JP7516112B2 - センシング対象とセンサの対応関係確認方法および対応関係確認システム - Google Patents

センシング対象とセンサの対応関係確認方法および対応関係確認システム Download PDF

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Description

本発明は、センシング対象とセンシング対象に取り付けたセンサの対応関係を確認する技術に関する。
センサやデバイスといった「モノ」がインターネットを通じてクラウドやサーバに接続され、情報交換することにより相互に制御するIoT(Internet of Things)という仕組みがある。IoTのシステムでは、センサやデバイスの生死監視や状態監視、設定変更やファームウェアアップデートといったデバイスの運用管理が求められる。
一方で、センサとセンシング対象のモノとの関係に不一致が発生すると、センサデータが正しいセンシング対象のモノをセンシングしたものでなくなる問題が発生する。そのため、従来のデバイス管理だけでなく、センサとセンシング対象のモノとの対応関係をデバイス管理で把握したいニーズがある。例えば、畜産IoTでは、牛にウェアラブルセンサを取り付け、牛の健康状態を管理する牛管理システムが取り入れられている。ここで、ウェアラブルセンサの取り付け時に取り違えが発生すると、異なる牛を計測したセンサデータを管理することになり、牛の健康状態を正しく管理できない。
これに対し、特許文献1では、「施設内における測位対象端末の位置を推定する端末測位システムであって、前記施設における所定の複数箇所に配置され、互いに異なるビーコン識別情報を表わしたビーコン電波を発信する複数のビーコンと、前記測位対象端末に設けられ、前記ビーコン電波を受信する受信部と、前記各ビーコンの設置位置とビーコン識別情報とを紐付けた記憶情報を記憶した記憶部と、前記ビーコン電波の受信情報及び前記記憶情報に基づいて、前記測位対象端末の位置を推定演算する演算処理部と、を備える端末測位システム。」(請求項1)が開示されている。
また、特許文献2では、「携帯端末との間で近距離無線通信のペアリングを行う車載端末でのペアリング方法であって、前記車載端末が、ペアリング処理開始のトリガを検出するステップと、前記ペアリング処理開始のトリガを検出すると、前記携帯端末のサーチを行うサーチモードを開始するステップと、前記サーチモードにて前記携帯端末が検出できなかった場合に、前記携帯端末からのサーチを待ち受ける待受モードに移行するステップと、を有する車載端末でのペアリング方法。」(請求項2)が開示されている。
特開2019-100708号公報 特開2012-29027号公報
特許文献1では、ビーコンによりセンサの位置を確認するといった技術が開示されている。しかしながら、センシング対象が動的に位置を変える場合、センサの位置だけではセンシング対象とセンサの対応関係を判断できない。
また、特許文献2では、2つのデバイスをペアリングする技術が開示されている。これを適用すればセンシング対象に固定された個体識別タグとセンサをペアリングして、センサがデータを送信する際に個体識別タグのIDを付与することで、センシング対象とセンサの関係を確認できる。しかしながら、センサはバッテリ駆動の場合が多く、消費電力の問題からセンシング以外の余計な処理を実装するのは困難なケースも多い。
本発明は、センサ同士をペアリングすることなく、センシング対象とセンサの対応関係を確認する方法を提供することを目的とする。
本発明では、センシング対象に取り付けられた個体識別センサや状態確認センサなどの複数のセンサを関連付ける。そして、センシング対象に関連付けられた各種センサの位置情報が一定の距離以上外れたらセンシング対象とセンサの対応関係に不一致が発生したと判断する。
本発明の「センシング対象とセンサの対応関係確認方法」の一例を挙げるならば、
センシング対象に取り付けられたセンサと、センシング対象との対応関係の良否を確認する対応関係確認方法であって、
第1の位置情報取得手段が、前記センシング対象に固定して取り付けられた第1のセンサの位置情報を取得するステップと、
第2の位置情報取得手段が、前記センシング対象に取外し可能に取り付けられた第2のセンサの位置情報を取得するステップと、
前記管理装置が、前記第1のセンサの位置情報と前記第2のセンサの位置情報とを比較して距離を求め、距離がしきい値以上であれば前記センシング対象と前記第2のセンサの対応関係が不一致と判断するステップと、
を備えるセンシング対象とセンサの対応関係確認方法である。

本発明によれば、センシング対象とセンサの対応関係の不一致を回避でき、センサデータの取り違えを防ぐことができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施例1の牛管理システムの全体構成を示した図である。 実施例1の牛管理サーバの構成を示した図である。 実施例1の牛管理サーバが保持する牛管理コレクションの構成を示した図である。 実施例1の牛管理サーバが保持するウェアラブルセンサ管理コレクションの構成を示した図である。 実施例1の牛管理サーバが保持する牛情報管理部における、牛の登録処理の流れを示した図である。 実施例1の牛管理サーバが保持する牛情報管理部における、牛管理情報の入力処理の流れを示した図である。 実施例1の牛管理サーバが保持する牛情報管理部における、牛管理情報の出力処理の流れを示した図である。 実施例1の牛管理サーバが保持するウェアラブルセンサ管理部における、ウェアラブルセンサの登録処理の流れを示した図である。 実施例1の牛管理サーバが保持するウェアラブルセンサ管理部におけるウェアラブルセンサのセンサデータの入力処理の流れを示した図である。 実施例1のデバイス管理サーバの構成を示した図である。 実施例1のデバイス管理サーバが保持するデバイス管理コレクションの構成を示した図である。 実施例1のデバイス管理サーバが保持するゲートウェイ管理コレクションの構成を示した図である。 実施例1のデバイス管理サーバが保持するマッピング管理部における、牛に対応するウェアラブルセンサの特定処理の流れを示した図である。 実施例1のデバイス管理サーバが保持するマッピング管理部における、牛とウェアラブルセンサの対応関係確認処理の流れを示した図である。 実施例1のデバイス管理サーバが表示するデバイス状態表示GUIを示した図である。 実施例2のIoTシステムの全体構成を示した図である。 実施例2のセンシング管理サーバの構成を示した図である。 実施例2のデバイス管理サーバが保持するマッピング管理部における、センシング対象と関係するセンサの特定処理の流れを示した図である。 実施例2のデバイス管理サーバが保持するマッピング管理部における、センシング対象とセンサの対応関係確認処理の流れを示した図である。 実施例3のデバイス管理サーバの構成を示した図である。 実施例3のデバイス管理サーバが保持するタグ管理コレクションの構成を示した図である。 実施例3のデバイス管理サーバが保持するマッピング管理部における、センシング対象と関係するセンサの特定処理の流れを示した図である。 実施例4のデバイス管理サーバが保持するマッピング管理部における、センシング対象とセンサの対応関係確認処理の流れを示した図である。 実施例5のセンシング管理サーバの処理の流れを示した図である。 実施例6のセンシング管理サーバの処理の流れを示した図である。
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、実施の形態を説明するための各図において、同一の構成要素には同一の名称、符号を付して、その繰り返しの説明を省略する。
図1は、本発明の実施例1が適用された、牧場などで牛を管理する牛管理システムの概略図である。図示するように、本実施例の牛管理システムは、少なくとも一頭の牛101と、牛101に固定された耳標102と、牛に取付けられたウェアラブルセンサ103と、牛管理サーバ104と、デバイス管理サーバ105と、少なくとも1台のタグ読取端末106と、少なくとも1台ゲートウェイ107とで構成されている。耳標102とタグ読取端末106はタグ用ネットワーク108経由で接続され、ウェアラブルセンサ103とゲートウェイ107はセンサ用ネットワーク109で接続されている。そして、牛管理サーバ104と、デバイス管理サーバ105と、タグ読取端末106と、ゲートウェイ107は管理ネットワーク110で接続されている。
タグ読取端末106は、GPS機能を搭載しており自身の位置情報を取得できる。タグ読取端末106は、耳標102が保持する個体識別番号を読み取り、位置情報と個体識別番号を牛管理サーバ104へ送信し、また、牛管理サーバ104で保持する牛の管理情報を取得し、表示する。タグ読取端末106は、例えば10cm以内の近距離で耳標102を読み取る。
牛に取付けられたウェアラブルセンサ103は、状態確認センサであり、牛101の活動量を測定し、定期的にゲートウェイ107に送信する。ゲートウェイ107は、ウェアラブルセンサ103からデータを取得すると牛管理サーバ104へ転送する。また、ゲートウェイ107は、ウェアラブルセンサ103の電波強度によりウェアラブルセンサ103の位置を測位でき、要求に応じてウェアラブルセンサ103の位置情報を応答する。
本実施例ではウェアラブルセンサ103はゲートウェイ107経由で牛管理サーバ104へデータを送信しているが、他にも例えば、モバイル回線を使ってウェアラブルセンサ103から直接牛管理サーバ104へデータ送信する形態であってもよい。その際には、モバイル回線業者からウェアラブルセンサ103の位置情報(SIMの位置情報など)を取得するものとする。
図2は、牛管理サーバ104の構成を示した図である。牛管理サーバ104は、CPU201と、メモリ202と、記憶装置203と、入力装置204と、出力装置205と、通信ポート206を備える。
記憶装置203には、データベース210と、牛情報管理部221を構成するプログラムと、ウェアラブルセンサ情報管理部222を構成するプログラムを保持し、実行時にはこれらのプログラムをメモリ202にロードして実行する。
データベース210には、牛を管理するための情報を保持する牛管理コレクション211と、ウェアラブルセンサを管理するためのウェアラブルセンサ管理コレクション212とを保持する。
図3を用いて、牛管理コレクション211について説明する。
牛管理コレクション211は、一つまたは複数のドキュメント300で構成される。
ドキュメント300は、牛を識別する個体識別番号を格納するthing_id310と、生年月日や性別など牛の静的な情報を格納するstatic320と、乳量など日々発生する牛の管理情報を格納するstate330と、ウェアラブルセンサの情報を格納するsensor340から構成される。
図4を用いて、ウェアラブルセンサ管理コレクション212について説明する。
ウェアラブルセンサ管理コレクション212は、一つまたは複数のドキュメント400で構成される。
ドキュメント400は、ウェアラブルセンサを識別するIDを格納するsensor_id410と、ウェアラブルセンサを取り付けた牛の個体識別番号を格納するmapped_thing420で構成される。
図5は、牛情報管理部221において、牛登録時に行われる処理を示したフローチャートである。
牛情報管理部221は、新規登録する牛101の個体識別番号を受信すると(S501)、牛管理コレクション211に、thing_id310に受信した個体識別番号を格納した新規ドキュメントを作成する。この際個体情報以外の情報が含まれていれば、新規ドキュメントのstatic320に格納する(S502)。最後に登録完了の応答を返す(S503)
以上が、牛情報管理部221において牛登録時に行われる処理の説明である。
図6は、牛情報管理部221において、日々発生する牛の管理情報の入力時に行われる処理を示したフローチャートである。
牛情報管理部221は、牛の管理情報を受信すると(S601)、牛管理コレクション211からthing_id310が個体識別番号と一致するドキュメント300を検索し、受信した牛の管理情報をstate330に格納する(S602)。最後に入力完了を応答する(S603)。
以上が、牛情報管理部221において牛の管理情報を入力する際に行われる処理の説明である。
図7は、牛情報管理部221において牛情報の出力時に行われる処理を示したフローチャートである。
牛情報管理部221は、牛情報要求を受信すると(S701)、牛管理コレクション211からthing_id310が要求に含まれる個体識別番号と一致するドキュメント300を検索し(S702)、一致したドキュメント300の内容を応答する(S703)。
次に、牛情報管理部221は、ウェアラブルセンサ管理コレクション212からmapped_thing420に要求に含まれる個体識別番号が格納されたドキュメント400が存在するか確認する(S704)。存在する場合には、デバイス管理サーバ105に牛とセンサの対応関係の確認を依頼する(S705)。存在しない場合にはデバイス管理サーバ105に牛に対応するセンサが存在するか確認を依頼する(S706)。
以上が、牛情報管理部221において、牛情報の出力時に行われる処理の説明である。
図8は、ウェアラブルセンサ情報管理部222においてウェアラブルセンサの登録時に行われる処理を示したフローチャートである。
ウェアラブルセンサ情報管理部222は、新規登録するウェアラブルセンサ103のデバイスIDを受信する(S801)と、ウェアラブルセンサ管理コレクション212に、sensor_id410に受信したデバイスIDを格納した新規ドキュメントを作成する(S802)。最後に登録完了の応答を返す(S803)。
以上が、ウェアラブルセンサ情報管理部222においてウェアラブルセンサ登録時に行われる処理の説明である。
図9は、ウェアラブルセンサ情報管理部222において、ウェアラブルセンサのデータの入力時に行われる処理を示したフローチャートである。
ウェアラブルセンサ情報管理部222は、センサデータを受信すると(S901)、ウェアラブルセンサ管理コレクション212から、sensor_id410が受信したセンサデータに含まれるデバイスIDと合致するドキュメント400を検索し、mapped_thing420の値を取得する(S902)。次に、牛管理コレクション211からthing_id310が上記mapped_thing420と合致するドキュメント300を検索し、sensor340に受信したセンサデータを追加し(S903)、入力完了の応答を返す(S904)。
図10は、デバイス管理サーバ105の構成を示した図である。
デバイス管理サーバ105は、CPU1001と、メモリ1002と、記憶装置1003と、入力装置1004と、出力装置1005と、通信ポート1006を備える。
記憶装置1003には、データベース1010と、マッピング管理部1021を構成するプログラムを保持し、実行時にはこのプログラムをメモリ1002にロードして実行する。
データベース1010には、デバイスを管理するための情報を保持するデバイス管理コレクション1011と、ウェアラブルセンサ103の位置情報取得先となるゲートウェイ107の情報を保持するゲートウェイ管理コレクション1012を保持する。
図11を用いて、デバイス管理コレクション1011について説明する。
デバイス管理コレクション1011は、一つまたは複数のドキュメント1100で構成される。ドキュメント1100は、デバイスを識別するIDを格納するsensor_id1110と、センサの位置情報を収集する先を格納するurl1120とから構成される。
図12を用いて、ゲートウェイ管理コレクション1012について説明する。
ゲートウェイ管理コレクション1012は、一つまたは複数のドキュメント1200で構成される。ドキュメント1200は、ゲートウェイ107を識別するIDを格納するgateway_id1210と、センサの位置情報を収集する先を格納するurl1220とから構成される。
図13は、マッピング管理部1021において、牛101に対応するウェアラブルセンサ103の特定の処理を示したフローチャートである。
マッピング管理部1021は、牛に対応するセンサの確認依頼を受信すると(S1301)、確認依頼に含まれる牛の耳標を読み取ったタグ読取端末から取得した位置情報を牛の位置情報として取得する(S1302)。
次に、ゲートウェイ管理コレクション1012の全てのドキュメント1200に格納されたurl1220に対し、ウェアラブルセンサ103の位置情報を要求し、全てのウェアラブルセンサ103の位置情報を取得する(S1303)。
次に、牛101の位置情報と全てのウェアラブルセンサ103の位置情報を比較し、牛101と最も距離が近いウェアラブルセンサ103を特定する(S1304)
次に、牛101と特定したウェアラブルセンサ103の距離があらかじめ定めたしきい値以内であるか確認する(S1305)。しきい値以内であれば、特定したウェアラブルセンサのデバイスIDを応答する(S1306)。そうでなければ該当なしを応答する(S1207)。
以上が、マッピング管理部1021において、牛に対応するウェアラブルセンサの特定の処理の説明である。
図14は、マッピング管理部1021において牛101とウェアラブルセンサ103の対応関係の確認時に行われる処理を示したフローチャートである。
マッピング管理部1021は、対応関係確認依頼を受信すると(S1401)、確認依頼に含まれる牛の耳標を読み取ったタグ読取端末から取得した位置情報を牛の位置情報として取得する(S1402)。
次に、デバイス管理コレクション1011からsensor_id1110が確認依頼に含まれるsensor_idと一致するドキュメント1100を検索し、url1120に対してウェアラブルセンサ103の位置情報を要求し、ゲートウェイ107から該当するウェアラブルセンサ103の位置情報を取得する(S1403)。
次に、牛の位置情報とウェアラブルセンサの位置情報を比較し、距離を特定する(S1404)。
次に、特定した距離があらかじめ定めたしきい値以内であるか確認する(S1405)。しきい値以内であれば正常を応答する(S1406)。そうでなければ、アラート(警報)を発生する(S1407)。アラートは、音でも表示でもよい。
以上が、マッピング管理部1021において牛101とウェアラブルセンサ103の対応関係の確認時に行われる処理の説明である。
図15は、デバイス管理サーバ105が表示するデバイス状態表示GUIの一例である。
デバイス状態表示GUIは、ウェアラブルセンサを識別するsensor_id1501と、ウェアラブルセンサの生死を示すstatus1502と、ウェアラブルセンサが取り付けられた牛を示すmapped_thing1503と、牛とウェアラブルセンサの対応関係の状態を示すmapping_status1504で構成される。牛とウェアラブルセンサの対応関係が一致する場合はOKと、不一致の場合はNGと表示する。
なお、図1において、牛管理サーバ104とデバイス管理サーバ105を別のサーバとしたが、2つのサーバを併せて1つの管理サーバ(管理装置)としてもよい。
本実施例においては、同一のセンシング対象である牛に取り付けた複数のセンサ(固定して取り付けた耳標、および、取り外し可能なウェアラブルセンサ)の位置情報を取得し、耳標の位置情報とウェアラブルセンサの位置情報を比較して距離を特定し、特定した距離がしきい値以内にない場合には、牛とウェアラブルセンサとの対応関係が不一致と判断して、アラートを発生している。
本実施例により、牛とウェアラブルセンサの対応関係が不一致になることを回避でき、正しいセンサデータを用いた牛の管理が可能となる。
図16は、本発明の実施例2のIoTシステムの概略図である。本実施例は、センシング対象として物品に用いたものである。実施例2の構成は実施例1の構成とほぼ同様であるが、牛101をセンシング対象のモノ1601に、耳標102を個体識別タグ1602に、ウェアラブルセンサ103をセンサ1603に、牛管理サーバ104をセンシング管理サーバ1604に変更している。
個体識別タグ1602はモバイル回線により管理ネットワーク110に接続する。個体識別タグ1602の位置情報はモバイル回線業者から取得する。なお、個体識別タグ1602は、実施例1のようにタグ読取端末106経由で通信し、タグ読取端末106の位置情報を個体識別タグの位置情報としてもよい。
図17に、センシング管理サーバの構成を示す。センシング管理サーバ1604の記憶装置203には、データベース210と、センシング対象情報管理部1721を構成するプログラムと、センサ情報管理部1722を構成するプログラムを保持し、実行時にはこれらのプログラムをメモリ202にロードして実行する。また、データベース210には、センシング対象を管理するための情報を保持するセンシング対象管理コレクション1711と、センサを管理するためのセンサ管理コレクション1712とを保持する。
さらに、デバイス管理サーバ105のマッピング管理部1021における処理が異なる。
図18は、マッピング管理部1021における、センシング対象のモノと関係するセンサの特定処理を示したフローチャートである。
マッピング管理部1021は、モノと関係するセンサの確認依頼を受信すると(S1801)、確認依頼に含まれる個体識別タグ1602の位置情報を取得し、センシング対象のモノの位置とする(S1802)。
次に、ゲートウェイ管理コレクション1012の全てのドキュメント1200に格納されたurl1220に対し、センサ1603の位置情報を要求し、全てのセンサ1603の位置情報を取得する(S1803)。
次に、センシング対象のモノ1601の位置情報と全てのセンサ1603の位置情報を比較し、センシング対象のモノ1601と最も距離が近いセンサ1603を特定する(S1804)。
次に、センシング対象のモノ1601と特定したセンサ1603の距離があらかじめ定めたしきい値以内であるか確認する(S1805)。しきい値以内であれば、特定したセンサ1603のデバイスIDを応答する(1806)。そうでなければ、該当なしを応答する(S1807)。
以上が、マッピング管理部1021においてセンシング対象のモノ1601に対応するセンサ1603の特定処理の説明である。
図19は、マッピング管理部1021において、センシング対象のモノ1601とセンサ1603の対応関係の確認時に行われる処理を示したフローチャートである。
マッピング管理部1021は、対応関係確認依頼を受信すると(S1901)、確認依頼に含まれる個体識別タグ1602の位置情報をセンシング対象のモノの位置情報として取得する(S1902)。
次に、デバイス管理コレクション1011からsensor_id1110が確認依頼に含まれるsensor_idと一致するドキュメント1100を検索し、url1120に対してセンサ1603の位置情報を要求し、ゲートウェイ107からセンサ1603の位置情報を取得する(S1903)。
次に、センシング対象のモノ1601の位置情報とセンサ1603の位置情報を比較し、距離を特定する(S1904)。
次に、特定した距離があらかじめ定めたしきい値以内であるか確認する(S1905)。しきい値以内であれば正常を応答する(S1906)。そうでなければアラートを発生する(S1907)。
以上が、マッピング管理部1021においてセンシング対象のモノ1601とセンサ1603の対応関係の確認時に行われる処理の説明である。
本実施例により、センシング対象の物品とセンサの対応関係が不一致になることを回避でき、正しいセンサデータを用いたIoTシステムを実現できる。
以下、本発明の実施例3について図表を用いて説明する。実施例3の構成は実施例2の構成とほぼ同様であるが、デバイス管理サーバに個体識別タグ管理コレクションが追加されることと、デバイス管理サーバ105のマッピング管理部1021における処理が異なる。
図20に、デバイス管理サーバ105の構成を示す。図10の構成に加えて、データベース1010に個体識別タグ管理コレクション2001を備えている。
図21に、デバイス管理サーバ105が保持する個体識別タグ管理コレクション2001の構成を示す。個体識別タグ管理コレクション2001は、一つまたは複数のドキュメント2100で構成される。ドキュメント2100は、個体識別タグを識別するIDを格納するtag_id2110と、個体識別タグの位置情報を収集する先を格納するurl2120とから構成される。
図22は、マッピング管理部1021における、センサ1603と関係するセンシング対象のモノ1601を確認する処理を示したフローチャートである。
マッピング管理部1021は、センサと関係するセンシング対象のモノの確認依頼を受信すると(S2201)、デバイス管理コレクション1011からsensor_id1110が確認依頼に含まれるsensor_idと一致するドキュメント1100を検索し、url1120に対してセンサ1603の位置情報を要求し、ゲートウェイ107からセンサ1603の位置情報を取得する(S2202)。
次に、個体識別タグ管理コレクション2001の全てのドキュメントに格納されたurl2120に対し、個体識別タグ1602の位置情報を要求し、全ての個体識別タグ1602の位置情報を取得し、センシング対象のモノの位置情報とする(S2203)。
次に、センサ1603の位置情報と全てのセンシング対象のモノ1601の位置情報を比較し、センサ1603と最も距離が近いセンシング対象のモノ1601を特定する(S2204)。
次に、センサ1603と特定したセンシング対象のモノ1601の距離があらかじめ定めたしきい値以内であるか確認する(S2205)。しきい値以内であれば、特定したセンシング対象のモノ1601のthing_idを応答する(S2206)。そうでなければ、該当なしを応答する(S2207)。
以上が、マッピング管理部1021においてセンサ1603に対応するセンシング対象のモノ1601の特定処理の説明である。
本実施例により、センサ起点でセンシング対象とセンサの対応関係を確認できる。これにより、センシング対象とセンサの対応関係が不一致になることを回避でき、正しいセンサデータを用いたIoTシステムを実現できる。
以下、本発明の実施例4について、図表を用いて説明する。実施例4の構成は実施例2の構成とほぼ同様であるが、デバイス管理サーバ105のマッピング管理部1021における処理が異なる。
図23は、マッピング管理部1021におけるセンサ1603と関係するセンシング対象のモノ1601を確認する処理を示したフローチャートである。
マッピング管理部1021は対応関係確認依頼を受信すると(S2301)、確認依頼に含まれる個体識別タグ1602の位置情報をセンシング対象のモノの位置情報として取得する(S2302)。
次に、ゲートウェイ管理コレクション1012の全てのドキュメント1200に格納されたurl1220に対し、センサ1603の位置情報を要求し、全てのセンサ1603の位置情報を取得する(S2303)。
次に、センシング対象のモノ1601の位置情報と全てのセンサ1603の位置情報を比較し、センシング対象のモノ1601と最も距離が近いセンサ1603を特定する(S2304)。
次に、特定した最も距離が近いセンサ1603は確認対象のセンサであるか確認する(S2305)。確認対象のセンサであれば正常を応答する(S2306)。そうでなければアラートを発生する(S2307)。
以上が、マッピング管理部1021においてセンシング対象のモノ1601とセンサ1603の対応関係の確認時に行われる処理の説明である。
本実施例により、センシング対象のモノとセンサの対応関係が不一致になることを回避でき、正しいセンサデータを用いたIoTシステムを実現できる。
実施例5の構成は実施例2の構成とほぼ同様であるが、センシング管理サーバ1604のセンサ情報管理部1722の処理が異なる。
図24に、センシング管理サーバ1604の処理のフローを示す。センシング管理サーバ1604のセンサ情報管理部1722はデバイス管理サーバ105からアラートを受けると(S2401)、アラートに含まれるアラート対象センサのsensor_idを取得する(S2402)。
アラート以降は当該センサから送信されたセンサデータは正確ではないと判断し、センサデータの保存は行わず廃棄する(S2403)。
本実施例により、正確ではないセンサデータによる分析結果の汚染を回避でき、正しいセンサデータのみを用いたIoTシステムを実現できる。
実施例6の構成は実施例2の構成とほぼ同様であるが、センシング管理サーバ16040のセンサ情報管理部1722の処理が異なる。
図25に、実施例6のセンシング管理サーバ1604の処理のフローを示す。センサ情報管理部1722は、デバイス管理サーバ105からアラートを受けると(S2501)、未処理のアラートが有るかを判断し、アラートに含まれるsensor_id毎に以下の処理を実施する(S2502)。
アラートに含まれるアラート対象センサのsensor_idを取得する(S2503)。
次に、センサ管理コレクション1712(ドキュメントは図4)内のドキュメント400をsensor_id410で検索し、ヒットしたドキュメント400のmapped_thing420の値からセンシング対象のモノを特定する(間違った対応関係にあるモノを特定)(S2504)。
次に、デバイス管理サーバ105にセンシング対象のモノ1601に関係するセンサの特定を依頼し、正しいセンシング対象のモノ1601(ドキュメントは図3)のthing_id310とセンサ1603のsensor_id410の対応関係を把握する(S2505)。
次に、センシング対象管理コレクション1711内のドキュメント300を間違って登録されたセンシング対象のモノのthing_id310で検索し、ヒットしたドキュメント300のsensor340の内容を、正しいセンシング対象のモノのthing_id310で検索してヒットしたドキュメント300のsensor340に移動する(S2506)。
本実施例により、不一致に気づく以前のセンサデータも正しく利用可能となり、センサデータの無駄を無くしたIoTシステムを実現できる。
101…牛、102…耳標、103…ウェアラブルセンサ、104…センシング管理サーバ、105…デバイス管理サーバ、106…タグ読取端末、107…ゲートウェイ、108…タグ用ネットワーク、109…センサ用ネットワーク、110…管理用ネットワーク、
201…CPU、202…メモリ、203…記憶装置、204…入力装置、205…出力装置、206…通信ポート、210…データベース、211…牛管理コレクション、212…ウェアラブルセンサ管理コレクション、221…牛情報管理部、222…ウェアラブルセンサ情報管理部、
300…ドキュメント、400…ドキュメント、
1001…CPU、1002…メモリ、1003…記憶装置、1004…入力装置、1005…出力装置、1006…通信ポート、1010…データベース、1011…デバイス管理コレクション、1012…ゲートウェイ管理コレクション、1021…マッピング管理部、
1100…ドキュメント、1200…ドキュメント、
1601…センシング対象の物品、1602…個体識別タグ、1603…センサ、1604…センシング管理サーバ、
1711…センシング対象管理コレクション、1712…センサ管理コレクション、1721…センシング対象情報管理部、1722…センサ情報管理部、
2001…固定識別タグ管理コレクション、2100…ドキュメント。

Claims (15)

  1. センシング対象に取り付けられたセンサと、センシング対象との対応関係の良否を確認する対応関係確認方法であって、
    第1の位置情報取得手段が、前記センシング対象に固定して取り付けられた第1のセンサの位置情報を取得するステップと、
    第2の位置情報取得手段が、前記センシング対象に取外し可能に取り付けられた第2のセンサの位置情報を取得するステップと、
    管理装置が、前記第1のセンサの位置情報と前記第2のセンサの位置情報とを比較して距離を求め、距離がしきい値以上であれば前記センシング対象と前記第2のセンサの対応関係が不一致と判断するステップと、
    を備えるセンシング対象とセンサの対応関係確認方法。
  2. 請求項1に記載のセンシング対象とセンサの対応関係確認方法において、
    前記管理装置が、前記センシング対象と前記第2のセンサの対応関係が不一致と判断した場合は、警報を発するステップを備えることを特徴とするセンシング対象とセンサの対応関係確認方法。
  3. 請求項1に記載のセンシング対象とセンサの対応関係確認方法において、
    前記第1または第2のセンサの位置情報は、センサデータを読み取る読取端末の位置情報、データ送信時の電波強度から測位した位置情報、または、モバイル回線業者が保持するSIMの位置情報を用いることを特徴とするセンシング対象とセンサの対応関係確認方法。
  4. 請求項1に記載のセンシング対象とセンサの対応関係確認方法において、
    前記管理装置が、センサ起点でセンシング対象とセンサの対応関係を確認することを特徴とするセンシング対象とセンサの対応関係確認方法。
  5. 請求項1に記載のセンシング対象とセンサの対応関係確認方法において、
    前記管理装置が、前記第1のセンサまたは前記第2のセンサを起点として、距離の近い他のセンサを検索し、センシング対象とセンサの対応関係を特定することを特徴とするセンシング対象とセンサの対応関係確認方法。
  6. 請求項1に記載のセンシング対象とセンサの対応関係確認方法において、
    前記管理装置が、センシング対象とセンサの対応関係に不一致が発生した場合には、センサデータを廃棄するステップを備えることを特徴とするセンシング対象とセンサの対応関係確認方法。
  7. 請求項1に記載のセンシング対象とセンサの対応関係確認方法において、
    前記管理装置が、センシング対象とセンサの対応関係に不一致が発生した場合には、間違ったセンシング対象のセンシングデータとして登録されたセンサデータを、正しいセンシング対象のセンシングデータとして登録し直すステップを備えることを特徴とするセンシング対象とセンサの対応関係確認方法。
  8. センシング対象に取り付けられたセンサと、センシング対象との対応関係の良否を確認する対応関係確認方法であって、
    第1の位置情報取得手段が、センシング対象に固定して取り付けられた第1のセンサの位置情報を取得するステップと、
    第2の位置情報取得手段が、複数のセンシング対象にそれぞれ取外し可能に取り付けられた複数の第2のセンサの位置情報を取得するステップと、
    管理装置が、前記複数の第2のセンサの中から、前記第1のセンサの位置情報と最も近い位置情報を持つセンサを検索するステップと、
    前記管理装置が、前記最も近い位置情報を持つセンサが対応関係にあるセンサかどうかを判断し、対応関係にあるセンサでない場合には、センシング対象と前記第2のセンサの対応関係が不一致と判断して、警報を発するステップと、
    を備えるセンシング対象とセンサの対応関係確認方法。
  9. センシング対象に取り付けられたセンサと、センシング対象との対応関係の良否を確認する対応関係確認システムであって、
    前記センシング対象に固定して取り付けられた第1のセンサと、
    前記センシング対象に取外し可能に取り付けられた第2のセンサと、
    前記第1のセンサの位置情報を取得する第1の位置情報取得手段と、
    前記第2のセンサの位置情報を取得する第2の位置情報取得手段と、
    前記第1のセンサの位置情報と前記第2のセンサの位置情報とを比較して、距離を求め、距離がしきい値以上であれば前記センシング対象と前記第2のセンサの対応関係が不一致と判断する管理装置と、
    を備えるセンシング対象とセンサの対応関係確認システム。
  10. 請求項9に記載のセンシング対象とセンサの対応関係確認システムにおいて、
    前記管理装置は、前記センシング対象と前記第2のセンサの対応関係が不一致と判断した場合は、警報を発することを特徴とするセンシング対象とセンサの対応関係確認システム。
  11. 請求項9に記載のセンシング対象とセンサの対応関係確認システムにおいて、
    前記第1または第2のセンサの位置情報は、センサデータを読み取る読取端末の位置情報、データ送信時の電波強度から測位した位置情報、または、モバイル回線業者が保持するSIMの位置情報を用いることを特徴とするセンシング対象とセンサの対応関係確認システム。
  12. 請求項9に記載のセンシング対象とセンサの対応関係確認システムにおいて、
    前記管理装置は、前記第1のセンサまたは前記第2のセンサを起点として、距離の近い他のセンサを検索し、センシング対象とセンサの対応関係を特定することを特徴とするセンシング対象とセンサの対応関係確認システム。
  13. 請求項9に記載のセンシング対象とセンサの対応関係確認システムにおいて、
    前記第1のセンサは個体識別センサであり、
    前記第2のセンサは状態確認センサであることを特徴とするセンシング対象とセンサの対応関係確認システム。
  14. 請求項9に記載のセンシング対象とセンサの対応関係確認システムにおいて、
    前記管理装置は、センシング対象とセンサの対応関係に不一致が発生した場合にはセンサデータを廃棄することを特徴とするセンシング対象とセンサの対応関係確認システム。
  15. 請求項9に記載のセンシング対象とセンサの対応関係確認システムにおいて、
    前記管理装置は、センシング対象とセンサの対応関係に不一致が発生した場合には、間違ったセンシング対象のセンシングデータとして登録されたセンサデータを、正しいセンシング対象のセンシングデータとして登録し直すことを特徴とするセンシング対象とセンサの対応関係確認システム。
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