JP7401761B2 - 銅又は銅合金製ステーブ - Google Patents
銅又は銅合金製ステーブ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7401761B2 JP7401761B2 JP2020033643A JP2020033643A JP7401761B2 JP 7401761 B2 JP7401761 B2 JP 7401761B2 JP 2020033643 A JP2020033643 A JP 2020033643A JP 2020033643 A JP2020033643 A JP 2020033643A JP 7401761 B2 JP7401761 B2 JP 7401761B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water supply
- stave
- drainage
- copper
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Blast Furnaces (AREA)
Description
(1)
高さ方向に沿って延在する冷却水路を内部に備える銅又は銅合金製のステーブ本体と、
前記ステーブ本体の給排水口に接合され、高炉鉄皮の開口部を貫通して延在する給排水管と、
前記給排水管を包囲するように、一端が前記ステーブ本体に、他端が前記給排水管に接合された保護管と、
側板及びシールプレートを備えるコーミング構造であって、前記保護管を包囲するように、前記側板の一端が前記高炉鉄皮に接合され、前記シールプレートが前記側板の他端及び前記保護管に接合された、少なくとも1つのコーミング構造とを備える銅又は銅合金製ステーブにおいて、
前記給排水口が、前記ステーブ本体の上下端部近傍に、前記ステーブ本体の幅方向に沿って一列に配置され、前記給排水管の外径が60mm以下であり、前記保護管の外径が75mm以下であり、
炉内ガス温度がT high (℃)からT low (℃)まで変化する際の相当塑性歪増分を繰り返し前記シールプレート及び前記給排水管にそれぞれ与え、
前記シールプレートが破断したときの繰り返し回数:N p1 (回);
前記給排水管が破断したときの繰り返し回数:N p2 (回);並びに、
炉内ガス温度がT high (℃)からT low (℃)まで変化する熱負荷変動が炉内で生じる回数:n(回/年)とした場合に、
前記給排水管の破断寿命N p2 /n(年)が、前記シールプレートの破断寿命N p1 /n(年)に比べて長くなるように前記シールプレートの板厚を設定した、ことを特徴とする、銅又は銅合金製ステーブ。
(2)
前記給排水管の外径が55mm以下であり、前記保護管の外径が65mm以下であることを特徴とする、(1)に記載の銅又は銅合金製ステーブ。
(3)
前記シールプレートの板厚が5mm未満であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の銅又は銅合金製ステーブ。
(4)
前記給排水管及び前記保護管を複数備え、当該複数の保護管の全てが、前記コーミング構造により包囲されたことを特徴とする、(1)~(3)のいずれか1つに記載の銅又は銅合金製ステーブ。
(5)
前記ステーブ本体が、8個以上の固定部材により前記高炉鉄皮に固定されたことを特徴とする、(1)~(4)のいずれか1つに記載の銅又は銅合金製ステーブ。
本発明に係る銅又は銅合金製ステーブは、図2に示されるように、コーミング構造式ステーブ11であり、具体的には、銅又は銅合金製のステーブ本体2と、給排水管4と、保護管7と、側板8及びシールプレート9を備える少なくとも1つのコーミング構造10とを備える。コーミング構造10を備えるコーミング構造式ステーブ11は、給排水管4及び保護管7からなる二重管構造を有し、当該保護管7の一端がステーブ本体2に接合されるため、ステーブ本体2との接合部の強度が向上して、引張や曲げに対する強度が向上し、結果として給排水管4の破損を好適に防止することができる。よって、二重管構造を有する本発明に係る銅又は銅合金製ステーブは、図1に示されるような伸縮管式ステーブ1に比べて、給排水管4の破損をより高レベルで防止することが可能となる。
ステーブ本体2は、内部に冷媒(例えば水)を流すための冷却水路3を備える。当該冷却水路3は、ステーブ本体2の高さ方向に沿って延在しており、冷却水路3の出入り口、すなわち給排水管4と接合する位置には、給排水口13が設けられる。高さ方向に沿って延在する冷却水路3の外径は、ステーブ本体2の冷却能力を担保する観点から、50mm以上であることが好ましく、55mm以上であるとより好ましく、例えば呼び径50Aであるとよい。なお、図2に上下方向に図示される冷却水路3の径は、左右方向に図示される給排水管4(及び冷却水路3)の径と異なっていてよい。
給排水管4は、ステーブ本体2の給排水口13に接合され、高炉鉄皮5の開口部6を貫通して延在している。本発明において、典型的には、複数の給排水管4のそれぞれが、複数の給排水口13のそれぞれに1本ずつ接合され、すなわち、給排水管4の数と給排水口13の数は同一である。給排水管4は、外部の冷媒供給源(図示せず)から供給される冷媒を、給排水口13を通じてステーブ本体2の内部の冷却水路3に送る役割を有する。冷媒は典型的に水であるが、他の冷媒を用いてもよい。また、給排水管4は、図2に示されるように、後述する保護管7に包囲されている。
保護管7は、給排水管4を包囲するように設置され、その一端がステーブ本体2に接合され、他端が給排水管4に接合される。本発明において、典型的には、複数の保護管7のそれぞれが、複数の給排水管4のそれぞれを1本ずつ包囲するように設置され、すなわち、給排水管4の数と保護管7の数は同一である。保護管7は、炉内の高温ガスに給排水管4が直接曝されるのを防止するために機能することができる。したがって、保護管7は、典型的に、炉内においては給排水管4の全てを包囲するように設置されるとよい。ここで、「包囲する」とは、保護管7が、給排水管4の少なくとも一部の外周全体を一定の隙間を有した状態で囲っていることを意味する。なお、「包囲する」という用語は、他の部材間において使用される場合も同様である。また、保護管7は、図2に示されるように、後述するコーミング構造10に包囲されている。保護管7の材質は、特に限定されないが、ステンレス鋼又は高温配管用の炭素鋼からなることが好ましい。また、熱膨張差を低減するために、給排水管4と保護管7の材質が同一であるとより好ましい。
本発明において、コーミング構造10は側板8及びシールプレート9を備える。コーミング構造10は、側板8及びシールプレート9のみから構成されてもよいが、側板8とシールプレート9の間に、高炉鉄皮5の開口部6と配管との位置ずれを吸収する、例えばドーナツ状のフランジ状板を設けてもよい。本発明に係る銅又は銅合金製ステーブにおいては、少なくとも1つの保護管7が少なくとも1つのコーミング構造10により包囲されていればよいが、好ましくは、1組又は複数組の隣接する保護管7がそれぞれコーミング構造10により包囲されているとよく、より好ましくは、複数の保護管7の全てがコーミング構造10により包囲されているとよい。複数の保護管7の全てがコーミング構造10により包囲されると、各配管の保護機能を向上させることができ、高炉の安定操業につながる。本発明によれば、高炉鉄皮5の開口部6を従来のように大きくせずに一列に配置できるため、保護管7の全てがコーミング構造10により包囲されている場合であっても、隣接するコーミング構造10を干渉することなく設置することが可能となる。
側板8は、一般的に筒状の板であり、その一端が高炉鉄皮5に、具体的には高炉鉄皮5の外面であって開口部6の外周部に接合され、他端がシールプレート9に接合される。なお、筒状とは円筒状に限定されず、例えば角筒状であってもよい。側板8の材質は特に限定されないが、鋼であると好ましい。また、側板8の板厚は、特に限定されないが、6~10mmであると好ましく、例えば9mmである。
シールプレート9は、内部に開口を有する板であり、例えばドーナツ状の板であることができる。シールプレート9は、シールプレート9の炉内側面の一部が側板8に接合され、開口の端面が保護管7に接合される。シールプレート9の材質は特に限定されないが、鋼であると好ましい。
本発明に係る銅又は銅合金製ステーブでは、必要に応じて、ステーブ本体2と高炉鉄皮5をより強固に固定するための固定部材14を設けることができる。したがって、ステーブ本体2を、当該固定部材14により高炉鉄皮5に固定することができる。固定部材14は、高炉操業中のステーブ本体2の熱変形を抑制するために機能することができる。図1及び図2には、それぞれ、同様の位置に1つの固定部材14が示されているが、固定部材14の位置及び本数については、ステーブ本体2の寸法等に応じて適宜設定することができる。ステーブ本体2が長尺(例えば、長さが2.5m超)である場合、高炉操業時の熱変形が大きいため、固定部材14の本数を増加させるとよく、例えば、固定部材14の数を6本以上、好ましくは8本以上とすることができる。
高炉鉄皮5は、給排水管4及び保護管7が貫通する開口部6を有する。本発明において、ステーブ本体2の給排水口13が、ステーブ本体2の上下端部近傍に、ステーブ本体2の幅方向に沿って一列に配置されるため、その給排水口13の高さ方向及び幅方向の位置と同一の位置に配置される開口部6も、高炉鉄皮5上で幅方向に沿って一列に配置される。また、本発明によれば、給排水管4の外径が60mm以下であり、保護管7の外径が75mm以下であるため、高炉鉄皮5の開口部6を、従来の伸縮管式ステーブ1と同程度(例えば、±10%以内の差)にすることができる。そのため、高炉鉄皮5の強度を維持したまま、コーミング構造10を採用することが可能となる。
2 ステーブ本体
3 冷却水路
4 給排水管
5 高炉鉄皮
6 開口部
7 保護管
8 側板
9 シールプレート
10 コーミング構造
11 コーミング構造式ステーブ
12 伸縮管
13 給排水口
14 固定部材
Claims (5)
- 高さ方向に沿って延在する冷却水路を内部に備える銅又は銅合金製のステーブ本体と、
前記ステーブ本体の給排水口に接合され、高炉鉄皮の開口部を貫通して延在する給排水管と、
前記給排水管を包囲するように、一端が前記ステーブ本体に、他端が前記給排水管に接合された保護管と、
側板及びシールプレートを備えるコーミング構造であって、前記保護管を包囲するように、前記側板の一端が前記高炉鉄皮に接合され、前記シールプレートが前記側板の他端及び前記保護管に接合された、少なくとも1つのコーミング構造とを備える銅又は銅合金製ステーブにおいて、
前記給排水口が、前記ステーブ本体の上下端部近傍に、前記ステーブ本体の幅方向に沿って一列に配置され、前記給排水管の外径が60mm以下であり、前記保護管の外径が75mm以下であり、
炉内ガス温度がT high (℃)からT low (℃)まで変化する際の相当塑性歪増分を繰り返し前記シールプレート及び前記給排水管にそれぞれ与え、
前記シールプレートが破断したときの繰り返し回数:N p1 (回);
前記給排水管が破断したときの繰り返し回数:N p2 (回);並びに、
炉内ガス温度がT high (℃)からT low (℃)まで変化する熱負荷変動が炉内で生じる回数:n(回/年)とした場合に、
前記給排水管の破断寿命N p2 /n(年)が、前記シールプレートの破断寿命N p1 /n(年)に比べて長くなるように前記シールプレートの板厚を設定した、ことを特徴とする、銅又は銅合金製ステーブ。 - 前記給排水管の外径が55mm以下であり、前記保護管の外径が65mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の銅又は銅合金製ステーブ。
- 前記シールプレートの板厚が5mm未満であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の銅又は銅合金製ステーブ。
- 前記給排水管及び前記保護管を複数備え、当該複数の保護管の全てが、前記コーミング構造により包囲されたことを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の銅又は銅合金製ステーブ。
- 前記ステーブ本体が、8個以上の固定部材により前記高炉鉄皮に固定されたことを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載の銅又は銅合金製ステーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020033643A JP7401761B2 (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 銅又は銅合金製ステーブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020033643A JP7401761B2 (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 銅又は銅合金製ステーブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021134409A JP2021134409A (ja) | 2021-09-13 |
| JP7401761B2 true JP7401761B2 (ja) | 2023-12-20 |
Family
ID=77660463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020033643A Active JP7401761B2 (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 銅又は銅合金製ステーブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7401761B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002030315A (ja) | 2000-07-14 | 2002-01-31 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ステーブクーラおよびそれに用いる二重管の製造方法 |
| JP2007308747A (ja) | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Nippon Steel Corp | 高炉用ステーブクーラ |
| JP2013524013A (ja) | 2010-03-30 | 2013-06-17 | ベリー メタル カンパニー | 気密な副次的ステーブサポートのための装置及び方法 |
| JP2017066482A (ja) | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 銅製ステーブクーラーおよび製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0885808A (ja) * | 1994-09-20 | 1996-04-02 | Nippon Steel Corp | ステーブクーラー |
| JPH10314921A (ja) * | 1997-05-13 | 1998-12-02 | Nippon Chuzo Kk | 冷却用パイプ鋳包み鋳鋼品およびその製造方法 |
-
2020
- 2020-02-28 JP JP2020033643A patent/JP7401761B2/ja active Active
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002030315A (ja) | 2000-07-14 | 2002-01-31 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ステーブクーラおよびそれに用いる二重管の製造方法 |
| JP2007308747A (ja) | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Nippon Steel Corp | 高炉用ステーブクーラ |
| JP2013524013A (ja) | 2010-03-30 | 2013-06-17 | ベリー メタル カンパニー | 気密な副次的ステーブサポートのための装置及び方法 |
| JP2017066482A (ja) | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 銅製ステーブクーラーおよび製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2021134409A (ja) | 2021-09-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TWI642788B (zh) | 爐體保護用冷卻板 | |
| JP4751238B2 (ja) | 高炉用ステーブクーラ | |
| JP7401761B2 (ja) | 銅又は銅合金製ステーブ | |
| BR112019009418A2 (pt) | painel de resfriamento, forno de fabricação de aço, e, método para formar um painel de resfriamento. | |
| JP6273846B2 (ja) | コークス炉の炉締構造及び炉締方法 | |
| JP7401762B2 (ja) | ステーブの交換方法及びステーブ | |
| WO2021232822A1 (zh) | 一种冷却壁进出水管加强结构 | |
| JP4029764B2 (ja) | ステーブクーラ | |
| EP3580361B1 (en) | Cooling plate for metallurgical furnace | |
| CN216550503U (zh) | 水管加强型铜冷却壁 | |
| KR101009597B1 (ko) | 냉각구조를 갖는 용해로용 송풍장치 | |
| KR101205572B1 (ko) | 고로용 스테이브 쿨러 | |
| JP6539860B2 (ja) | ステーブクーラー | |
| CN207002770U (zh) | 一种装配式高炉冷却装置 | |
| KR102728726B1 (ko) | 용광로용 냉각식 패널 | |
| CN212840043U (zh) | 一种防积灰非金属补偿器 | |
| CN113932616B (zh) | 冷却壁改进型保护管 | |
| US8555822B2 (en) | Waste-heat boiler for partical-laden gases | |
| BR112021022466B1 (pt) | Painel refrigerado de multiplos canais para alto-forno e outros fornos industriais | |
| CN119876506A (zh) | 一种冷却装置及其安装方法 | |
| CN114410864A (zh) | 一种冷却壁进出水管保护结构和应用其的高炉 | |
| WO2012159179A1 (pt) | Lança refrigerada para injeção em vasos metalúrgicos | |
| BRPI0711117B1 (pt) | Resfriador de placa para um alto forno | |
| CN121803888A (zh) | 余热锅炉热端管板热防护结构 | |
| CN107236837A (zh) | 一种装配式高炉冷却装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221006 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230830 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230905 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231018 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231107 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231120 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7401761 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
