JP7444584B2 - 電力制御システム、電力制御装置、電力制御方法およびプログラム - Google Patents

電力制御システム、電力制御装置、電力制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本開示は、電力制御システム、電力制御装置、電力制御方法およびプログラムに関する。
近年、所定のエリアの電力需給を管理する電力事業者が、電力の調達計画を広域機関に提出し、この調達計画に従い、所定のエリアにおける電力需要を制御するシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-126157号公報
上述したシステムでは、所定期間単位で、所定のエリアにおける電力需要の実績値が調達計画と一致する、すなわち、調達計画が達成されることが望ましい。
本開示の目的は、所定のエリアにおける電力の調達計画の達成率の改善を図ることができる電力制御システム、電力制御装置、電力制御方法およびプログラムを提供することにある。
一実施形態に係る電力制御システムは、蓄電装置と、第1電力制御装置と、第2電力制御装置とを備える。第1電力制御装置は、所定のエリアにおける電力の調達計画に従い、所定期間単位で、前記蓄電装置の充放電を制御する。第2電力制御装置は、前記調達計画と、前記所定のエリアにおける電力需要の実績値との誤差に基づき、前記所定期間において前記所定のエリアにおける電力需要を調整するインバランス調整を行うか否かを判定する。第2電力制御装置は、前記インバランス調整を行うと判定した場合、前記蓄電装置の充放電を制御する。前記第1電力制御装置および前記第2電力制御装置はそれぞれ、前記所定期間単位で、前記蓄電装置に充放電可能な充放電量が割り当てられる。前記第1電力制御装置は、割り当てられた充放電可能な充放電量内で所定のエリアにおける電力需要のピークカットあるいはピークシフトを行うか否かを判定し、前記判定に基づく制御指示を前記第2電力制御装置に送信する。前記第2電力制御装置は、前記インバランス調整を行う場合、前記所定期間に前記第2電力制御装置に割り当てられた充放電量と、前記所定期間に前記第1電力制御装置に割り当てられた充放電量とを合わせた充放電量の範囲で、前記蓄電装置の充放電を制御する。
また、一実施形態に係る電力制御装置は、制御部を備える。制御部は、所定のエリアにおける電力の調達計画を立案し、該立案した調達計画に従い、所定期間単位で、前記所定のエリア内の蓄電装置の充放電を制御する、他の電力制御装置により立案された調達計画と、前記所定のエリアにおける電力需要の実績値との誤差に基づき、前記所定期間において前記所定のエリアにおける電力需要を調整するインバランス調整を行うか否かを判定する。制御部は、前記インバランス調整を行うと判定した場合、前記蓄電装置の充放電を制御する。前記電力制御装置および前記他の電力制御装置はそれぞれ、前記所定期間単位で、前記蓄電装置に充放電可能な充放電量が割り当てられる。前記他の電力制御装置は、割り当てられた充放電可能な充放電量内で所定のエリアにおける電力需要のピークカットあるいはピークシフトを行うか否かを判定し、前記判定に基づく制御指示を前記電力制御装置に送信する。前記制御部は、前記インバランス調整を行う場合、前記所定期間に前記電力制御装置に割り当てられた充放電量と、前記所定期間に前記他の電力制御装置に割り当てられた充放電量とを合わせた充放電量の範囲で、前記蓄電装置の充放電量を制御する。
また、一実施形態に係る電力制御装置における電力制御方法は、判定ステップと、制御ステップとを含む。判定ステップでは、所定のエリアにおける電力の調達計画を立案し、該立案した調達計画に従い、所定期間単位で、前記所定のエリア内の蓄電装置の充放電を制御する、他の電力制御装置により立案された調達計画と、前記所定のエリアにおける電力需要の実績値との誤差に基づき、前記所定期間において前記所定のエリアにおける電力需要を調整するインバランス調整を行うか否かを判定する。制御ステップでは、前記インバランス調整を行うと判定した場合、前記蓄電装置の充放電を制御する。前記電力制御装置および前記他の電力制御装置はそれぞれ、前記所定期間単位で、前記蓄電装置に充放電可能な充放電量が割り当てられる。前記他の電力制御装置は、割り当てられた充放電可能な充放電量内で所定のエリアにおける電力需要のピークカットあるいはピークシフトを行うか否かを判定し、前記判定に基づく制御指示を前記電力制御装置に送信する。前記制御ステップでは、前記インバランス調整を行う場合、前記所定期間に前記電力制御装置に割り当てられた充放電量と、前記所定期間に前記他の電力制御装置に割り当てられた充放電量とを合わせた充放電量の範囲で、前記蓄電装置の充放電量を制御する。
また、一実施形態に係るプログラムは、コンピュータに、判定処理と、制御処理とを実行させる。判定処理では、所定のエリアにおける電力の調達計画を立案し、該立案した調達計画に従い、所定期間単位で、前記所定のエリア内の蓄電装置の充放電を制御する、他の電力制御装置により立案された調達計画と、前記所定のエリアにおける電力需要の実績値との誤差に基づき、前記所定期間において前記所定のエリアにおける電力需要を調整するインバランス調整を行うか否かを判定する。制御処理では、前記インバランス調整を行うと判定した場合、前記蓄電装置の充放電を制御する。前記電力制御装置および前記他の電力制御装置はそれぞれ、前記所定期間単位で、前記蓄電装置に充放電可能な充放電量が割り当てられる。前記他の電力制御装置は、割り当てられた充放電可能な充放電量内で所定のエリアにおける電力需要のピークカットあるいはピークシフトを行うか否かを判定し、前記判定に基づく制御指示を前記電力制御装置に送信する。前記制御処理では、前記インバランス調整を行う場合、前記所定期間に前記電力制御装置に割り当てられた充放電量と、前記所定期間に前記他の電力制御装置に割り当てられた充放電量とを合わせた充放電量の範囲で、前記蓄電装置の充放電量を制御させる。
一実施形態によれば、所定のエリアにおける電力の調達計画の達成率の改善を図ることができる電力制御システム、電力制御装置、電力制御方法およびプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る電力制御システムの構成例を示す図である。 図1に示す第1電力制御装置が立案する調達計画について説明するための図である。 調達計画、需要予測、発電予測、充電計画および放電計画の変更について説明するための図である。 図1に示す第1電力制御装置の構成例を示す図である。 図1に示す第2電力制御装置の構成例を示す図である。 図1に示す第2電力制御装置によるインバランス調整の要否の判定方法を説明するための図である。 図1に示す第2電力制御装置によるインバランス調整の要否の判定方法を説明するための図である。 従来のインバランス調整について説明するための図である。 第1電力制御装置による充放電制御について説明するための図である。 従来のインバランス調整による充放電制御について説明するための図である。 図1に示す第2電力制御装置によるインバランス調整について説明するための図である。 図1に示す電力制御システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 図1に示す電力制御システムの動作の他の一例を示すシーケンス図である。
以下、一実施形態に係る電力制御システム、電力制御装置、電力制御方法およびプログラムについて、図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る電力制御システム1の構成例を示す図である。本実施形態に係る電力制御システム1は、例えば、市町村単位といった所定のエリアにおける電力を制御するAEMS(Area Energy Management System)を構成してよい。
図1に示すように、本実施形態に係る電力制御システム1は、第1電力制御装置10と、第2電力制御装置20と、機器30とを備える。第1電力制御装置10は、第2電力制御装置20と接続される。第2電力制御装置20は、ゲートウェイ(GW)40を介して機器30と接続される。機器30は、電力制御システム1が電力を制御する所定のエリア内に設けられる。機器30は、例えば、太陽電池31、電力メータ32、蓄電装置33を含む。図1においては、第2電力制御装置20と機器30とがGW40を介して接続される例を示しているが、これに限られるものではない。第2電力制御装置20と機器30とはGW40を介さずに接続されてよい。
第1電力制御装置10は、所定のエリアにおける電力の調達計画を立案し、立案した調達計画に従い、所定のエリアにおける電力を制御する電力制御装置である。
図2は、調達計画について説明するための図である。
第1電力制御装置10は、図2に示すように、所定期間(以下、「デマンド区間」と称する。)単位で、所定のエリアにおける電力の需要予測および発電予測に応じて、所定のエリアにおける電力の調達計画を立案する。具体的には、第1電力制御装置10は、需要予測から発電予測を減算し、充電計画および放電計画に応じた値を加算または減算して、調達計画を立案する。デマンド区間は、例えば、30分間である。充電計画および放電計画は、例えば、所定のエリアにおける電力のピークカットあるいはピークシフトを行うための、蓄電装置33の充放電の計画である。電力制御システム1においては、デマンド区間ごとに、所定のエリアにおける電力需要の実績値が調達計画と一致する、すなわち、調達計画を達成することが求められる。
第1電力制御装置10は、所定時間(例えば、48時間)だけ先まで調達計画を立案する。ただし、調達計画、需要予測および発電予測はそれぞれ、対象のデマンド区間よりも所定時間だけ前まで変更可能である。例えば、調達計画は、対象のデマンド区間の1時間前まで変更可能である。したがって、対象のデマンド区間が13:00-13:29であるとすると、調達計画は、図3に示すように、11:59まで変更可能である。また、需要予測および発電予測は、対象のデマンド区間の30分前まで変更可能である。したがって、対象のデマンド区間が13:00-13:29であるとすると、需要予測および発電予測は、図3に示すように、12:29まで変更可能である。充電計画および放電計画は、対象のデマンド区間内であっても変更可能である。調達計画、需要予測および発電予測が変更できなくなった後は、充電計画および放電計画を調整することで、調達計画の達成が図られる。
第1電力制御装置10は、立案した調達計画を広域機関(OCCTO:Organization for Cross-regional Coordination of Transmission Operators)に提出してよい。第1電力制御装置10は、デマンド区間ごとに、立案した調達計画に従い、蓄電装置33の充放電を制御する。すなわち、第1電力制御装置10は、電力の需要予測および発電予測に応じた調達計画に従い、所定期間(デマンド区間)単位で、蓄電装置33の充放電を制御する。詳細は後述するが、第1電力制御装置10は、デマンド区間単位で、蓄電装置33に充放電可能な充放電量が割り当てられている。第1電力制御装置10は、デマンド区間単位で、そのデマンド区間に割り当てられた充放電量の範囲で、蓄電装置33の充放電を制御する。また、第1電力制御装置10は、所定のエリアにおける電力需要のピークカットあるいはピークシフトを行うために、蓄電装置33の充放電を制御してよい。第1電力制御装置10は、蓄電装置33の充放電を制御する制御指示を第2電力制御装置20に送信する。この制御指示に従い、蓄電装置33の充放電が制御される。また、第1電力制御装置10は、調達計画、需要予測および発電予測を、第2電力制御装置20に送信する。
図4は、第1電力制御装置10の構成例を示す図である。
図4に示すように、第1電力制御装置10は、記憶部11と、通信部12と、制御部13とを備える。
記憶部11は、第1電力制御装置10の動作に必要な種々の情報を記憶するメモリである。記憶部11は、制御部13による演算結果などの各種データを記憶してよい。記憶部11は、例えば、半導体メモリまたは磁気ディスクなどにより構成することができるが、これらに限られず、任意の記憶装置により構成することができる。記憶部11は、第1電力制御装置10に挿入されたメモリカードのような記憶媒体であってよい。記憶部11は、後述する制御部13として用いられるCPU(Central Processing Unit)の内部メモリであってよい。
通信部12は、無線通信をはじめとする各種の通信機能を有する通信インタフェースである。通信部12は、例えば、LTE(Long Term Evolution)などの種々の通信方式により通信を実現する。通信部12は、例えば、ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)において通信方式が標準化されたモデムを含んでよい。通信部12は、WiFi(Wireless Fidelity)またはBluetooth(登録商標)などの種々の方式により無線通信を実現してよい。通信部12が送受信する各種の情報は、記憶部11に記憶してよい。通信部12は、電波を送受信するためのアンテナおよび適当なRF(Radio Frequency)部などを含めて構成してよい。通信部12は、無線通信を行うための既知の技術により構成することができるため、より詳細なハードウェアの説明は省略する。
通信部12は、制御部13の制御に従い、調達計画、需要予測および発電予測を、第2電力制御装置20に送信してよい。通信部12は、制御部13の制御に従い、蓄電装置33の充放電を制御する制御指示を第2電力制御装置20に送信してよい。通信部12は、機器30による電力需要の実績値を示す実績データを第2電力制御装置20から受信し、制御部13に出力してよい。
制御部13は、第1電力制御装置10全体の動作を制御するコントローラである。制御部13は、種々の機能を実行するための制御および処理能力を提供するために、例えば、CPUのような、少なくとも1つのプロセッサを含んでよい。制御部13は、1つのプロセッサで実現してよいし、複数のプロセッサで実現してよい。制御部13は、単一の集積回路として実現されてよい。プロセッサは、通信可能に接続された複数の集積回路およびディスクリート回路として実現されてよい。制御部13は、CPUおよび当該CPUで実行されるプログラムとして構成されてよい。制御部13において実行されるプログラムおよび制御部13において実行された処理の結果などは、記憶部11に記憶されてよい。
制御部13は、所定のエリアにおける電力の需要予測および発電予測に応じた電力の調達計画を立案する。制御部13は、調達計画に従い、デマンド区間単位で、そのデマンド区間に第1電力制御装置10に割り当てられた充放電量の範囲で、蓄電装置33の充放電を制御する。制御部13は、調達計画、需要予測および発電予測を、通信部12に第2電力制御装置20へ送信させてよい。制御部13は、蓄電装置33の充放電を制御する制御指示を、通信部12に第2電力制御装置20へ送信させてよい。
図1を再び参照すると、第2電力制御装置20は、所定のエリアにおける電力の需要実績と調達計画との不整合(インバランス)を低減するように、所定のエリアにおける電力需要を調整するインバランス調整を行う電力制御装置である。第2電力制御装置20は、第1電力制御装置10から送信されてきた蓄電装置33への制御指示を受信し、GW40を介して蓄電装置33に転送してよい。第2電力制御装置20は、他の電力制御装置である第1電力制御装置10から送信されてきた、調達計画、需要予測および発電予測を受信する。第2電力制御装置20は、機器30からGW40を介して所定の時間間隔(例えば、1分間)で送信されてきた、機器30における電力需要の実績値(実績データ)を受信する。第2電力制御装置20は、各機器30から取得した実績データを所定時間(例えば、30分間)分纏めて、第1電力制御装置10に送信してよい。
第2電力制御装置20は、蓄電装置33の充放電制御なしに、調達計画が達成されないと判定すると、インバランス調整を行う。具体的には、第2電力制御装置20は、需要予測および発電予測に応じた調達計画と、所定のエリアにおける電力需要の実績値との誤差に基づき、インバランス調整を行うか否かを判定する。第2電力制御装置20は、インバランス調整を行うと判定した場合、第1電力制御装置10よりも短い所定期間(例えば、1分間)単位で、蓄電装置33の充放電を制御する。ここで、詳細は後述するが、第2電力制御装置20は、デマンド区間単位で、インバランス調整により蓄電装置33に充放電可能な充放電量が割り当てられている。
図5は、第2電力制御装置20の構成例を示す図である。
図5に示す第2電力制御装置20は、記憶部21と、通信部22,23と、制御部24とを備える。
記憶部21は、第2電力制御装置20の動作に必要な種々の情報を記憶するメモリである。記憶部21は、一実施形態に係るプログラムを記憶してよい。記憶部21は、制御部24による演算結果などの各種データを記憶してよい。記憶部21は、例えば、半導体メモリまたは磁気ディスクなどにより構成することができるが、これらに限られず、任意の記憶装置により構成することができる。記憶部21は、第2電力制御装置20に挿入されたメモリカードのような記憶媒体であってよい。記憶部21は、後述する制御部24として用いられるCPUの内部メモリであってよい。
通信部22は、通信部12の通信方式に対応する通信方式による通信機能を有する通信インタフェースである。
通信部22は、他の電力制御装置である第1電力制御装置10から送信されてきた制御指示を受信し、制御部24に出力してよい。通信部22は、第1電力制御装置10からの、調達計画、需要予測および発電予測を受信し、制御部24に出力する。通信部22は、制御部24の制御に従い、所定時間(例えば、30分間)分の機器30の電力需要の実績データを纏めて、第1電力制御装置10に送信してよい。
通信部23は、無線通信をはじめとする各種の通信機能を有する通信インタフェースである。通信部23は、例えば、LTEなどの種々の通信方式により通信を実現する。通信部23は、例えば、ITU-Tにおいて通信方式が標準化されたモデムを含んでよい。通信部23は、WiFiまたはBluetooth(登録商標)などの種々の方式により無線通信を実現してよい。通信部23が送受信する各種の情報は、記憶部21に記憶してよい。通信部23は、電波を送受信するためのアンテナおよび適当なRF部などを含めて構成してよい。通信部23は、無線通信を行うための既知の技術により構成することができるため、より詳細なハードウェアの説明は省略する。
通信部23は、GW40を介して機器30から送信されてきた電力需要の実績データを受信し、制御部24に出力してよい。通信部23は、制御部24の制御に従い、蓄電装置33の充放電を制御する制御指示を蓄電装置33に送信してよい。
制御部24は、第2電力制御装置20全体の動作を制御するコントローラである。制御部24は、種々の機能を実行するための制御および処理能力を提供するために、例えば、CPUのような、少なくとも1つのプロセッサを含んでよい。制御部24は、1つのプロセッサで実現してよいし、複数のプロセッサで実現してよい。制御部24は、単一の集積回路として実現されてよい。プロセッサは、通信可能に接続された複数の集積回路およびディスクリート回路として実現されてよい。制御部24は、CPUおよび当該CPUで実行されるプログラムとして構成されてよい。制御部24において実行されるプログラムおよび制御部24において実行された処理の結果などは、記憶部21に記憶されてよい。
制御部24は、通信部22から蓄電装置33への制御指示が出力されると、その制御指示を通信部23にGW40を介して蓄電装置33へ送信させてよい。制御部24は、通信部23から機器30における電力需要の実績データが出力されると、所定時間分の実績データを纏めて、通信部22に第1電力制御装置10へ送信させてよい。
制御部24は、調達計画および電力需要の実績データに基づき、インバランス調整を行うか否かを判定する。具体的には、制御部24は、調達計画と、電力需要の実績データ(実績値)との誤差に基づき、インバランス調整を行うか否かを判定する。制御部24は、インバランス調整を行うと判定した場合、第1電力制御装置10よりも短い所定期間(例えば、1分間)単位で蓄電装置33の充放電を制御する。具体的には、制御部24は、蓄電装置33の充放電を制御する制御指示を、通信部23に蓄電装置33へ送信させる。
図1を再び参照すると、機器30は、GW40を介して第2電力制御装置20と接続される。機器30は、所定の時間(例えば、1分)間隔で、機器30における電力需要の実績データを、GW40を介して第2電力制御装置20に送信する。上述したように、機器30は、例えば、太陽電池31、電力メータ32および蓄電装置33を含む。
太陽電池31は、太陽光のエネルギーを直流電力に変換する。太陽電池31は、例えば、光電変換セルを有する発電部がマトリクス状に接続され、所定の直流電流を出力するように構成される。太陽電池31は、シリコン系多結晶太陽電池、シリコン系単結晶太陽電池またはCIGSなどの薄膜系太陽電池など、光電変換可能なものであれば種類は制限されない。
電力メータ32は、負荷により消費されるまたは供給される電力量を計測する。
蓄電装置33は、リチウムイオン電池またはニッケル水素電池などの蓄電池を備える。蓄電装置33は、充電された電力を放電することにより、電力を供給可能である。また、蓄電装置33は、電力系統あるいは太陽電池31などから供給された電力を充電可能である。蓄電装置33は、第2電力制御装置20から送信される制御指示に従い、充放電可能である。
次に、第2電力制御装置20によるインバランス調整の要否の判定について、図6A,6Bを参照してより詳細に説明する。図6Aは、調達計画から実績値を減算して、調達計画と実績値との誤差を求める場合を示している。図6Bは、実績値から調達計画と減算して、調達計画と実績値との誤差を求める場合を示している。図6A,6Bにおいて、縦軸は、調達計画に対する、調達計画と実績値との誤差の割合(誤差率)を示し、横軸は、対象のデマンド区間の開始からの経過時間を示す。
第2電力制御装置20は、図6Aに示すように、誤差率が所定の充電閾値を上回ると、すなわち、誤差率が充電閾値よりも大きい充電必要エリアに達すると、インバランス調整による蓄電装置33の充電が必要であると判定する。また、第2電力制御装置20は、誤差率が所定の放電閾値を下回ると、すなわち、誤差率が放電閾値よりも小さい放電必要エリアに達すると、インバランス調整による蓄電装置33の放電が必要であると判定する。
また、第2電力制御装置20は、図6Bに示すように、誤差率が所定の放電閾値を上回ると、すなわち、誤差率が放電閾値よりも大きい放電必要エリアに達すると、インバランス調整による蓄電装置33の放電が必要であると判定する。また、第2電力制御装置20は、誤差率が所定の充電閾値を上回ると、すなわち、誤差率が充電閾値よりも小さい充電必要エリアに達すると、インバランス調整による蓄電装置33の充電が必要であると判定する。
第2電力制御装置20は、誤差率と充電閾値・放電閾値との比較を、所定の時間間隔(例えば、1分間隔)で行う。第2電力制御装置20は、比較の結果、誤差率が充電必要エリアあるいは放電必要エリアに達した時点で、インバランス調整が必要であると判定する。
図7は、従来のインバランス調整について説明するための図である。
蓄電装置33は、一日に充電可能な充電量(日許容充電量)および一日に放電可能な放電量(日許容放電量)が定められている。第1電力制御装置10は、蓄電装置33の日許容充電量のうち、所定の充電量が、一日に制御可能な充電量(充電制御量)として割り当てられる。また、第1電力制御装置10は、蓄電装置33の日許容放電量のうち、所定の放電量が、一日に制御可能な放電量(放電制御量)として割り当てられる。第1電力制御装置10は、図8に示すように、デマンド区間ごとに、割り当てられた充電制御量および放電制御量の範囲内で、調達計画に従い、蓄電装置33の充電を制御する。
従来のインバランス調整による蓄電装置33への充電は、日許容充電量から充電制御量を引いた調整用日充電量の範囲内で制御される。また、従来のインバランスによる蓄電装置33からの放電は、日許容放電量から放電制御量を引いた調整用日放電量の範囲内で制御される。
図9は、従来のインバランス調整における、デマンド区間ごとの、インバランス調整に使用可能な充電量(使用可能充電量)、および、インバランス調整に使用可能な放電量(使用可能放電量)を示す図である。図9に示すように、従来のインバランス調整においては、デマンド区間ごとに、使用可能充電量および使用可能放電量が割り当てられる。1日の最後のデマンド区間における使用可能充電量は調整用日充電量以下である。また、1日の最後のデマンド区間における使用可能放電量は調整用日放電量以下である。すなわち、従来のインバランス調整では、調整用日充電量を超えない、各デマンド区間に割り当てられた使用可能充電量の範囲内で、インバランス調整により蓄電装置33の充電が制御される。また、従来のインバランス調整では、調整用日放電量を超えない、各デマンド区間に割り当てられた使用可能放電量の範囲内で、インバランス調整により蓄電装置33の充電が制御される。
したがって、従来のインバランス調整では、蓄電装置33の充電は、日許容充電量から第1電力制御装置10による充電制御量を引いた調整用日充電量の範囲でしか行うことができない。具体的には、従来のインバランス調整では、図7に示すように、インバランス調整を行う対象デマンド区間の使用可能充電量から、蓄電池充電量の実績値を差し引いた充電量が、対象デマンド区間でインバランス調整に使用可能な充電量(対象デマンド区間用充電量)となる。ここで、蓄電池充電量の実績値は、対象デマンド区間の直前のデマンド区間までのインバランス調整による充電量の合計値である。
また、従来のインバランス調整では、蓄電装置33の放電は、日許容放電量から第1電力制御装置10による放電制御量を引いた調整用日放電量の範囲でしか行うことができない。具体的には、従来のインバランス調整では、図7に示すように、対象デマンド区間の使用可能放電量から、蓄電池放電量の実績値を差し引いた放電量が、対象デマンド区間でインバランス調整に使用可能な放電量(対象デマンド区間用放電量)となる。ここで、蓄電池放電量の実績値は、対象デマンド区間の直前のデマンド区間までのインバランス調整による放電量の合計値である。
このように、従来のインバランス調整では、蓄電装置33の充放電は、調整用日充電量・調整用日放電量の範囲でしか制御できない。そのため、調達計画と需要実績との誤差によっては、調達計画を達成できないことがある。また、インバランス調整が行われる場合、第1電力制御装置10による蓄電装置33の充放電は行われない。そのため、従来のインバランス調整では、第1電力制御装置10に割り当てられた充電制御量および放電制御量を有効に利用することができなかった。すなわち、上述したように、所定の時間間隔(例えば、1分間隔)で、誤差率と充電閾値・放電閾値との比較が行われ、インバランス調整の要否が判定される。ここで、従来のインバランス調整では、インバランス調整が必要であると判定された場合に、調整用日充電量・調整用日放電量の範囲でしか蓄電装置33の充放電を制御することができなかった。したがって、第1電力制御装置10に割り当てられた充電制御量および放電制御量はインバランス調整には利用されないままとなっていた。
そこで、本実施形態においては、第2電力制御装置20は、インバランス調整を行う対象デマンド区間に第2電力制御装置20に割り当てられた充放電量と、対象デマンド区間に第1電力制御装置10に割り当てられた充放電量とを合わせた充放電量の範囲で、蓄電装置33の充放電を制御する。
より具体的には、図10に示すように、第2電力制御装置20は、対象デマンド区間に第2電力制御装置20に割り当てられた使用可能充電量から、蓄電池充電量の実績値を差し引き、対象デマンド区間に第1電力制御装置10に割り当てられた充電制御量を加えた充電量を、対象デマンド区間用充電量とする。また、第2電力制御装置20は、対象デマンド区間に第2電力制御装置20に割り当てられた使用可能放電量から、蓄電池放電量の実績値を差し引き、対象デマンド区間に第1電力制御装置10に割り当てられた放電制御量を加えた充電量を、対象デマンド区間用充電量とする。
このように本実施形態においては、第2電力制御装置20は、インバランス調整を行う対象デマンド区間に第2電力制御装置20に割り当てられた充放電量と、対象デマンド区間に第1電力制御装置10に割り当てられた充放電量とを合わせた充放電量の範囲で、蓄電装置33の充放電を制御する。そのため、従来のインバランス調整と比べて、より大きな充放電量の範囲でインバランス調整を行うことができるので、調達計画の達成率の向上を図ることができる。
例えば、所定のデマンド区間における第1電力制御装置10の充放電制御量が100kWであり、第2電力制御装置20のインバランス調整に割り当てられた充放電量が30kWであったとする。そのデマンド区間では、従来のインバランス調整では、第2電力制御装置20は、30kWの範囲でしか、蓄電装置33の充放電を制御することができない。一方、本実施形態においては、第2電力制御装置20は、第1電力制御装置10が利用可能な100kWを加えた、130kWの範囲で、蓄電装置33の充放電を制御することができる。したがって、より柔軟にインバランス調整を行うことができ、調達計画の達成率の向上を図ることができる。
図11は、電力制御システム1の動作の一例を示すフローチャートであり、第2電力制御装置20における電力制御方法について説明するための図である。図11においては、機器30として電力メータ32および蓄電装置33を示しているが、上述したように、機器30には太陽電池31などが含まれてよい。
第1電力制御装置10は、調達計画に従い蓄電装置33の充放電を制御する制御指示を第2電力制御装置20に送信する(ステップS101)。
第2電力制御装置20は、第1電力制御装置10から制御指示を受信すると、受信した制御指示を蓄電装置33に転送する(ステップS102)。
蓄電装置33は、第2電力制御装置20から制御指示を受信すると、制御指示に対する受信応答を第2電力制御装置20に送信する(ステップS103)。
第2電力制御装置20は、蓄電装置33から制御指示に対する受信応答を受信すると、受信応答を第1電力制御装置10に転送する(ステップS104)。
電力メータ32および蓄電装置33はそれぞれ、所定時間(例えば、1分)間隔で、電力需要の実績データを第2電力制御装置20に送信する(ステップS105,S106)。
第2電力制御装置20は、所定の時間間隔(例えば、1分間隔)で、調達計画と、各機器30から受信した実績データに示される電力需要の実績値との誤差に基づき、インバランス調整の要否を判定する(ステップS107)。
第2電力制御装置20は、インバランス調整が必要であると判定すると、蓄電装置33の充放電を制御する制御指示を蓄電装置33に送信する(ステップS108)。ここで、第2電力制御装置20は、インバランス調整を行う対象デマンド区間に第2電力制御装置20に割り当てられた充放電量と、対象デマンド区間に第1電力制御装置10に割り当てられた充放電量とを合わせた充放電量の範囲で、蓄電装置33の充放電を制御する。
蓄電装置33は、第2電力制御装置20から制御指示を受信すると、制御指示に対する受信応答を第2電力制御装置20に送信する(ステップS109)。これにより、蓄電装置33の充放電が、第1電力制御装置10による制御から、第2電力制御装置20による制御に切り替わる。
このように、本実施形態に係る第2電力制御装置20における電力制御方法は、第1電力制御装置10により立案された調達計画と、所定のエリアにおける電力需要の実績値との誤差に基づき、インバランス調整を行うか否かを判定する判定ステップ(ステップS107)を含む。さらに、本実施形態に係る電力制御方法は、インバランス調整を行うと判定した場合、蓄電装置33の充放電を制御する制御ステップ(ステップS108)を含む。制御ステップでは、インバランス調整を行う場合、所定期間に第2電力制御装置20に割り当てられた充放電量と、所定期間に第1電力制御装置10に割り当てられた充放電量とを合わせた充放電量の範囲で、蓄電装置33の充放電量を制御する。
図1に示すような電力制御システム1においては、上述したように、インバランスを発生させず、調達計画を達成することが求められる。一方で、図1に示すような電力制御システム1においては、所定のエリアにおける電力需要のピークに応じた電力料金が課される。そのため、電力需要のピークをカットあるいはシフトすることが、電力料金のコスト増を防ぐために必要となる。これらの課題を個別の対策により解決しようとすると、各課題に対する対策が相反する場合がある。以下では、電力需要のピークによる電力料金のコスト増およびシフトのインバランスの発生を防ぐための電力制御システム1の動作について、図12に示すシーケンス図を参照して説明する。
第1電力制御装置10は、需要予測および発電予測に応じた調達計画を立案する(ステップS201)。
第1電力制御装置10は、調達計画に基づき、電力需要に所定値以上のピークが発生するか否かを判定する(ステップS202)。
電力需要にピークが発生すると判定した場合(ステップS202:Yes)、第1電力制御装置10は、ピークカットが必要であると判定し、ピークカットを行うために蓄電装置33の充放電を制御するピークカット動作指示を立案する(ステップS203)。
電力需要にピークが発生しないと判定した場合(ステップS202:No)、および、ピークカット動作指示を立案した後、第1電力制御装置10は、電力の購入料金が所定値より高いか否かを判定する(ステップS204)。
電力の購入料金が高いと判定した場合(ステップS204:Yes)、第1電力制御装置10は、ピークシフトが必要であると判定し、ピークシフトを行うために蓄電装置33の充放電を制御するピークシフト動作指示を立案する(ステップS205)。
電力料金が所定値より高くないと判定した場合(ステップS204:No)、および、ピークシフト動作指示を立案した後、第1電力制御装置10は、ピークカットおよびピークシフトの両方が必要であるか否かを判定する(ステップS206)。
ピークカットおよびピークシフトの両方が必要であると判定した場合(ステップS206:Yes)、第1電力制御装置10は、ピークカット動作指示を実施することによる経済的効果と、ピークシフト動作指示を実施することによる経済的効果とを試算する。第1電力制御装置10は、経済的効果が優れている動作指示を実施すると決定する(ステップS207)。
ピークカットおよびピークシフトの少なくとも一方が必要でないと判定した場合(ステップS206:No)、第1電力制御装置10は、立案している動作指示を実施すると決定する。
第1電力制御装置10は、実施すると決定した動作指示に対応する制御指示を第2電力制御装置20に送信する(ステップS208)。この制御指示は、ピークカットあるいはピークシフトを行うために蓄電装置33の充放電を制御するものである。また、第1電力制御装置10は、調達計画、需要予測、発電予測および予測誤差情報を第2電力制御装置20に送信する。
第2電力制御装置20は、第1電力制御装置10から制御指示を受信すると、受信した制御指示を蓄電装置33に転送する(ステップS209)。これにより、制御指示に従って、蓄電装置33の充放電が制御され、ピークカットあるいはピークシフトが行われる。
電力メータ32および蓄電装置33はそれぞれ、所定の時間(例えば、1分)間隔で、電力需要の実績データを第2電力制御装置20に送信する(ステップS210,S211)。
第2電力制御装置20は、調達計画と、各機器30から受信した実績データとに基づき、インバランス調整の要否を判定する(ステップS212)。
第2電力制御装置20は、インバランス調整が必要であると判定すると、蓄電装置33の充放電を制御する制御指示を蓄電装置33に送信する(ステップS213)。この制御指示は、インバランス調整を行うために蓄電装置33の充放電を制御するものである。
図12においては、第1電力制御装置10によるピークカットまたはピークシフトのための蓄電装置33の充放電制御が行われた後に、第2電力制御装置20によるインバランス調整のための蓄電装置33の充放電制御が行われる。そのため、電力需要のピークによる電力料金のコスト増およびインバランスの発生を防ぐことができる。
このように本実施形態においては、電力制御システム1は、所定のエリア内の蓄電装置33と、第1電力制御装置10と、第2電力制御装置20とを備える。第1電力制御装置10は、所定のエリアにおける電力の調達計画に従い、所定期間単位で、蓄電装置33の充放電を制御する。第2電力制御装置20は、調達計画と、所定のエリアにおける電力需要の実績値との誤差に基づき、インバランス調整を行うか否かを判定し、インバランス調整を行うと判定した場合、蓄電装置33の充放電を制御する。第1電力制御装置10および第2電力制御装置20はそれぞれ、所定期間単位で、蓄電装置33に充放電可能な充放電量が割り当てられる。第2電力制御装置20は、インバランス調整を行う場合、所定期間に第2電力制御装置20に割り当てられた充放電量と、所定期間に第1電力制御装置10に割り当てられた充放電量とを合わせた充放電量の範囲で、蓄電装置33の充放電を制御する。
そのため、より大きな充放電量の範囲でインバランス調整を行うことができるので、調達計画の達成率の向上を図ることができる。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本開示の趣旨および範囲内で、多くの変更および置換が可能であることは当業者に明らかである。したがって、本開示は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形および変更が可能である。例えば、実施形態の構成図に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
上述した実施形態は、電力制御システム1、第1電力制御装置10および第2電力制御装置20としての実施のみに限定されない。例えば、上述した実施形態は、第2電力制御装置20のような電力制御装置における電力制御方法として実施してよい。また、上述した実施形態は、第2電力制御装置20のようなコンピュータにおいて実行されるプログラムとして実施してよい。
2015年9月の国連サミットにおいて採択された17の国際目標として、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」がある。一実施形態に係る電力制御システム1は、このSDGsの17の目標のうち、例えば「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」、および「11.「住み続けられるまちづくりを」の目標などの達成に貢献し得る。
1 電力制御システム
10 第1電力制御装置(他の電力制御装置)
11 記憶部
12 通信部
13 制御部
20 第2電力制御装置(電力制御装置)
21 記憶部
22 通信部
23 通信部
24 制御部
30 機器
31 太陽電池
32 電力メータ
33 蓄電装置
40 ゲートウェイ

Claims (6)

  1. 所定のエリア内の蓄電装置と、
    前記所定のエリアにおける電力の調達計画に従い、所定期間単位で、前記蓄電装置の充放電を制御する第1電力制御装置と、
    前記調達計画と、前記所定のエリアにおける電力需要の実績値との誤差に基づき、前記所定期間において前記所定のエリアにおける電力需要を調整するインバランス調整を行うか否かを判定し、前記インバランス調整を行うと判定した場合、前記蓄電装置の充放電を制御する第2電力制御装置とを備え、
    前記第1電力制御装置および前記第2電力制御装置はそれぞれ、前記所定期間単位で、前記蓄電装置に充放電可能な充放電量が割り当てられ、
    前記第1電力制御装置は、割り当てられた充放電可能な充放電量内で所定のエリアにおける電力需要のピークカットあるいはピークシフトを行うか否かを判定し、前記判定に基づく制御指示を前記第2電力制御装置に送信し、
    前記第2電力制御装置は、前記インバランス調整を行う場合、前記所定期間に前記第2電力制御装置に割り当てられた充放電量と、前記所定期間に前記第1電力制御装置に割り当てられた充放電量とを合わせた充放電量の範囲で、前記蓄電装置の充放電を制御する、電力制御システム。
  2. 前記第2電力制御装置は、前記第1電力制御装置から送信されてきた蓄電装置へのピークシフト・ピークカットを含む電力調達計画に基づく前記制御指示を受信し、前記制御指示と、インバランス調整を行う制御指示とを、蓄電装置に送信する、請求項1に記載の電力制御システム。
  3. 前記第2電力制御装置は、前記第1電力制御装置から送信されてきた蓄電装置へのピークシフト・ピークカットを含む電力調達計画に基づく前記制御指示と、前記インバランス調整を行う制御指示に従い、蓄電装置の充放電を制御する、請求項に記載の電力制御システム。
  4. 電力制御装置であって、
    所定のエリアにおける電力の調達計画を立案し、該立案した調達計画に従い、所定期間単位で、前記所定のエリア内の蓄電装置の充放電を制御する、他の電力制御装置により立案された調達計画と、前記所定のエリアにおける電力需要の実績値との誤差に基づき、前記所定期間において前記所定のエリアにおける電力需要を調整するインバランス調整を行うか否かを判定し、前記インバランス調整を行うと判定した場合、前記蓄電装置の充放電を制御する制御部を備え、
    前記電力制御装置および前記他の電力制御装置はそれぞれ、前記所定期間単位で、前記蓄電装置に充放電可能な充放電量が割り当てられ、
    前記他の電力制御装置は、割り当てられた充放電可能な充放電量内で所定のエリアにおける電力需要のピークカットあるいはピークシフトを行うか否かを判定し、前記判定に基づく制御指示を前記電力制御装置に送信し、
    前記制御部は、前記インバランス調整を行う場合、前記所定期間に前記電力制御装置に割り当てられた充放電量と、前記所定期間に前記他の電力制御装置に割り当てられた充放電量とを合わせた充放電量の範囲で、前記蓄電装置の充放電量を制御する、電力制御装置。
  5. 電力制御装置における電力制御方法であって、
    所定のエリアにおける電力の調達計画を立案し、該立案した調達計画に従い、所定期間単位で、前記所定のエリア内の蓄電装置の充放電を制御する、他の電力制御装置により立案された調達計画と、前記所定のエリアにおける電力需要の実績値との誤差に基づき、前記所定期間において前記所定のエリアにおける電力需要を調整するインバランス調整を行うか否かを判定する判定ステップと、
    前記インバランス調整を行うと判定した場合、前記蓄電装置の充放電を制御する制御ステップと、を含み、
    前記電力制御装置および前記他の電力制御装置はそれぞれ、前記所定期間単位で、前記蓄電装置に充放電可能な充放電量が割り当てられ、
    前記他の電力制御装置は、割り当てられた充放電可能な充放電量内で所定のエリアにおける電力需要のピークカットあるいはピークシフトを行うか否かを判定し、前記判定に基づく制御指示を前記電力制御装置に送信し、
    前記制御ステップでは、前記インバランス調整を行う場合、前記所定期間に前記電力制御装置に割り当てられた充放電量と、前記所定期間に前記他の電力制御装置に割り当てられた充放電量とを合わせた充放電量の範囲で、前記蓄電装置の充放電量を制御する、電力制御方法。
  6. 電力制御装置のコンピュータに、
    所定のエリアにおける電力の調達計画を立案し、該立案した調達計画に従い、所定期間単位で、前記所定のエリア内の蓄電装置の充放電を制御する、他の電力制御装置により立案された調達計画と、前記所定のエリアにおける電力需要の実績値との誤差に基づき、前記所定期間において前記所定のエリアにおける電力需要を調整するインバランス調整を行うか否かを判定する判定処理と、
    前記インバランス調整を行うと判定した場合、前記蓄電装置の充放電を制御する制御処理と、を実行させ、
    前記電力制御装置および前記他の電力制御装置はそれぞれ、前記所定期間単位で、前記蓄電装置に充放電可能な充放電量が割り当てられ、
    前記他の電力制御装置は、割り当てられた充放電可能な充放電量内で所定のエリアにおける電力需要のピークカットあるいはピークシフトを行うか否かを判定し、前記判定に基づく制御指示を前記電力制御装置に送信し、
    前記制御処理では、前記インバランス調整を行う場合、前記所定期間に前記電力制御装置に割り当てられた充放電量と、前記所定期間に前記他の電力制御装置に割り当てられた充放電量とを合わせた充放電量の範囲で、前記蓄電装置の充放電量を制御させる、プログラム。
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