JP7521977B2 - シート貼付装置およびシート貼付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シート貼付装置およびシート貼付方法に関する。
被着体に接着シートを貼付するシート貼付装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、支持体からシート部材の一部がはみ出したはみ出し部を有する被着体が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008-074413号公報 特開2000-318021号公報
特許文献1に記載された貼付装置(シート貼付装置)で、例えば、特許文献2に記載された輸液ボトル(被着体)のオーバーシール8(シート部材)の表面(被貼付領域)にラベル1(接着シート)を貼付する場合、シート部材の被貼付領域と接着シートとの間に、シート部材のはみ出し部が挟み込まれることでシート貼付不良が発生する場合がある。
本発明の目的は、シート貼付不良が発生することを防止することができるシート貼付装置およびシート貼付方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、挟み込み防止手段を備えているので、被貼付領域と接着シートとの間にシート部材のはみ出し部が挟み込まれることがなく、シート貼付不良が発生することを防止することができる。
また、押圧手段によって当接部材を移動させれば、装置の大型化を防止することができる。
本発明の一実施形態に係るシート貼付装置の説明図。
以下、本発明の一実施形態を図1に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
本発明のシート貼付装置EAは、シート部材SMの一方の面SMAの一部である取付領域SM1が支持体MBの端面MB1に取り付けられた被着体WK(図1(A)中AAを付した図参照)に接着シートASを貼付する装置であって、シート部材SMの他方の面SMBにおいて取付領域SM1に対応する被貼付領域SM2に接着シートASを貼付する貼付手段10と、被貼付領域SM2と接着シートASとの間に、当該被貼付領域SM2の外側に位置するシート部材SMのはみ出し部SM3が挟み込まれることを防止する挟み込み防止手段20と、被着体WKを所定位置に位置決めする位置決め手段30と備え、被着体WKを搬送する搬送手段40の近傍に配置されている。
貼付手段10は、剥離シートRLの一方の面に接着シートASが仮着された原反RSを支持する支持ローラ11と、原反RSを案内するガイドローラ12と、剥離縁13Aで剥離シートRLを折り返し、当該剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離手段としての剥離板13と、被貼付領域SM2に接着シートASを押圧して貼付する押圧手段14と、駆動機器としての回動モータ15Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ15Bとで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ15と、図示しない駆動機器の出力軸に支持され、シート貼付装置EAの自動運転が行われている間、ピンチローラ15Bとの間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与し、当該剥離シートRLを回収する回収手段としての回収ローラ16とを備えている。
押圧手段14は、駆動機器としての直動モータ14Aの出力軸14Bに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)で吸着保持が可能な保持面14Cを有する押圧部材14Dと、直動モータ14Aの出力軸14Bに支持されたブラケット14Eと、ブラケット14Eに形成された貫通孔14Fに摺動可能に設けられ、左端に押当て部材14H、右端にストッパ14Jが支持されたプッシャ14Gと、プッシャ14Gを左方へ付勢する付勢手段としての第1ばね14Kとを備えている。
挟み込み防止手段20は、左右2体の支持フレーム21間に支持された前後2体のスライド軸22と、貫通孔23Aを介して各スライド軸22に摺動可能なスライダ23と、スライダ23を右方へ付勢する付勢手段としての第2ばね24と、スライダ23に支持されるとともに、押圧手段14によって移動され、被貼付領域SM2と接着シートASとの間からはみ出し部SM3を排除する当接部材25とを備えている。当接部材25には、シート部材SMを介して被着体WKのネック部MB2が挿通可能な貫通孔25Aが形成されている。なお、第2ばね24は、第1ばね14Kに対してばね定数が小さなものが採用されている。
位置決め手段30は、駆動機器としての直動モータ31の出力軸31Aに支持され、下面に左方から見た側面視において逆V字状の位置決め部32Aが形成された第1位置決め部材32と、駆動機器としての直動モータ33の出力軸33Aに支持され、上面に側面視V字状の位置決め部34Aが形成された第2位置決め部材34とを備えている。
搬送手段40は、駆動機器としての回動モータ41によって駆動されるベルトコンベアやローラコンベア等のコンベア42を備えている。
以上のシート貼付装置EAの動作を説明する。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EAに対し、当該シート貼付装置EAの使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように原反RSをセットした後、図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、貼付手段10が回動モータ15Aを駆動し、原反RSを繰り出し、先頭の接着シートASの繰出方向先端部が剥離板13の剥離縁13A近傍の所定位置に到達すると、回動モータ15Aの駆動を停止する。
次いで、搬送手段40が回動モータ41を駆動し、コンベア42で被着体WKを搬送し、当該被着体WKのネック部MB2が第1位置決め部材32の下部(第2位置決め部材34の上部でも可)に到達すると、回動モータ41の駆動を停止する。その後、位置決め手段30が直動モータ31、33を駆動し、図1(B)中BBを付した図に示すように、第1、第2位置決め部材32、34で被着体WKのネック部MB2を挟み込み、当該被着体WKを位置決めする。次に、貼付手段10が回動モータ15Aおよび図示しない減圧手段を駆動し、原反RSを繰り出して、図1(A)中二点鎖線で示すように、剥離板13で剥離した先頭の接着シートASを保持面14Cで吸着保持した後、当該先頭のASに続く次のASの繰出方向先端部が剥離板13の剥離縁13A近傍の所定位置に到達すると、回動モータ15Aの駆動を停止する。そして、貼付手段10が直動モータ14Aを駆動し、押圧部材14Dを左方に移動させると、図1(B)に示すように、押当て部材14Hがスライダ23に当接して当接部材25を左方に移動させ、当該当接部材25ではみ出し部SM3を左方に押し倒す。その後も押圧部材14Dの左方への移動が続行されると、図1(B)中二点鎖線で示すように、保持面14Cで吸着保持された接着シートASが被貼付領域SM2に押圧されて貼付される。次いで、貼付手段10が図示しない減圧手段の駆動を停止し、保持面14Cでの接着シートASの吸着保持を解除した後、各手段がそれぞれの駆動機器を駆動し、各部材を初期位置に復帰させる。その後、搬送手段40が回動モータ41を駆動し、コンベア42で被着体WKを次工程に搬送し、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、挟み込み防止手段20を備えているので、被貼付領域SM2と接着シートASとの間にシート部材SMのはみ出し部SM3が挟み込まれることがなく、シート貼付不良が発生することを防止することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれる。
例えば、貼付手段10は、押圧手段14に代えてまたは併用して、多関節ロボット等の駆動機器で当接部材25を移動させてシート部材SMのはみ出し部SM3に当接させてもよいし、剥離シートRLに仮着された帯状の接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込が形成されることで、その切込で仕切られた所定の領域が接着シートASとされた原反を繰り出してもよいし、帯状の接着シート基材が剥離シートRLに仮着された原反を採用し、接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込をカッター刃等の切断手段で形成し、その切込で仕切られた所定の領域を接着シートASとしてもよいし、支持ローラ11やガイドローラ12等の各ローラの代わりに板状部材やシャフト部材等で原反RSや剥離シートRLを支持したり案内したりしてもよいし、原反を巻回することなく例えばファンフォールド折りにして支持してもよいし、剥離シートRLを巻回することなくファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだり、無造作に集積したりして剥離シートRLを回収する回収手段を採用してもよいし、回収手段を採用しなくてもよい。
挟み込み防止手段20は、当接部材25に代えてまたは併用して、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等からなる当接部材を採用してもよいし、押圧手段14によって移動されることなく、他の駆動機器によって移動される当接部材25を採用してもよいし、当接部材25に代えてまたは併用して、大気やガス等の気体または流体を吹き付ける吹付手段を採用してもよく、このような吹付手段を採用する場合、当該吹付手段を移動させてもよいし、移動させなくてもよい。
位置決め手段30は、第1位置決め部材32および第2位置決め部材34で被着体WKの任意の部分を挟み込んで当該被着体WKを位置決めしてもよいし、第1位置決め部材32と第2位置決め部材34とが同じ形状でもよいし異なる形状でもよいし、第1位置決め部材32および第2位置決め部材34の一方を備えていなくてもよいし、第1位置決め部材32および第2位置決め部材34の一方がV字状の位置決め部を備えていなくてもよいし、被着体WKを挟み込むことなく当該被着体WKを位置決めしてもよいし、本発明のシート貼付装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
搬送手段40は、例えば、駆動機器としての多関節ロボットで被着体WKを搬送してもよいし、本発明のシート貼付装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよく、備わっていない場合、他の装置で被着体WKを搬送すればよい。
シート部材SMは、例えば、端面MB1に貼付された他の接着シートであってもよいし、紙、樹脂、板材、金属等の部材で形成されたものでもよいし、接着力がないものから形成されているものの場合、例えば、接着剤や粘着剤等の付着部材を利用して端面MB1に取り付けられてもよい。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、貼付手段は、シート部材の他方の面において取付領域に対応する被貼付領域に接着シートを貼付可能なものであればどのようなものでもよく、出願当初の技術常識に照らし合わせてその技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
シート部材SM、接着シートASおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、シート部材SM、接着シートASおよび被着体WKは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、接着シートASは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよい。また、このような接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、さらには、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ブラシ状部材の他、大気やガス等の気体の吹き付けによるものを採用してもよいし、押圧するものをゴム、樹脂、スポンジ等の変形可能な部材で構成してもよいし、金属や樹脂等の変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよいし、付勢手段が採用されている場合、ばね、ゴム、樹脂または駆動機器等で構成してもよい。
EA…シート貼付装置
10…貼付手段
14…押圧手段
20…挟み込み防止手段
25…当接部材
AS…接着シート
MB…支持体
MB1…端面
SM…シート部材
SM1…取付領域
SM2…被貼付領域
SM3…はみ出し部
WK…被着体

Claims (3)

  1. シート部材の一方の面の一部である取付領域が支持体の端面に取り付けられた被着体に接着シートを貼付するシート貼付装置であって、
    前記シート部材の他方の面において前記取付領域に対応する被貼付領域に前記接着シートを貼付する貼付手段と、
    前記被貼付領域と前記接着シートとの間に、当該被貼付領域の外側に位置する前記シート部材のはみ出し部が挟み込まれることを防止する挟み込み防止手段とを備えていることを特徴とするシート貼付装置。
  2. 前記貼付手段は、前記被貼付領域に前記接着シートを押圧して貼付する押圧手段を備え、
    前記挟み込み防止手段は、前記押圧手段によって移動され、前記被貼付領域と前記接着シートとの間から前記はみ出し部を排除する当接部材を有することを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
  3. シート部材の一方の面の一部である取付領域が支持体の端面に取り付けられた被着体に接着シートを貼付するシート貼付方法であって、
    前記シート部材の他方の面において前記取付領域に対応する被貼付領域に前記接着シートを貼付する貼付工程と、
    前記被貼付領域と前記接着シートとの間に、当該被貼付領域の外側に位置する前記シート部材のはみ出し部が挟み込まれることを防止する挟み込み防止工程とを実施することを特徴とするシート貼付方法。
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