JP7333690B2 - 冷却装置および構造体 - Google Patents
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Description
また、発熱素子である半導体素子を搭載した電子部品は従来から熱対策が重要視されている。特に、近年の電子部品の小型化・高密度実装化の傾向、あるいはマイクロプロセッサ類の高速化に伴い、電子部品1つあたりの消費電力は著しく増大しており、効率的な冷却システムが重要となっている。
特許文献1には、複数の電池セルが、上記各電池セル間にスペーサを介在して配列され、配列方向の両端にエンドプレートが配置された電池ブロックであって、複数の上記電池セルの配列方向に延在され、上記各電池セルの一面に、直接、または熱伝導層を介して接触する冷却プレートを備え、上記冷却プレートは、複数の上記電池セルの配列方向に延在された肉厚部、および上記肉厚部の空洞部であり、冷媒が流れる冷却用貫通孔を有する、電池ブロックが開示されている。
すなわち、従来の技術において、複数の発熱体を同時に液冷する冷却装置には、複数の発熱体の冷却効率を向上させるという点において改善の余地があった。
発熱体を冷却するための金属製冷却パネルと、上記金属製冷却パネルに接合し、かつ、冷媒を流すための樹脂製流路と、を備える冷却装置であって、
上記樹脂製流路は少なくとも第1の流路ユニットおよび第2の流路ユニットを含み、
上記第1の流路ユニットは、上記第1の流路ユニットから上記第2の流路ユニットへ上記冷媒を導くための流路Aと、上記第1の流路ユニット全体に亘って上記冷媒を導くための流路Bと、を含み、
上記流路Aは、上記流路Aの出口に向かって上記流路Aの断面積が減少していくテーパー部Cを含む冷却装置。
[2]
上記[1]に記載の冷却装置において、
上記流路Aの内壁または内壁の延長線が上記出口の外周部の少なくとも一部と接するまたは交差する冷却装置。
[3]
上記[1]または[2]に記載の冷却装置において、
上記樹脂製流路は、底部と、上記底部に立設する側壁部と、を有する冷却装置。
[4]
上記[1]乃至[3]のいずれか一つに記載の冷却装置において、
上記金属製冷却パネルと上記樹脂製流路とが、接着剤法、熱溶着法および機械締結法から選ばれる一つ以上の手段で接合されている冷却装置。
[5]
上記[1]乃至[4]のいずれか一つに記載の冷却装置において、
上記金属製冷却パネルの表面の少なくとも一部に微細凹凸構造が形成されており、
上記微細凹凸構造上に上記樹脂製流路の側壁部が位置する冷却装置。
[6]
上記[1]乃至[5]のいずれか一つに記載の冷却装置において、
上記テーパー部Cにおける最狭部が上記流路Aの出口である冷却装置。
[7]
上記[1]乃至[6]のいずれか一つに記載の冷却装置において、
上記流路Aの全体がテーパー状である冷却装置。
[8]
上記[1]乃至[7]のいずれか一つに記載の冷却装置において、
上記金属製冷却パネルがアルミニウム製部材、アルミニウム合金製部材、銅製部材および銅合金製部材からなる群から選択される少なくとも一種の部材により構成されている冷却装置。
[9]
発熱体と、
上記[1]乃至[8]のいずれか一つに記載の冷却装置と、
を備え、
上記冷却装置における上記金属製冷却パネル表面に上記発熱体が配置されている構造体。
樹脂製流路8は、少なくとも第1の流路ユニット2および第2の流路ユニット3を含む。図1に示す態様では、第1の流路ユニット2と第2の流路ユニット3とが直列状に配置された構成となっており、第1の流路ユニット2が川上側であり、第2の流路ユニット3が川下側である。本実施形態において、「直列状に配置」とは、二つの流路ユニット内の冷媒の流通方式が、川上の流路ユニットを通過した冷媒の一部が川下の流路ユニットに流入する配置を言う。
ここで、樹脂製流路8は、図1に示すように第1の流路ユニット2および第2の流路ユニット3が一体化された構成であってもよいし、第1の流路ユニット2および第2の流路ユニット3が分割された構成であってもよい。第1の流路ユニット2および第2の流路ユニット3が分割されている場合、第1の流路ユニット2と第2の流路ユニット3とは、例えば、冷媒が流れる冷媒管を用いて接続することができる。
また、第3の流路ユニット4と第4の流路ユニット5が直列状に配置されている。
ここで、樹脂製流路8は、図2に示すように各流路ユニットが一体化された構成であってもよいし、各流路ユニットがそれぞれ分割された構成であってもよい。各流路ユニットが分割されている場合、各流路ユニット同士は、例えば、冷媒が流れる冷媒管によってつながっている。
樹脂製流路8を構成する流路ユニットの数は特に限定されず、冷却する発熱体の大きさや個数によって任意に設定することができる。
第1の流路ユニット2に設けられた通液口の個数は特に限定されないが、例えば4個であり、具体的には一つの側壁部の両端位置、および対向する側壁部の両端位置である。このような一例を図3に示した。冷媒注入口81から進入する冷媒は、冷媒分流口82において流路B(18)用と第2の流路ユニット3への搬送用とに分流され、冷媒合流口83において第2の流路ユニット3から移送された冷媒と合流し、冷媒回収口84において熱交換器に戻される。
より具体的には、冷媒の温度を下げて冷却機能を付与する熱交換器から送給される冷媒はポンプによって昇圧されて冷媒注入口81から第1の流路ユニット2の流路A(17)に流入し、次いで、流入した冷媒の一部が分岐点から流路B(18)に流れ、そして第1の流路ユニット2全体に流れる。これにより、第1の流路ユニット2全体が冷却される。残りの冷媒が冷媒分流口82から第2の流路ユニット3に流れて第2の流路ユニット3全体に流れる。これにより、第2の流路ユニット3全体が冷却される。第2の流路ユニット3全体に流れた冷媒は冷媒合流口83から第1の流路ユニット2に戻り、冷媒回収口84から熱交換器に戻る。
なお、図1~3および図6では、樹脂製流路8中に形成された流路を視認し易くするため、冷却ユニット1’を構成する金属製冷却パネル9の記載を省略している。通常は、図5に示すように、樹脂製流路8上に金属製冷却パネル9が配置される。また、図3および図6中の白色矢印は冷媒の流通状況をイメージ的に示したものである。
また、第1の流路ユニット2以外の流路ユニットは、基本的には第1の流路ユニット2と同じ構造を有している。
本実施形態に係る構造体20は、発熱体10と、本実施形態に係る冷却ユニット1’と、必要に応じて発熱体10を収納するケースと、を備え、冷却ユニット1’における金属製冷却パネル9の表面に発熱体10が配置されている。発熱体10は、例えば、電池や電子部品である。金属製冷却パネル9と発熱体10は直接接触させてもよいが、好ましくは該接触部に熱伝導性シートが介装される。熱伝導性シートに替えて、いわゆるサーマル・インターフェース・マテリアル(TIM)と呼ばれる物質を用いてもよく、具体的にはサーマルグリース、相変化材料(PCM)、ゲル、高熱伝導接着剤、サーマルテープ等を例示できる。
図5に示す冷却ユニット1’は、平面状の金属製冷却パネル9の周縁部に、樹脂製流路8(内部の流路は図示せず)が接合されたものであり、金属製冷却パネル9の冷媒流通面とは反対面に電池や電子部品等の発熱体10が搭載され、発熱体10は、必要に応じてケース内に収納されている。樹脂製流路8の側壁部には、冷媒の流入・流出のための通液口である冷媒注入口81と冷媒分流口82が設けられている(冷媒合流口83と冷媒回収口84は図示せず)。
本実施形態に係る冷却装置では、図6に示すように、分岐点において、川上側の第1の流路ユニット2の冷媒分流口82に至る分流前の流れ13が、川下側の第2の流路ユニット3に向かう流れ14と、流路B(18)に向かう流れ15とに分岐している。
本実施形態に係る冷却装置において、図7に示されるように、川上側の第1の流路ユニット2に設けられた冷媒注入口81から、川下側の第2の流路ユニット3への冷媒流出用に設けられた冷媒分流口82(流路Aの出口)に向かう流路Aの断面積が徐々に漸減するように流路が形成されている。すなわち、流路Aは、流路Aの出口に向かって流路Aの断面積が減少していくテーパー部C(19)を含む構造となっている。
この制御の結果、第2の流路ユニット3へ流入する冷媒の量を増やすことができ、冷却装置全体すなわち各冷却ユニットの冷却効率を高めることができる。これにより、複数の冷却ユニットを接続させて複数の発熱体を同時に液冷する際に、下流側の冷却ユニットの冷却効率の低下を抑制でき、その結果、複数の発熱体の冷却効率を向上させることができる。すなわち、本実施形態に係る冷却装置によれば、複数の発熱体を同時に液冷することが可能であるとともに、複数の発熱体の冷却効率を向上させることが可能となる。
ここで、本発明者らは、テーパー部C(19)を設けた場合、第2の流路ユニット3への冷媒の最大流速および平均流速が、テーパー部C(19)を設けない場合に比べて、30%以上向上することをCFD(数値流体力学)計算により確認している。
流路(A)がテーパー部C(19)を含む構造の態様としては、特に制限はなく、例えば、順方向への移動量と比例的に流路が狭まる態様、順方向の途中まで断面積の変化はなく、ある地点からテーパー状に流路が狭まる態様、順方向の途中で階段状に狭まる態様、順方向の複数点で段階的に狭まる態様などを例示できる。このような態様の場合、テーパー部C(19)における最狭部が流路Aの出口すなわち冷媒分流口82であることが好ましい。
本実施形態において、樹脂製流路8への上記態様の流路付与のための成形作業性の容易さから順方向への移動量と比例的に狭まる態様すなわち流路Aの全体がテーパー状である構造が好んで用いられる。
図7は、流路を構成する側面(a)86(樹脂製流路8の内部側)を、対向する他方の側面(b)87(樹脂製流路8の外縁側)にテーパー状に傾斜配置させることによって流路(A)の断面積を漸減させた態様を示したイメージ図である。
ここで、流路Aは、例えば、直線状に延設されている。また、流路Aの内壁とは、流路Aの断面形状が四角形である場合は、底面、二つの側面、天面のいずれかである。流路断面形状が円乃至楕円形状である場合は、内周面の任意の点が内壁に相当する。
流路断面が四角形である場合の、上記好ましい要件を満たす典型的例を図8に示した。(a)の場合、円形状の冷媒分流口82の円周部が、流路Aの底面85と側面(b)87に共に接している。(b)の場合、側面(a)86の延長線が冷媒分流口82の円周と交差している。また、(c)の場合、側面(a)86の延長線が冷媒分流口82の円周と接している。これらの(a)~(c)は、あくまでも好ましい例の典型を示したに過ぎず、本実施形態では、その具体的な態様は何ら制限されるものではない。
本実施形態に係る櫛歯状流路においては、後述するように順方向マニホールドから分岐する複数の櫛歯状流路の敷居高さ、敷居幅、流路幅については、冷却される発熱体の発熱量に応じて適宜設定される。ただし、単位冷却ユニットの金属製冷却パネル9内の特定位置を強冷却したい場合、単位冷却ユニットの金属製冷却パネル9表面を押しなべて均一温度で冷却したい場合、あるいは一台のポンプで複数個に配置された冷却ユニットからなる冷却装置を、冷却ユニット間で温度ムラなく冷却した場合等の特定の目的で、上記敷居高さ、敷居幅、流路幅を任意に調整することできる。例えば、本実施形態に係る、二個の冷却ユニットが直列状に配置された構成を含む冷却装置の場合において、後段の冷却ユニットの冷却能力低下を防ぐため、前段の冷却ユニットの複数の櫛歯状流路、好ましくは全ての櫛歯状流路における流路入口の流路幅を絞る態様を挙げることができる。
上記の接合手段で用いた接着剤としては公知の天然系接着剤および合成系接着剤が制限なく使用できるが接着力の持続性の視点から合成系接着剤が好ましい。
合成系接着剤は熱可塑性接着剤、熱硬化性接着剤、エラストマーに分類できるが、接着強度の観点から熱硬化性接着剤が好ましい。熱硬化性接着剤としては、常温反応型接着剤(一液形)であっても加熱硬化型接着剤(二液形)であってもよい。
どのような接着剤を用いるかは、どのような特性を持つ冷却装置を、どのような材料から形成するか等の事情によって当業者が任意に判断する事項である。
また、本実施形態に係る冷却装置において、上記のように接着層12を介して接合(接着剤法)されていることに加えて、金属製冷却パネル9と流路ユニット乃至樹脂製流路8とがリベットまたはネジ止め等によって機械的接合されていることが好ましい。このように樹脂製流路8と金属製冷却パネル9を二段階で堅固に接合することによって流路ユニット乃至樹脂製流路8内を流通する冷媒の液漏れをより効果的に抑制できる。
熱可塑性樹脂としては特に限定されないが、例えば、ポリオレフィン系樹脂、極性基含有ポリオレフィン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂等のポリメタクリル系樹脂、ポリアクリル酸メチル樹脂等のポリアクリル系樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルアルコール-ポリ塩化ビニル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、無水マレイン酸-スチレン共重合体樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリエーテルケトン樹脂等の芳香族ポリエーテルケトン、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、スチレン系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、アイオノマー、アミノポリアクリルアミド樹脂、イソブチレン無水マレイン酸コポリマー、ABS、ACS、AES、AS、ASA、MBS、エチレン-塩化ビニルコポリマー、エチレン-酢酸ビニルコポリマー、エチレン-酢酸ビニル-塩化ビニルグラフトポリマー、エチレン-ビニルアルコールコポリマー、塩素化ポリ塩化ビニル樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、カルボキシビニルポリマー、ケトン樹脂、非晶性コポリエステル樹脂、ノルボルネン樹脂、フッ素プラスチック、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、フッ素化エチレンポリプロピレン樹脂、PFA、ポリクロロフルオロエチレン樹脂、エチレンテトラフルオロエチレンコポリマー、ポリフッ化ビニリデン樹脂、ポリフッ化ビニル樹脂、ポリアリレート樹脂、熱可塑性ポリイミド樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリパラメチルスチレン樹脂、ポリアリルアミン樹脂、ポリビニルエーテル樹脂、ポリフェニレンオキシド樹脂、ポリフェニレンスルフィド(PPS)樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、オリゴエステルアクリレート、キシレン樹脂、マレイン酸樹脂、ポリヒドロキシブチレート樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリ乳酸樹脂、ポリグルタミン酸樹脂、ポリカプロラクトン樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、スチレン-アクリロニトリル共重合体樹脂等が挙げられる。これらの熱可塑性樹脂は一種単独で使用してもよいし、二種以上組み合わせて使用してもよい。
なお、熱可塑性樹脂組成物が充填剤を含む場合、その含有量は、熱可塑性樹脂100質量部に対して、好ましくは1質量部以上100質量部以下であり、より好ましくは5質量部以上90質量部以下であり、特に好ましくは10質量部以上80質量部以下である。
これらの中でも、耐熱性、加工性、機械的特性、接着性および防錆性等の視点から、フェノール樹脂、エポキシ樹脂および不飽和ポリエステル樹脂からなる群より選択される1以上を含む熱硬化性樹脂組成物が好適に用いられる。熱硬化性樹脂組成物に占める熱硬化性樹脂の含有量は、樹脂組成物全体を100質量部としたとき、好ましくは15質量部以上60質量部以下であり、より好ましくは25質量部以上50質量部以下である。なお残余成分は例えば充填剤であり、充填剤としては、例えば、前述した充填剤を用いることができる。
本実施形態に係る樹脂製流路8の金属製冷却パネル9側の底面全体には溝部が複数形成されており、この溝部は金属製冷却パネル9面と密接することによって冷媒の流路としての機能を生みだす。
また、流路ユニットにおける流路のその他の構造の例としては、例えば、図9に示す(a)~(e)の構造が挙げられる。なお、図9(a)~(e)において、それぞれ右端の流路が流路Aであり、その他の流路が流路Bである。
本実施形態に係る金属製冷却パネル9は、例えば、平面視において矩形である。金属製冷却パネル9は、発熱体からの熱を拡散するとともに、樹脂製流路8内を流通する冷媒に効率的に熱を伝達するという二つの役割を担う。それゆえ、金属製冷却パネル9の材質は伝熱性に優れることが好ましい。このような視点から金属製冷却パネル9を構成する金属種としては、アルミニウム系金属または銅系金属が用いられ、具体的には、金属製冷却パネル9はアルミニウム製部材、アルミニウム合金製部材、銅製部材および銅合金製部材からなる群から選択される少なくとも一種の部材により構成されていることが好ましい。また金属製冷却パネル9の平均厚みは、伝熱性、強度および軽量性を総合的に勘案して、例えば0.5mm~30mm、好ましくは0.5mm~20mmである。
また、金属製冷却パネル9の表面の少なくとも一部に形成された微細凹凸構造上に樹脂製流路8の側壁部が位置することが好ましい。こうすることで、樹脂製流路8と金属製冷却パネル9との接合強度を高めることができ、その結果、冷媒の漏洩をより一層抑制できるとともに、機械的強度および耐久性の信頼性により一層優れた冷却装置を得ることができる。
金属製冷却パネル9の表面に上記微細凹凸構造を形成する方法としては特段の制限はないが、例えば、水酸化ナトリウム等の無機塩基水溶液および/または塩酸や硝酸等の無機酸水溶液に金属製冷却パネル9を浸漬する方法;陽極酸化法により金属製冷却パネル9を処理する方法;例えばダイヤモンド砥粒研削またはブラスト加工等の機械的切削によって作製した微細凹凸構造を有する金型パンチを金属製冷却パネル9の表面にプレスすることにより金属製冷却パネル9の表面に微細凹凸構造を形成する方法;サンドブラストやローレット加工、レーザー加工により金属製冷却パネル9の表面に微細凹凸構造を形成する方法;国際公開第2009/31632号パンフレットに開示されているような、水和ヒドラジン、アンモニア、および水溶性アミン化合物から選ばれる1種以上の水溶液に金属製冷却パネル9を浸漬する方法等が挙げることができる。
2 第1の流路ユニット
3 第2の流路ユニット
4 第3の流路ユニット
5 第4の流路ユニット
8 樹脂製流路
81 冷媒注入口
82 冷媒分流口(流路Aの出口)
83 冷媒合流口
84 冷媒回収口
85 流路Aの底面
86 流路Aの側面(a)(内部側)
87 流路Aの側面(b)(外縁側)
88 流路Aの天面
89 流路Aの突当り面
90 流路側面(a)の延長線と突当り面の交線
9 金属製冷却パネル
10 発熱体
12 接着層
13 分流前の流れ
14 川下側の第2の流路ユニットに向かう流れ
15 流路Bに向かう流れ
17 流路A
18 流路B
19 テーパー部C
20 構造体
Claims (11)
- 発熱体を冷却するための金属製冷却パネルと、前記金属製冷却パネルに接合し、かつ、冷媒を流すための樹脂製流路と、を備える冷却装置であって、
前記樹脂製流路は少なくとも第1の流路ユニットおよび第2の流路ユニットを含み、
前記第1の流路ユニットは、前記第1の流路ユニットから前記第2の流路ユニットへ前記冷媒を導くための流路Aと、前記第1の流路ユニット全体に亘って前記冷媒を導くための流路Bと、を含み、
前記流路Aは、前記流路Aの出口に向かって前記流路Aの断面積が減少していくテーパー部Cを含み、
前記第2の流路ユニットは、前記第1の流路ユニットの前記流路Aと接続され、前記流路Aを流れた前記冷媒が流入する流路Dを有し、
前記流路Dの入口における前記流路Dの断面積は、前記流路Aの出口における前記流路Aの断面積よりも大きい冷却装置。 - 請求項1に記載の冷却装置において、
前記流路Aの内壁または内壁の延長線が前記出口の外周部の少なくとも一部と接するまたは交差する冷却装置。 - 請求項1または2に記載の冷却装置において、
前記樹脂製流路は、底部と、前記底部に立設する側壁部と、を有する冷却装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の冷却装置において、
前記金属製冷却パネルと前記樹脂製流路とが、接着剤法、熱溶着法および機械締結法から選ばれる一つ以上の手段で接合されている冷却装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の冷却装置において、
前記金属製冷却パネルの表面の少なくとも一部に微細凹凸構造が形成されており、
前記微細凹凸構造上に前記樹脂製流路の側壁部が位置する冷却装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の冷却装置において、
前記テーパー部Cにおける最狭部が前記流路Aの出口である冷却装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の冷却装置において、
前記流路Aの全体がテーパー状である冷却装置。 - 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の冷却装置において、
前記金属製冷却パネルがアルミニウム製部材、アルミニウム合金製部材、銅製部材および銅合金製部材からなる群から選択される少なくとも一種の部材により構成されている冷却装置。 - 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の冷却装置において、
前記流路Dは、前記流路Dの出口に向かって前記流路Dの断面積が減少していくテーパー部Fを含む冷却装置。 - 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の冷却装置において、
前記第2の流路ユニットは、前記流路Dから分岐して前記第2の流路ユニット全体に亘って前記冷媒を導くための流路Eを含む冷却装置。 - 発熱体と、
請求項1乃至10のいずれか一項に記載の冷却装置と、
を備え、
前記冷却装置における前記金属製冷却パネル表面に前記発熱体が配置されている構造体。
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