JP7531439B2 - 軸重計測システム、軸重計測システムの制御方法、プログラム - Google Patents

軸重計測システム、軸重計測システムの制御方法、プログラム Download PDF

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Description

本開示は、軸重計測システム、軸重計測システムの制御方法、プログラムに関する。
高速道路や有料道路等の通路には、通行する車両に関する情報を取得するための各種装置が設けられている。例えば、特許文献1には、有料道路の料金収受システムにおいて、通路を走行する車両の軸重を計測する荷重センサ等のセンサを備え、軸重データ等を取得する計測システムが開示されている。
このような計測システムでは、消費電力を抑えることが望まれる。これに対し、特許文献2には、車の車輪が通過する部位に設けられた踏板と、踏板の沈降・上昇動作を電気エネルギーに変換するエネルギー変換部と、変換された電気エネルギーを蓄積する電気エネルギー蓄積器と、を備える構成が開示されている。
特開2012-185530号公報 実開平5-84178号公報
ところで、軸重を計測する計測システムにおいては、設置作業時における踏板の運搬性、センサにおける感度向上等の観点から、踏板を複数枚に分割することがある。複数枚の踏板に、特許文献2に開示された構成を適用して発電、及び蓄電機能を備えたとしても、以下のような問題が生じる可能性がある。
すなわち、自動二輪車やトライク等の三輪車を除くと、ほとんどの車両は車幅方向の両側に車輪を備えている。このため、踏板を、例えば車線の車幅方向に複数枚に分割して設置した場合、車幅方向中央部に設置された踏板は、車両によって踏まれる回数が、車幅方向両側に設置された踏板に比較すると大幅に少なくなる。その結果、車幅方向中央部に設置された踏板では、発電量、及び蓄電量が少なく、センサで検知を行う際に、電力が得られない可能性がある。
このため、計測部の動作に必要な電力が不足し、車輪が通過しても検知を行えない場合がある。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、車輪が車線幅方向のどの位置を通過しても計測部は検知を行うことができる軸重計測システム、軸重計測システムの制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る軸重計測システムは、車線を走行する車両の車輪に踏まれたときの荷重を計測する複数の計測部を備え、前記各計測部が、前記車線の路面の一部を形成するように設置された踏板と、前記踏板が前記車輪に踏まれたときに電気を発生可能な発電部と、前記発電部に接続され、前記発電部で発生させた電気を蓄積可能な蓄電部と、他の前記計測部の前記蓄電部との間で、給電及び受電の少なくとも一方を行うことで、前記蓄電部における蓄電量を調整する蓄電調整部と、を備え、複数の前記計測部の前記踏板が、前記車線の幅方向に複数並べて配置されている。
本開示に係る軸重計測システムの制御方法は、車線を走行する車両の車輪に踏まれたときの荷重を計測する複数の計測部のそれぞれが、前記車線の路面の一部を形成するように設置された踏板と、前記踏板上を通過する前記車両の車輪に踏まれることで発生させた電気を蓄積する蓄電部と、を備え、複数の前記計測部の踏板が、前記車線の幅方向に複数並べて配置されている軸重計測システムにおける蓄電制御方法であって、前記複数の計測部のうちの少なくとも一の前記計測部において、前記蓄電部に蓄積した電気を、前記複数の計測部のうち他の前記計測部に供給するステップと、前記一の計測部から供給された電気を、前記他の計測部の前記蓄電部に蓄積するステップと、含む。
本開示に係るプログラムは、車線を走行する車両の車輪に踏まれたときの荷重を計測する複数の計測部のそれぞれが、前記踏板上を通過する前記車両の車輪に踏まれることで発生させた電気を蓄積する蓄電部と、を備え、複数の前記計測部の踏板が、前記車線の幅方向に複数並べて配置されている軸重計測システムのコンピュータに、前記複数の計測部のうちの少なくとも一の前記計測部において、前記蓄電部に蓄積した電気を、前記複数の計測部のうち他の前記計測部に供給するステップと、前記一の計測部から供給された電気を、前記他の計測部の前記蓄電部に蓄積するステップと、を実行させる。
本開示の軸重計測システム、軸重計測システムの制御方法、プログラムによれば、車輪が車線幅方向のどの位置を通過しても計測部は検知を行うことができる。
本開示の実施形態に係る軸重計測システムを備えた料金収受システムの概略斜視図である。 本開示の実施形態に係る軸重計測システムの機能ブロック図である。 本開示の実施形態に係る軸重計測システムに備えた複数の計測部を示す断面図である。 本開示の実施形態に係る各計測部の蓄電調整部の機能ブロック図である。 本開示の実施形態に係る軸重計測システムの制御方法の手順を示すフローチャートである。 本開示の実施形態に係る軸重計測システムが備えるコンピュータのハードウェア構成の例である。
以下、本開示に係る実施形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において同一または相当する構成には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
(料金収受システムの全体構成)
本実施形態の料金収受システム1は、有料道路である高速道路の入口料金所(料金形式によっては出口料金所)に設けられ、高速道路の利用者から、当該利用者が乗車する車両Aに関連した額の料金の収受を行うためのシステムである。
例えば、車両Aは、入口料金所を介して一般道路側から高速道路側へと通じる車線Lを走行している。車線Lの両側にはアイランドIが敷設されており、料金収受システム1を構成する各種装置の少なくとも一部が設置されている。
以下、車線Lが延びる方向(図1における±X方向)を「車線方向」と記載し、また、車線Lの車線方向における高速道路側(図1における+X方向側)を「下流側」と記載する。また、車線Lの車線方向における一般道路側(図1における-X方向側)を「上流側」と記載する。
さらに、車線Lの幅方向を車線幅方向(図1における±Y方向)と称し、車両Aの車高方向を上下方向(図1における±Z方向)と称する。
本実施形態では、料金収受システム1では、無線通信システムによる課金処理が行われる。
料金収受システム1は、入口料金所を通過しようとする車両Aとの間で無線による通信処理(以下、単に「無線通信」と表記)を行い、車両Aの車種に関連した課金処理を行う装置である。
例えば、料金収受システム1は、電子式料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System(登録商標)、「自動料金収受システム」ともいう)を構築するシステムの一部である。
図1に示すように、料金収受システム1は、車両検知器5と、通信アンテナ6と、車種判別装置7と、軸重計測システム2と、を備える。
例えば、料金収受システム1は、一連の課金処理を司る図示しない課金処理部をさらに備え、取得した情報や決定した課金額の情報等を、通信回線を介して、遠隔地に設置された図示しない中央決済処理装置(上位装置)に出力してもよい。
(車両検知器の構成)
車両検知器5は、アイランドI上に設置されている。
車両検知器5は、後述する軸重計測システム2の軸重計本体4の設置位置において車両Aを検知可能に設置されている。
例えば、車両検知器5は、車線Lにおける車両検知器5が設置される位置に進入したことを検知してもよい。
例えば、車両検知器5は、車線Lにおける車両検知器5が設置される位置を、車両Aが通過し終えたことを検知してもよい。
車両検知器5は、車両検知信号RAを、例えば、軸重計制御装置3に出力する。
車両検知器5は、車両検知信号RAを、例えば、車種判別装置7に出力する。
(通信アンテナの構成)
通信アンテナ6は、車両Aの車載器αとの間で無線による通信処理(以下、単に「無線通信」と表記)を行う。具体的には、通信アンテナ6は、所定周波数(例えば、5.8GHz程度)の電磁波を送受可能に形成されており、当該電磁波を介することで到来した車両Aが搭載する車載器αとの無線通信を行う。
(車種判別装置の構成)
車種判別装置7は、アイランドI上に設置されている。
例えば、車種判別装置7は、料金収受システム1の各種センサにより検出される車線Lに進入した車両Aの車長、車高、軸数(車軸数)、軸重、ナンバープレート情報等を取得してもよい。
車種判別装置7は、各種センサを通じて得られる種々の情報(車長、車高、軸数、ナンバープレート情報等)に基づいて、車線Lに進入した車両Aの車種区分を特定する。
例えば、車種区分は、“軽自動車/二輪車”、“普通車”、“中型車”、“大型車”及び“特大車”の5分類とされる。
例えば、料金収受システム1は、車種判別装置7が特定した車種区分から、車両Aの車種区分に応じた料金を課金してもよい。
(軸重計測システムの構成)
軸重計測システム2は、軸重計制御装置3と、軸重計本体4と、を備える。
(軸重計制御装置の構成)
図2に示すように、軸重計制御装置3は、Central Processing Unit(以下、「CPU」という。)31と、メモリ32と、を備える。
CPU31は、軸重データ取得部311と、車両検知信号取得部312と、軸数特定部314と、軸重データ特定部315と、を機能的に備える。
すなわち、CPU31は、所定のプログラムに基づいて動作することで、軸重データ取得部311、車両検知信号取得部312、軸数特定部314、及び軸重データ特定部315としての機能を発揮する。
メモリ32は、軸重計制御装置3が取得する各種データを格納する。
軸重データ取得部311は、軸重計本体4から軸重データDAを取得する。
例えば、軸重データ取得部311は、取得した軸重データDAをメモリ32に取得順に順次格納してもよい。
車両検知信号取得部312は、車両検知器5から車両検知信号RAを取得する。
軸数特定部314は、軸重計本体4から軸重データDAを取得する。
軸数特定部314は、車両Aが車両検知器5へ進入したことを検知してから車両Aが車両検知器5から退出したことを検知するまでの間に、検知される軸重データDAの数から、車両Aの軸数NAを特定する。
この場合、軸数特定部314は、車両Aが車両検知器5へ進入したことを検知してから車両Aが車両検知器5から退出したことを検知するまでの間に、検知される軸重データDAの数を計数し、計数された数を車両Aの軸数NAとして特定する。
すなわち、軸数特定部314は、車両Aが車両検知器5を遮光し始めてから、遮光が終わり透光状態となるまでの間に取得される軸重データDAの数を計数し、計数された数を車両Aの軸数NAとして特定する。
軸重データ特定部315は、軸数特定部314で特定される車両Aの軸数NAに応じた軸重データDAを車両Aに関連付ける。
例えば、軸重データ特定部315は、軸数特定部314で特定される車両Aの軸数NA分の軸重データDAを車両Aに関連付ける。
軸重データ特定部315において、車両Aに関連付けられた軸重データDAは、例えば、メモリ32に格納され、軸重計制御装置3の各種インタフェースに出力されてもよい。
また、軸重データ特定部315において、車両Aに関連付けられた軸重データDAはどのような用途に利用されてもよい。
例えば、車両Aに関連付けられた軸重データDAは、車両Aの各車軸の軸重超過の監視に用いられてもよい。
例えば、車両Aに関連付けられた軸重データDAは、車両Aの総重量の算出、総重量超過の監視に用いられてもよい。
(軸重計本体の構成)
軸重計本体4は、車線L上に設置されている。
軸重計本体4は、X方向について、設置位置Pに設置されている。
軸重計本体4は、複数の計測部40を備える。
(計測部の構成)
図3、図4に示すように、各計測部40は、踏板41と、荷重センサ42と、発電部43と、蓄電部44と、検出部45と、蓄電調整部46と、を備える。
各計測部40は、軸重データDAを軸重計制御装置3に出力する。
図3に示すように、踏板41は、車線Lの路面に沿って設けられる。
踏板41は、車線Lの路面の一部を形成する。
踏板41は、例えば金属板からなる。
複数の計測部40の踏板41は、車線幅方向に複数設けられる。
踏板41は、車線幅方向に3以上並べて配置されている。
例えば、踏板41は、車線幅方向に5組設けられる。
複数の計測部40の踏板41は、車線方向に並べて複数設けられていてもよい。
例えば、図1に示すように、踏板41は、車線方向に2組設けられる。
図3に示すように、荷重センサ42は、踏板41の下側に配置されている。
荷重センサ42は、車線Lの路面に埋設されている。
荷重センサ42は、各踏板41上を通過する車両Aの車輪に踏まれたときの荷重を計測する。
荷重センサ42は、蓄電部44に蓄電された電気により作動する。
荷重センサ42は、発電部43で発生させた電気の供給を直接受けることで作動するようにしてもよい。
荷重センサ42は、蓄電部44の蓄電量が不足する場合、軸重計制御装置3から電気の供給を受けるようにしてもよい。
荷重センサ42は、計測した荷重を軸重データDAとして、軸重計制御装置3に出力する。
荷重センサ42は、軸重データDAを、有線通信、または無線通信によって軸重計制御装置3に出力する。
例えば、軸重データDAは、各軸重が計測された時刻を含むデータであってもよい。
例えば、荷重センサ42は、車両Aが荷重センサ42を踏み終えた後、車両Aの軸重データDAを軸重計制御装置3に出力してもよい。
例えば、荷重センサ42は、車両Aが荷重センサ42を踏み終えた後、車両Aの軸重データDAを、車種判別装置7にも出力してもよい。
(発電部の構成)
発電部43は、踏板41の下側に配置されている。
発電部43は、踏板41が車輪に踏まれたときに電気を発生可能である。
発電部43は、踏板41が車輪に踏まれたときの荷重によって生じる圧力を電気に変換することで、電気を発生可能である。
例えば、発電部43は、圧電素子によって構成するようにしてもよい。
また、発電部43は、踏板41が車輪に踏まれたときの摩擦によって生じる熱を電気に変換することで、電気を発生するようにしてもよい。
このような発電部43は、例えば、熱電素子によって構成するようにしてもよい。
発電部43で発生した電気は、荷重センサ42を動作させるために用いられる。
発電部43で発生した電気は、蓄電部44に蓄えられる。
蓄電部44は、踏板41の下側に埋設されている。
蓄電部44は、踏板41の下側以外の場所に設けられていてもよい。
蓄電部44は、例えば、軸重計制御装置3内に収容されていてもよい。
蓄電部44は、発電部43と電気的に接続されている。
蓄電部44は、発電部43で発生させた電気を蓄積可能である。
蓄電部44は、例えば、電気を充電可能なバッテリーである。
各計測部40の蓄電部44は、他の計測部40の蓄電部44と配線102を介して電気的に接続されている。
例えば、各計測部40の蓄電部44は、車線幅方向で互いに隣り合う他の計測部40の蓄電部44と配線102を介して電気的に接続されている。
各計測部40の蓄電部44と他の計測部40の蓄電部44とを接続する配線102には、スイッチ(図示無し)が設けられている。
各計測部40の蓄電部44は、スイッチ(図示無し)を開閉することで、他の計測部40の蓄電部44との接続を断続可能としている。
各計測部40の蓄電部44は、スイッチ(図示無し)を閉じることで、他の計測部40の蓄電部44と電気的に接続され、給電または受電を行うことが可能となる。
各計測部40の蓄電部44は、スイッチ(図示無し)を開くことで、他の計測部40の蓄電部44との電気的な接続が解除される。
図4に示すように、検出部45は、蓄電部44の蓄電量を検出する。
検出部45は、蓄電部44の蓄電量を、例えば定められた時間間隔で検出する。
検出部45は、検出した蓄電量データDBを、蓄電調整部46に出力する。
(蓄電調整部の構成)
蓄電調整部46は、他の計測部40の蓄電部44との間で、給電及び受電の少なくとも一方を行うことで、蓄電部44における蓄電量を調整する。
蓄電調整部46は、検出部45で検出された蓄電量に基づいて、他の計測部40の蓄電部44との間で給電または受電を実行する。
蓄電調整部46は、蓄電量データDBに基づいて、他の計測部40の蓄電部44との間で給電または受電を実行する。
蓄電調整部46は、蓄電部44の蓄電量が、定められた第一基準値より少ない場合に、他の計測部40の蓄電部44から受電し、蓄電部44の蓄電量を増やす。
蓄電調整部46は、蓄電部44の蓄電量が、定められた第一基準値より少ない場合に、他の計測部40に対して給電要求信号を出力し、他の計測部40の蓄電部44からの給電を受ける。
蓄電調整部46は、他の計測部40の蓄電部44の蓄電量が少ない場合に、他の計測部40の蓄電部44に対する給電を実行する。
蓄電調整部46は、他の計測部40から給電要求信号を受けた場合に、他の計測部40の蓄電部44に対する給電を実行する。
蓄電調整部46は、他の計測部40の蓄電部44の蓄電量が少ない場合に、他の計測部40の蓄電部に対する給電を実行する。
蓄電調整部46は、蓄電部44の蓄電量が、定められた第二基準値よりも多い場合のみ、他の計測部40に対する給電を実行する。
図4に示すように、蓄電調整部46は、コンピュータであり、CPU48と、メモリ49とを備える。
CPU48は、蓄電量データ取得部481と、蓄電量判定部482と、給電要求部483と、給電制御部485と、を機能的に備える。
すなわち、CPU48は、所定のプログラムに基づいて動作することで、蓄電量データ取得部481、蓄電量判定部482、給電要求部483、要求受付部484、及び給電制御部485としての機能を発揮する。
メモリ49は、蓄電調整部46が取得する各種データを格納する。
蓄電量データ取得部481は、検出部45から蓄電量データDBを取得する。
蓄電量判定部482は、蓄電量データ取得部481で取得した蓄電量データDBに基づいて、蓄電部44の蓄電量についての判定を行う。
蓄電量判定部482は、蓄電量データDBに基づいて、蓄電部44の充電の必要の有無を判定する。
蓄電量判定部482は、蓄電量データDBに基づいて、蓄電部44の蓄電量が、予め定めた第一基準値より少ないか否かを判定する。
蓄電量判定部482は、蓄電部44の蓄電量が、第一基準値より少ない場合に、蓄電部44の充電が必要であると判定する。
蓄電量判定部482は、蓄電量データDBに基づいて、蓄電部44が他の計測部40の蓄電部44に対して給電を行うことが可能であるか否かを判定する。
蓄電量判定部482は、蓄電量データDBに基づいて、蓄電部44の蓄電量が、予め定めた第二基準値以上であるか否かを判定する。ここで、第二基準値は、第一基準値よりも大きい。
蓄電量判定部482は、蓄電部44の蓄電量が、第二基準値以上である場合に、他の計測部40の蓄電部44に対する給電が可能であると判定する。
給電要求部483は、蓄電量判定部482で蓄電部44の充電が必要であると判定された場合に、他の計測部40に対して給電要求信号SRを出力する。
給電要求部483は、他の計測部40に対し、有線通信、または無線通信によって給電要求信号SRを出力する。
要求受付部484は、他の計測部40の給電要求部483からの給電要求信号SRを受け付ける。
給電制御部485は、要求受付部484で他の計測部40の給電要求部483から給電要求信号SRを受けた場合に、他の計測部40に対する給電の実行を制御する。
給電制御部485は、給電要求信号SRを受けた場合、蓄電量判定部482で他の計測部40の蓄電部44に対して給電を行うことが可能であると判定されているか否かを確認する。
給電制御部485は、蓄電量判定部482で他の計測部40の蓄電部44に対して給電を行うことが可能であると判定されている場合、他の計測部40の蓄電部44に対する給電を実行する。
給電制御部485は、他の計測部40の蓄電部44に接続される配線102に設けられたスイッチ(図示無し)を閉とすることで、蓄電部44から他の計測部40の蓄電部44への給電を実行する。
(動作)
軸重計測システム2の動作について説明する。
軸重計測システム2の動作は、本実施形態の軸重計測システム2の制御方法に相当する。
軸重計測システム2の動作は、各計測部40で個別に実行される。
図5に示すように、軸重計測システム2の制御方法は、蓄電量データを取得するステップST01と、充電の必要の有無を判定するステップST02と、給電要求信号を出力するステップST03と、他の計測部から受電するステップST04と、他の計測部からの給電要求信号の有無を確認するステップST05と、他の計測部への給電の可否を判定するステップST06と、他の計測部への給電を実行するステップST07と、を含む。
蓄電量データを取得するステップST01では、蓄電量データ取得部481が、検出部45から蓄電量データDBを取得する。
充電の必要の有無を判定するステップST02では、蓄電量判定部482が、蓄電量データ取得部481で取得した蓄電量データDBに基づいて、蓄電部44の充電の必要の有無を判定する。
蓄電量判定部482は、蓄電量データDBに基づいて、蓄電部44の蓄電量が、予め定めた第一基準値より少ないか否かを判定する。
蓄電量判定部482は、蓄電部44の蓄電量が、第一基準値より少ない場合に、蓄電部44の充電が必要であると判定する。
給電要求信号を出力するステップST03では、蓄電量判定部482で蓄電部44の充電が必要であると判定された場合に、給電要求部483が、他の計測部40に対して給電要求信号SRを出力する。
他の計測部から受電するステップST04では、給電要求信号SRを受信した他の計測部40の蓄電部44からの給電を受ける。これには、他の計測部40が、後述するステップST05~ST07を実行することで実現される。他の計測部40の蓄電部44から配線102を通して供給された電気は、蓄電部44に蓄積される。これにより、この計測部40の蓄電部44における蓄電量が増える。蓄電部44における受電開始後、所定時間が経過した時点でステップST01を繰り返して実行する。
他の計測部からの給電要求信号の有無を確認するステップST05では、要求受付部484が、他の計測部40の給電要求部483から給電要求信号SRを受け付けているか否かを確認する。その結果、給電要求信号SRを受け付けていなければ、所定時間の経過後、ステップST01を繰り返して実行する。
ステップST05で、給電要求信号SRを受け付けていると確認された場合、ステップST06に移行する。
他の計測部への給電の可否を判定するステップST06では、蓄電量判定部482で他の計測部40の蓄電部44に対して給電を行うことが可能であるか否かを判定する。
蓄電量判定部482は、蓄電量データDBに基づいて、蓄電部44の蓄電量が、予め定めた第二基準値以上であるか否かを判定する。蓄電量判定部482は、蓄電部44の蓄電量が、第二基準値以上ではない場合、他の計測部40の蓄電部44に対する給電が不可能であると判定する。この場合、他の計測部40への給電を実行せず、ステップST01に戻って処理を繰り返す。
蓄電量判定部482は、蓄電部44の蓄電量が、第二基準値以上である場合に、他の計測部40の蓄電部44に対する給電が可能であると判定し、ステップST07に移行する。
他の計測部への給電を実行するステップST07では、給電制御部485が、他の計測部40の蓄電部44に対する給電を実行する。給電制御部485は、他の計測部40の蓄電部44に接続される配線102に設けられたスイッチ(図示無し)を閉とすることで、蓄電部44から他の計測部40の蓄電部44への給電を実行する。
ステップST07の実行後、所定時間が経過したら、ステップST01に戻り、処理を繰り返す。
(具体例)
例えば、車線幅方向の中央部に位置する計測部40Cの踏板41は、車線幅方向両側の計測部40A、40B、40D、40Eの各踏板41に比較すると、車両Aの車輪によって踏まれる回数が少ない。
車線幅方向の中央部に位置する踏板41を備える計測部40Cでは、上記のステップST02で、蓄電部44の充電が必要であると判定された場合、ステップST03で、給電要求信号SRを出力する。
計測部40Cの踏板41に隣接する車線幅方向両側の踏板41を備える計測部40B、40Dでは、上記のステップST05で、他の計測部40Cから給電要求信号SRを受け付けると、ステップST07で、他の計測部40Cに対する給電を実施する。他の計測部40Cでは、上記のステップST04において、車線幅方向両側の踏板41を備える計測部40B、40Dからの給電を受ける。
(作用効果)
本実施形態では、軸重計測システム2は、複数の計測部40のそれぞれが、発電部43と蓄電部44とを備える。これにより、各計測部40の踏板41が車両Aの車輪に踏まれることによって発電部43で発生させた電気を、蓄電部44に蓄積することができる。蓄電部44に蓄積された電気は、計測部40、あるいは計測部40以外に備えられた機器に供給することができる。
また、蓄電調整部46が、他の計測部40の蓄電部44との間で給電や受電を行うことで、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を調整することができる。例えば、蓄電量が不足している蓄電部44に対し、他の計測部40の蓄電部44から受電することで、蓄電量を増やすことができる。また、蓄電量が十分である蓄電部44においては、他の計測部40に給電することで、余剰の蓄電量を効率良く利用することができる。
このようにして、複数枚の踏板41を備えた構成において、軸重計測システム2は、電力を融通できる。
したがって、車線Lの幅方向に並んだ複数の踏板41に対応する計測部40は車線幅方向における踏板41の位置にかかわらず電力を得ることができるので、車輪が車線幅方向のどの位置を通過しても計測部40は検知を行うことができる。
上記実施形態では、検出部45で検出された各計測部40の蓄電量に基づいて、他の計測部40の蓄電部44との間で給電または受電を実行することで、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を自動的に調整することができる。
上記実施形態では、給電要求部483を備えることで、蓄電量が第一基準値より少ないことが検出された蓄電部44を備える計測部40から、他の計測部40に対して給電が要求される。給電要求を受けた他の計測部40から、給電を要求した計測部40の蓄電部44に対して給電が実行されることで、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を自動的に調整することができる。
上記実施形態では、各計測部40において、他の計測部40から給電要求を受けた場合に、他の計測部40に対する給電を実行する。これにより、蓄電量が少ない蓄電部44を備える他の計測部40に対して、給電を実行することで、他の計測部40の蓄電部44の蓄電量を増やすことができる。
上記実施形態では、各計測部40において、他の計測部40から給電要求を受けた計測部40の蓄電部44の蓄電量が第二基準値に到達しない場合には、他の計測部40に対して給電を実行しない。これにより、蓄電量が十分である蓄電部44を備えた計測部40から他の計測部40に対して給電を行うことで、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を適切に調整することができる。
上記実施形態では、踏板41が車線幅方向に3以上並べて配置される場合、車線幅方向の中央部に配置された踏板41は、車線幅方向の両側方に配置された踏板41よりも、車輪に踏まれる回数が少なくなる。このような場合に、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を調整することで、それぞれの計測部40の蓄電部44に対して電力供給を、より効果的に行うことができる。
上記実施形態では、車両Aの走行方向である車線方向に複数の踏板41が配置されている場合においても、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を調整し、それぞれの計測部40の蓄電部44に対して電力供給を行うことができる。
上記実施形態では、踏板41上を通過する車両Aの車輪の荷重が作用することによって、圧電素子で発生した電気を、蓄電部44に蓄えることができる。このような圧電素子を用いることで、簡易な構成で発電部43を構成することができる。
上記実施形態では、軸重計測システム2の制御方法は、複数の計測部40のうちの少なくとも一の計測部40では、蓄電部44に蓄積した電気を他の計測部40に供給する。他の計測部40では、一の計測部40から供給された電気を蓄電部44に蓄積する。このようにして、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を調整することができる。例えば、蓄電量が不足している蓄電部44に対し、他の計測部40の蓄電部44から受電することで、蓄電量を増やすことができる。また、蓄電量が十分である蓄電部44においては、他の計測部40に給電することで、余剰の蓄電量を効率良く利用することができる。
このようにして、複数枚の踏板41を備えた構成において、電力を融通できる。
したがって、車線Lの幅方向に並んだ複数の踏板41に対応する計測部40は車線幅方向における踏板41の位置にかかわらず電力を得ることができるので、車輪が車線幅方向のどの位置を通過しても計測部40は検知を行うことができる。
<変形例>
以上、本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、開示の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、開示の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲とその均等の範囲に含まれるものとする。
上記実施形態では、各計測部40の蓄電部44の蓄電量を、検出部45で検知し、その検知結果に基づいて、他の計測部40から給電を行うようにしたが、これに限られない。例えば、車両Aの車輪によって踏まれる回数が少ない踏板41を備える計測部40の蓄電部44には、蓄電部44の蓄電量を確認することなく、他の計測部40から給電を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、各蓄電部44を、関連する踏板41の下側に配置するようにしたが、各蓄電部44は、例えば軸重計制御装置3内の配置するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、各計測部40は検出部45を備えるが、検出部45はどこに設けられてもよい。例えば、各検出部45は、関連する踏板41の下側に配置されていてもよいし、軸重計制御装置3内に収容されていてもよい。
また、上記実施形態では、各計測部40は蓄電調整部46を備えるが、蓄電調整部46はどこに設けられてもよい。例えば、各蓄電調整部46は、関連する踏板41の下側に配置されてもよいし、軸重計制御装置3内に収容されていてもよい。
上記の軸重計測システムの制御方法の手順は適宜順番を入れ替えることが可能である。
上述の実施形態では、軸重計測システム2は、軸重計制御装置3、車両検知器5、及び車種判別装置7を備えるが、どのような軸重計制御装置3、車両検知器5、及び車種判別装置7を利用してもよい。
上述の実施形態では、軸重計測システム2は、電子式料金収受システムに設けられているが、どのようなシステムに設けられてもよい。
変形例として、軸重計測システム2は、料金自動収受機を備えるシステムに設けられてもよい。
他の変形例として、軸重計測システム2は、収受員により料金を収受する有人の料金所に設けられてもよい。
さらに他の変形例として、また、軸重計測システム2は、単独のシステムであってもよい。
上述の実施形態では、軸重計測システム2は、アイランドIに敷設されるセパレートレーン方式の料金収受システム1に適用されているが、変形例として、フリーフロー方式の料金収受システムに適用されてもよい。
なお、上述の実施形態においては、蓄電調整部46の各種機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをマイコンといったコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各種処理を行うものとしている。ここで、コンピュータシステムのCPUの各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
上述の実施形態において、蓄電調整部46の各種機能を実現するためのプログラムを実行させるコンピュータのハードウェア構成の例について説明する。
図6に示すように、蓄電調整部46が備えるコンピュータは、CPU48と、メモリ49と、記憶/再生装置50と、Input Output Interface(以下、「IO I/F」という。)51と、通信Interface(以下、「通信I/F」という。)52と、を備える。
メモリ49は、蓄電調整部46で実行されるプログラムで使用されるデータ等を一時的に記憶するRandom Access Memory(以下、「RAM」という。)等の媒体である。
記憶/再生装置50は、CD-ROM、DVD、フラッシュメモリ等の外部メディアへデータ等を記憶したり、外部メディアのデータ等を再生したりするための装置である。
IO I/F51は、蓄電調整部46と他の装置との間で情報等の入出力を行うためのインタフェースである。
通信I/F52は、インターネット、専用通信回線等の通信回線を介して、他の装置との間で通信を行うインタフェースである。
<付記>
実施形態に記載の軸重計測システム2、軸重計測システム2の制御方法、プログラムは、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る軸重計測システム2は、車線Lを走行する車両Aの車輪に踏まれたときの荷重を計測する複数の計測部40を備え、前記各計測部40が、前記車線Lの路面の一部を形成するように設置された踏板41と、前記踏板41が前記車輪に踏まれたときに電気を発生可能な発電部43と、前記発電部43に接続され、前記発電部43で発生させた電気を蓄積可能な蓄電部44と、他の前記計測部40の前記蓄電部44との間で、給電及び受電の少なくとも一方を行うことで、前記蓄電部44における蓄電量を調整する蓄電調整部46と、を備え、複数の前記計測部40の前記踏板41が、前記車線Lの幅方向に複数並べて配置されている。
この軸重計測システム2は、複数の計測部40のそれぞれが、発電部43と蓄電部44とを備える。これにより、各計測部40の踏板41が、車両Aの通過によって車両Aの車輪に踏まれることによって発電部43で発生させた電気を、蓄電部44に蓄積することができる。蓄電部44に蓄積された電気は、計測部40、あるいは計測部40以外に備えられた機器に供給することができる。
また、蓄電調整部46が、他の計測部40の蓄電部44との間で給電や受電を行うことで、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を調整することができる。例えば、蓄電量が不足している蓄電部44に対し、他の計測部40の蓄電部44から受電することで、蓄電量を増やすことができる。また、蓄電量が十分である蓄電部44においては、他の計測部40に給電することで、余剰の蓄電量を効率良く利用することができる。
このようにして、複数枚の踏板41を備えた構成において、軸重計測システム2は、電力を融通できる。
したがって、車線Lの幅方向に並んだ複数の踏板41に対応する計測部40は車線幅方向における踏板41の位置にかかわらず電力を得ることができるので、車輪が車線幅方向のどの位置を通過しても計測部40は検知を行うことができる。
(2)第2の態様に係る軸重計測システム2は、(1)の軸重計測システム2であって、前記各計測部40の前記蓄電部44の蓄電量を検出する検出部45をさらに備え、前記蓄電調整部46が、前記検出部45で検出された前記蓄電量に基づいて、他の前記計測部40の前記蓄電部44との間で給電または受電を実行する。
これにより、検出部45で検出された各計測部40の蓄電量に基づいて、他の計測部40の蓄電部44との間で給電または受電を実行することで、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を自動的に調整することができる。
(3)第3の態様に係る軸重計測システム2は、(2)の軸重計測システム2であって、前記各計測部40が、前記検出部45と、前記蓄電調整部46と、前記検出部45で検出された前記蓄電量が、定められた第一基準値より少ない場合に、他の前記計測部40に給電を要求する給電要求部483と、をそれぞれ備える。
これにより、蓄電量が第一基準値より少ないことが検出された蓄電部44を備える計測部40から、他の計測部40に対して給電が要求される。要求を受けた他の計測部40から、給電を要求した計測部40の蓄電部44に対して給電が実行されることで、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を自動的に調整することができる。
(4)第4の態様に係る軸重計測システム2は、(3)の軸重計測システム2であって、前記各計測部40が、他の前記計測部40の前記給電要求部483からの給電要求を受ける要求受付部484をさらに備え、前記各計測部40の前記蓄電調整部46は、前記要求受付部484で他の前記計測部40の前記給電要求部483から給電要求を受けた場合に、他の前記計測部40に対する給電を実行する。
これにより、各計測部40において、他の計測部40から給電要求を受けた場合に、他の計測部40に対する給電を実行する。これにより、蓄電量が少ない蓄電部44を備える他の計測部40に対して、給電を実行することで、他の計測部40の蓄電部44の蓄電量を増やすことができる。
(5)第5の態様に係る軸重計測システム2は、(3)または(4)の軸重計測システム2であって、前記各計測部40の前記蓄電調整部46は、前記検出部45で検出される前記蓄電部44の蓄電量が、定められた第二基準値よりも多い場合のみ、他の前記計測部40に対して給電を実行する。
これにより、各計測部40において、他の計測部40から給電要求を受けた計測部40の蓄電部44の蓄電量が第二基準値に到達しない場合には、他の計測部40に対して給電を実行しない。これにより、蓄電量が十分である蓄電部44を備えた計測部40から他の計測部40に対して給電を行うことで、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を適切に調整することができる。
(6)第6の態様に係る軸重計測システム2は、(1)から(5)の何れか一つの軸重計測システム2であって、複数の前記計測部40の前記踏板41が、前記車線幅方向に3以上並べて配置されている。
これにより、踏板41が車線幅方向に3以上並べて配置される場合、車線幅方向の中央部に配置された踏板41は、車線幅方向の両側方に配置された踏板41よりも、車輪に踏まれる回数が少なくなる。このような場合に、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を調整することで、それぞれの計測部40の蓄電部44に対して電力供給を、より効果的に行うことができる。
(7)第7の態様に係る軸重計測システム2は、(1)から(6)の何れか一つの軸重計測システム2であって、複数の前記計測部40の前記踏板41が、前記車線Lが延びる方向に並べて配置されている。
これにより、車両Aの走行方向である車線方向に複数の踏板41が配置されている場合においても、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を調整し、それぞれの計測部40の蓄電部44に対して電力供給を行うことができる。
(8)第8の態様に係る軸重計測システム2は、(1)から(7)の何れか一つの軸重計測システム2であって、前記発電部43は、圧電素子を含む。
これにより、踏板41上を通過する車両Aの車輪の荷重が作用することによって、圧電素子で発生した電気を、蓄電部44に蓄えることができる。このような圧電素子を用いることで、簡易な構成で発電部43を構成することができる。
(9)第9の態様に係る軸重計測システム2の制御方法は、車線Lを走行する車両Aの車輪に踏まれたときの荷重を計測する複数の計測部40のそれぞれが、前記車線Lの路面の一部を形成するように設置された踏板41と、前記踏板41上を通過する前記車両Aの車輪に踏まれることで発生させた電気を蓄積する蓄電部44と、を備え、複数の前記計測部40の踏板41が、前記車線Lの幅方向に複数並べて配置されている軸重計測システム2の制御方法であって、前記複数の計測部40のうちの少なくとも一の前記計測部40において、前記蓄電部44に蓄積した電気を、前記複数の計測部40のうち他の前記計測部40に供給するステップST06と、前記一の計測部40から供給された電気を、前記他の計測部40の前記蓄電部44に蓄積するステップST04と、含む。
これにより、複数の計測部40のうちの少なくとも一の計測部40では、蓄電部44に蓄積した電気を他の計測部40に供給する。他の計測部40では、一の計測部40から供給された電気を蓄電部44に蓄積する。このようにして、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を調整することができる。例えば、蓄電量が不足している蓄電部44に対し、他の計測部40の蓄電部44から受電することで、蓄電量を増やすことができる。また、蓄電量が十分である蓄電部44においては、他の計測部40に給電することで、余剰の蓄電量を効率良く利用することができる。
このようにして、複数枚の踏板41を備えた構成において、軸重計測システム2の制御方法は、電力を融通できる。
したがって、車線Lの幅方向に並んだ複数の踏板41に対応する計測部40は車線幅方向における踏板41の位置にかかわらず電力を得ることができるので、車輪が車線幅方向のどの位置を通過しても計測部40は検知を行うことができる。
(10)第10の態様に係るプログラムは、車線Lを走行する車両Aの車輪に踏まれたときの荷重を計測する複数の計測部40のそれぞれが、前記車線Lの路面の一部を形成するように設置された踏板41と、前記踏板41上を通過する前記車両Aの車輪に踏まれることで発生させた電気を蓄積する蓄電部44と、を備え、複数の前記計測部40の踏板41が、前記車線Lの幅方向に複数並べて配置されている軸重計測システム2のコンピュータに、前記複数の計測部40のうちの少なくとも一の前記計測部40において、前記蓄電部44に蓄積した電気を、前記複数の計測部40のうち他の前記計測部40に供給するステップST06と、前記一の計測部40から供給された電気を、前記他の計測部40の前記蓄電部44に蓄積するステップST04と、を実行させる。
このようなプログラムをコンピュータに実行させることによって、複数の計測部40の蓄電部44間で蓄電量を調整することができる。例えば、蓄電量が不足している蓄電部44に対し、他の計測部40の蓄電部44から受電することで、蓄電量を増やすことができる。また、蓄電量が十分である蓄電部44においては、他の計測部40に給電することで、余剰の蓄電量を効率良く利用することができる。
このようにして、複数枚の踏板41を備えた構成において、プログラムは、電力を融通できる。
したがって、車線Lの幅方向に並んだ複数の踏板41に対応する計測部40は車線幅方向における踏板41の位置にかかわらず電力を得ることができるので、車輪が車線幅方向のどの位置を通過しても計測部40は検知を行うことができる。
1…料金収受システム
2…軸重計測システム
3…軸重計制御装置
4…軸重計本体
5…車両検知器
6…通信アンテナ
7…車種判別装置
31…CPU
32…メモリ
40、40A、40B、40C、40D、40E…計測部
41…踏板
42…荷重センサ
43…発電部
44…蓄電部
45…検出部
46…蓄電調整部
48…CPU
49…メモリ
50…記憶/再生装置
51…IO I/F
52…通信I/F
102…配線
311…軸重データ取得部
312…車両検知信号取得部
314…軸数特定部
315…軸重データ特定部
481…蓄電量データ取得部
482…蓄電量判定部
483…給電要求部
484…要求受付部
485…給電制御部
A…車両
DA…軸重データ
I…アイランド
L…車線
NA…軸数
P…設置位置
RA…車両検知信号
SR…給電要求信号
ST01…蓄電量データを取得するステップ
ST02…充電の必要の有無を判定するステップ
ST03…給電要求信号を出力するステップ
ST04…他の計測部から受電するステップ
ST05…他の計測部からの給電要求信号の有無を確認するステップ
ST06…他の計測部への給電の可否を判定するステップ
ST07…他の計測部への給電を実行するステップ
α…車載器

Claims (8)

  1. 車線を走行する車両の車輪に踏まれたときの荷重を計測する複数の計測部を備え、
    前記各計測部が、
    前記車線の路面の一部を形成するように設置された踏板と、
    前記踏板が前記車輪に踏まれたときに電気を発生可能な発電部と、
    前記発電部に接続され、前記発電部で発生させた電気を蓄積可能な蓄電部と、
    他の前記計測部の前記蓄電部との間で、給電及び受電の少なくとも一方を行うことで、前記蓄電部における蓄電量を調整する蓄電調整部と、を備え、
    複数の前記計測部の前記踏板が、前記車線の幅方向に3以上並べて配置されており、
    車線幅方向における中央側に位置する計測部の蓄電部は、前記蓄電調整部による蓄電量の調整において、少なくとも車線幅方向の一方側に位置する計測部の蓄電部、および、車線幅方向の他方側に位置する計測部の蓄電部の両方から受電し、
    前記蓄電部の蓄電量を検出する検出部をさらに備え、
    少なくとも車線幅方向の一方側に位置する計測部および車線幅方向の他方側に位置する計測部の前記蓄電調整部は、前記検出部で検出された前記蓄電量に基づいて、他の前記計測部の前記蓄電部との間で給電または受電を実行し、
    車線幅方向における中央側に位置する計測部の蓄電部の前記蓄電調整部は、前記検出部で前記蓄電量を確認することなく、他の前記計測部の前記蓄電部から給電を行う、
    軸重計測システム。
  2. 前記各計測部が、
    前記検出部と、
    前記蓄電調整部と、
    前記検出部で検出された前記蓄電量が、定められた第一基準値より少ない場合に、他の前記計測部に給電を要求する給電要求部と、をそれぞれ備える
    請求項1に記載の軸重計測システム。
  3. 前記各計測部が、他の前記計測部の前記給電要求部からの給電要求を受ける要求受付部をさらに備え、
    前記各計測部の前記蓄電調整部は、前記要求受付部で他の前記計測部の前記給電要求部から給電要求を受けた場合に、他の前記計測部に対する給電を実行する
    請求項2に記載の軸重計測システム。
  4. 前記各計測部の前記蓄電調整部は、前記検出部で検出される前記蓄電部の蓄電量が、定められた第二基準値よりも多い場合のみ、他の前記計測部に対して給電を実行する
    請求項2または3に記載の軸重計測システム。
  5. 複数の前記計測部の前記踏板が、前記車線が延びる方向に並べて配置されている
    請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の軸重計測システム。
  6. 前記発電部は、圧電素子を含む
    請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の軸重計測システム。
  7. 車線を走行する車両の車輪に踏まれたときの荷重を計測する複数の計測部のそれぞれが、前記車線の路面の一部を形成するように設置された踏板と、前記踏板上を通過する前記車両の車輪に踏まれることで発生させた電気を蓄積する蓄電部と、他の前記計測部の前記蓄電部との間で、給電及び受電の少なくとも一方を行うことで、前記蓄電部における蓄電量を調整する蓄電調整部と、を備え、複数の前記計測部の踏板が、前記車線の幅方向に3以上並べて配置されている軸重計測システムの制御方法であって、
    前記複数の計測部のうちの少なくとも一の前記計測部の前記蓄電調整部が、当該一の計測部の前記蓄電部に蓄積した電気を、前記複数の計測部のうち他の前記計測部に供給するステップと、
    他の前記計測部の前記蓄電調整部が、前記一の計測部から供給された電気を、当該他の計測部の前記蓄電部に蓄積するステップと、含む軸重計測システムの制御方法であって、
    前記各計測部は、前記蓄電部の蓄電量を検出する検出部をさらに備え、
    前記供給するステップおよび前記蓄積するステップにおいて、
    車線幅方向における中央側に位置する計測部の蓄電部は、少なくとも車線幅方向の一方側に位置する計測部の蓄電部、および、車線幅方向の他方側に位置する計測部の蓄電部の両方から受電し、
    少なくとも車線幅方向の一方側に位置する計測部および車線幅方向の他方側に位置する計測部の前記蓄電調整部は、前記検出部で検出された前記蓄電量に基づいて、他の前記計測部の前記蓄電部との間で給電または受電を実行し、
    車線幅方向における中央側に位置する計測部の蓄電部の前記蓄電調整部は、前記検出部で前記蓄電量を確認することなく、他の前記計測部の前記蓄電部から給電を行う、
    軸重計測システムの制御方法。
  8. 車線を走行する車両の車輪に踏まれたときの荷重を計測する複数の計測部のそれぞれが、前記車線の路面の一部を形成するように設置された踏板と、前記踏板上を通過する前記車両の車輪に踏まれることで発生させた電気を蓄積する蓄電部と、他の前記計測部の前記蓄電部との間で、給電及び受電の少なくとも一方を行うことで、前記蓄電部における蓄電量を調整する蓄電調整部と、を備え、複数の前記計測部の踏板が、前記車線の幅方向に3以上並べて配置されている軸重計測システムのコンピュータに、
    前記複数の計測部のうちの少なくとも一の前記計測部の前記蓄電調整部が、当該一の計測部の前記蓄電部に蓄積した電気を、前記複数の計測部のうち他の前記計測部に供給するステップと、
    他の前記計測部の前記蓄電調整部が、前記一の計測部から供給された電気を、当該他の計測部の前記蓄電部に蓄積するステップと、を実行させるプログラムであって、
    前記各計測部は、前記蓄電部の蓄電量を検出する検出部をさらに備え、
    前記供給するステップおよび前記蓄積するステップにおいて、車線幅方向における中央側に位置する計測部の蓄電部は、少なくとも車線幅方向の一方側に位置する計測部の蓄電部、および、車線幅方向の他方側に位置する計測部の蓄電部の両方から受電し、
    少なくとも車線幅方向の一方側に位置する計測部および車線幅方向の他方側に位置する計測部の前記蓄電調整部は、前記検出部で検出された前記蓄電量に基づいて、他の前記計測部の前記蓄電部との間で給電または受電を実行し、
    車線幅方向における中央側に位置する計測部の蓄電部の前記蓄電調整部は、前記検出部で前記蓄電量を確認することなく、他の前記計測部の前記蓄電部から給電を行う、
    プログラム。
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