JP7369972B2 - 天井パネル装置 - Google Patents
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Description
例えば、下記特許文献1には、任意の1辺を開閉中心として点検開口部を開閉する蓋体を備えた蓋施錠装置が開示されている。また、この蓋施錠装置は、点検開口部周囲の開閉方向に対して直交する幅方向両側の天井パネル材のそれぞれに、この蓋体の開閉自由端部に設けられた被施錠部を保持する施錠器が設置される構成とされている。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係る天井パネル装置を設置した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
図1~図13は、本実施形態に係る天井パネル装置の一例を模式的に示す図である。
この点検口6を区画する四周縁部の第1方向一方側となる第1縁部7は、第1方向一方側の天井パネル2Aの第1端部3Aによって構成されている。また、この四周縁部の第1縁部7に対向される第1方向他方側となる第2縁部8は、第1方向他方側の天井パネル2Aの第2端部4Aによって構成されている。また、この四周縁部の第2方向両側縁部は、第2方向両側の天井パネル2A,2Aの互いに対向状に配された第2方向の端部としての被保持端部5A,5Aによって構成されている。
天井下地9は、木造の野縁でもよいが、本実施形態では、強磁性体からなる鋼製とされている。このような天井下地9としては、軽鉄材からなり、いわゆる軽天下地(鋼製天井下地)を構成するものでもよい。また、この天井下地9は、上向きに開口する溝形鋼状(チャンネル状)とされたものでもよく、また、両側壁上端に折り返されるように形成されたリップ部を設けた構成とされたものでもよい。また、天井下地9は、複数本が第2方向に略等間隔を空けて(略等ピッチで)平行状に配設されて天井下地構造を構成する。
また、鋼製天井下地としては、第2方向に延びる長尺状で第1方向に略等間隔を空けて(略等ピッチで)平行状に配設される鋼製の野縁受によって天井下地9を支持する構成とされたものでもよい。野縁受としては、横向きに開口する溝形鋼状(チャンネル状)とされたものでもよく、適宜、公知のクリップを介して天井下地9を支持する構成とされたものでもよい。また、鋼製天井下地としては、長手方向に隣接される天井下地9,9同士を接合する野縁ジョイントや、長手方向に隣接される野縁受同士を接合する野縁受ジョイントを備えたものでもよい。また、鋼製天井下地としては、野縁受を吊り下げ支持するハンガーや、このハンガーの挿通孔に挿通されてナットで固定される吊ボルト等を備えたものでもよい。
これら点検口パネル2及び天井パネル2Aは、単位面積(1m2)当たりの質量が2.0kg以下とされたものでもよく、好ましくは、1.0kg以下とされたものでもよく、より好ましくは、0.78kg以下とされたものでもよい。また、これら点検口パネル2及び天井パネル2Aの単位面積(1m2)当たりの質量は、点検口パネル2及び天井パネル2A並びに天井下地9等の鋼製天井下地を含む天井構造体の1m2当たりの質量が2.0kg以下となるように適宜の質量としてもよい。
また、これら点検口パネル2及び天井パネル2Aは、方形平板状のパネル本体10,10Aを備えている。本実施形態では、点検口パネル2のパネル本体10と天井パネル2Aのパネル本体10Aとは、第1方向に沿う寸法及び第2方向に沿う寸法が互いに同寸法とされている。このような構成とすれば、点検口パネル2のパネル本体10と天井パネル2Aのパネル本体10Aとが、室内側から見て同様な外観を呈し、点検口パネル2を目立ち難くすることができる。なお、点検口パネル2のパネル本体10と第1方向に沿う寸法及び第2方向に沿う寸法が同寸法とされる天井パネル2Aのパネル本体10Aとは、壁際等に寸法調整されて配されるものではなく、規定サイズのパネルである。
これらパネル本体10,10Aは、平面視して(厚さ方向に見て)、略方形状とされている。パネル本体10,10Aは、平面視して略長方形状とされたものでもよいが、図例では、略正方形状とされたものとしている。また、パネル本体10,10Aの平面視した状態における大きさは、取扱性や施工性等の観点から適宜の大きさとしてもよく、例えば、1辺の長さが0.3m以上とされたものでもよく、2.0m以下とされたものでもよい。また、略正方形状とされたパネル本体10,10Aにおいては、1辺の長さが0.4m以上、1.5m以下とされたものでもよく、0.9m~1.2m程度とされたものでもよい。また、略長方形状とされたパネル本体10,10Aにおいては、短辺の長さが0.3m以上で、長辺の長さが2.0m以下とされたものでもよい。また、パネル本体10,10Aの厚さは、層構成等にもよるが、例えば、3.0mm~15.0mm程度としてもよい。
発泡樹脂系の基材11としては、ポリウレタン樹脂やポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂組成物から形成されたものが例示される。繊維系の基材11としては、グラスウールやロックウール等の鉱物繊維から形成されたものが例示される。図例では、基材11を発泡樹脂層としている。この基材11は、パネル本体10,10Aの大部分を占め、例えば、厚さがパネル本体10,10Aの厚さの80%~99%程度であってもよい。
また、パネル本体10,10Aは、基材11の室内側となる厚さ方向一方側に、表面層12を設けた構成とされている。この表面層12としては、難燃層を含むものでもよい。
また、表面層12に、ガラス繊維等の強化繊維を含む補強層を設けた構成としてもよい。この補強層としては、ガラスクロス等の強化繊維シートでもよく、また、強化繊維シートに樹脂が含浸されたガラス繊維強化樹脂層等の繊維強化樹脂層であってもよい。また、表面層12の下方側(室内側)に向く表面(室内側面)は、化粧シートの貼着や、印刷、塗装等の適宜の表面化粧処理が施された化粧面であってもよく、または、適宜の化粧シートが貼着される下地面であってもよい。
また、パネル本体10,10Aは、基材11の四周の側端面に端面層を設けた構成とされている。この端面層は、表面層12と同様の構成とされたものでもよい。また、この端面層は、表面層12から一連状に設けられたものでもよく、エッジシート状に別途に設けられたものでもよい。また、図例では、第1方向及び第2方向に隣接されるパネル本体10,10Aの端面間に、目透かし状の隙間を設けた例を示している(図2(a)、(b)及び図4(a)参照)。この隙間は、1mm~15mm程度であってもよい。
また、この点検口パネル2の第2端部4に対向される天井パネル2Aの第1端部3Aには、図13(b)に示すように、桟状部材40の被引掛部43に引っ掛けられる引掛部16が設けられている。このような構成とすれば、この天井パネル2Aの第1端部3Aの引掛部16を、桟状部材40の被引掛部43に引っ掛けて保持させることができる。
また、図例では、この磁石15を、これを保持する保持部材14を介して被保持端部5に固定した例を示している。この保持部材14としては、合成樹脂系材料から形成された樹脂成形品とされ、磁石15が直接的に天井下地9に当接しないように磁石15を保持する構成とされたものでもよい。また、この保持部材14は、適宜の接着剤や粘着材、ねじ等の固着具によって被保持端部5に固定されるものでもよい。
また、この磁石15の磁力によって吸着する天井下地9の被吸着部は、上記のように天井下地9を強磁性体からなるものとした場合には、天井下地9の下面(室内側面)全体となる。なお、このような態様に代えて、非磁性体からなる天井下地9の下面側に付設状または埋込状に適宜のシート状磁石やシート状強磁性体等を被吸着部として設けた構成等としてもよい。また、点検口パネル2の第2方向両側の被保持端部5,5を天井下地9,9に保持させる被保持部としては、このような磁石15に代えて、または加えて、面ファスナーや粘着材等であってもよく、更には、このような被保持部を設けていない構成としてもよい。
この引掛部16は、図1(a)、(b)に示すように、パネル本体10の第1端部3から第1方向外側に向けて延出する延出部の延出方向先端部に、室内側に向けて屈曲し更に第1方向内側に折り返されるように形成されたフック状部17を備えている。また、引掛部16は、図4(a)に示すように、パネル本体10の第1端部3に固定される固定片部16aを備えている(図6(a)も参照)。この固定片部16aは、第1端部3の裏面において開口する切込部からパネル本体10の層内に差し込まれる構成とされている。また、第1端部3には、第1端部3の裏面に沿うように配され、固定片部16aとによってパネル本体10の裏面側層(被挟持層)13aを挟み込むように保持する保持片部18が設けられている。図例では、この保持片部18を、固定片部16aとは別体的に設けた例を示している。また、この保持片部18を貫通させたねじ等の固着具を固定片部16aに止着した構成としている。このような構成とすれば、固定片部16aと保持片部18との間に被挟持層13aを挟み込んだ状態で、固定片部16aに止着した固着具によって引掛部16を第1端部3に言わば機械的に固定することができる。
また、固定片部16aに、固着具の軸部が止着される止着孔を設けていてもよい。このような止着孔としては、固着具の軸部がねじ合わされる雌ねじ孔でもよく、固着具の軸部がねじ込まれる下孔でもよい。また、保持片部18に、固着具の軸部が挿通される挿通孔を設けていてもよい。また、図例では、保持片部18を、略円板状とした例を示しているが、このような態様に限られない。また、引掛部16をパネル本体10に対して固定する態様としては、このような構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。
フック状部17は、その先端が第1方向内側に向くように設けられている。このフック状部17は、最下端となる先端がパネル本体10の裏面よりも僅かに上方側(天井下地9側)に位置するように設けられている。また、図例では、このフック状部17を、第2方向に見て、略U字状とした例を示しているが、単一の屈折部を有した略V字状とされたものや、複数の屈折部を有したような形状等としてもよい。なお、この引掛部16は、適宜、プレスや折曲加工等によって一連状に形成されたものでもよい。また、引掛部16は、適宜の金属系材料から形成されたものでもよい。
ベース板状部21Aは、パネル本体10Aの第2方向の概ね全体に亘って設けられ、パネル本体10Aの厚さ方向に厚さ方向を沿わせた板状とされている。本実施形態では、このベース板状部21Aをパネル本体10Aの第2方向の全体に亘って設けた構成としている。また、図例では、このベース板状部21Aに、第2方向に間隔を空けて第2方向に長径状の複数の長孔を設けた例を示している。また、ベース板状部21Aにおける長孔が設けられた部位よりも第1方向外側において第2端部4Aの端面から突出する部位は、第1方向に隣接される点検口パネル2のパネル本体10との間に形成される隙間の底側を区画するように配される構成とされている。なお、第2方向に隣接される天井パネル2Aのパネル本体10Aと点検口パネル2のパネル本体10との間に形成される隙間の底側には、天井下地9の下面が配され、該隙間の底側を区画する構成とされている。
取付具19は、図4(a)に示すように、第2端部4Aの裏面において開口する切込部からパネル本体10Aの層内に差し込まれる差込片部19aを備えた構成とされている。取付部22Aは、第2端部4Aの裏面に沿うように配され、差込片部19aとによってパネル本体10Aの裏面側層(被挟持層)13aを挟み込むように保持する構成とされている。また、図例では、取付具19に、差込片部19aとによって取付部22A及び被挟持層13aを挟むように保持する保持片部19bを設けた構成としている。この保持片部19b及び取付部22Aを貫通させたねじ等の固着具を差込片部19aに止着した構成としている。このような構成とすれば、上記と概ね同様、補強部20Aを第2端部4Aに言わば機械的に固定することができる。
また、この取付具19の差込片部19aと保持片部19bとは、これらの間に取付部22A及び被挟持層13aの挿入が可能なように、折曲等によって一連状に形成されたものであってもよい。また、差込片部19aに、固着具の軸部が止着される止着孔を設けていてもよい。このような止着孔としては、上記同様、固着具の軸部がねじ合わされる雌ねじ孔でもよく、固着具の軸部がねじ込まれる下孔でもよい。また、保持片部19b及び取付部22Aに、固着具の軸部が挿通される挿通孔を設けていてもよい。また、補強部20Aをパネル本体10Aに対して固定する態様としては、このような構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。
補強部20は、上記した天井パネル2Aの補強部20Aと概ね同様、図1(b)及び図7に示すように、第2方向に長尺状とされ、第2端部4の裏面に沿わせられるベース板状部21と、このベース板状部21に設けられ、当該補強部20をパネル本体10に取り付ける取付部22と、を備えている。
この端面覆い片部23は、第1方向に厚さ方向を沿わせた板状とされている。この端面覆い片部23は、少なくとも係止部30が設けられた部位を含む近傍部位に亘って設けられていてもよく、ベース板状部21の概ね全体に亘って設けられていてもよい。なお、図例では、端面覆い片部23の下端をパネル本体10の室内側面よりも僅かに上方側に位置させたような例を示しているが、このような態様に限られない。
また、上記同様、取付部22及び取付具19を、ベース板状部21の長手方向に間隔を空けて複数箇所(図例では、3箇所)に設けた例を示している。また、これら複数の取付部22及び取付具19のうちの一つを、係止部30が設けられた略中央部位に設けた構成としている。なお、補強部20をパネル本体10に対して固定する態様としては、このような構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。また、この補強部20は、適宜の金属系材料からプレスや折曲加工等によって一連状に形成されたものでもよい。
また、このベース部25には、図5(a)及び図7に示すように、係止部30を回転自在に保持する支持軸27が設けられている。この支持軸27は、ベース部25の長手方向略中央部に位置し、第1方向外側に向けて突出するように設けられている。また、この支持軸27は、略板状とされたベース部25の長手方向略中央部の第1方向内側部位から上方側(天井下地9側)に向けて突出するように設けられた部位に設けられている。
ベース部25のガイド部29は、図9(b)の二点鎖線にて示すように、解除手前位置の係止部30の被当接部31aに当接するように設けられている。このガイド部29は、支持面部28の第2方向一方側(軸挿通孔32の長径方向一方側)に位置するように設けられている(図5(a)及び図7等も参照)。また、このガイド部29の上面は、解除手前位置から解除側に係止部30が移動する際に、被当接部31aを上昇させるように支持面部28よりも上方側に位置し、かつ支持面部28から離れるに従い上るように傾斜する傾斜面状とされている。
また、このガイド部29は、支持面部28との間に隙間を隔てて設けられ、上記したベース部25の凹所の第2方向一方側を区画する内側壁から第2方向他方側に向けて突出するように片持ち片部状に設けられている。このガイド部29は、被当接部31aの当接によって僅かに弾性変形される構成とされている。
一方、摘み部36を突出側から非突出側へ変位させる際には、図9(b)の実線にて示すように、非突出位置の手前位置において係止部30の被当接部31aがガイド部29に当接し、非突出側への変位が制動される。この状態では、上記同様、摘み部36がパネル本体10の室内側に向く表面よりも室内側に突出した状態とされる。この状態から摘み部36を押し込むようにして上方側に変位させれば、被当接部31aが当接されたガイド部29の弾性変形及びガイド作用を伴って係止部30が解除位置から解除手前位置に変位し、摘み部36が非突出位置とされる。
一方、解除側から係止位置に向けて係止部30を移動させるように作業者が操作すれば、支持軸27が第1移動抑制部32a,32aを相対的に乗り越えるようにして係止部30の係止位置への移動が可能とされている。このように支持軸27が第1移動抑制部32a,32aを相対的に乗り越える際に節度感が付与される。なお、係止位置とされた係止部30の解除側への移動を抑制する第1移動抑制部32aとしては、上記したような構成とされたものに限られず、その他、種々の変形が可能である。
一方、係止側から解除位置に向けて係止部30を移動させるように作業者が操作すれば、支持軸27が第2移動抑制部32b,32bを相対的に乗り越えるようにして係止部30の解除位置への移動が可能とされている。この際、上記したガイド部29への被当接部31aの当接を伴って摘み部36が突出側に変位される。また、このように支持軸27が第2移動抑制部32b,32bを相対的に乗り越える際に節度感が付与される。なお、解除位置とされた係止部30の係止側への移動を抑制する第2移動抑制部32bとしては、上記したような構成とされたものに限られず、その他、種々の変形が可能である。
この受入凹所35は、係止部30が係止状態で下方側を向く操作側面33において開口し、係止部30を厚さ方向(第1方向)に貫通するように設けられている。図例では、この受入凹所35を、軸挿通孔32よりも摘み部36側に設けた例を示している。また、この受入凹所35を、係止部30の厚さ方向に見て、略方形状とした例を示している。
底側の受入溝35aは、係止部35の長手方向に延びるように設けられ、溝長手方向に見て略V字溝状とされている。両側壁部の受入溝35b,35bは、溝長手方向に見て略V字溝状とされている。なお、この操作部34を構成する受入凹所35に差し込まれる治具49としては、マイナスドライバーであってもよい。また、操作部34及びこれを構成する受入凹所35としては、上記したような構成とされたものに限られず、その他、種々の変形が可能である。
係止部30の摘み部36は、非突出位置では、パネル本体10の表面よりも下方側に突出しないように配される。一方、摘み部36は、図10及び図11に示すように、突出位置では、パネル本体10の表面よりも下方側に突出し、把持可能となる。この摘み部36は、係止部30が係止状態で軸挿通孔32の第2方向他方側に位置し、かつ第2方向他方側に向けて延びるように設けられている。また、この摘み部36は、非突出位置においてベース部25の第1方向外側に沿うように配され、ベース部25の第1方向外側において非突出位置と突出位置との間を変位する構成とされている。この摘み部36の突出位置における突出寸法や非突出位置における上下方向に沿う寸法は、突出位置において把持し易いように適宜の寸法としてもよい。なお、摘み部36としては、上記したような構成とされたものに限られず、その他、種々の変形が可能である。
また、図5に示すように、この摘み部36に、後記する被係止部44を受け入れる係止凹所37を設けた構成としている。この係止凹所37は、係止部30が係止状態で第2方向他方側(係止部30の長手方向外側)に向けて開口し、かつ摘み部36を厚さ方向に貫通するように設けられている。また、この係止凹所37は、係止部30の長手方向に長尺なスリット状とされている。また、この係止凹所37の開口側部位の両壁を、開口側に向かうに従い拡開状としている。また、この係止凹所37を区画する両壁のうち係止状態で上方側を向く側壁を区画する部位を、下方側を向く側壁を区画する部位よりも係止部30の長手方向外側に向けて突出させた構成としている。上記のように解除手前位置から解除位置に係止部30がスライドされた際に、この係止凹所37の係止状態で上方側を向く側壁を区画する部位の先端部が突出し手掛部となる。
この係止部30が係止される被係止部44は、点検口パネル2が閉鎖され、係止部30が係止状態で、係止凹所37に差し込まれて点検口パネル2の開放側への移動を抑止する。また、係止部30が係止状態で、挿入ガイド部38も被係止部44上に対面配置されて係止される。
被係止部44は、図1(b)及び図9に示すように、桟状部材40が点検口パネル2に保持された状態で、点検口パネル2の補強部20のベース板状部21上に積層されるように配される板状部によって構成されている。この被係止部44は、パネル厚さ方向に厚さ方向を沿わせた板状とされ、点検口パネル2に保持された状態で、パネル本体10の第2端部4の裏面側から第1方向外側に向けて延出するように配される(図13(a)も参照)。また、この被係止部44は、桟状部材40の全長に亘って設けられている。また、この被係止部44は、その下面に、図2(b)及び図12に示すように、点検口パネル2の第1方向に隣接される天井パネル2Aの第1端部3Aの裏面が近接対面または当接されるように配される構成とされている。この被係止部44は、第1方向に隣接するパネル本体10Aとパネル本体10との間に形成される隙間の底側を区画するように配される構成とされている。
この位置決め片部44bは、被係止部44の下面から下方側に向けて突出するように設けられ、第1方向に厚さ方向を沿わせた板状とされている。この位置決め片部44bは、桟状部材40の長手方向に間隔を空けて複数箇所に設けられていてもよい。また、この位置決め片部44bは、被係止部44から切起状に設けられていてもよい。
この受入開口45は、図11及び図12に示すように、パネル本体10の裏面側(天井下地側)において突出状態とされた挿入ガイド部38の受入が可能とされている(図8(c)も参照)。
また、この受入開口45は、第2方向に沿う寸法が係止状態の係止部30の第2方向に沿う寸法よりも小とされている。この受入開口45の第2方向一方側を区画する部位に、係止状態の係止部30の挿入ガイド部38が対面配置されて係止される。また、突出状態とされた挿入ガイド部38を受け入れた状態で、摘み部36を非突出側に変位させ、係止部30を係止位置とすれば、この受入開口45の第2方向他方側を区画する部位が係止部30の係止凹所37に差し込まれて係止される。
また、この固定片部41の長手方向(第2方向)両端部には、図1(a)及び図7に示すように、桟状部材40を両側の天井下地9,9に固定する固着具が挿通される挿通孔41a,41aが設けられている。また、これら挿通孔41a,41aを、第2方向に長径状の長孔としている。また、図例では、この固定片部41に、第2方向に間隔を空けて第2方向に長径状の複数の長孔を設けた例を示している。
この被引掛部43は、図13に示すように、被係止部44の第1方向反点検口パネル側端部から立ち上がるように設けられた立上片部の一部によって構成されている。また、この立上片部の上端部及び固定片部41の立上片部側部位に、引掛部16のフック状部17が挿通される挿通孔42を設けた構成としている(図7も参照)。この挿通孔42及び被引掛部43の第2方向に沿う寸法は、図6(a)に示すように、上記同様、引掛部16の第2方向に沿う寸法よりも大とされている。また、挿通孔42及び被引掛部43は、引掛部16に応じた位置となるように、桟状部材40の長手方向(パネル本体10の第2端部4に沿って第2方向)に間隔を空けて複数箇所(図例では、4箇所)に設けられている(図1(a)参照)。なお、この桟状部材40は、適宜の金属系材料からプレスや折曲加工等によって一連状に形成されたものでもよい。また、係止部30が係止される被係止部44を構成する桟状部材40としては、上記したような構成とされたものに限られず、その他、種々の変形が可能である。また、被係止部44は、上記のような桟状部材40に設けられたものに限られず、天井下地や隣接する天井パネル2A側に設けられたものであってもよい。
そして、点検口パネル2の第2端部4に桟状部材40を保持させた状態で、図4(b)及び図13(a)に示すように、点検口パネル2の第2端部4側を上昇させて桟状部材40の第2方向両端部を天井下地9,9に固定する。この際、点検口パネル2を、第1端部3側を支点として回転させるようにして点検口パネル2の第2端部4側を上昇させて被保持端部5,5の磁石15,15を天井下地9,9に吸着させて仮保持させるようにしてもよい。また、桟状部材40の固定片部41を固着具によって天井下地9,9に固定する。これにより、点検口パネル2が点検口6を閉鎖した状態で設置される。
また、上記実施形態では、係止部30を、パネル本体10の第2端部4に沿って設けられた補強部20に設けた例を示しているが、このような態様に限られない。
また、上記実施形態では、パネル本体10を、発泡樹脂系または繊維系の基材11を含んだ構成とした例を示しているが、このような態様に限られない。上記実施形態に係る天井パネル装置1の各部の構成は、上記したような態様に限られず、その他、種々の変形が可能である。
2 点検口パネル
2A 天井パネル
3,3A 第1端部(第1方向第1端部)
4,4A 第2端部(第1方向第2端部)
10,10A パネル本体
16 引掛部
20 補強部
21 ベース板状部(被吸着部(被保持部))
23A 被引掛部
30 係止部(被保持部)
40 桟状部材
43 被引掛部(保持部)
44 被係止部(保持部)
48 磁石(保持部)
6 点検口
7 第1縁部
9 天井下地
Claims (6)
- 第1方向に延びる長尺状で第2方向に間隔を空けて平行状に配設される天井下地に架け渡されるように、かつ天井に設けられる点検口を区画する四周縁部の第1縁部側に配される桟状部材と、前記点検口を開閉する点検口パネルと、第1方向第1端部が前記点検口パネルの第1方向第2端部に対向するように配される天井パネルと、を備えており、
前記桟状部材には、前記点検口パネルの前記第1方向第2端部の第2方向途中部位を接離自在に保持する保持部と、前記天井パネルの前記第1方向第1端部の第2方向途中部位を保持する保持部と、が設けられていることを特徴とする天井パネル装置。 - 請求項1において、
前記点検口パネルの前記第1方向第2端部には、前記保持部に保持される被保持部が設けられた補強部が第2方向に沿って延びるように設けられていることを特徴とする天井パネル装置。 - 請求項2において、
前記桟状部材には、前記点検口パネルの前記被保持部を構成する被吸着部を吸着する複数の磁石が第2方向に間隔を空けて設けられていることを特徴とする天井パネル装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記点検口パネルの第1方向第1端部には、この第1方向第1端部に対向するように配される天井パネルの第1方向第2端部に設けられた被引掛部に引っ掛けられる引掛部が設けられていることを特徴とする天井パネル装置。 - 請求項4において、
前記点検口パネルの前記第1方向第2端部に対向される前記天井パネルの前記第1方向第1端部には、前記桟状部材の保持部を構成する被引掛部に引っ掛けられる引掛部が設けられており、この天井パネルの前記第1方向第1端部の前記引掛部と、前記点検口パネルの前記第1方向第1端部の前記引掛部と、は、同一部品によって構成されていることを特徴とする天井パネル装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項において、
前記点検口パネルのパネル本体と、前記天井パネルのパネル本体と、は、第1方向に沿う寸法及び第2方向に沿う寸法が互いに同寸法とされていることを特徴とする天井パネル装置。
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