JP7369915B2 - レーザ溶接装置及びそれを用いたレーザ溶接方法 - Google Patents
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Description
[レーザ溶接装置の構成]
図1は、本実施形態に係るレーザ溶接装置の構成の模式図を示し、レーザ溶接装置1000は、レーザ発振器100とコントローラ200と光ファイバ300とレーザ光出射ヘッド400とマニピュレータ500とを備えている。
図2は、本実施形態に係るレーザ光出射ヘッドの構成を示し、レーザ光出射ヘッド400は、コネクタ401と、レンズボディ402と、ボディケース408(第1のケース)と、シールドホルダ410と、ノズルユニット425(第2のケース)と、第1のサーボモータ411及び第2のサーボモータ418とを有している。なお、シールドホルダ410は、ノズルユニット425に対して着脱可能であるが、その他の構成については、複数が一体化されていても構わない。
図3Aおよび図3Bは、ワークに形成された溶融池及びキーホールとレーザ光の焦点位置との関係を示し、図4は、レーザ光の焦点位置に対するワークの溶け込み深さとの関係とが関連付けられたテーブルを示す。なお、図3Aおよび図3Bにおいて、(a)図は、レーザ光LBの焦点がワーク600の表面近傍に位置する場合を、(b)図は、レーザ光LBの焦点がワーク600の内部に位置する場合をそれぞれ示す。
以上説明したように、本実施形態に係るレーザ加工装置は、レーザ光LBを発生させるレーザ発振器100と、レーザ発振器100で発生したレーザ光LBを伝送する光ファイバ300と、光ファイバ300の出射端に取付けられ、光ファイバ300から入射されたレーザ光LBをワーク600に向けて照射するレーザ光出射ヘッド400と、レーザ光出射ヘッド400が取り付けられ、レーザ光出射ヘッド400を所定の軌跡で移動させるマニピュレータ500と、レーザ光LBがワーク600の表面で二次元的に、または三次元的に走査されるようにレーザ光出射ヘッド400を制御するコントローラ200と、を少なくとも備えている。
実施形態1に示したレーザ溶接装置1000を用いて、種々の構造を有するワーク600に対してレーザ溶接を行うことで、溶接部位におけるワーク600の接合強度を高めることができる。
図8は、本実施形態に係るワークに照射されるレーザ光の軌跡及びワークの溶融領域の深さとレーザ光の焦点位置との関係を示す模式図である。図8の上側はワーク600を表面から見た図を、図8の下側はワーク600の断面をそれぞれ示す。なお、図8において、実施形態1と同様の箇所については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図9は、本実施形態に係るワークに照射されるレーザ光の軌跡及びワークの溶融領域の深さとレーザ光の焦点位置との関係を示す模式図である。図9の上側はワーク600を表面から見た図を、図9の下側はワーク600の断面をそれぞれ示す。なお、図9において、実施形態1と同様の箇所については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図10は、本実施形態に係るワークに照射されるレーザ光の軌跡及びワークの溶融領域の深さとレーザ光の焦点位置との関係を示す模式図である。図10の上側はワーク600を表面から見た図を、図10の下側はワーク600の断面をそれぞれ示す。なお、図10において、実施形態1と同様の箇所については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
なお、実施形態1~5において、レーザ光LBの焦点位置を変化させるために、コントローラ200がレーザ光出射ヘッド400、具体的には焦点位置調整機構407の動作を制御する例を示したが、レーザ光LBの焦点位置を変化させる手法は特にこれに限られない。
200 コントローラ
210 記憶部
300 光ファイバ
400 レーザ光出射ヘッド
404 コリメートレンズ
405 集光レンズ
406 スライダ
407 焦点位置調整機構
411 第1のサーボモータ(第1の駆動部)
412 第1のタイミングベルト(第1の回転部材)
413 第1のタイミングベルトプーリー(第1の伝達部材)
414 第1の平行板
416 第2の平行板
417 第2のタイミングベルトプーリー(第2の伝達部材)
418 第2のサーボモータ(第2の駆動部)
419 第2のタイミングベルト(第2の回転部材)
420 第1の回転機構
421 第2の回転機構
422 第1の光学ユニット
423 第2の光学ユニット
424 光走査機構
500 マニピュレータ
600 ワーク
710~780 第1~第8の板材
800 溶融池
810 キーホール
820 溶融領域
1000 レーザ溶接装置
LB レーザ光
TR1 らせん状の軌跡
Claims (15)
- レーザ光を発生させるレーザ発振器と、
前記レーザ発振器で発生した前記レーザ光を伝送する光ファイバと、
前記光ファイバの出射端に取付けられ、前記光ファイバから入射された前記レーザ光をワークに向けて照射するレーザ光出射ヘッドと、
前記レーザ光出射ヘッドが取り付けられ、前記レーザ光出射ヘッドを所定の軌跡で移動させるマニピュレータと、
前記レーザ光が前記ワークの表面で二次元的に、または三次元的に走査されるように前記レーザ光出射ヘッドを制御するコントローラと、
前記レーザ光の焦点位置と前記ワークの溶け込み深さとが前記ワークの材質に関連付けられたデータを保存する記憶部と、を少なくとも備え、
前記コントローラは、前記ワークにおける溶接部位の形状と前記データとに応じて、前記ワークに照射される前記レーザ光の焦点位置を変化させるように前記レーザ光出射ヘッドまたは前記マニピュレータを制御することを特徴とするレーザ溶接装置。 - 請求項1に記載のレーザ溶接装置において、
前記レーザ光出射ヘッドは、前記レーザ光の焦点位置を変化させるための焦点位置調整機構を少なくとも有しており、
前記コントローラは、前記焦点位置調整機構の動作を制御することを特徴とするレーザ溶接装置。 - 請求項1に記載のレーザ溶接装置において、
前記コントローラは、前記マニピュレータを駆動して、前記レーザ光出射ヘッドから照射された前記レーザ光の光軸と平行な方向に沿って前記レーザ光出射ヘッドを変位させることで、前記ワークに照射される前記レーザ光の焦点位置を変化させることを特徴とするレーザ溶接装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のレーザ溶接装置において、
前記レーザ光出射ヘッドは、前記レーザ光を走査するための光走査機構をさらに有し、
前記コントローラは、前記光走査機構の動作を制御することを特徴とするレーザ溶接装置。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のレーザ溶接装置において、
前記コントローラは、前記レーザ光の焦点位置を前記ワークの表面から前記ワークの内部の所定位置までの範囲で変化させるように前記レーザ光出射ヘッドまたは前記マニピュレータを制御することを特徴とするレーザ溶接装置。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のレーザ溶接装置において、
前記ワークは互いに重ね合わされた複数の板材であり、
前記コントローラは、前記レーザ光が前記ワークの表面で所定の第1軌跡を描くように前記レーザ光出射ヘッドを制御するとともに、前記第1軌跡の中央よりも周縁において、前記レーザ光の焦点位置が前記ワークの内部で深くなるように前記レーザ光出射ヘッドまたは前記マニピュレータを制御することを特徴とするレーザ溶接装置。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のレーザ溶接装置において、
前記ワークは互いに重ね合わされた複数の板材であり、
前記コントローラは、前記レーザ光が前記ワークの表面で所定の第1軌跡を描くように前記レーザ光出射ヘッドを制御するとともに、前記第1軌跡の中央よりも周縁に近づくにつれて、前記レーザ光の焦点位置が前記ワークの内部で深くなるように前記レーザ光出射ヘッドまたは前記マニピュレータを制御することを特徴とするレーザ溶接装置。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のレーザ溶接装置において、
前記ワークは2つの板材がT字形状に継ぎ合わされた継手部分を有しており、
前記コントローラは、前記レーザ光が前記ワークの継手部分の表面で所定の第1軌跡を描くように前記レーザ光出射ヘッドを制御するとともに、前記継手部分の端部よりも中央において、前記レーザ光の焦点位置が前記ワークの内部で深くなるように前記レーザ光出射ヘッドまたは前記マニピュレータを制御することを特徴とするレーザ溶接装置。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のレーザ溶接装置において、
前記ワークは第3の板材と前記第3の板材よりも厚い第4の板材とが互いに突き合わされてなるとともに、突き合わせ部分において前記第3の板材の表面と前記第4の板材の表面とが略面一であり、
前記コントローラは、前記レーザ光が前記突き合わせ部分の表面で所定の第1軌跡を描くように前記レーザ光出射ヘッドを制御するとともに、前記第1軌跡が前記第3の板材側から前記第4の板材側に進むにつれて前記レーザ光の焦点位置が前記ワークの内部で深くなるように前記レーザ光出射ヘッドまたは前記マニピュレータを制御することを特徴とするレーザ溶接装置。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のレーザ溶接装置において、
前記ワークは第5の板材と前記第5の板材よりも厚い第6の板材とが互いに突き合わされてなるとともに、突き合わせ部分において前記第6の板材の表面が前記第5の板材の表面よりも前記レーザ光出射ヘッドに近い位置にあり、
前記コントローラは、前記レーザ光が前記突き合わせ部分の表面で所定の第1軌跡を描くように前記レーザ光出射ヘッドを制御するとともに、前記第1軌跡が前記第5の板材側の周縁から前記突き合わせ部分の継目に進むまでは前記レーザ光の焦点位置が前記第5の板材の表面近傍である一方、前記第1軌跡が前記突き合わせ部分の継目から前記第6の板材側の周縁に進むにつれて、前記レーザ光の焦点位置が前記ワークの内部で浅くなるように前記レーザ光出射ヘッドまたは前記マニピュレータを制御することを特徴とするレーザ溶接装置。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のレーザ溶接装置において、
前記ワークは第8の板材の一部に前記第8の板材よりも薄い第7の板材が重ね合わされた重ね合わせ部分を有しており、
前記コントローラは、前記レーザ光が前記重ね合わせ部分から前記第8の板材の表面にかけて所定の第1軌跡を描くように前記レーザ光出射ヘッドを制御するとともに、前記第1軌跡が前記第8の板材側の周縁から前記重ね合わせ部分の端部に進むまでは前記レーザ光の焦点位置が前記第8の板材の表面近傍である一方、前記第1軌跡が前記重ね合わせ部分の端部から前記第7の板材側の周縁に進むにつれて、前記レーザ光の焦点位置が前記ワークの内部で浅くなるように前記レーザ光出射ヘッドまたは前記マニピュレータを制御することを特徴とするレーザ溶接装置。 - 請求項6ないし11のいずれか1項に記載のレーザ溶接装置において、
前記コントローラは、前記第1軌跡を描くように前記レーザ光を走査しながら、前記レーザ光出射ヘッドが取り付けられた前記マニピュレータを所定の方向に沿って移動させることを特徴とするレーザ溶接装置。 - 請求項1ないし12のいずれか1項に記載のレーザ溶接装置を用いたレーザ溶接方法であって、
前記レーザ光を二次元的に、または三次元的に走査しながら前記ワークに向けて照射して、前記ワークを溶接するレーザ溶接ステップを少なくとも備え、
前記レーザ溶接ステップでは、前記ワークにおける溶接部位の形状に応じて前記レーザ光の焦点位置を変化させるとともに、前記ワークに溶融池及びキーホールを形成することを特徴とするレーザ溶接方法。 - 請求項13に記載のレーザ溶接方法において、
前記レーザ溶接ステップでは、前記レーザ光の焦点位置を前記ワークの表面から前記キーホールの内部の所定位置までの範囲で変化させることを特徴とするレーザ溶接方法。 - レーザ光を発生させるレーザ発振器と、
前記レーザ発振器で発生した前記レーザ光を伝送する光ファイバと、
前記光ファイバの出射端に取付けられ、前記光ファイバから入射された前記レーザ光をワークに向けて照射するレーザ光出射ヘッドと、
前記レーザ光出射ヘッドが取り付けられ、前記レーザ光出射ヘッドを所定の軌跡で移動させるマニピュレータと、
前記レーザ光が前記ワークの表面で二次元的に、または三次元的に走査されるように前記レーザ光出射ヘッドを制御するコントローラと、を少なくとも備え、
前記ワークは互いに重ね合わされた複数の板材であり、
前記コントローラは、前記レーザ光が前記ワークの表面で所定の第1軌跡を描くように前記レーザ光出射ヘッドを制御するとともに、前記第1軌跡の中央よりも周縁において、前記レーザ光の焦点位置が前記ワークの内部で深くなるように前記レーザ光出射ヘッドまたは前記マニピュレータを制御することを特徴とするレーザ溶接装置。
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