JP7543006B2 - 農業用ロボット - Google Patents
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Description
特許文献1に開示された農業用ロボットは、走行体に作物の収穫を行うことが可能なマニピュレータが設けられている。
本発明は、作物の生育などの把握するためのデータを簡単に収集することができる農業用ロボット及び農業用ロボットの支援システムを提供することを目的とする。
とが可能なマニピュレータと、前記マニピュレータの先端側に設けられ且つ前記作物に打撃を与える打撃機構と、前記打撃機構で前記作物を打撃したときの音を集音するマイクとを含む打音センサと、前記マイクで集音した音データを収集する収集装置と、前記走行体の周囲を撮像可能な光学式センサと、を備え、前記走行体が前記作物の栽培位置の周囲に近づくと当該走行体の走行を停止し、当該走行体が停止した状態で前記マニピュレータの先端側を前記作物に近づけた後、当該作物に前記打撃機構による打撃を与えて音データを収集し、当該音データの収集を完了後、前記光学式センサによって得られたセンシングデータに音データを収集していない他の作物が含まれている場合、前記センシングデータに含まれている前記他の作物の栽培位置に向けて前記走行体を移動させる。
前記収集装置は、前記音データに、前記作物の周囲の音である雑音が含まれている場合は、前記音データに含まれる雑音を除去する。
前記収集装置は、前記作物に打撃を行っていない状況において集音した音に基づいて、前記音データに雑音が含まれているか否かを判断する。
前記収集装置は、前記作物に打撃を行った状況において集音した音に基づいて、前記音データに雑音が含まれているか否かを判断する。
前記モデル生成部は、音データにおける振幅と、周波数と、波形の変化度合いと、前記作物の打撃を行ったときの打音時間と、に基づいて作物の生育状況を推定するモデルを生成する。
前記モデル生成部は、前記作物を収穫する際に前記作物に打撃を行って収集した前記音データの前記打音時間を収穫時期とし、前記打音時間が収穫時期である音データにより、作物の生育状況として、収穫時期であることを推定するモデルを生成する。
前記モデル生成部は、前記収集装置が前記音データを取得する毎に、強化学習を行う。
前記収集装置は、前記音データを記憶する記憶装置、又は、前記音データを外部端末に送信する通信装置である。
図1、図2は、農業用ロボット1を例示している。農業用ロボット1は、図15~図18に示すようなハウス等の施設園芸、植物工場等の施設において、栽培される作物2に対して作業(農作業)を行うロボットである。農業用ロボット1は、例えば、スイカ、メロン、カボチャ等の比較的重量のある作物2である重量野菜、果実等に対して作業を行う。
図15~図18に示すように、施設100は、当該施設100を構成する構造物として、ハウス101と、ハウス101の内部に設置された機器102とを備えている。
ハウス101は、フレーム110と、被覆材111とを含んでいる。フレーム110は
、例えば、I形鋼、H形鋼、C形鋼、角形鋼、丸形鋼等の様々な鋼材を組み合わせて、施設100の躯体を構成していて、複数の支柱部材110Aと、複数の連結部材110Bとを含んでいる。図15~図17に示すように、複数の支柱部材110Aは、地面等から起立した部材であって、横方向X1に所定の間隔で設置され且つ縦方向Y1に所定の間隔で設置されている。
被覆材111は、少なくとも太陽光を取り入れ可能な透光性を有する部材であって、合成樹脂、ガラス等で構成されている。被覆材111は、例えば、フレーム110の外側から当該フレーム110の全体を覆っている。言い換えれば、被覆材111は、支柱部材110Aの外側、連結部材110Bの外側に配置されている。
農業用ロボット1は、施設100内において、栽培場所105で栽培された作物2に対して様々な農作業、例えば、作物2の収穫、肥料散布、農薬散布などの農作業を行う。農業用ロボット1は、自立型のロボットである。
以下、農業用ロボット1及び農業用ロボットの支援システムについて詳しく説明する。以下の説明において、図1、図2に矢印A1で示す方向を前方、矢印A2で示す方向を後方、矢印A3で示す方向を前後方向として説明する。したがって、図2に矢印B1で示す方向(図1の手前側)が左方であり、図2に矢印B2で示す方向(図1の奥側)が右方である。また、前後方向A3に直交する水平方向を機体幅方向(図2の矢印B3方向)として説明する。
図3、図4に示すように、機体6は、メインフレーム6Aと、原動機フレーム6Bとを有している。メインフレーム6Aは、機体幅方向B3で間隔をあけて配置された一対の第1フレーム6Aaと、各第1フレーム6Aaの下方に間隔をあけて配置された一対の第2フレーム6Abとを有している。第1フレーム6Aaと第2フレーム6Abとは、複数の縦フレーム6Acによって連結されている。縦フレーム6Acは、左の第1フレーム6Aaと左の第2フレーム6Abとの前部間、右の第1フレーム6Aaと右の第2フレーム6Abとの前部間、左の第1フレーム6Aaと左の第2フレーム6Abとの後部間、右の第1フレーム6Aaと右の第2フレーム6Abとの後部間に設けられている。
第2フレーム6Abの前部同士は、第6横フレーム6Ajによって連結され、第2フレーム6Abの後部同士は、第7横フレーム6Akによって連結されている。
ム6Bは、前フレーム6Baと、後フレーム6Bbと、複数の連結フレーム6Bcと、複数の取付フレーム6Bdとを有している。前フレーム6Baは、上部が、左及び右の第2フレーム6Abの前部に取り付けられている。後フレーム6Bbは、上部が、左及び右の第2フレーム6Abの前部に取り付けられている。複数の連結フレーム6Bcは、前フレーム6Baと後フレーム6Bbの下部間を連結している。複数の取付フレーム6Bdは、連結フレーム6Bcの前後方向A3中央部に固定されている。
図5に示すように、メインフレーム6A(機体6)には、走行装置7を制御する複数のコントロールバルブ(第1コントロールバルブCV1~第4コントロールバルブCV4)が搭載されている。
走行フレーム10は、主支持体10Aと、揺動フレーム10Bと、車輪フレーム10Cとを有している。主支持体10Aは、機体6に縦軸(上下方向に延伸する軸心)回りに可能に支持されている。詳しくは、主支持体10Aは機体6に固定された支持ブラケット11に上下方向に延伸する軸心を有する第1支軸12Aを介して回動可能に支持されている。
第1車輪支持体9La及び第2車輪支持体9Raの揺動フレーム10Bは前上部が主支持体10Aに枢支され、第3車輪支持体9Lb及び第4車輪支持体9Rbの揺動フレーム10Bは後上部が主支持体10Aに枢支されている。
第1車輪支持体9La及び第2車輪支持体9Raの車輪フレーム10Cは後部が揺動フレーム10Bの後部に枢支され、第3車輪支持体9Lb及び第4車輪支持体9Rbの車輪フレーム10Cは前部が揺動フレーム10Bの前部に枢支されている。
によって構成されている。
操向シリンダC1は、機体6と主支持体10Aとの間に設けられている。詳しくは、操向シリンダC1の一端は、第1フレーム6Aaの前後方向A3中央部に固定されたシリンダブラケット14Aに枢支され、操向シリンダC1の他端は、主支持体10Aに固定されたシリンダブラケット14Bに枢支されている。操向シリンダC1を伸縮することにより走行フレーム10が第1支軸12A回りに揺動し、車輪8(第1車輪8La~第4車輪8Rb)の向きを変更する(操向する)ことができる。本実施形態の走行装置7にあっては、各車輪8を独立して操向可能である。
走行モータM1は、油圧モータによって形成されている。走行モータM1は、各車輪8に対応して設けられている。即ち、走行装置7は、第1車輪8Laを駆動する走行モータM1と、第2車輪8Raを駆動する走行モータM1と、第3車輪8Lbを駆動する走行モータM1と、第4車輪8Rbを駆動する走行モータM1とを有している。走行モータM1は、車輪8の機体幅方向B3の内方に配置され、車輪フレーム10Cに取り付けられている。走行モータM1は、油圧ポンプP1から吐出される作動油によって駆動され、正逆転可能である。走行モータM1を正逆転させることにより、車輪8の回転を正転方向と逆転方向とに切り換えることができる。
上記走行装置7にあっては、第1車輪8La~第4車輪8Rbを操向操作することで走行体3を操向することができる。第1車輪8La~第4車輪8Rbを正転させることで走行体3を前進させることができ、逆転させることにより走行体3を後進させることができる。第1車輪8La~第4車輪8Rbを昇降することにより走行体3を昇降することがで
きる。第1車輪8La及び第2車輪8Raを第3車輪8Lb及び第4車輪8Rbに対して昇降することにより、或いは、第3車輪8Lb及び第4車輪8Rbを第1車輪8La及び第2車輪8Raに対して昇降することにより、機体6を前傾または後傾させることができる。第1車輪8La及び第3車輪8Lbを第2車輪8Ra及び第4車輪8Rbに対して昇降することにより、或いは、第2車輪8Ra及び第4車輪8Rbを第1車輪8La及び第3車輪8Lbに対して昇降することにより、機体6を、機体幅方向B3の一側が他側よりも高い傾斜状にすることができる。
図3、図4に示すように、マニピュレータ4は、走行体3(機体6)に着脱可能に装着された装着体16と、装着体16に取り付けられたアーム17と、アーム17に設けられていて作物(対象物)2を把持可能なロボットハンド18とを備えている。
図3、図4に示すように、アーム17は、回動フレーム21に上下揺動可能に支持されると共に長手方向の中途部で屈伸可能である。アーム17は、メインアーム29とサブアーム30とを有している。
第1アーム部31は、基部側31aがアームブラケット26に枢支されている。第1アーム部31は、図3に示すように、第1アームフレーム31L及び第2アームフレーム31Rを有している。第1アームフレーム31L及び第2アームフレーム31Rは、機体幅方向B3で並べて配置され且つ連結パイプ31A等で相互に連結されている。第1アームフレーム31Lと第2アームフレーム31Rとの基部側31a間にアームブラケット26の上部が挿入され、機体幅方向B3に延伸する軸心を有するアーム枢軸33A(第1アーム枢軸という)を介して第1アームフレーム31L及び第2アームフレーム31Rの基部側31aがアームブラケット26に第1アーム枢軸33Aの軸心回りに回動可能に支持されている。
図4に示すように、第1アーム部31は、基部側31aであって且つ第1アーム枢軸33Aよりも先端側31c寄りに、シリンダ取付部31bを有している。このシリンダ取付部31bとシリンダブラケット27のシリンダ取付部27aとにわたって第1アームシリンダ(第1油圧シリンダ)C4が設けられている。第1アームシリンダC4は、走行体3に設けた油圧ポンプP1から吐出される作動油によって駆動されて伸縮する。第1アームシリンダC4を伸縮させることで第1アーム部31が上下揺動する。第1アーム部31(アーム17)を上下揺動させることにより、ロボットハンド18を昇降させることができる。第1アームシリンダC4には、第1アームシリンダC4のストロークを検出する第1ストロークセンサが設けられている。
サブアーム30は、第2アーム部32に突出及び後退可能に設けられている。したがって、サブアーム30を突出及び後退させることにより、アーム17の長さが伸縮可能である。サブアーム30は、角パイプによって直線状に形成されている。サブアーム30は、第3アームフレーム32Lと第4アームフレーム32Rとの先端側(前部)間に長手方向移動可能に支持されている。また、サブアーム30は、対向する連結プレート35の間に配置されていて連結プレート35にボルト等の固定具によって固定可能とされている。サブアーム30の一側面には、第3アームフレーム32Lに当接する突起30aが設けられ、他側面には、第4アームフレーム32Rに当接する突起30aが設けられている。突起30aによってサブアーム30のがたつきを抑制することができる。
図4に示すように、サブアーム30の先端側には、吊りプレート37が固定されている。吊りプレート37にロボットハンド18が枢支され、吊り下げられる(図1参照)。つまり、ロボットハンド18は、サブアーム30の先端側に揺動可能に取り付けられる。第2アーム部32の先端側には、サブアーム30の第2アーム部32からの突出量を測定(検出)する第3ストロークセンサが設けられている。
メ18Bとを有している。ベース部材18Aの上面側には連結片63が設けられている。連結片63は吊りプレート37に枢支されている。つまり、ロボットハンド18はアーム17に吊り下げられている。複数の把持ツメ18Bは、ベース部材18Aの下面側に揺動可能に取り付けられている。ロボットハンド18は、複数の把持ツメ18Bが揺動することにより、把持ツメ18Bと把持ツメ18Bとの間で作物2を把持することが可能(図2参照)であると共に、把持した作物2を解放することが可能である。
図1、図2に示すように、農業用ロボット1は、打音センサ50Cを備えている。打音センサ50Cは、作物2に打撃を与えた(作物2を叩いた)ときの打音を取得するセンサである。図7に示すように、打音センサ50Cは、ロボットハンド18(ベース部材18A)に設けられている。
制御装置41には、光学式センサ5A、5B、打音センサ50C、走行モータM1、回動モータM2が接続されている。また、制御装置41には、複数の制御弁42が接続されている。制御弁42は、第1制御弁42A、第2制御弁42B、第3制御弁42C、第4制御弁42D、第5制御弁42Eを含んでいる。
第1制御弁42A、第2制御弁42B、第3制御弁42C、第4制御弁42D及び第5制御弁42Eは、例えば、制御装置41からの制御信号に基づいて作動する電磁弁である
。より詳しくは、第1制御弁42A、第2制御弁42B、第3制御弁42C、第4制御弁42D及び第5制御弁42Eは、制御信号によって複数の位置に切り換わる電磁弁(3位置切換電磁弁)である。
また、制御装置41が第3制御弁42Cに制御信号を出力すると、制御信号に応じて第3制御弁42Cが所定位置に切り換わる。制御装置41が第4制御弁42Dに制御信号を出力すると、制御信号に応じて第4制御弁42Dが所定位置に切り換わる。制御装置41が第5制御弁42Eに制御信号を出力すると、制御信号に応じて第5制御弁42Eが所定位置に切り換わる。
以上によれば、第1制御弁42Aの切り換わりによって、操向シリンダC1のボトム側又はロッド側への作動油の供給が切り換わり、操向シリンダC1が伸縮する。第2制御弁42Bの切り換わりによって、第1昇降シリンダC2のボトム側又はロッド側への作動油の供給が切り換わり、第1昇降シリンダC2が伸縮する。第3制御弁42Cの切り換わりによって、第2昇降シリンダC3のボトム側又はロッド側への作動油の供給が切り換わり、第2昇降シリンダC3が伸縮する。
農業用ロボット1は、走行制御部41Aを有している。走行制御部41Aは、制御装置41に設けられた電気電子回路、当該制御装置41に格納されたプログラム等である。
農業用ロボット1は、作業制御部41Bを有している。作業制御部41Bは、制御装置41に設けられた電気電子回路、当該制御装置41に格納されたプログラム等である。
作業制御部41Bは、マニピュレータ(作業部)4を制御する。即ち、作業制御部41Bは、第1アームシリンダC4、第2アームシリンダC5、回動モータM2を制御する。作業制御部41Bは、第4制御弁42Dに制御信号を出力して、第1アームシリンダC4を伸縮させることによって、第1アーム部31の揺動を行う。作業制御部41Bは、第5制御弁42Eに制御信号を出力して、第2アームシリンダC5を伸縮させることによって、第2アーム部32の揺動を行う。また、作業制御部41Bは、回動モータM2に制御信号を出力することによって、回動モータM2の回転方向を変更することにより、マニピュレータ(作業部)4の回動を行う。
させることができる。詳しくは、回動フレーム21の回動による回動軸心J1を中心とする円周方向のロボットハンド18の移動、第1アーム部31の上下揺動によるロボットハンド18の昇降、第2アーム部32の揺動によるロボットハンド18の走行体3に対する遠近方向の移動によって、ロボットハンド18を目的の位置に移動させることができる。
図8に示すように、農業用ロボット1は、収集装置43を備えている。収集装置43は、打撃部材51Aによって作物2に対して打撃を与えたときにマイクで集音した音のデータ(音データ)を収集する。収集装置43は、不揮発性のメモリ等で構成されて音データを記憶する記憶装置を含んでいる。
例えば、制御装置41(走行制御部41A)の制御によって、農業用ロボット1を作物2aの周囲に近づける。農業用ロボット1が作物2aに近づくと、作業制御部41Bの打撃制御等によって作物2aに打撃が与えられ、当該作物2aの打撃時の音データを収集装置43が収集する。
さて、制御装置41は、光学式センサ5Aによって得られたセンシングデータに基づいて、栽培位置Dnに向けて農業用ロボット1(走行体3)を移動させる。光学式センサ5Aが撮像装置である場合、センシングデータは、撮像した撮像画像(画像データ)である。光学式センサ5Aがレーザセンサ(ライダー)である場合、センシングデータは、光学式センサ5Aからセンシングした対象物(物体)までの距離、方向を含むスキャンデータである。
センシングデータH1に作物2が含まれていると判断した場合、作物2と農業用ロボット1(走行体3)との相対距離L10を演算する(図10参照)。制御装置41は、撮像画像H1に作物2が含まれていると判断した場合、図19に示すように、例えば、撮像画像H1に含まれる被写体である作物2の画像(縦ピクセル、横ピクセル)H2の大きさと、予め設定された基準フレーム(縦ピクセル、横ピクセル)F10の大きさとを比較する。作物2の画像H2が、基準フレームF10のよりも小さい場合、制御装置41は、相対距離L10は、基準フレームF10に対応して定められた基準距離L11よりも長いと判断する。即ち、制御装置11は、作物2は、農業用ロボット1(走行体3)から基準距離L11までの位置よりも遠い所にあると推定する。一方、作物2の画像H2が、基準フレームF10よりも大きい場合、制御装置41は、相対距離L10は、基準距離L11よりも短いと判断する。即ち、制御装置41は、作物2は、農業用ロボット1(走行体3)から基準距離L11までの位置よりも近い所にあると推定する。
上述した実施形態では、撮像画像H1を用いて、作物2と農業用ロボット1(走行体3)との相対距離L10が一定となる位置に、農業用ロボット1(走行体3)を作物2の栽培位置Dnに向けて移動していたが、光学式センサ5Aがレーザセンサ(ライダー)である場合、制御装置41(走行制御部41A)は、スキャンデータを用いて、現在の農業用ロボット1(走行体3)と作物2との距離(相対距離L10)を演算して、演算した相対距離L10が基準距離L11と一致するように、農業用ロボット1(走行体3)を前進又は後進させる。
農業用ロボット1は、図8に示すように、モデル生成部41Eを有していてもよい。モデル生成部41Eは、制御装置41に設けられた電気電子回路、当該制御装置41に格納されたプログラム等である。
上述した実施形態では、施設100内において、農業用ロボット1(走行体3)を走行させながら、打音したときの音データを収集していたが、作物2に対して音データの収集は繰り返し行ってもよい。
農業用ロボット1は、図8に示すように、時期判断部41Fを有していてもよい。時期判断部41Fは、制御装置41に設けられた電気電子回路、当該制御装置41に格納されたプログラム等である。
図13に示すように、施設100内において、農業用ロボット1を栽培場所105の間の通路106に走行させる。作業時において、制御装置41(走行制御部41A、作業制御部41B)は、光学式センサ5Aから得られたセンシングデータ(撮像画像H1、スキャンデータ)を参照し、作業開始点P11から作業終了点P12まで栽培場所105に沿って農業用ロボット1を走行させる。
上述した実施形態では、時期判断部41Fは、学習済みモデル(第1生育モデル、第2生育モデル、第3生育モデル)と、作業時(打撃時)の音データとに基づいて、打撃を与えた作物2が収穫時期であるか否かを判断していたが、学習済みモデルを用いずに、収穫時期であるか否かを判断してもよい。
なお、上述した変形例では、過去の収穫実績情報の平均を求めた例について説明したが
、基準は平均以外であってもよく、標準偏差などのバラツキを基準にしてもよく、基準については限定されない。
農業用ロボット1は、走行体3に設けられた光学式センサ5A、5Bを備え、制御装置41は、光学式センサ5A、5Bで得られたセンシングデータに基づいて、作物2と走行体3との距離が予め定められた基準距離になるように、作物2の栽培位置Dnに向けて走行体3を移動させる。これによれば、農業用ロボット1(走行体3)を栽培位置Dnの周囲へと走行させることができ、マニピュレータ4の先端側をより素早く正確に作物2に近づけることができる。
モデル生成部41Eは、収集装置63がデータを取得する毎に、強化学習を行う。これによれば、農業用ロボット1(走行体3)によって作物2に対して作業を行う状況など、収集装置63がデータを取得する毎に強化学習を行うことができ、より精度の高いモデルを構築することができる。
合に打撃を与えた作物2を収穫し、収穫時期と判断しなかった場合に打撃を与えた作物2を収穫しない。
収集装置63は、データを記憶する記憶装置、又は、データを外部端末に送信する通信装置である。これによれば、作物2に打撃を与えたときの音のデータを記憶して収集したり、外部端末へ収集した音のデータを送信することができる。
農業用ロボット1の支援システムは、走行体3に設けられた光学式センサ5A、5Bを備え、制御装置41は、光学式センサ5A、5Bで得られたセンシングデータに基づいて、作物2と走行体3との距離が予め定められた基準距離になるように、作物2の栽培位置Dnに向けて走行体3を移動させる。これによれば、農業用ロボット1(走行体3)を栽培位置Dnの周囲へと走行させることができ、マニピュレータ4の先端側をより素早く正確に作物2に近づけることができる。
農業用ロボット1の支援システムは、作物2を把持することで収穫可能なロボットハンド18を制御する作業制御部と、モデルとデータとに基づいて、打撃を与えた作物2が収穫時期であるか否かを判断する時期判断部41Fと、を備え、作業制御部は、ロボットハンド18に対して時期判断部41Fが収穫時期と判断した場合に打撃を与えた作物2を収穫する制御を行い、収穫時期と判断しなかった場合に打撃を与えた作物2を収穫しない制御を行う。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 :作物
2a :作物
2b :作物
2c :作物
3 :走行体
4 :マニピュレータ
5A :光学式センサ
5B :光学式センサ
18 :ロボットハンド
23 :収集装置
41 :制御装置
41B :作業制御部
41E :モデル生成部
41F :時期判断部
43 :収集装置
50C :打音センサ
51 :打撃機構
63 :収集装置
Dn :栽培位置
L11 :基準距離
Claims (13)
- 作物の栽培位置に向けて移動可能な走行体と、
前記走行体に設けられ、且つ、当該走行体が前記栽培位置の周囲に到達したときに先端側を作物に近づけることが可能なマニピュレータと、
前記マニピュレータの先端側に設けられ且つ前記作物に打撃を与える打撃機構と、前記打撃機構で前記作物を打撃したときの音を集音するマイクとを含む打音センサと、
前記マイクで集音した音データを収集する収集装置と、
前記走行体の周囲を撮像可能な光学式センサと、を備え、
前記走行体が前記作物の栽培位置の周囲に近づくと当該走行体の走行を停止し、当該走行体が停止した状態で前記マニピュレータの先端側を前記作物に近づけた後、当該作物に前記打撃機構による打撃を与えて音データを収集し、当該音データの収集を完了後、前記光学式センサによって得られたセンシングデータに音データを収集していない他の作物が含まれている場合、前記センシングデータに含まれている前記他の作物の栽培位置に向けて前記走行体を移動させる農業用ロボット。 - 作物の栽培位置に向けて移動可能な走行体と、
前記走行体に設けられ、且つ、当該走行体が前記栽培位置の周囲に到達したときに先端側を作物に近づけることが可能なマニピュレータと、
前記マニピュレータの先端側に設けられ且つ前記作物に打撃を与える打撃機構と、前記打撃機構で前記作物を打撃したときの音を集音するマイクとを含む打音センサと、
前記マイクで集音した音データを収集する収集装置と、
前記走行体の周囲を撮像可能な光学式センサと、を備え、
前記走行体は、前記光学式センサによって得られたセンシングデータに作物が含まれているか否かを判断し、前記センシングデータに前記作物が含まれていると判断した場合、前記作物の栽培位置に向けて移動し、前記作物の栽培位置の周囲に近づくと当該走行体の走行を停止し、当該走行体が停止した状態で前記マニピュレータの先端側を前記作物に近づけた後、当該作物に前記打撃機構による打撃を与えて音データを収集する農業用ロボット。 - 前記収集装置は、前記音データに、前記作物の周囲の音である雑音が含まれている場合
は、前記音データに含まれる雑音を除去する請求項1又は2に記載の農業用ロボット。 - 前記収集装置は、前記作物に打撃を行っていない状況において集音した音に基づいて、前記音データに雑音が含まれているか否かを判断する請求項3に記載の農業用ロボット。
- 前記収集装置は、前記作物に打撃を行った状況において集音した音に基づいて、前記音データに雑音が含まれているか否かを判断する請求項3に記載の農業用ロボット。
- 前記センシングデータに含まれる前記作物の大きさと、予め定められた基準フレームの大きさとから相対距離を演算し、前記作物と前記走行体との距離が予め定められた基準距離になるように、前記作物の栽培位置に向けて前記走行体を移動させる制御装置を備えている請求項1又は2に記載の農業用ロボット。
- 前記収集装置が収集した複数のデータに基づいて、作物の生育状況を推定するモデルを生成するモデル生成部を備えている請求項1又は2に記載の農業用ロボット。
- 前記モデル生成部は、音データにおける振幅と、周波数と、波形の変化度合いと、前記作物の打撃を行ったときの打音時間と、に基づいて作物の生育状況を推定するモデルを生成する請求項7に記載の農業用ロボット。
- 前記モデル生成部は、前記打音時間に基づいてグループ分けした音データにより、作物の生育状況として、栽培初期と、栽培中期と、収穫時期である栽培後期と、のいずれか1つであることを推定するモデルを生成する請求項8に記載の農業用ロボット。
- 前記モデル生成部は、前記作物を収穫する際に前記作物に打撃を行って収集した前記音データの前記打音時間を収穫時期とし、前記打音時間が収穫時期である音データにより、作物の生育状況として、収穫時期であることを推定するモデルを生成する請求項8に記載の農業用ロボット。
- 前記モデル生成部は、前記収集装置が前記音データを取得する毎に、強化学習を行う請求項7に記載の農業用ロボット。
- 前記作物を把持することで収穫するロボットハンドと、
前記モデルと前記音データとに基づいて、前記打撃を与えた作物が収穫時期であるか否かを判断する時期判断部と、
を備え、
前記ロボットハンドは、前記時期判断部が収穫時期と判断した場合に前記打撃を与えた作物を収穫し、前記収穫時期と判断しなかった場合に前記打撃を与えた作物を収穫しない請求項7~11のいずれかに記載の農業用ロボット。 - 前記収集装置は、前記音データを記憶する記憶装置、又は、前記音データを外部端末に送信する通信装置である請求項1~12のいずれかに記載の農業用ロボット。
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