JP7404592B2 - ディーゼルエンジンの排気処理装置およびディーゼルエンジン - Google Patents
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Description
本発明のディーゼルエンジンの排気処理装置によれば、第1構成体は、第2構成体内に圧入されることで固定される。そのため、第1構成体と第2構成体とは、断熱材を囲むようにして封止できる。これにより、作業者等は、第1構成体を第2構成体内に圧入して組み立てるだけなので組み立て作業を容易に行える。
本発明のディーゼルエンジンの排気処理装置によれば、第2構成体は、ケーシングに固定され、他方の面覆い部分と、側面延長部と、を有する。第2構成体の側面延長部は、第1構成体の外周囲面覆い部分と嵌まり合い第1構成体を固定する。そのため、第1構成体と第2構成体とは、断熱材を囲むようにして封止できる。これにより、作業者等は、第1構成体を第2構成体内に圧入して組み立てるだけなので組み立て作業を容易に行える。
本発明のディーゼルエンジンの排気処理装置によれば、高温の排気ガスが導入される排気ガス導入部側の断熱材に対して仕切り部材が配置されるので、断熱材の劣化が熱により進行するのを抑制して、排気処理装置の長寿命化を図ることができる。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るディーゼルエンジンの排気処理装置を示す断面図である。
図1に示すディーゼルエンジンの排気処理装置1は、例えば産業用のディーゼルエンジンに搭載される。産業用のディーゼルエンジンとしては、例えば建設機械、農業機械、芝刈り機等に搭載されるが、ディーゼルエンジン100が搭載される機器の種類は、特に限定されない。
ただし、図2に示す排気処理装置1は、図1に示す排気処理装置1を、ケーシング2の中心軸F-Fを中心にして90度回転させた状態である。
図2に示すように、ケーシング2は、排気ガス導入部7の付近に、円筒状のケーシング断熱材11を有する。ケーシング断熱材11の一方の開口部12には、DOC4の排気ガス導入端面4Aが配置されている。ケーシング断熱材11の他方の開口部13は、耐熱性を有する円形の金属製の封止板14により封止されている。封止板14の内面には、複数の突起15が形成されている。
図3は、図2に示す断熱材5と断熱材5の周辺部分の構造例を拡大して示す断面図である。
図2と図3を参照して、断熱材5と断熱材5の周辺部分の構造例を説明する。
断熱材5は、例えば円形の厚みのある断熱板であり、ケーシング2の内部に形成された排気ガス流路50と隣り合う位置に設けられている。断熱材5は、一方の面(内面)5Aと、他方の面(外面)5Bと、外周囲面5Cと、を有する。断熱材5は、仕切り部材20に取り囲まれるようにして封止されている。
図3に示すように、仕切り部材20の第1構成体20Aは、円形状の一方の面覆い部分21と、外周囲面覆い部分22と、を有する。外周囲面覆い部分22は、一方の面覆い部分21から連続して形成されていて、第1構成体20Aはほぼ断面U字型を有する。一方の面覆い部分21は、断熱材5の一方の面5Aの全領域を密着して覆っており、外周囲面覆い部分22は、断熱材5の外周囲面5Cの全領域を密着して覆っている。
図4に示す比較例では、仕切り板107が断熱材105の一方の面105Aを覆っている。カバー部材120が断熱材105の他方の面105Bと外周囲面105Cを覆っている。仕切り板107の縁部101がカバー部材120の内面121に突き当てられている。しかも、仕切り板107が、ケーシング102の内面に対して、スポット溶接130により固定されている。しかし、溶接作業の際に、ケーシング102の内面に対して仕切り板107を固定するためのスポット溶接130の位置が所定の位置からずれてしまうと、仕切り板107が傾いて固定されてしまう。仕切り板107が傾くと、仕切り板107の縁部101は、カバー部材120の内面121に対してうまく密着できず、仕切り板107の縁部101とカバー部材120の内面121との間に隙間ができてしまう。このため、比較例では、高温の排気ガスが、この隙間を通じて断熱材105に直接入るので、断熱材105は高温の排気ガスに晒されて、断熱材105の熱劣化が生じる。また、仕切り板107が傾いて固定されてしまうと、断熱材105の一部分が仕切り板107により局部的に圧縮されてしまい、本来の断熱材105の性能を発揮できない。また、仕切り板107の縁部101とカバー部材120の内面121との間に隙間ができると、放射音が抑制できない。
例えば、図示例では、ケーシング2の排気ガス流路50は断面円形状の円筒状の部材であるが、ケーシングの排気ガス流路は例えば断面矩形状であっても良い。この場合には、断熱材と仕切り部材は、排気ガス流路の形状に合わせて、円形ではなく矩形状になる。
Claims (5)
- ディーゼル酸化触媒およびディーゼル微粒子捕集フィルタを収容し、円筒状のケーシング断熱材を有するケーシングと、
前記ケーシングの内部に形成され排気ガスを通す排気ガス流路と、
前記排気ガス流路と隣り合う位置に設けられ、前記排気ガス流路側に位置する一方の面と、前記一方の面とは反対側の他方の面と、外周囲面と、を有する板状の断熱材と、
前記排気ガス流路と前記断熱材との間に設けられ、前記排気ガス流路と前記断熱材とを仕切る仕切り部材と、
を備え、
前記仕切り部材は、前記断熱材の前記一方の面と前記外周囲面とを覆う第1構成体と、前記断熱材の前記他方の面を覆う第2構成体と、を有し、
前記第1構成体は、前記第2構成体内に圧入されることで固定され、前記断熱材の前記一方の面を密着して覆う一方の面覆い部分と、前記断熱材の前記外周囲面を覆う外周囲面覆い部分と、を有し、
前記第2構成体は、前記ケーシングに固定され、前記断熱材の前記他方の面を覆う他方の面覆い部分と、前記第1構成体の前記外周囲面覆い部分と嵌まり合い前記第1構成体を固定する側面延長部と、前記側面延長部から延長して形成され前記ケーシング断熱材に対して全周囲に渡って半径方向に差し込まれた延長縁部と、を有し、
前記断熱材は、前記第1構成体と前記第2構成体とにより覆われ封止されていることを特徴とするディーゼルエンジンの排気処理装置。 - 前記ケーシングは、前記ケーシング断熱材の開口部を封止する封止板をさらに有し、
前記第2構成体は、前記封止板に保持されたことを特徴とする請求項1に記載のディーゼルエンジンの排気処理装置。 - 前記外周囲面覆い部分の縁部分は、前記断熱材の前記他方の面の側へ折り返して形成されており、前記断熱材の前記他方の面の縁部分に固定されたことを特徴とする請求項1または2に記載のディーゼルエンジンの排気処理装置。
- 前記断熱材および前記仕切り部材は、前記排気ガスを前記ディーゼル酸化触媒へ導入する排気ガス導入部側の端面部に配置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のディーゼルエンジンの排気処理装置。
- ディーゼル酸化触媒およびディーゼル微粒子捕集フィルタを収容し、円筒状のケーシング断熱材を有するケーシングと、
前記ケーシングの内部に形成され排気ガスを通す排気ガス流路と、
前記排気ガス流路と隣り合う位置に設けられ、前記排気ガス流路側に位置する一方の面と、前記一方の面とは反対側の他方の面と、外周囲面と、を有する板状の断熱材と、
前記排気ガス流路と前記断熱材との間に設けられ、前記排気ガス流路と前記断熱材とを仕切る仕切り部材と、
を有するディーゼルエンジンの排気処理装置を備えたディーゼルエンジンであって、
前記仕切り部材は、前記断熱材の前記一方の面と前記外周囲面とを覆う第1構成体と、前記断熱材の前記他方の面を覆う第2構成体と、を有し、
前記第1構成体は、前記第2構成体内に圧入されることで固定され、前記断熱材の前記一方の面を密着して覆う一方の面覆い部分と、前記断熱材の前記外周囲面を覆う外周囲面覆い部分と、を有し、
前記第2構成体は、前記ケーシングに固定され、前記断熱材の前記他方の面を覆う他方の面覆い部分と、前記第1構成体の前記外周囲面覆い部分と嵌まり合い前記第1構成体を固定する側面延長部と、前記側面延長部から延長して形成され前記ケーシング断熱材に対して全周囲に渡って半径方向に差し込まれた延長縁部と、を有し、
前記断熱材は、前記第1構成体と前記第2構成体とにより覆われ封止されていることを特徴とするディーゼルエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020211470A JP7404592B2 (ja) | 2020-12-21 | 2020-12-21 | ディーゼルエンジンの排気処理装置およびディーゼルエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2020211470A JP7404592B2 (ja) | 2020-12-21 | 2020-12-21 | ディーゼルエンジンの排気処理装置およびディーゼルエンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2022098112A JP2022098112A (ja) | 2022-07-01 |
| JP7404592B2 true JP7404592B2 (ja) | 2023-12-26 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2020211470A Active JP7404592B2 (ja) | 2020-12-21 | 2020-12-21 | ディーゼルエンジンの排気処理装置およびディーゼルエンジン |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008106663A (ja) | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Yanmar Co Ltd | 内燃機関における排気浄化装置 |
| JP2010043545A (ja) | 2008-08-08 | 2010-02-25 | Komatsu Ltd | 排気ガス浄化装置 |
| JP2016516949A (ja) | 2013-02-22 | 2016-06-09 | インターフェイス パフォーマンス マテリアルズ, インコーポレイテッド | 軽量熱シールド |
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2020
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