JP7388548B2 - アルミナ粒子、及びアルミナ粒子の製造方法 - Google Patents
アルミナ粒子、及びアルミナ粒子の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7388548B2 JP7388548B2 JP2022520965A JP2022520965A JP7388548B2 JP 7388548 B2 JP7388548 B2 JP 7388548B2 JP 2022520965 A JP2022520965 A JP 2022520965A JP 2022520965 A JP2022520965 A JP 2022520965A JP 7388548 B2 JP7388548 B2 JP 7388548B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alumina
- alumina particles
- compound
- silicon
- potassium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01F—COMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
- C01F7/00—Compounds of aluminium
- C01F7/02—Aluminium oxide; Aluminium hydroxide; Aluminates
- C01F7/021—After-treatment of oxides or hydroxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01G—COMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
- C01G39/00—Compounds of molybdenum
- C01G39/006—Compounds containing molybdenum, with or without oxygen or hydrogen, and containing two or more other elements
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09C—TREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
- C09C1/00—Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
- C09C1/40—Compounds of aluminium
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2002/00—Crystal-structural characteristics
- C01P2002/80—Crystal-structural characteristics defined by measured data other than those specified in group C01P2002/70
- C01P2002/85—Crystal-structural characteristics defined by measured data other than those specified in group C01P2002/70 by XPS, EDX or EDAX data
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/20—Particle morphology extending in two dimensions, e.g. plate-like
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/30—Particle morphology extending in three dimensions
- C01P2004/45—Aggregated particles or particles with an intergrown morphology
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/51—Particles with a specific particle size distribution
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/60—Particles characterised by their size
- C01P2004/61—Micrometer sized, i.e. from 1-100 micrometer
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2006/00—Physical properties of inorganic compounds
- C01P2006/20—Powder free flowing behaviour
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2006/00—Physical properties of inorganic compounds
- C01P2006/21—Attrition-index or crushing strength of granulates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K3/00—Materials not provided for elsewhere
- C09K3/14—Anti-slip materials; Abrasives
- C09K3/1409—Abrasive particles per se
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
また、特許文献2においては、ベーマイト等のウィスカー状のアルミナ複合酸化物微粒子が平板状に集合した、平板状結晶性アルミナ複合酸化物微粒子集合体がカードハウス構造をなしている粒子が、知られている。このウィスカー状のアルミナ複合酸化物微粒子は、平均長さが2~100nm、平均直径が1~20nmの範囲にあり、複合酸化物微粒子集合体の平均粒子径30~300nm、平均厚み2~50nmの範囲にあることを特徴とする平板状結晶性アルミナ複合酸化物微粒子集合体である。即ち、微粒子集合体がカードハウス構造をなしている粒子自体も、ミクロンオーダーに届かない微小なアルミナ複合酸化物粒子である。
(1)3枚以上の平板状アルミナにより形成され、前記平板状アルミナが互いに固着したカードハウス構造を有し、平均粒子径が1~1000μmであり、カリウムを含むことを特徴とするアルミナ粒子。
(2)前記3枚以上の平板状アルミナが、2箇所以上の複数箇所で交差し集合した構造を有するものであり、交差した互いの前記平板状アルミナの面方向は無秩序に配置された状態にある、前記(1)に記載のアルミナ粒子。
(3)XRF分析において取得された、前記アルミナ粒子100質量%に対するカリウムの含有量が、K2O換算で、0.05質量%以上である、前記(1)又は(2)に記載のアルミナ粒子。
(4)更に珪素を含む、前記(1)~(3)のいずれか一つに記載のアルミナ粒子。
(5)XPS分析において、Alに対するSiのモル比[Si]/[Al]が0.001以上である、前記(4)に記載のアルミナ粒子。
(6)更にモリブデンを含む、前記(1)~(5)のいずれか一つに記載のアルミナ粒子。
(7)α結晶化率が90%以上である、前記(1)~(6)のいずれか一つに記載のアルミナ粒子。
(8)安息角が50°以下である、前記(1)~(7)のいずれか一つに記載のアルミナ粒子。
(9)圧壊強度が1MPa~100MPaである、前記(1)~(8)のいずれか一つに記載のアルミナ粒子。
(10)モリブデン元素及びカリウム元素を含む化合物、又は、モリブデン元素を含むモリブデン化合物及びカリウム元素を含むカリウム化合物を、モリブデン酸カリウム(Mo2K2O7)として酸化物換算し、酸化物換算した原料全量を100質量%とした際に、1)Al2O3換算で10質量%以上のアルミニウム元素を含むアルミニウム化合物と、Mo2K2O7換算で50質量%以上の前記モリブデン化合物及び前記カリウム化合物と、SiO2換算で0.3質量%超の珪素又は珪素元素を含む珪素化合物と、を混合して混合物とし、前記混合物を焼成する、又は
2)Al2O3換算で50質量%以上のアルミニウム元素を含むアルミニウム化合物と、Mo2K2O7換算で30質量%以下の前記モリブデン化合物及び前記カリウム化合物と、SiO2換算で0.01質量%以上の珪素又は珪素元素を含む珪素化合物と、を混合して混合物とし、前記混合物を焼成する、ことを含む、
前記(1)~(9)のいずれか一つに記載のアルミナ粒子の製造方法。
(11)前記混合物が、さらにイットリウム元素を含むイットリウム化合物を含む、前記(10)に記載の、アルミナ粒子の製造方法。
本発明のアルミナ粒子は、それを構成する粒子が、1)3枚以上の平板状アルミナにより形成され、固着したカードハウス構造を有する点、2)平均粒子径が1~1000μmである点、及び、3)カリウムを含む点、に特徴を有する。以下、3枚以上の平板状アルミナにより形成され、固着したカードハウス構造を有し、平均粒子径が1~1000μmであり、カリウムを含むアルミナ粒子を、単にアルミナ粒子と略記することがある。平板状とは、例えば、立体的には六面体の板の形であって、二次元の投影面の形状が角が四つの典型的な四角形であるか(四角板状)、または二次元の投影面の形状が角が五つ以上の多角形(以下、後者を多角板状と称する場合がある)を例示できる。
本発明におけるアルミナ粒子は酸化アルミニウムであり、結晶形は特に制限されず、例えば、γ、δ、θ、κ等の各種の結晶形の遷移アルミナであっても、または遷移アルミナ中にアルミナ水和物を含んでいるものであっても良いが、より機械的な強度または熱伝導性に優れる点で、基本的にα結晶形であることが好ましい。
例えば、株式会社リガク製広角X線回折装置[Rint-Ultma]を用い、作製した試料を測定試料用ホルダーにのせセットし、Cu/Kα線、40kV/30mA、スキャンスピード1.0°/分、走査範囲5~80°の条件で測定し、ピーク強度の強度比からα結晶化度を求める。α結晶化率は焼成条件や使用する原料により異なり、圧壊強度が高く、流動性が高いアルミナ粒子は、α結晶化率が90%以上である。更に好ましくは95%以上である。なお、測定に供する試料は、アルミナ粒子であっても、何らかの機械処理によりカードハウス構造を解して得た平板状アルミナであっても良い。
本発明における、3枚以上の平板状アルミナにより形成され、固着したカードハウス構造を有するアルミナ粒子の平均粒子径は、その構造が形成できる範囲においては如何なるサイズでも構わないが、流動性に特に優れるという点においては平均粒子径1μm以上が好ましく、3μm以上が好ましく、10μm以上がさらに好ましい。また、サイズが大きすぎると熱伝導フィラーや高輝度顔料などの種々の用途において、カードハウス構造が露出することによる外観不良を起こす可能性がある為、平均粒子径1000μm以下が好ましく、300μm以下がより好ましく、100μm以下がさらに好ましい。
上記数値の数値範囲の一例としては、1μm以上1000μm以下であってもよく、3μm以上300μm以下であってもよく、10μm以上100μm以下であってもよい。
なお、本発明において「アルミナ粒子の平均粒子径」とは、レーザー回折式乾式粒度分布計により測定された体積基準の累積粒度分布から、体積基準メジアン径d50として算出された値とする。
また、3枚以上の平板状アルミナにより形成され、固着したカードハウス構造を有するアルミナ粒子の体積基準の最大粒子径(本明細書では、以下、単に「最大粒子径」と記載する場合がある。)は特に限定されるものではないが、通常3000μm以下であり、好ましくは1000μm以下、より好ましくは500μm以下である。
平板状アルミナは、多角板状であり、かつ厚みに対する粒子径の比率であるアスペクト比が2~500であることが好ましい。アスペクト比が2以上であると、平板状アルミナ特有の性能を保持した状態でのカードハウス構造の形成に有利であり好ましく、アスペクト比が500以下であると、アルミナ粒子の平均粒子径の調整が容易に行える上、熱伝導フィラーや高輝度顔料などの種々の用途において、カードハウス構造が露出することによる外観不良の発生や機械的強度低下が抑制でき、好ましい。より好ましくは、アスペクト比が5~300、更に好ましくは7~100であり、特に好ましくは7~50である。アスペクト比が7~100であると、平板状アルミナの熱的特性や輝度をはじめとする光学特性に優れ、かつ流動性の高いカードハウス構造を有するアルミナ粒子が得られ、実用性の点で好ましい。
尚、平板状アルミナの平均粒子径を求める方法は、例えば、アルミナ粒子をSEMで観察し、アルミナ粒子中央に位置する平板状アルミナの最大の長さを測定する方法を用いる。あるいは、アルミナ粒子に風力分級操作を行うことで得られる単片の最大の長さを、SEMで測定する方法を用いても良い。または、平板状アルミナ自体を破壊しない条件下において、何らかの機械処理によりカードハウス構造を解して単片を得て、SEMで最大の長さを測定する方法を用いても良い。
3枚以上の平板状アルミナにより形成され、固着したカードハウス構造を有するアルミナ粒子は、カリウムを含有するものである。
カリウムを活用することにより、後述するアルミナ粒子の製造方法において、流動性に優れるアルミナ粒子を高効率に製造することができる。
また、3枚以上の平板状アルミナにより形成され、固着したカードハウス構造を有するアルミナ粒子は、珪素(珪素原子及び/又は無機珪素化合物)を含有していることが好ましく、なかでも、珪素を、当該平板状アルミナの表面に含有しているものが好ましい。特に、表面に局在的に含有している方が、それを内部に含有しているよりも、より少量で、例えばバインダーとの親和性を効果的に向上させるためには好ましい。
前記XPS分析のモル比[Si]/[Al]の値の上限は特に限定されるものではないが、0.5以下であってもよく、0.4以下であってもよく、0.3以下であってもよい。
珪素の含有量が上記範囲内であることで、平板状アルミナにより形成されたカードハウス構造を有するアルミナ粒子を容易に取得でき、また得られたアルミナ粒子は、優れた流動性及び圧壊強度を発揮できるため好ましい。
3枚以上の平板状アルミナにより形成され、固着したカードハウス構造を有するアルミナ粒子は、なかでも、モリブデンを含有しているものが好ましい。
アルミナ粒子は不可避不純物を含みうる。
他の原子は、本発明の効果を阻害しない範囲において、機械強度または電気や磁性機能付与を目的として意図的にアルミナ粒子に添加されるものを意味する。
一実施形態において、アルミナ粒子は有機化合物を含んでいてもよい。当該有機化合物は、アルミナ粒子の表面に存在し、アルミナ粒子の表面物性を調節する機能を有する。例えば、表面に有機化合物を含んだアルミナ粒子は樹脂との親和性を向上することから、フィラーとしてアルミナ粒子の機能を最大限に発現することができる。
上記したカードハウス構造を成す本アルミナ粒子は、圧縮・せん断等の機械分散により、カードハウス構造が壊れてしまうと本来の流動性を損なう為、圧壊強度はより高いことが好ましい。圧壊強度は、平板状アルミナの交差する位置、数、面積、平板状アルミナの厚みやアスペクト比等により異なる上、種々の用途において求められる圧壊強度は異なり、実用性の面において圧壊強度1~100MPaであることが好ましく、20~100MPaであることがより好ましく、50~100MPaであることが更に好ましい。
本アルミナ粒子の圧壊強度は、例えば株式会社ナノシーズ製 微小粒子圧壊力測定装置NS-A100型、あるいは、株式会社島津製作所製MCT-510等を用いて測定する事が可能である。圧壊時のピーク値とベースライン(何も力がかかっていない状況)との差を圧壊力F[N]とし、圧壊強度S[Pa]は次式より算出した10個の値の平均値とする。
本発明におけるアルミナ粒子の粉体は、それを構成するアルミナ自体が特有の構造であること及び特定の平均粒子径を有していることにより、板状アルミナ粒子や双晶アルミナ粒子に比べ、粉体としての流動性に優れるが、より流動性を高める為に、一単位のカードハウス構造を成すアルミナ粒子は、当該粒子を構成する全ての平板状アルミナを包摂する様に囲んだ際の体積基準の最大の包囲面の形状が、球状または略球状である事が好ましい。また、必要ならば、更に、流動性向上の為に滑剤や微粒子シリカなどを任意に添着させても構わない。
3枚以上の平板状アルミナにより形成され、固着したカードハウス構造を有するアルミナ粒子の粉体の比表面積は、通常50~0.001m2/gの範囲であるが、好ましくは10m2/g~0.01m2/gの範囲、より好ましくは5.0m2/g~0.05m2/gの範囲である。上記の範囲にあると、カードハウス構造をなす平板状アルミナの数が適切であり、アルミナが本来もつ機能が十分に得られ、スラリ化した際の粘度の著しい増大もなく加工性に優れる。
本アルミナ粒子は、3枚以上の平板状アルミナにより形成され、固着したカードハウス構造を有することにより、アルミナ粒子内に空隙をもつが、空隙の割合が小さいと形状が不均一となりやすく流動性も低下する傾向にあることから、当該空隙率は10体積%以上である事が好ましい。より好ましくは30体積%以上である。また、空隙の割合が大きいと、粉体として圧壊強度が低くなる為、空隙率は90体積%以下が好ましい。より好ましくは70体積%以下である。空隙率がこの範囲であると、かさ比重が適当であり、本来の目的である流動性を損なわず、かつハンドリング性も良好である。この空隙率は、JIS Z 8831などの、ガス吸着法や水銀圧入法等の測定により求めることができる。
本発明のアルミナ粒子は、カードハウス構造を有し、平均粒子径が1~1000μmであり、且つカリウムを含むものであれば、その製造方法は限定されない。以下に、アルミナ粒子の製造方法の詳細を例示する。
アルミナ粒子の製造方法は、特に制限されないが、相対的に低温で高α結晶化率を有するアルミナを好適に制御することができる観点から、好ましくはモリブデン化合物を利用したフラックス法での製造方法が適用されうる。
なお、フラックス剤としての、モリブデンとカリウムとを含有する化合物は、例えば、より安価かつ入手が容易な、モリブデン化合物及びカリウム化合物を原料として焼成の過程で生じさせることができる。ここでは、モリブデン化合物及びカリウム化合物をフラックス剤として用いる場合、モリブデンとカリウムとを含有する化合物をフラックス剤として用いる場合、の両者を合わせて、モリブデン化合物及びカリウム化合物をフラックス剤として用いる場合を例に説明する。
混合工程は、アルミニウム化合物、モリブデン化合物、カリウム化合物、珪素又は珪素化合物等の原料を混合して混合物とする工程である。以下、混合物の内容について説明する。
本発明におけるアルミニウム化合物は、本発明の3枚以上の平板状アルミナにより形成され、固着したカードハウス構造を有する、特定平均粒子径のアルミナ粒子の原料であり、熱処理によりアルミナになるものであれば特に限定されず、例えば、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、塩基性酢酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、ベーマイト、擬ベーマイト、遷移アルミナ(γ-アルミナ、δ-アルミナ、θ-アルミナなど)、α-アルミナ、二種以上の結晶相を有する混合アルミナなどが使用でき、水酸化アルミニウム及び/又は遷移アルミナが好ましい。
モリブデン化合物は、後述するように、相対的に低温においてアルミナのα結晶成長にフラックス機能を有する。モリブデン化合物としては、特に制限されないが、酸化モリブデン、モリブデン金属が酸素との結合からなる酸根アニオン(MoOx n-)を含有する化合物が挙げられる。
カリウム化合物としては、特に制限されないが、塩化カリウム、亜塩素酸カリウム、塩素酸カリウム、硫酸カリウム、硫酸水素カリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸水素カリウム、硝酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、酢酸カリウム、酸化カリウム、臭化カリウム、臭素酸カリウム、水酸化カリウム、珪酸カリウム、燐酸カリウム、燐酸水素カリウム、硫化カリウム、硫化水素カリウム、モリブデン酸カリウム、タングステン酸カリウム等が挙げられる。この際、前記カリウム化合物は、モリブデン化合物の場合と同様に、異性体を含む。これらのうち、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、酸化カリウム、水酸化カリウム、塩化カリウム、硫酸カリウム、又はモリブデン酸カリウムを用いることが好ましく、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、塩化カリウム、硫酸カリウム、又はモリブデン酸カリウムを用いることがより好ましい。
本発明に係るアルミナ粒子の製造方法においては、珪素又は珪素化合物を形状制御剤として用いると、結果的に得られるアルミナ粒子の流動性等がより良好となる点で好ましい。珪素又は珪素化合物は、モリブデン化合物の存在下でアルミニウム化合物を焼成する事による、アルミナの平板状結晶成長に重要な役割を果たす。
本発明のカードハウス構造を有するアルミナ粒子において、珪素原子及び/又は無機珪素化合物を含むことによる平板状アルミナの形成を阻害しない限りにおいて、必要に応じ、流動性や分散性、機械強度、および平均粒子径や平板状アルミナのアスペクト比等を調整する為に、珪素又は珪素化合物以外の形状制御剤を用いても良い。珪素又は珪素化合物以外の形状制御剤はこれらと同様に、モリブデン化合物の存在下でアルミニウム化合物を焼成する事による、アルミナの板状結晶成長に寄与する。
金属化合物は、後述するように、アルミナの結晶成長を促進する機能を有しうる。当該金属化合物は所望により焼成時に使用されうる。なお、金属化合物は、α-アルミナの結晶成長を促進する機能を有するものであるため、本発明に係るアルミナ粒子の製造に必須ではない。
金属化合物として、イットリウム化合物の存在下で、アルミニウム化合物を焼成した場合には、この焼成工程において、結晶成長がより好適に進行し、α-アルミナと水溶性イットリウム化合物が生成する。この際に、アルミナ粒子であるα-アルミナの表面に、当該水溶性イットリウム化合物が局在化しやすいことから、必要ならば、水、アルカリ水、これらを温めた液体等にて洗浄を行うことで、イットリウム化合物をアルミナ粒子から除去することができる。
1)Al2O3換算で10質量%以上のアルミニウム元素を含むアルミニウム化合物と、
Mo2K2O7換算で50質量%以上の前記モリブデン化合物及び前記カリウム化合物と、
SiO2換算で0.3質量%超の珪素又は珪素元素を含む珪素化合物と、
を混合した混合物。
2)Al2O3換算で50質量%以上のアルミニウム元素を含むアルミニウム化合物と、
Mo2K2O7換算で30質量%以下の前記モリブデン化合物及び前記カリウム化合物と、
SiO2換算で0.01質量%以上の珪素又は珪素元素を含む珪素化合物と、
を混合した混合物。
上記1)又は2)の混合物を焼成した場合に生じる現象の共通点として、結晶成長の開始初期に、原料として用いたアルミニウム化合物の原形の、少なくとも一部をとどめた状態で、結晶成長が進行することが考えられる。これにより、原料のアルミニウム化合物の一部分をそれぞれ起点として、各々に平板状アルミナが形成されることで、3枚以上の平板状アルミナにより形成され、前記平板状アルミナが互いに固着したカードハウス構造が形成されるものと考えられる。
上記2)では、Mo2K2O7換算で30質量%以下の前記モリブデン化合物及び前記カリウム化合物を使用し、その割合を比較的少なく使用することで、原料アルミニウム化合物の形状崩れが抑制され、原料として用いたアルミニウム化合物の形状をとどめることができると考えられる。
上記1)において、酸化物換算した原料全量を100質量%とした際の、アルミニウム化合物の配合量は、Al2O3換算で10質量%以上であることが好ましく、10質量%以上70質量%以下であることがより好ましく、20質量%以上45質量%以下であることがさらに好ましく、25質量%以上40質量%以下であることが特に好ましい。
上記1)において、酸化物換算した原料全量を100質量%とした際の、モリブデン化合物及びカリウム化合物の配合量は、Mo2K2O7換算で50質量%以上であることが好ましく、50質量%以上80質量%以下であることがより好ましく、55質量%以上75質量%以下であることがさらに好ましく、60質量%以上70質量%以下であることがさらに好ましく。
上記1)において、酸化物換算した原料全量を100質量%とした際の、珪素又は珪素元素を含む珪素化合物の配合量は、SiO2換算で0.3質量%超であることが好ましく、0.3質量%超5質量%以下であることがより好ましく、0.4質量%以上3質量%以下であることがさらに好ましい。
上記2)において、酸化物換算した原料全量を100質量%とした際の、アルミニウム化合物の配合量は、Al2O3換算で50質量%以上であることが好ましく、50質量%以上96質量%以下であることがより好ましく、60質量%以上95質量%以下であることがさらに好ましく、70質量%以上90質量%以下であることが特に好ましい。
上記2)において酸化物換算した原料全量を100質量%とした際の、モリブデン化合物及びカリウム化合物の配合量は、Mo2K2O7換算で30質量%以下であることが好ましく、2質量%以上30質量%以下であることがより好ましく、3質量%以上25質量%以下であることがさらに好ましく、4質量%以上10質量%以下であることが特に好ましい。
上記2)において、酸化物換算した原料全量を100質量%とした際の、珪素又は珪素元素を含む珪素化合物の配合量は、SiO2換算で0.01質量%以上であることが好ましく、0.01質量%超5質量%以下であることがより好ましく、0.05質量%以上3質量%以下であることがさらに好ましく、0.15質量%以上3質量%以下であることが特に好ましい。
焼成工程は、好適には、モリブデン化合物、カリウム化合物、および珪素又は珪素化合物、ならびに必要に応じ珪素又は珪素化合物以外の形状制御剤の存在下で、アルミニウム化合物を焼成する工程である。焼成工程は、前記混合工程で得られた混合物を焼成する工程であってもよい。
本発明の製造方法は、冷却工程を含んでいてもよい。当該冷却工程は、焼成工程において結晶成長したアルミナを冷却する工程である。より具体的には、焼成工程により得られたアルミナ及び液相のフラックス剤を含む組成物を冷却する工程であってよい。
本発明の製造方法は、後処理工程を含んでいてもよい。当該後処理工程は、フラックス剤を除去する工程である。後処理工程は、上述の焼成工程の後に行ってもよいし、上述の冷却工程の後に行ってもよいし、焼成工程および冷却工程の後に行ってもよい。また、必要に応じて、2度以上繰り返し行ってもよい。
焼成物はアルミナ粒子が凝集して、本発明に好適な粒子径の範囲を満たさない場合がある。そのため、アルミナ粒子は、必要に応じて、本発明に好適な粒子径の範囲を満たすように粉砕してもよい。
アルミナ粒子は、平均粒子径を調整し、粉体の流動性を向上するため、またはマトリックスを形成するためのバインダーに配合したときの粘度上昇を抑制するために、好ましくは分級処理する。
一実施形態において、上記したアルミナ粒子の製造方法は、平板状アルミナの表面に有機化合物層形成工程をさらに含んでいてもよい。当該有機化合物層形成工程は、必要であれば、当該有機化合物が分解しない温度、通常、焼成工程の後、または後処理工程の後に行われる。
本発明におけるカードハウス構造を有するアルミナ粒子は、珪素原子及び/又は無機珪素化合物含む場合には、それを含まない場合に比べて上記した様な表面改質効果が期待できるが、更に、珪素原子及び/又は無機珪素化合物を含むアルミナ粒子と、有機シラン化合物との反応物とした上で用いることもできる。珪素原子及び/又は無機珪素化合物を含有しかつカードハウス構造を有するアルミナ粒子に比べて、それと有機シラン化合物との反応物であるカードハウス構造を有するアルミナ粒子の方が、アルミナ粒子を構成する平板状アルミナ粒子表面に局在化する珪素原子及び/又は無機珪素化合物と、有機シラン化合物との反応に基づき、マトリックスとの親和性をより良好とすることができ好ましい。
カードハウス構造を有するアルミナ粒子は、その効果を損なわない限り、その製造の途中に任意工程を追加したり、後処理工程を追加し、任意に粒度や形状等を調整しても良い。例えば、転動造粒や圧縮造粒等の造粒工程、結着剤をバインダーとしたスプレードライ製法による造粒などが挙げられ、市販の機器を用いて容易に得る事ができる。
モリブデン化合物及びカリウム化合物をフラックス剤として用いること、または、モリブデンとカリウムとを含有する化合物をフラックス剤として用いること、及び上記冷却工程を含むことにより、強い解砕を必要とせずにカードハウス構造を有するアルミナ粒子を得ることができ、更にはカードハウス構造を有するアルミナ粒子の収率を非常に高くできる。このことは、かかる構成により、カードハウス構造を有するアルミナ粒子間をフラックス剤が占め、フラックス剤がいわばスペーサーのように働き、粒子同士の融着が防止されることと、フラックス剤を後処理工程において容易に除去可能であることによるものと考えられる。
粒子同士の融着を防止する観点からは、フラックス剤の使用量(酸化物換算した原料全量を100質量%とした際の、モリブデン化合物及びカリウム化合物の配合量)は、Mo2K2O7換算で2質量%以上であることが好ましい。
<実施例1>
遷移アルミナ(γ―アルミナを主成分とする。以下、同様。)80gと、二酸化珪素(関東化学株式会社製)0.8gと、三酸化モリブデン(太陽鉱工株式会社製)108gと、炭酸カリウム(関東化学株式会社製)51gと、酸化イットリウム(関東化学株式会社製)0.4gと、を乳鉢で混合し、混合物を得た。得られた混合物を坩堝に入れ、セラミック電気炉にて5℃/分の条件で1000℃まで昇温し、1000℃で24時間保持し焼成を行なった。その後5℃/分の条件で室温まで降温後、坩堝を取り出し、224gの薄青色の粉末を得た。
上記の実施例1において、遷移アルミナと、三酸化モリブデンと、炭酸カリウムと、二酸化珪素と、酸化イットリウムの配合量を、表1のとおり変更したこと以外は、実施例1と同様にして粉末を製造した。SEM観察により、実施例2~5で得られた各粉末に含まれるアルミナ粒子のうち、個数基準でほぼ全て(95%以上)が、カードハウス構造を有する粒子であることが確認された。
水酸化アルミニウム(関東化学株式会社製)122gと、二酸化珪素(関東化学株式会社製)0.8gと、三酸化モリブデン(太陽鉱工株式会社製)108gと、炭酸カリウム(関東化学株式会社製)51gと、酸化イットリウム(関東化学株式会社製)0.4gと、を乳鉢で混合し、混合物を得た。得られた混合物を坩堝に入れ、セラミック電気炉にて5℃/分の条件で1000℃まで昇温し、1000℃で24時間保持し焼成を行なった。その後5℃/分の条件で室温まで降温後、坩堝を取り出し、223gの薄青色の粉末を得た。
水酸化アルミニウム(日本軽金属株式会社製、平均粒子径10μm)77.0gと、二酸化珪素(関東化学株式会社製、特級)0.1gと、三酸化モリブデン(太陽鉱工株式会社製)50.0gとを乳鉢で混合し、混合物を得た。得られた混合物を坩堝に入れ、セラミック電気炉にて5℃/分の条件で1100℃まで昇温し、1100℃で24時間保持し焼成を行なった。その後5℃/分の条件で室温まで降温後、坩堝を取り出し、52gの薄青色の粉末を得た。得られた粉末を乳鉢で、106μm篩を通るまで解砕した。
続いて、得られた前記薄青色粉末の52.0gを0.5%アンモニア水の150mLに分散し、分散溶液を室温(25~30℃)で0.5時間攪拌後、ろ過によりアンモニア水を除き、水洗浄と乾燥を行う事で、粒子表面に残存するモリブデンを除去し、51gの青色の粉末を得た。
上記の実施例1~6、及び比較例1で製造した粉末を試料とし、以下の評価を行った。測定方法を以下に示す。
作製した試料を両面テープにてサンプル支持台に固定し、それを株式会社キーエンス製表面観察装置VE-9800にて観察した。形状を確認した粒子のうち、カードハウス構造が確認できるものは、カードハウス構造「あり」とし、カードハウス構造が全く確認できないものを、カードハウス構造「なし」とした。
作製した試料を両面テープ上にプレス固定し、 X線光電子分光(XPS)装置Quantera SXM (アルバックファイ社製)を用い、以下の条件で組成分析を行った。
・X線源:単色化AlKα、ビーム径100μmφ、出力25W
・測定:エリア測定(1000μm四方)、n=3
・帯電補正:C1s=284.8eV
作製した試料約100mgをろ紙にとり、PPフィルムをかぶせて、蛍光X線(XRF)分析装置ZSX100e(株式会社リガク製)を用いて行った。
作製した試料を、レーザー回折式乾式粒度分布計HELOS(H3355)&RODOS(株式会社日本レーザー製)を用いて、分散圧0.3MPa、引圧90hPaの条件で測定し、体積基準の累積粒度分布から、d50(μm)を求めた。
試料を300g用意し、JIS R9301-2-2に準じた方法で、試料の安息角を測定し、粉体の流動性を評価した。値は小数第二位を四捨五入し小数第一位まで求めた値とした。安息角が50.0°以下を良好、50.1°以上を不良とした。
作製した試料を、株式会社ナノシーズ製 微小粒子圧壊力測定装置NS-A100型を用い、圧壊時のピーク値とベースライン(何も力がかかっていない状況)との差である圧壊力F[N]を求め、圧壊強度S[Pa]を次式により算出した。値は、10個の値の平均値とした。50MPa以上のものをA、20MPa以上50MPa未満のものをB、20MPa未満のものをCとした。
作製した試料を0.5mm深さの測定試料用ホルダーにのせ、一定荷重で平らになる様充填し、それを広角X線回折装置(株式会社リガク製 Rint-Ultma)にセットし、Cu/Kα線、40kV/30mA、スキャンスピード1度/分、走査範囲5~80度の条件で測定を行った。α-アルミナと遷移アルミナの最強ピーク高さの比よりα化率を求めた。
実施例4-5では、フラックス剤に該当する成分(表中のMo2K2O7又はMoO3)を30質量%以下の割合で用いたことにより、カードハウス構造を有するアルミナ粒子を高効率に製造できたと考えられる。
実施例1-3及び6では、SiO2を0.3質量%超の割合で用いたことにより、カードハウス構造を有するアルミナ粒子を高効率に製造できたと考えられる。
Claims (10)
- 3枚以上の平板状アルミナにより形成され、前記平板状アルミナが互いに固着したカードハウス構造を有し、平均粒子径が3~1000μmであり、カリウム及び珪素を含むことを特徴とするアルミナ粒子。
- 前記3枚以上の平板状アルミナが、2箇所以上の複数箇所で交差し集合した構造を有するものであり、交差した互いの前記平板状アルミナの面方向は無秩序に配置された状態にある、請求項1記載のアルミナ粒子。
- XRF分析において取得された、前記アルミナ粒子100質量%に対するカリウムの含有量が、K2O換算で、0.05質量%以上である、請求項1又は2に記載のアルミナ粒子。
- XPS分析において、Alに対するSiのモル比[Si]/[Al]が0.001以上である、請求項1に記載のアルミナ粒子。
- 更にモリブデンを含む、請求項1~4のいずれか一項に記載のアルミナ粒子。
- α結晶化率が90%以上である、請求項1~5のいずれか一項に記載のアルミナ粒子。
- 安息角が50°以下である、請求項1~6のいずれか一項に記載のアルミナ粒子。
- 圧壊強度が1MPa~100MPaである、請求項1~7のいずれか一項に記載のアルミナ粒子。
- モリブデン元素及びカリウム元素を含む化合物、又は、モリブデン元素を含むモリブデン化合物及びカリウム元素を含むカリウム化合物を、モリブデン酸カリウム(Mo2K2O7)として酸化物換算し、酸化物換算した原料全量を100質量%とした際に、
1)Al2O3換算で10質量%以上のアルミニウム元素を含むアルミニウム化合物と、Mo2K2O7換算で50質量%以上の前記モリブデン化合物及び前記カリウム化合物と、SiO2換算で0.3質量%超の珪素又は珪素元素を含む珪素化合物と、を混合して混合物とし、前記混合物を焼成する、又は
2)Al2O3換算で50質量%以上のアルミニウム元素を含むアルミニウム化合物と、Mo2K2O7換算で30質量%以下の前記モリブデン化合物及び前記カリウム化合物と、SiO2換算で0.01質量%以上の珪素又は珪素元素を含む珪素化合物と、を混合して混合物とし、前記混合物を焼成する、ことを含む、
請求項1~8のいずれか一項に記載のアルミナ粒子の製造方法。 - 前記混合物が、さらにイットリウム元素を含むイットリウム化合物を含む、請求項9に記載の、アルミナ粒子の製造方法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| PCT/CN2019/110211 WO2021068139A1 (en) | 2019-10-09 | 2019-10-09 | Alumina particles and method for producing alumina particles |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2022550985A JP2022550985A (ja) | 2022-12-06 |
| JP7388548B2 true JP7388548B2 (ja) | 2023-11-29 |
Family
ID=75436951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022520965A Active JP7388548B2 (ja) | 2019-10-09 | 2019-10-09 | アルミナ粒子、及びアルミナ粒子の製造方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7388548B2 (ja) |
| CN (1) | CN114555718B (ja) |
| WO (1) | WO2021068139A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025189084A1 (en) * | 2024-03-08 | 2025-09-12 | Scientific Design Llc | Methods of forming substantially all platelet alumina powders and alumina carriers |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006515557A (ja) | 2003-01-07 | 2006-06-01 | アドバンスド ナノ テクノロジーズ プロプライエタリー リミテッド | 超微粒板状アルミナ粒子の製造方法 |
| JP2014028716A (ja) | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Jgc Catalysts & Chemicals Ltd | 平板状結晶性アルミナ複合酸化物微粒子集合体、平板状結晶性アルミナ複合酸化物微粒子集合体からなる結晶性アルミナ複合酸化物粒子ならびに該平板状結晶性アルミナ複合酸化物微粒子集合体および該結晶性アルミナ複合酸化物粒子の製造方法 |
| US20190185675A1 (en) | 2017-12-15 | 2019-06-20 | Dic Corporation | Plate-like alumina particle and a manufacturing method for the same |
| CN110182834A (zh) | 2019-05-30 | 2019-08-30 | 浙江瑞成新材料股份有限公司 | 片状α-氧化铝的制备方法和片状α-氧化铝 |
| WO2019194159A1 (ja) | 2018-04-06 | 2019-10-10 | Dic株式会社 | アルミナを含有する樹脂組成物及び放熱部材 |
| WO2019194158A1 (ja) | 2018-04-06 | 2019-10-10 | Dic株式会社 | アルミナ粒子 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59203774A (ja) * | 1983-05-07 | 1984-11-17 | 昭和電工株式会社 | セラミツク成形体焼成用敷粉 |
| JP3287149B2 (ja) * | 1994-02-14 | 2002-05-27 | 松下電器産業株式会社 | アルミナ質のセラミックス |
| AU2004203778B2 (en) * | 2003-01-07 | 2008-11-20 | Advanced Nano Technologies Pty Ltd | Process for the production of ultrafine plate-like alumina particles |
| ES2374479B1 (es) * | 2010-08-06 | 2012-12-26 | Universitat De Valencia | Procedimiento de obtención de corindón nanocristalino a partir de alumbres naturales o sintéticos. |
| JP5578572B2 (ja) * | 2011-04-29 | 2014-08-27 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 複合粒子 |
| EP2799398B1 (en) * | 2013-04-30 | 2018-05-23 | Merck Patent GmbH | alpha-Alumina flakes |
| CN107074573B (zh) * | 2014-11-28 | 2018-12-11 | 日本碍子株式会社 | 板状氧化铝粉末的制法及板状氧化铝粉末 |
| JP6646864B2 (ja) * | 2015-06-01 | 2020-02-14 | Dic株式会社 | 板状アルミナ粒子の製造方法 |
| JP6950148B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2021-10-13 | 三菱ケミカル株式会社 | 窒化アルミニウム−窒化ホウ素複合凝集粒子およびその製造方法 |
| WO2018112810A1 (en) * | 2016-12-22 | 2018-06-28 | Dic Corporation | METHOD OF PRODUCING α-ALUMINA PARTICLES AND METHOD OF PRODUCING RESIN COMPOSITION |
-
2019
- 2019-10-09 WO PCT/CN2019/110211 patent/WO2021068139A1/en not_active Ceased
- 2019-10-09 CN CN201980101198.3A patent/CN114555718B/zh active Active
- 2019-10-09 JP JP2022520965A patent/JP7388548B2/ja active Active
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006515557A (ja) | 2003-01-07 | 2006-06-01 | アドバンスド ナノ テクノロジーズ プロプライエタリー リミテッド | 超微粒板状アルミナ粒子の製造方法 |
| JP2014028716A (ja) | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Jgc Catalysts & Chemicals Ltd | 平板状結晶性アルミナ複合酸化物微粒子集合体、平板状結晶性アルミナ複合酸化物微粒子集合体からなる結晶性アルミナ複合酸化物粒子ならびに該平板状結晶性アルミナ複合酸化物微粒子集合体および該結晶性アルミナ複合酸化物粒子の製造方法 |
| US20190185675A1 (en) | 2017-12-15 | 2019-06-20 | Dic Corporation | Plate-like alumina particle and a manufacturing method for the same |
| WO2019194159A1 (ja) | 2018-04-06 | 2019-10-10 | Dic株式会社 | アルミナを含有する樹脂組成物及び放熱部材 |
| WO2019194158A1 (ja) | 2018-04-06 | 2019-10-10 | Dic株式会社 | アルミナ粒子 |
| CN110182834A (zh) | 2019-05-30 | 2019-08-30 | 浙江瑞成新材料股份有限公司 | 片状α-氧化铝的制备方法和片状α-氧化铝 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2022550985A (ja) | 2022-12-06 |
| WO2021068139A1 (en) | 2021-04-15 |
| CN114555718A (zh) | 2022-05-27 |
| CN114555718B (zh) | 2024-01-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7388549B2 (ja) | 複合粒子及び複合粒子の製造方法 | |
| JP7259846B2 (ja) | アルミナ粒子 | |
| JP6753555B2 (ja) | 板状アルミナ粒子、及び板状アルミナ粒子の製造方法 | |
| JP7480916B2 (ja) | 複合粒子及び複合粒子の製造方法 | |
| JP7151935B2 (ja) | 板状アルミナ粒子、及び板状アルミナ粒子の製造方法 | |
| CN113329972B (zh) | 板状氧化铝颗粒和板状氧化铝颗粒的制造方法 | |
| JP7388548B2 (ja) | アルミナ粒子、及びアルミナ粒子の製造方法 | |
| WO2020036139A1 (ja) | 板状アルミナ粒子、及び板状アルミナ粒子の製造方法 | |
| TWI841727B (zh) | 板狀氧化鋁粒子及板狀氧化鋁粒子的製造方法 | |
| JP7523307B2 (ja) | 耐摩耗剤、コーティング剤、積層体、積層体の製造方法、及び基材のコーティング方法 | |
| JP2021059479A (ja) | ガスバリア性組成物、ガスバリア材、及び積層体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220721 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220721 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230704 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230831 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231017 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231030 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7388548 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |

