JP7565436B2 - 香味吸引器 - Google Patents

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Description

本発明は、香味吸引器に関する。
従来、材料の燃焼をすることなく香味等を吸引するための香味吸引器が知られている。香味吸引器は、例えば、香味発生物品を収容するチャンバと、チャンバに収容される香味発生物品を加熱するヒータとを有する。また、このような香味吸引器では、香味発生物品を収容する部材の外側に筒状の断熱材を有するものが知られている(特許文献1参照)。
国際公開第2020/084775号
特許文献1には、断熱材が繊維系断熱材又は発泡系断熱材であり得ることが開示されている。しかしながらこのような断熱材が香味発生物品を収容する収容部材の外側にどのようにして取り付けられるかについては一切開示されていない。このような断熱材は、構造的な強度が弱い傾向があり、断熱材を収容部材の外側に取り付けるのに工夫が必要であった。
本発明の目的の一つは、断熱材を収容部の外側により適切に取り付けることである。
第1態様によれば、消費材を加熱可能な香味吸引器が提供される。この香味吸引器は、前記消費材が収容される収容部と、前記消費材を加熱する加熱要素と、前記収容部の外周に設けられる断熱部材と、前記断熱部材に貼り付けられる第1テープ部材と、を有する。前記第1テープ部材は、前記断熱部材の周方向における第1端部から延在する第1部分と、前記断熱部材上に位置するか又は前記断熱部材から延在する第2部分と、を有する。前記1部分が前記第2部分に貼り付けられる。
断熱部材は構造的な強度が弱い傾向があるので、第1テープ部材が断熱部材に貼り付けられて断熱部材が収容部に対して取り付けられると、第1テープ部材が断熱部材から剥離する恐れがある。これに対して、第1態様によれば、第1テープ部材の第1部分が第2部分に貼り付けられるので、第1テープ部材の接着強度を向上させることができる。その結果、断熱部材を収容部の外側に適切に取り付けることができるので、香味吸引器が、断熱機能に優れ、かつ精度良く消費材を加熱し得る。
第2態様は、第1態様において、前記第1テープ部材は、前記断熱部材の前記第1端部とは反対側の第2端部から延在して前記収容部に直接的又は間接的に貼り付けられる固定部分を有する、ことを要旨とする。
第2態様によれば、第1テープ部材の第2端部が固定部分によって収容部に直接的又は間接的に貼り付けられて固定され得る。これにより、第1テープ部材の加熱要素又は収容部に対する位置を固定することができるので、第1テープ部材及び断熱部材を収容部に対して容易に取り付けることができる。従って、断熱部材を適切に取り付けられるので、香味吸引器が優れた断熱機能を有し得る。
第3態様は、第1態様又は第2態様において、前記第1テープ部材は、前記断熱部材の周方向の全長に亘って前記断熱部材に貼り付けられる、ことを要旨とする。
第3態様によれば、第1テープ部材により断熱部材の強度を向上させることができる。具体的には、断熱部材の周方向の引っ張り強度を向上させることができる。また、第1テープ部材を巻き付けるようにして収容部に断熱部材を取り付けることができるので、断熱部材を圧縮しながら収容部に巻き付けることができる。その結果、断熱部材の厚さを容易に調整することができるので、香味吸引器が優れた設計精度を有し得る。
第4態様は、第1態様から第3態様において、前記断熱部材は、前記収容部の外周に1重以上に巻き付けられる、ことを要旨とする。
第4態様によれば、収容部が周方向の全長に亘って断熱部材で覆われるので、加熱される消費材の熱が装置外部に伝達されることを抑制された香味吸引器が構成される。
第5態様は、第4態様において、前記断熱部材及び前記第1テープ部材は、前記収容部の外周に2重以上に巻き付けられる、ことを要旨とする。
第5態様によれば、加熱される消費材の熱が装置外部に伝達されることを一層抑制された香味吸引器が構成される。
第6態様は、第1態様から第5態様のいずれかにおいて、前記第1テープ部材の外面上に設けられるサーミスタを有する、ことを要旨とする。
第6態様によれば、サーミスタが断熱部材の外面に設けられる場合に比べて、容易にサーミスタを固定することができる。また、サーミスタをテープ部材で第1テープ部材に貼り付ける場合には、貼り直しすることもできる。従って、所望の位置にサーミスタが配置され得るので検出精度が良好な、製品歩留まりに優れた香味吸引器が構成される。
第7態様は、第6態様において、前記サーミスタは、前記加熱要素の径方向外側に位置する、ことを要旨とする。
第7態様によれば、サーミスタを加熱要素の近くに配置できるので、加熱要素又は収容部の温度を正確に取得し得る。
第8態様は、第6態様又は第7態様において、前記収容部は、筒状の側壁部を有し、前記側壁部は、平坦な外面を有し、前記サーミスタは、前記平坦な外面の径方向外側に位置する、ことを要旨とする。
第8態様によれば、サーミスタが曲面上に配置される場合に比べて、第1テープ部材の外面にサーミスタを容易に配置し得る。また、収容部の外周側に筒状の断熱部が設けられる場合には、サーミスタが平坦な外面の外側に位置することで、断熱部とサーミスタとの距離を広くすることができるので、断熱部とサーミスタとの物理的な接触を一層抑制することができる。
第9態様は、第6態様から第8態様のいずれかにおいて、前記サーミスタを前記第1テープ部材と共に挟み込んで固定する第2テープ部材を有する、ことを要旨とする。
第9態様によれば、サーミスタが第1テープ部材と第2テープ部材とによって挟み込まれるので、サーミスタをより強固に第1テープ部材に取り付けることができる。
第10態様は、第9態様において、前記第2テープ部材の外側に位置する収縮チューブを有する、ことを要旨とする。
第10態様によれば、収縮チューブが、加熱要素、断熱部材、第1テープ部材、サーミスタ、及び第2テープ部材を収容部に対して押し付けるように力を加えて固定することができる。
第11態様は、第1態様から第10態様のいずれかにおいて、前記第1テープ部材の前記収容部の軸方向における長さは、前記断熱部材の前記軸方向における長さの50%以上である、ことを要旨とする。
第11態様によれば、断熱部材が収容部又は加熱要素に対して位置ずれすることが抑制され得る。また、断熱部材の軸方向の50%以上が第1テープ部材によって覆われるので、断熱部材及び第1テープ部材の外側に筒状の収縮チューブを配置するときに、収縮チューブに加わる摩擦力を低減することができる。したがって、断熱部材及び第1テープ部材の外側に収縮チューブ等の筒状部材を容易に配置できる。
第12態様は、第1態様から第11態様のいずれかにおいて、前記断熱部材は、繊維系断熱材である、ことを要旨とする。
第12態様によれば、第1テープ部材の第1部分が第2部分に貼り付けられるので、第1部分が繊維系断熱材に貼り付けられる場合に比べて、第1テープ部材の接着強度を向上させることができる。
第13態様は、第1態様から第12態様のいずれかにおいて、前記収容部は、前記消費材が挿入される開口と、前記消費材の端面と当接する底部と、を有し、前記加熱要素は、前記底部よりも前記開口に近くなるように配置される、ことを要旨とする。
第13態様によれば、加熱要素が収容部の底部から離間するように配置されるので、加熱要素によって消費材の先端が加熱されることが抑制される。これにより、消費材の先端が加熱されて収縮してしまうことで、消費材の先端から消費材の材料(喫煙可能物等)がこぼれ落ちることを抑制できる。また、消費材の先端側は開口側の消費材よりも相対的に冷却され得るので、消費材が加熱されることで発生する副流煙を先端側において冷却でき、副流煙が消費材先端から漏れることを抑制できる。
第14形態は、第1態様から第13態様のいずれかにおいて、前記加熱要素は前記消費材を外側から加熱する、ことを要旨とする。
加熱要素が消費材を外部から加熱する場合、いわゆる内部加熱式の加熱要素に比べて、加熱要素が外側に配置されるので、加熱要素の熱が装置外部に伝達されやすい。第14態様によれば、加熱要素が消費材を外部から加熱する場合であっても、加熱要素の熱が装置外部に伝達されることを抑制することができる。
本実施形態に係る香味吸引器の概略正面図である。 本実施形態に係る香味吸引器の概略上面図である。 本実施形態に係る香味吸引器の概略底面図である。 消費材の概略側断面図である。 図1Bに示した矢視3-3における香味吸引器の断面図である。 チャンバの斜視図である。 図4Aに示す矢視4B-4Bにおけるチャンバの断面図である。 図4Bに示す矢視5A-5Aにおけるチャンバの断面図である。 図4Bに示す矢視5B-5Bにおけるチャンバの断面図である。 チャンバ及び加熱ユニットの斜視図である。 加熱部を構成する部材の重なった状態を示すチャンバ及び加熱部の模式的側断面図である。 図6に示す矢視8-8におけるチャンバ及び加熱部の概略横断面図である。 チャンバに巻き付けられる断熱部材と第1テープ部材を展開した平面図である。 チャンバに巻き付けられる断熱部材と第1テープ部材を展開した他の例の平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下で説明する図面において、同一の又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1Aは、本実施形態に係る香味吸引器100の概略正面図である。図1Bは、本実施形態に係る香味吸引器100の概略上面図である。図1Cは、本実施形態に係る香味吸引器100の概略底面図である。本明細書で説明する図面においては、説明の便宜のためにX-Y-Z直交座標系を付することがある。この座標系において、Z軸は鉛直上方を向いており、X-Y平面は香味吸引器100を水平方向に切断するように配置されており、Y軸は香味吸引器100の正面から裏面へ延出するように配置されている。Z軸は、後述する霧化部30のチャンバ50に収容される消費材の挿入方向又はチャンバ50の軸方向ということもできる。また、X軸方向は、消費材の挿入方向に直交する面におけるデバイス長手方向、又は加熱部と電源部とが並ぶ方向ということもできる。Y軸方向は、消費材の挿入方向に直交する面におけるデバイス短手方向ということもできる。X-Y平面と平行な方向は、チャンバ50の軸方向と直交する方向であり、径方向ということもできる。また、本明細書において周方向とは、消費材の挿入方向又はチャンバ50の軸方向を中心とした周方向をいう。
本実施形態に係る香味吸引器100は、例えば、エアロゾル源を含んだ香味源を有するスティック型の消費材を加熱することで、香味を含むエアロゾルを生成するように構成される。
図1Aから図1Cに示されるように、香味吸引器100は、スライドカバー90と、本体120とから構成され得る。本体120は、アウタハウジング101と、スイッチ部103と、を有する。アウタハウジング101は、香味吸引器100の最外のハウジングを構成し、ユーザの手に収まるようなサイズを有する。ユーザが香味吸引器100を使用する際は、本体120を手で保持して、エアロゾルを吸引することができる。アウタハウジング101は、複数の部材を組み立てることによって構成されてもよい。
図1Bに示すように、アウタハウジング101は、消費材が挿入される開口部101aを有する。スライドカバー90は、この開口部101aを閉じるようにアウタハウジング101にスライド可能に取り付けられる。具体的には、スライドカバー90は、アウタハウジング101の開口部101aを閉じる閉位置(図1Aに示す位置)と、開口部101aを開放する開位置(図1Bに示す位置)との間を、アウタハウジング101の外表面に沿って移動可能に構成される。例えば、ユーザがスライドカバー90を手動で操作することにより、スライドカバー90を閉位置と開位置とに移動させることができる。これにより、スライドカバー90は、香味吸引器100の内部への消費材のアクセスを許可または制限することができる。
スイッチ部103は、香味吸引器100の作動のオンとオフとを切り替えるために使用される。例えば、ユーザは、消費材を香味吸引器100に挿入した状態でスイッチ部103を操作することで、図示しない加熱部に図示しない電源から電力が供給され、消費材を燃焼させずに加熱することができる。なお、スイッチ部103は、アウタハウジング101の外部に設けられるスイッチを有してもよいし、アウタハウジング101の内部に位置するスイッチを有してもよい。スイッチがアウタハウジング101の内部に位置する場合、アウタハウジング101の表面のスイッチ部103を押下することで、間接的にスイッチが押下される。本実施形態では、スイッチ部103のスイッチがアウタハウジング101の内部に位置する例を説明する。
香味吸引器100はさらに、図示しない端子を有してもよい。端子は、香味吸引器100を例えば外部電源と接続するインターフェースであり得る。香味吸引器100が備える電源が充電式バッテリである場合は、端子に外部電源を接続することで、外部電源から電源に電流を流し、電源を充電することができる。また、端子にデータ送信ケーブルを接続することにより、香味吸引器100の作動に関連するデータを外部装置に送信できるようにしてもよい。
次に、本実施形態に係る香味吸引器100で使用される消費材について説明する。図2は、消費材110の概略側断面図である。本実施形態において、香味吸引器100と消費材110とにより喫煙システムが構成され得る。図2に示す例においては、消費材110は、喫煙可能物111と、筒状部材114と、中空フィルタ部116と、フィルタ部115と、を有する。喫煙可能物111は、第1の巻紙112によって巻装される。筒状部材114、中空フィルタ部116、及びフィルタ部115は、第1の巻紙112とは異なる第2の巻紙113によって巻装される。第2の巻紙113は、喫煙可能物111を巻装する第1の巻紙112の一部も巻装する。これにより、筒状部材114、中空フィルタ部116、及びフィルタ部115と喫煙可能物111とが連結される。ただし、第2の巻紙113が省略され、第1の巻紙112を用いて筒状部材114、中空フィルタ部116、及びフィルタ部115と喫煙可能物111とが連結されてもよい。筒状部材114及びその筒状部材114を覆う第2の巻紙113には、開孔Vが設けられていてもよい。開孔Vは、通常、使用者の吸引による外部からの空気の流入を促進するための孔であり、この空気の流入により喫煙可能物111から流入する成分や空気の温度を下げることができる。第2の巻紙113のフィルタ部115側の端部近傍の外面には、ユーザの唇が第2の巻紙113からくっつきにくくするためのリップリリース剤117が塗布される。消費材110のリップリリース剤117が塗布される部分は、消費材110の吸口として機能する。
喫煙可能物111は、例えばたばこ等の香味源と、エアロゾル源とを含み得る。また、喫煙可能物111を巻く第1の巻紙112は、通気性を有するシート部材であり得る。筒状部材114は、紙管又は中空フィルタであり得る。図示の例では、消費材110は、喫煙可能物111、筒状部材114、中空フィルタ部116、及びフィルタ部115を備えているが、消費材110の構成はこれに限られない。例えば、中空フィルタ部116が省略され、筒状部材114とフィルタ部115とを互いに隣接配置されてもよい。
次に、香味吸引器100の内部構造について説明する。図3は、図1Bに示した矢視3-3における香味吸引器100の断面図である。図3においては、スライドカバー90は閉位置に位置する。図3に示すように、香味吸引器100のアウタハウジング101の内部には、インナハウジング10が収容される。インナハウジング10は、例えば、樹脂製であり、特に、ポリカーボネート(PC)、ABS(Acrylonitrile-Butadiene-Styrene)樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)若しくは複数種類のポリマーを含有するポリマーアロイ等、又は、アルミ等の金属で形成され得る。耐熱性や強度の観点からは、インナハウジング10はPEEKで形成されることが好ましい。しかしながら、インナハウジング10の材料は特に限定されない。インナハウジング10の内部空間には、電源部20と、霧化部30と、が設けられる。また、アウタハウジング101は、例えば、樹脂製であり、特に、ポリカーボネート(PC)、ABS(Acrylonitrile-Butadiene-Styrene)樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)若しくは複数種類のポリマーを含有するポリマーアロイ等、又はアルミ等の金属で形成され得る。
電源部20は、電源21を有する。電源21は、例えば、充電式バッテリ又は非充電式のバッテリであり得る。電源21は、図示しないPCB(Printed Circuit board)等を介して霧化部30と電気的に接続される。これにより、電源21は、消費材110を適切に加熱するように、霧化部30に電力を供給することができる。
霧化部30は、図示のように、消費材110の挿入方向(Z軸方向)に延びるチャンバ50(収容部の一例に相当する)と、チャンバ50の一部を囲う加熱部40と、断熱部32と、略筒状の挿入ガイド部材34と、を有する。チャンバ50は、消費材110を収容するように構成される。チャンバ50は、耐熱性を有し、且つ熱膨張率が小さい材料で形成されることが好ましく、例えば、ステンレス鋼等の金属、PEEK等の樹脂、ガラス、又はセラミック等で形成され得る。図示のように、チャンバ50の底部には、底部材36が設けられていてもよい。底部材36は、チャンバ50に挿入された消費材110を位置決めするストッパとして機能し得る。底部材36は、消費材110が当接する面に凹凸を有し、消費材110が当接する面に空気を供給可能な空間を画定し得る。底部材36は、例えば、PEEK等の樹脂材料、金属、ガラス、又はセラミック等で構成され得るが、特にこれに限定されない。また、底部材36を構成する材料は、チャンバ50を構成する材料に比べて、熱伝導性が低い材料であってもよい。底部材36をチャンバ50の底部に接合する場合、エポキシ樹脂等の樹脂材料や無機材料で構成され得る接着剤を用いることができる。
加熱部40は、チャンバ50の外周面に接触し、チャンバ50に収容された消費材110を加熱するように構成される。具体的には、加熱部40は、例えばヒーティングトラック等の加熱要素と、加熱要素の少なくとも一方の面を覆う電気絶縁シートと、を有し得る。加熱部40の詳細な構成については後述する。
断熱部32は、全体として略筒状であり、チャンバ50及び加熱部40を囲うように配置される。断熱部32は、例えばエアロゲルシートを含み得る。断熱部32は、チャンバ50及び加熱部40から離間するように配置され、断熱部32とチャンバ50及び加熱部40との間に空気層が形成される。挿入ガイド部材34は、例えばPEEK、PC、又はABS等の樹脂材料により形成され、閉位置にあるスライドカバー90とチャンバ50との間に設けられる。また、香味吸引器100は、断熱部32を保持するための第1保持部37及び第2保持部38を有する。第1保持部37及び第2保持部38は、例えば、シリコーンゴム等のエラストマーで形成することができる。図3に示すように、第1保持部37は、Z軸正方向側の断熱部32の端部を保持する。また、第2保持部38は、断熱部32のZ軸負方向側の端部を保持する。
挿入ガイド部材34は、消費材110の挿入をガイドする機能を有する。具体的には挿入ガイド部材34は、スライドカバー90が開位置にあるときに、香味吸引器100の図1Bに示した開口部101aと連通し、消費材110を挿入ガイド部材34に挿入することで、チャンバ50への消費材110を案内する。本実施形態では、挿入ガイド部材34がチャンバ50と接触し得るので、挿入ガイド部材34は、耐熱性の観点からPEEKで形成されることが好ましい。
香味吸引器100は、電源21と霧化部30との間をZ軸方向に延びる第1シャシー22と、電源21のスライドカバー90側を覆うように延びる第2シャシー23とを有する。第1シャシー22及び第2シャシー23は、インナハウジング10内に電源21が収容される空間を区画するように構成される。
香味吸引器100は、さらに、スライドカバー90と連結するスライダ94を有する。スライダ94が本体120のインナハウジング10の一部に対して摺動可能に取り付けられ得る。これにより、スライダ94と連結したスライドカバー90が本体120のアウタハウジング101の外面に沿って摺動することができる。スライドカバー90はビス92によってスライダ94に固定され得る。本実施形態では、スライダ94は、バネ96を介してインナハウジング10の一部に対して固定され得る。バネ96は、スライダ94を付勢してスライドカバー90を開位置又は閉位置に付勢するように構成される。
次に、チャンバ50の構造について説明する。図4Aは、チャンバ50の斜視図である。図4Bは、図4Aに示す矢視4B-4Bにおけるチャンバ50の断面図である。図5Aは、図4Bに示す矢視5A-5Aにおけるチャンバ50の断面図である。図5Bは、図4Bに示す矢視5B-5Bにおけるチャンバ50の断面図である。図4A及び図4Bに示すように、チャンバ50は、消費材110が挿入される開口52と、消費材110を収容する筒状の側壁部60と、を含む筒状部材であり得る。チャンバ50は、耐熱性を有し、且つ熱膨張率が小さい材料で形成されることが好ましく、例えば、ステンレス鋼等の金属、PEEK等の樹脂、ガラス、又はセラミック等で形成され得る。
図4B及び図5Bに示すように、側壁部60は、平坦部62と、湾曲部66と、を含む。消費材110がチャンバ50内の所望の位置に配置されたとき、平坦部62は、消費材110の一部と接触又は押圧し、湾曲部66は、消費材110から離間する。なお、本明細書において、「チャンバ50内の所望の位置」とは、消費材110が適切に加熱される位置、又はユーザが喫煙するときの消費材110の位置をいう。平坦部62は、平坦な内面62aと、平坦な外面62bとを有する。湾曲部66は、内面66aと、外面66bとを有する。
図4A、図4B、及び図5Bに示すように、チャンバ50は、平坦部62をチャンバ50の周方向に2つ有し、一対の平坦部62は、互いに平行である。一対の平坦部62の内面62a間の少なくとも一部の距離は、チャンバ50に挿入される消費材110の平坦部62間に配置される箇所の幅よりも小さいことが好ましい。
図5Bに示すように、湾曲部66の内面66aは、チャンバ50の長手方向(Z軸方向)に直交する面において、全体的に円弧状の断面を有し得る。また、湾曲部66は、平坦部62と周方向において隣接するように配置される。言い換えれば、湾曲部66は、一対の平坦部62のそれぞれの端部同士を接続するように構成される。
図4Bに示すように、チャンバ50は図3に示した底部材36が貫通してチャンバ50内部に配置されるように、その底部56に穴56aを有し得る。底部材36は、チャンバ50の底部56の内部に接着剤等により固定され得る。底部56に設けられる底部材36は、消費材110の端面の少なくとも一部を露出するように、チャンバ50に挿入された消費材110の一部を支持し得る。
図4A及び図4Bに示すように、チャンバ50は、開口52と側壁部60との間に筒状部54を有することが好ましい。消費材110がチャンバ50の所望の位置に位置決めされた状態において、筒状部54と消費材110との間に隙間が形成され得る。また、図4A及び図4Bに示すように、チャンバ50は、筒状部54の内面と平坦部62の内面62aとを接続するテーパ面58aを備えた第1ガイド部58を有することが好ましい。
次に、加熱部40の構造について説明する。図6は、チャンバ50及び加熱部40の斜視図である。図7は、加熱部40を構成する部材の重なった状態を示すチャンバ50及び加熱部40の模式的側断面図である。図8は、図6に示す矢視8-8におけるチャンバ50及び加熱部40の概略横断面図である。図6においては、収縮チューブ46が図示省略されている。また、図7において、加熱部40を構成する各部材の重なる順番が明確になるように、収縮チューブ46によって各部材が圧縮する前の状態が示されている。また、図8には、サーミスタ43及び第2テープ部材45を含まない断面が示されている。
図6から図8に示すように、チャンバ50の側壁部60には、加熱要素42と、断熱部材70と、第1テープ部材80と、サーミスタ43と、第2テープ部材45と、収縮チューブ46が設けられる。なお、本明細書において、加熱部40を構成する、加熱要素42と、断熱部材70と、第1テープ部材80と、サーミスタ43と、第2テープ部材45と、収縮チューブ46の各々に関して「外」及び「内」とはチャンバ50を基準とし、例えば「外側」とはチャンバ50から遠い側を意味し、「外周」とはチャンバ50から遠い側の周を意味する。
加熱要素42は、チャンバ50に収容された消費材110を外側から加熱するように構成される。加熱要素42は、例えば、ヒーティングトラックであり得る。加熱要素42は、チャンバ50の側壁部60の外面に設けられてもよいし、内面に設けられてもよい。図6から図8に示すように、本実施形態では、加熱要素42は、側壁部60の平坦部62の外面62bに貼り付けられる。加熱要素42は、チャンバ50の湾曲部66に接触せず、平坦部62を加熱するように配置されることが好ましい。言い換えれば、加熱要素42は、平坦部62の外面62b又は内面62aにのみ配置されることが好ましい。加熱部40は、加熱要素42に加えて、加熱要素42の少なくとも一面を覆うポリイミド等の図示しない電気絶縁部材を有してもよく、電気絶縁部材が加熱要素42の両面を覆う様に配置されることが好ましい。
断熱部材70は、チャンバ50の外周に設けられる。本実施形態では、チャンバ50の平坦部62の外面に加熱要素42が貼り付けられるので、断熱部材70は、加熱要素42の外面を覆うように設けられる。具体的には、加熱要素42が、チャンバ50の平坦部62と断熱部材70とによって挟まれる。断熱部材70は、例えばグラスウール又はロックウール等の繊維系断熱材であってもよいし、ウレタンフォームやフェノールフォーム等の発泡系断熱材であってもよい。断熱部材70がチャンバ50の外周、本実施形態では加熱要素42の外周に設けられることにより、消費材110の熱が香味吸引器100の外部に伝達されることを抑制することができる。
第1テープ部材80は、断熱部材70に貼り付けられる。具体的には、断熱部材70がチャンバ50に対して固定され又は位置ずれが防止されるように、第1テープ部材80が断熱部材70に貼り付けられる。第1テープ部材80としては、例えばポリイミド(PI)、ポリベンゾイミダゾール(PBI)、ポリアミドイミド(PAI)等の樹脂材料や、液晶ポリマー、ガラスクロス等を使用することができ、加熱要素42に対する断熱性又は絶縁性を有する材料であることが好ましい。
断熱部材70は、チャンバ50の外周に1重以上に巻き付けられることが好ましい。これにより、チャンバ50が周方向の全長に亘って断熱部材70で覆われるので、加熱される消費材110の熱が装置外部に伝達されることを抑制することができる。また、図8に示すように、断熱部材70がチャンバ50の側壁部60の外周に2重以上に巻き付けられることが好ましい。図8の例では、断熱部材70は側壁部60の外周に略2重に巻き付けられている。この結果、断熱部材70と第1テープ部材80とが、チャンバ50の側壁部60上に交互に層状に配置された部分を有する構造となる。これにより、加熱される消費材110の熱が装置外部に伝達されることを一層抑制することができる。
上述したように、断熱部材70は材料によっては構造的な強度が弱い傾向がある。例えば、断熱部材70がグラスウールなどの繊維系断熱材である場合には、第1テープ部材80を断熱部材70に貼り付けられて断熱部材70がチャンバ50に対して取り付けられても、第1テープ部材80が断熱部材70から剥離する恐れがある。そこで、本実施形態では、断熱部材70をチャンバ50の外側に適切に配置するために、第1テープ部材80同士が重なるように、第1テープ部材80を貼り付ける。
図9は、チャンバ50に巻き付けられる断熱部材70と第1テープ部材80を展開した平面図である。図9に示すように、断熱部材70は、チャンバ50に巻き付けられるように、全体として帯状の平面形状を有する。断熱部材70は、第1端部70aと、チャンバ50に対する巻き始めの端部である第2端部70bと、を有する。図示のように、第2端部70bは、第1端部70aと反対側の端部である。また、第1端部70aは、断熱部材70がチャンバ50に巻き付けられた状態において、断熱部材70の周方向における端部を構成する。
第1テープ部材80は、断熱部材70の第1端部70aから延在する第1部分80aを有する。この第1部分80aは、第1テープ部材80の第2部分80bに貼り付けられる。これにより、第1テープ部材80の第1部分80aが断熱部材70に貼り付けられる場合に比べて、第1テープ部材80の接着強度を向上させることができる。その結果、断熱部材70を側壁部60の外側に適切に取り付けることができる。特に、断熱部材70が繊維系断熱材であるときは、第1部分80aが繊維系断熱材に貼り付けられる場合に比べて、第1テープ部材80の接着強度を向上させることができる。図示の例では、第2部分80bは、断熱部材70上に貼り付けられる。具体的には、図9に示す例では、断熱部材70は、巻き始めの第2端部70bからチャンバ50に略2重に巻き付けられるので、第1テープ部材80の第1部分80aが貼り付けられる第2部分80bは、断熱部材70のおよそ中央部分に位置し得る。
図9に示すように、第1テープ部材80は、断熱部材70の第2端部70bから延在してチャンバ50に直接的又は間接的に貼り付けられる固定部分80cを有することが好ましい。本実施形態では、加熱要素42がチャンバ50の側壁部60の外面に設けられるので、固定部分80cは加熱要素42の外面に貼り付けられ、その結果、固定部分80cが間接的にチャンバ50に貼り付けられ得る。これにより、第1テープ部材80の第2端部70bが固定部分80cによって加熱要素42又はチャンバ50に貼り付けられて固定され得る。したがって、第1テープ部材80の加熱要素42又はチャンバ50に対する位置を固定することができるので、第1テープ部材80及び断熱部材70をチャンバ50に対して容易に取り付ける(巻き付ける)ことができる。なお、加熱要素42がチャンバ50の側壁部60の内面に設けられる場合等では、固定部分80cはチャンバ50に直接的に貼り付けられ得る。また、固定部分80cは、チャンバ50に固定された他の部材に貼り付けられることで、間接的にチャンバ50に貼り付けられてもよい。
また、図8及び図9に示すように、第1テープ部材80は、断熱部材70の周方向の全長に亘って断熱部材70に貼り付けられることが好ましい。これにより、第1テープ部材80により断熱部材70の強度を向上させることができる。具体的には、断熱部材70の周方向の引っ張り強度を向上させることができる。また、第1テープ部材80を巻き付けるようにしてチャンバ50に断熱部材70を取り付けることができるので、断熱部材70を圧縮しながらチャンバ50に巻き付けることができる。その結果、断熱部材70の厚さを容易に調整することができる。第1テープ部材80は、1枚の長尺のテープとして、断熱部材70の周方向の全長に亘って貼り付けられてもよいし、複数のテープが互いに繋ぎ合わされることで、断熱部材70の周方向の全長に亘って貼り付けられてもよい。
図10は、チャンバ50に巻き付けられる断熱部材70と第1テープ部材80を展開した他の例の平面図である。図10に示すように、第1テープ部材80は、複数のテープ部材81,82を含んでいてもよい。テープ部材81は、断熱部材70の第1端部70aに貼り付けられ、第1端部70aから延在する第1部分80aを含む。テープ部材82は、断熱部材70の第2端部70bに貼り付けられ、第2端部70bから延在する固定部分80cを有し得る。図10に示す例では、固定部分80cがチャンバ50に直接的又は間接的に貼り付けられ、第2端部70bから断熱部材70がチャンバ50に巻き始められる。断熱部材70は、チャンバ50に1周巻き付けられて、第1部分80aがテープ部材82の第2部分80bに貼り付けられる。図示の例では、第2部分80bは、固定部分80cと一部重複するが、これに限らず、第2部分80bが固定部分80cと完全に一致していてもよいし、固定部分80cとは完全に別の部分であってもよい。言い換えれば、第2部分80bは、断熱部材70から延在する部分であってもよい。なお、図示の例では、断熱部材70はチャンバ50に1周巻き付けられるので、図9に示す断熱部材70よりも短く形成されている。
第1テープ部材80の軸方向における長さは、断熱部材70の軸方向における長さの50%以上であることが好ましい。これにより、断熱部材70がチャンバ50又は加熱要素42に対して位置ずれすることが抑制され得る。また、断熱部材70は、一般的に樹脂材料等から形成され得る第1テープ部材80よりも摩擦係数が高い。これに関して、断熱部材70の軸方向の50%以上が第1テープ部材80によって覆われるので、断熱部材70及び第1テープ部材80の外側に筒状の収縮チューブ46を配置するときに、収縮チューブ46に加わる摩擦力を低減することができる。したがって、断熱部材70及び第1テープ部材80の外側に収縮チューブ46等の筒状部材を容易に配置できる。
また、図7に示すように、加熱要素42は、チャンバ50の底部56よりも開口52に近くなるように配置されることが好ましい。これにより、加熱要素42によって消費材110の先端が加熱されることが抑制されるので、消費材110の先端が加熱されて収縮してしまい消費材110の先端から消費材の材料(喫煙可能物111等)がこぼれ落ちることを抑制できる。また、消費材110の先端側は消費材が挿入される開口52側の消費材110よりも相対的に冷却され得るので、消費材が加熱されることで発生する副流煙を先端側において冷却でき、副流煙が消費材110先端から漏れることを抑制できる。さらに、加熱要素42を消費材が挿入される開口52の近くに設けることで、消費材110に起因して生成されるベイパー(蒸気)を凝縮させずに吸引することができ効果的である。加えて、チャンバ50全体に加熱要素42を広げて配置する場合には電力密度が低下し昇温速度が低下するのに対し、本構成によれば、昇温速度を低下させることなく加熱要素42からの伝熱によりチャンバ50の所望位置を昇温されることができベイパーの効率的な生成に寄与し効果的である。
サーミスタ43は、消費材110、チャンバ50、又は加熱要素42の温度を測定するように構成される。サーミスタ43は、配線43aを介して図示しないPCBと電気的に接続され、PCBに温度データを送信し得る。図6及び図7に示すように、サーミスタ43は、第1テープ部材80の外面上に設けられることが好ましい。これにより、サーミスタ43が断熱部材70の外面に設けられる場合に比べて、容易にサーミスタ43を固定することができる。また、サーミスタ43を第2テープ部材45で第1テープ部材80に貼り付ける場合には、貼り直しすることもできる。
図7に示すように、サーミスタ43は、加熱要素42の径方向外側に位置することが好ましい。これにより、サーミスタ43を加熱要素42の近くに配置できるので、加熱要素42又はチャンバ50の温度を正確に取得し得る。さらに、図6及び図7に示すように、サーミスタ43は、平坦部62の平坦な外面62bの径方向外側に位置することが好ましい。これにより、サーミスタ43が湾曲部66の外面66b上に配置される場合に比べて、第1テープ部材80の外面に容易に配置し得る。また、チャンバ50の外周側に筒状の断熱部32が設けられる場合には、サーミスタ43が平坦な外面62bに位置することで、断熱部32とサーミスタ43との距離を広くすることができるので、断熱部32とサーミスタ43との物理的な接触を一層抑制することができる。
図6及び図7に示すように、第2テープ部材45は、サーミスタ43を第1テープ部材80と共に挟み込んで固定するように構成される。言い換えれば、第2テープ部材45は、サーミスタ43上に貼り付けられ、それによりサーミスタ43を第1テープ部材80の外面に固定している。これにより、サーミスタ43が第1テープ部材80と第2テープ部材45とによって挟み込まれるので、サーミスタ43をより強固に第1テープ部材80に取り付けることができる。なお、第2テープ部材45を省略して、サーミスタ43を例えば接着剤等により第1テープ部材80の外面上に固定してもよい。
図7及び図8に示すように、収縮チューブ46は筒状であり、加熱部40の最も外側に配置され、加熱部40を構成する各部材をチャンバ50に固定するように構成され得る。具体的には、本実施形態では、収縮チューブ46は、第2テープ部材45の外側に位置し得る。これにより、収縮チューブ46が、加熱要素42、断熱部材70、第1テープ部材80、サーミスタ43、及び第2テープ部材45をチャンバ50に対して押し付けるように力を加えて固定することができる。加熱部40は、サーミスタ43及び第2テープ部材45を備えなくてもよい。この場合は、収縮チューブ46は、第1テープ部材80の外面と接触するように、第1テープ部材80の外側に位置し得る。
収縮チューブ46は、例えば加熱部40を構成する各部材の外周側に配置された状態で熱が加えられることにより熱収縮する熱収縮チューブであり得る。収縮チューブ46が熱収縮することにより、加熱部40を構成する各部材をチャンバ50に押し付けることができる。収縮チューブ46が熱収縮チューブである場合、例えば、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)等の熱可塑性樹脂によって形成され得る。なお、収縮チューブ46は、熱収縮チューブに限らず、同様の目的を達成できる任意の部材を採用することができる。例えば、収縮チューブ46としては、弾性により収縮するチューブ等が採用され得る。
以上に本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
32 :断熱部
40 :加熱部
42 :加熱要素
43 :サーミスタ
45 :第2テープ部材
46 :収縮チューブ
50 :チャンバ
52 :開口
56 :底部
60 :側壁部
62b :外面
70 :断熱部材
70a :第1端部
70b :第2端部
80 :第1テープ部材
80a :第1部分
80b :第2部分
80c :固定部分
81 :テープ部材
82 :テープ部材
100 :香味吸引器
110 :消費材

Claims (13)

  1. 消費材を加熱可能な香味吸引器であって、
    前記消費材が収容される収容部と、
    前記消費材を加熱する加熱要素と、
    第1面と前記第1面と反対の第2面とを有し、前記収容部の外周に設けられる断熱部材と、
    前記断熱部材の前記第1面の一部に貼り付けられる第1テープ部材と、を有し、
    前記第1テープ部材は、前記断熱部材の周方向における第1端部から延在する第1部分と、前記断熱部材上に位置するか又は前記断熱部材から延在する第2部分と、を有し、
    前記第1部分が前記第2部分に貼り付けられ
    前記香味吸引器は、さらに、前記第1テープ部材の外面上に設けられるサーミスタを有する、香味吸引器。
  2. 請求項1に記載された香味吸引器において、
    前記第1テープ部材は、前記断熱部材の前記第1端部とは反対側の第2端部から少なくとも一部が延在して前記加熱要素又は前記収容部に貼り付けられる固定部分を有する、香味吸引器。
  3. 請求項1又は2に記載された香味吸引器において、
    前記第1テープ部材は、前記断熱部材の周方向の全長に亘って前記断熱部材に貼り付けられる、香味吸引器。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載された香味吸引器において、
    前記断熱部材は、前記収容部の外周に1重以上に巻き付けられる、香味吸引器。
  5. 請求項4に記載された香味吸引器において、
    前記断熱部材は、前記収容部の外周に2重以上に巻き付けられる、香味吸引器。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載された香味吸引器において、
    前記サーミスタは、前記加熱要素の径方向外側に位置する、香味吸引器。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載された香味吸引器において、
    前記収容部は、筒状の側壁部を有し、
    前記側壁部は、平坦な外面を有し、
    前記サーミスタは、前記平坦な外面の径方向外側に位置する、香味吸引器。
  8. 請求項からのいずれか一項に記載された香味吸引器において、
    前記サーミスタを前記第1テープ部材と共に挟み込んで固定する第2テープ部材を有する、香味吸引器。
  9. 請求項に記載された香味吸引器において、
    前記第2テープ部材の外側に位置する収縮チューブを有する、香味吸引器。
  10. 請求項1からのいずれか一項に記載された香味吸引器において、
    前記第1テープ部材の前記収容部の軸方向における長さは、前記断熱部材の前記軸方向における長さの50%以上である、香味吸引器。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載された香味吸引器において、
    前記断熱部材は、繊維系断熱材である、香味吸引器。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載された香味吸引器において、
    前記収容部は、前記消費材が挿入される開口と、前記消費材の端面と当接する底部と、を有し、
    前記加熱要素は、前記底部よりも前記開口に近くなるように配置される、香味吸引器。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載された香味吸引器において、
    前記加熱要素は前記消費材を外側から加熱する、香味吸引器。
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