保持を示し、図6(B)に開放保持を示しており、点検扉を実線とし、カバープレート側の扉開口部を想像線としている。
[複数の位置決め穴]
上記の実施形態は、閉鎖位置決め穴44及び開放位置決め穴46の二つの位置決め穴を設けているが、軸受部中心と位置決め穴間の距離を概同じにするならば、更に位置決め穴を設けても良い。また、図7に示すように、開放位置決め穴46よりも大きい角度の位置に第二開放位置決め穴46aを設けても良い。例えば、第二開放位置決め穴46aの中心から軸受け穴42の中心を結ぶ中心線42cと中心線42aが為す角度を120°とする。この場合、扉開放時に点検扉16がカバープレートに干渉しないよう扉開口を広く取る必要がある。また、扉開口が広がった分を閉鎖可能となるよう、扉閉鎖時に扉開口が閉鎖されるように点検扉16の上端部16cを延伸する。開放角度が大きくなるほど点検扉開放時に内部の確認が容易となるが、上記扉開口と点検扉の正面上部が影響を受けるため、開放角度を90°とすることが好適である。
上記の実施形態は、点検扉16の前面上部の切欠き部16bは略一つの平面により構成されているが、図8に示すように、中央部を例えば三角形に飛出した飛出し形状16dとするか、山形に飛出した曲面により構成されても良い。このような形態としたとき、点検扉16の前面上部の切欠き部16bと扉開口部24上部のカバープレート12に溜まる水が正面側もしくは左右側の水抜き通路34a,34bに案内されるため防水性能を高めることができる。
12:カバープレート
14:本体
16:点検扉
18:保護プレート
20:押し釦スイッチ
22:端子台
24:扉開口部
26:取付穴
28:軸部
30:位置決め突起
32:プラグガイド
34a,34b:水抜き通路
36:切欠
38:テーパガイド面
40:張出し部
42:軸受け穴
44:閉鎖位置決め穴
46:開放位置決め穴
48:テーパガイド溝
Claims (7)
- 押し釦スイッチを備えた本体の前面にカバープレートが配置され、前記カバープレートに押し込み操作により前記押し釦スイッチをオンする保護プレートと開閉自在な点検扉が設けられた発信機であって、
前記点検扉を開放位置及び閉鎖位置の各々で保持する開閉保持構造を、前記カバープレートに形成された扉開口部の上部内側両面と前記点検扉の上部両側面の後方へ形成された張出し部に備えたことを特徴とする発信機。
- 請求項1記載の発信機に於いて、前記開閉保持構造は、
前記扉開口部の上部内側両面に、
前記点検扉を開閉自在に支持する軸部と、
前記点検扉を開放位置又は閉鎖位置に位置決めする位置決め突起と、
が形成され、
前記張出し部に、
前記軸部に回動可能に嵌合する軸受部と、
前記位置決め突起に前記点検扉の開放位置で嵌合する開放位置決め受け部と、
前記位置決め突起に前記点検扉の閉鎖位置で嵌合する閉鎖位置決め受け部と、
が形成されたことを特徴とする発信機。
- 請求項2記載の発信機に於いて、
前記軸部は、先端部に前記軸受部が押し込まれる方向に傾斜したガイド面が形成され、
前記張出し部は、前記軸部を前記軸受部に押し込む方向に傾斜したガイド溝が形成されたことを特徴とする発信機。
- 請求項2記載の発信機に於いて、前記位置決め突起は、球状又は楕円球状の突出形状を有することを特徴とする発信機。
- 請求項1記載の発信機に於いて、前記扉開口部と前記点検扉との隙間から浸入した水を排水する水抜き通路を、前記扉開口部の下部内側両面に備えたことを特徴とする発信機。
- 請求項1記載の発信機に於いて、前記点検扉は、扉閉鎖時に前記扉開口部の上辺を前記本体の内側から閉鎖する延伸上端部を備えたことを特徴とする発信機。
- 請求項1記載の発信機に於いて、前記点検扉は、扉閉鎖時に前記扉開口部の上辺に対向する上端部が、左右両側端側が低い山形の傾斜面又は曲面に形成されたことを特徴とする発信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019015019A JP7302980B2 (ja) | 2019-01-31 | 2019-01-31 | 発信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019015019A JP7302980B2 (ja) | 2019-01-31 | 2019-01-31 | 発信機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020123185A JP2020123185A (ja) | 2020-08-13 |
| JP7302980B2 true JP7302980B2 (ja) | 2023-07-04 |
Family
ID=71993604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019015019A Active JP7302980B2 (ja) | 2019-01-31 | 2019-01-31 | 発信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7302980B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
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Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001283667A (ja) | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd | ガードバリア |
| JP2014153993A (ja) | 2013-02-12 | 2014-08-25 | Nohmi Bosai Ltd | 発信機 |
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Family Cites Families (1)
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|---|---|---|---|---|
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-
2019
- 2019-01-31 JP JP2019015019A patent/JP7302980B2/ja active Active
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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|---|---|
| JP2020123185A (ja) | 2020-08-13 |
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