JP7337191B2 - ケーブル付き給電コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブル付き給電コネクタに関する。
本願は、2019年11月25日に日本に出願された特願2019-212195号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
下記特許文献1には、端子本体部に冷媒流路が形成された端子が開示されている。
中国特許出願公開第106887733号明細書
上記端子は、端子本体部の側方に冷媒流路の流入口及び流出口が開口している。流入口及び流出口には、冷却チューブが接続されている。ところで、冷却チューブは、端子の抜き差し動作などによって、振動したり、ねじれたり、引っ張られたりすることがある。そうすると、端子と冷却チューブとの接続部分に負荷がかかり、冷媒漏れを発生させる可能性があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、端子と冷却チューブとの接続部分に加わる負荷を低減できるケーブル付き給電コネクタの提供を目的とする。
本発明の一態様に係るケーブル付き給電コネクタは、端子と、前記端子に接続され、前記端子に冷媒を供給し、柔軟性を有する冷却チューブと、前記端子を把持する端子把持部、及び、前記冷却チューブを把持するチューブ把持部を有するホルダと、を備える。
この構成によれば、ホルダが端子と冷却チューブの両方を把持し、端子の動きに冷却チューブを追従させ、端子と冷却チューブとの位置関係を一定に保つので、端子と冷却チューブとの接続部分にかかる負荷を低減できる。これによって、端子と冷却チューブとの接続部分からの冷媒漏れを防ぐことができる。
上記ケーブル付き給電コネクタにおいて、前記ホルダは、分割面を有する第1分割体と、前記分割面を介して前記第1分割体に対向する第2分割体とが組み合わされて構成された組物であり、前記端子把持部及び前記チューブ把持部が並ぶ方向から見て、前記分割面の位置は、前記端子把持部及び前記チューブ把持部と重なってもよい。
この構成によれば、端子及び冷却チューブに対するホルダの組み付けが容易になる。
上記ケーブル付き給電コネクタにおいて、前記チューブ把持部は、前記端子の中心軸に対し平行に延びる直線部を有してもよい。
この構成によれば、端子に対して冷却チューブの軌道が拡がらないように冷却チューブを配置することができ、給電コネクタのケース内部などの狭小スペースにも組み込み易くなる。
上記ケーブル付き給電コネクタにおいて、前記チューブ把持部は、前記冷却チューブに沿って湾曲する湾曲部を有してもよい。
この構成によれば、冷却チューブと端子との接続部分の近くの位置において冷却チューブを無理に曲げたりせずに、冷却チューブを把持し、冷却チューブにかかる負荷を低減できる。
上記ケーブル付き給電コネクタにおいて、前記冷却チューブは、前記チューブ把持部よりも後方の位置で湾曲しており、前記チューブ把持部よりも後方の位置における前記冷却チューブの湾曲率よりも、前記湾曲部の湾曲率が小さくてもよい。
この構成によれば、端子と冷却チューブとの接続部分に負荷が生じ難くなり、冷媒漏れの発生を防止できる。
上記ケーブル付き給電コネクタにおいて、前記チューブ把持部と前記冷却チューブとの間に介在する滑り止め部材を備えてもよい。
この構成によれば、滑り止め部材を介してチューブ把持部に冷却チューブをしっかりと把持することができる。また、これによって冷却チューブの捩じれなども生じ難くなる。
上記ケーブル付き給電コネクタにおいて、前記端子は、括れ部を有し、前記ホルダは、前記括れ部に嵌合する嵌合部を有してもよい。
この構成によれば、端子に対してホルダを軸方向に引き抜くことなどができなくなり、端子とホルダとの嵌合が強化される。
上記本発明の一態様によれば、端子と冷却チューブとの接続部分に加わる負荷を低減できる。
一実施形態に係るケーブル付き給電コネクタを備える給電コネクタを示す概略図である。 一実施形態に係るホルダが組み付けられた端子を示す斜視図である。 一実施形態に係るホルダを示す分解斜視図である。 一実施形態に係るホルダの断面構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係るケーブル付き給電コネクタ100を示す概略図である。
図1に示すように、ケーブル付き給電コネクタ100は、端子1と、ケーブル105と、ケース200と、から構成されている。端子1とケーブル105とは互いに接続されており、電気自動車の充電口(インレット部分)に挿入可能なケース200の内部に導入されている。ケーブル105は、給電対象へ電力供給するための導体線102と、導体線102を冷却するための冷却チューブ101とを内蔵している。冷却チューブ101は、端子1に接続されるチューブであり、柔軟性を有しており、自在に湾曲することが可能である。
ケーブル105には、例えば、特許第6078198号公報に記載の給電ケーブルと同じ構成を有するケーブルを採用することができる。具体的には、ケーブル105は、複数(偶数本)の電力線103を内蔵しており、さらに、その電力線103には、冷却チューブ101及び導体線102が内蔵されている。電力線103の内部においては、冷却チューブ101を中心にして複数の導体線102が集合撚りされていている。これにより、冷却チューブ101を流れる冷媒液によって通電による導体線102の発熱を抑えることができる。ケーブル105内には、給電装置と電気自動車との間の通信に用いられる信号線が内蔵されていても良い。
冷却チューブ101と導体線102とは、端子1の後方で分岐し、それぞれが端子1に接続されている。分岐した冷却チューブ101は、端子1の後述する端子拡張部40に接続されている。また、分岐した導体線102は、後述する導体線接続部30に挿入され圧縮接続されている。なお、図示しないが、ケース200には、+端子用と-端子用に2本の端子1及び2本のケーブル105が設けられている。
図1に示すケーブル付き給電コネクタ100は、例えば、電気自動車のバッテリーなどを充電する。ケーブル付き給電コネクタ100のケース200は、端子1の一部(端子接触部20)がケース外部に露出して配置される差込部201と、差込部201の後方に配置された把持部202と、把持部202の下方(差込部201の斜め後方)に配置されたケーブル導入部203と、を備えている。ケーブル105は、ケース200の外部からケーブル導入部203を通してケース200内に導入され端子1と接続されている。
本実施形態のケーブル付き給電コネクタ100は、ホルダ60を備えている。
上記構成を有するケーブル付き給電コネクタ100は、把持部202を持って、差込部201を電気自動車の充電口に差し込むことで、電気自動車のバッテリーを充電することができる。充電が終わったら、ケース200の差込部201は、充電口から抜き取られる。この際、ケーブル付き給電コネクタ100がホルダ60を備えているので、充電作業による給電コネクタの抜き差し動作やケーブルの曲げ伸ばしによって、ケース200内部の冷却チューブ101が振動したり、ねじれたり、引っ張られたりすることが無い。
次に、ホルダ60を具体的に説明する。
図2は、一実施形態に係るホルダ60が組み付けられた端子1を示す斜視図である、図3は、一実施形態に係るホルダ60を示す分解斜視図である。図4は、一実施形態に係るホルダ60の断面構成図である。
図2及び図3に示すように、ホルダ60は、分割片60a,60b(第1分割体60a、第2分割体60b)に分割可能である。
分割片60aは、分割面61を有している。分割片60bは、分割面61を介して分割片60aに対向している。分割片60aを介して分割片60a,60bが組み合わされることによって、ホルダ60は構成されている。つまり、ホルダ60は、分割片60a,60bの組み合わせによって得られる組物である。端子把持部62及びチューブ把持部63が並ぶ方向から見て、分割面61の位置は、端子把持部62及びチューブ把持部63と重なっている。
分割片60a,60bは、図2に示す組み付け状態では、図示しない結束バンドやテープなどで縛られて固定されている。なお、分割片60a,60bにスナップフィットなどの係合爪を設けて、分割片60a,60b同士を固定しても構わない。なお、本実施形態では、ホルダ60が、2つの分割片60a,60bに分割可能であるが、さらに複数の分割片に分割可能であっても構わない。
図3に示すように、ホルダ60は、端子把持部62と、チューブ把持部63と、を有する。具体的には、分割片60a(第1分割体)は、第1端子把持部と第1チューブ把持部とを有する。分割片60b(第2分割体)は、第2端子把持部と第2チューブ把持部とを有する。つまり、2つの分割片60a,60bが組み合わされた際に、第1端子把持部及び第2端子把持部によって端子把持部62が形成され、第1チューブ把持部と第2チューブ把持部によってチューブ把持部63が形成される。
図4に示すように、端子把持部62は、端子1を把持する。また、図3に示すように、チューブ把持部63は、冷却チューブ101を把持する。チューブ把持部63は、端子把持部62を挟んだ両側に一対で設けられている。
先ず、ホルダ60が把持する端子1及び冷却チューブ101の構成について説明すると、図4に示すように、端子1には、冷媒流路2が形成されている。この端子1は、電気自動車のバッテリーを急速充電する用途に適しており、大電流を流すことにより発生するジュール熱を、冷媒流路2を流れる冷媒によって冷却することができる。
端子1は、金属端子であって、例えば、銅や銅合金などから成形されている。端子1の表面は、腐食を防止する銀メッキなどで覆われている。端子1は、端子本体部10と、端子接触部20と、導体線接続部30と、を備えている。端子本体部10、端子接触部20、及び、導体線接続部30は、一体で成形されている。このような端子1は、鋳造または鋳塊(インゴット)からの削り出しなどで成形することができる。
冷媒流路2に流す冷媒は、絶縁性冷媒が好ましい。絶縁性冷媒を用いることで、端子1から冷媒流路2を通して図示しない冷却器へ漏電することを防ぐことができる。絶縁性冷媒としては、例えば、シリコーンオイルや鉱物油などの絶縁オイル、フッ素系冷媒、アルコール系冷媒などを例示することができる。但し、冷媒流路2の内壁面に、絶縁層や絶縁膜などを形成すれば、非絶縁性の冷媒を流すこともできる。
端子本体部10、端子接触部20、及び、導体線接続部30は、端子1の中心軸Oを共通軸として、同軸上に配設されている。以下、この中心軸Oに沿う方向を軸方向、軸方向から見て中心軸Oと交差する方向を径方向、中心軸O回りに周回する方向を周方向という。また、軸方向のうち、端子本体部10に対する端子接触部20の位置、或いは、端子本体部10から端子接触部20に向かう方向を「前方」と称する。一方、端子本体部10に対する導体線接続部30の位置、或いは、端子本体部10から導体線接続部30に向かう方向を「後方」と称する。
端子本体部10の内部には、冷媒流路2が形成されている。冷媒流路2は、径方向に延びる孔部11と、孔部11の一端側(第1端側)と接続される第1傾斜孔部41と、孔部11の他端側(第2端側)と接続される第2傾斜孔部42と、によって形成されている。孔部11の一端は、端子本体部10を貫通して開口し、孔部11の他端は、端子本体部10を貫通せずに閉塞されている。なお、孔部11の一端の開口部11aは、プラグ50によって閉塞されている。
第1傾斜孔部41及び第2傾斜孔部42は、端子本体部10の側方に突出した一対の端子拡張部40を貫通して開口している。端子拡張部40の一方の端子拡張部40A(第1端子拡張部)には、第1傾斜孔部41が外部に開口する冷媒流路2の流入口2aが形成されている。また、端子拡張部40の他方の端子拡張部40B(第2端子拡張部)には、第2傾斜孔部42が外部に開口する冷媒流路2の流出口2bが形成されている。
端子拡張部40の外面には、端子1の中心軸Oと平行な平面部43から後方に向かうに従って中心軸Oから離間する第1傾斜部44と、第1傾斜部44から後方に向かうに従って中心軸Oに近接する第2傾斜部45と、が形成されている。平面部43に対する第1傾斜部44の角度(仰角)は、45度以下、例えば30度の鋭角である。また、第1傾斜部44に対する第2傾斜部45の角度(伏角)は、例えば90度の直角である。つまり、端子拡張部40は、側面視で略直角三角形状とされている。
第2傾斜部45には、冷媒流路2の流入口2a及び流出口2bが形成されている。つまり、冷媒流路2の流入口2a及び流出口2bは、斜め後方を向いて開口している。流入口2a及び流出口2bには、チューブコネクタ101aを介して冷却チューブ101が接続されている。冷却チューブ101は、例えば、ナイロンなどの樹脂製チューブから形成されており、可撓性を有する。また、冷却チューブ101は、曲げに対するある程度の弾性、いわゆる反発力、復元力を有している。
端子接触部20は、端子本体部10の前方に突出している。本実施形態の端子接触部20は、軸方向に延びる中実のピン状(雄型の端子接触部)である。端子接触部20には冷媒流路2が形成されていないので、導体の断面積を大きく確保でき、大電流を流すのに適している。端子接触部20の根元には、フランジ21が形成されている。フランジ21は、ケース200(図1参照)に係合し、ケース200からの端子接触部20の突出限界を決める。なお、本実施形態の端子接触部20はピン状形状を有するが、端子接触部20が挿入される相手側の部材や装置に、端子接触部22のようなソケット状(雌型の端子接触部)形状を有しても構わない。
導体線接続部30は、端子本体部10の後方に突出している。導体線接続部30は、軸方向に延びる円筒部である。導体線接続部30は、軸方向に延び、後方に開口する第1孔部31と、第1孔部31の内壁面から径方向外側に延び、導体線接続部30の外周面に開口する第2孔部32と、を備えている。第1孔部31は、上述した導体線102の挿入孔である。第2孔部32は、端子1をメッキ被覆する際に第1孔部31内をメッキ液で満たすための空気の抜き孔である。
導体線接続部30には、テーパー部33が形成されている。テーパー部33は、端子本体部10の前方の位置、すなわち、導体線接続部30の後側よりも端子本体部10の近くに位置する。テーパー部33は、端子本体部10から後方に向かうに従って径方向の寸法が徐々に大きくなる円錐部分である。端子本体部10とテーパー部33との間には、円柱状の括れ部12が形成されている。括れ部12の径方向の寸法は、テーパー部33の最小径と同じであり、端子本体部10及び導体線接続部30の径方向の外形寸法よりも小さい。
ホルダ60の端子把持部62は、上述した導体線接続部30及び括れ部12を把持する。端子把持部62は、導体線接続部30を収容する第1収容部62aと、テーパー部33を収容する第2収容部62bと、括れ部12を収容する第3収容部62cと、を有している。第1収容部62a,第2収容部62b,第3収容部62cは、中心軸Oを共通軸として、軸方向に連通している。
第1収容部62aは、導体線接続部30の円筒部分と同一または僅かに大きな寸法で形成された円筒状の孔部である。第2収容部62bは、第1収容部62aの前方に配置され、テーパー部33と同一または僅かに大きな寸法で形成された円錐状の孔部である。第3収容部62cは、第2収容部62bの前方に配置され、括れ部12と同一または僅かに大きな寸法で形成された円筒状の孔部である。
ホルダ60のチューブ把持部63は、上述したチューブコネクタ101a及び冷却チューブ101を把持する。チューブ把持部63は、チューブコネクタ101aを収容するコネクタ収容部63aと、冷却チューブ101を収容するチューブ収容部63bと、を有している。コネクタ収容部63aは、チューブコネクタ101aと同一または僅かに大きな寸法で形成された円筒状の孔部である。このコネクタ収容部63aは、上述した冷媒流路2の流入口2a及び流出口2bと同じ角度で、斜め後方に延びている。
チューブ収容部63bは、冷却チューブ101と同一または僅かに大きな寸法で形成された孔部であるが、コネクタ収容部63aよりも小径且つ緩やかに湾曲している。具体的に、チューブ収容部63bは、第1直線部63b1と、湾曲部63b2と、第2直線部63b3と、を有している。第1直線部63b1は、コネクタ収容部63aと同軸で配置され、コネクタ収容部63aと同様に斜め後方に延びている。
第1直線部63b1は、中心軸Oに対して交差する方向に延びる。これに対して、第2直線部63b3は、中心軸Oに対し平行に延びている。湾曲部63b2は、第1直線部63b1と第2直線部63b3とを滑らかに接続する部位であり、冷却チューブ101に沿って湾曲している。湾曲部63b2は、冷却チューブ101が座屈しない曲率で湾曲していればよい。
冷却チューブ101は、チューブ把持部63よりも後方の位置で湾曲している。チューブ把持部63よりも後方の位置における冷却チューブ101の湾曲率よりも、湾曲部63b2の湾曲率が小さい。
具体的に、図1に示すように、ホルダ60の後方の位置では、冷却チューブ101は、ホルダ60から突出し、かつ、大きく湾曲するように電力線103の内部に向けて延在している。
換言すると、ホルダ60の後方の位置では、冷却チューブ101は、図4に示す中心軸Oに対して傾斜する方向に伸びている。また、電力線103に内蔵されている冷却チューブ101は、把持部202に平行な方向に延びている。
このような構造を有するケーブル付き給電コネクタ100において、電力線103から露出された冷却チューブ101をホルダ60に挿入するために、ホルダ60の後方の位置では、冷却チューブ101を湾曲させている。
その一方、湾曲部63b2の湾曲率は、ホルダ60の後方の位置における冷却チューブ101の湾曲率よりも小さく設定されているため、湾曲部63b2に配置された冷却チューブ101の湾曲量(湾曲の程度)が小さくなる。
したがって、端子1と冷却チューブ101との接続部分において、曲げによる冷却チューブ101の負荷が生じ難くなり、冷媒漏れの発生を防止できる。
第2直線部63b3の出口の付近の位置には、滑り止め部材70が配置されている。滑り止め部材70は、ゴム、スポンジなどから形成され、チューブ把持部63と冷却チューブ101との間に介在し、冷却チューブ101の滑りを抑制する。滑り止め部材70は、チューブ把持部63の内壁面に設けてもよいし、冷却チューブ101の外周に巻き付けても構わない。
ホルダ60は、端子1の括れ部12に嵌合する嵌合部64を有している。嵌合部64は、上述した端子把持部62とチューブ把持部63と隔てる隔壁部分によって形成されている。本実施形態では、上述したチューブ収容部63bと第2収容部62bとの間の隔壁部分、及び、第2収容部62bと第3収容部62cとの間の隔壁部分が嵌合部64となっている。
上記構成を有するケーブル付き給電コネクタ100は、端子1と、端子1に冷媒を供給する冷却チューブ101と、端子1を把持する端子把持部62、及び、冷却チューブ101を把持するチューブ把持部63を有するホルダ60と、を備えている。このため、ホルダ60が端子1と冷却チューブ101の両方を把持し、端子1の抜き差し動作に冷却チューブ101を追従させ、端子1と冷却チューブ101との位置関係を一定に保つ。したがって、端子1と冷却チューブ101との接続部分にかかる負荷を低減できる。
これによって、端子1と冷却チューブ101との接続部分(例えば、端子1とチューブコネクタ101aとの接続部分ないしチューブコネクタ101aと冷却チューブ101との接続(継ぎ目)部分)からの冷媒漏れを防ぐことができる。
また、冷却チューブ101は、上述したように曲げに対するある程度の弾性、いわゆる反発力、復元力を有し、且つ、図1に示すように湾曲している。したがって、端子1と冷却チューブ101との接続部分には負荷(冷却チューブ101の曲げ反力)が常時かかっているが、冷却チューブ101がホルダ60に把持されることで、冷却チューブ101の湾曲の度合いがそれ以上大きく(曲げがきつく)ならない。このため、当該接続部分にかかる負荷を増やさないようにすることができる。さらに、冷却チューブ101の座屈も防止することができる。
また、本実施形態では、ホルダ60は、図2及び図3に示すように、分割片60a,60bの組み合わせによって得られる組物であるので、端子1及び冷却チューブ101に対するホルダ60の組み付けが容易になる。
また、本実施形態では、チューブ把持部63は、図4に示すように、端子1の中心軸Oに対し平行に延びる第2直線部63b3を有している。このため、端子1に対して冷却チューブ101の軌道が拡がらないように冷却チューブ101を配置することができ、図1に示すようなケース200内部の狭小スペースにも組み込み易くなる。
また、本実施形態では、チューブ把持部63は、図4に示すように、冷却チューブ101に沿って湾曲する湾曲部63b2を有しているため、冷却チューブ101を無理に曲げたりせずに、冷却チューブ101を把持することができる。つまり、冷却チューブ101にかかる負荷を低減できる。
また、本実施形態では、チューブ把持部63と冷却チューブ101との間に介在する滑り止め部材70を備えているので、滑り止め部材70を介してチューブ把持部63に冷却チューブ101をしっかりと把持することができる。また、これによって冷却チューブ101の捩じれなども生じ難くなる。
また、本実施形態では、端子1は、括れ部12を有し、ホルダ60は、括れ部に嵌合する嵌合部64を有しているので、端子1に対してホルダ60を軸方向に引き抜くことなどができなくなり、端子1とホルダ60との嵌合が強化される。
以上、本発明の好ましい実施形態を記載し説明してきたが、これらは本発明の例示的なものであり、限定するものとして考慮されるべきではないことを理解すべきである。追加、省略、置換、およびその他の変更は、本発明の範囲から逸脱することなく行うことができる。従って、本発明は、前述の説明によって限定されていると見なされるべきではなく、特許請求の範囲によって制限されている。
例えば、上記実施形態では、内部に冷媒流路2を有する端子1に、冷却チューブ101を接続した形態を例示したが、例えば、端子1に溝や孔を設けて金属管をはめ込み、この金属管に冷却チューブ101を接続した形態であっても構わない。この構成よっても、冷却チューブ101を介して端子1に冷媒を供給し、端子1を冷却することができる。
なお、上記実施形態では、端子1に接続されている冷却チューブ101について説明したが、本発明はこの構造に限定されない。端子1と冷却チューブ101との間に接続部材を配置し、接続部材を介して端子1と冷却チューブ101とが接続された構造が採用されてもよい。この場合、接続部材は、柔軟性を有していても、有していなくてもよい。冷却チューブ101が柔軟性を有していれば、上述した効果を得ることができる。
1…端子、12…括れ部、60…ホルダ、61…分割面、62…端子把持部、63…チューブ把持部、63b2…湾曲部、63b3…第2直線部(直線部)、64…嵌合部、70…滑り止め部材、100…ケーブル付き給電コネクタ、101…冷却チューブ、O…中心軸

Claims (6)

  1. 端子と、
    前記端子に接続され、前記端子に冷媒を供給し、柔軟性を有する冷却チューブと、
    前記端子を把持する端子把持部、及び、前記冷却チューブを把持するチューブ把持部を有するホルダと、を備え、
    前記チューブ把持部は、前記冷却チューブに沿って湾曲する湾曲部を有する、
    ケーブル付き給電コネクタ。
  2. 前記ホルダは、分割面を有する第1分割体と、前記分割面を介して前記第1分割体に対向する第2分割体とが組み合わされて構成された組物であり、
    前記端子把持部及び前記チューブ把持部が並ぶ方向から見て、前記分割面の位置は、前記端子把持部及び前記チューブ把持部と重なっている、
    請求項1に記載のケーブル付き給電コネクタ。
  3. 前記チューブ把持部は、前記端子の中心軸に対し平行に延びる直線部を有する、
    請求項1又は請求項2に記載のケーブル付き給電コネクタ。
  4. 前記冷却チューブは、前記チューブ把持部よりも後方の位置で湾曲しており、
    前記チューブ把持部よりも後方の位置における前記冷却チューブの湾曲率よりも、前記湾曲部の湾曲率が小さい、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のケーブル付き給電コネクタ。
  5. 前記チューブ把持部と前記冷却チューブとの間に介在する滑り止め部材を備える、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のケーブル付き給電コネクタ。
  6. 前記端子は、括れ部を有し、
    前記ホルダは、前記括れ部に嵌合する嵌合部を有する、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のケーブル付き給電コネクタ。
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