JP7339735B2 - 通信装置及びその制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置及びその制御方法及びプログラムに関するものである。
近年の無線通信用デバイスの集積化により、携帯用パーソナルコンピュータ(いわゆるノートPC)のみならず、プリンタ、携帯情報端末、デジタルカメラ、スマートデバイス、スマートフォン等に無線LANが搭載されるようになってきた。しかし、無線LANは電子レンジや他の機器等から出力される無線電波の干渉の影響を受けることにより、無線LAN通信の品質が低下することが知られている。例えば、特許文献1には、Bluetooth(登録商標)と無線LANの干渉を低減させる通信装置が開示されている。
特開2002-198867号公報
また、無線LANを搭載する通信装置には、USB(Universal Serial Bus)を搭載して、外部装置との有線接続を可能にしている装置がある。USB3.0をサポートする場合、外部デバイスとの接続ケーブル等から2.5GHz帯の周波数のノイズが発生し、2.4GHz帯の無線LANと同時に使用すると干渉してしまい、無線LAN通信の品質が低下することが知られている。解決策として、USB接続部と無線LAN通信部とを物理的に十分な距離を隔てて配置することであるが、携帯通信装置ではそもそも筐体が小さいため、その距離を確保できないという問題がある。
本発明はかかる問題に鑑み成されたものであり、USBと無線通信との干渉を低減させる技術を提供しようとするものである。
この課題を解決するため、例えば本発明の通信装置は以下の構成を備える。すなわち、
USB3.0に準拠するインタフェースを有する通信装置であって、
前記インタフェースに外付け無線モジュールが接続された場合、USB2.0のドライバで前記インタフェースを駆動し、前記インタフェースを介して前記外付け無線モジュールが有する無線通信手段を起動する処理手段と、
前記無線通信手段が利用する周波数帯を判定する判定手段と、
該判定手段の判定の結果に基づき、前記インタフェースをUSB2.0のドライバによる駆動で継続するか、USB3.0のドライバで駆動に切り替えるかを判別し、当該判別の結果に基づき前記インタフェースの駆動を制御する制御手段とを有する。
本発明によれば、USBと無線通信との干渉を低減させることが可能になる。
第1の実施形態におけるデジタルカメラの構成を説明するための図。 第1の実施形態におけるデジタルカメラにおいてUSB通信と無線LAN通信を同時に行う際の処理を示すフローチャート。 第1の実施形態におけるデジタルカメラにおいて無線LAN通信を行う際に表示される画面を例示する図。 第2の実施形態におけるデジタルカメラのブロック構成図。 第2の実施形態におけるデジタルカメラにおいて接続ウィザードで無線LAN接続を行う際の処理を示すフローチャート。 第2の実施形態におけるデジタルカメラにおいてUSBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替え処理を示すフローチャート。 第2の実施形態におけるデジタルカメラにおいてSET情報に従って無線LAN接続を行う際の処理を示すフローチャート。 第2の実施形態におけるデジタルカメラにおいて無線LAN接続を行う際に表示される画面例を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでするものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
また、以下に説明する第1、第2の実施形態は、ともに通信装置としてのデジタルカメラに適用した例を示すが、通信装置はこれに限られない。例えば通信装置は携帯型のメディアプレーヤや、いわゆるタブレットデバイス、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置であってもよい。あくまで例示であると理解されたい。
[第1の実施形態]
<デジタルカメラ100の内部構成>
図1(a)は、第1の実施形態が適用する通信装置としてのデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
制御部101は1以上のCPUを有し、入力された信号や、後述のプログラムに従ってデジタルカメラ100の各部を制御する。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部102は、例えば、光学レンズユニットと絞り・ズーム・フォーカスなど制御する光学系と、光学レンズユニットを経て導入された光(映像)を電気的な映像信号に変換するための撮像素子などで構成される。撮像素子としては、一般的には、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)が利用される。撮像部102は、制御部101に制御されることにより、撮像部102に含まれるレンズで結像された被写体光を、撮像素子により電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行い、デジタルデータを画像データとして出力する。本実施形態のデジタルカメラ100は、撮像して得た画像データを、DCF(Design Rule for Camera File system)の規格に従って、記録媒体110に記録する。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部101で実行される後述のプログラム等が格納される。
作業用メモリ104は、撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリ、制御部101の作業領域等として使用される。
操作部105は、ユーザがデジタルカメラ100に各種の指示入力を行うために設けられており、ユーザからの指示入力があると制御部101に通知する。操作部105は、例えば、ユーザがデジタルカメラ100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタン、撮影を指示するためのレリーズボタン、画像データの再生を指示するための再生ボタンを含む。更に、操作部105は、後述の接続部111を介して外部機器との通信を開始するための専用の接続ボタンなどの操作部材を含む。また、後述する表示部106に形成されるタッチパネルも、操作部105に含まれる。なお、レリーズボタンは、スイッチSW1およびSW2を有する。レリーズボタンが、いわゆる半押し状態となることにより、SW1がONとなる。これにより、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備を行うための指示を受け付ける。また、レリーズボタンが、いわゆる全押し状態となることにより、SW2がONとなる。これにより、撮影を行うための指示を受け付ける。
表示部106は、撮影の際のビューファインダー画像の表示、撮影した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部106は必ずしもデジタルカメラ100が内蔵する必要はない。デジタルカメラ100は内部又は外部の表示部106と接続することができ、表示部106の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
記録媒体110は、撮像部102から出力された画像データを記録することができる。記録媒体110は、デジタルカメラ100に着脱可能なよう構成してもよいし、デジタルカメラ100に内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラ100は少なくとも記録媒体110にアクセスする手段を有していればよい。
接続部111は、外部装置と接続するためのインタフェースである。USB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、RS232C、無線通信等の各種通信機能を有する。接続部111には、デジタルカメラ100を外部装置と接続するためのコネクタ、または無線通信機能を提供する際にはアンテナが接続されうる。本実施形態のデジタルカメラ100は、接続部111を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。例えば、撮像部102で生成した画像データを、接続部111を介して外部装置に送信することができる。なお、本実施形態では、接続部111は外部装置とUSBで通信するためのインタフェースを含み、USB3.0に準拠するインタフェースであるものとする。USB3.0に準拠するインタフェースは、下位(USB2.0)互換であるので、USB2.0としても機能可能である。制御部101は、接続部111を制御することで外部装置とのUSB通信を実現する。
無線通信部112は、外部装置と無線接続するための内臓のインタフェースである。本実施形態のデジタルカメラ100は、無線通信部112を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。なお、本実施形態では、無線通信部112は外部装置と無線LANで通信するためのインタフェースを含み、2.4GHz帯と5GHz帯の両方の周波数帯に対応するものとする。制御部101は、無線通信部112を制御することで外部装置との無線通信を実現する。
近距離無線通信部113は、例えば無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するため変復調回路や通信コントローラから構成される。近距離無線通信部113は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することによりIEEE802.15の規格(いわゆるBluetooth(登録商標))に従った近距離無線通信を実現する。本実施形態においてBluetooth(登録商標)通信は、低消費電力であるBluetooth(登録商標) Low Energyのバージョン4.0を採用する。このBluetooth(登録商標)通信は、無線LAN通信と比べて通信可能な範囲が狭い(つまり、通信可能な距離が短い)。また、Bluetooth(登録商標)通信は、無線LAN通信と比べて通信速度が遅い。その一方で、Bluetooth(登録商標)通信は、無線LAN通信と比べて消費電力が少ない。本実施形態のデジタルカメラ100は、近距離無線通信部113を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。例えば外部装置から撮影の命令を受信した場合は撮像部102を制御し、撮影動作を行い、無線LAN通信によるデータの授受を行うための命令を受信した場合は無線通信部112を制御し、無線LAN通信を開始する。
有線通信部114は、外部装置と有線接続するためのインタフェースである。本実施形態のデジタルカメラ100は、有線通信部114を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。なお、本実施形態では、有線通信部114は外部装置と有線LANで通信するためのインタフェースを含む。制御部101は、有線通信部114を制御することで外部装置との有線通信を実現する。なお、通信方式は有線LANに限定されるものではない。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100の無線通信部112は、インフラストラクチャモードにおけるアクセスポイントとして動作するAPモードと、インフラストラクチャモードにおけるクライアントモード(以降CLモード)とを有している。そして、無線通信部112をCLモードで動作させることにより、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、インフラストラクチャモードにおけるCL機器として動作することが可能である。デジタルカメラ100がCL機器として動作する場合、周辺のAP機器に接続することで、AP機器が形成するネットワークに参加することが可能である。また、無線通信部112をAPモードで動作させることにより、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、APの一種ではあるが、より機能が限定された簡易的なAP(以下、簡易AP)として動作することも可能である。デジタルカメラ100が簡易APとして動作すると、デジタルカメラ100は自身でネットワークを形成する。デジタルカメラ100の周辺の装置は、デジタルカメラ100をAP機器と認識し、デジタルカメラ100が形成したネットワークに参加することが可能となる。上記のようにデジタルカメラ100を動作させるためのプログラムは不揮発性メモリ103に保持されているものとする。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100はAPの一種であるものの、CL機器から受信したデータをインターネットプロバイダなどに転送するゲートウェイ機能は有していない簡易APである。したがって、自機が形成したネットワークに参加している他の装置からデータを受信しても、それをインターネットなどのネットワークに転送することはできない。
次に、デジタルカメラ100の外観について説明する。図1(b)はデジタルカメラ100の正面斜視図、図1(c)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。レリーズボタン105aや再生ボタン105b、方向キー105c、タッチパネル105d、メニューボタン105e、決定ボタン105fは、前述の操作部105に含まれる操作部材である。メニューボタン105eは、デジタルカメラ100の操作メニュー画面を表示するためのボタンである。メニュー画面が表示されている状態で、メニューボタンを押下すると、メニューから抜けることや、前の画面に戻ることができる。方向キー105cは、カーソルのような複数の選択肢の中で選択されている選択肢(項目、画像)を変更するためのボタンである。また、表示されている画像の前もしくは後の画像を表示するためにも用いられる。また、表示部106には、撮像部102による撮像の結果得られた画像が表示される。
以上、実施形態におけるデジタルカメラ100の構成を説明した。
<外部装置とのUSB通信と無線LAN通信を同時に使用する場合の処理>
実施形態におけるデジタルカメラ100が、外部装置とのUSB通信と無線LAN通信を同時に使用する場合の処理を、図2、図3を参照して説明する。
図2は、本実施形態におけるデジタルカメラ100において、外部装置とのUSB通信と無線LAN通信を同時に使用する場合の監視処理のフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、制御部101が、不揮発メモリ103に格納されたプログラムを作業用メモリ104に展開して実行することにより実現される。図3は、本実施形態におけるデジタルカメラ100において、無線LAN接続を行う際に表示部106に表示される画面を例示する図である。本実施形態において、デジタルカメラ100は、USBデバイスとして外部装置と接続するものとする。また、本実施形態において、デジタルカメラ100とUSB通信を行う外部装置はUSB3.0をサポートしているものとする。なお、実際の外部機器との情報通信に係る処理(例えば撮像画像データの外部装置への転送等)は並列して実行される別処理にて実行されるものとし、その説明は省略する。
S201において、制御部101は、接続部111を制御することにより、外部装置とUSB接続しているか否かを判断(もしくは判別)する。S201において、制御部101は、外部装置とUSB接続していると判断した場合は処理をS202に進め、USB接続が無いと判断した場合には処理をS207に進める。
まず、S201の判別結果が外部装置とUSB接続していることを示す場合の処理を説明する。この場合、S202において、制御部101は、ユーザにより無線LAN通信が開始されたか否かを判断する。例えば、ユーザが、図3(a)に示すメニューの無線機能を「使わない」という状態から、図3(b)に示す「使う」という状態に変更したときに、無線LAN通信が開始される。本実施形態では、無線LAN通信が開始された場合には、制御部101は、記憶媒体110に記憶しているSSID(Service Set IDentifier)や暗号キーなどの無線パラメータを含む通信設定に基づいて無線LAN通信を行うものとする。S202において、制御部101は無線LAN通信が開始されたと判断した場合は処理をS203に進め、無線LAN通信が開始されていないと判定した場合には処理をS202に戻す。そして、制御部101は、無線LAN通信が開始されたと判定した場合、記憶媒体110の通信設定に基づいて無線通信部112を制御することにより、無線LAN通信を行う。
次に、S203において、制御部101は、接続部111において外部装置とUSB3.0で接続しているか否かを判断する。S203において、USB3.0で接続していると判断した場合は処理をS204に進める。また、制御部101が、USB3.0で接続していない、つまりUSB2.0で接続していると判断した場合は、本処理を終了する。つまり、制御部101は、無線LAN通信とUSB2.0による通信を継続する。
次に、S204において、制御部101は、S202において開始した無線LAN通信において2.4GHz帯を使用しているか否かを判断する。S204において、制御部101が、無線LAN通信が2.4GHz帯を使用していると判断した場合には処理をS205に進める。また、制御部101は、無線LAN通信が2.4GHz帯を使用していない、つまり、5GHz帯を使用していると判断した場合は、処理を終了する。つまり、制御部101は、ユーザの要求通りの無線LAN通信(5GHz帯)とUSB3.0通信を許容する。
S205において、制御部101は、接続部111を制御することにより、外部装置とのUSB3.0通信を切断し、処理をS206に進める。S206にて、制御部101は、接続部111を制御することにより、USB2.0で再駆動し、外部装置との再接続を行い、本処理を終了する。
USB3.0をサポートしている外部装置とUSB2.0で接続するには、USBデバイス・ディスクリプタのbcdUSBフィールドにUSB2.0を記載してUSB接続を開始することにより可能である。外部装置は、エニュメレーションにおいて、デジタルカメラ100がUSB2.0で接続しに来たとわかり、デジタルカメラ100とのUSB接続をUSB2.0で確立する。USB2.0での接続が確立すると、デジタルカメラ100は、無線LAN通信(2.4GHz帯)とUSB2.0通信による同時処理を行うことができるようになる。なお、S205で外部装置との再接続を行った後、S202で無線LAN通信を開始した際に用いた無線パラメータを再度用いて自動的にS202と同様に無線LAN通信を開始するよう制御してもよい。このようにすることで、改めて無線LAN通信を開始する指示を入力する手間を省くことができる。
次に、S201において、制御部101が、外部装置とUSB接続していないと判断した場合の処理を説明する。S207にて、制御部101は、無線通信部112を用いて、無線LAN通信を行っているか否かを判断する。S207において、制御部101が無線LAN通信を行っていると判断した場合は処理をS208に進め、無線LAN通信を行っていないと判断した場合は処理をS207に戻す。
次に、S208において、制御部101は、接続部111を制御することにより、外部装置とのUSB接続が開始されたか否かを判断する。S208において、制御部101が、USB接続が開始されたと判断した場合は処理をS209に進め、USB接続が開始されていないと判断した場合は処理をS208に戻す。
S209において、制御部101は、無線LAN通信において2.4GHz帯を使用しているか否かを判断する。S209において、制御部101が、無線LAN通信において2.4GHz帯を使用していると判断した場合は処理をS210に進め、2.4GHz帯を使用していない、つまり、5GHz帯を使用していると判断した場合は処理をS211に進める。
S210において、制御部101は、接続部111を制御することにより、USB2.0を用いて外部装置とUSB接続して処理し、本処理を終了する。この結果、2.4GHz帯を利用した無線LAN通信とUSB2.0通信の両方を用いた通信が可能になる。USB3.0をサポートしている外部装置とUSB2.0で接続するには、USBデバイス・ディスクリプタのbcdUSBフィールドにUSB2.0を記載してUSB接続を開始することにより可能である。外部装置は、エニュメレーションにおいて、デジタルカメラ100がUSB2.0で接続しに来たとわかり、デジタルカメラ100とのUSB接続をUSB2.0で確立する。
S211にて、制御部101は、接続部111を制御することにより、USB3.0を用いて外部装置とUSB接続し、本監視処理を終了する。この結果、5GHz帯を利用した無線LAN通信とUSB3.0通信の両方を用いた通信が可能になる。外部装置とUSB3.0で接続するには、USBデバイス・ディスクリプタのbcdUSBフィールドにUSB3.0を記載してUSB接続を開始することにより可能である。外部装置は、エニュメレーションにおいて、デジタルカメラ100がUSB3.0で接続しに来たとわかり、デジタルカメラ100とのUSB接続をUSB3.0で確立する。
以上が、実施形態におけるデジタルカメラ100において、外部装置とのUSB通信と無線LAN通信を同時に行う際の処理の流れである。
以上説明したように本実施形態によれば、先に外部装置とUSB接続している状態で無線LAN通信を開始するという状況において、USB通信がUSB3.0であり、無線LAN通信が2.4GHz帯の場合には、USB通信をUSB3.0からUSB2.0に切り替える。この結果、接続部111と外部装置との通信ケーブル等から、2.5GHz帯のノイズの発生を抑制でき、USBによる無線LANへの干渉を低減することができる。また、先に無線LAN通信を行っている状態で、USB接続を開始する際において、無線LAN通信が2.4GHz帯の場合はUSB2.0で、無線LAN通信が5GHz帯の場合はUSB3.0で外部装置と接続することにより、USBと無線LANの干渉を低減することができる。
なお、本実施形態では、図2のS203において、USB2.0でUSB接続していると判断した場合は、処理を終了して、そのまま無線LAN通信とUSB2.0通信を行うという構成としたが、無線LAN通信が5GHzの場合はUSB2.0からUSB3.0に切り替えるという構成にしてもよい。このような構成にすることにより、USBと無線LANの干渉を低減しつつ、高速なUSB通信を行うことができる。また、先に外部装置とUSB接続している状態で、無線LAN通信開始する場合、USB通信がUSB2.0の場合は、無線LAN通信で2.4GHz帯5GHz帯どちらも開始可能とし、USB通信が3.0の場合は、無線LAN通信が5GHz帯のみ開始可能という構成にしてもよい。このような構成にすることで、USBの切り替え処理を行う必要がなくなる。
[第2の実施形態]
次に、外付け無線モジュールがデジタルカメラに接続され、デジタルカメラと外付け無線モジュールの間のインタフェースとしてUSBを使用する場合を第2の実施形態として説明する。
<デジタルカメラの内部構成>
図4は、本第2の実施形態におけるデジタルカメラ400の構成例を示すブロック図である。なお、ここでは通信装置の一例としてデジタルカメラについて述べるが、通信装置はこれに限られない。例えば通信装置は携帯型のメディアプレーヤや、いわゆるタブレットデバイス、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置であってもよい。
図4における制御部401、撮像部402、不揮発性メモリ403、作業用メモリ404、操作部405、表示部406、記録媒体410は、図1の制御部101、撮像部102、不揮発性メモリ103、作業用メモリ104、操作部105、表示部106、記録媒体110と同じであるものとし、その機能の説明は省略する。
接続部411は、外部装置と接続するためのインタフェースである。USB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、RS232C、無線通信等の各種通信機能を有する。接続部411には、デジタルカメラ400を外部装置と接続するためのコネクタ、または無線通信機能を提供する際にはアンテナが接続されうる。本実施形態のデジタルカメラ400は、接続部411を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。例えば、撮像部402で生成した画像データを、接続部411を介して外部装置に送信することができる。なお、本実施形態では、接続部411は外部装置とUSBで通信するためのインタフェースを含み、USB3.0およびUSB2.0に対応するものとする。なお、接続部411は必ずしもデジタルカメラ400が内蔵する必要はない。デジタルカメラ400は内部又は外部の接続部411と接続することができ、接続部411を制御する接続制御機能を少なくとも有していればよい。制御部401は、接続部411を制御することで外部装置とのUSB通信を実現する。なお、通信方式はUSBに限定されるものではない。
無線通信部412は、外部装置と無線接続するためのインタフェースである。本実施形態のデジタルカメラ400は、内蔵無線通信部412を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。なお、本実施形態では、内蔵無線通信部412は外部装置と無線LANで通信するためのインタフェースを含む。制御部401は、内蔵無線通信部412を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、通信方式は無線LANに限定されるものではない。
近距離無線通信部413、有線通信部414は、図1の近距離無線通信部113、有線通信部114と同じであるため、その説明は省略する。
接続部415は、デジタルカメラ400と外付け無線モジュール450とを接続するためのインタフェースである。本実施形態のデジタルカメラ400は、接続部415を介して、外付け無線モジュール450と通信し、外付け無線モジュール450を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。本実施形態では、接続部415は、USBで通信するためのインタフェースを含み、USB3.0およびUSB2.0に対応するものとする。なお、外付け無線モジュール450は着脱可能であり、外付け無線モジュール450を使用する時のみ、装着するようにしてもよい。
外付け無線制御部451は、入力された信号や、後述のプログラムに従って外付け無線モジュール450の各部を制御する。なお、外付け無線制御部451が外付け無線モジュール全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、外付け無線モジュール450全体を制御してもよい。
外付け無線通信部452は、外部装置と無線接続するためのインタフェースである。本実施形態の外付け無線モジュール450は、外付け無線通信部452を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。なお、本実施形態では、外付け無線通信部452は外部装置と無線LANで通信するためのインタフェースを含み、2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応するものとする。外付け無線制御部451は、外付け無線通信部452を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、通信方式は無線LANに限定されるものではない。
接続部453は、外付け無線モジュール450とデジタルカメラ400を接続するためのインタフェースである。本実施形態の外付け無線モジュール450は、接続部453を介して、デジタルカメラ400と通信し、デジタルカメラ400の制御に従って外部装置とデータのやりとりを行う。本実施形態では、接続部453は、USBで通信するためのインタフェースを含み、USB3.0およびUSB2.0に対応するものとする。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ400は、外部装置とデータのやりとりを行う際に、内蔵無線通信部412、有線通信部414、通信部452を選択して利用することが可能である。また、これらを同時に利用することが可能なようにしてもよい。
また、本実施形態におけるデジタルカメラ400に接続した外付け無線モジュール450の無外付け線通信部452は、インフラストラクチャモードにおけるアクセスポイントとして動作するAPモードと、インフラストラクチャモードにおけるCLモードとを有している。そして、外付け線通信部452をCLモードで動作させることにより、本実施形態におけるデジタルカメラ400は、インフラストラクチャモードにおけるCL機器として動作することが可能である。デジタルカメラ400がCL機器として動作する場合、周辺のAP機器に接続することで、AP機器が形成するネットワークに参加することが可能である。また、外付け線通信部452をAPモードで動作させることにより、本実施形態におけるデジタルカメラ400は、APの一種ではあるが、より機能が限定された簡易的なAP(以下、カメラアクセスポイント)として動作することも可能である。デジタルカメラ400がカメラアクセスポイントとして動作すると、デジタルカメラ400は自身でネットワークを形成する。デジタルカメラ400の周辺の装置は、デジタルカメラ400をAP機器と認識し、デジタルカメラ400が形成したネットワークに参加することが可能となる。上記のようにデジタルカメラ400を動作させるためのプログラムは不揮発性メモリ403に保持されているものとする。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ400はAPの一種であるものの、CL機器から受信したデータをインターネットプロバイダなどに転送するゲートウェイ機能は有していない簡易的なAPである。したがって、自機が形成したネットワークに参加している他の装置からデータを受信しても、それをインターネットなどのネットワークに転送することはできない。
以上、第2の実施形態におけるデジタルカメラ400の構成を説明した。
次に、図5A乃至5C、及び、図6(a)乃至(i)を参照して、図4に示すデジタルカメラ400の構成において、外付け無線モジュール450を使用して、無線LAN接続を行う場合の処理について説明する。
<ウィザードにおける処理>
まず、図5A、図5B、図6(a)乃至(i)を参照して、デジタルカメラ400において、外付け無線モジュール450を使用して、外部デバイスの接続ウィザードから無線LAN接続を行う場合の処理について説明する。本実施形態において、接続ウィザードとは、SSIDやCHなどの無線パラメータとIPアドレッシング情報を含む通信設定とUUIDなどの接続相手機器の情報を含む機能設定を接続しながら設定することである。接続相手機器との接続が完了すると、通信設定と機能設定の組み合わせをSETとして不揮発メモリ403に記憶する。
図5Aは、本実施形態におけるデジタルカメラ400において、外付け無線モジュール450を使用して接続ウィザードから無線LAN接続を行う場合の処理のフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、制御部401が、不揮発メモリ403に格納されたプログラムを作業用メモリ404に展開して実行することにより実現される。図6(a)乃至(i)は、本実施形態におけるデジタルカメラ400において、無線LAN接続を行う際に表示部406に表示される画面を例示する図である。
ユーザが接続設定を開始すると、制御部401は、図6(a)に示す画面を表示部406に表示する。図6(a)は、接続設定の一覧を示しており、ユーザが操作部を介して選択可能な複数の項目(図示のSET1乃至5)が示されている。上述した通信設定と機能設定の組み合わせであるSETを記憶している場合には、参照符号602のSET3に示すように機能名(図示では「FTP転送」)が表示され、SETを記憶していない場合には、参照符号601のSET1に示すように「未設定」が表示される。ユーザによる参照符号601のSET1の選択を検出すると、制御部401は、図6(b)の画面を表示部406に表示する。ここで、制御部401は、ユーザによる参照符号603に示す「接続ウィザード」が選択されたと判定すると、制御部401は図5(A)に示すフローチャートに係る処理を開始する。
まず、S501において、制御部401は、デジタルカメラ400の接続部415と外付け無線モジュール450の接続部453間のUSB接続に使用するUSB2.0ドライバをロードし、接続部415をそのドライバを用いて駆動する。S502にて、制御部401は、外付け無線モジュール450の電源を入れる。S503において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、無線LANを起動する。次に、S504において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、周囲に存在する無線アクセスポイントが発するビーコンから無線アクセスポイント情報を取得する無線ネットワーク検索処理を行う。
次に、S505にて、制御部401は、S504の無線ネットワーク検索処理において見つかった無線アクセスポイント情報の一覧を表示部406に表示する。図6(c)は、このS505で表示される、無線アクセスポイント情報の一覧の例である。図示の参照符号606,607はS504の無線ネットワーク検索処理において見つかった無線アクセスポイントを示している。参照符号604は、デジタルカメラ400をアクセスポイントとして機能することを示すメッセージ「カメラアクセスポイントモード」を示している。参照符号605はWPS(登録商標:Wi-Fi Protected Setup)を使用して接続することを示すメッセージ「WPS機能で接続」である。また、参照符号608は、ユーザがパラメータを手動で設定することを示すメッセージ「手動設定」である。ユーザは、これら参照符号604乃至608のいずれかを選択することができる。
次に、S506において、制御部401は、操作部405から信号に基づき、表示部406に表示された図6(c)の一覧画面における参照符号604の「カメラアクセスポイントモード」がユーザにより選択されたかを判断する。S506において、制御部401は、ユーザにより「カメラアクセスポイントモード」が選択されたと判断した場合は処理をS507に進め、ユーザにより「カメラアクセスポイントモード」が選択されていないと判定した場合は処理をS513に進める。
ここでは、ユーザにより「カメラアクセスポイントモード」が選択された場合について説明する。この場合、S507において、制御部401は、ユーザによりカメラアクセスポイントのチャンネルを手動で設定することを選択されたかを判断する。S507において、制御部401が、ユーザによるチャンネルの手動設定が選択されたと判断した場合には処理をS508に進み、ユーザによるチャンネルの手動設定が選択されていない、つまり自動設定が選択されたと判断した場合は処理をS509に進める。
S508において、制御部401は、ユーザにより選択されたカメラアクセスポイントのチャンネルを作業用メモリ404に記憶する。また、S509において、制御部401は、カメラアクセスポイントのチャンネルをランダムに決定して、決定したチャンネルを作業用メモリ404に記憶する。
S510において、制御部401は、S508又はS509において、作業用メモリ404に記憶したカメラアクセスポイントとしてチャンネルが、5GHz帯を利用するチャンネルであるかを判断する。S510において、制御部401はチャンネルが5GHz帯を利用すると判断した場合は、処理をS511に進め、5GHz帯ではない、つまり、2.4GHz帯を利用すると判断した場合は処理をS512に進める。
S511において、制御部401は、デジタルカメラ400の接続部415と外付け無線モジュール450の接続部453間のUSB接続に使用するUSBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替えて、処理をS512に進む。ここで、図5Bを参照して、S511におけるUSBドライバのUSB2.0からUSB3.0への切り替え処理について詳細に説明する。
図5Bは、デジタルカメラ400の接続部415と外付け無線モジュール450の接続部453間のUSB接続に使用するUSBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替える処理のフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、制御部401が、不揮発メモリ403に格納されたプログラムを作業用メモリ404に展開して実行することにより実現される。
まず、S541において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、無線LANを停止する。次に、S542において、制御部401は、外付け無線モジュール450の電源を落とす。次に、S543において、制御部401は、デジタルカメラ400の接続部415と外付け無線モジュール450の接続部453間のUSB接続に使用していたUSB2.0ドライバをアンロードする。次にS544において、制御部401は、デジタルカメラ400の接続部415と外付け無線モジュール450の接続部453間のUSB接続に使用するUSB3.0ドライバをロードし、S545に処理を進める。次に、S545において、制御部401は、外付け無線モジュール450の電源を入れる。そして、S546において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、無線LANを起動する。以上により、デジタルカメラ400の接続部415と外付け無線モジュール450の接続部453間のUSB接続に使用するUSBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替える処理を終了する。
以上の処理により、デジタルカメラ400の接続部415と外付け無線モジュール450の接続部453間のUSB接続に使用するUSBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替えることができる。
図5Aの処理の説明に戻る。S512において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、カメラアクセスポイントを起動し、本処理を終了する。本実施形態において、カメラアクセスポイントのSSIDや暗号キーはランダムに生成するものとする。カメラアクセスポイントを起動した場合、制御部401は、カメラアクセスポイントのSSIDや暗号キーを表示部406に表示する。図6(d)は、表示部406に表示される、カメラアクセスポイントのSSIDや暗号キーの表示例である。
次に、S506にて、制御部401が、ユーザにより「カメラアクセスポイントモード」が選択されなかったと判断した場合の処理を説明する。この場合、S513において、制御部401は、操作部405からの信号に基づき、ユーザが図6(c)に示す画面の「WPS機能で接続」を選択したかを判断する。S513において、制御部401が、ユーザにより「WPS機能で接続」が選択されたと判断した場合は処理をS514に進め、「WPS機能で接続」が選択されていないと判断した場合は処理をS521に進める。
ここでは、ユーザにより「WPS機能で接続」が選択された場合について説明する。この場合、S514において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、WPS処理を開始し、S515に進む。図6(c)において、ユーザが参照符号605の「WPS機能で接続」を選択すると、制御部401は、図6(e)に示すように、WPSを開始する説明文の画面を表示する。そして、同画面にて、参照符号609に示すOKボタンがユーザにより選択されると、制御部401は、S514に示すWPS処理を開始し、図6(f)に示す処理中画面を表示部406に表示する。また、ユーザが対向する無線アクセスポイントのWPSボタンを押下すると、制御部401は、デジタルカメラ400と対応の無線アクセスポイント間でWPSによる無線パラメータの交換処理を開始する。
次に、S515において、制御部401は、WPSによる無線パラメータ交換処理により、対向の無線アクセスポイントから無線パラメータを取得すると、処理をS516に進める。なお、WPSにより取得できる無線パラメータは、SSID、パスワード、認証タイプ、暗号方式などを含む。
S516において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、S515において取得した無線パラメータのSSIDを指定して無線ネットワーク検索処理を行う。SSIDを指定しての無線ネットワーク検索は、指定したSSIDの無線アクセスポイントが周囲に存在するか否かの判定処理でもある。
次に、S517にて、制御部401は、S516のSSID指定の無線ネットワーク検索処理により、指定したSSIDの無線アクセスポイントが見つかったか否かを判断する。S517にて、制御部401が、指定されたSSIDの無線アクセスポイントが見つかったと判断した場合は処理をS518に進め、指定したSSIDの無線アクセスポイントが見つからなかったと判断した場合は処理をS517に戻す。なお、予め設定された期間経過しても指定したSSIDの無線アクセスポイントが見つからなかったと判断はエラー処理しても良い。
次に、S518にて、制御部401は、S516のSSID指定の無線ネットワーク検索により見つかった無線アクセスポイントのチャンネルが5GHz帯のチャンネルであるか否かを判断する。無線アクセスポイントのチャンネルは、S516のSSID指定の無線ネットワーク検索により取得することができる。S518にて、制御部501が、無線アクセスポイントのチャンネルは5GHz帯のチャンネルであると判断した場合、処理をS519に進め、5GHz帯ではない、つまり、2.4GHz帯のチャンネルであると判断した場合は処理をS520に進める。
次に、S519において、制御部401は、デジタルカメラ400の接続部415と外付け無線モジュール450の接続部453間のUSB接続に使用するUSBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替え、処理をS520に進める。USBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替える処理は、先に説明したS511と同じであるため、ここでの説明は省略する。
次に、S520において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、WPSの処理によりS515で取得した無線パラメータに従って無線アクセスポイントへの接続処理を行い、本処理を終了する。
以上が、WPS機能を用いて無線アクセスポイントに接続する場合の処理の流れである。
次に、S513において、ユーザにより「WPS機能での接続」が選択されなかった場合について説明する。
S521において、制御部401は、表示部406に表示した図6(c)に示す画面において、ユーザが操作部405を操作することにより、S504の無線ネットワーク検索により見つかった「無線アクセスポイント名」を選択したか否かを判断する。例えば、図6(c)において、ユーザが参照符号606の「AccessPoint_0001」や参照符号607の「AccessPoint_0002」を選択したか否かを判断する。S520において、制御部401が、ユーザによる無線アクセスポイント名の選択が行われたと判断した場合は処理をS518に進め、ユーザによる無線アクセスポイント名が選択されていないと判断した場合は処理をS522に進める。
ここでは、ユーザにより無線アクセスポイント名が選択された場合について説明する。図6(c)において、ユーザが無線アクセスポイント名の1つを選択すると、選択したアクセスポイントにセキュリティがかかっている場合、制御部401は、図6(g)に示すようなパスワード入力画面を表示部406に表示し、ユーザにパスワードの入力を促す。パスワード入力後、ユーザが参照符号611のOKボタンを押下すると、制御部401は、図6(f)に示す処理中画面を表示部406に表示する。そして、制御部401はS518以降の処理を行う。また、無線アクセスポイントにセキュリティがかかっていない場合は、無線アクセスポイントの選択に応じて、制御部401は、図6(f)に示す処理中画面を表示部406に表示し、S518以降の処理を行う。
S518において、制御部401は、ユーザにより選択された無線アクセスポイントのチャンネルが5GHz帯のチャンネルであるかを判断する。無線アクセスポイントのチャンネルは、S504において行った無線ネットワーク検索により取得できる。S518において、制御部401が、無線アクセスポイントのチャンネルが5GHz帯のチャンネルであると判断した場合は処理をS519に進め、5GHz帯ではない、つまり、2.4GHz帯のチャンネルであると判断した場合は処理をS520に進む。
次に、S519において、制御部401は、デジタルカメラ400の接続部415と外付け無線モジュール450の接続部453間のUSB接続に使用するUSBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替えて、処理をS520に進める。USBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替える処理は、S511と同じであるため、説明は省略する。
次に、S520において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、無線アクセスポイントへの接続処理を行い、本処理を終了する。無線アクセスポイントへの接続処理は、S504の無線ネットワーク検索で取得した無線パラメータと、図6(g)に示す画面でユーザにより入力されたパスワードを使用して行われる。以上が、選択した無線アクセスポイントに接続する場合の処理の流れである。
次に、S521において、ユーザにより無線アクセスポイント名が選択されなかった場合、つまり、図6(c)に示す画面において、ユーザが操作部405を介して、参照符号608の「手動設定」を選択した場合について説明する。
S522において、制御部401は、ユーザにより手動で設定された無線パラメータを作業用メモリ404に記憶する。図6(c)に示す画面において、ユーザが参照符号608の手動設定を選択すると、制御部401は、図6(h)に示すSSID入力画面を表示部406に表示する。ユーザが図6(h)の参照符号612にSSIDを入力して、参照符号613のOKボタンを押下すると、制御部401は、その後セキュリティ設定画面や、図6(g)に示すパスワード入力画面を表示部406に表示し、ユーザに対し、接続したい無線アクセスポイントの無線パラメータの設定を促す。
次に、S523において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、S522においてユーザにより設定され作業用メモリ404に記憶した無線パラメータをもとに無線アクセスポイントへの接続処理を行う。そして、S524において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、S523において接続した無線アクセスポイントのチャンネルを取得し、処理をS525に進める。
S525にて、制御部401は、S524において取得した無線アクセスポイントのチャンネルが5GHz帯のチャンネルであるか否かを判断する。S525にて、制御部401が、無線アクセスポイントのチャンネルが5GHz帯のチャンネルであると判断した場合は、処理をS526に進め、5GHz帯ではない、つまり、2.4GHz帯であると判断した場合は本処理を終了する。
S526において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、S523において接続した無線アクセスポイントから切断する。そして、S527にて、制御部401は、デジタルカメラ400の接続部415と外付け無線モジュール450の接続部453間のUSB接続に使用するUSBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替えて、S528に処理を進める。USBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替える処理は、S511、S519と同じであるため、説明は省略する。
次に、S528において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、S522においてユーザにより設定され作業用メモリ404に記憶した無線パラメータをもとに無線アクセスポイントへの接続処理を行い、本処理を終了する。
以上が、手動設定により無線アクセスポイントに接続する場合の処理の流れである。
制御部401は、図5Aのフローチャートの処理が完了した後、つまり、カメラアクセスポイントの起動、無線アクセスポイントへの接続が完了した後は、IPアドレッシングを行い、接続相手機器との接続処理を行う。また、制御部401は、接続相手機器との接続が完了すると、無線パラメータやIPアドレッシング情報を含む通信設定と、UUIDなどの接続相手機器情報を含む機能設定の組み合わせをSETとして不揮発メモリ403に記憶し、次回以降の接続で使用できるようにする。SETに記憶されると、図6(a)の参照符号602に示すように、記憶したSET情報が表示される。参照符号602の場合、機能設定としてFTP(File Transfer Protocol)転送を記憶した場合である。
以上が、デジタルカメラ400において、外付け無線モジュール450を使用して、接続ウィザードから無線LAN接続を行う場合の処理の流れである。
なお、本実施形態では、WPS処理によって上位のアプリケーションが無線アクセスポイントの無線パラメータを取得(図5AのS515)し、取得した無線パラメータを使用して無線アクセスポイントに接続するという構成にしたが、WPS処理を行った場合、上位のアプリケーションが無線パラメータを取得すると同時に下位の無線ドライバで自動的に無線アクセスポイントに接続を行い、無線アクセスポイントとの接続が完了したら無線ドライバが上位のアプリケーションに接続完了通知を行うという構成にしてもよい。このような構成にした場合、上位のアプリケーションは無線アクセスポイントとの接続完了通知を受けた後、接続した無線アクセスポイントのチャンネルを取得し、チャンネルが5GHz帯である場合には、USBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替える処理を行う。この処理は、図5AのフローチャートのS524~S528と同じである。
<SET情報に従った接続における処理>
次に、図5C、図6を参照して、デジタルカメラ400において、外付け無線モジュール450を使用して、不揮発メモリ403に記憶してあるSET情報に従って、無線LAN接続を行う場合の処理について説明する。
図5Cは、本実施形態におけるデジタルカメラ400において、外付け無線モジュール450を使用して、不揮発メモリ403に記憶してあるSET情報に従って、無線LAN接続を行う場合の処理のフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、制御部401が、不揮発メモリ403に格納されたプログラムを作業用メモリ404に展開して実行することにより実現される。ユーザが、図6(a)に示すSETの一覧から、記憶されている参照符号602のSET3を選択すると、制御部401は、図6(i)に示す画面を表示部406に表示する。そして、同図の参照符号614の「接続」がユーザにより選択されると、制御部401は、SET3の情報に従って、図5Cのフローチャートの処理を開始する。
S551において、制御部401は、不揮発メモリ403に記憶しているSETの通信設定情報を参照して、チャンネル情報を取得し、S552に処理を進める。
S552において、制御部401は、S551において取得した通信設定のチャンネルが2.4GHz帯のチャンネルであるか否かを判断する。S552において、制御部401は、チャンネルが2.4GHz帯のチャンネルであると判断した場合は処理をS553に進み、2.4GHz帯ではないと判断した場合は処理をS559に進める。
ここでは、取得したチャンネルが2.4GHz帯のチャンネルである場合について説明する。S553において、制御部401は、デジタルカメラ400の接続部415と外付け無線モジュール450の接続部453間のUSB接続に使用するUSBドライバとして、USB2.0ドライバをロードする。次に、S554において、制御部401は、外付け無線モジュール450の電源を入れる。そして、S555において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、無線LANを起動し、S556に処理を進める。
S556において、制御部401は、不揮発メモリ403に記憶しているSETの通信設定情報を参照して、通信設定がカメラアクセスポイントモードであるか否かを判断する。S556にて、制御部401は、通信設定がカメラアクセスポイントモードであると判断した場合は処理をS557に進め、カメラアクセスポイントモードではない、つまり、インフラストラクチャモードであると判断した場合は処理をS558に進める。
S557において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、不揮発メモリ403に記憶しているSETの通信設定に従ってカメラアクセスポイントを起動し、本処理を終了する。
一方、S558において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、不揮発メモリ403に記憶しているSETの通信設定に従って無線アクセスポイントに接続し、本処理を終了する。
以上が、記憶している通信設定のチャンネルが2.4GHz帯である場合についての処理の流れである。
次に、S552において、制御部401が、取得したチャンネルが2.4GHz帯のチャンネルではないと判断し、S559に進んだ場合について説明する。
S559において、制御部401は、S551において取得したチャンネルが5GHz帯であるか否かを判断する。S559において、制御部401が、チャンネルが5GHz帯のチャンネルであると判断した場合は、処理をS560に進め、5GHz帯ではないと判断した場合は、処理をS563に進める。
ここでは、チャンネルが5GHz帯である場合について説明する。S560において、制御部401は、デジタルカメラ400の接続部415と外付け無線モジュール450の接続部453間のUSB接続に使用するUSBドライバとして、USB3.0ドライバをロードする。次に、S561において、制御部401は、外付け無線モジュール450の電源を入れる。次に、S562において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、無線LANを起動し、処理をS556に進める。
S556において、制御部401は、不揮発メモリ403に記憶しているSETの通信設定情報を参照し、通信設定がカメラアクセスポイントモードであるか否かを判断する。S556において、制御部401が、通信設定がカメラアクセスポイントモードであると判断した場合は、処理をS557に進め、カメラアクセスポイントモードではない、つまり、インフラストラクチャモードであると判断した場合は処理をS558に進める。
次に、S557において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、不揮発メモリ403に記憶しているSETの通信設定に従ってカメラアクセスポイントを起動し、本処理を終了する。
一方、S558において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、不揮発メモリ403に記憶しているSETの通信設定に従って無線アクセスポイントに接続し、本処理を終了する。
以上が、記憶している通信設定のチャンネルが5GHz帯である場合についての処理の流れである。
次に、S559において、チャンネルが5GHz帯ではないと判断した場合について説明する。チャンネルが2.4GHz帯でなく5GHz帯でもない場合とは、不揮発メモリ403に記憶しているSETの通信設定情報にチャンネルが記憶されていない場合を指す。本実施形態における接続ウィザードでは、前述した通信設定と機能設定を接続しながら設定し、接続が完了したら通信設定と機能設定の組み合わせをSETとして不揮発メモリ403に記憶する。これとは別に、ユーザがすべて手動で通信設定や機能設定を設定して、不揮発メモリ403に記憶することも可能となっている。したがって、例えば、ユーザが、手動設定で無線アクセスポイントの設定を通信設定として保存する場合、無線アクセスポイントのチャンネル情報は、手動設定では入力しないため、実際に無線アクセスポイントに接続したときにしかチャンネル情報がわからない。以下に説明する処理は、このように、ユーザが手動設定で通信設定を設定したため、チャンネル情報を記憶していない場合である。
S563において、制御部401は、デジタルカメラ400の外付け無線接続部415と外付け無線モジュール450の外付け無線接続部453間のUSB接続に使用するUSBドライバとして、USB2.0ドライバをロードする。S564において、制御部401は、外付け無線モジュール450の電源を入れる。S565において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、無線LANを起動する。S566において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、不揮発メモリ403に記憶しているSETの通信設定に従って無線アクセスポイントに接続する。S567において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、S566において接続した無線アクセスポイントのチャンネルを取得する。そして、S568において、制御部401は、S567において取得した無線アクセスポイントのチャンネル情報を不揮発メモリ403の通信設定に記憶し、処理をS569に進める。
S569において、制御部401は、S567において取得した無線アクセスポイントのチャンネルが5GHz帯のチャンネルであるか否かを判断する。S569にて、制御部401が、無線アクセスポイントのチャンネルが5GHz帯であると判断した場合は、処理をS570に進め、5GHz帯ではない、つまり、2.4GHz帯であると判断した場合は、本処理を終了する。
次に、S570において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、S566において接続した無線アクセスポイントから切断する。そして、S571にて、制御部401は、デジタルカメラ400の接続部415と外付け無線モジュール450の接続部453間のUSB接続に使用するUSBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替えて、処理をS572に進める。USBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替える処理は、図5AのS511、S519、S527と同じであるため、説明は省略する。
次に、S572において、制御部401は、外付け無線通信部452を制御することにより、不揮発メモリ403に記憶しているSETの通信設定に従って再度無線アクセスポイントへの接続処理を行い、処理を終了する。
以上が、記憶している通信設定にチャンネル情報を記憶していない場合の処理の流れである。
制御部401は、図5Cのフローチャートの処理が完了した後、つまり、不揮発メモリ403に記憶しているSETの通信設定に従ってカメラアクセスポイントの起動、無線アクセスポイントへの接続が完了した後は、不揮発メモリ403に記憶しているSETの通信設定に従ってIPアドレッシングを行い、不揮発メモリ403に記憶しているSETの機能設定に従って接続相手機器との接続処理を行う。
以上が、デジタルカメラ400において、外付け無線モジュール450を使用して、不揮発メモリ403に記憶してあるSET情報に従って、無線LAN接続を行う場合の処理の流れである。
本実施形態では、不揮発メモリ403に記憶するSETの通信設定として、複数の通信設定を記憶することができるものとする。例えば、SETに2つの通信設定(通信設定1と通信設定2)を記憶している場合、まず、通信設定1に従って接続を行って失敗した場合、通信設定2に従って接続に行くという動作をする。ここでは、SETに2つの通信設定(通信設定1と通信設定2)を記憶している場合の処理の流れについて説明する。
パターンI :通信設定1:2.4GHz帯、通信設定2:2.4GHz帯、
パターンII :通信設定1:5GHz帯、通信設定2:2.4GHz帯、
パターンIII:通信設定1:チャンネル未記憶、通信設定2:2.4GHz
パターンIV :通信設定1:2.4GHz、通信設定2:チャンネル未記憶
について、それぞれ説明する。
・パターンIの場合
制御部401は、通信設定1のチャンネルが2.4GHz帯であるため、USB2.0ドライバを使用して無線LANを起動し、通信設定1に従って接続に行く。接続に失敗した場合、通信設定2で接続に行くが、通信設定2も2.4GHz帯であるため、USBドライバの切り替えは行わず、通信設定2に従って接続に行く。
・パターンIIの場合
制御部401は、通信設定1のチャンネルが5GHz帯であるため、USB3.0ドライバを使用して無線LANを起動し、通信設定1に従って接続に行く。接続に失敗した場合、通信設定2で接続に行くが、通信設定2は2.4GHz帯であるため、USBドライバをUSB3.0からUSB2.0に切り替えてから、通信設定2に従って接続に行く。
・パターンIIIの場合
制御部401は、通信設定1のチャンネルは未記憶であるため、USB2.0ドライバを使用して無線LANを起動し、通信設定1に従って接続に行く。接続に失敗した場合、通信設定2で接続に行くが、通信設定2は2.4GHz帯であるため、USBドライバの切り替えは行わず、通信設定2に従って接続に行く。もし、通信設定2が5GHz帯である場合は、通信設定1で接続に失敗した後、通信設定2で接続に行く前にUSBドライバをUSB3.0に切り替える。
・パターンIVの場合
制御部401は、通信設定1のチャンネルが2.4GHz帯であるため、USB2.0ドライバを使用して無線LANを起動し、通信設定1に従って接続に行く。接続に失敗した場合、通信設定2で接続に行くが、通信設定2はチャンネル未記憶であるため、USBドライバの切り替えは行わず、通信設定2に従って接続に行く。通信設定2で接続した場合はチャンネルを取得し、チャンネルが5GHz帯であった場合には、一度切断し、USBドライバをUSB2.0からUSB3.0に切り替えて、再度接続に行く。チャンネルが2.4GHz帯であった場合には、USBドライバの切り替えは行わない。
以上が、SETに2つの通信設定を記憶している場合の処理の流れである。
以上説明したように、本実施形態によれば、接続ウィザードで無線LAN接続する場合は、最初にUSB2.0ドライバを使用して無線LANを起動し、起動するカメラアクセスポイントのチャンネルや接続する無線アクセスポイントのチャンネルが5GHz帯であると判明した時点で、USBドライバをUSB3.0に切り替えることにより、USBと無線LANの干渉を低減することができる。また、5GHz帯の場合はUSB3.0ドライバに切り替えることにより、USB2.0を使用することによる通信速度のボトルネックを解消し、高速な無線LAN通信を行うことができる。
なお、本実施形態では、接続ウィザードで接続する場合は、最初にUSB2.0ドライバを使用して無線LANを起動し、起動するカメラアクセスポイントのチャンネルや接続する無線アクセスポイントのチャンネルが5GHz帯であると判明した時点で、USBドライバをUSB3.0に切り替えるという構成にした。しかし、最初にUSB3.0ドライバを使用して無線LANを起動し、起動するカメラアクセスポイントのチャンネルや接続する無線アクセスポイントのチャンネルが2.4GHz帯であると判明した時点で、USBドライバをUSB2.0に切り替えるという構成にしてもよい。最初にUSB2.0ドライバを使用し、チャンネルが5GHz帯であると判明した時点でUSB3.0ドライバに切り替えるメリットとしては、本実施形態の場合は最初に無線ネットワーク検索を行うが、USB3.0を使用して干渉した場合電波が飛ばない可能性があるため、USB2.0を使用した方が無線ネットワーク検索においてより多くの無線ネットワークを見つけることができる場合がある点があげられる。また、現時点では、2.4GHzを使用する方が多いと考えられるため、USBドライバを切り替えずに接続できる可能性が高いと考えられる。一方、デメリットとしては、USB2.0はUSB3.0と比較してUSB通信速度が遅いため、外付け無線モジュールとのUSB通信がUSB3.0と比較して時間がかかる点があげられる。また、最初にUSB3.0ドライバを使用し、チャンネルが2.4GHz帯であると判明した時点でUSB2.0ドライバに切り替えるメリットとして、USB3.0はUSB2.0と比較してUSB通信速度が速いため、外付け無線モジュールとのUSB通信が速いという点があげられる。一方、デメリットとして、USB3.0を使用して2.4GHz帯の接続を行った場合、干渉のため接続に失敗する可能性がある点があげられる。設計思想で最初にどちらのUSBドライバを使用するかを決めることが可能である。
また、本実施形態では、最初にUSB2.0ドライバを使用して無線LANを起動し、起動するカメラアクセスポイントのチャンネルや接続する無線アクセスポイントのチャンネルが5GHz帯であると判明した時点で、USBドライバをUSB3.0に切り替えるという構成にしたが、5GHz帯である場合もUSB3.0には切り替えずUSB2.0を使用するという構成でもよい。USB2.0はUSB3.0と比較して通信速度が遅いため、無線LANの通信速度にも影響が出るが、通信速度に関係のない使い方をする場合であれば、USB2.0からUSB3.0に切り替えずUSB2.0を使用してもよい。このような構成にすることにより、USB2.0からUSB3.0への切り替えが不要になるため、USBドライバの切り替えは不要になるため、処理が簡単になるとともに、接続完了するまでの時間を短縮することができる。
また、本実施形態では、最初にUSB2.0ドライバを使用して無線LANを起動し、起動するカメラアクセスポイントのチャンネルや接続する無線アクセスポイントのチャンネルが5GHz帯であると判明した時点で、USBドライバをUSB3.0に切り替えるという構成にした。しかし、最初にUSB2.0かUSB3.0のどちらを使用するかを決定してしまい、その後、無線LANを起動して接続する際は、USB3.0を使用する際は5GHz帯しか使用できないようにし、USB2.0を使用する際は2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使用できるようにする、もしくは、通信速度を考えて2.4GHzのみ使用できるようにするという構成にしてもよい。このような構成にすることにより、USBドライバの切り替えは不要になるため、処理が簡単になるとともに、接続完了するまでの時間を短縮することができる。
また、本実施形態によれば、記憶しているSETを使用して接続する場合は、SETの通信設定に記憶しているチャンネル情報をもとに、チャンネルが5GHz帯である場合はUSB3.0ドライバを使用し、チャンネルが2.4GHz帯である場合はUSB2.0ドライバを使用することにより、USBと無線LANの干渉を低減することができる。また、SETの通信設定でチャンネル情報を記憶していない場合には、最初USB2.0ドライバを使用して接続後、チャンネル情報を取得し、チャンネルが5GHz帯である場合はUSB3.0ドライバに切り替えることにより、USBと無線LANの干渉を低減することができる。また、5GHz帯の場合はUSB3.0ドライバに切り替えることにより、USB2.0を使用することによる通信速度のボトルネックを解消することができる。
なお、本実施形態では、SETの通信設定でチャンネル情報を記憶していない場合には、最初USB2.0ドライバを使用して接続後、チャンネル情報を取得し、チャンネルが5GHz帯である場合はUSB3.0ドライバに切り替えるという構成にしたが、最初USB3.0ドライバを使用して接続後、チャンネル情報を取得し、チャンネルが2.4GHz帯である場合はUSB2.0ドライバに切り替えるという構成にしてもよい。
また、記憶しているSETの通信設定に複数記憶している場合も、通信設定に記憶しているチャンネルに従ってUSBドライバを設定することにより、USBと無線LANの干渉を低減することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、外部装置とのUSB通信と無線LAN通信を同時に使用する場合について、先に外部装置とUSB接続している状態で、無線LAN通信を開始した場合は、USB通信がUSB3.0であり、無線LAN通信が2.4GHz帯の場合には、USB通信をUSB3.0からUSB2.0に切り替えることにより、USBと無線LANの干渉を低減することができる。また、先に無線LAN通信を行っている状態で、USB接続を開始する際は、無線LAN通信が2.4GHz帯の場合は、USB2.0を、無線LAN通信が5GHz帯の場合はUSB3.0を使用することにより、USBと無線LANの干渉を低減することができる。
また、外付け無線モジュールがデジタルカメラに接続可能であり、デジタルカメラと外付け無線モジュールの間のインタフェースとしてUSBを使用する場合について、接続ウィザードで無線LAN接続する場合は、最初にUSB2.0ドライバを使用して無線LANを起動し、起動するカメラアクセスポイントのチャンネルや接続する無線アクセスポイントのチャンネルが5GHz帯であると判明した時点で、USBドライバをUSB3.0に切り替える。これにより、USBと無線LANの干渉を低減することができる。また、5GHz帯の場合はUSB3.0ドライバに切り替えることにより、USB2.0を使用することによる通信速度のボトルネックを解消し、高速な無線LAN通信を行うことができる。また、記憶しているSETを使用して接続する場合は、SETの通信設定に記憶しているチャンネル情報をもとに、チャンネルが5GHz帯である場合はUSB3.0ドライバを使用し、チャンネルが2.4GHz帯である場合はUSB2.0ドライバを使用することにより、USBと無線LANの干渉を低減することができる。また、SETの通信設定でチャンネル情報を記憶していない場合には、最初USB2.0ドライバを使用して接続後、チャンネル情報を取得し、チャンネルが5GHz帯である場合はUSB3.0ドライバに切り替えることにより、USBと無線LANの干渉を低減することができる。また、5GHz帯の場合はUSB3.0ドライバに切り替えることにより、USB2.0を使用することによる通信速度のボトルネックを解消することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100、400…デジタルカメラ、101,401…制御部、102、402…撮像部、105、405…操作部、106,406…表示部、111,411、415…接続部、112、412…無線通信部、450…外付け無線モジュール

Claims (16)

  1. USB3.0に準拠するインタフェースを有する通信装置であって、
    前記インタフェースに外付け無線モジュールが接続された場合、USB2.0のドライバで前記インタフェースを駆動し、前記インタフェースを介して前記外付け無線モジュールが有する無線通信手段を起動する処理手段と、
    前記無線通信手段が利用する周波数帯を判定する判定手段と、
    該判定手段の判定の結果に基づき、前記インタフェースをUSB2.0のドライバによる駆動で継続するか、USB3.0のドライバで駆動に切り替えるかを判別し、当該判別の結果に基づき前記インタフェースの駆動を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記外付け無線モジュールが有する前記無線通信手段が利用する周波数帯が2.4GHz帯である場合は、前記インタフェースをUSB2.0のドライバで駆動し、
    前記外付け無線モジュールが有する前記無線通信手段が利用する周波数帯が5GHz帯である場合は、前記インタフェースをUSB3.0のドライバで駆動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記処理手段により起動した前記無線通信手段を、アクセスポイントモードとして起動するか、インフラストラクチャモードにおけるクライアントモードとして起動するのかを選択可能なメニューを表示する表示手段を更に有し、
    前記制御手段は、更に、表示されたメニューに対するユーザからの指示に従い前記無線通信手段を選択したモードにて駆動の制御を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記処理手段により起動した前記無線通信手段を利用して、アクセスポイントを検索する検索手段を更に有し、
    前記表示手段は、前記検索手段で検索したアクセスポイントを、前記インフラストラクチャモードにおけるクライアントモードとして表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記表示手段が表示するメニューの項目には、WPS(Wi-Fi Protected Setup)が含まれ、ユーザが当該WPSを選択した場合、
    前記制御手段は、前記WPSで通信するアクセスポイントが5GHzの周波数帯を利用している場合には、前記インタフェースをUSB3.0のドライバで再駆動する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の通信装置。
  6. 更に撮像手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 駆動周波数が2.5GHzである第一のUSB通信規格と、駆動周波数が240MHzである第二のUSB通信規格とに準拠するインタフェースを有する通信装置であって、
    前記インタフェースに外付け無線モジュールが接続された場合、前記第のUSB通信規格に対応するドライバで前記インタフェースを駆動し、前記インタフェースを介して前記外付け無線モジュールが有する無線通信手段を起動する処理手段と、
    前記無線通信手段が利用する周波数帯を判定する判定手段と、
    該判定手段の判定の結果に基づき、前記インタフェースを第のUSB通信規格に対応するドライバによる駆動で継続するか、前記第のUSB通信規格に対応するドライバで駆動に切り替えるかを判別し、当該判別の結果に基づき前記インタフェースの駆動を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記外付け無線モジュールが有する前記無線通信手段が利用する周波数帯が2.4GHz帯である場合は、前記インタフェースを前記第のUSB通信規格に対応するドライバで駆動し、
    前記外付け無線モジュールが有する前記無線通信手段が利用する周波数帯が5GHz帯である場合は、前記インタフェースを前記第のUSB通信規格に対応するドライバで駆動する
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記処理手段により起動した前記無線通信手段を、アクセスポイントモードとして起動するか、インフラストラクチャモードにおけるクライアントモードとして起動するのかを選択可能なメニューを表示する表示手段を更に有し、
    前記制御手段は、更に、表示されたメニューに対するユーザからの指示に従い前記無線通信手段を選択したモードにて駆動の制御を行う
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の通信装置。
  10. 前記処理手段により起動した前記無線通信手段を利用して、アクセスポイントを検索する検索手段を更に有し、
    前記表示手段は、前記検索手段で検索したアクセスポイントを、前記インフラストラクチャモードにおけるクライアントモードとして表示する
    ことを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
  11. 前記表示手段が表示するメニューの項目には、WPS(Wi-Fi Protected Setup)が含まれ、ユーザが当該WPSを選択した場合、
    前記制御手段は、前記WPSで通信するアクセスポイントが5GHzの周波数帯を利用している場合には、前記インタフェースを前記第二のUSB通信規格に対応するドライバで再駆動する
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の通信装置。
  12. 更に撮像手段を有することを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. USB3.0に準拠するインタフェースを有する通信装置の制御方法であって、
    前記インタフェースに外付け無線モジュールが接続された場合、USB2.0のドライバで前記インタフェースを駆動し、前記インタフェースを介して前記外付け無線モジュールが有する無線通信手段を起動する処理工程と、
    前記無線通信手段が利用する周波数帯を判定する判定工程と、
    該判定工程の判定の結果に基づき、前記インタフェースをUSB2.0のドライバによる駆動で継続するか、USB3.0のドライバで駆動に切り替えるかを判別し、当該判別の結果に基づき前記インタフェースの駆動を制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  14. 駆動周波数が2.5GHzである第一のUSB通信規格と、駆動周波数が240MHzである第二のUSB通信規格とに準拠するインタフェースを有する通信装置の制御方法であって、
    前記インタフェースに外付け無線モジュールが接続された場合、前記第のUSB通信規格に対応するドライバで前記インタフェースを駆動し、前記インタフェースを介して前記外付け無線モジュールが有する無線通信手段を起動する処理工程と、
    前記無線通信手段が利用する周波数帯を判定する判定工程と、
    該判定工程の判定の結果に基づき、前記インタフェースを第のUSB通信規格に対応するドライバによる駆動で継続するか、前記第のUSB通信規格に対応するドライバで駆動に切り替えるかを判別し、当該判別の結果に基づき前記インタフェースの駆動を制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  15. コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置が有する、前記無線通信手段を除く各手段として機能させるためのプログラム。
  16. コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータを、請求項7乃至12のいずれか1項に記載の通信装置が有する、前記無線通信手段を除く各手段として機能させるためのプログラム。
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