JP7536729B2 - 耐火被覆材用固定金具、耐火構造および耐火構造の施工方法 - Google Patents

耐火被覆材用固定金具、耐火構造および耐火構造の施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7536729B2
JP7536729B2 JP2021163125A JP2021163125A JP7536729B2 JP 7536729 B2 JP7536729 B2 JP 7536729B2 JP 2021163125 A JP2021163125 A JP 2021163125A JP 2021163125 A JP2021163125 A JP 2021163125A JP 7536729 B2 JP7536729 B2 JP 7536729B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
resistant
covering material
protrusion
steel beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021163125A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023053831A (ja
Inventor
勉 芳谷
有 秀島
理子 大長
俊明 廣畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Sekisui House Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2021163125A priority Critical patent/JP7536729B2/ja
Publication of JP2023053831A publication Critical patent/JP2023053831A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7536729B2 publication Critical patent/JP7536729B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • Y02A30/244Structural elements or technologies for improving thermal insulation using natural or recycled building materials, e.g. straw, wool, clay or used tires

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Description

本発明は、梁や柱などの構造体に耐火被覆材が被覆された耐火構造等に関するものである。
梁や柱などの鋼製の構造体は、火災等により高温となると耐力が低下するため、これを避けるために、耐火構造が必要である。
このような耐火構造としては、例えば、所定の厚みのロックウール等の耐火材を吹き付けて被覆する方法がある(例えば特許文献1)。特許文献1では、鉄骨梁に耐火材が吹き付けられて覆われる。
特開2017-128844号公報
鉄骨に耐火材を吹き付ける方法は、安価であり、大型の構造体にも適用が容易であるが、作業環境が著しく悪く、吹き付け耐火材の吹き付け厚みや密度を管理することも困難である。また、吸水によって性能が劣化するため、事前に工場で鉄骨に吹き付け施工してから運搬するのも困難である。
これに対し、ロックウールを鉄骨に巻き付けて、その状態でピンを鉄骨に溶接することでロックウールを固定する方法も提案されている。しかし、この方法では、ロックウールを固定するピンを鉄骨に溶接するために、特殊な工具が必要であり、汎用性が低い。また、現場での溶接作業が含まれるため、周囲に可燃物があると危険である。一方、ロックウールは、吸水によって性能が劣化するため、事前に工場で鉄骨にロックウールの巻き付けとピン溶接を行ってから運搬するのも困難である。
また、鉄骨の表面に下地材を接着し、ケイ酸カルシウム板を釘で固定する方法も提案されている。しかし、成形板を用いるため、取り扱い中に割れが生じるなど、施工性は必ずしも良くない。また、成形板は、鉄骨へ耐火部材を巻き付ける方法と比較して高価である。
また、鉄骨の表面に熱膨張性塗料を塗布する方法も提案されている。しかし、塗装する塗料の厚みの管理などが困難であるとともに、塗料自体が非常に高価である。このため、より安価で容易に施工が可能な方法が望まれている。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、作業性が良好であり、安価に施工することが可能である耐火構造等を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、床材が取り付けられる鉄骨梁のフランジに取り付けられ、可撓性を有する耐火被覆材を固定するための固定金具であって、先端が耐火被覆材を貫通する第1突起部および第2突起部と、第1突起部の基端を立設支持する第1支持部と、第2突起部の基端を立設支持する第2支持部と、第1支持部と第2支持部との間を連結保持する連結部と、第1支持部に備えられフランジの一方面に当接する当接部と、当接部に対向して配置されてフランジの他方面へ向けて付勢するように他方面に当接する押圧部と、を有し、連結部は、第1連結部と第2連結部を備え、第1支持部と第2支持部との間隔を調整できるように、第1連結部は第2連結部に対して移動可能に保持される耐火被覆材用固定金具である。
本発明の一態様による耐火被覆材用固定金具を用いることにより、作業性が良好であり、安価に施工することが可能である耐火構造等を提供することができる。
第1実施形態に係る耐火構造を示す斜視図である。 第1実施形態に係る耐火構造を示す断面図である。 第1実施形態に係る耐火構造の耐火被覆材が取り付く前の状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係る耐火被覆材用固定金具の前方斜視図である。 第1実施形態に係る耐火被覆材用固定金具の後方斜視図である。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各部の厚みの比率等は現実のものとは異なる。また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための構造や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る耐火構造1を示す斜視図であり、図2は、本発明の実施形態に係る耐火構造1を示す断面図である。実施形態に係る耐火構造1は、構造体としての鉄骨梁2の左右両側に耐火性能を有する床材3が水平に配置されており、左右両側に配置された床材3は鉄骨梁2に対して高さが異なるように配置され、左右の床材3の間に配置されている鉄骨梁2が耐火被覆材5によって被覆されている耐火構造であり、鉄骨梁2の上側の両側には、床材3を取り付けるためのLアングル部材8が設けられている。
鉄骨梁2は本実施例では、一対のフランジ6がウェブ7によって連結された、いわゆるH形鋼である。なお、鉄骨梁2としては、フランジ6を有するものであれば、I形鋼、L字形鋼、山形鋼など特に限定されない。床材3は、鉄骨梁2の上側のフランジ6の上面に溶接によって取り付けられたLアングル部材8に載置されている。床材3は発泡軽量コンクリートパネル等からなり、火災時にはそれ自体が所定の耐火性能を有する。本実施形態の納まりでは、図1、2において、鉄骨梁2の左側に配置された床材3は、鉄骨梁2の右側に配置された床材3よりも高さが低い位置に配置されている。尚、床材3は、規格により定められた複数種類の厚みを備えている。
Lアングル部材8は、床材3を取り付けるための長尺の部材であり、2つのLアングル部材8を組み合わせて床材3を鉄骨梁2に固定する。Lアングル部材8は断面がL形の鋼製部材であり、2つのLアングル部材8同士を溶接により組み合わせてZ型状にし、一方のLアングル部材8の平板部を鉄骨梁2のフランジ6に、ボルト固定や溶接等で固定し、他方のLアングル部材8の平板部に床材が載置される。本実施形態では2つのLアングル部材8同士を溶接により組み合わせて用いたが、Z型鋼を用いても構わない。
鉄骨梁2の上側のフランジ6の上面であって、左右両側に配置された床材3の端面の間に形成される隙間には、モルタル12等が充填される。
本実施形態の耐火構造1は、左側の床材3と右側の床材3との間に配置される鉄骨梁2の床材3より下側に吐出する部分が可撓性を有する耐火被覆材5によって被覆されている耐火構造である。より詳しくは、鉄骨梁2の左側においては、可撓性を有する耐火被覆材5の一端側が、鉄骨梁2の下側のフランジ6における左側に取り付けられた後述する固定金具20に固定され、鉄骨梁2の右側においては、可撓性を有する耐火被覆材5の他端側が、鉄骨梁2の下側のフランジ6における右側に取り付けられた同様の後述する固定金具20に固定される。耐火被覆材5の一端側が固定金具20に固定され、他端側も固定金具20に固定されることで、左側の床材3と右側の床材3との間に配置される鉄骨梁2およびLアングル部材8が、耐火被覆材5で覆われるため、両側の床材3の間に配置される鉄骨梁2とLアングル部材8を、火災等による高温から保護する耐火構造を実現できる。
耐火被覆材5は、例えば熱膨張材が含まれるシート状の部材であることが望ましい。なお、耐火被覆材5は、取り扱い性を考慮すると、ロックウールなどの無機繊維を主成分とするものではなく、樹脂をベース材とするものが望ましい。すなわち、耐火被覆材5は、ベース材である樹脂に熱膨張材が含まれて構成されていることが望ましい。なお、樹脂としては、特に限定されないが、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ゴム、エラストマー等を適用可能である。また、樹脂に含有させる熱膨張材としては、特に限定されないが、例えば、層状無機物、リン化合物が挙げられる。層状無機物としては、バーミキュライト、カリオン、マイカ、熱膨張性黒鉛などが挙げられ、特に熱膨張性黒鉛が好ましい。さらに、ガラスフリットや無機フィラー等を樹脂に配合してもよい。また、耐火被覆材5は、発泡体であってもよく、非発泡体であってもよい。
また、耐火被覆材5に、他の部材を組み合わせてもよい。他の部材としては、本実施形態の効果を損なわない限り特に限定されないが、耐熱性及び/又は難燃性を示す部材が好ましい。耐火被覆材5と他の部材とを組み合わせた複合体の例としては、耐火被覆材5と不燃シートとを貼合したものが挙げられ、不燃シートとしては、金属シートと無機繊維シートが挙げられる。金属シートとしては、ステンレス、アルミニウム、鉄などからなる金属シートを用いることができる。このように金属シートとの複合体とすることにより、耐火性能をより向上することができる。また他に、耐火被覆材5と無機繊維シートとの複合材も挙げられる。無機繊維シートとしては、例えば、ガラス繊維、セルロース繊維、セラミックウール繊維、ロックウール繊維等からなるシート、不織布、織布などが挙げられる。不織布、織布は、薄いアルミニウム層が積層されたものであってもよい。このような不燃シートは一種もしくは二種以上を使用することができる。
図3は、実施形態に係る耐火構造1の耐火被覆材5が取り付く前の状態を示す斜視図である。耐火被覆材5の一端側を固定するための固定金具20は、下側のフランジ6の左側に取り付けられ、耐火被覆材5の他端側を固定するための固定金具20は、下側のフランジ6の右側に取り付けられる。本実施形態においては、下側のフランジ6に対して左側の床材3の下面の高さと右側の床材3の下面の高さとは異なるが、固定金具20は、下側のフランジ6に対して床材3の下面の高さが異なる場合であっても、調整することで対応することが出来る固定金具である。
次に、図4A、図4Bを用いて、耐火被覆材用の固定金具20について説明する。図4Aは固定金具20を前方から見た斜視図であり、図4Bは、固定金具20を後方から見た斜視図である。固定金具20は、先端が耐火被覆材5を貫通する第1突起部21及び第2突起部22と、第1突起部21の基端を立設支持する平板状の第1支持部24と、第2突起部22の基端を立設支持する平板状の第2支持部25と、第1支持部24と第2支持部25との間を連結保持する連結部26とを備えている。第1突起部21及び第2突起部22には雄ねじ23が形成されており、第1突起部21及び第2突起部22に貫通された耐火被覆材5をナット40により固定することができるようになっている。固定金具20が鉄骨梁2の下側のフランジ6に取り付けられた状態で、第1支持部24は、第1突起部21が立設する面と反対側の面がフランジ6の一方面である下面に当接する当接部27としての機能を備えている。
連結部26は、第1支持部24の一端から直角に第1突起部21が立設する方向と反対側の方向に起立する第1連結部33と、第2支持部25の一端から第2突起部22が立設する方向に斜めに屈曲する第2連結部34とを有する。第1連結部33には第2連結部34を締結手段としてのリベット37により取り付けるための取付孔35が5か所設けられている。第2連結部34は、その先端側が第2支持部25の方向側に斜めに屈曲してリベット37によって第1連結部に取り付けるための連結取付部36を有している。連結取付部36にはリベット37を通すための図示されない孔が2か所設けられており、第1連結部33に設けられた取付孔35のピッチと連結取付部36に設けられた孔のピッチが同じになっている孔に取り付けられるようになっている。尚、本実施形態では、取付孔35が5か所設けられているが、第2連結部34の第1連結部33に対する取付位置を変更できるのであれば、取付孔35は5か所でなくても構わない。第1支持部24と第1連結部33は一体に形成され、第2支持部25と第2連結部34は一体に形成されている。第1連結部33は補強のために補強リブ38を有し、第2連結部34は補強のために補強ビード39を有している。尚、本実施形態では、第1連結部33は補強リブ38を有し、第2連結部34は補強ビード39を有しているが、補強リブ38または補強ビード39のどちらであっても構わない。また、第1支持部24または第2支持部25のいずれかに、補強リブ38または補強ビード39のいずれかが設けられていても構わない。
第1連結部33の第1支持部24が起立する側の面に、当接部27に対向して配置される押圧部28がリベット37により取り付けられる。押圧部28は、第1連結部33に取り付く固定部32と、固定部32の一端から固定部32に対して直角に接続して当接部27と平行に配置する支持板部29と、支持板部29の先端に接続して当接部27側に湾曲するU字状の弾性を備えたバネ部30と、バネ部30の先端に接続し先端が第1支持部24の一端側に向かって斜めに伸びる平板状の押さえ板部31を有している。固定金具20を鉄骨梁2の下側のフランジ6に取り付けた場合に、当接部27に対向して配置される押圧部28の押さえ板部31が、フランジ6の他方面へ向けて付勢してフランジ6の他方面に当接する。本実施形態では、押圧部28の固定部32、支持板部29、バネ部30、押さえ板部31は一体に形成されている。尚、固定部32と第1連結部33との固定は、他の締結手段、例えば、ネジや溶接により固定されても構わない。押さえ板部31の先端は、押さえ板部31の先端と当接部27との間にクリアランスが生じるような位置に配置され、押さえ板部31の先端と当接部27との間のクリアランスは鉄骨梁2のフランジ6の板厚よりも小さい寸法となっている。また、押さえ板部31の先端は波状に形成されている。尚、押さえ板部31の先端は必ずしも波状に形成されていなくても構わないが、波状に形成されていることが望ましい。波状に形成されていることにより、固定金具20を鉄骨梁2の下側のフランジ6に取り付けた場合に、押さえ板部31の先端の波状部分がフランジ6の表面に食い込み、固定金具20が鉄骨梁2から外れにくくなるためである。
連結部26は、第1支持部24の第1突起部21と第2支持部25の第2突起部22が同じ方向を向くように、第1支持部24と第2支持部25との間を連結する。また、固定金具20が鉄骨梁2の下側のフランジ6に取り付けられた状態で、第2支持部25はLアングル部材8に干渉することなく、第1支持部材24よりも床材3側に配置して床材3の下側面に当接する。また、第1支持部24と第2支持部25とが平行に配置されるように、連結部26の第2連結部34は曲折している。連結部26は第1連結部33と第2連結部34を備え、第2連結部34は第1連結部33に設けられた複数の取付孔35のうちの任意の取付孔35にリベット37により保持することが可能であるため、第1支持部24と第2支持部25の相対的位置を変更することができる。すなわち、第1連結部33は第2連結部34に対して移動可能に保持される。そのため、異なる厚さの床材3に対して、あるいは、床材3の下面の位置が鉄骨梁2の下側のフランジ6に対して高さ方向で異なる納まりがある場合でも、複数種類の固定金具を用意する必要が無く、1種類の固定金具20のみで対応することができる。
固定金具20の材質としては、耐火構造1に用いる金具であるため、火災等による高温の雰囲気下でも容易に変形しない材質であることが望ましい。そのため、例えば、鉄板や亜鉛メッキ鋼板やステンレス鋼板などを適用可能である。押圧部28については、バネ部30のばね性を考慮すると、特に、ばね用ステンレス鋼板が適している。
次に、図3を用いて固定金具20の鉄骨梁2の下側のフランジ6への取り付けについて説明する。固定金具20は、鉄骨梁2の下側のフランジ6に取り付けられる。押さえ板部31の先端と当接部27との間のクリアランスにフランジ6の先端が挿入されるように、固定金具20をフランジ6に押し込むことによって、固定金具20は鉄骨梁2に取り付けられる。押さえ板部31の先端と当接部27との間のクリアランスは鉄骨梁2の下側のフランジ6の板厚よりも小さい寸法となっており、バネ部30は弾性を有していることから、バネ部30の付勢力により、当接部27と押さえ板部31はフランジ6を挟むことで保持する。また、押さえ板部31は、先端が第1支持部24の一端側、すなわち、第1支持部24と第1連結部33との接続部位に向かって斜めに伸びるため、固定金具20がフランジ6から抜く方向に移動しようとすると、押さえ板部31の先端がフランジ6に食い込む方向に作用するため、固定金具20がフランジ6から外れることを防止することができる。また、押さえ板部31の先端は波状に形成されているため、さらに、固定金具20がフランジ6から外れにくくなっている。
固定金具20が鉄骨梁2の下側のフランジ6に取り付けられた状態で、第2支持部25が、Lアングル部材8に干渉しない位置であって、かつ、第1支持部材24よりも床材3側に配置して床材3の下面に当接するように、連結部26は曲折して第1支持部24と第2支持部25を接続しているので、第2支持部25に立設支持する第2突起部22に耐火被覆材5が固定された場合に、耐火被覆材5が外壁材4から浮き上がることを防止することができる。
固定金具20の第1連結部33に補強リブ38が設けられ、第2連結部34に補強ビード39が設けられているため、耐火被覆材5の重み等による第1連結部33、第2連結部34の撓みを抑制することができる。
次に、図1、2、3を用いて、固定金具20を用いて耐火被覆材5が鉄骨梁2を覆う耐火構造1について具体的に説明する。
本実施形態の耐火構造1は、左側の床材3と右側の床材3との間に配置される鉄骨梁2の床材3より下側に突出する部分が耐火被覆材5によって被覆されている耐火構造である。固定金具20が鉄骨梁2の下側のフランジ6の左右両端に取り付けられる。鉄骨梁2の左側においては、固定金具20が鉄骨梁2の下側のフランジ6に取り付けられた状態で、第2支持部25が、Lアングル部材8に干渉しない位置であって、かつ、左側の床材3の下面に当接する。鉄骨梁2の右側においても、固定金具20が鉄骨梁2の下側のフランジ6に取り付けられた状態で、第2支持部25が、Lアングル部材8に干渉しない位置であって、かつ、右側の床材3の下面に当接する。
鉄骨梁2の左側においては、耐火被覆材5の一端側をフランジ6の左側に取り付けられた固定金具20の第2支持部25に立設する第2突起部22に貫通させ、雄ねじ23が形成された第2突起部22にナット40を締結することで、耐火被覆材5の一端側は固定金具20に固定される。同様に、鉄骨梁2の左側においては、耐火被覆材5の他端側をフランジ6の右側に取り付けられた固定金具20の第2支持部25に立設する第2突起部22に貫通させ、雄ねじ23が形成された第2突起部22にナット40を締結することで、耐火被覆材5の他端側は固定金具20に固定される。耐火被覆材5の中間部分は、フランジ6の左右両側に取り付けられた固定金具20の第1支持部24に立設する第1突起部21に貫通させ、雄ねじ23が形成された第1突起部21にナット40を締結することで、固定金具20に固定される。
本実施形態の耐火構造1によれば、耐火被覆材5の一端側が左側の固定金具20の第2突起部22に取り付けられ、他端側が右側の固定金具20の第2突起部22に取り付けられ、耐火被覆材5の中間は左右両側の固定金具20の第1突起部21に取り付けられることで、左側の床材3と右側の床材3との間に配置される鉄骨梁2およびLアングル部材8が、耐火被覆材5で覆われる。また、固定金具20を当接部27と押圧部28とによって鉄骨梁2の下側のフランジ6に固定するため、溶接も不要であり、容易に固定金具20を鉄骨梁2の下側のフランジ6に取り付けることができる。
また、第1突起部21および第2突起部22に雄ねじ23が形成されているため、ナット40によって、確実に耐火被覆材5の脱落を抑制することができる。また、耐火被覆材5は熱膨張材が含まれた樹脂製であるため、作業環境の悪化を抑制し、軽量であるため作業も容易である。また、ベース材として樹脂を適用することで、従来の無機繊維を主成分とするロックウール等と比較して、耐水性に優れ、運搬時の劣化等を抑制可能であるため、運搬作業も容易である。従って、本実施形態の耐火構造1では、左側の床材3と右側の床材3との間に配置される鉄骨梁2およびLアングル部材8が、左側の床材3から右側の床材3にかけて、耐火被覆材5で覆われるため、鉄骨梁2とLアングル部材8を、火災等による高温から保護する耐火構造を実現できると共に、作業性が良好であり、安価に施工することが可能である耐火構造を提供することができる。
なお、ナット40として、いわゆる丸形スピードナット(Round Type Speed Nut)と呼ばれるものを使用すれば、雄ねじ23への差し込みのみで容易に固定が可能となり、より好ましい。
また、鉄骨梁2を耐火被覆材5で被覆した例を説明したが、柱に対しても適用可能である。また、第1突起部21および第2突起部22に雄ねじ23が形成されていなくてもよく、例えば、針金状の突起であってもよい。この場合には、耐火被覆材5に第1突起部21および第2突起部22を突き刺して、その後先端を屈曲させることで、耐火被覆材5の脱落を抑制することができる。
次に、固定金具20を用いて耐火被覆材5が鉄骨梁2を覆う耐火構造1の施工方法について具体的に説明する。
鉄骨梁2の下側のフランジ6における左側に固定金具20を取り付け、鉄骨梁2の下側のフランジ6における右側に固定金具20を取り付ける。固定金具20のフランジ6への取り付けは、固定金具20の押さえ板部31の先端と当接部27との間のクリアランスにフランジ6の先端を挿入し、固定金具20をフランジ6に押し込んで行う。次に、耐火被覆材5の一端側を固定金具20の第2突起部22に貫通させて、雄ねじ23が形成された第2突起部22にナット40を締結し、耐火被覆材5の一端側を固定金具20に固定する。次に、耐火被覆材5の他端側を固定金具20の第2突起部22に貫通させて、雄ねじ23が形成された第2突起部22にナット40を締結し、耐火被覆材5の他端側を固定金具20に固定する。次に、耐火被覆材5の中間部分を、フランジ6の左右両側に取り付けられた固定金具20の第1突起部21に貫通させ、雄ねじ23が形成された第1突起部21にナット40を締結し、耐火被覆材5の中間部分を固定金具20に固定して、鉄骨梁2およびLアングル部材8を耐火被覆材5によって被覆する。
耐火被覆材5の一端側、中間部、他端側を固定金具20に固定されることで、作業性が良好であり、安価に施工することが可能である。
以上、限られた数の実施形態を参照しながら説明したが、権利範囲はそれらに限定されるものではなく、上記の開示に基づく実施形態の改変は、当業者にとって自明のことである。
1…耐火構造、2…鉄骨梁、3…床材、4…外壁材、5…耐火被覆材、6…フランジ、7…ウェブ、8…Lアングル部材、12…モルタル、20…固定金具、21…第1突起部、22…第2突起部、23…雄ねじ、24…第1支持部、25…第2支持部、26…連結部、27…当接部、28…押圧部、29…支持板部、30…バネ部、31…押さえ板部、32…固定部、33…第1連結部、34…第2連結部、35…取付孔、36…連結取付部、37…リベット、38…補強リブ、39…補強ビード、40…ナット

Claims (10)

  1. 床材が取り付けられる鉄骨梁のフランジに取り付けられ、可撓性を有する耐火被覆材を固定するための固定金具であって、
    先端が前記耐火被覆材を貫通する第1突起部および第2突起部と、
    前記第1突起部の基端を立設支持する第1支持部と、
    前記第2突起部の基端を立設支持する第2支持部と、
    前記第1支持部と前記第2支持部との間を連結保持する連結部と、
    前記第1支持部に備えられ前記フランジの一方面に当接する当接部と、
    前記当接部に対向して配置されて前記フランジの他方面へ向けて付勢するように当該他方面に当接する押圧部と、を有し、
    前記連結部は、第1連結部と第2連結部を備え、前記第1支持部と前記第2支持部との間隔を調整できるように、前記第1連結部は前記第2連結部に対して移動可能に保持され
    前記固定金具が前記鉄骨梁の前記フランジに取り付けられた状態で、前記第2支持部は前記第1支持部よりも前記床材側に配置して前記床材に当接しており、
    前記固定金具が前記鉄骨梁の前記フランジに取り付けられた状態で、前記第2支持部は前記第1支持部よりも前記床材側に配置して前記床材に当接するように前記連結部が曲折していることを特徴とする耐火被覆材用固定金具。
  2. 前記第1突起部の先端と第2突起部の先端とが同じ方向に向いていることを特徴とする請求項1に記載の耐火被覆材用固定金具。
  3. 前記第1支持部、前記第2支持部、または前記連結部のいずれかには、補強リブまたは補強ビードの少なくとも一方が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の耐火被覆材用固定金具。
  4. 前記第1突起部及び前記第2突起部には雄ねじが形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の耐火被覆材用固定金具。
  5. 床材が取り付けられる鉄骨梁の、前記床材より突出する側が可撓性を有する耐火被覆材によって被覆され、前記鉄骨梁に取り付けられると共に一部が前記床材に当接する固定金具に前記耐火被覆材が固定される耐火構造において、
    前記固定金具は請求項1からのいずれか1項に記載の耐火被覆材用固定金具であって、前記第2支持部が前記床材に当接し、
    前記第1突起部及び第2突起部が、前記耐火被覆材に貫通することで、前記耐火被覆材が前記固定金具に固定されることを特徴とする耐火構造。
  6. 前記請求項5に記載された耐火構造において、前記固定金具は請求項に記載された耐火被覆材用固定金具であって、
    前記雄ねじを前記耐火被覆材に貫通させ、ナットを前記雄ねじに締結することにより、前記耐火被覆材が前記固定金具に固定されることを特徴とする耐火構造。
  7. 前記耐火被覆材は、ベース材である樹脂に熱膨張材が含まれて構成されていることを特徴とする請求項またはに記載の耐火構造。
  8. 前記固定金具は、前記当接部と前記押圧部とが前記鉄骨梁の前記フランジを挟むことで、前記固定金具が前記鉄骨梁に取り付けられることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の耐火構造。
  9. 床材が取り付けられる鉄骨梁の、前記床材より突出する側が可撓性を有する耐火被覆材によって被覆され、前記鉄骨梁に取り付けられると共に一部が前記床材に当接する固定金具に前記耐火被覆材が固定される耐火構造の施工方法において、
    前記固定金具は、請求項1からのいずれか1項に記載の耐火被覆材用固定金具であって、
    前記鉄骨梁のフランジに前記固定金具を取り付けて、前記第2支持部が前記床材に当接し、
    前記第1突起部及び第2突起部を前記耐火被覆材に貫通させて、前記耐火被覆材が前記固定金具に固定され、
    前記鉄骨梁を前記耐火被覆材によって被覆することを特徴とする耐火構造の施工方法。
  10. 前記固定金具は、請求項4に記載の耐火被覆材用固定金具であって、
    前記雄ねじを前記耐火被覆材に貫通させ、ナットを前記雄ねじに締結することにより、前記耐火被覆が前記固定金具に固定されることを特徴とする請求項9に記載の耐火構造の施工方法。
JP2021163125A 2021-10-01 2021-10-01 耐火被覆材用固定金具、耐火構造および耐火構造の施工方法 Active JP7536729B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021163125A JP7536729B2 (ja) 2021-10-01 2021-10-01 耐火被覆材用固定金具、耐火構造および耐火構造の施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021163125A JP7536729B2 (ja) 2021-10-01 2021-10-01 耐火被覆材用固定金具、耐火構造および耐火構造の施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023053831A JP2023053831A (ja) 2023-04-13
JP7536729B2 true JP7536729B2 (ja) 2024-08-20

Family

ID=85873123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021163125A Active JP7536729B2 (ja) 2021-10-01 2021-10-01 耐火被覆材用固定金具、耐火構造および耐火構造の施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7536729B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005220730A (ja) 2004-01-05 2005-08-18 Sawata Kenzaisha:Kk ボード取付用金物
US20130167475A1 (en) 2011-01-31 2013-07-04 Proceso P. Ramos Fire protection system for wide flange steel columns and beams
JP2020204195A (ja) 2019-06-18 2020-12-24 株式会社エフコンサルタント 固定部材、及び被覆構造体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005220730A (ja) 2004-01-05 2005-08-18 Sawata Kenzaisha:Kk ボード取付用金物
US20130167475A1 (en) 2011-01-31 2013-07-04 Proceso P. Ramos Fire protection system for wide flange steel columns and beams
JP2020204195A (ja) 2019-06-18 2020-12-24 株式会社エフコンサルタント 固定部材、及び被覆構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023053831A (ja) 2023-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2023084597A (ja) 鉄骨部材の耐火被覆構造
JP5991233B2 (ja) 内壁部の断熱構造および内壁パネル
KR19980087005A (ko) 벽구조
JP7536729B2 (ja) 耐火被覆材用固定金具、耐火構造および耐火構造の施工方法
JP2012052333A (ja) 間仕切り壁の耐火壁構造
JP7488236B2 (ja) 耐火被覆材用固定金具、耐火構造および耐火構造の施工方法
JP6534852B2 (ja) 耐火天井下地材取付装置
JP7064317B2 (ja) サンドイッチパネルの取付構造
JP7488237B2 (ja) 耐火被覆材用固定金具、耐火構造および耐火構造の施工方法
JP2024084427A (ja) 鉄骨造の耐火構造
JP7763101B2 (ja) 耐火構造、耐火構造の施工方法及び固定金具
JP2002061339A (ja) 耐火断熱屋根構造
JP7602234B1 (ja) 断熱材固定金具および鉄骨造建物の断熱構造
JP7485245B1 (ja) 耐火被覆構造
JP7533804B1 (ja) 耐火被覆構造
JP7760366B2 (ja) カーテンウォール用耐火ボード断熱構造、及び合成耐火被覆構造
KR102476088B1 (ko) 내화 패널의 보강재 및 이 보강재를 사용한 내화 패널
JPWO2010058588A1 (ja) 耐火断熱壁、及び建築構造物
JPH0960145A (ja) 建築用外装材及び建築用外装材を使用した建築用外装パネル
JP7797739B1 (ja) 耐火構造
JP6838872B2 (ja) サンドイッチパネルの取付構造
JP7340671B2 (ja) Frp柱梁架構
JP4058861B2 (ja) 鉄骨躯体の耐火被覆構造および被覆用耐火パネルの取付け金具
JP5814590B2 (ja) 建築用パネルの接続構造
JP7438764B2 (ja) 梁の耐火構造とその施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7536729

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150