JP7367772B2 - 生体音響センサおよびそれを備えた聴診器 - Google Patents

生体音響センサおよびそれを備えた聴診器 Download PDF

Info

Publication number
JP7367772B2
JP7367772B2 JP2021561418A JP2021561418A JP7367772B2 JP 7367772 B2 JP7367772 B2 JP 7367772B2 JP 2021561418 A JP2021561418 A JP 2021561418A JP 2021561418 A JP2021561418 A JP 2021561418A JP 7367772 B2 JP7367772 B2 JP 7367772B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric plate
diaphragm
bioacoustic sensor
sensor according
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021561418A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021106865A1 (ja
Inventor
貴敏 加藤
博文 渡辺
浩誠 山本
浩一 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Publication of JPWO2021106865A1 publication Critical patent/JPWO2021106865A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7367772B2 publication Critical patent/JP7367772B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/46—Special adaptations for use as contact microphones, e.g. on musical instrument, on stethoscope
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B7/00—Instruments for auscultation
    • A61B7/02—Stethoscopes
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B7/00—Instruments for auscultation
    • A61B7/02—Stethoscopes
    • A61B7/04—Electric stethoscopes
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/02—Casings; Cabinets ; Supports therefor; Mountings therein
    • H04R1/04—Structural association of microphone with electric circuitry therefor
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/10—Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
    • H04R1/1016—Earpieces of the intra-aural type
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R17/00—Piezoelectric transducers; Electrostrictive transducers
    • H04R17/02—Microphones
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/02—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones characterised by the construction
    • H04R7/04—Plane diaphragms
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/16—Mounting or tensioning of diaphragms or cones
    • H04R7/18—Mounting or tensioning of diaphragms or cones at the periphery
    • H04R7/20—Securing diaphragm or cone resiliently to support by flexible material, springs, cords, or strands
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/26—Damping by means acting directly on free portion of diaphragm or cone

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)

Description

本発明は、例えば心音などの生体が発する音を測定する生体音響センサおよびそれを備える聴診器に関する。
例えば、特許文献1には、変形することによって対応する電気信号を生成する変換器要素(圧電板)を備える生体音響センサが開示されている。この生体音響センサにおいて、生体に接触するハウジングの外側表面部分に対して反対側の内側表面部分に、圧電板が全体にわたって固定アレンジメント(接着剤)を介して貼り付けられている。これにより、圧電板は、生体が発する音(振動)をハウジングを介して受け、その振動によって変形し、その変形量に対応する電気信号を生成する。
特表2009-517129号公報
しかしながら、特許文献1に記載された生体音響センサの場合、圧電板は、その全体にわたって生体に接触するハウジングに貼り付けられている。そのために、圧電板の変形がハウジングによって制限されている。その結果、生体音響センサは、ハウジングに接触する生体の振動の検出感度が低い。
そこで、本発明は、圧電板を利用する生体音響センサにおいて、振動の検出感度を向上させることを課題とする。
上記技術的課題を解決するために、本発明の一態様によれば、
筺体と、
生体に接触する接触面と前記接触面に対して反対側の裏面とを備え、厚さ方向に変位可能な振動板と、
前記振動板の裏面に対して間隔をあけて対向する第1の面と前記第1の面に対して反対側の第2の面とを備え、前記振動板の振動を電気信号に変換する圧電板と、を有し、
前記振動板が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第1の面の中央側部分に接触し、
前記筺体が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第2の面の外側部分を支持している、生体音響センサが提供される。
また、本発明の別態様によれば、
筺体と、
生体に接触する接触面と前記接触面に対して反対側の裏面とを備え、厚さ方向に変位可能な振動板と、
前記振動板の裏面に対して間隔をあけて対向する第1の面と前記第1の面に対して反対側の第2の面とを備え、前記振動板の振動を電気信号に変換する圧電板と、を有し、
前記振動板が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第1の面の外側部分に接触し、
前記筺体が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第2の面の中央側部分を支持している、生体音響センサが提供される。
また、本発明のさらに別態様によれば、
前記の生体音響センサと、
前記生体音響センサの圧電板からの電気信号に基づいて駆動するスピーカーと、
前記生体音響センサと前記スピーカーとを内蔵するチェストピースと、
前記チェストピースに接続され、前記スピーカーの音声を外部に出力するイヤーチップと、を有する、聴診器が提供される。
本発明によれば、圧電板を利用する生体音響センサにおいて、振動の検出感度を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る生体音響センサを備えた聴診器の斜視図 チェストピースの斜視図 チェストピースの分解斜視図 チェストピースの断面図 一例の圧電板の詳細を示す斜視図 実施の形態1に係る生体音響センサにおける、圧電板支持部材と振動伝達部材の位置関係を示す上面図 聴診器の制御系を示すブロック図 圧電板が変形している状態を示す、実施の形態1に係る生体音響センサの断面図 本発明の実施の形態2に係る生体音響センサを備えた聴診器におけるチェストピースの断面図 実施の形態2に係る生体音響センサにおける、圧電板支持部材と振動伝達部材の位置関係を示す上面図 圧電板が変形している状態を示す、実施の形態2に係る生体音響センサの断面図 本発明の実施の形態3に係る生体音響センサを備えた聴診器のチェストピースの一部分の断面図 本発明の実施の形態4に係る生体音響センサを備えた聴診器のチェストピースの一部分の断面図 本発明の実施の形態5に係る生体音響センサを備えた聴診器のチェストピースの一部分の断面図 本発明の実施の形態6に係る生体音響センサを備えた聴診器のチェストピースの一部分の断面図 本発明の実施の形態7に係る生体音響センサを備えた聴診器のチェストピースの一部分の断面図 本発明の実施の形態8に係る生体音響センサを備えた聴診器のチェストピースの一部分の断面図 本発明の実施の形態9に係る生体音響センサを備えた聴診器のチェストピースの一部分の断面図
本発明の一態様の生体音響センサは、筺体と、生体に接触する接触面と前記接触面に対して反対側の裏面とを備え、厚さ方向に変位可能な振動板と、前記振動板の裏面に対して間隔をあけて対向する第1の面と前記第1の面に対して反対側の第2の面とを備え、前記振動板の振動を電気信号に変換する圧電板と、を有し、前記振動板が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第1の面の中央側部分に接触し、前記筺体が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第2の面の外側部分を支持している。
この態様によれば、圧電板を利用する生体音響センサにおいて、振動の検出感度を向上させることができる。
例えば、前記生体音響センサが、前記筺体に設けられ、前記振動板を支持し、前記厚さ方向に弾性変形可能な振動板支持部材を、さらに有してもよい。これにより、振動板は、その厚さ方向に変位することができる。
例えば、前記圧電板の第2の面に対向する前記筺体の部分が、凹面を備え、前記筺体が、前記凹面を介して、前記圧電板の第2の面の外側部分を直接的に支持してもよい。振動板に過剰の力が作用したときに圧電板全体が筺体の凹面に接触し、圧電板の過剰なたわみ変形による破損を抑制することができる。
例えば、前記振動板の裏面に、前記筺体の凹面に対応する凸面が設けられ、前記振動板が、前記凸面を介して、前記圧電板に直接的に接触してもよい。振動板に過剰の力が作用したときに圧電板全体が筺体の凹面と振動板の凸面とに挟持され、圧電板の過剰なたわみ変形による破損を抑制することができる。
例えば、前記生体音響センサが、前記振動板と前記圧電板との間に挟まれ、前記圧電板の第1の面の中央側部分と接触して前記振動板の振動を前記圧電板に伝達する振動伝達部材と、前記圧電板と前記筺体との間に挟まれ、前記圧電板の第2の面の外側部分を支持する圧電板支持部材と、をさらに有しもよい。この場合、前記振動板が、前記振動伝達部材を介して間接的に前記圧電板に接触し、前記筺体が、前記圧電板支持部材を介して間接的に前記圧電板を支持する。
例えば、前記圧電板支持部材の厚さが、所定の力以上の力が前記振動板に作用して前記圧電板がたわみ変形したときに、前記圧電板の第2の面の中心が前記筺体に接触する厚さであってもよい。これにより、圧電板の過剰なたわみ変形による破損を抑制することができる。
例えば、前記振動伝達部材の厚さが、所定の力以上の力が前記振動板に作用して前記圧電板がたわみ変形したときに、前記圧電板の第1の面の外周縁が前記振動板に接触する厚さであってもよい。これにより、圧電板の過剰なたわみ変形による破損を抑制することができる。
例えば、前記圧電板支持部材が、弾性変形可能な材料から作製されてもよい。これにより、圧電板支持部材が、ダンパとして機能し、好ましくない振動の高周波成分を吸収することができる。
例えば、前記振動伝達部材が、柱体であってもよく、前記圧電板支持部材が、前記圧電板の外周縁に沿った環状体であってもよい。
例えば、前記振動伝達部材の一方の端面が、前記振動板の裏面に固定されてもよい。
例えば、前記振動伝達部材の他方の端面が、前記圧電板の第1の面に固定されてもよい。
例えば、前記振動伝達部材が、中心側に比べて外側が低い硬度の部材であってもよい。これにより、振動伝達部材の端面の角と接触する圧電板の部分での応力集中が緩和され、圧電板の破損が抑制される。
例えば、前記振動伝達部材の前記圧電板側の端面が、丸角を備えてもよい。これにより、端面が鋭い角を備える場合に比べて、圧電板の応力集中が抑制され、圧電板の破損が抑制される。
例えば、前記生体音響センサが、前記振動板と前記圧電板との間に配置された第1の緩衝部材と、前記圧電板と前記筐体との間に配置された第2の緩衝部材と、をさらに有してもよい。この場合、前記第1の緩衝部材が、前記振動伝達部材の硬度に比べて低い硬度を備え、前記第2の緩衝部材が、前記圧電板支持部材の硬度に比べて低い硬度を備える。これにより、振動板と圧電板との接触および圧電板と筐体との接触が抑制される。
本発明の別態様の生体音響センサは、筺体と、生体に接触する接触面と前記接触面に対して反対側の裏面とを備え、厚さ方向に変位可能な振動板と、前記振動板の裏面に対して間隔をあけて対向する第1の面と前記第1の面に対して反対側の第2の面とを備え、前記振動板の振動を電気信号に変換する圧電板と、を有し、前記振動板が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第1の面の外側部分に接触し、前記筺体が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第2の面の中央側部分を支持している。
この態様によれば、圧電板を利用する生体音響センサにおいて、振動の検出感度を向上させることができる。
例えば、前記生体音響センサが、前記筺体に設けられ、前記振動板を支持し、前記厚さ方向に弾性変形可能な振動板支持部材を、さらに有してもよい。これにより、振動板は、その厚さ方向に変位することができる。
例えば、前記振動板の裏面が、凹面を備え、前記振動板が、前記凹面を介して、前記圧電板の第1の面の外側部分に直接的に接触してもよい。振動板に過剰の力が作用したときに圧電板全体が振動板の凹面に接触し、圧電板の過剰なたわみ変形による破損を抑制することができる。
例えば、前記圧電板の第2の面に対向する筺体の部分が、前記振動板の凹面に対応する凸面を備え、前記筺体が、前記凸面を介して、前記圧電板を直接的に支持してもよい。振動板に過剰の力が作用したときに圧電板全体が振動板の凹面と筺体の凸面とに挟持され、圧電板の過剰なたわみ変形による破損を抑制することができる。
例えば、前記生体音響センサが、前記振動板と前記圧電板との間に挟まれ、前記圧電板の第1の面の外側部分と接触して前記振動板の振動を前記圧電板に伝達する振動伝達部材と、前記圧電板と前記筺体との間に挟まれ、前記圧電板の第2の面の中央側部分を支持する圧電板支持部材と、をさらに有してもよい。この場合、前記振動板が、前記振動伝達部材を介して間接的に前記圧電板に接触し、前記筺体が、前記圧電板支持部材を介して間接的に前記圧電板を支持する。
例えば、前記振動伝達部材の厚さが、所定の力以上の力が前記振動板に作用して前記圧電板がたわみ変形したときに、前記圧電板の第1の面の中心が前記振動板に接触する厚さであってもよい。これにより、圧電板の過剰なたわみ変形による破損を抑制することができる。
例えば、前記圧電板支持部材の厚さが、所定の力以上の力が前記振動板に作用して前記圧電板がたわみ変形したときに、前記圧電板の第2の面の外周縁が前記筺体に接触する厚さであってもよい。これにより、圧電板の過剰なたわみ変形による破損を抑制することができる。
例えば、前記圧電板支持部材が、弾性変形可能な材料から作製されてもよい。これにより、圧電板支持部材が、ダンパとして機能し、好ましくない振動の高周波成分を吸収することができる。
例えば、前記振動伝達部材が、前記圧電板の外周縁に沿った環状体であってよく、前記圧電板支持部材が、柱体であってもよい。
例えば、前記振動伝達部材の一方の端面が、前記振動板の裏面に固定されてもよい。
例えば、前記振動伝達部材の他方の端面が、前記圧電板の第1の面に固定されてもよい。
例えば、前記生体音響センサが、前記振動板と前記圧電板との間に配置された第1の緩衝部材と、前記圧電板と前記筐体との間に配置された第2の緩衝部材と、をさらに有してもよい。この場合、前記第1の緩衝部材が、前記振動伝達部材の硬度に比べて低い硬度を備え、前記第2の緩衝部材が、前記圧電板支持部材の硬度に比べて低い硬度を備える。これにより、振動板と圧電板との接触および圧電板と筐体との接触が抑制される。
また、本発明の別態様の聴診器は、前記生体音響センサと、前記生体音響センサの圧電板からの電気信号に基づいて駆動するスピーカーと、前記生体音響センサと前記スピーカーとを内蔵するチェストピースと、前記チェストピースに接続され、前記スピーカーの音声を外部に出力するイヤーチップと、を有する。
この態様によれば、圧電板を利用する生体音響センサを備える聴診器において、振動、すなわち音の検出感度を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る生体音響センサを備えた聴診器の斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態1に係る聴診器10は、いわゆるデジタル聴診器であって、先端にイヤーチップ12がそれぞれ取り付けられた2つの耳管14と、2つの耳管14に接続されたY字チューブ16と、Y字チューブ16に接続されたチェストピース18とを有する。本実施の形態1に係る生体音響センサは、チェストピース18に組み込まれている。
図2は、チェストピースの斜視図である。また、図3は、チェストピースの分解斜視図である。さらに、図4は、チェストピースの断面図である。なお、図に示すX-Y-Z直交座標系は、発明の理解を容易にするためのものであって、発明を限定するものではない。
図2および図3に示すように、チェストピース18は、例えば円柱状の筐体20を有する。筐体20は、生体(例えば人間)と接触する接触面20aを備える。なお、本実施の形態1の場合、接触面20aは、図1に示すように、シリコン材料などから作製されたカバー部材22によって覆われている。この場合、接触面20aはカバー部材22を介して生体に接触する。これに代わって、接触面20aは、生体に直接接触してもよい。なお、図2および図3においては、カバー部材22の図示が省略されている。
本実施の形態1の場合、生体音響センサ24は、筐体20に複数の構成要素を組み込むことによって作製されている。
具体的には、図3および図4に示すように、生体音響センサ24は、筐体20(その一部)、振動板26、振動板支持部材28、圧電板30、圧電板支持部材32、および振動伝達部材34を有する。
本実施の形態1の場合、生体音響センサ24は、筐体20の接触面20aに形成された凹部20bに複数の構成要素を積層した状態で組み込むことによって構成されている。
生体音響センサ24の振動板26は、生体に接触する接触面26aと、その接触面26aに対して反対側の裏面26bとを備える。本実施の形態1の場合、接触面26aは、カバー部材22を介して生体に接触する。また、振動板26は、実質的に圧縮変形しない材料、例えば金属材料や硬質樹脂から作製された円盤状の部材である。
振動板支持部材28は、筐体20に設けられ、振動板26をその厚さ方向(Z軸方向)に変位可能に支持する。本実施の形態1の場合、振動板支持部材28は、厚さ方向に弾性変形可能な材料、例えばスポンジ材料から作製されている。また、振動板支持部材28は、振動板26の外周縁に沿った環状の部材であって、振動板26の裏面26bにおける外側部分を支持している。この振動板支持部材28は、筐体20の凹部20b内に形成された段差部20cに着座する。このような振動板支持部材28が厚さ方向に弾性変形することにより、振動板26が厚さ方向に変位する、例えば振動することができる。それにより、振動板26は、接触面26aを介して直接接触する生体の振動や、カバー部材22を介して間接接触する生体の振動に、同期して振動することができる。
圧電板30は、振動板26の振動を対応する電気信号に変換する板状の電子部品である。具体的には、圧電板30は、振動によって変形し、その変形量に対応する電気信号を生成する。本実施の形態1の場合、圧電板30は円盤状である。また、圧電板30は、振動板26の裏面26bに対して間隔をあけて対向する第1の面30aと、その第1の面30aに対して反対側の第2の面30bとを備える。
図5は、一例の圧電板の詳細を示す斜視図である。
図5に示すように、圧電板30は、例えば、ピエゾ素子40と、ピエゾ素子40を挟持する第1および第2の電極42、44とを備える。また、圧電板30は、第1の電極42に電気的に接続された第1の信号線46と、第2の電極44に電気的に接続された第2の信号線48とを備える。圧電板30が変形することにより、すなわちピエゾ素子40が変形することにより、第1の電極42と第2の電極44との間の電位差が変化する。その電位差に対応する電気信号(電流)が、第1および第2の信号線46、48を介して外部に出力される。
図3および図4に戻り、圧電板支持部材32は、筐体20に設けられ、圧電板30の第2の面30bを支持する。本実施の形態1の場合、また、圧電板支持部材32は、圧電板30の外周縁に沿った環状体であって、圧電板30の第2の面30bにおける外側部分を支持している。この圧電板支持部材32は、筐体20の凹部20bの底面20dに着座する。また、本実施の形態1の場合、圧電板支持部材32は、厚さ方向(Z軸方向)に弾性変形可能な材料、例えばスポンジから作製されている。それにより、圧電板支持部材32は、圧電板30に比べて低い硬度を備える。なお、本明細書での「硬度」は、変形のし難さを表し、高い「硬度」は、低い「硬度」に比べて変形しにくいことを意味する。さらに、圧電板支持部材32は、圧電板30の第2の面30bに接着剤を介して接着されている。
振動伝達部材34は、振動板26の振動を、その振動板26に対して離れている圧電板30に伝達するための部材である。そのために、振動伝達部材34は、図4に示すように、振動板26の裏面26bと圧電板30の第1の面30aとの間に挟まれている。
本実施の形態1の場合、振動伝達部材34は、図3に示すように円柱体であって、圧電板支持部材32に比べて高い硬度(例えばショア硬度、Asker硬度、またはヤング率)を備える。振動伝達部材34は、圧電板支持部材32の材料に比べて高い硬度を備える材料、例えば、金属や硬質樹脂から作製されている。一例として、振動伝達部材34と圧電板支持部材32において、前者がショア硬度30程度であって、後者がショア硬度10程度である。
図6は、圧電板支持部材と振動伝達部材の位置関係を示す上面図である。
図6に示すように、振動伝達部材34は、厚さ方向(Z軸方向)視で、圧電板30の実質的に中央側に位置する。すなわち、圧電板30の外周縁に比べて中心に近い位置に、振動伝達部材34は位置する。したがって、振動伝達部材34は、振動板26の中央側部分と圧電板30の中央側部分とに挟持されている。
また、図6に示すように、本実施の形態1の場合、厚さ方向(Z軸方向)視で、円柱体の振動伝達部材34を、環状体の圧電板支持部材32が囲んでいる。このようなレイアウトを採用する理由については後述する。
さらに、本実施の形態1の場合、図4に示すように、振動伝達部材34の一方の端34aは、振動板26の裏面26bに固定されている。例えば、接着剤を介して、振動伝達部材34が振動板26に固定されている。同様に、振動伝達部材34の他方の端34bは、圧電板30の第1の面30aに、接着剤を介して固定されている。これにより、振動板26の振動の振幅および周波数と実質的に同一の振幅および周波数で圧電板30は振動することができる。
ここまでは、聴診器10のチェストピース18、すなわち生体音響センサ24の構造について説明してきた。ここからは、聴診器10の制御系について説明する。
図7は、聴診器の制御系を示すブロック図である。
図7に示すように、聴診器10は、生体音響センサ24に加えて、生体音響センサ24(すなわち圧電板30)からの電気信号を処理するMPU(マイクロプロセッサユニット)50を有する。MPU50は、電気信号をアナログ-デジタル変換するA/D変換部50aを備える。
MPU50にデジタル処理された生体音響センサ24からの電気信号は、アンプ52およびスピーカー54によって音声に変換され、その音声がY字チューブ16、耳管14、およびイヤーチップ12を介して出力される。聴診器10のチェストピース18(すなわち振動板26の接触面26a)が生体の心臓近くの皮膚に接触しているとき、心音が出力される。
また、MPU50によってデジタル処理された生体音響センサ24からの電気信号は、データとして、記憶デバイス56に記憶される。例えば、記憶デバイス56は、聴診器10のチェストピース18に対して着脱可能なメモリーカードである。聴診器10のチェストピース18(すなわち振動板26の接触面26a)が生体の心臓近くの皮膚に接触しているとき、心音データが記憶される。
さらに、MPU50は、無線通信モジュール58を介して、外部の装置(例えばコンピュータ)に対して、デジタル処理した生体音響センサ24からの電気信号をリアルタイムに送信可能に構成されている。また、MPU50は、記憶デバイス56に記憶されている心音データなどのデータを、無線通信モジュール58を介して外部の装置に送信するように構成されている。なお、無線通信モジュール58は、例えば、Bluetooth(登録商標)などのデジタル無線通信規格に準拠する無線通信モジュールである。
このようなMPU50を操作するために、複数の操作ボタン60がチェストピース18の筐体20に設けられている。操作ボタン60を操作することにより、例えば聴診器10の起動するまたは停止する。また、操作ボタン60を操作することにより、デジタル処理された生体音響センサ24からの電気信号を無線通信モジュール58を介して送信するモード、電気信号を音声に変換してイヤーチップ12を介して出力するモードなどのモード選択が行われる。
また、MPU50を駆動するためのバッテリ62がチェストピース18に搭載されている。なお、MPU50、アンプ52、スピーカー54、記憶デバイス56、無線通信モジュール58、およびバッテリ62は、図4に示す筐体20の内部空間20eに収納されている。この内部空間20eに収納されているMPU50と圧電板30の第1および第2の信号線46、48とを接続するために、圧電板30が組み込まれた筐体20の凹部20bと内部空間20eとを連絡するアクセス穴20fが筐体20に設けられている。
ここからは、生体音響センサ24の動作について説明する。ここでは、その説明のために、聴診器10を用いて生体(例えば人間)の心音を聴診するためにチェストピース18の筐体20の接触面20aが心臓近くの皮膚に接触している例を挙げる。
心臓の拍動により、生体音響センサ24の振動板26が繰り返し変位する、すなわち振動する。
図8は、圧電板が変形している状態を示す、本実施の形態1に係る生体音響センサの断面図である。図8において、二点鎖線は、圧電板が変形していない状態、すなわち振動板に力が作用していない状態を示している。
具体的には、図8に示すように、心臓の拍動により、振動板26が、実質的に変形することなく、厚さ方向(Z軸方向)に往復動する。これにより、その振動板26に円柱体の振動伝達部材34を介して接続されている圧電板30の中央側部分が、振動板26と同様に厚さ方向に往復動する。
その結果、圧電板30は、その中央側部分が外側部分に対して厚さ方向(Z軸方向)に変位するたわみ変形を繰り返す。その理由は、圧電板30の第2の面30bの外側部分が環状体の圧電板支持部材32によって支持されている、言い換えると第2の面30bの中央側部分を支持する部材が存在しないからである。
すなわち、圧電板30は、その第1の面30aの中央側部分が振動伝達部材34によって拘束され、その第2の面30bの外側部分が圧電板支持部材32によって拘束されている。そのために、圧電板30は、中央側部分が外側部分に対して厚さ方向(Z軸方向)に変位しやすい状態(たわみ変形しやすい状態)で、振動伝達部材34を介して振動板26に接続されている。
振動板26の振動によって圧電板30がたわみ変形を繰り返すことにより、振動板26は高い感度で振動板26の振動を検出することができる。すなわち、圧電板30の第1の面30a全体が振動板26の裏面26bに貼り付けられている場合に比べて高い感度で、圧電板30は振動板26の振動を検出することができる。例えば振動板26の振動の周波数の振幅が小さい場合や周波数が高い場合であっても、圧電板30は振動板26の振動を検出することができる。
圧電板30をたわみ変形しやすくするために、図6に示すように、厚さ方向(Z方向)視で、圧電板支持部材32と振動伝達部材34との間の距離は大きい方が好ましい。ただし、振動伝達部材34と圧電板30の第1の面30aとの接触面積は、振動板26から圧電板30への振動の伝達効率を考慮すると大きい方が好ましい。これらを考慮すると、例えば、振動伝達部材34の半径は、圧電板30の半径の50%に比べて小さい方が好ましい。
また、上述したように、本実施の形態1の場合、圧電板支持部材32は、振動伝達部材34および圧電板30に比べて低い硬度を備える。これにより、圧電板30が過度に大きな変形量でたわみ変形して破損することが抑制される。すなわち、圧電板30の中央側部分が振動伝達部材34に押されて過度に変位しても、圧電板30の外側部分が圧電板支持部材32を圧縮して変位することができる。その結果、圧電板30の過度のたわみ変形が抑制される。
なお、振動板26の厚さ方向(Z軸方向)のストローク範囲を制限することにより、圧電板30の過度のたわみ変形を抑制することが可能である。例えば、振動板支持部材28を適切な弾性率を備える材料から作製することにより、あるいはストッパを設けることにより、振動板26の過度な変位量での変位、すなわち圧電板30の過度なたわみ変形を抑制することが可能である。この場合、圧電板支持部材32と振動伝達部材34は、同一の硬度を備えてもよい。
圧電板30の過度なたわみ変形を抑制できるように、図4に示すように、圧電板支持部材32の厚さ(Z軸方向のサイズ)t1を決定してもよい。具体的には、所定の力以上の力が振動板26に作用して圧電板30がたわみ変形したときに、圧電板30の第2の面30bの中心が筺体20の凹部20bの底面20dに接触するように、圧電板支持部材32の厚さt1が決定されている。ここで言う「所定の力」とは、圧電板30が破損する力に比べて小さく、生体音響センサ24の通常使用において振動板26に作用しうる最大の力に比べて大きい力である。これにより、圧電板30の過剰なたわみ変形が抑制され、圧電板30の破損が抑制される。
圧電板支持部材32の厚さt1の代わりに、振動伝達部材34の厚さ(Z軸方向のサイズ)t2を適切に決定して、圧電板30の過度なたわみ変形を抑制してもよい。具体的には、所定の力以上の力が振動板26に作用して圧電板30がたわみ変形したときに、圧電板30の第1の面30aの外周縁が振動板26に接触するように、振動伝達部材34の厚さt2が決定される。
さらに、上述したように、圧電板支持部材32が弾性変形可能な材料から作製されることにより、圧電板支持部材32は振動を吸収するダンパとして機能することができる。例えば、生体と振動板26の接触面26aとの間から発生した擦過音に由来する好ましくない高周波数成分を圧電板支持部材32は吸収することができる。
以上のような本実施の形態1によれば、圧電板30を利用する生体音響センサ24において、振動の検出感度を向上させることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2は、圧電板支持部材および振動伝達部材の形状を除いて、上述の実施の形態1と実質的に同一である。したがって、この異なる点を中心にして本実施の形態2について説明する。なお、上述の実施の形態1の構成要素と実質的に同一の構成要素には、同一の符号が付されている。
図9は、本実施の形態2に係る生体音響センサを備えた聴診器におけるチェストピースの断面図である。また、図10は、圧電板支持部材と振動伝達部材の位置関係を示す上面図である。
図9に示すように、本実施の形態2に係る聴診器のチェストピース118に設けられた生体音響センサ124において、圧電板支持部材132は、厚さ方向(Z軸方向)視で、圧電板30の実質的に中央側に位置する円柱体である。一方、振動伝達部材134は、圧電板30の外周縁に沿った環状体である。したがって、図10に示すように、厚さ方向視で、円柱体の圧電板支持部材132を、環状体の振動伝達部材134が囲んでいる。
図11は、圧電板が変形している状態を示す、本実施の形態2に係る生体音響センサの断面図である。図11において、二点鎖線は、圧電板が変形していない状態、すなわち振動板に力が作用していない状態を示している。
図11に示すように、振動板26に接触する生体の振動(例えば心臓の拍動)により、振動板26が厚さ方向(Z軸方向)に往復動する。これにより、振動板26に環状体の振動伝達部材134を介して接続されている圧電板30の外側部分が振動板26と同様に厚さ方向に往復動する。
このとき、圧電板30の第2の面30bの中央側部分が円柱体の圧電板支持部材132によって支持されているために、圧電板30は、その外側部分が中央側部分に対して厚さ方向(Z軸方向)に変位するたわみ変形を繰り返す。
すなわち、上述の実施の形態1の場合には、図8に示すように、圧電板30は凹状にたわみ変形するが、本実施の形態2の場合には、図11に示すように、圧電板30は凸状にたわみ変形する。
なお、圧電板30の過度なたわみ変形を抑制できるように、図9に示すように、振動伝達部材134の厚さ(Z軸方向のサイズ)t3を決定してもよい。具体的には、所定の力以上の力が振動板26に作用して圧電板30がたわみ変形したときに、圧電板30の第1の面30aの中心が振動板26に接触するように、振動伝達部材134の厚さt3が決定されている。ここで言う「所定の力」とは、圧電板30が破損する力に比べて小さく、生体音響センサ24の通常使用において振動板26に作用しうる最大の力に比べて大きい力である。これにより、圧電板30の過剰なたわみ変形が抑制され、圧電板30の破損が抑制される。
振動伝達部材134の厚さt3の代わりに、圧電板支持部材132の厚さ(Z軸方向のサイズ)t4を適切に決定して、圧電板30の過度なたわみ変形を抑制してもよい。具体的には、所定の力以上の力が振動板26に作用して圧電板30がたわみ変形したときに、圧電板30の第2の面30bの外周縁が筺体20の凹部20bの底面20dに接触するように、圧電板支持部材132の厚さt4が決定される。
このような本実施の形態2も、上述の実施の形態1と同様に、圧電板30を利用する生体音響センサ124において、振動の検出感度を向上させることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態3は、振動伝達部材を除いて、上述の実施の形態1と実質的に同一である。したがって、この異なる点を中心にして本実施の形態3について説明する。なお、上述の実施の形態1の構成要素と実質的に同一の構成要素には、同一の符号が付されている。
図12は、本実施の形態3に係る生体音響センサを備えた聴診器のチェストピースの一部分の断面図である。
図12に示すように、本実施の形態3に係る生体音響センサ224において、振動伝達部材234は、円柱体であって、中心側に比べて外側が低い硬度の部材である。例えば、振動伝達部材234は、金属の芯体234aの外周面に弾性層234bを形成することによって作製されている。
このような振動伝達部材234によれば、振動伝達部材234の端面の角と接触する圧電板30の部分での応力集中が緩和される。その結果、応力集中による圧電板30の破損を抑制することができる。
このような本実施の形態3も、上述の実施の形態1と同様に、圧電板30を利用する生体音響センサ224において、振動の検出感度を向上させることができる。
なお、このような中心側に比べて外側が低い硬度の振動伝達部材234の構造を、上述の実施の形態2に係る生体音響センサ124の圧電板支持部材132にも採用してもよい。
(実施の形態4)
本実施の形態4は、振動伝達部材を除いて、上述の実施の形態1と実質的に同一である。したがって、この異なる点を中心にして本実施の形態4について説明する。なお、上述の実施の形態1の構成要素と実質的に同一の構成要素には、同一の符号が付されている。
図13は、本実施の形態4に係る生体音響センサを備えた聴診器のチェストピースの一部分の断面図である。
図13に示すように、本実施の形態4に係る生体音響センサ324において、振動伝達部材334は、円柱体である。圧電板30と接触する振動伝達部材334の端面334aは、丸角を備える。すなわち、圧電板30と接触してその接触部分に応力集中を発生させる鋭い角(例えば90度の角度を備える角)を、振動伝達部材334の端面334aは備えていない。その結果として、応力集中による圧電板30の破損を抑制することができる。
このような本実施の形態4も、上述の実施の形態1と同様に、圧電板30を利用する生体音響センサ324において、振動の検出感度を向上させることができる。
なお、このような振動伝達部材334の端面334aの丸角の構造を、上述の実施の形態2に係る生体音響センサ124の圧電板支持部材132にも採用してもよい。
(実施の形態5)
上述の実施の形態1の場合、図4に示すように、振動板26と圧電板30との間には振動伝達部材34と空気層とが存在する。また、圧電板30と筐体20との間には圧電板支持部材32と空気層とが存在する。このような空気層を、本実施の形態5は備えていない。したがって、この異なる点を中心にして本実施の形態5について説明する。なお、上述の実施の形態1の構成要素と実質的に同一の構成要素には、同一の符号が付されている。
図14は、本実施の形態5に係る生体音響センサを備えた聴診器のチェストピースの一部分の断面図である。
図14に示すように、本実施の形態5に係る生体音響センサ424は、振動板26と圧電板30との間に配置された第1の緩衝部材470と、圧電板30と筐体20との間に配置された第2の緩衝部材472とを有する。
第1の緩衝部材470は、同様に振動板26と圧電板30との間に配置されている振動伝達部材34の硬度に比べて低い硬度を備える。例えば、振動伝達部材34が金属材料から作製されている場合、第1の緩衝部材470はスポンジ材料から作製されている。
第2の緩衝部材472は、同様に圧電板30と筐体20との間に配置されている圧電板支持部材32の硬度に比べて低い硬度を備える。例えば、圧電板支持部材32が相対的に高い弾性率の材料で作製され、第2の緩衝部材472が相対的に低い弾性率の材料から作製される。
このような第1および第2の緩衝部材470、472によれば、振動板26と圧電板30との接触および圧電板30と筐体20との接触を抑制することができる。また、振動板26と圧電板30の自重によるたわみ変形を抑制することができる、すなわち非使用時にたわみ変形し続けることが抑制される。
このような本実施の形態5も、上述の実施の形態1と同様に、圧電板30を利用する生体音響センサ424において、振動の検出感度を向上させることができる。
なお、このような第1および第2の緩衝部材470、472を、上述の実施の形態2に係る生体音響センサ124にも採用してもよい。
(実施の形態6)
上述の実施の形態1の場合、図4に示すように、筺体20は、環状体である圧電板支持部材32を介して間接的に圧電板30の第2の面30bの外側部分を支持している。これと異なり、本実施の形態6の場合、筺体は、直接的に圧電板を支持する。この異なる点を中心に、本実施の形態6について説明する。なお、上述の実施の形態1の構成要素と実質的に同一の構成要素には、同一の符号が付されている。
図15は、本実施の形態6に係る生体音響センサを備えた聴診器のチェストピースの一部分の断面図である。
図15に示すように、本実施の形態6に係る生体音響センサ524において、圧電板30の第2の面30bの外側部分は、筺体520の凹部520bの底面520dによって直接的に支持されている。そのために、底面520dは、凹面で構成されている。この凹面状の底面520dは、最底部が圧電板30の第2の面30bの中心に対して厚さ方向(Z軸方向)に対向するように筺体520に形成されている。この凹面状の底面520dによって第2の面30bの外側部分が支持されることにより、振動板26に作用する力に応じて圧電板30はたわみ変形することができる。
なお、圧電板30の過度なたわみ変形を抑制できるように、図15に示すように、圧電板30の第2の面30bの中心から筺体520の凹面状の底面520dまでの距離d1が決定されてもよい。例えば、距離d1は、50μmである。具体的には、所定の力以上の力が振動板26に作用して圧電板30がたわみ変形したときに、圧電板30の第2の面30bの中心が凹面状の底面520dに接触するように、距離d1が決定されている。ここで言う「所定の力」とは、圧電板30が破損する力に比べて小さく、生体音響センサ24の通常使用において振動板26に作用しうる最大の力に比べて大きい力である。これにより、圧電板30の過剰なたわみ変形が抑制され、圧電板30の破損が抑制される。
所定の力以上の力が振動板26に作用すると、圧電板30の第2の面30b全体が、筺体520の凹部520bの底面520dに接触する。これにより、圧電板30における第2の面30b近傍部分内の圧縮応力が実質的に一様に分布し、それにより圧電板30の局所的な過度の変形、例えば座屈や割れなどの変形が抑制される。その結果、圧電板30の破損が抑制される。
このような本実施の形態6も、上述の実施の形態1と同様に、圧電板30を利用する生体音響センサ524において、振動の検出感度を向上させることができる。
(実施の形態7)
本実施の形態7は、上述の実施の形態6の改良形態である。したがって、異なる点を中心に、本実施の形態7について説明する。なお、上述の実施の形態6の構成要素と実質的に同一の構成要素には、同一の符号が付されている。
図16は、本実施の形態7に係る生体音響センサを備えた聴診器のチェストピースの一部分の断面図である。
図16に示すように、本実施の形態7に係る生体音響センサ624において、圧電板30は、その第2の面30bの外側部分で、筺体520の凹部520bの凹面状の底面520dに直接的に支持されている。また、圧電板30の第1の面30aの中央側部分には、振動板626が、振動伝達部材を介することなく、直接的に接触している。そのために、振動板626は、その裏面626bに凸面が設けられている。本実施の形態7の場合、振動板626は、自然状態(力が作用していない状態)で、その中央側部分が圧電板30側に凸に湾曲している形状を備える。その凸面状の裏面626bの中心(頂点)が、圧電板30の第1の面30aに直接的に接触している。
また、振動板626の裏面626bの凸面形状は、筺体520の凹部520bの底面520dの凹面形状に対応する。すなわち、裏面626bと底面520dは互いに平行である。したがって、所定の力以上の振動板626に作用すると、圧電板30の第2の面30b全体が筺体520の凹部520bの底面520dに接触するとともに、圧電体30の第1の面30a全体が振動板626の裏面626bに接触する。すなわち、圧電板30全体が、振動板626と筺体520とに挟持される。これにより、圧電板30全体にわたって圧縮応力が実質的に一様に分布し、それにより圧電板30の局所的な過度の変形、例えば座屈や割れなどの変形が抑制される。その結果、圧電板30の破損が抑制される。
このような本実施の形態7も、上述の実施の形態1と同様に、圧電板30を利用する生体音響センサ624において、振動の検出感度を向上させることができる。
(実施の形態8)
上述の実施の形態2の場合、図9に示すように、振動板26は、環状体である振動伝達部材134を介して間接的に圧電板30の第1の面30aの外側部分に接触している。これと異なり、本実施の形態8の場合、振動板は、直接的に圧電板に接触する。この異なる点を中心に、本実施の形態8について説明する。なお、上述の実施の形態2の構成要素と実質的に同一の構成要素には、同一の符号が付されている。
図17は、本実施の形態8に係る生体音響センサを備えた聴診器のチェストピースの一部分の断面図である。
図17に示すように、本実施の形態8に係る生体音響センサ724において、圧電板30の第1の面30aの外側部分には、振動板726の裏面726bが直接的に接触している。そのために、裏面726bは、凹面で構成されている。本実施の形態8の場合、振動板726は、自然状態(力が作用していない状態)で、その中央側部分が圧電板30側に凹に湾曲している形状を備える。この凹面状の裏面726bは、最上部が圧電板30の第1の面30aの中心に対して厚さ方向(Z軸方向)に対向するように振動板726に形成されている。この凹面状の裏面726bが第1の面30aの外側部分に接触することにより、振動板726に作用する力に応じて圧電板30はたわみ変形することができる。
なお、圧電板30の過度なたわみ変形を抑制できるように、図17に示すように、圧電板30の第1の面30aの中心から振動板726の凹面状の裏面726bまでの距離d2が決定されてもよい。例えば、距離d2は、50μmである。具体的には、所定の力以上の力が振動板726に作用して圧電板30がたわみ変形したときに、圧電板30の第1の面30aの中心が凹面状の裏面726bに接触するように、距離d2が決定されている。ここで言う「所定の力」とは、圧電板30が破損する力に比べて小さく、生体音響センサ724の通常使用において振動板26に作用しうる最大の力に比べて大きい力である。これにより、圧電板30の過剰なたわみ変形が抑制され、圧電板30の破損が抑制される。
所定の力以上の力が振動板726に作用すると、圧電板30の第1の面30a全体が、振動板726の裏面726bに接触する。これにより、圧電板30における第1の面30a近傍部分内の圧縮応力が実質的に一様に分布し、それにより圧電板30の局所的な過度の変形、例えば座屈や割れなどの変形が抑制される。その結果、圧電板30の破損が抑制される。
このような本実施の形態8も、上述の実施の形態2と同様に、圧電板30を利用する生体音響センサ724において、振動の検出感度を向上させることができる。
(実施の形態9)
本実施の形態9は、上述の実施の形態8の改良形態である。したがって、異なる点を中心に、本実施の形態9について説明する。なお、上述の実施の形態8の構成要素と実質的に同一の構成要素には、同一の符号が付されている。
図18は、本実施の形態9に係る生体音響センサを備えた聴診器のチェストピースの一部分の断面図である。
図18に示すように、本実施の形態9に係る生体音響センサ824において、圧電板30は、その第1の面30aの外側部分で、振動板726の凹面状の裏面726bに直接的に接触している。また、圧電板30の第2の面30bの中央側部分には、筺体820の凹部820bの底面820dが、圧電板支持部材を介することなく、直接的に接触している。そのために、筺体820の底面820dには、凸面が設けられている。その凸面状の裏面820dの中心(頂点)が、圧電板30の第2の面30bに直接的に接触している。
また、筺体820の凹部820bの底面820dの凸面形状は、振動板726の裏面726bの凹面形状に対応する。すなわち、底面820dと裏面726bは互いに平行である。したがって、所定の力以上の振動板726に作用すると、圧電板30の第1の面30a全体が振動板726の裏面726bに接触するとともに、圧電体30の第2の面30b全体が筺体820の凹部820bの底面820dに接触する。すなわち、圧電板30全体が、振動板726と筺体820とに挟持される。これにより、圧電板30全体にわたって圧縮応力が実質的に一様に分布し、それにより圧電板30の局所的な過度の変形、例えば座屈や割れなどの変形が抑制される。その結果、圧電板30の破損が抑制される。
このような本実施の形態9も、上述の実施の形態2と同様に、圧電板30を利用する生体音響センサ824において、振動の検出感度を向上させることができる。
以上、複数の実施の形態1~9を挙げて本発明を説明したが、本発明の実施の形態はこれらに限らない。
例えば、上述の実施の形態1の場合、図6に示すように、厚さ方向(Z軸方向)視で、環状体の圧電板支持部材32が、柱体の振動伝達部材34を、その全周にわたって囲んでいる。また、上述の実施の形態2の場合、図10に示すように、厚さ方向視で、環状体の振動伝達部材134が、柱体の圧電板支持部材32を、その全周にわたって囲んでいる。しかしながら、本発明の実施の形態は、これに限らない。
例えば、圧電板の厚さ方向視で、柱体の振動伝達部材を、複数(少なくとも3つ)の柱体の圧電板支持部材が、周方向に一定の間隔をあけて囲んでもよい。または、圧電板の厚さ方向視で、柱体の圧電板支持部材を、複数(少なくとも3つ)の柱体の振動伝達部材が、周方向に一定の間隔をあけて囲んでもよい。このような場合でも、圧電板はたわみ変形することができる。
また、上述の実施の形態1の場合、振動板支持部材28は、振動板26の厚さ方向に弾性変形可能な材料、例えばスポンジ材料から作製されている。しかしながら、本発明の実施の形態はこれに限らない。例えば、振動板支持部材28は、厚さ方向に伸縮するスプリングであってもよい。すなわち、振動板支持部材は、振動板をその厚さ方向に変位可能に支持する部材または機構であればよい。例えば、空気ばねの圧縮空気が振動板を支持してもよい。さらに言えば、振動板支持部材28は、省略することが可能である。例えば、筺体20の凹部20bの内径が振動板26の外径に比べてわずかに大きく、振動板26が筺体20の凹部20bの内周面に沿ってピストンのように往復動可能であれば、振動板支持部材28は省略可能である。
さらに、上述の実施の形態1の場合、振動伝達部材34は、振動板26と圧電板30の両方に接着剤を介して固定されている。しかしながら、本発明の実施の形態はこれに限らない。振動伝達部材に対する振動板および圧電板の接触を維持することができるのであれば、振動伝達部材を振動板および圧電板に固定しなくてもよい。なお、圧電板30の破損を考慮すると、圧電板30の第1の面30aの中央側部分と接触する振動伝達部材34は、圧電板30に固定されているが好ましい。圧電板30の中央側部分は、振動板26の振動によって他の部分に比べて応力が集中するため、具体的には圧縮変形と引っ張り変形が繰り返して起こる。そのため、圧電板30の中央側部分は、振動伝達部材34を固定することによって変形剛性が増加されるのが好ましい。なお、この場合、振動伝達部材34が、例えば凸部として、圧電板30に一体的に設けられてもよい。
さらにまた、上述の実施の形態1の場合、圧電板30の硬度および振動伝達部材34の硬度は、圧電板支持部材32の硬度に比べて高い。しかしながら、本発明の実施の形態はこれに限らない。例えば、振動伝達部材34と圧電板支持部材32が、例えば同一の材料から作製されることにより、実質的に同一の硬度を備えてもよい。また例えば、振動板26から圧電板30に振動を伝達することができるのであれば、振動伝達部材34の硬度が、圧電板支持部材32の硬度に比べて低くてもよい。すなわち、圧電板30、圧電板支持部材32、および振動伝達部材34の間の硬度の関係は、振動板26の振動によって圧電板30がたわみ変形することができる関係であればよい。
さらにまた、上述の実施の形態1~9の場合、生体音響センサは、聴診器に組み込まれている。しかしながら、本発明の生体音響センサは、聴診器以外にも使用可能である。例えば、心音をモニタリングし続けるために生体に長い時間装着されたまま維持される心音センサとして、生体音響センサは使用されてもよい。
すなわち、本発明に係る一実施の形態の生体音響センサは、広義には、筺体と、生体に接触する接触面と前記接触面に対して反対側の裏面とを備え、厚さ方向に変位可能な振動板と、前記振動板の裏面に対して間隔をあけて対向する第1の面と前記第1の面に対して反対側の第2の面とを備え、前記振動板の振動を電気信号に変換する圧電板と、を有し、前記振動板が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第1の面の中央側部分に接触し、前記筺体が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第2の面の外側部分を支持している、生体音響センサである。
また、本発明の別の実施の形態に係る生体音響センサは、広義には、筺体と、生体に接触する接触面と前記接触面に対して反対側の裏面とを備え、厚さ方向に変位可能な振動板と、前記振動板の裏面に対して間隔をあけて対向する第1の面と前記第1の面に対して反対側の第2の面とを備え、前記振動板の振動を電気信号に変換する圧電板と、を有し、前記振動板が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第1の面の外側部分に接触し、前記筺体が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第2の面の中央側部分を支持している、生体音響センサである。
以上、複数の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、ある実施の形態の少なくとも一部分に対して少なくとも1つの実施の形態を全体としてまたは部分的に組み合わせて本発明に係るさらなる実施の形態とすることが可能であることは、当業者にとって明らかである。
本発明は、心音などの生体から発生する音(振動)を測定する機器に適用可能である。

Claims (27)

  1. 筺体と、
    生体に接触する接触面と前記接触面に対して反対側の裏面とを備え、厚さ方向に変位可能な振動板と、
    前記振動板の裏面に対して間隔をあけて対向する第1の面と前記第1の面に対して反対側の第2の面とを備え、前記振動板の振動を電気信号に変換する圧電板と、を有し、
    前記振動板が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第1の面の外側部分を除く中央側部分に接触し、
    前記筺体が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第2の面の中央側部分を除く外側部分を支持している、生体音響センサ。
  2. 前記筺体に設けられ、前記振動板を支持し、前記厚さ方向に弾性変形可能な振動板支持部材を、さらに有する、請求項1に記載の生体音響センサ。
  3. 前記圧電板の第2の面に対向する前記筺体の部分が、凹面を備え、
    前記筺体が、前記凹面を介して、前記圧電板の第2の面の外側部分を直接的に支持している、請求項1または2に記載の生体音響センサ。
  4. 前記振動板の裏面に、前記筺体の凹面に対応する凸面が設けられ、
    前記振動板が、前記凸面を介して、前記圧電板に直接的に接触している、請求項3に記載の生体音響センサ。
  5. 前記振動板と前記圧電板との間に挟まれ、前記圧電板の第1の面の中央側部分と接触して前記振動板の振動を前記圧電板に伝達する振動伝達部材と、
    前記圧電板と前記筺体との間に挟まれ、前記圧電板の第2の面の外側部分を支持する圧電板支持部材と、をさらに有し、
    前記振動板が、前記振動伝達部材を介して間接的に前記圧電板に接触し、
    前記筺体が、前記圧電板支持部材を介して間接的に前記圧電板を支持する、請求項1または2に記載の生体音響センサ。
  6. 前記圧電板支持部材の厚さが、所定の力以上の力が前記振動板に作用して前記圧電板がたわみ変形したときに、前記圧電板の第2の面の中心が前記筺体に接触する厚さである、請求項5に記載の生体音響センサ。
  7. 前記振動伝達部材の厚さが、所定の力以上の力が前記振動板に作用して前記圧電板がたわみ変形したときに、前記圧電板の第1の面の外周縁が前記振動板に接触する厚さである、請求項5に記載の生体音響センサ。
  8. 前記圧電板支持部材が、弾性変形可能な材料から作製されている、請求項5から7のいずれか一項に記載の生体音響センサ。
  9. 前記振動伝達部材が、柱体であって、
    前記圧電板支持部材が、前記圧電板の外周縁に沿った環状体である、請求項5から8のいずれか一項に記載の生体音響センサ。
  10. 前記振動伝達部材の一方の端面が、前記振動板の裏面に固定されている、請求項5から9のいずれか一項に記載の生体音響センサ。
  11. 前記振動伝達部材の他方の端面が、前記圧電板の第1の面に固定されている、請求項5から10のいずれか一項に記載の生体音響センサ。
  12. 前記振動伝達部材が、中心側に比べて外側が低い硬度の部材である、請求項5から11のいずれか一項に記載の生体音響センサ。
  13. 前記振動伝達部材の前記圧電板側の端面が、丸角を備える、請求項5から12のいずれか一項に記載の生体音響センサ。
  14. 前記振動板と前記圧電板との間に配置された第1の緩衝部材と、
    前記圧電板と前記筐体との間に配置された第2の緩衝部材と、をさらに有し、
    前記第1の緩衝部材が、前記振動伝達部材の硬度に比べて低い硬度を備え、
    前記第2の緩衝部材が、前記圧電板支持部材の硬度に比べて低い硬度を備える、請求項5から13のいずれか一項に記載の生体音響センサ。
  15. 筺体と、
    生体に接触する接触面と前記接触面に対して反対側の裏面とを備え、厚さ方向に変位可能な振動板と、
    前記振動板の裏面に対して間隔をあけて対向する第1の面と前記第1の面に対して反対側の第2の面とを備え、前記振動板の振動を電気信号に変換する圧電板と、を有し、
    前記振動板が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第1の面の中央側部分を除く外側部分に接触し、
    前記筺体が、前記厚さ方向視で、前記圧電板の第2の面の外側部分を除く中央側部分を支持している、生体音響センサ。
  16. 前記筺体に設けられ、前記振動板を支持し、前記厚さ方向に弾性変形可能な振動板支持部材を、さらに有する、請求項15に記載の生体音響センサ。
  17. 前記振動板の裏面が、凹面を備え、
    前記振動板が、前記凹面を介して、前記圧電板の第1の面の外側部分に直接的に接触している、請求項15または16に記載の生体音響センサ。
  18. 前記圧電板の第2の面に対向する筺体の部分が、前記振動板の凹面に対応する凸面を備え、
    前記筺体が、前記凸面を介して、前記圧電板を直接的に支持している、請求項17に記載の生体音響センサ。
  19. 前記振動板と前記圧電板との間に挟まれ、前記圧電板の第1の面の外側部分と接触して前記振動板の振動を前記圧電板に伝達する振動伝達部材と、
    前記圧電板と前記筺体との間に挟まれ、前記圧電板の第2の面の中央側部分を支持する圧電板支持部材と、をさらに有し、
    前記振動板が、前記振動伝達部材を介して間接的に前記圧電板に接触し、
    前記筺体が、前記圧電板支持部材を介して間接的に前記圧電板を支持する、請求項15または16に記載の生体音響センサ。
  20. 前記振動伝達部材の厚さが、所定の力以上の力が前記振動板に作用して前記圧電板がたわみ変形したときに、前記圧電板の第1の面の中心が前記振動板に接触する厚さである、請求項19に記載の生体音響センサ。
  21. 前記圧電板支持部材の厚さが、所定の力以上の力が前記振動板に作用して前記圧電板がたわみ変形したときに、前記圧電板の第2の面の外周縁が前記筺体に接触する厚さである、請求項19に記載の生体音響センサ。
  22. 前記圧電板支持部材が、弾性変形可能な材料から作製されている、請求項19から21のいずれか一項に記載の生体音響センサ。
  23. 前記振動伝達部材が、前記圧電板の外周縁に沿った環状体であって、
    前記圧電板支持部材が、柱体である、請求項19から22のいずれか一項に記載の生体音響センサ。
  24. 前記振動伝達部材の一方の端面が、前記振動板の裏面に固定されている、請求項19から23のいずれか一項に記載の生体音響センサ。
  25. 前記振動伝達部材の他方の端面が、前記圧電板の第1の面に固定されている、請求項19から24のいずれか一項に記載の生体音響センサ。
  26. 前記振動板と前記圧電板との間に配置された第1の緩衝部材と、
    前記圧電板と前記筐体との間に配置された第2の緩衝部材と、をさらに有し、
    前記第1の緩衝部材が、前記振動伝達部材の硬度に比べて低い硬度を備え、
    前記第2の緩衝部材が、前記圧電板支持部材の硬度に比べて低い硬度を備える、請求項19から25のいずれか一項に記載の生体音響センサ。
  27. 請求項1から26のいずれか一項に記載の生体音響センサと、
    前記生体音響センサの圧電板からの電気信号に基づいて駆動するスピーカーと、
    前記生体音響センサと前記スピーカーとを内蔵するチェストピースと、
    前記チェストピースに接続され、前記スピーカーの音声を外部に出力するイヤーチップと、を有する聴診器。
JP2021561418A 2019-11-29 2020-11-24 生体音響センサおよびそれを備えた聴診器 Active JP7367772B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019216830 2019-11-29
JP2019216830 2019-11-29
PCT/JP2020/043661 WO2021106865A1 (ja) 2019-11-29 2020-11-24 生体音響センサおよびそれを備えた聴診器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2021106865A1 JPWO2021106865A1 (ja) 2021-06-03
JP7367772B2 true JP7367772B2 (ja) 2023-10-24

Family

ID=76130251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021561418A Active JP7367772B2 (ja) 2019-11-29 2020-11-24 生体音響センサおよびそれを備えた聴診器

Country Status (3)

Country Link
US (2) US12089002B2 (ja)
JP (1) JP7367772B2 (ja)
WO (1) WO2021106865A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7367772B2 (ja) * 2019-11-29 2023-10-24 株式会社村田製作所 生体音響センサおよびそれを備えた聴診器
WO2024004823A1 (ja) * 2022-07-01 2024-01-04 株式会社村田製作所 音響センサ及び聴診器
EP4382050A1 (en) * 2022-12-08 2024-06-12 Decentralized Biotechnology Intelligence Co., Ltd. Wearable stethoscope
JP7779440B2 (ja) * 2023-03-22 2025-12-03 株式会社村田製作所 生体音センサ

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013089072A1 (ja) 2011-12-13 2013-06-20 シャープ株式会社 情報管理装置、情報管理方法、情報管理システム、聴診器、情報管理プログラム、測定システム、制御プログラムおよび記録媒体
US20140064520A1 (en) 2012-08-31 2014-03-06 Pantech Co., Ltd. Terminal with a piezoelectric speaker system and method for operating thereof
JP2014160915A (ja) 2013-02-19 2014-09-04 Nec Casio Mobile Communications Ltd 圧電型電気音響変換器及びそれを用いた電子機器
WO2017029768A1 (ja) 2015-08-20 2017-02-23 Necトーキン株式会社 振動伝達構造、及び圧電スピーカ
JP2017183853A (ja) 2016-03-29 2017-10-05 株式会社オーディオテクニカ コンタクトマイクロホンエレメント及びその製造方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE7831611U1 (de) * 1978-10-24 1979-02-08 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Koerperschallaufnehmer
US4591668A (en) * 1984-05-08 1986-05-27 Iwata Electric Co., Ltd. Vibration-detecting type microphone
JPS60180195U (ja) * 1984-05-08 1985-11-29 株式会社 岩田エレクトリツク 振動検出型マイクロホン
US7998091B2 (en) 2005-11-23 2011-08-16 3M Innovative Properties Company Weighted bioacoustic sensor and method of using same
US7991165B2 (en) * 2006-10-04 2011-08-02 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Noise rejecting electronic stethoscope
CN102106160B (zh) * 2009-05-25 2014-12-31 松下电器产业株式会社 压电式音响变换器
US8447043B1 (en) * 2009-11-06 2013-05-21 Charles Richard Abbruscato Piezo element stethoscope
US10462578B2 (en) * 2017-05-08 2019-10-29 Intel Corporation Piezoelectric contact microphone with mechanical interface
JP6534023B1 (ja) * 2018-08-30 2019-06-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 骨伝導マイク
JP7367772B2 (ja) * 2019-11-29 2023-10-24 株式会社村田製作所 生体音響センサおよびそれを備えた聴診器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013089072A1 (ja) 2011-12-13 2013-06-20 シャープ株式会社 情報管理装置、情報管理方法、情報管理システム、聴診器、情報管理プログラム、測定システム、制御プログラムおよび記録媒体
US20140064520A1 (en) 2012-08-31 2014-03-06 Pantech Co., Ltd. Terminal with a piezoelectric speaker system and method for operating thereof
JP2014160915A (ja) 2013-02-19 2014-09-04 Nec Casio Mobile Communications Ltd 圧電型電気音響変換器及びそれを用いた電子機器
WO2017029768A1 (ja) 2015-08-20 2017-02-23 Necトーキン株式会社 振動伝達構造、及び圧電スピーカ
JP2017183853A (ja) 2016-03-29 2017-10-05 株式会社オーディオテクニカ コンタクトマイクロホンエレメント及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20220286773A1 (en) 2022-09-08
US12089002B2 (en) 2024-09-10
JPWO2021106865A1 (ja) 2021-06-03
WO2021106865A1 (ja) 2021-06-03
US20240397259A1 (en) 2024-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12089002B2 (en) Bioacoustic sensor and stethoscope including the same
JP4861079B2 (ja) 骨伝導レシーバ
US7382079B2 (en) Piezoelectric device for generating acoustic signal
US5736808A (en) Piezoelectric speaker
JP6100730B2 (ja) イヤホン
CN116017226A (zh) 一种耳机
CN114697824A (zh) 一种振动传感器
JP5733240B2 (ja) 振動検出装置
JP4571311B2 (ja) 音ピックアップセンサ
JP5993329B2 (ja) 電子聴診器
JPWO2019240118A1 (ja) 音取得装置
WO2021181735A1 (ja) 生体音響センサおよびそれを備えた聴診器
CN112602333A (zh) 骨传导麦克风
US11790879B2 (en) Impact detection device and percussion instrument
US9485593B2 (en) Acoustic device
JP2018098596A (ja) 耳あな型補聴器
JP2002315098A (ja) 電気音響変換器
JP4525420B2 (ja) 圧電スピーカ及びこの圧電スピーカを備えた携帯電子機器
JP4515348B2 (ja) 音響信号発生用圧電装置
JP2017112479A (ja) コンタクトマイクロホン
JP2022119446A (ja) 電子聴診器
US20250302425A1 (en) Electronic stethoscope
US20260007383A1 (en) Biological sound sensor
JP6706039B2 (ja) 生体音聴診装置
US20260069238A1 (en) Biological sound detection device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7367772

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150