JP7543177B2 - 穿刺針 - Google Patents
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Description
棒状の本体部と、
前記本体部の先端部に形成された刃面部と、を備え、
前記刃面部は、前記本体部の軸心と交差する刃面が形成された刃面領域を有し、
前記刃面領域は、前記刃面とは異なる方向に超音波を反射する反射構造が形成された反射制御領域を含む。
前記反射構造は、前記刃面と異なる方向を向く反射面を有してもよい。
前記反射面は、前記本体部の軸心と平行な面でもよい。
前記反射構造は、前記反射面を有する凹部でもよい。
前記凹部は、前記本体部の軸心と交差する方向に延在する溝でもよい。
前記反射面として、第一反射面と、前記第一反射面と異なる方向を向く第二反射面とを含んでもよい。
前記刃面部は、前記反射制御領域を被覆する樹脂の被膜を更に有してもよい。
前記刃面部は、前記被膜と前記反射面との間に空気層を有してもよい。
前記被膜は前記反射面に密着していてもよい。
前記刃面領域は、前記反射構造が形成されていない非制御領域を含み、
前記反射制御領域は、前記非制御領域に囲われていてもよい。
〔全体構成の説明〕
図1には、本実施形態に係る穿刺針100の先端側を上面視で図示している。図1に示すように、穿刺針100は、金属製で棒状の本体部1と、本体部1の先端部に形成された刃面部2と、を備えている。刃面部2は、本体部1の軸心Gと交差する刃面40が形成された刃面領域4を有する。刃面領域4は、刃面40とは異なる方向に超音波を反射する反射構造が形成された反射制御領域5を含んでいる。
図1に示すように、本体部1は、管の長手方向に貫通する中空部を有する筒状の管体である。本実施形態の本体部1は、管の軸心Gに交差する断面の外形が円形状である。本体部1は、筒内部に注射器のシリンジなどから供給された流体を通流可能とされている。なお、軸心Gの延在方向は、本体部1の長手方向と同じである。以下では、軸心Gの延在方向ないし長手方向を単に軸方向と記載する。
第二実施形態は、図5に示すように、仮想線L1と仮想線L2との交差角βが、仮想線L1と軸心Gの交差角αの大きさを超えている点で第一実施形態と異なり、その他は同じである。以下では、本実施形態の穿刺針100の使用に関し、第一実施形態と相違する部分について説明する。
第三実施形態は、図8に示すように、穿刺針100が第一実施形態で説明した刃面部2の先端部が三角形状に形成された先端刃面部21とされているバックカットタイプである場合に代えて、刃面領域4が、刃面40として第一刃面41が形成された第一刃面領域4aと、刃面40として第二刃面42が形成された第二刃面領域4bと、刃面40として第三刃面43が形成された第三刃面領域4cとを備え、第一刃面41、第二刃面42及び第三刃面43がそれぞれ異なる方向を向くランセットタイプである点で第一実施形態と異なり、その他は同じである。本体部1は、軸心Gと重複し、左右方向と直行する面において左右対称(面対照)であってよく、以下では、本体部1が左右対称である場合を例示して説明する。
以下では、上記実施形態の変形例を説明する。
上記実施形態では、反射構造の一例として、刃面40と異なる方向を向く反射面50を有する場合を説明した。そして、反射面50は、上面視で、軸心Gと交差する方向に延在するように配置されてよく、反射面50は、側面視で、反射面50が形成された部分と、刃面40となっている部分とが交互に階段状に配列されるように配置されてよいことを説明した。しかし、反射面50と刃面40となっている部分とは階段状に配列される場合に限らない。
上記実施形態では、反射構造の一例として、刃面40と異なる方向を向く反射面50を有する場合を説明した。反射面50は、平面状である場合に限られず、図12に示すように粗面50Rとして形成してもよい。換言すれば、反射構造として、粗面状の微小な凹凸を採用してもよい。なお、微小な凹凸との記載における、微小な凹凸とは、例えば、隣接する凹凸の山谷間の高さの差が数マイクロメートルから20マイクロメートル程度のである場合のことを言う。反射面50を粗面50Rとして形成することで、反射波R22(図4等参照)の正反射成分が特定方向のみに反射されず不特定の方向に反射されるようになる。これにより、プローブP(図3、図6参照)と刃面部2の位置関係が変化した場合においても、プローブPは反射波R22を必要十分な強度で受波できる。これにより、エコー装置は、反射波R22に基づいて刃面部2を必要十分な精度で描くことができる。
上記実施形態では、反射構造の一例として、刃面40と異なる方向を向く反射面50を有する場合を説明した。反射面50は同じ方向を向く面のみで形成される場合に限られず、異なる方向を向く二面以上で形成されてもよい。
上記実施形態では、上記変形例3のように反射面50を異なる方向を向く2面以上で形成する場合を説明し、一例として、反射面50として、第一反射面51と、第一反射面51と異なる方向を向く第二反射面52との二面を含んでいる場合を説明した。反射面50は、図14に示すように、異なる方向を向く多数の面を含んで形成されてもよい。
上記実施形態において、反射構造は樹脂などの被膜材料によって被覆されていてもよい。図15には、刃面部2の左右方向に向く断面の一部(反射制御領域5を含む部分)を拡大して表示した図(部分拡大断面図)を示している。一例として、図15に示すように、刃面部2に被膜Fを設け、刃面領域4の全面が被膜Fで覆われるようにしてもよい。また、刃面領域4の一部、例えば、反射制御領域5のみ、ないし、反射構造のみが被膜Fで覆われていてもよい。被膜Fの厚みは、例えば、10マイクロメートルから200マイクロメートルである。
上記実施形態では、変形例5のように反射構造を被膜Fで被覆する場合に、被膜Fと反射構造の表面との間に空気層Aを形成してもよい。換言すれば、被膜Fと反射構造の表面の全部ないし一部とを離間させてもよい。
(1)上記実施形態では、穿刺針100がバックカットタイプである場合とランセットタイプである場合とを説明したが、これらは例示に過ぎない。刃面領域4に反射構造が形成された反射制御領域5を含んでいれば、本体部1の形状や刃面部2の形状は問わない。例えば、穿刺針100が、本体部1の先端部を刃面部2の刃面領域4の側に屈曲させたフーバータイプであってもよいし、刃面部2における刃面領域4の裏側に、開口部Hとは別の開口を形成したバックアイタイプであってもよい。
2 :刃面部
4 :刃面領域
4a :第一刃面領域
4b :第二刃面領域
4c :第三刃面領域
5 :反射制御領域
6 :非制御領域
21 :先端刃面部
40 :刃面
41 :第一刃面
42 :第二刃面
42a :刃面
43 :第三刃面
43a :刃面
50 :反射面
50R :粗面
50a~50e:多面体
51 :第一反射面
52 :第二反射面
100 :穿刺針
C :溝
F :被膜
G :軸心
H :開口部
L1 :仮想線
L11 :仮想線
L12 :仮想線
L2 :仮想線
P :プローブ
Ps :センサ面
Q :中心
R :粗面
R1 :反射波
R2 :反射波
R21 :反射波
R22 :反射波
A :空気層
S :皮膚
T :微小突起
V :微小凹部
W :超音波
α :交差角
β :交差角
Claims (9)
- 棒状の本体部と、
前記本体部の先端部に形成された刃面部と、を備え、
前記刃面部は、前記本体部の軸心と交差する刃面が形成された刃面領域を有し、
前記刃面領域は、前記刃面とは異なる方向に超音波を反射する反射構造が形成された反射制御領域を含み、
前記反射構造は、前記刃面と異なる方向を向く反射面を有し、
前記刃面部は、前記反射制御領域を被覆する樹脂の被膜を更に有する穿刺針。 - 前記反射面は、前記本体部の軸心と平行な面である請求項1に記載の穿刺針。
- 前記反射構造は、前記反射面を有する凹部である請求項1又は2に記載の穿刺針。
- 前記凹部は、前記本体部の軸心と交差する方向に延在する溝である請求項3に記載の穿刺針。
- 前記反射面として、第一反射面と、前記第一反射面と異なる方向を向く第二反射面とを含む請求項1から4のいずれか一項に記載の穿刺針。
- 前記反射面が粗面として形成されている請求項1から5のいずれか一項に記載の穿刺針。
- 前記刃面部は、前記被膜と前記反射面との間に空気層を有する請求項1から6の何れか一項に記載の穿刺針。
- 前記被膜は前記反射面に密着している請求項1から6の何れか一項に記載の穿刺針。
- 前記刃面領域は、前記反射構造が形成されていない非制御領域を含み、
前記反射制御領域は、前記非制御領域に囲われている請求項1から8のいずれか一項に記載の穿刺針。
Priority Applications (1)
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| JP2021036751A JP7543177B2 (ja) | 2021-03-08 | 2021-03-08 | 穿刺針 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2021036751A JP7543177B2 (ja) | 2021-03-08 | 2021-03-08 | 穿刺針 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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