JP7307632B2 - 複合型不織布の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、パルプ繊維ウエブとスパンボンド不織布とを水流交絡させることによって得られる複合型不織布の製造方法に関する。
パルプ繊維ウエブとスパンボンド不織布とによる複合型の不織布は、パルプ繊維に基づく吸液性とスパンボンド不織布に基づく強度との両方を具備してなるので、ウエスなどの工業用ワイパー、或いは手ぬぐい、タオルなどの対人用のワイパー等の様々な用途で広く使用されている。
例えば、特許文献1で開示するように、パルプ繊維ウエブとスパンボンド不織布とを重ねた後に、高圧のウォータジェット(水流)を吹き付ける水流交絡処理によって一体化されている。ここでスパンボンド不織布は強度に優れるので製造された複合型不織布の裏打ち層的な機能を果たす。一方、パルプ繊維ウエブは優れた吸液機能を備えている。よって、このような複合型不織布は、水性、油性のいずれの液体に対しても吸収性が良好なパルプ繊維ウエブと、強度に優れるスパンボンド不織布との利点を併有している優れた複合型不織布として消費者に提供することができる。
また、上記特許文献1の段落0040には製造される複合型不織布の仕上げあるいは後処理の工程において、カレンダーロールにより軽く圧縮することで均一な外観や触質性が付与できることについて開示がある。
特許第2533260号公報
スパンボンド不織布とパルプ繊維ウエブを水流交絡して複合型不織布を作製する際、複合型不織布の吸液性(水についての場合は吸水性、以下、吸水性として説明する)は、パルプ繊維ウエブの坪量と相関があることが知られている。よって、一定の坪量のスパンボンド不織布の上にパルプ繊維ウエブを積層し、水流交絡して複合型不織布を作製する際に、パルプ繊維ウエブの量を増加させれば複合型不織布の吸水性を向上させることが可能である。
しかしながら、パルプ繊維ウエブの割合を増やし過ぎると、製造工程における複合化処理で、スパンボンド不織布に絡まないパルプ繊維を多く含んでいる複合型不織布が製造される。このような複合型不織布は厚みが増しており、例えばワイパー用途で使用すると表面の毛羽が目立ち、汚れを拭き取った箇所に脱落した繊維が残り易く使用感の劣るものとなる。また、耐摩耗性の指標であるウエットテーバ値についても、標準より劣る複合型不織布になってしまう。
従来にあっては、スパンボンド不織布とパルプ繊維ウエブとを水流交絡して製造される複合型不織布について、吸水性能に優れると共に、毛羽立ちや脱落繊維が少なく使用感にも優れ、更にウエットテーバ値でみた摩耗性についてもユーザが満足するような、その全てにおいて優れた複合型不織布を実現することは困難と思われていた。
なお、上記特許文献1の段落0040は、均一な外観や触質性が付与するため、製造される複合型不織布の仕上げでカレンダーロールにより軽く圧縮することを、単に開示しているだけである。
よって、本発明の目的は、吸水性能に優れると共に、使用感および摩耗性についても満足できる改善された複合型不織布の製造方法を提供することにある。
上記目的は、スパンボンド不織布上にパルプ繊維ウエブを積層し一体化してある複合型不織布の製造方法であって、坪量が52.0~81.0g/m、厚さが0.28~0.43mm、点滴吸水度が0.5~3.0秒、保水量が240~400g/mであり、且つ、ウエットテーバ値が少なくとも5回となる前記複合型不織布を製造し前記複合型不織布を製造する際、前記スパンボンド不織布と前記パルプ繊維ウエブとを積層して一体化した後の後工程として、プレーンカレンダーロールにてカレンダー処理を施し、前記カレンダー処理では、前記プレーンカレンダーロールの温度が40~100℃、ロール間ギャップが0~0.3mmであり、前記プレーンカレンダーロール間を通過する際に前記複合型不織布に加わる線圧が1~30kg/cmである、ことを特徴とする複合型不織布の製造方法により達成できる。
そして、比容積が4.0~6.5cm/gとなる前記複合型不織布を製造するのが望ましい。
また、前記パルプ繊維ウエブの坪量が40.0~70.0g/mであり、前記スパンボンド不織布と前記パルプ繊維ウエブとの重量構成比が40/60~10/90(wt%)である前記複合型不織布を製造するのが好ましい。
また、前記パルプ繊維ウエブラジアータパイン、スラッシュパイン、サザンパイン、ロッジポールパイン、スプルースおよびダグラスファーよりなる群から選択された針葉樹晒クラフトパルプの繊維により形成されている前記複合型不織布を製造することができる。
また、前記スパンボンド不織布の坪量が7.0~20.0g/mであり、紡糸された樹脂繊維を接続する複数の融着点を含んで形成されており、前記融着点1個の面積が0.10~0.50mm、当該融着点の単位面積当たりの面積率が7~20%、個数が10~150個/cmである前記複合型不織布を製造するのが好ましい。
そして、前記スパンボンド不織布の材質が、ナイロン、ビニロン、ポリエステル、アクリル、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンよりなる群から選択された1つまたは選択された2つ以上の組合せたものとする前記複合型不織布を製造することができる。
本発明によると、吸水性能に優れると共に、使用感および摩耗性についても満足できるバランスよく改善された複合型不織布を製造することができる。
本発明に係る複合型不織布を製造する装置について示した図である。
以下、本発明の一実施形態に係る複合型の不織布について説明する。本発明による複合型不織布は、スパンボンド不織布上にパルプ繊維ウエブを積層して一体化された不織布であり、特に、パルプ繊維ウエブの比率を相対的に増加させて、吸水性能の向上を図ったものである。
本発明者は、上記したスパンボンド不織布について鋭意検討を行い、パルプ繊維ウエブの比率をスパンボンド不織布に対して相対的に増加させても、適切なカレンダー処理を施すことにより、従来の複合型不織布よりも吸水性を向上させつつ、使用感や摩耗性の点でも満足できる複合型不織布を製造できることを見出したものである。
より詳細には、スパンボンド不織布上にパルプ繊維ウエブを積層し一体化してある複合型の不織布であって、坪量が52.0~81.0g/m、厚さが0.28~0.43mm、点滴吸水度が0.5~3.0秒、保水量が240~400g/m、且つ、ウエットテーバ値が少なくとも5回である複合型不織布である。
ここで、上記厚さはピーコック厚さ計にて、37.85g/cm加重下で求めたものである。また、上記点滴吸水度は、JIS S3104に規定された吸水速度試験に準拠し、滴下水量を0.1mLとし、水滴が試験片の表面に達したときから、試験片の鏡面反射が消えるまでの時間(秒)を求めたものである。また保水量(T.W.A.:Total Water Absorbency)は複合型不織布シートを76mm×76mmの正方形に切断してサンプルを作製して燥重量を測定し、次に、このサンプルを蒸留水中に2分間浸漬した後、水蒸気飽和状態(100%RH)の容器中で、サンプルの1つの角部が上側の頂部となるようにし、この頂部と隣接する2つの角部とを支持して展伸した状態で吊るし、30分放置して水切り後の重量を求めた。そして、測定値をサンプル1mあたりの保水量(g/m)に換算してある。
そして、更に、本発明の複合型不織布は比容積が4.0~6.5cm/gであるのが好ましい。
上記の構成を満たす複合型不織布は、ワイパー等として使用した際に、吸水性に優れると共に使用感および摩耗性についても満足できるものとなる。
より好ましくは、前述した坪量が58.0~75.0g/m、厚さが0.30~0.40mm、点滴吸水度が0.5~2.5秒、保水量が300~400g/m、且つ、ウエットテーバ値が少なくとも7回である複合型不織布である。この構成を満たす複合型不織布は、ワイパー等として使用した際に吸水性に特に優れ、繊維の脱落や毛羽立ちがより少ない使用感および摩耗性についても満足できるものとなる。
複合型不織布でパルプ繊維ウエブの比率を高めると吸水性の向上を期待できるが、前述したように、複合型不織布の厚さが相対的に増加し、繊維の脱落や毛羽立ちが目立って使用感が劣り、摩耗性も低下してしまう。これに対して、製造工程で適切なカレンダー処理を施すことで、厚さが低減され、他の不都合も改善された複合型不織布を得ることができる。
ところで、カレンダー処理により調整される複合型不織布の厚さは、厚過ぎると先に指摘した課題を十分に解決できない。その一方で、薄過ぎても(カレンダー処理による線圧(挟持圧)を高くして潰し過ぎても)ワイパー等としての性能が劣る。複合型不織布が薄過ぎて、拭き取り感が劣り、破れ易くなるためである。このように複合型不織布の厚さには適正な範囲とする必要がある。
本発明の複合型不織布は、上記のような技術背景からなされたもので、吸水性能の向上を図りつつ、繊維離脱等を抑制して使用感および耐摩耗性の点からも満足できる複合型不織布となっている。
なお、複合型不織布の吸水性はパルプウエブの坪量との相関が高く、例えばカレンダー処理によりパルプウエブの密度が高くなっても吸水性が悪化することはない。
上記複合型不織布は、前記パルプ繊維ウエブの坪量が40.0~70.0g/mであり、前記スパンボンド不織布と前記パルプ繊維ウエブとの重量構成比が、40/60~10/90(wt%)とすることが好ましい。
上記の構成を満たす複合型不織布は、ワイパー等として使用した際に、吸水性に優れるものとなる。
さらに好ましくは、前記パルプ繊維ウエブの坪量が50.0~70.0g/mであり、前記スパンボンド不織布と前記パルプ繊維ウエブとの重量構成比が、30/70~15/85(wt%)とするのが良い。この構成を満たす複合型不織布は、ワイパー等として使用した際に吸水性に特に優れるものとなる。
前記パルプ繊維ウエブは、ラジアータパイン、スラッシュパイン、サザンパイン、ロッ
ジポールパイン、スプルースおよびダグラスファーよりなる群から選択された針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)の繊維を用いて形成するのが好ましい。いずれか1つのパルプ繊維によるパルプ繊維ウエブとしてもよいし、2つ以上を混合して形成したパルプ繊維ウエブとしてもよい。
上記の構成を満たす複合型不織布は、ワイパー等として使用した際に、吸水性に優れると共に摩耗性についても満足できるものとなる。
前記スパンボンド不織布の坪量が7.0~20.0g/mであり、紡糸された樹脂繊維を接続する複数の融着点を含んで形成されており、前記融着点1個の面積が0.10~0.50mm、当該融着点の単位面積当たりの面積率が7~20%、個数が10~150個/cmであるのが好ましい。融着点の形状については、特に限定はないが、円形、楕円形、多角形等から選択して採用するのが好ましい。
スパンボンド不織布の融着点を上記範囲とすることにより、スパンボンド不織布の強度を適切な範囲に設計することができ、かつ、スパンボンド不織布にパルプ繊維ウエブを積層して一体化されている複合型不織布において、使用感および摩耗性についても満足できるものとなる。
前記スパンボンド不織布の材質については、ナイロン、ビニロン、ポリエステル、アクリル、ポリエチレン、ポリプロピレン、及びポリスチレンよりなる群から選択された1つを、又は選択された2つ以上の組合せとするのが好ましい。特に、ポリプロピレンとするのが好ましい。
スパンボンド不織布を上記材質とし、スパンボンド不織布の融着点や坪量を所定範囲に設定することでスパンボンド不織布が適切な強度となり、スパンボンド不織布にパルプ繊維ウエブを積層して一体化されている複合型不織布において、使用感および摩耗性についても満足できるものとなる。
さらに好ましくは、前記スパンボンド不織布の坪量が10.0~16.0g/mであり、紡糸された樹脂繊維を接続する複数の融着点を含んで形成されており、前記融着点1個の面積が0.10~0.30mm、当該融着点の単位面積当たりの面積率が9~15%であるのが良い。スパンボンド不織布の融着点や坪量を所定範囲に設定することで、スパンボンド不織布にパルプ繊維ウエブを積層して一体化されている複合型不織布において、繊維の脱落や毛羽立ちがより少ない使用感および摩耗性についても満足できるものとなる。
(実施例)
更に、上記条件に従ったスパンボンド不織布(SW)とパルプ繊維ウエブとを所定範囲の坪量、厚さ、比容積、点滴吸水度、保水量およびウエットテーバ値となるように製造した実施例1~5の複合型不織布、およびその比較例1~4について、複合型不織布をワイパーとして使用したときの吸水性、脱落繊維の少なさおよび穴の開き難さ(耐摩耗性)について官能評価をした。
1)吸水性
吸水の速さと吸水量の両方が特に優れたもの(優◎)、問題のないレベルであるもの(良○)、そして吸水の速さと吸水量が悪く使用感が劣るもの(不可×)を区別して、吸水性を評価した。
2)脱落繊維
脱落繊維がほぼ見られない優れたもの(優◎)、脱落繊維がややみられるものの、問題なく使用できるレベルであるもの(良○)、そして脱落繊維が多く使い難いもの(不可×)を区別して、脱落繊維を評価した。
3)穴の開き難さ(耐摩耗性)
全く穴が開かない優れたもの(優◎)、ほとんど穴が開かず問題なく使用できるもの(良○)、穴が開き易く使い難いもの(不可×)を区別して、穴の開き難さを評価した。この評価はウエットテーバ値を用いて評価した。ウエットテーバ値は、JIS L1096に規定されたテーバ試験機を用いて、回転する水平円盤に水で湿潤させた試料を取り付けて、砥粒結合体で成形された一対の摩擦輪(H-18)を規定荷重(4.9N)のもとに加えて、耐摩耗性を調べた。判定は、摩耗によるシートの穴が13mmとなるまでの円盤の回転数で評価した。
実施例1~5及び比較例1~4について、下記表1、表2に記載のように、複合型不織布の坪量(g/m)、厚さ(mm)、点滴吸水度(秒)、保水量(g/m)およびウエットテーバ値(回)について設定されている。また、比容積(cm/g)についても設定されている。
更に、パルプ繊維ウエブの坪量(g/m)およびスパンボンド不織布(SW)とパルプ繊維ウエブとの重量構成比(Wt%)についても設定されている。そして、エアレイド装置により製造したパルプ繊維ウエブを、上記スパンボンド不織布上に載せて複合型不織布を製造し、これをワイパーとして用いて評価した。
Figure 0007307632000001
Figure 0007307632000002
上記表1に示すように、実施例1~5は製品として提供できるものであるが、表2に示す比較例1~4では、吸水性、脱落繊維の少なさ、および穴の開き難さ(摩耗性)の官能評価のいずれかで不可であった。
上記実施例1~5によると、複合型不織布の坪量が52.0~81.0g/m、厚さが0.28~0.43mm、点滴吸水度が0.5~3.0秒、保水量が240~400g/m、且つ、ウエットテーバ値が少なくとも5回の範囲内にある。また、比容積は4.0~6.5cm/gの範囲内にあった。
そして、前記パルプ繊維ウエブの坪量が40.0~70.0g/mであり、前記スパンボンド不織布と前記パルプ繊維ウエブとの重量構成比が40/60~10/90(wt%)の範囲内にあった。
以下、更に、上述した本発明に係る複合型不織布を製造するのに好適な製造装置について、図を参照して説明する。
先ず、複合型不織布の製造装置1の概略構成を説明する。図1に示す製造装置1は、上流側にエアレイド装置2、スパンボンド不織布を供給するスパンボンド不織布供給装置3、そしてサクション装置4が配設されている。サクション装置4はエアレイド装置2の下側に対向するように配置されている。
ウエブの搬送方向TDで、これらの装置2、3、4より下流には、上流側から順に、水流交絡処理を行うためのウォータジェットを噴射する水流交絡装置5、サクション装置6、乾燥装置7が配置されている。上記乾燥装置7の下流には連続して製造される複合型不織布WPを巻き取るための巻取装置8が設けてある。
そして、製造装置1には、更に、上記乾燥装置7と巻取装置8との間に、複合化処理の終わった不織布WPにカレンダー処理を施すためのカレンダー装置CAが設けてある。
上記エアレイド装置2は、繊維同士が密集しシート状となっている原料パルプRPをパルプ繊維に解繊する解繊機21や、図示しない送風機を備えて解繊されたパルプ繊維PFをエアレイドホッパ23へと搬送するダクト22を有している。
また、上記ダクト22よりも下流側にはエアレイドホッパ23が配置されている。このエアレイドホッパ23の内部では、解繊状態にあるパルプ繊維が分散しながら降下し、下面に設定した積層位置24に徐々に積み上りパルプ繊維ウエブPFWが形成されるように設計してある。
上記積層位置24の下側にはサクション装置4が対向配備してある。より詳細には、サクション装置4は装置本体41の上面にサクション部42を有しており、サクション部42が上記パルプ繊維ウエブPFWに吸引力(負圧)を作用させるべく積層位置24に対して設定してある。
なお、図1では、エアレイドホッパ23とサクション装置本体41とを1つずつ一段での配置として、パルプ繊維ウエブPFWを形成する場合を例示している。しかし、これに限らず、上記パルプ繊維ウエブPFWの目付(坪量)や製造速度に応じて、上記エアレイドホッパ23とサクション装置本体41を2つ以上の多段とする配置に変更してもよい。
また、サクション装置4の周囲にはウエブ搬送用の搬送ワイヤ43が配設してある。搬送ワイヤ43は、積層位置24においてパルプ繊維PFが堆積したパルプ繊維ウエブPFWが載置可能で、これを下流側に搬送するように配置されている。ただし、パルプ繊維ウエブPFWは直接、搬送ワイヤ43上に載置されない。これについては、後述の説明で明らかとなる。
搬送ワイヤ43はサクション部42の吸引力が、反対側(上側)に及ぶような目開き形態(メッシュ)で形成されている。
上記エアレイド装置2の下側で、サクション装置4よりも上流側に、スパンボンド不織布供給装置3が配置してある。このスパンボンド不織布供給装置3には、予め準備されたスパンボンド不織布SWがロール状とされてセットされている。すなわち、前述したように、設計されたスパンボンド不織布SWが製造に伴って巻き取られてロール状とされており、これがスパンボンド不織布供給装置3から引出され、上述した搬送ワイヤ43に乗って上記積層位置24へと搬送されるようになっている。
また、スパンボンド不織布とパルプ繊維ウエブとの重量構成比である、スパンボンド不織布/前記パルプ繊維ウエブは40/60~10/90(wt%)に調整しておくのが好ましい。
積層位置24に位置した、スパンボンド不織布SWの上に、前述したパルプ繊維ウエブPFWが載置される。その際に、積層位置24ではサクション装置4のサクション部42による吸引力が搬送ワイヤ43を通過し、その上のスパンボンド不織布SWおよびパルプ繊維ウエブPFWに作用する。よって、スパンボンド不織布SWとパルプ繊維ウエブPFWとが積層された状態となっている予備的積層体PWeb(積層ウエブ)が下流側へと搬送される。
上記のように予備的積層体PWebが形成されるときに、スパンボンド不織布SW上へのパルプ繊維ウエブPFWの供給量を制御することで、本装置で製造される複合型不織布に含まれるパルプ繊維ウエブPFWの坪量は例えば40.0~70.0g/mに設定してあり、従来の一般的な複合型不織布よりもパルプ繊維ウエブの比率が高くなるように設計されている。スパンボンド不織布SWの坪量は例えば7.0~20.0g/mであり、スパンボンド不織布とパルプ繊維ウエブとの重量構成比は40/60~10/90(wt%)となっている。ウエブの搬送速度やパルプ繊維ウエブPFWの時間当たりの供給量などを適宜に調整し、製造された複合型不織布のパルプ繊維ウエブPFWの坪量を確認することで、坪量が所望の範囲となるように設定すればよい。
上記した予備的積層体PWebは、サクション装置4の吸引力によって、吸引圧縮されたことにより積層状態が維持されている。このとき上側のパルプ繊維ウエブPFWの繊維が密にされた状態ではある。しかし、このまま予備的積層体PWebを下流側の水流交絡装置5内に搬送投入すると、ウォータジェット(高圧の水流)によってパルプ繊維PFの一部が舞い上がるおそれがある。
そこで、本製造装置1では、予備的積層体PWebを上下から挟んでスパンボンド不織布SW上でのパルプ繊維ウエブPFWの載置状態を安定化させる為の挟持ローラ28、そして水流交絡装置5の上流側に繊維飛散防止用に水分を付与するプレウエット装置30が配備してある。プレウエット装置30は、好適には、予備的積層体PWebの上方からウォータミストを吹き付ける噴霧ノズル31と予備的積層体PWebの下側(すなわち、パルプ繊維ウエブPFWの下面)から吸引力を印加するサクション装置32とを含んで構成されている。
なお、図1では、上記のように水流交絡装置5前にプレウエット装置30を新たな装置として設ける場合を例示しているが、これに限らない。水流交絡装置5に含まれる後述するウォータジェットヘッド51とサクション装置52とからなるセットの複数について、先頭に位置するセットを上記プレウエット装置30として流用するような設計変更をしてもよい。この場合には先頭のウォータジェットヘッド51から低圧のウォータミストが噴霧されるように調整すればよい。
水流交絡処理を行うのに十分な、ウォータジェットヘッド51とサクション装置52とのセット数が確保されている水流交絡装置5の場合、上記のように先頭のウォータジェットヘッド51とサクション装置52をプレウエット装置として活用することは、装置設備コストの抑制に効果的である。
そして、水流交絡装置5では、前処理部となる挟持ローラ28およびプレウエット装置30の処理を受けた予備的積層体PWebに高圧のウォータジェットを吹き付けることによりパルプ繊維同士の交絡を促進する。これにより上側に位置するパルプ繊維ウエブPFW層と下側に位置するスパンボンド不織布SW層との一体化が促進される(水流交絡処理)。
図1で例示的に示している水流交絡装置5は、搬送方向TDに沿って多段(図1では例示しているのは4段)にウォータジェットヘッド51が配置されている。
なお、図1では、搬送方向TDに対して直角な方向(ウエブの幅方向)において延在しているウォータジェットヘッド51に設けたノズルの様子は図示していないが、幅方向において複数のウォータジェットノズルが適宜の位置に配置してある。このウォータジェットノズルの穴直径φは、好ましくは0.06~0.15mmである。また、ウォータジェットノズルの間隔は0.4~1.0mmとするのが好ましい。
上記水流交絡処理をする際の水圧は、パルプ繊維ウエブPFWとスパンボンド不織布SWとの坪量を勘案して設定するのが望ましい。例えば、1~30MPaの範囲において選択するのが好ましい。
そして、上記ウォータジェットヘッド51と対向するように、サクション装置52が配設してある。ウォータジェットヘッド51から出る高圧のウォータジェットを上側に位置しているパルプ繊維ウエブPFWに吹き付けつつ、下側に位置しているスパンボンド不織布SWの下側にサクション装置52の吸引力を作用させる。ウォータジェットヘッド51とサクション装置52との協働作用によって、パルプ繊維ウエブPFW側のパルプ繊維が下側のスパンボンド不織布SWに入り込んだ状態や、スパンボンド不織布SWを貫通して反対側にまで至った状態などが形成されると推定される。その作用により2つの層の一体
化が促進される。
水流交絡装置5にも、搬送ワイヤ55が配設してある。搬送ワイヤ55は前処理部28、30の下流で予備的積層体PWebを受けて、水流交絡装置5内へと搬送する。搬送ワイヤ55は水流交絡装置5のウォータジェットヘッド51とサクション装置52との間を、上流側から下流に向かって通過するように配設されている。
よって、搬送ワイヤ55上を搬送される予備的積層体PWebは、搬送方向TDで下流に向かう程に、より多くの水流交絡処理を受けることになり、水流交絡装置5を出るときには上側のパルプ繊維ウエブPFW層と下側のスパンボンド不織布SW層との十分な交絡処理が実現される。
水流交絡装置5を出た直後の複合型不織布にあっては、ウエット状態にあり、パルプ繊維同士などの結合は十分に確立されてはいない。
そこで、図1で示すように、水流交絡装置5の下流側にはウエブに残留する水分を吸引除去し、その後に乾燥を行って、複合型不織布WPの製造を完了するためのサクション装置6および乾燥装置7が配備してある。このように複合型不織布WPの製造の後段で、サクション装置6および乾燥装置7による脱水、乾燥を行うと効率よく複合型不織布を製造でき、また、製造される水流交絡後の複合型不織布に大きな外圧を掛けることなく乾燥した複合型不織布を製造できるので、嵩高感のある製品に仕上げることができる。
サクション装置6は、例えばバキューム式で水流交絡後の複合型不織布を脱水する。乾燥装置7は非圧縮型のドライヤ、好適にエアスルードライヤを採用することが好ましい。図1で、エアスルードライヤの回転可能なドライヤ本体71は筒状体であり、その周表面には多数の貫通孔が設けてあり、図示しない熱源で加熱された熱風がドライヤ本体の外周から中心部側に向かって吸い込む構成とするのがよい。
このように連続的に製造される複合型不織布WPは乾燥後に巻取装置8のロール81に巻取られるのが一般的であるが、図1に示す製造装置では、乾燥装置7と巻取装置8との間にカレンダー装置CAが後処理装置として配置されている。
カレンダー装置CA内には、図示しないプレーンカレンダーロールの一対が配置されており、複合型不織布WPがその間を所定範囲の線圧(挟持圧)をもって挟持搬送される。
ここで採用可能なプレーンカレンダーロールについては、外周表面が平坦に形成してあるロールであり、複合化処理後の不織布WPへ安定的で均一な線圧を加えることができるロールであれば、その材質は特に限定されない。例えば、一方を金属製プレーンロールとし、他方を金属製の芯材の外側にゴム材が設けてある金属-ゴムのプレーンロールにしてある、カレンダーロールの対を好適に採用することができる。金属製ロールや金属製の芯材については例えばスチールロールとし、ゴム材は例えば特殊硬質ゴムを用いることができる。
カレンダー装置CA内でカレンダー処理は、例えばロールの温度を40~100℃、ロール間ギャップを0~0.3mm好ましくは0.1mm~0.3mmとし、ロール間を通過する複合型不織布WPに線圧1~30kg/cmが加わるように設定する。このような条件でカレンダー処理すると、相対的にパルプ繊維ウエブの比率が高くても、使用感や摩耗性においても満足できる複合型不織布を得ることができる。
なお、必要に応じて、上記カレンダー処理を多段で実施できるように、カレンダー装置CA内にプレーンカレンダーロール対を多段に配置してもよい。
以上で説明した複合型不織布の製造装置1によると、吸水性能に優れると共に、使用感および摩耗性についても満足できるバランスよく改善された、本発明に係る複合型不織布を効率良く製造することができる。
なお、図1による製造装置では、エアレイド装置2を用いて、パルプ繊維を解繊して徐々に積層することによりパルプ繊維ウエブを得ている。パルプ繊維ウエブは湿式抄紙法によるシートの製造法を応用して製造することができるが、上記のようにエアレイド装置2を用いた乾式によりパルプ繊維ウエブを製造すると製造設備を簡素化して、より効率良く本発明に係る複合型不織布を製造できる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することができることは言うまでもない。
1 複合型不織布の製造装置
2 エアレイド装置
3 スパンボンド不織布供給装置
4 サクション装置
5 水流交絡装置
6 サクション装置
7 乾燥装置
8 巻取装置
21 解繊機
22 ダクト
23 エアレイドホッパ
24 積層位置
28 挟持ローラ
30 プレウエット装置
31 噴霧ノズル
32 サクション装置
41 サクション装置本体
42 サクション部
43 搬送ワイヤ
51 ウォータジェットヘッド
52 サクション装置
55 搬送ワイヤ
SW スパンボンド不織布
PF パルプ繊維
PFW パルプ繊維ウエブ
PWeb 予備的積層体(積層ウエブ)
WP 複合型不織布
TD 搬送方向
CA カレンダー装置

Claims (6)

  1. スパンボンド不織布上にパルプ繊維ウエブを積層し一体化してある複合型不織布の製造方法であって、
    坪量が52.0~81.0g/m、厚さが0.28~0.43mm、点滴吸水度が0.5~3.0秒、保水量が240~400g/mであり、且つ、ウエットテーバ値が少なくとも5回となる前記複合型不織布を製造し
    前記複合型不織布を製造する際、前記スパンボンド不織布と前記パルプ繊維ウエブとを積層して一体化した後の後工程として、プレーンカレンダーロールにてカレンダー処理を施し、
    前記カレンダー処理では、前記プレーンカレンダーロールの温度が40~100℃、ロール間ギャップが0~0.3mmであり、前記プレーンカレンダーロール間を通過する際に前記複合型不織布に加わる線圧が1~30kg/cmである、ことを特徴とする複合型不織布の製造方法
  2. 比容積が4.0~6.5cm/gとなる前記複合型不織布を製造する、ことを特徴とする請求項1に記載の複合型不織布の製造方法
  3. 前記パルプ繊維ウエブの坪量が40.0~70.0g/mであり、前記スパンボンド不織布と前記パルプ繊維ウエブとの重量構成比が40/60~10/90(wt%)である前記複合型不織布を製造する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の複合型不織布の製造方法
  4. 前記パルプ繊維ウエブラジアータパイン、スラッシュパイン、サザンパイン、ロッジポールパイン、スプルースおよびダグラスファーよりなる群から選択された針葉樹晒クラフトパルプの繊維により形成されている前記複合型不織布を製造する、ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の複合型不織布の製造方法
  5. 前記スパンボンド不織布の坪量が7.0~20.0g/mであり、紡糸された樹脂繊維を接続する複数の融着点を含んで形成されており、前記融着点1個の面積が0.10~0.50mm、当該融着点の単位面積当たりの面積率が7~20%、個数が10~150個/cmである前記複合型不織布を製造する、ことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の複合型不織布の製造方法
  6. 前記スパンボンド不織布の材質が、ナイロン、ビニロン、ポリエステル、アクリル、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンよりなる群から選択された1つまたは選択された2つ以上の組合せたものである前記複合型不織布を製造する、ことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の複合型不織布の製造方法
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