JP7537461B2 - 光源装置およびプロジェクター - Google Patents
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Description
第1光を射出する発光素子と、蛍光体を含み、前記発光素子から射出される前記第1光を
、前記第1波長帯とは異なる第2波長帯を有する第2光に変換する波長変換部材と、前記
波長変換部材に入射した前記第1光を反射する反射部材と、を備える。前記波長変換部材
は、第1方向において互いに反対側に位置する第1面および第2面と、前記第1方向と交
差する第2方向において互いに反対側に位置する第3面および第4面と、を有する。前記
第2光は、前記第1面から射出される。前記発光素子から射出される前記第1光は、前記
第3面から前記波長変換部材に入射する。前記反射部材は、前記第4面に対向して設けら
れる。前記蛍光体に含まれる賦活剤の濃度は、前記第3面から入射した前記第1光が前記
第4面に到達するまでの経路において、前記第1光の入射光量の98%未満の量を吸収す
るのに必要な濃度である。
また、本発明の一つの態様の光学装置は、第1波長帯を有する第1光を射出する発光素
子と、蛍光体を含み、前記発光素子から射出される前記第1光を、前記第1波長帯とは異
なる第2波長帯を有する第2光に変換する波長変換部材と、前記波長変換部材に入射した
前記第1光を反射する反射部材と、を備え、前記波長変換部材は、第1方向において互い
に反対側に位置する第1面および第2面と、前記第1方向と交差する第2方向において互
いに反対側に位置する第3面および第4面と、を有し、前記第2光は、前記第1面から射
出され、前記発光素子から射出される前記第1光は、前記第3面から前記波長変換部材に
入射し、前記反射部材は、前記第4面に対向して設けられ、前記蛍光体に含まれる賦活剤
の濃度は、前記第3面から入射した前記第1光が前記第4面に到達するまでの経路におい
て、前記第1光の入射光量の92%以下、かつ、40%以上の量を吸収するのに必要な濃
度である。
また、本発明の一つの態様の光学装置は、第1波長帯を有する第1光を射出する発光素
子と、蛍光体を含み、前記発光素子から射出される前記第1光を、前記第1波長帯とは異
なる第2波長帯を有する第2光に変換する波長変換部材と、前記波長変換部材に入射した
前記第1光を反射する反射部材と、を備え、前記波長変換部材は、第1方向において互い
に反対側に位置する第1面および第2面と、前記第1方向と交差する第2方向において互
いに反対側に位置する第3面および第4面と、を有し、前記第2光は、前記第1面から射
出され、前記発光素子から射出される前記第1光は、前記第3面から前記波長変換部材に
入射し、前記反射部材は、前記第4面に対向して設けられ、前記蛍光体に含まれる賦活剤
の濃度は、前記第3面から入射した前記第1光が前記第4面に到達するまでの経路におい
て、前記第1光の入射光量の98%未満の量を吸収するのに必要な濃度であり、前記反射
部材は、前記波長変換部材を支持する支持部材から構成され、前記支持部材は、前記第4
面に当接し、前記第3面から入射した前記第1光を反射する反射面を有し、前記波長変換
部材は、前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向において互いに反対側に位
置する第5面および第6面をさらに有し、前記支持部材は、前記波長変換部材を収容する
溝部をさらに有し、前記溝部は、前記反射面と、前記第5面に対向し、前記第5面から離
間する第1壁面と、前記第6面に対向し、前記第6面から離間する第2壁面と、を有する
、光源装置。
以下、本発明の第1実施形態について、図1~図3を用いて説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光変調装置として液晶パネルを用いたプロジェクターの一例である。
以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、スクリーン(被投写面)SCR上にカラー画像を表示する投写型画像表示装置である。プロジェクター1は、赤色光LR、緑色光LG、青色光LBの各色光に対応した3つの光変調装置を備える。
第2照明装置21は、光源部81と、集光レンズ82と、拡散板83と、ロッドレンズ86と、リレーレンズ87と、を備える。光源部81は、少なくとも一つの半導体レーザーで構成されている。光源部81は、レーザー光からなる青色光LBを射出する。なお、光源部81は、半導体レーザーに限らず、青色光を発光するLEDで構成されていてもよい。
図2は、第1照明装置20の概略構成図である。
図2に示すように、第1照明装置20は、光源装置100と、平行化光学系63と、インテグレーター光学系70と、偏光変換素子102と、重畳光学系103と、を備える。
本発明者は、波長変換部材から射出される蛍光の光量を増大させるため、蛍光体に含有する賦活剤の濃度について検討した。波長変換効率を高めるためには、上述の特許文献1に記載されているように、波長変換部材の1つの入射面から励起光を入射させる場合に、蛍光体に多くの賦活剤を導入しておき、励起光が入射面とは反対側の面に到達するまでの間に極力多くの励起光を吸収させようとするのが一般的な考え方である。その理由は、励起光が入射面とは反対側の面に到達した時点で吸収されていない励起光が多く存在する場合、これらの励起光が外部に漏れてしまい、波長変換効率が低下するからである。
第1の問題点として、賦活剤は、波長変換部材の内部を伝播する光の散乱源としても作用する。したがって、賦活剤の濃度が大きい場合、波長変換部材の内部を伝播する励起光および蛍光の散乱量が多くなり、励起光および蛍光は、賦活剤の濃度が小さい場合に比べて波長変換部材の側面から漏れやすくなる。そのため、波長変換部材の射出面から多くの蛍光を射出させることが難しくなる。
賦活剤の濃度は、波長変換部材の寸法、波長変換部材を冷却する際の冷却効率、所望の蛍光スペクトル等の種々のパラメーターに応じて適宜決定する必要がある。ここでは、各サンプルの賦活剤の濃度を、濃度の値そのものではなく、励起光を入射面から入射し、入射面とは反対側の面に到達するまでに吸収された励起光の割合で示すことにした。すなわち、励起光の吸収率は賦活剤の濃度に対応し、賦活剤の濃度が高い程、励起光の吸収率が高くなり、賦活剤の濃度が低い程、励起光の吸収率が低くなる。以下、入射面(上記実施形態の第3面50c)から入射した励起光が入射面とは反対側の面(上記実施形態の第4面50d)に到達するまでの経路において、入射した励起光の光量に対する吸収された励起光の光量の割合を、励起光の吸収率と定義する。
本実施形態の光源装置100は、励起光Eを射出する発光素子56と、蛍光体を含み、発光素子56から射出される励起光Eを蛍光Yに変換する波長変換部材50と、波長変換部材50に入射した励起光Eを反射する第1ミラー58と、を備える。波長変換部材50は、X軸方向において互いに反対側に位置する第1面50aおよび第2面50bと、Y軸方向において互いに反対側に位置する第3面50cおよび第4面50dと、を有する。蛍光Yは、第1面50aから射出される。発光素子56から射出される励起光Eは、第3面50cから波長変換部材50に入射する。第1ミラー58は、第4面50dに対向して設けられる。蛍光体に含まれる賦活剤の濃度は、第3面50cから入射した励起光Eが第4面50dに到達するまでの経路において、励起光Eの入射光量の98%未満の光量を吸収するのに必要な濃度である。
この構成によれば、第1ミラー58を含む構成において波長変換部材50内での光散乱および自己吸収を低減できるため、波長変換部材50の第1面50aから射出される蛍光Yの光量を増やすことができる。
この構成によれば、表1に示したように、上記の賦活剤の濃度範囲において、蛍光Yの光量を確実に増やすことができる。
この構成によれば、表1に示したように、上記の賦活剤の濃度範囲において、蛍光Yの光量をより確実に増やすことができる。
この構成によれば、図3に示すように、蛍光Yの光量を従来の構成に比べて10%以上増やすことができ、顕著な効果が得られる。
以下、本発明の第2実施形態について、図4および図5を用いて説明する。
第2実施形態のプロジェクターおよび光源装置の基本構成は第1実施形態と同様であるため、プロジェクターおよび光源装置の基本構成の説明は省略する。
図4は、第2実施形態の第1照明装置25の概略構成図である。図5は、図4のV-V線に沿う光源装置105の断面図である。図4および図5において、第1実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
光源装置のその他の構成は、第1実施形態の光源装置と同様である。
本実施形態の光源装置105においても、波長変換部材50での光散乱および自己吸収を低減でき、波長変換部材50の第1面50aから射出される蛍光Yの光量を増やすことができる、蛍光Yのスペクトルのシフトを抑制でき、所望の色味を有する蛍光Yを得ることができる、といった第1実施形態と同様の効果が得られる。
本発明の一つの態様の光源装置は、第1波長帯を有する第1光を射出する発光素子と、蛍光体を含み、前記発光素子から射出される前記第1光を、前記第1波長帯とは異なる第2波長帯を有する第2光に変換する波長変換部材と、前記波長変換部材に入射した前記第1光を反射する反射部材と、を備え、前記波長変換部材は、第1方向において互いに反対側に位置する第1面および第2面と、前記第1方向と交差する第2方向において互いに反対側に位置する第3面および第4面と、を有し、前記第2光は、前記第1面から射出され、前記発光素子から射出される前記第1光は、前記第3面から前記波長変換部材に入射し、前記反射部材は、前記第4面に対向して設けられ、前記蛍光体に含まれる賦活剤の濃度は、前記第3面から入射した前記第1光が前記第4面に到達するまでの経路において、前記第1光の入射光量の98%未満の量を吸収するのに必要な濃度である。
本発明の一つの態様のプロジェクターは、本発明の一つの態様の光源装置と、前記光源装置から射出される前記第2光を含む光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置により変調された光を投写する投写光学装置と、を備える。
Claims (10)
- 第1波長帯を有する第1光を射出する発光素子と、
蛍光体を含み、前記発光素子から射出される前記第1光を、前記第1波長帯とは異なる
第2波長帯を有する第2光に変換する波長変換部材と、
前記波長変換部材に入射した前記第1光を反射する反射部材と、
を備え、
前記波長変換部材は、第1方向において互いに反対側に位置する第1面および第2面と
、前記第1方向と交差する第2方向において互いに反対側に位置する第3面および第4面
と、を有し、
前記第2光は、前記第1面から射出され、
前記発光素子から射出される前記第1光は、前記第3面から前記波長変換部材に入射し
、
前記反射部材は、前記第4面に対向して設けられ、
前記蛍光体に含まれる賦活剤の濃度は、前記第3面から入射した前記第1光が前記第4
面に到達するまでの経路において、前記第1光の入射光量の92%以下、かつ、40%以
上の量を吸収するのに必要な濃度である、光源装置。 - 前記反射部材は、前記波長変換部材を支持する支持部材から構成され、
前記支持部材は、前記第4面に当接し、前記第3面から入射した前記第1光を反射する
反射面を有する、請求項1に記載の光源装置。 - 前記波長変換部材は、前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向において互
いに反対側に位置する第5面および第6面をさらに有し、
前記支持部材は、前記波長変換部材を収容する溝部をさらに有し、
前記溝部は、前記反射面と、前記第5面に対向し、前記第5面から離間する第1壁面と
、前記第6面に対向し、前記第6面から離間する第2壁面と、を有する、請求項2に記載
の光源装置。 - 前記第1壁面は、前記第3面側に位置している第1部分と、前記反射面側に位置してい
る第2部分とを有し、前記第1部分は前記反射面に対して垂直な方向に延び、前記第2部
分は、前記第1部分側から前記反射面側に向かうにつれて前記第5面に近づくように傾斜
し、
前記第2壁面は、前記第3面側に位置している第3部分と、前記反射面側に位置してい
る第4部分とを有し、前記第3部分は前記反射面に対して垂直な方向に延び、前記第4部
分は、前記第3部分側から前記反射面側に向かうにつれて前記第6面に近づくように傾斜
し、
前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分は、前記光の少なく
とも一部を反射する、請求項3に記載の光源装置。 - 第1波長帯を有する第1光を射出する発光素子と、
蛍光体を含み、前記発光素子から射出される前記第1光を、前記第1波長帯とは異なる
第2波長帯を有する第2光に変換する波長変換部材と、
前記波長変換部材に入射した前記第1光を反射する反射部材と、
を備え、
前記波長変換部材は、第1方向において互いに反対側に位置する第1面および第2面と
、前記第1方向と交差する第2方向において互いに反対側に位置する第3面および第4面
と、を有し、
前記第2光は、前記第1面から射出され、
前記発光素子から射出される前記第1光は、前記第3面から前記波長変換部材に入射し
、
前記反射部材は、前記第4面に対向して設けられ、
前記蛍光体に含まれる賦活剤の濃度は、前記第3面から入射した前記第1光が前記第4
面に到達するまでの経路において、前記第1光の入射光量の98%未満の量を吸収するの
に必要な濃度であり、
前記反射部材は、前記波長変換部材を支持する支持部材から構成され、
前記支持部材は、前記第4面に当接し、前記第3面から入射した前記第1光を反射する
反射面を有し、
前記波長変換部材は、前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向において互
いに反対側に位置する第5面および第6面をさらに有し、
前記支持部材は、前記波長変換部材を収容する溝部をさらに有し、
前記溝部は、前記反射面と、前記第5面に対向し、前記第5面から離間する第1壁面と
、前記第6面に対向し、前記第6面から離間する第2壁面と、を有する、
光源装置。 - 前記第1壁面は、前記第3面側に位置している第1部分と、前記反射面側に位置してい
る第2部分とを有し、前記第1部分は前記反射面に対して垂直な方向に延び、前記第2部
分は、前記第1部分側から前記反射面側に向かうにつれて前記第5面に近づくように傾斜
し、
前記第2壁面は、前記第3面側に位置している第3部分と、前記反射面側に位置してい
る第4部分とを有し、前記第3部分は前記反射面に対して垂直な方向に延び、前記第4部
分は、前記第3部分側から前記反射面側に向かうにつれて前記第6面に近づくように傾斜
し、
前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分は、前記光の少なく
とも一部を反射する、請求項5に記載の光源装置。 - 前記蛍光体に含まれる賦活剤の濃度は、前記第3面から入射した前記第1光が前記第4
面に到達するまでの経路において、前記第1光の入射光量の30%を超える量を吸収する
のに必要な濃度である、請求項5または請求項6に記載の光源装置。 - 前記反射部材の反射率は75%以上である、請求項1から請求項7までのいずれか一項
に記載の光源装置。 - 前記反射部材の反射率は90%以上である、請求項8に記載の光源装置。
- 請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の光源装置と、
前記光源装置から射出される前記第2光を含む光を画像情報に応じて変調する光変調装
置と、
前記光変調装置により変調された光を投写する投写光学装置と、
を備える、プロジェクター。
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