JP7473443B2 - 箱用耐水紙製内袋 - Google Patents
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Description
従来、水産物や液状物などを収容する紙製の箱として、内面に防水処理が施された段ボールによって組み立てられた箱が知られている(例えば特許文献1参照。)。
従来、耐水性のある紙製の袋として、内面に熱可塑性樹脂を施した原紙によって底部に襞分を有し前後壁の側辺を熱融着によって一体に閉塞した筒状の防水袋が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、シートの縦方向に、間に箱の内寸幅以下の寸法を空け且つシートの縱側辺との寸法を第2基準線と第3基準線の間の寸法の半分強とした第6基準線と第7基準線を設定し、第4基準線の左端から第2基準線と第6基準線の交点の位置までを繋ぐ斜め直線状の第1折線部を設け、第4基準線の右端から第2基準線と第7基準線の交点の位置までを繋ぐ斜め直線状の第2折線部を設け、第5基準線の左端から第3基準線と第6基準線の交点の位置までを繋ぐ斜め直線状の第3折線部を設け、第5基準線の右端から第3基準線と第7基準線の交点の位置までを繋ぐ斜め直線状の第4折線部を設け、シートを第1基準線から外面側に向かって山折りするとともに第2基準線、第3基準線から内面側に向かって谷折りして重ね合わせ、重ね合わせた前後のシート片の左右側辺を上端から第4基準線と第5基準線の位置までシールして第1、第2シール部を形成し、山折りした第1基準線の両側に位置し谷折りにより重なり合うシートの一方の重なり部の左右側辺をシールして第3、第4シール部を形成し、他方の重なり部の左右側辺をシールして第5、第6シール部を形成したことを特徴とする。
図1~図6は本発明に係る箱用耐水紙製内袋の実施の形態の第1例を示すものであり、図1は第1例の箱用耐水紙製内袋の斜視図、図2は図1に示す箱用耐水紙製内袋の展開図、図、3、図4、図5、図6は図1に示す内袋を組み立てる過程を示す説明図である。
紙基材にあっては、本例ではクラフト紙を使用している。また、本例では、熱可塑性樹脂は紙基材への塗工により設けられている。塗工されたシート2の塗工された面側から測定したコッブ吸水度が120秒で3g/m2以下であるか、30分で25g/m2以下であることが好ましい。
なお、コッブ吸水度は、JIS P 8140に規定されたコッブ法に準拠して、100mlの蒸留水を塗工層に接触させ、規定時間後に吸収された水の単位面積あたりの重量を測定した。コッブ給水度の数値が低いほど箱用耐水紙製内袋1の防水性は高いものとなる。
第6基準線8と第7基準線9とシート2の縱側辺の間の寸法L4を第2基準線4と第3基準線5の間の寸法L1の半分強としたのは、寸法L1の半分を超える範囲を、後述する第1シール部、第2シール部、第3シール部、第4シール部、第5シール部、第6シール部のシール幅として確保するためである。
これら第1折線部11、第2折線部13、第3折線部15、第4折線部17は必ずしも設ける必要はないが、設けておけば後述するように箱用耐水紙製内袋1を箱状に組み立てる作業を容易に行えることになる。
先ず、シート2を第1基準線3から外面側に向かって山折りし(図3参照。)、そして、第2基準線4、第3基準線5から内面側に向かって谷折りして重ね合わせる(図4参照。)。
山折りした第1基準線3の両側に位置し谷折りにより重なり合うシート2の一方の重なり部20の左右側辺をシールして第3シール部22、第4シール部23を形成し、他方の重なり部21の左右側辺をシールして第5シール部24、第6シール部25を形成する(図5、図6参照。)。
このとき、本例では、第4基準線6の左端6aから第2基準線4と第6基準線8の交点10の位置までを繋ぐ斜め直線状の第1折線部11を設け、第4基準線6の右端6bから第2基準線4と第7基準線9の交点12の位置までを繋ぐ斜め直線状の第2折線部13を設け、第5基準線7の左端7aから第3基準線5と第6基準線8の交点14の位置までを繋ぐ斜め直線状の第3折線部15を設け、第5基準線7の右端7bから第3基準線5と第7基準線9の交点16の位置までを繋ぐ斜め直線状の第4折線部17を設けているので、第1折線部11、第2折線部13、第3折線部15、第4折線部17をそれぞれ山折りすることにより、第2基準線4と第3基準線5の外側のシート2の面および第6基準線8、第7基準線9の外側のシート2の面を容易に立ち上げることができる。
第2例の箱用耐水紙製内袋1と第1例の箱用耐水紙製内袋1との違いは、山折りした第1基準線3の両側に位置し谷折りにより重なり合うシート2の重なり部20,21の構成にある。
なお、図8、図9、図10に付した符号(29)、(30)、(31)、(32)は、後に説明するところの箱用耐水紙製内袋1を形成する際にシート2をシールするシール部予定箇所を示すものである。
その他の効果は第1例と同様なので、第1例の説明を援用する。
第3例の箱用耐水紙製内袋1と第1例の箱用耐水紙製内袋1との違いは、山折りした第1基準線3の両側に位置し谷折りにより重なり合うシート2の重なり部20,21の構成にある。
また、第3例では、第1例と同様に、シート2の縦方向に、間に箱40の内寸幅W以下の寸法L3を空け且つシート2の縱側辺との寸法L4を第2基準線4と第3基準線5の間の寸法L1の半分強とした第6基準線8と第7基準線9を設定しているが、第6基準線8と第7基準線9とシート2の縱側辺の間の寸法L4を第2基準線4と第3基準線5の間の寸法L1の半分強としたのは、寸法L1の半分を超える範囲を、後述する第1シール部、第2シール部、第11シール部、第12シール部、第13シール部、第14シール部のシール幅として確保するためである。
なお、図14、図15,図16に付した符号(33)、(34)、(35)、(36)は、後に説明するところの箱用耐水紙製内袋1を形成する際にシート2をシールするシール部予定箇所を示すものである。
その他の効果は第1例と同様なので、第1例の説明を援用する。
2 シート
2a、2b シート片
3 第1基準線
3a 第1基準線の左端
3b 第1基準線の右端
4 第2基準線
5 第3基準線
6 第4基準線
6a 第4基準線の左端
6b 第4基準線の右端
7 第5基準線
7a 第5基準線の左端
7b 第5基準線の右端
8 第6基準線
9 第7基準線
10 交点
11 第1折線部
12 交点
13 第2折線部
14 交点
15 第3折線部
16 交点
17 第4折線部
18 第1シール部
19 第2シール部
20、21 重なり部
22 第3シール部
23 第4シール部
24 第5シール部
25 第6シール部
26 底部
27 一方の側壁部
28 他方の側壁部
29 第7シール部
30 第8シール部
31 第9シール部
32 第10シール部
33 第11シール部
34 第12シール部
35 第13シール部
36 第14シール部
40 箱
D 箱の内寸奥行
W 箱の内寸幅
H 箱の内寸高さ
Claims (6)
- 箱内に配置される箱用耐水紙製内袋であって、紙基材の内面に熱可塑性樹脂を施した矩形状のシートに、該シートの中央横方向に第1基準線を設定し、第1基準線を中間に挟んで上下対称位置に箱の内寸奥行以下の寸法を空けて第2基準線と第3基準線を設定し、第2基準線と第3基準線のそれぞれの外側に、第2基準線と第3基準線の間の寸法の半分の寸法を空けて第4基準線と第5基準線を設定し、また、シートの縦方向に、間に箱の内寸幅以下の寸法を空け且つシートの縱側辺との寸法を第2基準線と第3基準線の間の寸法の半分強とした第6基準線と第7基準線を設定し、
第4基準線の左端から第2基準線と第6基準線の交点の位置までを繋ぐ斜め直線状の第1折線部を設け、第4基準線の右端から第2基準線と第7基準線の交点の位置までを繋ぐ斜め直線状の第2折線部を設け、第5基準線の左端から第3基準線と第6基準線の交点の位置までを繋ぐ斜め直線状の第3折線部を設け、第5基準線の右端から第3基準線と第7基準線の交点の位置までを繋ぐ斜め直線状の第4折線部を設け、
シートを第1基準線から外面側に向かって山折りするとともに第2基準線、第3基準線から内面側に向かって谷折りして重ね合わせ、重ね合わせた前後のシート片の左右側辺を上端から第4基準線と第5基準線の位置までシールして第1、第2シール部を形成し、山折りした第1基準線の両側に位置し谷折りにより重なり合うシートの一方の重なり部の左右側辺をシールして第3、第4シール部を形成し、他方の重なり部の左右側辺をシールして第5、第6シール部を形成したことを特徴とする箱用耐水紙製内袋。 - 第4基準線と第5基準線からシートの上下辺までの寸法を箱の内寸高さ以上としたことを特徴とする請求項1に記載の箱用耐水紙製内袋。
- 山折りした第1基準線の両側に位置し谷折りにより重なり合うシートの一方の重なり部に、第1折線部に沿って重なり部のシートをシールする第7シール部と、第2折線部に沿って重なり部のシートをシールする第8シール部を形成し、他方の重なり部に、第3折線部に沿って重なり部のシートをシールする第9シール部と、第4折線部に沿って重なり部のシートをシールする第10シール部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の箱用耐水紙製内袋。
- 箱内に配置される箱用耐水紙製内袋であって、紙基材の内面に熱可塑性樹脂を施した矩形状のシートに、該シートの中央横方向に第1基準線を設定し、第1基準線を中間に挟んで上下対称位置に箱の内寸奥行以下の寸法を空けて第2基準線と第3基準線を設定し、第2基準線と第3基準線のそれぞれの外側に、第2基準線と第3基準線の間の寸法の半分の寸法を空けて第4基準線と第5基準線を設定し、また、シートの縦方向に、間に箱の内寸幅以下の寸法を空け且つシートの縱側辺との寸法を第2基準線と第3基準線の間の寸法の半分強とした第6基準線と第7基準線を設定し、
シートを第1基準線から外面側に向かって山折りするとともに第2基準線、第3基準線から内面側に向かって谷折りして重ね合わせ、重ね合わせた前後のシート片の左右側辺を上端から第4基準線と第5基準線の位置までシールして第1、第2シール部を形成し、山折りした第1基準線の両側に位置し谷折りにより重なり合うシートの一方の重なり部に、第2基準線からの谷折りにより第4基準線の左端のシール位置に重なる第1基準線の左端から、第2基準線と第6基準線の交点の位置まで斜め直線状にシールして第11シール部を形成するとともに、第2基準線からの谷折りにより第4基準線の右端のシール位置に重なる第1基準線の右端から、第2基準線と第7基準線の交点の位置まで斜め直線状にシールして第12シール部を形成し、また、他方の重なり部に、第3基準線からの谷折りにより第5基準線の左端のシール位置に重なる第1基準線の左端から、第3基準線と第6基準線の交点の位置まで斜め直線状にシールして第13シール部を形成するとともに、第3基準線からの谷折りにより第5基準線の右端のシール位置に重なる第1基準線の右端から、第3基準線と第7基準線の交点の位置まで斜め直線状にシールして第14シール部を形成したことを特徴とする箱用耐水紙製内袋。 - 第4基準線と第5基準線からシートの上下辺までの寸法を箱の内寸高さ以上としたことを特徴とする請求項4に記載の箱用耐水紙製内袋。
- 前記熱可塑性樹脂は前記紙基材への塗工により設けられ、塗工された前記シートの塗工された面側からJIS P 8140に準拠し測定したコッブ吸水度が120秒で3g/m2以下であるか、30分で25g/m2以下であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の箱用耐水紙製内袋。
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