JP7543128B2 - 作業計画立案装置、作業計画立案方法、および作業計画立案プログラム - Google Patents
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Description
図1~図16を参照して実施形態1を説明する。
図1は、実施形態1の作業計画立案装置10の構成例を示す図である。作業計画立案装置10は、中央処理装置110、記憶装置120、一時記憶装置130、入力装置140、出力装置150、および通信装置160を含み、これらがバスを介して接続されて構成される。
図2は、作業データ120aの構成例を示す図である。作業データ120aは、作業日および作業種別毎に必要作業数を指定したデータである。図2に示すように、作業データ120aは、作業日、作業種別、および必要作業数の各列を有する。例えば図2の作業データ120aの1行目は、作業日“2020/9/3”に、作業種別“B”の作業が“4”だけ必要であることを示す。
図3は、作業マスタの構成例を示す図である。作業マスタ120bは、作業種別およびスキル種別毎に作業を行う要員(以下、単に「要員」とする)に要求されるスキルの条件を定義するデータである。図3に示すように、作業マスタ120bは、作業種別、スキル種別、スキル条件、および作業マスタ更新日の各列を有する。例えば図3の作業マスタ120bの1行目は、作業種別“B”の作業は、スキル種別“1”のスキルについて、要員に対するスキル条件としてスキル値“0以上”を習得していることが要求され、“2020/3/1”に当該レコードが更新されたことを示す。
図4は、スキルマスタ120cの構成例を示す図である。スキルマスタ120cは、要員およびスキル種別毎にスキルの習得レベルを表すスキル値を定義するデータである。図4に示すように、スキルマスタ120cは、要員ID、スキル種別、スキル値、およびスキルマスタ更新日の各列を有する。例えば図4のスキルマスタ120cの1行目は、要員ID“Z”で識別される要員は、スキル種別“1”のスキルをスキル値“4”のレベルまで習得しており、“2020/3/1”に当該レコードが更新されたことを示す。
図5は、計画データ120dの構成例を示す図である。計画データ120dは、作業データ120a、作業マスタ120b、およびスキルマスタ120cに基づいて立案された作業の実施計画を示すデータである。図5に示すように、計画データ120dは、作業日、要員ID、および割り当て作業の各列を有する。計画データ120dの作業日は、作業データ120aの作業日に関連付けられる。計画データ120dの要員IDは、スキルマスタ120cの要員IDに関連付けられる。計画データ120dの割り当て作業は、作業データ120aの作業種別に関連付けられる。
図6は、実績データ120eの構成例を示す図である。実績データ120eは、作業計画立案者または現場監督などによって、計画データ120d(図4)に対して、要員へマニュアルでの作業が割り当てられる修正が加えられたデータである。図6に示すように、実績データ120eは、作業日、要員ID、および割り当て作業の各列を有する。実績データ120eのレコード120e1は、計画データ120dのレコード120d1(図5)では作業が割り当てられていなかったが、作業種別“B”の作業が割り当てる修正が行われたことを示す。
図7は、不整合データ120fの構成例を示す図である。不整合データ120fは、実績データ120eを1レコードずつ作業マスタ120bおよびスキルマスタ120cと比較し、作業マスタ120bおよびスキルマスタ120cに関し不整合があるとして実績データ120eから抽出されたデータである。不整合とは、スキルマスタ120cのスキル値が作業マスタ120bのスキル条件を充足しないにも関わらず、計画データ120dのマニュアル修正により要員に作業が割り当てられていることをいう。
図8は、マスタ更新候補データ120gの構成例を示す図である。マスタ更新候補データ120gは、不整合データ120f、作業データ120a、作業マスタ120b、スキルマスタ120c、および計画データ120dに基づいて、不整合データ120fに対してその内容の分析情報を追加したデータである。図8に示すように、マスタ更新候補データ120gは、作業日、要員ID、割り当て作業、スキル種別、スキル条件、スキル値、およびスキルマスタ更新日の各列を有する。さらに、マスタ更新候補データ120gは、不足スキル、累計レコード数、累計増加速度、割り当て外要員数、割り当て外要員数累計、および割り当て外要員数累計増加速度の各列を有する。
図9は、設定パラメータ120hの構成例を示す図である。設定パラメータ120hは、後述するマスタ更新レコメンドデータ120iを算出するための閾値を設定するデータである。図9に示すように、設定パラメータ120hは、累計レコード数(マスタ更新候補データ120g(図8)の累計レコード数)の閾値、および割り当て外要員数累計(マスタ更新候補データ120g(図8)の割り当て外要員数累計)の閾値の各列を有する。
図10は、マスタ更新レコメンドデータ120iの構成例を示す図である。マスタ更新レコメンドデータ120iは、マスタ更新候補データ120gのレコードの所定列の値が設定パラメータ120hに定められる閾値に達した際に、閾値に達したマスタ更新候補データ120gの当該レコードから生成されるデータである。図10に示すように、マスタ更新レコメンドデータ120iは、要員ID、スキル種別、スキル値、スキルマスタ更新日、推奨値、累計増加速度、割り当て外要員数累計増加速度、および閾値到達日の各列を有する。さらに、マスタ更新レコメンドデータ120iは、グループID、グループ要員のスキル平均、およびグループ要員のスキル標準偏差の各列を有する。
図11は、実績集計データ120jの構成例を示す図である。実績集計データ120jは、実績データ120e、作業マスタ120b、およびスキルマスタ120cに基づいて、実績データ120eから要員およびスキル種別毎に、実施作業のスキル条件(最低条件値)を集計したデータである。実績集計データ120jは、類似の作業を同程度実施している要員は、同程度のスキルを有するという考えに基づく。
図12は、要員グループデータ120kの構成例を示す図である。要員グループデータ120kは、実績集計データ120j(図11)の各レコードを、必要スキル平均および必要スキル標準偏差に関してグループ化(例えばクラスタリング)したデータである。図12に示すように、要員グループデータ120kは、要員IDおよびグループIDの各列を有する。グループIDで識別されるグループは、必要スキル平均および必要スキル標準偏差が所定類似度で類似する要員が同一グループにグループ化された結果である。
図13は、要員グループスキルデータ120lの構成例を示す図である。図13に示すように、要員グループスキルデータ120lは、グループ化によって同一グループにグループ分けされたグループ要員のスキル平均およびグループ要員のスキル標準偏差の各列を有する。
図14は、実施形態1の更新データ生成処理例を示すフローチャートである。不整合検知部111(図1)は、定期的、または、計画立案前もしくは作業計画立案者の指示の所定タイミングで、本計画立案処理を実行し、不整合データ120f(図7)を生成する。本計画立案処理に先立って、作業データ120a(図2)、作業マスタ120b(図3)、およびスキルマスタ120c(図4)から計画データ120d(図5)が生成される。そして、計画データ120d(図5)に対して加えられた計画修正を含みうる実績データ120e(図6)が生成されていることを前提とする。
図15は、実施形態1の計画立案処理例を示すフローチャートである。計画作成部112およびマスタ更新部113(図1)は、定期的または計画立案のタイミングで、本計画立案処理を実行する。本計画立案処理の実行前に、更新データ生成処理(図14)が実行されているものとする。
上記実施形態1では、要員の最新のスキル値を把握しているオペレータなどによる作業計画の修正を反映した実績データに基づいて作業計画立案装置がスキルマスタまたは作業マスタを更新するので、マスタデータのメンテナンス負荷を軽減できる。
図17を参照して実施形態2を説明する。
図17は、実施形態2の計画立案処理例を示すフローチャートである。ステップS21に続きステップS22Bでは、計画作成部112は、マスタ更新レコメンドデータ120i(図10)において、スキル値とグループ要員のスキル平均が、式(1)を充足するレコードか存在するか否かを判定する。式(1)における|*|は、*の絶対値を表す。
|スキル値-グループ要員のスキル平均|>グループ要員のスキル標準偏差・・・(1)
(スキル値>グループ要員のスキル平均の場合)
S=[グループ要員のスキル平均]+1・・・(2-1)
(スキル値<グループ要員のスキル平均の場合)
S=[グループ要員のスキル平均] ・・・(2-2)
上記実施形態2では、実績データにおいて、要員および作業のスキル種別毎のスキル値の平均および標準偏差に基づいて要員をグループ分けする。そして、或る要員のスキル値が、或る要員が所属するグループ内のスキル値の平均から、標準偏差を超えて乖離する場合に、或る要員のスキル値を平均で更新する。このように、同じ作業を実施した要員は同程度のスキルがあると想定して、同程度のスキルの他の要員のスキル値を以って或る要員のスキル値を予測し、予測結果を用いてスキル値を更新する。よって、マスタデータを予測に基づき先回りして最新状態に更新しておくことができる。
図17を参照して実施形態3を説明する。
図18は、実施形態3の計画立案処理例を示すフローチャートである。ステップS21に続きステップS22Cでは、マスタ更新部113は、マスタ更新レコメンドデータ120iにおいて、同一の作業種別およびスキル種別のレコード群のうち推奨値が格納されているレコードの割合が所定以上(例えば80%以上)であるレコード群か存在するか否かを判定する。すなわち、作業計画立案者または現場監督などがスキルマスタ120cを無視して要員に作業を割り当てる頻度が所定以上である場合は、個々の要員のスキルが向上したよりはむしろ、作業のスキル条件が実態よりも高く設定されていると考えられるため、作業マスタ120bのスキル条件を更新する方が自然である。
上記実施形態3によれば、実績データにおいて、スキル条件を充足しないスキル値に該当する要員が作業に対して割り当てられた頻度が所定以上の場合に、スキル値に基づいてスキル条件を更新する。よって、多数の要員がスキル条件を充足しないにも関わらず作業を割り当てられたことを、要員のスキル向上に起因するのではなく作業のスキル条件が厳しいことに起因するとして、スキル条件を緩和するので、状況に応じてマスタデータを適切な状態に更新できる。
Claims (10)
- 作業の実施計画が充足すべき作業を実施する要員のスキルに関する条件を記載したマスタデータを記憶する記憶部と、
前記マスタデータに基づいて、前記条件を充足するように前記実施計画を作成する計画作成部と、
前記計画作成部によって作成された前記実施計画に対して手動で前記要員に前記作業が割当てられる修正が加えられた実績データと、前記マスタデータとの間に存在する、前記条件に関する不整合を検知する不整合検知部と、
前記不整合を解消するように前記マスタデータを更新するマスタ更新部と
を有することを特徴とする作業計画立案装置。 - 請求項1に記載の作業計画立案装置であって、
前記記憶部は、前記マスタデータとして、
前記作業を実施する要員に必要なスキル条件を記載した作業マスタと、
前記作業の実施に関して前記要員が有するスキル値を記載したスキルマスタと、を記憶し、
前記計画作成部は、
前記スキル条件を充足する前記スキル値に該当する前記要員を前記作業に対して割り当てた前記実施計画を記載した計画データを作成し、
前記不整合検知部は、
前記実績データにおいて前記スキル条件を充足しない前記スキル値に該当する前記要員が前記作業に対して割り当てられている不整合データを抽出し、
前記マスタ更新部は、
前記不整合データに基づいて前記スキル値が前記スキル条件を充足するように、前記スキル条件または前記スキル値を更新する
ことを特徴とする作業計画立案装置。 - 請求項2に記載の作業計画立案装置であって、
前記マスタ更新部は、
前記不整合データに基づいて、前記実績データにおいて前記スキル条件を充足しない前記スキル値に該当する前記要員が前記作業に対して割り当てられた累計回数が閾値以上と判定される場合に、前記スキル条件または前記スキル値を更新する
ことを特徴とする作業計画立案装置。 - 請求項2に記載の作業計画立案装置であって、
前記マスタ更新部は、
前記不整合データに基づいて、前記実績データにおいて前記スキル条件を充足しない前記スキル値に該当する前記要員が前記作業に対して割り当てられた一方で、前記スキル条件を充足する前記スキル値に該当するが前記作業に対して割り当てられなかった前記要員の累計数が閾値以上と判定される場合に、前記スキル条件または前記スキル値を更新する
ことを特徴とする作業計画立案装置。 - 請求項2に記載の作業計画立案装置であって、
前記マスタ更新部は、
前記スキル値と前記スキル条件が一致しない場合に、前記スキル条件に基づいて前記スキル値を更新する
ことを特徴とする作業計画立案装置。 - 請求項2に記載の作業計画立案装置であって、
前記マスタ更新部は、
前記実績データにおいて、前記要員および前記作業のスキル種別毎の前記スキル値の平均および標準偏差に基づいて前記要員をグループ分けし、各グループに属する前記要員の前記スキル値が前記平均に基づく所定条件を充足しない場合に、前記スキル値を前記平均で更新する
ことを特徴とする作業計画立案装置。 - 請求項2に記載の作業計画立案装置であって、
前記マスタ更新部は、
前記実績データにおいて、前記スキル条件を充足しない前記スキル値に該当する前記要員が前記作業に対して割り当てられた頻度が所定以上の場合に、前記スキル値に基づいて前記スキル条件を更新する
ことを特徴とする作業計画立案装置。 - 請求項2に記載の作業計画立案装置であって、
前記スキル値が前記スキル条件を充足するように前記スキル条件または前記スキル値が更新された場合に作成された前記計画データを表示装置に表示し、
オペレータによって前記計画データを承認する操作が入力されると、前記スキル条件または前記スキル値を実際に更新する
ことを特徴とする作業計画立案装置。 - 作業計画立案装置が行う作業計画立案方法であって、
前記作業計画立案装置は、作業の実施計画が充足すべき作業を実施する要員のスキルに関する条件を記載したマスタデータを記憶する記憶部を有し、
前記マスタデータに基づいて、前記条件を充足するように前記実施計画を作成し、
作成された前記実施計画に対して手動で前記要員に前記作業が割当てられる修正が加えられた実績データと、前記マスタデータとの間に存在する、前記条件に関する不整合を検知し、
前記不整合を解消するように前記マスタデータを更新する
各処理を含むことを特徴とする作業計画立案方法。 - コンピュータを、
作業の実施計画が充足すべき作業を実施する要員のスキルに関する条件を記載したマスタデータを記憶する記憶部、
前記マスタデータに基づいて、前記条件を充足するように前記実施計画を作成する計画作成部、
前記計画作成部によって作成された前記実施計画に対して手動で前記要員に前記作業が割当てられる修正が加えられた実績データと、前記マスタデータとの間に存在する、前記条件に関する不整合を検知する不整合検知部、
前記不整合を解消するように前記マスタデータを更新するマスタ更新部
として機能させるための作業計画立案プログラム。
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| JP2020214801A JP7543128B2 (ja) | 2020-12-24 | 2020-12-24 | 作業計画立案装置、作業計画立案方法、および作業計画立案プログラム |
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| JP2020214801A JP7543128B2 (ja) | 2020-12-24 | 2020-12-24 | 作業計画立案装置、作業計画立案方法、および作業計画立案プログラム |
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