JP7384683B2 - 水栓 - Google Patents
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Description
図10に示すように、水栓90は、筒状のカバー91と、カバー91に対して手前側に引き出し可能に装着された吐水ヘッド92と、吐水ヘッド92に接続されてカバー91内を挿通するホース93とを有している。カバー91内には、配管としての給水管94、給湯管95、及び、送水管(図示省略)が配置されている。給水管94と給湯管95には、保護カバー96が装着されている。保護カバー96が装着されていることによって、カバー91内におけるホース93と給水管94の接触、及び、ホース93と給湯管95の接触が抑制されている。
図1に示すように、水栓10は、キッチンキャビネットのカウンタである壁部11に設置されている。
収容部材40について説明する。
図3に示すように、収容部材40は、有底円筒状の本体部41と、本体部41の底部から下方に突出する突出部42とを有している。本体部41の底部の上方には空間S1が形成されており、この空間S1に弁部材30が収容される。突出部42の外径は本体部41の外径よりも小さく構成されており、収容部材40の軸方向に沿って、給水管51、給湯管52、及び、送水管53を挿入する挿入孔42aが設けられている。
図2に示すように、収容部材40は、カバー20の上端部側に配置されている。カバー20の上端部側には、カバー20の上端部における開口部20bの内径よりも径が小さい縮径部20cが設けられている。収容部材40の本体部41の外径は、縮径部20cの内径よりも大きく構成されており、収容部材40の突出部42の外径は、縮径部20cの内径よりも小さく構成されている。そのため、カバー20の縮径部20c内に突出部42が挿通し、カバー20の縮径部20c上に本体部41が載置された状態で、収容部材40はカバー20内に配置される。
図2に示すように、収容部材40の上方から固定ナット45を取り付ける。固定ナット45は、外周のネジ溝45aが後述するカバー20の上端部のネジ溝20dに螺合した状態でカバー20に接続される。固定ナット45の下端部が収容部材40の上端部に当接することによって、収容部材40はカバー20内に固定される。
図2、3に示すように、収容部材40に収容された状態で、弁部材30の下端部は、収容部材40の挿入孔42aに挿入された給水管51、給湯管52、及び、送水管53に連通している。弁部材30の上部には、弁部材30を操作する操作軸31が取り付けられている。操作軸31の一部は、固定ナット60の中央部から上方へ露出している。この操作軸31に取付部材32を介してレバー15が接続される。
図2、3に示すように、固定ナット60は、カバー20内における収容部材40よりも上端部側に配置されている。固定ナット60の外周にはネジ溝60aが形成されている。カバー20の上端部の内周にもネジ溝20dが形成されており、固定ナット60のネジ溝60aがカバー20のネジ溝20dに螺合した状態で、固定ナット60はカバー20に接続されている。固定ナット60が接続された状態で、固定ナット60の内周が、収容部材40に収容された弁部材30の外周側の上部に当接する。これにより、弁部材30は収容部材40内に固定された状態になる。
図2、3に示すように、給水管51、給湯管52、及び、送水管53は、収容部材40の突出部42における挿入孔42aに挿入された状態で収容部材40に接続されている。給水管51、給湯管52、及び、送水管53は、ホース14とともにジョイント12内を挿通して壁部11の下方へ延びている。給水管51の下端部は給水源(図示省略)に接続されており、給湯管52の下端部は給湯源(図示省略)に接続されている。送水管53の下端部はホース14に接続されており、弁部材30で形成された湯水を吐水ヘッド13に供給する。
図3に示すように、ホースガイド70は、長尺状の板材で構成されている。ホースガイド70は、長手方向の略中央部から他端側の端部である下端部にかけて、上下方向に沿って直線状に延びた部分(以下、「直線部」ともいう。)71を有している。直線部71よりも上方には、直線部71の厚さ方向に沿って前方側に湾曲した部分(以下、「湾曲部」ともいう。)72を有している。湾曲部72よりも上方には、前方側に向かって斜め上方に傾斜して延びた部分(以下、「傾斜部」ともいう。)73を有している。ホースガイド70を左右方向に沿って見た際に、ホースガイド70は全体として、くの字状に屈曲した形状を有している。
図3、5に示すように、固定部材80は、横断面が略C字状の柱状の本体部81と、本体部81の下端部において本体部81の外周側に突出したフランジ部82とを有している。フランジ部82の横断面も略C字状に構成されている。
水栓10の組付けは、以下の、ホースユニット組付工程、収容部材ユニット組付工程、水栓の組立工程、壁部への水栓取付工程、及び、配管等の接続工程の各工程を行なうことによってなされる。各工程について説明する。
ホース14をホースブッシュ22の挿通孔22aに挿通させる。ホース14の両端部に、吐水ヘッド13及び送水管53にそれぞれ接続するための金具(図示省略)を加締め接続する。この金具の外径は、ホースブッシュ22の挿通孔22aの内径よりも大きいため、ホース14からホースブッシュ22が外れない状態となる。ホース14、ホースブッシュ22、及び、金具によってホースユニットが形成される。
給水管51、給湯管52、及び、送水管53を収容部材40の底側から挿入孔42aに挿入し、ろう付けして固定する。収容部材40は、各配管と水密状態で強固に固定された状態となり、収容部材ユニットが形成される。
ホースガイド70の両腕部74を収容部材40の凹溝42bに係合させることによって、ホースガイド70を収容部材40に接続する。カバー20の上端部側の開口部20bから収容部材ユニットをカバー20内に挿入する。収容部材40の本体部41をカバー20内の縮径部20c上に載置する。収容部材40の上方から固定ナット45を締め付けて、収容部材40をカバー20内に固定する。
壁部11の貫通孔11aに、ジョイント12内を通過したホース14と各配管(3本)を挿通させる。さらに、ジョイント12を挿通させる。その後、壁部11の下面側からジョイント12のネジ溝12bに固定ナット16を締め付けることにより、ジョイント12を壁部11に固定する。この際、壁部11の上面とジョイント12の鍔部12aとの間、及び、壁部11の下面と固定ナット16との間にパッキン17を配置してもよい。これにより、水栓10は壁部11に固定された状態となる。
ホース14と送水管53、給水管51と給水源、及び、給湯管52と給湯源をそれぞれ接続する。以上の手順によって水栓10を組付けることができる。上記手順は、適宜順番を入れ替えて行ってもよい。
図2に示すように、吐水ヘッド13に接続されたホース14が、第1緩衝部として機能するホースガイド70の環状部75内を挿通しているため、カバー20の内面とホース14との間に一定の隙間S2が確保される。吐水ヘッド13を引き出す際、もしくは吐水ヘッド13をカバー20に装着する際に、隙間S2を確保した状態でホース14を移動させることができる。
(1)第1緩衝部として機能するホースガイド70の環状部75によって、カバー20の内面とホース14の接触を抑制することができる。また、カバー20の下端部に接続されたジョイント12の内面とホース14との接触を抑制することもできる。さらに、環状部75によって、ホース14の外周を全周に亘って囲むことができるため、より確実に隙間S2を確保することができる。したがって、吐水ヘッド13を引き出す際、もしくは吐水ヘッド13を装着する際に、ホース14をスムーズに移動させることができる。さらに、吐水ヘッド13を引き出す際、もしくは吐水ヘッド13を装着する際の静粛性を向上させることができる。
・本実施形態において、ホースガイド70は、第2緩衝部として機能する直線部71と湾曲部72とを有していたが、この態様に限定されない。湾曲部72が省略されており、第2緩衝部が直線部71のみで構成されていてもよい。例えば、ホースガイド70を全体として直線状に構成することにより、湾曲部72を省略することができる。
図9に示すように、ホースガイド70の傾斜部73における幅方向の両端部に、鉤状の腕部78が形成されており、この鉤状の腕部78が給水管51、給湯管52、及び、送水管53のいずれかに係合して、ホースガイド70が接続されるように構成されていてもよい。
・本実施形態では、固定部材80は、固定部材80の本体部81がジョイント12の内面に当接した状態でジョイント12からの抜け落ちが抑制されていたが、この態様に限定されない。ジョイント12の内面と固定部材80の本体部81とが凹凸の関係で係合することによって、固定部材80の抜け落ちが抑制されていてもよい。凹凸の関係としては、例えば、ジョイント12の内面及び固定部材80の本体部81のいずれか一方に凸部や爪部を設け、ジョイント12の内面及び固定部材80の本体部81のいずれか他方に、凸部や爪部に係合する凹部を設けることが挙げられる。ジョイント12の内面と固定部材80の本体部81とが凹凸の関係で係合することによって、より確実に固定部材80の抜け落ちを抑制することができる。
Claims (5)
- 配管を備える水栓本体と、
前記水栓本体を覆う筒状のカバーと、
前記カバーに対して手前側に引き出し可能に装着された吐水ヘッドと、
前記吐水ヘッドに接続されて前記カバー内を挿通するホースと、
前記配管と前記ホースの接触を抑制するホースガイドとを有する水栓であって、
前記ホースガイドは、前記カバーの内面と前記ホースとの間に配置されて両者の接触を抑制する第1緩衝部と、前記第1緩衝部から下方に延びて前記配管と前記ホースとの間に配置される板状の第2緩衝部とを有することを特徴とする水栓。 - 前記第2緩衝部は、上下方向に延びる直線部と、当該直線部よりも上方において手前側に湾曲した湾曲部とを有する請求項1に記載の水栓。
- 前記水栓本体は、前記配管が接続された有底筒状の収容部材と、前記収容部材に収容された弁部材とを備え、
前記ホースガイドは、前記収容部材に接続されている請求項1又は2に記載の水栓。 - 前記ホースガイドの下端部を固定する固定部材を有する請求項1~3のいずれか一項に記載の水栓。
- 前記カバーの軸方向は、上方に対して斜め前方に傾斜している請求項1~4のいずれか一項に記載の水栓。
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