JP7330366B2 - 開閉装置及び電力変換装置 - Google Patents
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Description
本開示は、電力機器用の開閉装置及び、開閉装置を用いた電力変換装置に関するものである。
近年、直流送電システムとして、HVDC(High Voltage Direct Current,HVDC)又はSTATCOM(Static Synchronous Compensator,STATCOM)に用いられる自励式変換器において、MMC(Modular Multilevel Converter,MMC)変換器の導入が進んでいる。MMC変換器は、小型変換器であるサブモジュールを多段に直列接続することで構成されている。サブモジュール単位で冗長化が可能で、故障時においてもサブモジュールの交換を容易に行うことができる。
MMC変換器には、一部のサブモジュールの故障時でも継続して運転するために、各サブモジュールに、故障したサブモジュールの出力端子を短絡する開閉装置が備えられている。開閉装置は、サブモジュール内でアーク発生が伴う故障の影響を抑制するために、高速に動作する必要がある。開閉装置は、故障の際爆破技術を用いて動作する駆動装置を備えているものがあった(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような従来の爆破技術は、火薬を用いた駆動装置を使用することから、信頼性確保のためには、開閉装置に備えられた駆動装置の交換が定期的に必要であり、交換時にコストが発生する可能性があった。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、駆動装置の定期的な交換というコストを削減し、信頼性を確保する開閉装置を提供することを目的とする。
本開示に係る開閉装置は、固定電極と、固定電極に対向するように設けられ、固定電極と接離可能な可動電極と、可動電極に接続された可動軸を介して可動電極を駆動するように、固定電極と反対側に設けられたピストンと、ピストンを収容する容器と、容器内であり固定電極と反対側の位置に設けられ、外部の回路と接続された端子部を橋絡し、通電すると端子部との回路を開くことにより開かれた箇所でアークを発生させる金属の発弧機構と、を備えている。
本開示に係る開閉装置は、駆動装置の定期的な交換が不要で、信頼性を確保することができる。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る開閉装置1Aの断面図の例である。図1を用いて、開閉装置1Aについて説明する。
図1は、本実施の形態に係る開閉装置1Aの断面図の例である。図1を用いて、開閉装置1Aについて説明する。
図1に示すように、開閉装置1Aは、固定電極2、可動電極3、真空容器5、上側端子6、下側端子7、駆動装置10A、発弧機構20A、及び端子部22で構成されている。端子部22は、駆動電源30と接続されており、例えば電源端子である。
駆動装置10Aは、可動軸4及び容器12を有しており、容器12は、ピストン11、開放ばね13及び金属の発弧機構20Aを収容している。また、容器12は、絶縁性であることが望ましい。
駆動装置10Aは、可動軸4及び容器12を有しており、容器12は、ピストン11、開放ばね13及び金属の発弧機構20Aを収容している。また、容器12は、絶縁性であることが望ましい。
可動電極3は、固定電極2と対向するように設けられ、固定電極2と接離可能である。
また、可動電極3は、可動軸4に接続されている。可動軸4は、絶縁性であることが望ましい。
固定電極2及び可動電極3が接触する接点は、真空容器5内に収容されている。
また、可動電極3は、可動軸4に接続されている。可動軸4は、絶縁性であることが望ましい。
固定電極2及び可動電極3が接触する接点は、真空容器5内に収容されている。
ピストン11は、固定電極2とは反対側に設けられており、可動軸4を介して可動電極3を駆動する。ピストン11は、容器12に沿って摺動する。
発弧機構20Aは、固定電極2と反対側の容器12内に設けられ、端子部22を橋絡する。端子部22を介して外部の回路である駆動電源30と接続され、発弧機構20A、端子部22及び駆動電源30で回路を形成している。
発弧機構20Aは、固定電極2と反対側の容器12内に設けられ、端子部22を橋絡する。端子部22を介して外部の回路である駆動電源30と接続され、発弧機構20A、端子部22及び駆動電源30で回路を形成している。
通電すると、発弧機構20Aは、端子部22との回路を開くことにより、開かれた箇所でアークを発生させる。発生するアークの圧力によって、ピストン11は、可動電極3を閉極する方向に動作する。
アークの圧力によって動作する可動部は、可動電極3、可動軸4及びピストン11である。開閉装置1Aの固定部は、可動部以外である。
また、本実施の形態では、発弧機構20Aはヒューズである。
アークの圧力によって動作する可動部は、可動電極3、可動軸4及びピストン11である。開閉装置1Aの固定部は、可動部以外である。
また、本実施の形態では、発弧機構20Aはヒューズである。
図2は、本実施の形態に係る開閉装置1Aの閉極動作の流れを示す図である。図2(1)は、初期状態の位置である開極状態、図2(2)は、発弧機構20Aが動作している途中の駆動状態、図2(3)は、発弧機構20Aの動作後の閉極状態を示している。
図2(1)の初期状態の位置である開極状態では、ピストン11は、容器12内の開極側の空間に位置した状態で配置されている。発弧機構20Aは、接触した端子部22を橋絡する。開極状態は、弾性部材である開極ばね13を可動部に接続して保持する。開極状態の保持のその他の例としては、可動部の自重か、永久磁石又は電磁石によって可動部を開極側に吸着保持するか、若しくは、初期位置の状態で、開閉装置1Aを収容している外壁又は固定部と可動部とを繋ぐ部品を設け、発弧機構20Aの動作時に部品を解除又は破壊してもよい。
図2(2)の矢印Pは、駆動電源30で発弧機構20Aに通電した場合の通電経路を表している。矢印Qは、容器12内の圧力によって可動部が動く向きを示している。
通電すると、矢印Pで示すように、駆動電源30から端子部22を介して発弧機構20Aに流れるため、発弧機構20Aは、速やかに焼き切れて端子部22との回路が開かれ、開かれた箇所でアーク23を発生させる。容器12内でアーク23が発生することで、容器12内の空気の温度が急激に上昇するとともに、容器12内の圧力が上昇する。その結果、ピストン11は、圧力を受けて可動電極3の閉極方向であるQ方向へ上昇するように動作し、可動軸4を介して可動電極3を閉極方向に駆動する。
通電すると、矢印Pで示すように、駆動電源30から端子部22を介して発弧機構20Aに流れるため、発弧機構20Aは、速やかに焼き切れて端子部22との回路が開かれ、開かれた箇所でアーク23を発生させる。容器12内でアーク23が発生することで、容器12内の空気の温度が急激に上昇するとともに、容器12内の圧力が上昇する。その結果、ピストン11は、圧力を受けて可動電極3の閉極方向であるQ方向へ上昇するように動作し、可動軸4を介して可動電極3を閉極方向に駆動する。
図2(3)の閉極状態では、閉極後、上側端子6、固定電極2、可動電極3及び下側端子7で通電経路が形成される。
通電されると、固定電極2及び可動電極3の間に電磁反発力が発生するため、固定電極2及び可動電極3の両接点間を加圧する必要がある。圧接方法は、例えば、可動軸4の内部に弾性部材を設けて、可動電極3と可動軸4の各々と接続して加圧するか、又は、ピストン11内の減少する圧力を調整して保持できる圧力の利用をしてもよい。
通電されると、固定電極2及び可動電極3の間に電磁反発力が発生するため、固定電極2及び可動電極3の両接点間を加圧する必要がある。圧接方法は、例えば、可動軸4の内部に弾性部材を設けて、可動電極3と可動軸4の各々と接続して加圧するか、又は、ピストン11内の減少する圧力を調整して保持できる圧力の利用をしてもよい。
また、閉極状態の保持は、開極状態での保持と同様に、閉極方向に荷重を発生させる弾性部材を可動部に接続することで保持する。弾性部材の例としては、可動軸4と開閉装置1Aを収容している外壁とを皿ばねで接続して保持する。閉極状態での保持のその他の例としては、可動部の自重か、永久磁石又は電磁石によって可動部を閉極側に吸着保持するか、若しくは、閉極状態の位置で、可動部と開閉装置1Aを収容している外壁とを繋ぐ部品を設けて支持してもよい。
本開示によれば、開閉装置1Aに設けた発弧機構20Aが焼き切れることで発生するアーク23によって、容器12内の温度が急激に上昇した結果生じる圧力を受けて、可動電極3は閉極方向へ移動し、開閉装置1Aを閉極することができる。したがって、爆発技術を用いることがないため、定期的な部品の交換が不要で、長期の信頼性が高い開閉装置1Aとなることができる。
また、アーク23による急激な容器12内の圧力上昇を利用することで、高速に開閉装置1Aを動作させることができる。
また、アーク23による急激な容器12内の圧力上昇を利用することで、高速に開閉装置1Aを動作させることができる。
また、ピストン11を駆動させるとき、火薬又はその他の媒体を用いる場合は爆発しないように管理する必要があるが、本実施の形態では、端子部22を橋絡する発弧機構20Aを設けることでよいため、開閉装置1Aの組立作業が簡易である。
なお、発弧させるため通電させる駆動電源30は、自然に消弧されにくい直流が望ましい。
また、駆動電源30は、コンデンサ充放電回路を備えたパルス電流であれば、一気に放電するため、開閉装置1Aをさらに高速化することができる。
駆動電源30は、コンデンサ放電回路であれば、動作時にコンデンサの電荷が無くなると、発弧機構20A内のアーク23は自然に消孤される。
また、駆動電源30は、コンデンサ充放電回路を備えたパルス電流であれば、一気に放電するため、開閉装置1Aをさらに高速化することができる。
駆動電源30は、コンデンサ放電回路であれば、動作時にコンデンサの電荷が無くなると、発弧機構20A内のアーク23は自然に消孤される。
なお、本実施の形態に係る発弧機構20Aで用いたヒューズは、容器12内を蛇行させて配線することで、発生するアーク23の長さが伸び圧力上昇が高まる効果が期待できる。
また、本実施の形態では、図2を用いて閉極動作を行う開閉装置1Aについて述べたが、駆動方向を反対にして高速な開極動作が必要な開閉装置に使用してもよい。
実施の形態2.
実施の形態1と実施の形態2との相違点は、発弧機構の違いである。実施の形態1の発弧機構はヒューズを使用していたが、実施の形態2の発弧機構は、スイッチを使用する。
なお、以下では、実施の形態1と実施の形態2との相違点のみ説明し、同一又は、対応する部分についての説明は省略する。符号についても、実施の形態1と同一又は相当部分は同一符号とし、説明を省略する。
実施の形態1と実施の形態2との相違点は、発弧機構の違いである。実施の形態1の発弧機構はヒューズを使用していたが、実施の形態2の発弧機構は、スイッチを使用する。
なお、以下では、実施の形態1と実施の形態2との相違点のみ説明し、同一又は、対応する部分についての説明は省略する。符号についても、実施の形態1と同一又は相当部分は同一符号とし、説明を省略する。
図3は、本実施の形態に係る開閉装置1Bの断面図の例である。図3を用いて、開閉装置1Bについて説明する。
駆動装置10Bは、可動軸4及び容器12を有しており、容器12は、ピストン11、開放ばね13及び発弧機構20Bを収容している。
駆動装置10Bは、可動軸4及び容器12を有しており、容器12は、ピストン11、開放ばね13及び発弧機構20Bを収容している。
発弧機構20Bは、本実施の形態では、スイッチである。発弧機構20Bは、固定導体20B1、可動導体20B2、及び接触子20B3で構成されている。可動導体20B2の一端は、一方の固定導体20B1と接点で離接できるようになっている。可動導体20B2の他端は、接触子20B3によってもう一方の固定導体20B1に接続されており、接触子20B3を介して接点との離接動作ができるようになっている。一方の固定導体20B1と接続され、もう一方の固定導体20B1と離接可能なものであれば、可動導体20B2ではなく板状であってもよいし、接触子20B3を使用せず可とう性を有する可とう導体を用いてもよい。固定導体20B1は、容器12内に端子部22を橋絡して設けられ、発弧機構20B,端子部22及び駆動電源30で回路を形成している。
通電すると、発弧機構20Bは、可動導体20B2が固定導体20B1との接点から電磁反発力により離れ、端子部22との回路を機械的に開くことにより開かれた箇所でアークを発生させる。発生するアークの圧力によって、ピストン11は、可動電極3を閉極する方向に動作する。
図4は、本実施の形態に係る開閉装置1Bの閉極動作の流れを示す図である。図4(1)は、初期状態の位置である開極状態、図4(2)は発弧機構20Bが動作している途中の駆動状態、図4(3)は、発弧機構20Bの動作後の閉極状態を示している。
図4(1)の、初期状態の位置である開極状態では、ピストン11は、容器12に接するように配置されている。実施の形態1と同様に、本実施の形態では、開極状態は、開極方向に荷重を発生させる弾性部材である開極ばね13を可動部に接続して保持している。発弧機構20Bの固定導体20B1と可動導体20B2は接点で接している。
図4(2)の矢印Pは、駆動電源30で発弧機構20Bに通電した場合の通電経路を表している。矢印Qは、容器12内の圧力によって可動部が動く向きを示している。
通電すると、矢印Pで示すように、駆動電源30から端子部22を介して発弧機構20Bに流れるため、発弧機構20Bには、固定導体20B1と可動導体20B2の接点間に電磁反発力が発生する。発生する電磁反発力によって、可動導体20B2は、固定導体20B1から離れる。可動導体20B2が固定導体20B1から離れるような荷重であるように、発弧機構20Bの接圧荷重は、あらかじめ設定されている。可動導体20B2が固定導体20B1から離れると、端子部22との回路が開かれ、端子部22を橋絡する固定導体20B1と可動導体20B2との接点間にアーク23が発生する。
通電すると、矢印Pで示すように、駆動電源30から端子部22を介して発弧機構20Bに流れるため、発弧機構20Bには、固定導体20B1と可動導体20B2の接点間に電磁反発力が発生する。発生する電磁反発力によって、可動導体20B2は、固定導体20B1から離れる。可動導体20B2が固定導体20B1から離れるような荷重であるように、発弧機構20Bの接圧荷重は、あらかじめ設定されている。可動導体20B2が固定導体20B1から離れると、端子部22との回路が開かれ、端子部22を橋絡する固定導体20B1と可動導体20B2との接点間にアーク23が発生する。
アーク23によって加熱され膨張した気体による圧力によって、ピストン11は、矢印Qの向きへの動作速度が上昇する。
その結果、ピストン11は、圧力を受けて可動電極3の閉極方向へ上昇するように動作し、可動軸4を介して可動電極3を閉極方向に駆動する。
その結果、ピストン11は、圧力を受けて可動電極3の閉極方向へ上昇するように動作し、可動軸4を介して可動電極3を閉極方向に駆動する。
図4(3)の閉極状態では、実施の形態1と同様に、閉極後、上側端子6、固定電極2、可動電極3及び下側端子7で通電経路が形成するように示している。通電されると、固定電極2及び可動電極3の間に電磁反発力が発生するため、実施の形態1と同様に、両接点間を加圧し、閉極状態を保持する。
本開示によれば、実施の形態1と同様に、開閉装置1Bに設けた発弧機構20Bの電磁反発力により発生するアーク23の圧力上昇を利用することで、可動電極3は閉極方向へ移動し、開閉装置1Bを閉極することができる。
したがって、爆発技術を用いることがないため、定期的な部品の交換が不要で、長期信頼性が高い開閉装置1Bとなることができる。
また、アーク23による急激な容器12内の圧力上昇を利用することで、高速に開閉装置1Bを動作させることができる。
したがって、爆発技術を用いることがないため、定期的な部品の交換が不要で、長期信頼性が高い開閉装置1Bとなることができる。
また、アーク23による急激な容器12内の圧力上昇を利用することで、高速に開閉装置1Bを動作させることができる。
実施の形態1では、発弧機構20Aがヒューズであることから、動作時ヒューズが溶断するため、一度動作をするとヒューズを取り替える必要が生じる。
一方、本実施の形態では、発弧機構20Bがスイッチであることから、複数回動作させることが可能である。したがって、事前に動作確認することも定期的に動作確認することも可能であるため、さらに信頼性の高い開閉装置1Bとなる。
一方、本実施の形態では、発弧機構20Bがスイッチであることから、複数回動作させることが可能である。したがって、事前に動作確認することも定期的に動作確認することも可能であるため、さらに信頼性の高い開閉装置1Bとなる。
また、実施の形態1と同様に、ピストン11を駆動させるとき、火薬又はその他の媒体を用いる場合は、例えば爆発しないように管理する必要があるが、本実施の形態では、端子部22を橋絡する発弧機構20Bを設ければよいため、開閉装置1Bの組立作業が簡易である。
本実施の形態では、図4を用いて閉極動作を行う開閉装置1Bについて述べたが、駆動方向を反対にして高速な開極動作が必要な開閉装置に使用してもよい。
実施の形態3.
実施の形態1及び2と実施の形態3との相違点は、発弧機構の違いである。
実施の形態3に係る発弧機構は、導体を使用する。
なお、以下では、実施の形態1及び2との相違点のみ説明し、同一又は、対応する部分についての説明は省略する。符号についても、実施の形態1及び2と同一又は相当部分は同一符号とし、説明を省略する。
実施の形態1及び2と実施の形態3との相違点は、発弧機構の違いである。
実施の形態3に係る発弧機構は、導体を使用する。
なお、以下では、実施の形態1及び2との相違点のみ説明し、同一又は、対応する部分についての説明は省略する。符号についても、実施の形態1及び2と同一又は相当部分は同一符号とし、説明を省略する。
図5は、本実施の形態に係る開閉装置1Cの断面図の例である。図5を用いて、開閉装置1Cについて説明する。
駆動装置10Cは、可動軸4及び容器12を有しており、容器12は、ピストン11、開放ばね13及び発弧機構20Cを収容している。
駆動装置10Cは、可動軸4及び容器12を有しており、容器12は、ピストン11、開放ばね13及び発弧機構20Cを収容している。
本実施の形態では、発弧機構20Cは、実施の形態2の可動導体20B2として述べた導体である。実施の形態2では、可動導体20B2は、固定導体20B1と接続されスイッチとなっていた。本実施の形態の発弧機構20Cは、ピストン11内に設けられ、端子部22を橋絡するよう、端子部22に対面する面であるピストン11内の受圧面の内側に配置する。発弧機構20Cは、端子部22とは接離可能である。
つまり、発弧機構20Cは、端子部22を介して駆動電源30と接続され、発弧機構20C、端子部22及び駆動電源30で回路を形成している。
つまり、発弧機構20Cは、端子部22を介して駆動電源30と接続され、発弧機構20C、端子部22及び駆動電源30で回路を形成している。
図6は、本実施の形態に係る開閉装置1Cの閉極動作の流れを示す図である。図6(1)は、初期状態の位置である開極状態、図6(2)は発弧機構20Cが動作している途中の駆動状態、図6(3)は、発弧機構20Cの動作後の閉極状態を示している。
図6(1)の初期状態の位置である開極状態では、ピストン11は、容器12に接するように位置した状態で配置されている。端子部22は、発弧機構20Cと接触しており橋絡されている状態である。実施の形態1及び2と同様に、本実施の形態では、開極状態は、弾性部材である開極ばね13を可動部に接続して保持している。
図6(2)の矢印Pは、駆動電源30で発弧機構20Cに通電した場合の通電経路を表している。矢印Qは、容器12内の圧力によって可動部が動く向きを示している。
通電すると、矢印Pで示すように、駆動電源30から端子部22を介して発弧機構20Cに流れるため、発弧機構20Cには、端子部22に流れる電流との相互作用により、電磁反発力が発生する。発生する電磁反発力は、閉極方向である矢印Qの向きへの力である。発生する電磁反発力によって、発弧機構20Cが端子部22から離反することで端子部22との回路が開かれ、端子部22と発弧機構20Cとの間にアーク23が発生する。図6(2)に示すように、アーク23は、発弧機構20Cが端子部22を橋絡しており開かれた箇所2カ所に発生する。
通電すると、矢印Pで示すように、駆動電源30から端子部22を介して発弧機構20Cに流れるため、発弧機構20Cには、端子部22に流れる電流との相互作用により、電磁反発力が発生する。発生する電磁反発力は、閉極方向である矢印Qの向きへの力である。発生する電磁反発力によって、発弧機構20Cが端子部22から離反することで端子部22との回路が開かれ、端子部22と発弧機構20Cとの間にアーク23が発生する。図6(2)に示すように、アーク23は、発弧機構20Cが端子部22を橋絡しており開かれた箇所2カ所に発生する。
ピストン11は、発生するアーク23の圧力と電磁力の力により、矢印Qの向きへの動作速度が上昇する。
その結果、ピストン11は、圧力を受けて可動電極3の閉極方向へ上昇するように動作し、可動軸4を介して可動電極3を閉極方向に駆動する。
その結果、ピストン11は、圧力を受けて可動電極3の閉極方向へ上昇するように動作し、可動軸4を介して可動電極3を閉極方向に駆動する。
図6(3)の閉極状態では、実施の形態1及び2と同様に、閉極後、上側端子6、固定電極2、可動電極3及び下側端子7で通電経路が形成される。通電経路に通電されると、固定電極2及び可動電極3の間に電磁反発力が発生するため、両接点間を加圧し、閉極状態を保持する。
本開示によれば、実施の形態1及び2と同様に、開閉装置1Cに設けた発弧機構20Cの電磁反発力により端子部22との間で発生するアーク23によって加熱され、図5及び図6の容器12の底面側の空間にある膨張した気体による圧力を受けて、可動電極3は閉極方向へ移動し、開閉装置1Cを閉極することができる。したがって、爆発技術を用いることがないため、定期的な部品の交換が不要で、長期信頼性が高い開閉装置1Cとなることができる。
また、アーク23による急激な容器12内の圧力上昇を利用することで、高速に開閉装置1Cを動作させることができる。
また、膨張する気体は、図5及び図6で示した容器12の底面の位置でなくても、発生するアーク23によって膨張することができる箇所に配置しておくことができればよい。
また、アーク23による急激な容器12内の圧力上昇を利用することで、高速に開閉装置1Cを動作させることができる。
また、膨張する気体は、図5及び図6で示した容器12の底面の位置でなくても、発生するアーク23によって膨張することができる箇所に配置しておくことができればよい。
本実施の形態では、アーク23が2箇所発生するため、実施の形態1及び2よりもアーク23により加熱され膨張した気体による圧力が増加する。したがって、本実施の形態では、2箇所に発生するアーク23の圧力上昇による駆動力に加えて、発弧機構20Cで発生する閉極方向への電磁反発力によって、さらに高速な開閉装置1Cを動作させることができる。
また、実施の形態1及び2と同様に、ピストン11を駆動させるとき、火薬又はその他の媒体を用いる場合は、例えば爆発しないように管理する必要があるが、本実施の形態では、端子部22を橋絡する発弧機構20Cを設ければよいため、開閉装置1Cの組立作業が簡易である。
本実施の形態では、図6を用いて閉極動作を行う開閉装置1Cについて述べたが、駆動方向を反対にして高速な開極動作が必要な開閉装置に使用してもよい。
本実施の形態では、発弧機構20Cはピストン11内に備えるとしたが、アーク23を発生させるピストン11を駆動できる容器12内にあればよい。例えば、ピストン11の外部であり、ピストン11の端子部22に対面する面である受圧面に配置してもよいが、ピストン11と容器12との隙間から空気が漏れてしまうことから、端子部22と受圧面との間の体積は大きい方がよい。
実施の形態4.
実施の形態1から実施の形態3と実施の形態4との相違点は、発弧機構の違いである。
実施の形態4に係る発弧機構は、複数の導体を使用する。
なお、以下では、実施の形態1から実施の形態3との相違点のみ説明し、同一又は、対応する部分についての説明は省略する。符号についても、実施の形態1から3と同一又は相当部分は同一符号とし、説明を省略する。
実施の形態1から実施の形態3と実施の形態4との相違点は、発弧機構の違いである。
実施の形態4に係る発弧機構は、複数の導体を使用する。
なお、以下では、実施の形態1から実施の形態3との相違点のみ説明し、同一又は、対応する部分についての説明は省略する。符号についても、実施の形態1から3と同一又は相当部分は同一符号とし、説明を省略する。
図7は、本実施の形態に係る開閉装置1Dの断面図の例である。図7を用いて、開閉装置1Dについて説明する。
駆動装置10Dは、可動軸4及び容器12を有しており、容器12は、ピストン11、開放ばね13及び発弧機構20Dを収容している。
駆動装置10Dは、可動軸4及び容器12を有しており、容器12は、ピストン11、開放ばね13及び発弧機構20Dを収容している。
本実施の形態では、発弧機構20Dは、複数の導体である。実施の形態3では、ピストン11内に設けられていたが、本実施の形態の導体は、ピストン11内に加えて、容器12内にも設けられている。つまり、発弧機構20Dは、端子部22を橋絡するよう、端子部22と対面する面であるピストン11内の受圧面の内側に配置する導体と、ピストン11の受圧面に対面するように容器12内に配置する導体で構成されている。容器12内に配置する導体及びピストン11内に配置する導体は、直列に接続されるように互いに当接して設けられている。発弧機構20Dのうちピストン11内の導体は、端子部22とは接離可能である。
つまり、発弧機構20Dは、端子部22を介して駆動電源30と接続され、発弧機構20D、端子部22及び駆動電源30で回路を形成している。
つまり、発弧機構20Dは、端子部22を介して駆動電源30と接続され、発弧機構20D、端子部22及び駆動電源30で回路を形成している。
図8は、本実施の形態に係る開閉装置1Dの閉極動作の流れを示す図である。図8(1)は、初期状態の位置である開極状態、図8(2)は発弧機構20Dが動作している途中の駆動状態、図8(3)は、発弧機構20Dの動作後の閉極状態を示している。
図8(1)の初期状態の位置である開極状態では、ピストン11は、容器12に接するように位置した状態で配置されている。端子部22は、発弧機構20Dと接触しており橋絡されている。実施の形態1から3と同様に、本実施の形態では、開極状態は、開極方向に荷重を発生させる弾性部材である開極ばね13を可動部に接続して保持している。
図8(2)の矢印Pは、駆動電源30で発弧機構20Dに通電した場合の通電経路を表している。矢印Qは、容器12内の圧力によって可動部が動く向きを表している。
通電すると、矢印Pで示すように、駆動電源30から端子部22を介して発弧機構20Dに電流が流れるため、発弧機構20Dには、端子部22に流れる電流との相互作用により、ピストン11内の導体、容器12内の導体及び端子部22との間で電磁反発力が発生する。発生する電磁反発力は、閉極方向である矢印Qの向きへの力である。発生する電磁反発力によって、発弧機構20Dである容器12内の導体が端子部22から離反することで、端子部22との回路が開かれ、端子部22とピストン11内の導体、及び容器12内の導体との間にアーク23が発生する。
通電すると、矢印Pで示すように、駆動電源30から端子部22を介して発弧機構20Dに電流が流れるため、発弧機構20Dには、端子部22に流れる電流との相互作用により、ピストン11内の導体、容器12内の導体及び端子部22との間で電磁反発力が発生する。発生する電磁反発力は、閉極方向である矢印Qの向きへの力である。発生する電磁反発力によって、発弧機構20Dである容器12内の導体が端子部22から離反することで、端子部22との回路が開かれ、端子部22とピストン11内の導体、及び容器12内の導体との間にアーク23が発生する。
図8(2)に示すように、アーク23は、発弧機構20Dが端子部22を橋絡しており、開かれた箇所4カ所に発生する。ピストン11は、発生するアーク23の圧力と電磁力の力により、矢印Qの向きへの動作速度が上昇する。その結果、ピストン11は、可動軸4を介して可動電極3を閉極方向に駆動する。
図8(3)の閉極状態では、実施の形態1から3と同様に、閉極後、上側端子6、固定電極2、可動電極3及び下側端子7で通電経路が形成される。通電経路に通電されると、固定電極2及び可動電極3の間に電磁反発力が発生するため、両接点間を加圧し、閉極状態を保持する。
本開示によれば、実施の形態1から3と同様に、開閉装置1Dに設けた発弧機構20Dの電磁反発力により端子部22と発弧機構20Dとの間に発生するアーク23によって加熱され膨張した気体による圧力を受けて、可動電極3は閉極方向へ移動し、開閉装置1Dを閉極することができる。したがって、爆発技術を用いる必要がないため、定期的な部品の交換が不要で、長期信頼性が高い開閉装置1Dとなることができる。
また、アーク23による急激な容器12内の圧力上昇を利用することで、高速に開閉装置1Dを動作させることができる。
また、アーク23による急激な容器12内の圧力上昇を利用することで、高速に開閉装置1Dを動作させることができる。
本実施の形態では、アーク23が4箇所発生するため、実施の形態1から3よりもアーク23による圧力が増加する。したがって、本実施の形態では、4箇所に発生するアーク23の圧力上昇による駆動力に加えて、発弧機構20Dに発生する閉極方向への電磁力によって、さらに高速な開閉装置1Dを動作させることができる。
また、実施の形態1から3と同様に、ピストン11を駆動させるとき、火薬又はその他の媒体を用いる場合は、例えば爆発しないように管理する必要があるが、本実施の形態では、端子部22を橋絡する発弧機構20Dを設ければよいため、開閉装置1Dの組立作業が簡易である。
本実施の形態では、図8を用いて閉極動作を行う開閉装置1Dについて述べたが、駆動方向を反対にして高速な開極動作が必要な開閉装置に使用してもよい。
実施の形態5.
実施の形態1から4と実施の形態5との相違点は、開閉装置内にアブレーション材が配置されているかどうかの違いである。
なお、以下では、実施の形態1から4との相違点のみ説明し、同一又は、対応する部分についての説明は省略する。符号についても、実施の形態1から4と同一又は相当部分は同一符号とし、説明を省略する。
実施の形態1から4と実施の形態5との相違点は、開閉装置内にアブレーション材が配置されているかどうかの違いである。
なお、以下では、実施の形態1から4との相違点のみ説明し、同一又は、対応する部分についての説明は省略する。符号についても、実施の形態1から4と同一又は相当部分は同一符号とし、説明を省略する。
図9は、本実施の形態に係る開閉装置1Eの断面図の例である。図9を用いて、開閉装置1Eについて説明する。
駆動装置10Eは、可動軸4及び容器12を有しており、容器12は、ピストン11、開放ばね13及び発弧機構20Eを収容している。
発弧機構20Eは、本実施の形態では、実施の形態1と同様に、ヒューズであるとし、端子部22を介して駆動電源30と接続され、発弧機構20E、端子部22及び駆動電源30で回路を形成している。
駆動装置10Eは、可動軸4及び容器12を有しており、容器12は、ピストン11、開放ばね13及び発弧機構20Eを収容している。
発弧機構20Eは、本実施の形態では、実施の形態1と同様に、ヒューズであるとし、端子部22を介して駆動電源30と接続され、発弧機構20E、端子部22及び駆動電源30で回路を形成している。
また、本実施の形態に係る開閉装置1Eは、アブレーション材50を備えている。アブレーション材50は、例えば熱可塑性樹脂のように、アークの光と熱によって自らが分解し気化する材料である。本実施の形態では、図9に示すように、一方のアブレーション材50は、ピストン11内に設けられており、端子部22に対面する面であるピストン11内の受圧面の内側に配置する。もう一方のアブレーション材50は、ピストン11の受圧面に対面するように容器12内に配置する。
図10は、本実施の形態に係る開閉装置1Eの閉極動作の流れを示す図である。図10(1)は、初期状態の位置である開極状態、図10(2)は発弧機構20Eが動作している途中の駆動状態、図10(3)は、発弧機構20Eの動作後の閉極状態を示している。
図10(1)の初期状態の位置である開極状態では、ピストン11は容器12内の開極側の空間に接するように位置した状態で配置されている。端子部22は、発弧機構20Eによって橋絡されている。実施の形態1から4と同様に、本実施の形態では、開極状態は、開極方向に荷重を発生させる弾性部材である開極ばね13を可動部に接続して保持している。
図10(2)の矢印Pは、駆動電源30で発弧機構20Eに通電した場合の通電経路を表している。矢印Qは、容器12内の圧力動く向きを示している。
通電すると、矢印Pで示すように、駆動電源30から端子部22を介して発弧機構20Eに流れるため、実施の形態1と同様に、発弧機構20Eは、速やかに焼き切れ端子部22との回路が開かれ、開かれた箇所にアーク23が発生する。アブレーション材50は、表面がアーク23よって分解されて気化する。
本実施の形態では、容器12内は、発生するアーク23よって加熱され膨張した気体による圧力に加え、アブレーション材50が気化した気体による圧力が生じる。
ピストン11は、発生するアーク23の圧力とアブレーション材50による圧力を受けて、矢印Qの向きへの動作速度が上昇する。その結果、ピストン11は、圧力を受けて可動電極3の閉極方向へ上昇するように動作し、可動軸4を介して可動電極3を閉極方向に駆動する。
通電すると、矢印Pで示すように、駆動電源30から端子部22を介して発弧機構20Eに流れるため、実施の形態1と同様に、発弧機構20Eは、速やかに焼き切れ端子部22との回路が開かれ、開かれた箇所にアーク23が発生する。アブレーション材50は、表面がアーク23よって分解されて気化する。
本実施の形態では、容器12内は、発生するアーク23よって加熱され膨張した気体による圧力に加え、アブレーション材50が気化した気体による圧力が生じる。
ピストン11は、発生するアーク23の圧力とアブレーション材50による圧力を受けて、矢印Qの向きへの動作速度が上昇する。その結果、ピストン11は、圧力を受けて可動電極3の閉極方向へ上昇するように動作し、可動軸4を介して可動電極3を閉極方向に駆動する。
図10(3)の閉極状態では、実施の形態1から4と同様に、閉極後、上側端子6、固定電極2、可動電極3及び下側端子7で通電経路が形成される。通電経路に通電されると、固定電極2及び可動電極3の間に電磁反発力が発生するため、実施の形態1と同様に、両接点間を加圧し、閉極状態を保持する。
本開示によれば、実施の形態1から4と同様に、開閉装置1Eに設けられた発弧機構20Eにより、発弧機構20Eが焼き切れて発生するアーク23によって容器12の内部の温度が上昇し、気体の膨張とアブレーション材50の気化によって、容器12内の温度が急激に上昇した結果膨張した体積の圧力が、可動電極3を閉極方向へ駆動させ、開閉装置1Eを閉極することができる。したがって、爆発技術を用いることなく、定期的な部品の交換が不要で、長期信頼性が高い開閉装置となることができる。
また、アーク23による急激な容器12内の圧力上昇を利用することで、高速に開閉装置を動作させることができる。
また、アーク23による急激な容器12内の圧力上昇を利用することで、高速に開閉装置を動作させることができる。
本実施の形態では、アブレーション材50の気化による圧力が加わるため、実施の形態1よりも高速に開閉装置を動作させることができる。
本実施の形態では、実施の形態1の発弧機構であるヒューズにアブレーション材を加えて説明したが、実施の形態2から4のいずれにも同様に、アブレーション材を加え、圧力上昇を増加させ、さらに高速化することができる。
本実施の形態では、実施の形態1の発弧機構であるヒューズにアブレーション材を加えて説明したが、実施の形態2から4のいずれにも同様に、アブレーション材を加え、圧力上昇を増加させ、さらに高速化することができる。
本実施の形態では、アブレーション材は、ピストン11内と、ピストン11の受圧面に対面する容器12内に配置したが、これに限定されず、例えば、ピストン11の受圧面側かつ容器12内であればよい。アブレーション材50は、発弧機構20Eの通電により発生するアーク23によって気化される箇所に配置されていればよい。
また、実施の形態1から4と同様に、ピストン11を駆動させるとき、火薬又はその他の媒体を用いる場合は、例えば爆発しないように管理する必要があるが、本実施の形態では、端子部22を橋絡する発弧機構20Eを設ければよいため、開閉装置1Eの組立作業が簡易である。
本実施の形態では、図10を用いて閉極動作を行う開閉装置1Eについて述べたが、駆動方向を反対にして高速な開極動作が必要な開閉装置に使用してもよい。
実施の形態6.
図11は、実施の形態6に係る電力変換装置100の構成図である。図11に示す電力変換装置100は、交流電力を直流電力に変換するMMC方式(Modular Multilevel Converter)の電力変換装置である。図11(1)は、電力変換装置100の全体の構成図であり、図11(2)は、パワーモジュール101の構成図の例である。
図11は、実施の形態6に係る電力変換装置100の構成図である。図11に示す電力変換装置100は、交流電力を直流電力に変換するMMC方式(Modular Multilevel Converter)の電力変換装置である。図11(1)は、電力変換装置100の全体の構成図であり、図11(2)は、パワーモジュール101の構成図の例である。
図11(1)に示すように、本実施の形態に係る電力変換装置100は、三相の交流電力の入力系統に対して、各相と直流出力線との間に複数のパワーモジュール101が直列で接続されている。
図11(2)に示すように、各パワーモジュール101は、2つのパワー半導体回路102が直列に接続されており、その直列接続された2つのパワー半導体回路102と並列に、エネルギー蓄積器としてコンデンサ103が接続されている。さらに、各パワーモジュール101の入力端子と出力端子との間に、実施の形態1の開閉装置1Aが並列に接続されている。
図11(2)に示すように、各パワーモジュール101は、2つのパワー半導体回路102が直列に接続されており、その直列接続された2つのパワー半導体回路102と並列に、エネルギー蓄積器としてコンデンサ103が接続されている。さらに、各パワーモジュール101の入力端子と出力端子との間に、実施の形態1の開閉装置1Aが並列に接続されている。
本実施の形態に係る電力変換装置100に開閉装置1Aを備えることで、パワーモジュール101が故障した際に、開閉装置1Aを閉極して、故障したパワーモジュール101の入力と出力を短絡し、電力変換装置100全体が運転停止することを防ぐことができる。
また、故障したパワーモジュール101の出力を短絡しても、直列接続するパワーモジュールの個数に冗長性を持たせることで、電力変換装置100は継続運転が可能となる。
また、パワーモジュール101内で半導体素子が短絡故障した場合アークを伴う素子破壊に至る可能性があるため、パワー半導体周辺には、防爆構造を設ける場合がある。開閉装置1Aは、アークの発生時高速に閉極することにより、アークの発生時間を短縮することができるため、パワーモジュール101電力変換装置100の防爆構造を簡素化することができる。
本実施の形態に係る開閉装置1Aは、実施の形態2~5に示した開閉装置を適用してもよい。
また、パワーモジュール101の台数が大規模になると部品交換のコストも大きくなるが、実施の形態1~6で説明した開閉装置であれば、部品交換が不要となり、簡素な防爆構造により安価な電力変換装置を提供することができる。
また、実施の形態2~5で説明した開閉装置であれば、複数回動作させることができるため、動作確認を行うことができ、より信頼性の高い電力変換装置を提供することができる。
また、実施の形態2~5で説明した開閉装置であれば、複数回動作させることができるため、動作確認を行うことができ、より信頼性の高い電力変換装置を提供することができる。
1A,1B,1C,1D,1E 開閉装置
2 固定電極
3 可動電極
4 可動軸
5 真空容器
6 上側端子
7 下側端子
10A,10B,10C,10D,10E 駆動装置
11 ピストン
12 容器
13 開放ばね
20A,20B,20C,20D,20E 発弧機構
20B1 固定導体
20B2 可動導体
20B3 接触子
22 端子部
23 アーク
30 駆動電源
50 アブレーション材
100 電力変換装置
101 パワーモジュール
102 パワー半導体回路
103 コンデンサ
2 固定電極
3 可動電極
4 可動軸
5 真空容器
6 上側端子
7 下側端子
10A,10B,10C,10D,10E 駆動装置
11 ピストン
12 容器
13 開放ばね
20A,20B,20C,20D,20E 発弧機構
20B1 固定導体
20B2 可動導体
20B3 接触子
22 端子部
23 アーク
30 駆動電源
50 アブレーション材
100 電力変換装置
101 パワーモジュール
102 パワー半導体回路
103 コンデンサ
Claims (7)
- 固定電極と、
前記固定電極に対向するように設けられ、前記固定電極と接離可能な可動電極と、
前記可動電極に接続された可動軸を介して前記可動電極を駆動するように、前記固定電極と反対側に設けられたピストンと、
前記ピストンを収容する容器と、
前記容器内であり前記固定電極と反対側の位置に設けられ、外部の回路と接続された端子部を橋絡し、通電すると前記端子部との回路を開くことにより前記開かれた箇所でアークを発生させる金属の発弧機構と、
を備えた開閉装置。 - 前記発弧機構は、ヒューズである、
ことを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。 - 前記発弧機構は、前記端子部と接続された固定導体、及び前記固定導体と接離可能である可動導体を有するスイッチである
ことを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。 - 前記発弧機構は、前記ピストン内の前記端子部に対面する面である受圧面に設けられている導体である、
ことを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。 - 前記発弧機構の前記導体は、複数に分割され、前記ピストン内及び前記容器内に設けられており、
前記ピストン内の前記導体及び前記容器内の前記導体は直列に接続されるように互いに当接して設けられている
ことを特徴とする請求項4に記載の開閉装置。 - 前記アークによって気化される位置にアブレーション材を備えている
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の開閉装置。 - 直列に接続されたパワー半導体回路と、
前記パワー半導体回路に並列に接続されたエネルギー蓄積器と、
を有するパワーモジュールと、
前記パワーモジュールの入力端子と出力端子との間に接続されている請求項1から6のいずれか1項に記載の開閉装置と、
を備えた電力変換装置。
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