JP7497385B2 - ガソリン代替燃料の製造方法およびガソリン代替燃料 - Google Patents

ガソリン代替燃料の製造方法およびガソリン代替燃料 Download PDF

Info

Publication number
JP7497385B2
JP7497385B2 JP2022053815A JP2022053815A JP7497385B2 JP 7497385 B2 JP7497385 B2 JP 7497385B2 JP 2022053815 A JP2022053815 A JP 2022053815A JP 2022053815 A JP2022053815 A JP 2022053815A JP 7497385 B2 JP7497385 B2 JP 7497385B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methanol
light naphtha
alternative fuel
compatibilizer
producing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022053815A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023146578A (ja
Inventor
浩平 葛岡
琢真 新井
雅之 中津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2022053815A priority Critical patent/JP7497385B2/ja
Priority to CN202310261882.6A priority patent/CN116891767A/zh
Publication of JP2023146578A publication Critical patent/JP2023146578A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7497385B2 publication Critical patent/JP7497385B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10L—FUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G OR C10K; LIQUIFIED PETROLEUM GAS; USE OF ADDITIVES TO FUELS OR FIRES; FIRE-LIGHTERS
    • C10L1/00—Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/10—Liquid carbonaceous fuels containing additives
    • C10L1/14—Organic compounds
    • C10L1/16—Hydrocarbons
    • C10L1/1616—Hydrocarbons fractions, e.g. lubricants, solvents, naphta, bitumen, tars, terpentine
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10L—FUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G OR C10K; LIQUIFIED PETROLEUM GAS; USE OF ADDITIVES TO FUELS OR FIRES; FIRE-LIGHTERS
    • C10L1/00—Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/10—Liquid carbonaceous fuels containing additives
    • C10L1/14—Organic compounds
    • C10L1/18—Organic compounds containing oxygen
    • C10L1/182—Organic compounds containing oxygen containing hydroxy groups; Salts thereof
    • C10L1/1822—Organic compounds containing oxygen containing hydroxy groups; Salts thereof hydroxy group directly attached to (cyclo)aliphatic carbon atoms
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10L—FUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G OR C10K; LIQUIFIED PETROLEUM GAS; USE OF ADDITIVES TO FUELS OR FIRES; FIRE-LIGHTERS
    • C10L1/00—Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/10—Liquid carbonaceous fuels containing additives
    • C10L1/14—Organic compounds
    • C10L1/18—Organic compounds containing oxygen
    • C10L1/182—Organic compounds containing oxygen containing hydroxy groups; Salts thereof
    • C10L1/1822—Organic compounds containing oxygen containing hydroxy groups; Salts thereof hydroxy group directly attached to (cyclo)aliphatic carbon atoms
    • C10L1/1824—Organic compounds containing oxygen containing hydroxy groups; Salts thereof hydroxy group directly attached to (cyclo)aliphatic carbon atoms mono-hydroxy
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10L—FUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G OR C10K; LIQUIFIED PETROLEUM GAS; USE OF ADDITIVES TO FUELS OR FIRES; FIRE-LIGHTERS
    • C10L10/00—Use of additives to fuels or fires for particular purposes
    • C10L10/10—Use of additives to fuels or fires for particular purposes for improving the octane number

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)

Description

本発明は、再生可能エネルギーを用いたガソリン代替燃料の製造方法およびガソリン代替燃料に関する。
従来、石油代替燃料としての燃料組成物が知られている(例えば特許文献1参照)。上記特許文献1記載の燃料組成物は、多割合のメタノールまたはエタノールと、15~25容量%のベンゼン、トルエンまたはキシレンと、12~30容量%の石油精製工場における流動接触分解装置から留出する芳香族成分に富む留分と、相溶剤として、1~25容量%のC3~C5のアルコールとを含有する。
特開平02-022388号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の燃料組成物では、原料として化石燃料が用いられるため、最終的に製造される燃料の単位エネルギーあたりの炭素排出量(炭素強度)を抑制することが難しい。気候変動の緩和または影響軽減に寄与する観点では、炭素強度の高い化石燃料の消費量を抑制することが望ましい。
本発明の一態様は、再生可能電力を用いたフィッシャー・トロプシュ合成により得られたFT軽質ナフサと再生可能電力を用いたメタノール合成により得られたメタノールとを混合してガソリン代替燃料を製造するガソリン代替燃料の製造方法である。
ガソリン代替燃料の製造方法は、FT軽質ナフサのオクタン価を測定し、測定されたFT軽質ナフサのオクタン価と予め定められた目標オクタン価とに基づいてFT軽質ナフサに対するメタノールの混合量を決定し、決定されたメタノールの混合量に基づいてFT軽質ナフサとメタノールとを相溶させる相溶剤の混合量を決定し、決定されたFT軽質ナフサに対するメタノールの混合量と相溶剤の混合量とに応じてFT軽質ナフサとメタノールと相溶剤とを混合することを含む。
本発明によれば、炭素強度の低いガソリン代替燃料を製造することができる。
再生可能エネルギーを利用して製造される再生可能燃料について説明するための図。 燃料の炭素強度について説明するための図。 ガソリン代替燃料を製造するために必要なメタノールの混合量について説明するための図。 FT軽質ナフサとメタノールとの相分離について説明するための図。 相分離を解消するために必要な相溶剤の、メタノールに対する混合量について説明するための図。 相分離を解消するために必要な相溶剤の、混合物全体に対する混合量について説明するための図。 本発明の実施形態に係るガソリン代替燃料の製造方法を例示する図。
以下、図1~図6を参照して本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態に係るガソリン代替燃料の製造方法は、オクタン価の低い軽質ナフサとオクタン価の高いメタノールとを混合することで、オクタン価がガソリン相当となるガソリン代替燃料を製造する。特に、再生可能電力を用いたフィッシャー・トロプシュ合成により得られたFT軽質ナフサと、再生可能電力を用いたメタノール合成により得られたメタノールとを混合することで、炭素強度が極めて低いガソリン代替燃料を製造する。
地球の平均気温は、大気中の温室効果ガスにより、生物に適した温暖な状態に保たれている。具体的には、太陽光で暖められた地表面から宇宙空間へと放射される熱の一部を温室効果ガスが吸収し、地表面へと再放射することで、大気が温暖な状態に保たれている。このような大気中の温室効果ガスの濃度が増加すると、地球の平均気温が上昇する(地球温暖化)。
温室効果ガスの中でも地球温暖化への寄与が大きい二酸化炭素の大気中における濃度は、植物や化石燃料として地上や地中に固定された炭素と、二酸化炭素として大気中に存在する炭素とのバランスによって決定される。例えば、植物の生育過程での光合成により大気中の二酸化炭素が吸収されると大気中の二酸化炭素濃度が減少し、化石燃料の燃焼により二酸化炭素が大気中に放出されると大気中の二酸化炭素濃度が増加する。地球温暖化を抑制するには、化石燃料を太陽光、風力、水力、地熱、あるいはバイオマスなどの再生可能エネルギーで代替し、炭素排出量を低減することが必要となる。
図1は、このような再生可能エネルギーを利用して製造される再生可能燃料(e-fuel)について説明するための図である。図1に示すように、太陽光発電や風力発電、水力発電、地熱発電などにより再生可能電力が生成され、再生可能電力により水の電気分解が行われて再生可能水素が生成される。さらに、再生可能水素と、工場排ガスなどから回収された二酸化炭素とを利用し、FT(フィッシャー・トロプシュ)合成により再生可能燃料としてのFT粗油が生成されるとともに、メタノール合成により再生可能燃料としてのメタノールが生成される。
FT粗油には、重合反応であるFT合成プロセスの原理上、多様な成分が含まれる。このようなFT粗油は、沸点範囲に応じて分留し、再生可能燃料としてのFTディーゼル、ジェット燃料、およびFT軽質ナフサに分離することができる。このうち、FTディーゼルはディーゼルエンジン用の燃料として、ジェット燃料はジェットエンジン用の燃料として、そのまま利用することができる。
FT軽質ナフサには、FT合成プロセスに応じて、炭素数が4~6程度の鎖状飽和炭化水素(パラフィン系炭化水素)が主成分として含まれ、FT軽質ナフサのオクタン価(リサーチ法オクタン価)は、60~70程度の範囲で変化する。FT軽質ナフサのオクタン価はガソリン相当のオクタン価(90程度)より低いため、FT軽質ナフサをそのままガソリンエンジン用の燃料として利用すると、ノッキングが発生し、エンジンの燃焼性能を損なうおそれがある。
メタノールは、オクタン価が112程度と極めて高いものの、毒性や腐食性があり、エネルギー密度も低いため、単独で車載燃料として利用することは難しい。また、MTG(Methanol to Gasoline)法によりメタノールからガソリン代替燃料を合成する場合には、追加的なエネルギーが必要となり、最終的に製造される燃料の単位エネルギーあたりの炭素排出量である炭素強度が増大する。
このような再生可能燃料としてのFT軽質ナフサとメタノールとを適宜な割合で混合することで、オクタン価がガソリン相当であり、かつ、炭素強度が極めて低いガソリン代替燃料を製造することができる。また、メタノールの毒性や腐食性、エネルギー密度の低さを緩和することができる。
しかしながら、パラフィン系炭化水素が主成分であるFT軽質ナフサとメタノールとは、極性等の性質が異なるため、これらを混合すると、互いに溶解して一様な溶液をなすことなく、2相に分離する相分離が生じる。そこで、本実施形態では、適当な相溶剤を用いることでFT軽質ナフサとメタノールとを相溶させ、オクタン価がガソリン相当であり、かつ、炭素強度が極めて低いガソリン代替燃料を製造する、ガソリン代替燃料の製造方法について説明する。
図2は、燃料の炭素強度について説明するための図であり、車載燃料として利用した場合の炭素強度の一例を示す。図2に示すように、再生可能燃料であるFT軽質ナフサとメタノールの炭素強度は1[g/mile]であり、化石燃料由来のガソリンの炭素強度である220[g/mile]よりも極めて低い。また、相溶剤として利用可能なバイオアルコールの炭素強度は73~161[g/mile]であり、化石燃料由来のガソリンの炭素強度よりも低い。
図3は、ガソリン代替燃料を製造するために必要なメタノールの混合量について説明するための図であり、FT軽質ナフサとメタノールとの混合物のオクタン価がガソリン相当の目標オクタン価(図3の例では90)となるメタノールの混合量の一例を示す。
図3に示すように、混合物全体に対するメタノールの混合量(容量%)は、メタノールを混合する前のFT軽質ナフサのオクタン価に応じて変化する。より具体的には、FT軽質ナフサのオクタン価が目標オクタン価より低くなるほど、ガソリン代替燃料を製造するために必要なメタノールの混合量が多くなる。
メタノールのオクタン価は112程度と極めて高いため、FT合成プロセスに応じてFT軽質ナフサのオクタン価が60~70程度の範囲で変化した場合でも、ガソリン代替燃料を製造するために必要なメタノールの混合量は30%以下となる。このため、メタノールの毒性や腐食性、エネルギー密度の低さは、車載燃料として利用可能な程度まで十分に緩和される。
図4は、FT軽質ナフサとメタノールとの相分離について説明するための図である。図4に示すように、FT軽質ナフサとメタノールのみを混合すると、FT軽質ナフサが上相、メタノールが下相に分離する相分離が生じる。このように相分離した混合液に所定量の相溶剤を混合し、相分離を解消することで、FT軽質ナフサとメタノールとが互いに溶解して一様な溶液となったガソリン代替燃料が得られる。
図5Aおよび図5Bは、それぞれ、相分離を解消するために必要な相溶剤の、メタノールに対する混合量および混合物全体に対する混合量について説明するための図であり、室温における試験結果の一例を示す。より具体的には、図4に示すように相分離が生じた状態の混合物に対し、相溶剤を少量ずつ混合して混合物の観察を行い、相分離が解消するときの相溶剤の混合量を確認した試験結果の一例を示す。このような試験は、少量のサンプルを用いて行ってもよい。
図5Aに示すように、トルエンを相溶剤とする場合は、メタノールに対し50~70%(容量%)以上を混合すると相分離が解消する。エタノールを相溶剤とする場合は、メタノールに対し40%以上を混合すると相分離が解消する。プロパノール(1-プロパノール)またはブタノール(1ブタノール、イソブタノール)を相溶剤とする場合は、メタノールに対し20%以上を混合すると相分離が解消する。
相溶剤としてバイオアルコールを用いることで、相溶剤を含む混合物としてのガソリン代替燃料の炭素強度を極めて低く抑えることができる。ただし、図2に示すように、バイオアルコールの炭素強度は、再生可能燃料であるFT軽質ナフサおよびメタノールの炭素強度よりは高い。したがって、相溶剤としてのバイオアルコールの混合量を、図5Aおよび図5Bに示すように最小限とすることで、相溶剤を含む混合物としてのガソリン代替燃料の炭素強度を極低く抑えることができる。
図6は、本発明の実施形態に係るガソリン代替燃料の製造方法を例示する図である。図6に示すように、先ず、FT軽質ナフサのオクタン価を測定する(工程S1)。次いで、図3に示すような予め試験により得られた特性に基づいて、工程S1で測定されたFT軽質ナフサのオクタン価に応じた適切なメタノールの混合量を決定し、FT軽質ナフサとメタノールとを混合する(工程S2)。
次いで、図4に示すように相分離が生じた状態の混合物に対し、相溶剤を少量ずつ混合し(工程S3)、混合物を観察して相分離が解消したか否かを確認する(工程S4)。工程S3および工程S4は、相分離が解消するまで繰り返される。工程S4で相分離の解消が確認されると、そのときの相溶剤の混合量を、相溶に必要な相溶剤の混合量として決定する(工程S5)。
次いで、工程S2および工程S5で決定されたメタノールおよび相溶剤の混合量に応じて混合されたFT軽質ナフサとメタノールと相溶剤との混合物のオクタン価を測定し、目標オクタン価以上であるか否かを確認する(工程S6)。工程S6で測定された混合物のオクタン価が目標オクタン価以上であることが確認されると、ガソリン代替燃料が完成する。
一方、工程S6で目標オクタン価に達していないことが確認されると、工程S2に戻り、図3の特性に基づいて、工程S6で測定された混合物のオクタン価(横軸)に応じたメタノールの追加混合量(縦軸)を決定し、以後の工程S3~S6を繰り返す。
エタノール、プロパノール、およびブタノールのオクタン価は、メタノールのオクタン価よりも低いため、これらを相溶剤として混合することでFT軽質ナフサとメタノールと相溶剤との混合物のオクタン価が低下する可能性がある。この点を考慮し、混合物のオクタン価が目標オクタン価以上であることが確認されるまでメタノールを追加的に混合することで、最終的な混合物であるガソリン代替燃料のオクタン価を確実に目標オクタン価以上とすることができる。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)再生可能電力を用いたフィッシャー・トロプシュ合成により得られたFT軽質ナフサと再生可能電力を用いたメタノール合成により得られたメタノールとを混合してガソリン代替燃料を製造するガソリン代替燃料の製造方法は、FT軽質ナフサのオクタン価を測定し(図6の工程S1)、測定されたFT軽質ナフサのオクタン価と予め定められた目標オクタン価とに基づいてFT軽質ナフサに対するメタノールの混合量を決定し(工程S2)、決定されたメタノールの混合量に基づいてFT軽質ナフサとメタノールとを相溶させる相溶剤の混合量を決定し(工程S3~S5)、決定されたFT軽質ナフサに対するメタノールの混合量と相溶剤の混合量とに応じてFT軽質ナフサとメタノールと相溶剤とを混合する(工程S2,S3)ことを含む。
このように、再生可能燃料としてのFT軽質ナフサとメタノールとを適宜な割合で混合することで、オクタン価がガソリン相当であり、かつ、炭素強度が極めて低いガソリン代替燃料を製造することができる。また、メタノールの毒性や腐食性、エネルギー密度の低さを緩和することができる。また、FT軽質ナフサとメタノールとを相溶させる相溶剤の適切な混合量を決定することで、相分離を解消するとともに、相溶剤を含む混合物としてのガソリン代替燃料の炭素強度を極低く抑えることができる。また、常温常圧での混合により、追加的なエネルギーを投入することなくガソリン代替燃料を製造するため、最終的に製造されるガソリン代替燃料の炭素強度を増大することがない。
(2)相溶剤は、バイオアルコール、より具体的には、バイオエタノール、バイオプロパノール、およびバイオブタノールのいずれかである。メタノールに対するバイオエタノールの混合量は、40容量%以上であり、メタノールに対するバイオプロパノールの混合量は、20容量%以上であり、メタノールに対するバイオブタノールの混合量は、20容量%以上である(図5A)。相溶剤としてバイオアルコールを用いることで、製造されるガソリン代替燃料の炭素強度を一層抑制することができる。
(3)FT軽質ナフサとメタノールとを混合してガソリン代替燃料を製造するガソリン代替燃料の製造方法は、混合されたFT軽質ナフサとメタノールと相溶剤との混合物のオクタン価を測定し(図6の工程S6)、測定された混合物のオクタン価が目標オクタン価未満のとき、測定された混合物のオクタン価と目標オクタン価とに基づいて混合物に対するメタノールの追加混合量を決定し(工程S2)、決定されたメタノールの追加混合量に基づいて混合物とメタノールとを相溶させる相溶剤の追加混合量を決定し(工程S5)、決定された混合物に対するメタノールの追加混合量と相溶剤の追加混合量とに応じて混合物とメタノールと相溶剤とを混合する(工程S2,S3)ことをさらに含む。
このように、混合物のオクタン価が目標オクタン価以上であることが確認されるまでメタノールを追加的に混合することで、最終的な混合物であるガソリン代替燃料のオクタン価を確実に目標オクタン価以上とすることができる。
(4)ガソリン代替燃料は、再生可能燃料であるFT軽質ナフサと、再生可能燃料であるメタノールと、バイオエタノール、バイオプロパノール、およびバイオブタノールのいずれかと、を含有する。FT軽質ナフサに対するメタノールの含有量は、FT軽質ナフサのオクタン価と予め定められた目標オクタン価とに基づいて定められる(図3)。メタノールに対するバイオエタノールの含有量は、40容量%以上であり、メタノールに対するバイオプロパノールの含有量は、20容量%以上であり、メタノールに対するバイオブタノールの含有量は、20容量%以上である(図5A)。
このように再生可能燃料としてのFT軽質ナフサとメタノールとを適宜な割合で含有するガソリン代替燃料は、オクタン価がガソリン相当であり、かつ、炭素強度が極めて低い。また、メタノールの毒性や腐食性、エネルギー密度の低さが緩和される。また、相溶剤として炭素強度の低いバイオアルコールを適切な量だけ含有するため、炭素強度を極低く抑えながらFT軽質ナフサとメタノールとの相溶が確保される。
上記実施形態では、相溶剤としてバイオアルコールを用いる例を主に説明したが、FT軽質ナフサとメタノールとを相溶させる相溶剤は、このようなものに限らない。例えば、バイオアルコール以外のアルコールを用いてもよく、トルエン等の芳香族炭化水素を用いてもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。

Claims (5)

  1. 再生可能電力を用いたフィッシャー・トロプシュ合成により得られたFT軽質ナフサと再生可能電力を用いたメタノール合成により得られたメタノールとを混合してガソリン代替燃料を製造するガソリン代替燃料の製造方法であって、
    前記FT軽質ナフサのオクタン価を測定し、
    測定された前記FT軽質ナフサのオクタン価と予め定められた目標オクタン価とに基づいて前記FT軽質ナフサに対する前記メタノールの混合量を決定し、
    決定された前記メタノールの混合量に基づいて前記FT軽質ナフサと前記メタノールとを相溶させる相溶剤の混合量を決定し、
    決定された前記FT軽質ナフサに対する前記メタノールの混合量と前記相溶剤の混合量とに応じて前記FT軽質ナフサと前記メタノールと前記相溶剤とを混合することを含むことを特徴とするガソリン代替燃料の製造方法。
  2. 請求項1に記載のガソリン代替燃料の製造方法において、
    前記相溶剤は、バイオアルコールであることを特徴とするガソリン代替燃料の製造方法。
  3. 請求項2に記載のガソリン代替燃料の製造方法において、
    前記バイオアルコールは、バイオエタノール、バイオプロパノール、およびバイオブタノールのいずれかであることを特徴とするガソリン代替燃料の製造方法。
  4. 請求項3に記載のガソリン代替燃料の製造方法において、
    前記メタノールに対する前記バイオエタノールの混合量は、40容量%以上であり、
    前記メタノールに対する前記バイオプロパノールの混合量は、20容量%以上であり、
    前記メタノールに対する前記バイオブタノールの混合量は、20容量%以上であることを特徴とするガソリン代替燃料の製造方法。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載のガソリン代替燃料の製造方法において、
    混合された前記FT軽質ナフサと前記メタノールと前記相溶剤との混合物のオクタン価を測定し、
    測定された前記混合物のオクタン価が前記目標オクタン価未満のとき、測定された前記混合物のオクタン価と前記目標オクタン価とに基づいて前記混合物に対する前記メタノールの追加混合量を決定し、
    決定された前記メタノールの追加混合量に基づいて前記混合物と前記メタノールとを相溶させる前記相溶剤の追加混合量を決定し、
    決定された前記混合物に対する前記メタノールの追加混合量と前記相溶剤の追加混合量とに応じて前記混合物と前記メタノールと前記相溶剤とを混合することをさらに含むことを特徴とするガソリン代替燃料の製造方法。
JP2022053815A 2022-03-29 2022-03-29 ガソリン代替燃料の製造方法およびガソリン代替燃料 Active JP7497385B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022053815A JP7497385B2 (ja) 2022-03-29 2022-03-29 ガソリン代替燃料の製造方法およびガソリン代替燃料
CN202310261882.6A CN116891767A (zh) 2022-03-29 2023-03-16 汽油替代燃料的制备方法及汽油替代燃料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022053815A JP7497385B2 (ja) 2022-03-29 2022-03-29 ガソリン代替燃料の製造方法およびガソリン代替燃料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023146578A JP2023146578A (ja) 2023-10-12
JP7497385B2 true JP7497385B2 (ja) 2024-06-10

Family

ID=88286606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022053815A Active JP7497385B2 (ja) 2022-03-29 2022-03-29 ガソリン代替燃料の製造方法およびガソリン代替燃料

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7497385B2 (ja)
CN (1) CN116891767A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090013591A1 (en) 2005-11-17 2009-01-15 David Bradin Alternative fuel and fuel additive compositions
CN102199446A (zh) 2010-03-23 2011-09-28 中国海洋石油总公司 一种采用含有甲醇的原料制备芳烃的方法
CN104910957A (zh) 2015-06-09 2015-09-16 天津市福生染料厂 以石脑油与甲醇为原料制备高辛烷值高清洁汽油的工艺
CN106833730A (zh) 2017-01-20 2017-06-13 河北玺尧新能源科技有限公司 一种以石脑油和甲醇为原料制备汽油的方法
WO2022034184A1 (en) 2020-08-13 2022-02-17 Haldor Topsøe A/S Process and plant for producing gasoline from a renewable feed

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2231834A1 (en) * 2008-01-04 2010-09-29 University of Southern California Environmentally friendly ternary transportation flex-fuel of gasoline, methanol and bioethanol
CN102453554A (zh) * 2010-11-03 2012-05-16 抚顺飞展能源科技研发有限公司 一种能够防止相分离的甲醇燃料

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090013591A1 (en) 2005-11-17 2009-01-15 David Bradin Alternative fuel and fuel additive compositions
CN102199446A (zh) 2010-03-23 2011-09-28 中国海洋石油总公司 一种采用含有甲醇的原料制备芳烃的方法
CN104910957A (zh) 2015-06-09 2015-09-16 天津市福生染料厂 以石脑油与甲醇为原料制备高辛烷值高清洁汽油的工艺
CN106833730A (zh) 2017-01-20 2017-06-13 河北玺尧新能源科技有限公司 一种以石脑油和甲醇为原料制备汽油的方法
WO2022034184A1 (en) 2020-08-13 2022-02-17 Haldor Topsøe A/S Process and plant for producing gasoline from a renewable feed

Also Published As

Publication number Publication date
CN116891767A (zh) 2023-10-17
JP2023146578A (ja) 2023-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2671453T3 (es) Composiciones de combustible líquido
EP2046924A1 (en) Renewable engine fuel
ES2847379T3 (es) Una composición de diésel de multicomponente
Kumar et al. A review on performance and emissions of compression ignition engine fueled with ethanol-diesel blend
Roberts et al. Biofuels
Sarkar et al. The performance and emission characteristics of SI engine running on different ethanol-gasoline blends
US8152866B2 (en) Synthetic diesel fuel compositions
Meng Ethanol in automotive applications
AU2005238539B2 (en) Crude oil derived and gas-to-liquids diesel fuel blends
Pradelle et al. Stabilization of diesel–biodiesel–ethanol (DBE) blends: formulation of an additive from renewable sources
JP7171777B2 (ja) ガソリンの製造方法
AU2004280647B2 (en) Process for the production of multipurpose energy sources and multipurpose energy sources produced by said process
Thiyagarajan et al. Experimental investigation to reduce CO2 emission in a single cylinder CI engine using low carbon fuel blend with Karanja oil methyl ester and amine injection in the exhaust manifold
BRPI1004630A2 (pt) fonte energética lìquida com iniciação por compressão
JP2023146578A (ja) ガソリン代替燃料の製造方法およびガソリン代替燃料
CN102453554A (zh) 一种能够防止相分离的甲醇燃料
Singh et al. Fuel Properties and Suitability for Internal Combustion Engines: Exploring Conventional, Alternative, and Bio-blended Fuels
Hilgers et al. Alternative Fuels
Sharma et al. Development of a reduced chemical kinetic mechanism for the combustion of ammonia/diethyl ether (DEE) flames
Çanka Kiliç Bioethanol in Turkey.
JP2013510940A (ja) 燃料配合物
JP7171776B2 (ja) 火花点火式エンジン燃料の製造方法
Karaosmanoğlu Alkollü benzinlerin alternatif motor yakıtı olarak değerlendirilmesi
Abdellatief et al. Turning biomass into gasoline biofuel: A sustainable bridge between bio-innovation and clean energy for modern engines
Grahn et al. Future alternative transportation fuels: A synthesis report from literature reviews on fuel properties, combustion engine performance and environmental effects

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7497385

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150