JP7324507B2 - コンクリート製品及びその連結金具 - Google Patents
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Description
ボルト差込穴が形成された矩形状の接合板部と、接合板部の第1対辺から曲がって接合板部の背方向へ延出する二つのアンカー板部とからなる、一枚の鋼板よりなる本体プレートと、
接合板部を補強するための、帯状鋼板がW形に湾曲した二枚の補強プレートとを含み、
二枚の補強プレートは、W形の湾曲部が2つある側どうしを合わせることにより帯長方向中央部にボルト挿通穴が形成され且つ帯長方向両端部に離間部が形成された状態で、帯幅方向が接合板部の背方向となり且つ帯長方向が接合板部の第2対辺方向となり且つボルト挿通穴がボルト差込穴に合致するように接合板部の背面に当てられ、該背面にそれぞれ溶接部により固定されていることを特徴とするコンクリート製品の連結金具。
接合板部とアンカー板部が一枚の鋼板製なので、溶接作業が減り、コストが削減される。
接合板部の剛性が、二枚の補強プレートにより補強されて高まり、耐力性能に優れる。特に、二枚の補強プレートはW形の湾曲部が2つある側どうしを合わせた形にするので、接合板部の全域が四隅まで補強される。また、補強プレートの帯幅方向が接合板部の背方向となっているので、コンクリート製品から引き抜かれる力に対して強くなる。
また、補強プレートはW形に湾曲しているので、コンクリートとの付着面積が広がって付着力が大きくなる。特に、二枚の補強プレートはW形の湾曲部が2つある側どうしを合わせた形にするので、帯長方向両端部の離間部にコンクリートが入り込んで付着面積が広がる点が特徴である。
上記[1]に記載の連結金具が取り付けられたコンクリート製品であって、接合板部の正面がコンクリート製品の接合端面に現れ、二つのアンカー板部がコンクリート製品に埋設され、二枚の補強プレートの離間部にコンクリートが入り込んでいることを特徴とするコンクリート製品。
矩形状の接合板部には、第1対辺が二つの短辺であり第2対辺が二つの長辺である長方形状の態様と、第1対辺が二つの長辺であり第2対辺が二つの短辺である長方形状の態様と、四辺同一長の正方形状の態様とが含まれる。
アンカー板部には、その鋼板からなる形状部位(中間部リブ、端部リブ等)が形成されていてもよいが、該鋼板以外の鋼材からなる部材は溶接されていないことが好ましい。
コンクリート製品としては、特に限定されないが、擁壁用ブロック、暗渠用ブロック、側溝用ブロック、コンクリートセグメント等を例示できる。
本実施例の連結金具1は、図1及び図2に示すように、ボルト差込穴4が形成された矩形状の接合板部3と、接合板部3の第1対辺から曲がって接合板部3の背方向へ延出する二つのアンカー板部5,5とからなる、一枚の鋼板よりなる本体プレート2と、接合板部3を補強するための、帯状鋼板がW形に湾曲した二枚の補強プレート6,6とを含む。
図3~図6に示すように、本実施例の連結金具1が取り付けられたコンクリート製品は、接合板部3の正面がコンクリート製品の接合端面に現れ、二つのアンカー板部5,5がコンクリート製品に埋設され、二枚の補強プレート6,6の離間部8,8にコンクリートが入り込んでいることを特徴とする。
(ア)接合板部3とアンカー板部5,5が一枚の鋼板製なので、溶接作業が減り、コストが削減される。
(イ)接合板部3の剛性が、二枚の補強プレート6,6により補強されて高まり、耐力性能に優れる。特に、二枚の補強プレート6,6はW形の湾曲部が2つある側どうしを合わせた形にするので、接合板部3の全域が四隅まで補強される。また、補強プレート6の帯幅方向が接合板部3の背方向となっているので、コンクリート製品から引き抜かれる力に対して強くなる(図5(b))。
(ウ)また、補強プレート6,6はW形に湾曲しているので、コンクリートとの付着面積が広がって付着力が大きくなる。特に、二枚の補強プレート6,6はW形の湾曲部が2つある側どうしを合わせた形にするので、帯長方向両端部の離間部8,8にもコンクリートが入り込んで付着面積が広がる点が特徴である(図6)。
(オ)溶接部は、二枚の補強プレートの帯長方向両端付近を固定する点状溶接部であるから、溶接作業が減り、コストが削減される。
(カ)ボルト差込穴とボルト挿通穴が長円形であることから、ボルトに対してルーズホールであり、前記のとおり連結金具どうしの位置ずれを吸収できる。
(ク)端部リブ12,12により、連結金具1がコンクリート製品(縦壁部22)から引き抜かれる力に対して強くなる(図5(b))。
(ケ)貫通穴13,13にコンクリートが入ることにより、コンクリートの付着力が大きくなる。
2 本体プレート
3 接合板部
4 ボルト差込穴
5 アンカー板部
6 補強プレート
7 ボルト挿通穴
8 離間部
9 溶接部
10 コンクリート流入用隙間
11 中間部リブ
12 端部リブ
13 貫通穴
15 ボルト
16 ナット
20 擁壁用ブロック
21 底版部
22 縦壁部
23 取付部
24 接合端面
25 凹空所
26 コッター
27 充填材
30 ガードレール
31 ポスト
Claims (9)
- ボルト差込穴(4)が形成された矩形状の接合板部(3)と、接合板部(3)の第1対辺から曲がって接合板部(3)の背方向へ延出する二つのアンカー板部(5,5)とからなる、一枚の鋼板よりなる本体プレート(2)と、
接合板部(3)を補強するための、帯状鋼板がW形に湾曲した二枚の補強プレート(6,6)とを含み、
二枚の補強プレート(6,6)は、W形の湾曲部が2つある側どうしを合わせることにより帯長方向中央部にボルト挿通穴(7)が形成され且つ帯長方向両端部に離間部(8,8)が形成された状態で、帯幅方向が接合板部(3)の背方向となり且つ帯長方向が接合板部(3)の第2対辺方向となり且つボルト挿通穴(7)がボルト差込穴(4)に合致するように接合板部(3)の背面に当てられ、該背面にそれぞれ溶接部(9)により固定されていることを特徴とするコンクリート製品の連結金具。 - 二枚の補強プレート(6,6)の帯長方向両端縁と二つのアンカー板部(5,5)との間に、コンクリート流入用隙間(10,10)が設けられている請求項1記載のコンクリート製品の連結金具。
- 溶接部(9)は、二枚の補強プレート(6,6)の帯長方向両端付近を固定する点状溶接部である請求項1又は2記載のコンクリート製品の連結金具。
- ボルト差込穴(4)とボルト挿通穴(7)は、正面視で長円形である請求項1、2又は3記載のコンクリート製品の連結金具。
- 二つのアンカー板部(5,5)の延出中間部に、前記鋼板の一部が曲がってなる中間部リブ(11)が設けられている請求項1~4のいずれか一項に記載のコンクリート製品の連結金具。
- 二つのアンカー板部(5,5)の延出端部に、前記鋼板の一部が曲がってなる端部リブ(12)が設けられている請求項1~5のいずれか一項に記載のコンクリート製品の連結金具。
- 二つのアンカー板部(5,5)に、貫通穴(13)が設けられている請求項1~6のいずれか一項に記載のコンクリート製品の連結金具。
- 請求項1~7のいずれか一項に記載の連結金具が取り付けられたコンクリート製品であって、接合板部(3)の正面がコンクリート製品(20)の接合端面(24)に現れ、二つのアンカー板部(5,5)がコンクリート製品(20)に埋設され、二枚の補強プレート(6,6)の離間部(8,8)にコンクリートが入り込んでいることを特徴とするコンクリート製品。
- コンクリート製品(20)は縦壁部(22)と底版部(21)とを含む擁壁用ブロックであり、接合端面(24)は縦壁部(22)の側端面であり、アンカー板部(5,5)の板幅方向が縦壁部(22)の前後方向となるように配置されている請求項8記載のコンクリート製品。
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